EBの一年戦争編に「MS操縦マニュアル」という企画がある。
それによるとゲルググJはスティックで機体の飛行方向を制御し、同時に戦闘時には武器セレクター、
トリガーの役割を果たしている。
フットペダルは右がスロットルで左が逆噴射らしい。
で、この操作を誤らない限りは「小学生でも動かせる」とのこと。
あと、MSの行動はほとんどがコンピューター制御されており、サイドパネルの駆動系・燃料制御セレクターで
切り替えることで歩行モード、カタパルト射出モード、巡航モード、戦闘モードなどに切り替えられる。
そして、通常の戦闘ミッションでは航路プログラムを組み込まれているから迷子にはならないらしい。
そのほか、戦闘時にはコンソールにあるセンサーモードを「索敵」にすれば自動的に機体のカメラが周囲を
スキャンして敵を求めて、敵を捕捉したら自動的に拡大表示する。
そして敵を捕捉したら駆動セレクターで「戦闘機動」にして、その中でも敵が離れてたら「射撃戦モード」に
する。そうすればトリガーロックが解除されて同時にモニター内に照準が設定される。センサーは敵の発する
熱を捕らえてシンボル表示するらしい。
そして接近戦では「格闘戦モード」に切り替えて、右スティックのトリガーが斬撃を行うスイッチになっている。
なお、基本的にビームソードは右腕での使用が設定されているけど、コンソールでアームズパネルを呼び出し
て再設定すればどちらの手でも使えるらしい。
で、ダメージを受けた場合、戦闘時は自動的に機動プログラムが修正するみたいだけどアポジモーターのマニュ
アル起動もできるようだ。その後、巡航プログラムを補正して帰還するらしい。
なお、これにはついでに脱出装置も書いてある。
脱出装置が機能すると0.25秒後に最大16Gで射出されるらしい。そして30秒間ロケット加速するらしい。
そしてその後はシートに内蔵されてるアポジモーターで調整して、作戦行動半径からでないようにする。
で、シートには他に生命維持装置、救難信号発信機があり、そのためのバッテリーのほか、太陽光発電パネルもある。
これはおそらく後年の全天モニタータイプの脱出ポッドにも備え付けられているだろう。
で、それ以外にも空気が5日分。水、食料が3日分あるらしいが、どうやって水・食料を摂取するのかは謎。ちなみにこい
つは一ヶ月ごとに点検・交換する義務がある。
この脱出装置はコロニー、月、地球でも機能するが空気や重力のせいで自機の爆発に巻き込まれる恐れがあるから気を
つけなきゃならんらしい。