いくつになっても結婚してないシャアは駄目オトコ8

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946通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 03:40:01 ID:???
Eは間違ってないかもな。Eは。
947通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 11:24:51 ID:???
                ,イ    │
              //      |:!
                //,. -/r‐- 、| !
        _ヽ   /,/ ./ |  _」 ト、
         / /.\`/  |二...-┘ ヽ
.            i   ,.>、;/ー- 、    l
           ! ∠.._;'____\   |
          ,!イ く二>,.、 <二>`\.、ヽ.     
         /'´レ--‐'ノ. `ー---- 、 |\ ヽ、
        \  `l  (!"      Jfヽ!  `''-;ゝ    そうか!腹踊りとはこういうものか!!
          `‐、jヽ ヾニニゝ   ゙イ" }_,,. ‐''´
       / ̄ ̄  \  ー   / ,ィ_}_ 
      /   . | |  _ `ー ''´   ||   ヽ
     /      | |         ||    |
   /       | |     `     ||    |
  /        │l、         |レ' ,   |
 /        / ノ⌒ヾ、  ヽ    ノハ,    |
,/      ,イーf'´ /´  \ | ,/´ |ヽl    |
     /-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ   |  l
   ,/   | ヽ  \  _,ノーf' ´  ノノ  ヽ | |
、_    _ ‐''l  `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_ _,ノ ノ

948通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 11:39:39 ID:???
523 :通常の名無しさんの3倍:2005/12/03(土) 17:27:47 ID:???    New!!
英雄一人で戦局が左右されるようなものはガンダムじゃない
一年戦争が連邦勝利だったのは大量のボール(とジム)のお陰
ガンダム?ただの赤いゴキブリホイホイです
949通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 00:29:27 ID:???
I「シャア…その下着は誰のを付けているんだ?」
950通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 16:21:25 ID:???
はにゃーんの形見です
951「男の祭り」こと新人さん:2005/12/08(木) 21:46:55 ID:???
「男の祭り」の続編投下です。
長文ですがよろしければお付き合い下さい。
952さなぎの少女(1/15):2005/12/08(木) 21:49:36 ID:???
朝からアクシズの大人二人は憂鬱だった。
昨晩の醜態をプルFに目撃され、それを知ったプル達がどのような反応を示すか…。
「弾劾裁判は確実だな…。」
何か騒ぎを起こしては弾劾裁判を受けている赤いダメオヤジが観念した様子で呟く。
「ああ…。それどころかオレ達の関係を誤解される方が厄介だ…。」
プル達から軽蔑の眼差しを受けることを想像し、昨晩の醜態の片棒を担いだもう一人の男
もより一層がっくりとうなだれる。
「こうなったらいっそ本当の夫婦になったらどうだね?」
開き直った赤いダメオヤジがいつものように軽口を叩く。
「殺すぞ…?」
「…、ゴメンナサイ。」
これまで感じたことのない白い悪魔の禍々しい凶悪なプレッシャーの直撃を受けた赤い男
は即座に自分の発言を撤回した。
(ええい、なんというプレッシャーだ。)

この二人、普段は連れ立って食堂に向かうことはないのだが、この日ばかりは身を寄せ合
って(?)恐る恐る食堂に入った。
953さなぎの少女(2/15):2005/12/08(木) 21:50:54 ID:???
「アムロ、シャア、おはよー。」
朝から元気いっぱいのプルAがいつものように満面の笑顔で明るくあいさつしてきた。
「あ、あぁ、おはよう。」
予想外の平静さに、アムロとシャアは呆気にとられ、絞り出すようにあいさつを返した。
「アムロとシャアが一緒に来るなんて珍しいね。」
食器を並べているプルCが微笑みながら言う。
「怪しい関係だったりして。」
「…、ホモ…?」
何の気なしに言ったプルGの言葉を受けて、プルEが間髪入れずに今の大人二人にとって
の禁句を呟く。
「た、大佐はそんな人じゃありません!」
プルJがすぐに反論する。
「シャアがホモだったら望みがなくなるもんな。」
自分の発言から思いがけず盛り上がったことに気をよくしたプルGがプルJをからかった。
「な…!」
プルJが顔を真っ赤にして絶句する。
その小競り合いを読書をしながら遠目に見ていたプルHが、
「シャアはロリコンよ。」
とアクシズの大人二人を運命的に結びつけた褐色の少女を思わせる口調で囁いた。

それは心地よい喧噪に包まれたアクシズの日常の朝の風景だった。
昨晩の醜態を他のプル達は知らない、と断言できる雰囲気だと感じられた。
アムロとシャアはほっと胸をなでおろし、プルFに感謝するとともに、自分達の思いの至
らなさを悔いた。
あのおしゃべりなプルFなら面白おかしくみんなに話をするだろう、それが大人二人の共
通した認識だったのだ。
もちろんプルFを悪く思うつもりは毛頭なく、誤解を与えたことの非は全面的に自分達に
あると弁えたうえであるが。
ただ、このとき二人が抱いた感情は実は全く的外れなものであったことを後々思い知るこ
とになる。
954さなぎの少女(3/15):2005/12/08(木) 21:52:52 ID:???
普段はアムロが朝食の支度をするのであるが、この日は朝食の時間になっても一向に起き
てくる気配がないのでプルKが中心になって支度を進めていた。
いつもならプル達の誰かがアムロを起こしに行くのであるが、この日は
「アムロも疲れがたまっているでしょうから今日は私達で作って待っていましょう。」
とプルKが制していた。
朝食の準備をあらかた終えると、プルKはアムロとシャアのもとへ行き、小声で囁いた。
「プルFのことでお話があります。朝食後少し時間をいただけませんか?」
大人二人は、覚悟していた弾劾裁判を免れた開放感と普段どおりの朝食の風景に安心した
ためか、肝心のプルFの動向に気が回っていなかった。
プルKの言葉を受けて辺りを見回すと、プルFの姿はなかった。
「プルFは具合が悪くて休んでいるとみんなには伝えてありますから。」
それだけ言うとプルKは朝食の席へと戻って行った。

朝食の片付けを終えると、アムロとシャア、そしてプルKがアムロの部屋に集まった。
「プルFは何て言っていたんだい?」
恐る恐るアムロが口を開いた。
他のプル達に伝わっていなくても、当のプルFには誤解されたことは間違いない。
「ですから、具合が悪くて今日は休んでいる、と。」
「それ、だけ…?」
「はい。」
先ほどのプルKの言い回しから、プルKだけはプルFから事情を聞いていたものだと早合点
していたアムロは少々面食らった。
朝からいつもとは異なる大人二人の態度から自らの推測に確信を持ちつつ、プルKは
ポケットから丁寧に四つ折りにした紙を取り出した。
「これは一体どういうことなのです?」
取り出した紙を広げ、アムロとシャアに差し出した。
『我々被告人は廷吏に連行されずとも自らの意思と足をもって法廷に臨む。
               被告人 シャア・アズナブル並びにアムロ・レイ』
955さなぎの少女(4/15):2005/12/08(木) 21:54:22 ID:???
「これは…?シャア、貴様か!?」
「すまないな、アムロ。今までの経験からどうも法廷に強制連行されるのは辛くて。
どうせ裁判を受けるならせめて覚悟が固まったときに自らの足で出頭したくてな。」
「全く、いつの間にこんなものを…。ところでプルK、なぜ君がこれを?」
相変わらず妙な策を弄する赤いダメオヤジに呆れつつ、プルKに尋ねた。
「はい。今朝は私が一番に目が覚めて食堂に行きました。するとテーブルのうえにこの紙
が置いてあったんです。昨晩は特に騒動もありませんでしたし、被告人にアムロの名前も
挙がっていましたからおかしいなと思ったんです。」
「そうか。それで?」
勝手に自分の署名をした赤い男を睨みつつ、アムロはプルKに相槌を入れる。
「それで、誰か事情を知っているかなと思ってみんなを待ちました。ところが誰も弾劾
裁判につながるような話をしていませんでした。ただ、いつもなら低血圧ながら遅刻は
しないプルFがいなかったので。」
「プルFの様子を見に行ったのかい?」
アムロが普段の穏やかな口調で話を促す。
「はい。寝不足気味で、ひどく思い悩んでいる様子でした。」
「そうか…。」
アムロは改めてプルFに目撃された光景を思い出してみる。
(あのタイミングでは見ようによっては完全に誤解されても仕方ないな…)
「あの紙のこともあって、アムロとシャアなら何か知っているのではないかと思いました。
他のみんなは何も知らないようでしたし、下手に騒ぎ立てる必要もありませんから、まず
お二人に伺おうと思いました。」
「プルKは賢いな。」
プルKの話を静かに聞いていた赤い男が、得意の気取った物言いをする。
「シャア。」
アムロが赤い男に視線を送る。
(少なくともプルKには事情を説明しておいた方がいいな。)
(うむ、それにプルKならば迂闊なことを言ったりはしないだろう。)
二人の男は視線を交わし合い、お互いの意思を確認した。
956さなぎの少女(5/15):2005/12/08(木) 21:55:27 ID:???
「は、腹踊り…?」
昨晩起こった出来事をアムロとシャアが説明し始めると、プルKは予想外のフレーズに
目を丸くした。
「ああ。それでボディペインティングの最中でプルFに見られてしまった訳だ。」
「もう少し出来上がっていればプルFに誤解されずに済んだだろうが…。ははは…。」
アムロの説明に、シャアが余計な一言を付け加える。
「まったく、笑い事じゃないだろう。」
二人の説明が一通り終わる頃にはプルKは納得していた。
プルFが衝撃を受けた光景。
そしてそれが誤解であったこと。
さらには二人の大人が私たち姉妹のことを想っていてくれていること。
「そういう事情であれば、私からプルFに話してみます。」
「そうだな。オレ達ではうまく説得できないかもしれない。分かった。プルK、お願い
するよ。」
アムロはプルKの提案に優しい笑顔を浮かべて同意した。
「では早速話してみますね。」
そう言うとすぐにプルKはプルFのもとへと向かった。
「頼もしいな。」
プルKを見送ると、シャアが呟いた。
「ああ。」
自分達が蒔いてしまった種を娘に刈り取ってもらう。
プルKに感謝するとともに、まだまだ親としての未熟さを痛感する二人であった。
957さなぎの少女(6/15):2005/12/08(木) 21:56:29 ID:???
その夜、夕食の席にはプルFが…、いなかった。
アムロとシャアは、プルKからプルFに事情を説明したところ誤解がとけたと聞いていた。
「納得はしてもらえたみたいでしたから、寝不足で本当に体調を崩したのではないでしょ
うか?一晩休めばきっと大丈夫ですよ。」
夕食後、プルKが二人にそっと耳打ちした。

しかし、翌日も食事の席にプルFの姿はなかった。
心配になったアムロはプルFの部屋を訪ねた。
「どうしたんだい?体の調子は大丈夫?」
アムロは優しい口調で気遣った。
「少し、落ち着かない気分なだけ。いろいろ考えすぎて…。」
「あの、プルKから聞いているとは思うけど…。」
プルFのストレスの原因が自分達にあると思うと自然に語気も弱くなる。
「大丈夫よ。この前のことは納得したから。妙な勘繰りを入れてごめんなさいね。」
プルFがいつもの気取った物言いで微笑みながら答えた。
「明日からきちんと顔を出すから心配いらなくてよ。今日はもう寝るわ。」
なかばプルFに押し切られる形でアムロは部屋を後にした。
「大きなお世話だったのかな…。」
なんとなく釈然としない感じをいだきつつ、アムロは自分の部屋に戻った。

翌朝、宣言どおりプルFは朝食の席に着いていた。
そして、その日の作業の分担もきっちりこなした。
958さなぎの少女(7/15):2005/12/08(木) 21:57:30 ID:???
「シャア、今夜私を抱いてくれないかしら?」
夕食を終えて食堂を後にしようとしていたシャアを呼び止め、プルFが艶っぽい視線
を送りながらそう誘った。
当の赤いロリコンオヤジは一瞬呆気にとられたが、
「ふ、プルFも私の魅力の虜になってしまったか。それではさっそk…」
懐から櫛を取り出し気障ったらしく髪をすいてからプルFの肩に手を掛けようとする。
しかしシャアと並んで歩いていたプルJとプルIがシャアの足を思いっ切り踏みつけ、
洗い物をしていてわずかに出遅れたアムロが瞬く間に赤い蓑虫を吊り上げる。
プルFの思わぬ発言から蓑虫の誕生までわずか1.5秒。見事な3連コンボである。
「プルF、わたしとプルJは淑女協定を結んでいる。お互いがシャアへの直接的なアプ
ローチをかけるのを禁止するとともに、万一わたしとプルJ以外の者がそうするようで
あれば協力して阻止することを約しているのだ。いかなる理由があっても毛頭許容する
つもりはないが、弁明があれば聞いてやる。」
プルIが毅然とした態度でぴしゃりと言い放った。
「シャアにはプルJもプルIもいるんだからアムロにしてもらえばいいじゃん。」
ソファでカードゲームに興じていたプルGが横槍を入れる。
もちろん、この場合の「抱く」の意味を完全に履き違えているのは言わずもがなである。
「アムロはあったかいよ…。」
これまた分かっていないプルLが、眠れないときにアムロに抱きしめてもらったときの
情景を思い浮かべながらうっとりと感想を述べる。
プルFの発言を受けて、意味を分かっているもの、分かっていないものが入り乱れての
大論戦(?)になった。
959さなぎの少女(8/15):2005/12/08(木) 21:58:29 ID:???
「やめないか!」
アムロが騒然となった空間を一喝した。
静まったのを確認すると、アムロはプルFに視線を移す。
「プルF、どういうつもりだ?」
「どういうつもりって、シャアに夜のお相手を頼んだだけよ?それとももっと具体的に
言った方が良いかしら?」
「そうじゃない。いいか、オレ達は家族なんだ。それにそういうことを考えるのはまだ
早い。」
普段なら優しく諭すアムロであるが、話題が話題なだけについ語気を荒げてしまう。
(冗談じゃない、これ以上シャア絡みで人間関係を複雑にされてたまるか。)
「まだ…、早い…?」
「そうだ。君達にはまだ早い。今はもっと他に考えることがあるだろう。」
憮然とした表情でアムロは続けた。
(コノヒトハワカッテクレナイ…。)
アムロに気圧されたわけではなく、アムロの発言それ自体にショックを受けたプルFは
その場に泣き崩れた。
(少し言い過ぎたかな…?)
泣きじゃくるプルFを見てアムロはばつの悪そうな顔をした。
また、いつも気丈なプルFが大声で泣いている姿を見て、周りにいた姉妹たちもどうし
たらいいか分からず立ち尽くすばかりであった。
そんな中、プルKがプルFの正面にしゃがみこんで声をかけた。
「プルF、私とお話しましょうか?」
すっかりへたりこんでしまっているプルFを見て部屋までは連れて行けそうにないと判
断したプルKは優しく促す。
「とりあえずソファに座りましょう?」
プルFが立ち上がったのを確認すると、プルKはアムロに二人きりにしてくれるよう目
配せをした。
「さ、みんなはお風呂に入っておいで。」
プルKの意図を汲んだアムロは、一度手を叩いてプル達の注目を引き、こう提案した。
(穏やかで全てを包み込んでくれるようなプルKならなんとかしてくれる。)
こう悟った他の姉妹たちはアムロの提案を受けて食堂をあとにした。
また、アムロも赤い蓑虫を引きずっていずこかへ去っていった。
960さなぎの少女(9/15):2005/12/08(木) 21:59:27 ID:???
「ミルクたっぷりのホットコーヒーはいかがかしら?でも心身を癒すには本当はホット
ミルクが一番なんですけどね。」
以前読んだ本にそういう記述があったのをプルKは思い出す。
しかし、ここアクシズでは生乳が手に入らない。
そのため、粉ミルクを多めに入れたコーヒーで代用することにした。
手馴れた様子で手早く用意し、プルFに差し出す。
「ありがと…。」
弱々しく礼を言い、一口すする。
「温かい。ありがとう。ごめんなさいね。」
一口飲んで落ち着きを取り戻したのか、プルFはいつもの気取った言い回しになった。
「それにしても意外ですね。あなたがシャアに恋をするなんて。」
「違うわ…。」
プルKの率直ながらも気遣いのみられる問いかけに、プルFは独り言のように短く答え、
またも押し黙る。
しばしの沈黙のあと、おもむろにプルFが語り始める。
「私は…、子供が欲しかったの。いいえ、私にも子供がつくれるかを確かめたかった。
私は彼らに何をされたか覚えている。不自然に成長させられ、不自然に成長を止められ
た。偏った訓練、偏った教育。奇妙な実験、奇妙な手術。私は、私たちは存在自体が
不自然なの。でも、それが不自然だと分かったのはアムロとシャアのおかげ。その現実
を教えてくれたあの二人を恨んではいない、むしろ感謝している。だからこそ普通の
人間になりたい、普通の人間でありたいの。」
プルFはここ数日自分の頭の中をめぐっていた悩みの一端を語った。
戦闘マシーンとして「製造」され、「強化」された自分に、果たして人間としての機能、
女性としての機能が備わっているのか、プルFはそれを一刻も早く確認したかったのだ。
無論、彼女達は強化人間ではあるが、生殖器官には何の処置も施されていない。
しかし、それを実感するには彼女の体は幼すぎたのである。
「しかし、何故今になって急にそんなことを?」
プルKは以前見た女性の体の成長についてのビデオを思い出す。
しかし、それがきっかけと言うにはあまりにも時間が経ち過ぎているように思えた。
「この前、シャアの裸を、見たの…。」
この前とは例のホモ疑惑、ではなく腹踊りの一件である。
事情を弁えているプルKではあるが、それだけでは納得できなかった。
「今はそうでもないけど、以前アムロは下着一枚ですごすことが多かったじゃない。」
確かにプル達はアムロのおかげ(?)で男の上半身に免疫がないわけではない。
もちろん性的な対象として捉えるものはいなかったが。
「アムロの部屋のドアを開ける前に、シャアの艶めかしい妖しい声が聞こえてしまって。
そのままシャアの裸を見たら、シャアが男性であることを意識するように…。」
話しながら自分の言葉に触発されたのか、最後まではっきりと言えなかった。
少し冷めかかったコーヒーを一口すすると、プルFはまた話し始めた。
「さっきも言ったけど、私は彼らに何をされたか覚えているわ。私は…。」
961さなぎの少女(10/15):2005/12/08(木) 22:00:23 ID:???
当時のネオジオンの研究者の見解によれば、プルシリーズが10歳前後――あくまでも肉
体の生育具合を一般的な子供と比較して――で実戦配備されるにはいくつか理由がある。
まず、MSを操縦するための最低限の身体能力が備わっていること。
また、肉体的に性的な分化が進んでいない、つまり第二次性徴を迎えていないため、精神
的にも自身に男女という垣根をもっていない。そのため、人間の行動を本質的に捉えるこ
とができる。大人は本能的に男性は男としてのものの見方、女性は女としてのものの見方
をしてしまい、それがためにかえってものごとの本質を見失ってしまうのである。つまり
10歳前後がNTとしての素質が最も存分に発揮されるのである。
そして、その年代だったオリジナルのNT少女エルピー・プルと、それをベースにしてつ
くりあげた強化人間エルピー・プルツーが実戦において十分な戦果を挙げたこと。
ただ、実際は第三の理由がおそらく唯一の理由である。生産コストの抑制という要請も踏
まえて、NT研究の仮説を取り入れて第二の理由が追加されたと考えられる。また、第一
の理由はコクピットの仕様次第でどうとでもなる。
なお、なぜわざわざこのような仰々しい理屈づけがなされているかというと、NT部隊の
創設に予算を確保するために上層部を納得させるためという全くの政治的理由である。

実は、第二の理由を検証するために作られたのが、プルFとプルKなのである。
精神的に成熟させた場合、NT能力にどのような影響があるかを調べるために。
プルFとプルKに違いがあるのは成熟させた心性が異なるからだ。
女性は本質的に「女」と「母」という二つの側面に分けられる。
「女」は自分をものごとの中心とし、男性との付き合いはあくまでも自分の快楽である。
いわば自分の世代のために生きる存在である。
「母」は子供をものごとの中心とし、男性との付き合いは子供を産むためのものである。
いわば次の世代のために生きる存在である。
本来ならば女性の精神的な成熟とはこの二つの側面の成熟をいうが、肉体的に未成熟な
プルシリーズでは、どちらか一方の芽を摘まなければ、正常な――あくまでも研究者達
にとっての――発達が困難であった。
そこで、プルFは「母」としての面を棄てられ、「女」としての面を成熟させられた。
そのように「調整」されたプルFのNT能力は芳しいといえるものではなかった。
同時期に「製造」されたプルシリーズのなかでも平均値をやや下回る程度。
この実験結果を踏まえ、逆に「女」としての面を棄てられ、「母」としての面を成熟さ
せられたのがプルKである。
そして、そのように「調整」されたプルKのNT能力も平均値にわずかに届かない程度
だった。
この結果は本来は仮説にすぎない第二の理由の論拠ともなり、研究者達にとっては「実
験」自体は「成功」だったと言える。
ただ、厳密には同じ個体をベースに肉体的にも精神的にも成熟させてはじめて検証でき
るのであるが、大前提として10歳前後のプルシリーズは実戦配備に耐えうるものであ
り、もしプルFやプルKの実験が失敗しても機械的に洗脳すれば再利用が可能という研
究者達の算段もあって上記のような「実験」のみが行われた。クローンとはいえ一体当
たりのコストは相当なものである。今も昔もアクシズの台所事情は苦しいのである。
962さなぎの少女(11/15):2005/12/08(木) 22:01:18 ID:???
「彼らに『母』としての機能を奪われてしまったの…。『女』としてシャアを意識する
ほど、かえってその現実が重くのしかかってくる。だから私は子供が作れる普通の人間
だってことを証明したかった…。」
「そういう理由があったのですね。」
プルFが悩みの全てを打ち明けると、プルKはプルFを優しく抱きしめた。
プルKはプルFの苦しみを全て受け入れた、が、プルK自身実際の人生経験が豊富とい
うわけではないので適切と思われる助言が考えつかなかった。
このアクシズにおいてその役割を担える可能性があるのはただ一人。
「アムロはそういう対象にはなりませんか?」
「そうね、性別は男だけど、やっぱりお母さんって感じかしら。少なくとも異性として
は見れないわ。」
プルKの予想通り、やはりアムロは頼れそうな人物であった。
「それならアムロに相談してみましょう。きちんと話せば分かってくれるはずです。
この場で私がいいアドバイスを差し上げられればよかったのですけどね。」
「いいえ、プルKのおかげで気持ちが楽になったわ。本当にありがとう。私もアムロな
らきちんと話せばきっと分かってくれると思うわ。」
「それではアムロを呼んできますね。少し待っててください。」
プルFの同意を得るとプルKは立ち上がった。
「いいえ、私も一緒にアムロの部屋に。」
プルFとプルKは連れ立ってアムロの部屋に向かった。
963さなぎの少女(12/15):2005/12/08(木) 22:02:25 ID:???
遡ること数十分前…

アムロは食堂を後にすると、赤い蓑虫を引きずって自分の部屋に向かった。
途中、プル達の目につかない暗がり――ランプが切れているが誰も立ち入らないのでその
ままにしてある――に赤い蓑虫をくくりつけ、部屋に戻った。
「最近プルFに振り回されてばかりだな…。」
ベッドに腰かけながら呟く。
この前のことはともかく、今日は一体どうしたのだろうか?
冷静になって思い返してみると、何かに焦っているようでもあった。
「もっときちんと話を聞くべきだったな…。」
考え事をしているとつい口に出てしまう。アムロの癖の一つである。
話題が話題なだけに冷静さを失ってしまったが迂闊なことだったと反省する。
「それにプルKにはお世話になりっぱなしだし。今度何かお礼をしなくちゃな。」
そう呟きながらベッドに横になった。

「トントン。」
ドアをノックする音が聞こえた。
正確にはドアではなく、センサー感知式の自動ドアであり、アムロは内側から鍵を掛けて
いないため壁を叩く音である。
「アムロ、よろしくて?」
プルFの普段どおりの口調だった。
「どうぞ。」
アムロはベッドから起き上がると、訪れたプルFとプルKを迎えた。
「すまなかったね。さっきは言い過ぎたよ。」
平静を取り戻したプルFの顔を確認すると、アムロは真っ先に謝った。
「いいえ、私の方こそごめんなさいね。」
プルFも騒ぎを起こしたことについてアムロに謝った。
「その顔を見るとなんとか収まったみたいだね。」
アムロはプルFの顔を見て、プルKが解決してくれたのだと考えた。
「もしよかったら何があったか話してくれないか?」
アムロはやや遠慮がちに、優しい口調で尋ねてみた。
ただ、アムロはこの件をプルKに任せた以上、強引に事情を聞くつもりはなかった。
プルKならば少なくとも妙な入れ知恵をしないことを分かっていたからである。
「実は相談がありまして…。」
プルKはアムロが優しく促しているのだと感じ、本題を切り出した。
964さなぎの少女(13/15):2005/12/08(木) 22:03:27 ID:???
「…、そうだったのか。」
プルFとプルKは先ほど二人で話したことを丁寧に説明した。
もちろん、アムロはお母さん、という点は省いたが。
「つまり君はお『母』さんになれるかを確かめたかったというわけだね?プルF。」
アムロはプルFの悩みを理解し、悩みの根幹を優しく指摘した。
「ええ…。」
「もしかして君は自分の中の矛盾に気付いていないだけなんじゃないかな?」
「矛盾?」
アムロはプルFとプルKの話を聞きながら整理した考えを話し始めた。
「そう。あくまでもその理屈を前提にしたものだけど、自分がお『母』さんになれるか
確かめたい、ていうのは自分のために自分を『母』にしたいってことじゃない?」
「自分のために自分を『母』にしたい…。」
プルFは独り言のようにアムロの言葉を反芻する。
「つまりそれは『女』としての欲求だと思うよ。」
アムロの優しくも率直な指摘を受けて、プルF自身整理してみる。
自分は子供が欲しいと言った…。
でもそれは子供が欲しいのではなく、自分にも子供が作れるか確かめたいだけ…。
自分を普通の人間だと確かめたいだけ…。
ただの『女』としてのエゴ…。
「やっぱり私は『母』にはなれないのね…。」
アムロの言葉に、自分の結論に、プルFは大きな衝撃を受け、がっくりとうなだれた。
「でもね、プルF。」
アムロは優しくプルFの肩に手をかけ、プルFが再び顔を上げるのを待った。
「君は今まで辛い経験をしてきた。でもだからといって君がお『母』さんになれないわけ
じゃない。オレだって、君達に出会うまで自分が父親になれるなんて、父親になりたいっ
てまったく考えていなかった。オレの父親は物を与えてくれたけど研究ばかりで家庭を顧
みない人だった。だからそんな環境で育った自分は父親になれないと思っていた。」
アムロは一瞬、自分の父親テム・レイの姿を思い浮かべるが、すぐにアクシズの家族の顔
を思い浮かべた。
「でもオレは君達と出会って、君達にとって立派な父親とは言えないかもしれないけど、
君達のために父親になりたいって思ったんだ。」
「アムロは立派な父親です。」
プルKが優しく反論する。
「ありがとう、プルK。だからプルF、君もそういう出会いがあれば自然とお『母』さん
になれると思うよ。」
965さなぎの少女(14/15):2005/12/08(木) 22:04:26 ID:???
「出会い…?」
「考えみればここは、アクシズは今の君にとって酷な環境かもしれないな。大人の男二人
と同じ歳の姉妹たちしかいないんだから。少し幼い感じの娘もいるけれど、なかなか自分
の中の母性を実感することもないだろうね。でもオレ達はそのうち木星圏に到着するんだ。
木星圏では君より年下の子はいないかもしれないけど、地球に行けば、必ずいろいろな人
と出会うことができる。」
「だからまだ早い、か…。」
プルFは先ほど食堂でアムロに言われた言葉を思い出し、呟いた。
「地球に行って、年下の子供に愛情をもって接すれば必ず自分の中の母性に気付くと思う
よ。そして、君が今よりもっと体も心も大人になれば、素敵な恋をして、自然と子供が欲
しいと思うようになるはずだ。そのときにはじめて君は本当のお『母』さんになれるんだ。」
「そっか…。それならここで暮らしているあいだは、手のかかる姉妹の相手をして気を紛
らわすことにするわ。」
プルFはようやく憑き物が晴れたように晴れ晴れとした気高い微笑みを浮かべた。

「アムロ。」
プルKはプルFの晴れ晴れとした表情を確認してからアムロに一つの提案をした。
「アクシズの航海はまだまだ続きます。これから先、他の姉妹たちも女性としての悩みを
抱えることもあるでしょう。そういうときは私に任せてもらえませんか?」
この提案を受けて、アムロは改めてアクシズの現状を整理してみた。
いくらアムロがアクシズのお母さん役とはいえ、正真正銘の男である。
以前にそういう事態に備えたビデオを作ったとはいえ、生の声での相談に乗れるわけでは
ない。
「そうだね、やっぱり男のオレでは限界もあるだろうし、そういう場合はプルKに頼むよ。」
「あら、私も手伝ってもよろしくてよ。」
プルFも先ほど自分が言ったことを実践すべく、手を挙げた。
「じゃあプルFもよろしくお願いします。」
いつもどおりの口調と雰囲気であるが、どこか成長したと感じたプルFを見てアムロは嬉
しくなった。
966さなぎの少女(15/15):2005/12/08(木) 22:06:01 ID:???
「プルKには何かお礼をしないといけないな。」
プルFに引き続いて部屋を出て行くプルKの後姿にそう声をかけた。
「では、今夜私を抱いてくださらない?」
アムロの方に向き直り、微笑みながら答えた。
「え…。」
アムロはプルKの予期せぬ返答に凍りついた。
「ふふふ、冗談ですよ。お礼が欲しくてやったわけではありませんし、お気になさらない
でください。」
そう言うと、踵を返しプルKはアムロの部屋を後にした。
「まったく性質の悪い冗談だよ…。」
アムロは独り言ちながらベッドに横になった。
プルKはいいお母さんになれそうだな。
そして、プルFには素敵な女性になって、素敵なお母さんになってもらいたい。
娘達を絶対に全員幸せにしてあげよう、改めて強く決心するアムロであった。


おまけ
もう一人の父親、赤い蓑虫ことシャアはというと…
目につかない暗がりに吊るされていたはずであったが、たまたま通りかかったアムロの
最新作ハロFb――フル・バーニアン、従来のように転がって移動するのではなく長距
離航続が可能――に紐が絡みつき、危険箇所のチェックの任務につき合わされていた。
なお、赤い蓑虫が無事に発見・捕獲されるのはそれから二日後のことであった。
967さなぎの少女・後日談:2005/12/08(木) 22:07:38 ID:???
それから数日後…
シャアの行方不明騒動のせいで、プルFがシャアに夜のお誘いをした一件は有耶無耶に
なった。
「別にからかっただけよ、シャアを好きなわけではないから安心して。大人の女はたま
にそういう気分になることがあるのよ。」
というプルFの分かったような分からないような説明で、プルIもプルJも一応鉾を収
めることにした。
その後のプルFの言動も今までどおりだったということも加味して。

さて、どこで漏れたか不明だが、アクシズでは俄かに腹踊りが話題になっていた。
一部の熱狂的な要望に応え、シャアとアムロは腹踊りを実演することになった。
シャアの目論見がようやくここに実現した、かどうかはともかく、ごく一部のプル――
プルHとプルI――を除いては概ね好評だった。
なおもう一人の親シャア派のプルJはというと、
「大佐…、素敵です…(泣)。」
もはや宗教であった。
ちなみに、それに触発されたプル達が自分達も腹踊りをしてみたいと言い出したが、
アクシズPTAの協議で却下――投票結果、賛成1・反対2。会長のアムロは賛否同数
の際にもう一票投票する権限をもっている――された。
その結果に不満の元総帥はこのままでは収まらない。
プル達も当然納得していない。
「ならばいますぐプル達に別の遊びを与えてみろ。」
一見至極まともな意見をアムロに叩きつけた。
その結果、このままでは収拾がつかないと悟ったアムロは、修復した『世界びっくり祭
大全集――これが男の祭りだ――』を参考に腹踊りならぬハロ踊りを考案するのである
が、それはまた別のお話。

ちなみに、シャアが渦中の本を発見する経緯にもひとつのエピソードがあるのだが、
それもまた別のお話。
968通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 22:07:51 ID:???
職人さんGJでした!!
969「さなぎの少女」こと新人さん:2005/12/08(木) 22:15:49 ID:???
マイ設定満載で申し訳ありません…。
一応、今までの流れに沿ったつもりですが、おかしいところはスルーして
下さい。
一応、例の本絡みのネタはシャアが主役のエピソードを考えてありますので、
そのうち投下しようと思います。
970通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 22:19:07 ID:???
GJ!
久々の大作乙
971通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 22:50:04 ID:???
GJ
次スレまだー?
972通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 23:05:20 ID:???
ほい次スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/x3/1134050614/

まさかこんなに続くとはね……
973通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 23:12:41 ID:???
次スレは>>980宜しく
974通常の名無しさんの3倍:2005/12/08(木) 23:38:19 ID:???
>>952-967
職人さん乙、
腹踊りをするシャアと感銘を受けるプルJを想像して吹いたw

>>972
乙ぽ
975通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 00:13:33 ID:???
職人さんGJ!
読み応えあったし面白かった

>>972も乙!
976通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 00:58:03 ID:???
>>972
スレ立て乙、Jがどんどん恋の盲目になっていくなw
977通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 07:55:54 ID:???
>976
違うかもしれんが、Jと総帥は、TV版(劇場版みてないから)マウアーとジェリドって感じ。

まぁジェリドは間違いなしの駄目男だしな。
978通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 14:32:00 ID:???
毎度毎度新スレ立ってからマターリするんだよなこのスレw
979通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 18:45:03 ID:???
いいんだよ
こういう流れの中、パラレルとかが投下されるのを…
980通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 21:10:21 ID:???
>>977
むしろはにゃーんとシャアかも知れない。
下手に逃げたら刺されかねないぞ総帥w
981通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 22:42:32 ID:???
ジェリドは食い物の事以外はダメ人間
982通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 23:17:51 ID:???
ジェリドはほんと良い事無かったなぁ
ギュネイですら大佐のロリコンを世に知らしめた功績があるのに
983通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 23:29:31 ID:???
何を言う、彼には女運の良さが有るじゃないか
984通常の名無しさんの3倍:2005/12/09(金) 23:49:20 ID:???
>>983
あんな哀しい女運ならいらぬ
985通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 00:00:39 ID:???
ロリコン&マザコンのくせにハマーンにナナイ、レコアと守備範囲外から
愛憎を込められる男シャア。彼は駄目男なのか?
986通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 00:13:48 ID:???
結婚していないから駄目男
987通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 01:17:35 ID:???
マウアーという顔もいい、能力もある、性格も良くて愛情もたっぷりある彼女を捕まえたことと
カクリコンという、背中を任せるに足る親友を手に入れられた時点で彼は勝ち組。
まあ、どっちもジェリド自身とカミーユのせいで死んだために余計ひどい目にあったわけだが。
988通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 02:06:04 ID:???
そんなジェリドの心境

  PTZ
 ↑
このへんがジェリド
989通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 09:05:12 ID:???
(:-P)TZ
990通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 09:33:03 ID:???
埋め立て〜埋め立て〜再放送のZでジェリドを見てると哀れでしょうがない
991通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 12:47:34 ID:???
愛する人を得ることは最上である
その人を失うことはその次に良い
992通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 19:06:33 ID:???
>>988これではどうか

ρTZ
993通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 19:59:13 ID:???
これって、ジェリドというよりトロワじゃ・・・
994通常の名無しさんの3倍:2005/12/11(日) 04:17:45 ID:???
(゚ρ゚)TZ
995通常の名無しさんの3倍
よだれ垂れてますよ