セイラ「だいたい、何です!?あの『ブルマー』とか言う服装は、あれの所為で
幾らお金を使ったんです!」
そう、すでに滅んでしまった『ブルマー』を復活させる為、シャアは生地工場
から縫製工場まで作り上げたのである。その為、そこで働いている従業員の為に
もジオン学園は、いまだに『ブルマー』を使い続けなければならなかった。
セイラ「それに、『乾布摩擦』何故そんな事を!?」
シャア「何を言うか! 私が理事長であったら今頃ロランやシャクティの裸が見
れたと何故解らん!!」
セイラ「ワ カ リ タ ク モ ! ア リ マ セ ン !!!」
シャア「イタイ、イタイ、だから踏むなと! おっ!そういえばミネバも食べ頃に」
ドズル「!!!!やらせはせん!!やらせはせん!!やらせはせんぞ――!!」
ドズルの逆鱗に触れボロボロになるシャアを見ながらセイラは嬉しそうに呟い
た。
セイラ「やらしかったキャスバル兄さんは、もう居ないのね。」
キシリア「……いや、あの程度では奴は死なんよ。」
その頃、ガンダム兄弟の家では末弟のアルがアムロに質問してきた。
アル「アムロ兄さんは、シャアのライバルだったんだよね?」
アムロ「ああ、そうだよ……決着は付いてないから今でもそうかな。」
アムロはかつての宿敵との激しい戦いをアルに話そうか迷っていると、アルが
続けて聞いてきた。
アル「あの人のライバルって……恥ずかしくない?」
アムロ(……………………………………………………!!)
ザビ家からの帰路グレミーはセイラを送っていた。
セイラ「……でも、今日はありがとう。お陰で、少し楽になれたわ。ずっと逃げ
ているのも心苦しかったし」
エレカの助手席からセイラが声を掛けた。グレミーは、さっきまで昔は可愛か
ったのに、ギレンと一緒で陰謀家だの性格が捻くれている等、散々文句を言われ
ていたのだが、突然の変化に戸惑っていた。
結局グレミーの企みは成功しなかった。ザビ家でのセイラの言葉を思い出す。
セイラ「私は、あの時、逃げ出したんです。そのような弱いも者に大勢の子供を
預かるなど出来るはずがありません。」
デギンも黙って受け入れ、後は昔話やシャアを殴ったりして時間を過ごしたの
である。
グレミー「失礼を承知で、お尋ねします。アルテイシア様、今はどれくらい強く
なられました?」
グレミーは、セイラの言葉の裏を見取っていた。『子供を預かるには、強くな
らなければならない』彼女は強くなろうとしている。だからこそ、カラバに出入
りしたり、看護士の仕事をしているのだと
セイラ「良く気付くわね。本当に可愛くなくなった。誰に似たのかしら?」
グレミー「昔の事を言われても困ります。アルテイシア様が居なくなったのは私
が、3歳の時ですよ。それに、誰に似たかってザビ家の血です。みんな貴女の考
えに気付いていましたよ。」
セイラ「ドズル兄さんも?」
グレミー「そ、それは……」
言いよどむグレミーにセイラは溜飲を下げた。今日はずっとこの若者のペース
で来たのだ。今の内にと、セイラは話題を変えた。
セイラ「ところで、カラバは如何するつもり?」
グレミー「如何も何も、本気で私が見捨てると思っていたのですか?」
セイラ「まさか、貴方を苛めているだけよ。」
グレミー「……もう、許してください」
セイラは本気で落ち込みかけているグレミーを見て苦笑すると、カラバで気に
なった事を思い出した。
セイラ「そういえば、プルツー、あの子どうかしたの?」
グレミー「は? どうか、とは?」
セイラ「あんなに、元気だった子が」
グレミー「ああ、それでしたら私がカラバに来た時からですよ。園長が言うには
私が来る前は元気だったらしいですが、」
正確には来てすぐは、引っ込み思案になり、最近、元気にはなったが以前とは
喋り方や態度がまったく違っているという事だった。
グレミー「最初は嫌われているかと思ったのですが」
セイラ「そうね、嫌っているようなら貴方と一緒に居たりしないないでしょうか
ら」
グレミーがカラバに到着するとプルツーが出迎えた。
プルツー「随分と遅かったね。」
グレミーはセイラと別れるまで話題になっていた少女を見て、訊ねた。
グレミー「プルツー、前は元気だったらしいけど、私が何かしたのかい?」
プルツー「な、何も無い! 私は昔っからこうだよ! それより、何時までここ
に居る気だい?」
グレミー「そ、そうだな」
グレミーはプルツーと一緒に園内に入っていった。
リィナ「グレミーさん、お帰りなさい。」
リィナがそう言いながらお茶をだしてくれた。
グレミー「ただいま、リィナ何か変わったことは?」
リィナ「いいえ、別に……ただ、カツさんが」
グレミー「またか……」
リィナが園内の問題児の事を話そうとすると
プルツー「リィナ! 牛乳貰うよ」
リィナ「うん……でも、ホント最近よく飲むね。」
プルツー「……体に良いだろ。」
プルツーはそう言い、牛乳を飲みながら、そっとムネに手を当てた。そう、彼
女は変わった、何故なら彼女は『恋』をしているからだ。
プルツーはその恋の相手グレミーをを横目で見た。彼に一目惚れし、最初は口
を聞けなかった。そこで彼女はグレミーの好みの女性像を調べ上げた。結果は行
動力のある大人っぽい女性、しかも胸がデカイ方が好まれると出た。
それから彼女は周りの行動力のある大人の女性(キシリアやハマーン)を参考
に口調を変えた。しかし、それだけでは足りない、それを補うのが牛乳だった。
ムネに当てた手に僅かながら、しかし確かな手応えがある。双子の姉プルを確実
に上回る膨らみ。
プルツー(フフフッ、待ってなよグレミー……)
プルツーはナイスバディに成長した自分にメロメロになるグレミーを想像した。
プルツー「フフッ、アハハハハハハハッ 貰ったよ!!」
グレミー「だ、大丈夫なのか?」
リィナ「最近、多いですね。」
プル「あははっ、なんか、もう慣れてきちゃったよ。」
完
最後のページは蛇足と思いましたが、次回のMSの話に出てくるメンバーなの
で、ここで出しておきました。ZとZZの話、長くなりそうです。
タイトルは《お兄ちゃんになった日》です。
今、気付いたんで訂正。
このスレでの年齢はシャアが34歳でハマーンが21歳なので、
シャアが20歳の時は、ハマーン7歳になります。
……余計にマズイ。
シャアはどこに行っても才能を無駄遣いするダメ男だなw
シャアの妹、シャアの友人、シャアのライバル・・・
どれも頭に「シャアの」とつくと台無しになるのね。
乙っ!
817 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/30 18:49:41 ID:uUREQkoe
>>784 そのころキュベレイMK-Uの中では…
PPP…
???「マスター!」
マスター「どうした?」
???「交代はまだだというのか?」
マスター「大丈夫だ!すでに数人呼んである!」
???「ニュータイプなのか?」
マスター「安心せい!アクシズコンツェルトで検査を受けた人間だ!明日あたり交代させよう」
???「ならば安心だ…ところでマスター?」
マスター「む?」
???「実はガロードが彼女にフラれたらしい」
マスター「…何!それはよくない!」
???「原因はこのキュベレイのせいではないかと…」
マスター「何故に?」
???「彼女のニュータイプ能力でガロードがニュータイプに覚醒したと察知し…(長くなるので省略)」
マスター「うーむ…それでは不幸をプレゼントしたワシの立場がマズイ!」
???「マスター…どうします?」
マスター「仕方あるまい!おそらくあの彼女は真相を確かめるためにガロードに会いに来る!そこでワシが種明かしすればよかろう!」
???「しかしそれでは…」
マスター「なーに、あの少女なら大丈夫じゃて…」
???「…それもそうですがそれ以前に…!」
マスター「?」
???「貴方の喋り方では彼女が怖がるのでは?」
マスター「くっ…大丈夫だ!練習しておく!」
???「どうやって?」
マスター「とにかく安心せい!…それと交代まで頼むぞ…クワトロ殿…!」
クワトロ「…了解!」
>>811 >やらしかったキャスバル兄さん
誤字かわざとなのかわからんが、とにかく大いにワロタ
最近のネタも面白いが個人的にはゼータ顔の彼女とキャプテンの恋の行方が知りたかったり。
以前から言いたかったんだけど主人公全員仲良くしてるのみてると「○○がんだむは認めん」なんて思想がふきとんで、少しNTに目覚めてる、自分
でしょ?地味だけど、実はかなり良スレかも、って密かに木陰から想ってた
確かに。
種でもXでもZでもなんでも良いと感じてしまう・・・・・・
作品を超えてキャラが登場できるのもいいし
そして
>>817の続き
ちょっと前の話
ガロードがファンネルを使った瞬間…
ティファ「……!!」
ジャミル「どうしたっ?!」
ティファ「ああ…いや………そんな…!!」
ジャミル「ティファ?!」
ティファ「い…嫌あああああああああああああぁぁぁぁ…」
ティファ「(そんな…ガロードが1人で…サイコミュを動かしたって言うの??…
もし本当だったとしたら…あたしがガンダムに乗り込む必要がなくなってしまう…
ガロードのそばにいられないなんて…嫌よ!そんなの…!)」
そして翌日…
兄弟家へ向かうティファ…
ティファ「(あたしはあの時感じ取った…ガロードの乗った機体から…
Gビットとは少し違う感じだったけど…動いたのは確か…
確かめなきゃ…自分の目で…!)」
???「お待ちなさい!」
ティファ「誰?!」
マスター「ティファ・アディール…だな?」
ティファ「え…ええ…」(少し後退)
マスター「…!おっと!私は怪しい者ではないぞ!」
ティファ「じゅ…充分怪しいです…髪形も…紫色の服も…それに何か…怖い…」
マスター「ぬ…仕方ないか…だが話を聞いて欲しい」
ティファ「…」(怯えながらもコクリとうなずく)
マスター「ガロード君のことじゃろ?」
ティファ「!!」
マスター「お前さんのことはよーく聞いておる」
ティファ「貴方は…誰なんです…?」
マスター「なーに…ワシは……」
???「見つけたぞ!!」
マスター「?!」
ティファ「(まさか…)」
クライ「失礼ですがそちらの少女を…」
マスター「む…?(こやつ…)」
クライ「ティファ、帰ってきなさい…」
マスター「ティファ…こやつは…?」
ティファ「いや…わたし……!」
マスター「(ゴホン…練習したように…!)安心しなさい…このお年寄りにまかせなさい!」
ティファ「?」
クライ「(よこせっ!!)」
飛びかかるクライ
ガッ…ガキィ…
その腕を掴むマスター
クライ「!!…この…ジジィ…!!」
マスター「それはお互い様ですな…それに少女に無理矢理手を出すなど…礼儀がなっていませんぞ…?!」
クライ「さかしいぃっ!!お前等!やっちまえ!!なんとしてもティファを手に入れろ!」
自給850円で雇われた連中「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ティファ「(こんなところまで追ってくるなんて…!)」
マスター「ジャック・イン・ダイヤ!!この娘を守ってあげなさい!」
ジョルジュ「フッ…かしこまりました。さぁこちらへ…(しかし何故私がここに…?)」
ティファ「はい…(この人…凄い前髪…)」
マスター「(よしうまく逃がしたな…彼女にこれからの光景を見せたら精神が崩壊しそうだからな…)」
クライ「なんだこいつら!ティファを手に入れる前にこのムカツクジジィをかたずけろ!!!」
マスター「仕方ありませんな…!キョウジ!シュバルツ!!」
キョウジ・シュバルツ「ハッ!」
マスター「……こらしめてやりなさい!!」」
ただいま格闘戦中…
シュバルツ「それそれそれそれそれそれっ!!!どうした!どうした!どうしたっ!!!」
キョウジ「マザァァーテンタァァァンクル!!」
マスター「酔舞!!再現江湖!!!デッドリーウェェェェェイブ!!!!」
ただいま格闘戦中…
マスター「キョウジ!シュバルツ!!…もういいでしょう」
キョウジ「沈まれぃ!」
シュバルツ「沈まれぃ!!」
マスター「このワシの紋章が目に入らんか!」
クライ「!!!!」
シュバルツ「(えーと…台本通りに)こちらにおおせの方をどなたと心得よ!12代目元キング・オブ・ハート!東方不敗マスターアジアであるぞ!」
クライ「な…!!!!」
部下A「聞いた事ありやす!マスターアジアと言えば…生身でMSを破壊するっていう話ですぜ!」
部下B「奴に勝負を挑んで無事なのは…シャッフル同盟とモビルファイターぐらいです!」
部下C「俺達が挑んでも…勝ち目はありません!」
クライ「仕方ない!逃げるぞ!」
ドドドドドドドド…
マスター「キョウジ!シュバルツ!!追って捕まえ警察に突き出しておきなさい!」
キョウジ・シュバルツ「ハッ!(数秒後…)突き出しておきました!」
数分後…
ティファ「ありがとう…ございました…」
マスター「例には及びませんぞ…これでもワシが怖いかね?」
ティファ「いいえ……それと…私の事をよく聞いている…って…」
マスター「その前にワシが何者かを言わねばならんな…えーとガロードの兄貴に
ドモンという漢がおるがその知人じゃ」
ティファ「だいたい…わかりました…」
マスター「お前さんが気にしておるのはガロードがニュータイプになったんじゃないかという疑惑じゃろ?」
ティファ「………はい」
マスター「アレは…………………(種あかし)……………………………」
ティファ「そういうことだったんですか…じゃあガロードは…!」
マスター「そうじゃ、1週間もたてば元に戻る!」
ティファ「じゃあ私がまたガロードのガンダムに…!」
マスター「その通り…じゃがガロードはお前さんがニュータイプじゃからという理由だけで
同乗させているのでは無いと思うがのう…」
ティファ「!…ど、どういう…事です…?」」
マスター「それはお前さんとガロードが2人で力を合わせて見つけるものじゃな…この世で最も弱く…そして最も強いもの…」
ティファ「…」
マスター「ワシから言えるのはそれだけじゃ…あとガロードへは干渉しないでやってくれ…お前さんにフラれたと思って落ち込んでおる
それとこの事を兄弟達や他人には黙っておいてくれ…」
ティファ「はい…」
マスター「それでは、キョウジ!シュバルツ!!参りましょう!」
ザッザッザ…(足音)
ティファ「(…………この世で最も弱く…そして最も強いもの………)」
えーと。正直クライって誰?って思いました。
Xの第一話で出てきたあのおっさんでしたね。クライ・アントでしたっけ?
ライク・アントと思われる
マスター、水戸黄門似合いすぎだ(笑)
このスレでしかガロード知らないからてっきり悪戯なガキっぽい声かと思ってたが、
DVDのCMで初めて声聞いたらイメージが違ってびっくりした
>>828-829 間違えてしまい本当に申し訳ない、名前のミスがないように質問スレで聞いてきたのですが
騙されてしまったようです…スマソ
ロランがギンガナムの学費援助を受けて学校に通うようになって暫く経つ。
学校での成績は上位グループに位置し、赤服に手の届くところまできている。
今現在、兄弟一家の家事一般を仕切っているのはラーカイラム社の試作ロボット・キャプテンガンダムである。
「商品化されたら、ウチにも一台ほしいねぇ」
「いい食材を選んで買っていったキャプテンの眼光の鋭さ、ロランちゃんそっくりだよ」
「ロボットも飼い主に似るのかねぇ」
「いや……昔ロランちゃん以外にもあんな目つきをした人がいたんだよ……」
ここ最近、ギンガナムの姿を食卓で見かけない。
仕事の関係で、暫くは地球に降りてこれないらしい。
そのおかげでキラが朝食にありつけるのだが。
ドモンは遠征試合で地球圏を転戦している。
見慣れた面子が欠けていて少し寂しいが、平穏無事な日々が流れていた。
もっともそれは懲りない面子のミンチの上に成り立つものだったが。
そんなある日、アルが1枚のプリントを持ってきた。
「アムロ兄ちゃん、これ」
「参観日のお知らせか……◎月X日?駄目だ、この日は大事なプレゼンテーションがある。シロー、その日は非番か?」
「残念ながらその日は勤務中だ」
「ドモンも当分帰ってこれないしな……すまないアル、欠席するしかなさそうだ……」
「ちぇっ、仕方ないよな……」
もともとアルは参観日があまり好きではない。
他所の家と自分の家との違いを見せ付けられるから。
ロランが来た時はなぜかちょっぴり嬉しかったけど、学校に通うようになったからもう無理だ。
コウは暇がありそうだが……声すらかけてもらえなかった。
参観日当日
ヒソヒソ…
ザワザワ…
「(あれアルん家のロボットだぜ……)」
「(プ)」
「(とうとうロボットが親代わりかよ!)」
参観日に出席できない家族の代わりに来たのはキャプテンガンダムだった。
アルは泣きたいのを必死で堪えた……
「どうして来たのさ!すっごく恥ずかしかったんだよ!」
「誰も出席できない以上、代わりに私が出向くのは適切な判断だ」
「だれも来てくれなんて頼んでないよ!」
「キャプテンになんて事言うんですか!」
「ロラン兄ちゃんはいつもキャプテンに守ってもらっているだけのくせに!」
「!」
険悪なムードの中、バーニィとアクシズ社製の試作ロボット──ザッパーザクが現れた。
「キャプテンガンダム、勝負だ!」
話はクリスマスイブの夜に遡る。
バーニィはクリスを誘い損ねて一人寂しく小さなケーキの前にいた。
「ザクウォーリアの扱いは難しすぎるし、今年中にガンダム相手に白星は付けられそうにないな……」
溜め息とロウソクの明かりが狭い部屋の中を支配する中、窓の外を見ると1機のワッパが飛んできた。
「あ、あなたは!」
「メリー・クリスマス!アクシズ社からのクリスマスプレゼントだ。受け取ってくれたまえ」
そのワッパは冷蔵庫位の大きさのコンテナを吊り下げており、こう書かれていた。
─Zapper Zaku─
アクシズ社の新製品のモニターに当選したのだ。
「やった!ありがとうクワトロさん!」
「いまの私はサンタクロース!それ以上でも以下でもない!」
それ以来、バーニィとザッパーザクのキャプテンガンダムへの挑戦が始まった。
キャプテンガンダムの拳がザッパーザクとバーニィを粉砕した。
「うわあ、ミンチよりひどいや」
毎回繰り返される光景。だが、
「いつもそうだ!ロラン兄ちゃんの事は守るくせして、ボクの友達はミンチにしちゃうんだ!」
「バーナード・ワイズマンは所構わずガンダムタイプに喧嘩を売る危険人物だ」
「だからなんだっていうのさ!?ボクだってガンダムは嫌いだ!ザクの方が断然カッコいいよ!キャプテンなんか嫌いだ!」
アルは涙目になって叫ぶと部屋に篭ってしまい、夕食にも来なかった。
残り容量少ないのでさわりだけ
続きは週末
次スレでも完結まで現行の設定のまま続ける予定
あくまで末弟がアルの状態でないと話の都合上困りますんで
>>819 ゼータ顔の彼女も登場予定です
乙〜
授業参観日に親の代わりがロボット……、
普通の子供ならぐれてもおかしくないなぁw
見事!では私も小ネタを…
キラ「見てよこれ!」
アムロ「どうした?」
キラ「ガンダム人気キャラ予選会場だってさ」
12人「!!」
ウッソ「いまんとこどんな具合?」
キラ「えーと…予選を見てみたけどアムロ兄さんとシロー兄さんは予選通過みたいだよ」
アムロ・シロー「よしっ!」
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1106552383/545-549 キラ「続きまして…コウ兄さんカミーユ兄さんとジュドー、シーブック兄さんにウッソ、ドモン兄さんにガロード、ロラン兄さんも通過確認」
アル「僕は?」
キラ「予選敗退みたいだね…残念」
アル「あーあ…」
ヒイロ「俺はどうなっている…?」
キラ「んーと…?!え…予選…敗退してる…」
ヒイロ「お・・・俺のミスだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キラ「…それとアムロ兄さんとシーブック兄さんとカミーユ兄さんはすでに2回戦進出…あれ?」
ヒイロ「自爆する!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
アムロ「うわー!総員退避ーーーっ!」
(票の数え間違い等のミスがあったらスマソ)
>>835 ガロード「空のかなたから〜♪まぶしい光たちが〜♪」
シロー「どうしたんだ、いきなり?」
ガロード「いや、あのネタのタイトル見てたら、つい…」
ヒイロ「…」
シロー「おまえもどうした?」
ヒイロ「ウィングのバードモードでバニングのジムカスタムに突っ込んでくる」
やば、タイトルの元ネタがバレた!?
ええ、SDGFほとんど観れなかったんで、あっちの方をかなりイメージしてますとも
>>839
それだとシロー兄さんがリリーナと結婚することになるぞ。
貧乏リリーナと堤シローか。
バニング「だから…バスターライフルは取れといったんだ…」
>841
それを木陰から見守るヒイロ……シュールすぎるぞ!
元ネタわからんorz
「アムロ、私の判断は間違っていたのか?」
「いや……お前の判断は正しい。お前は完璧な心の持ち主……俺がそうプログラムしたんだ」
「だがアルを傷つけてしまったようだ……アムロ、所詮私は機械でしかないのか……?」
「人間のほうもロボットとの付き合い方を考える時が来ているのかもな……」
「はぁ、今日もガンダムに勝てなかった」
スクラップと化したザッパーザクの前に溜息をつくバーニィ。
ついさっきミンチになったばかりなのに、驚くべき復活速度である。
これからザッパーザクを修理の為にアクシズ社に運ばなければならない。
もはや新製品の運用モニターの筈が、耐久テストと化している。
「今回も随分と派手にやられたようだな」
サングラスをかけた赤い人物──クワトロ・バジーナ──表向きはアクシズ社の営業らしい──が出迎える。
バーニィはこの男の正体と本性など知りもしないのだが。
「駄目だよ!クワトロさん!全然勝てないよ!」
「別に他社の製品と無理に戦わせる必要はないのだが」
「だってコイツ、他には掃除しかできないんです!この間料理をさせたら、スパゲッティがミート煎餅になってたんですよ!」
「うーむ、わが社のロボットの開発コンセプトは『愛嬌のあるロボット』なのだが……やはり改良の余地があるな」
「いいな、バーニィの家にはザクがいて」
「いや、結局今回も負けちゃって修理中なんだけどさ……アルん家のキャプテンは強いな。おまけになんでもできる」
「あんな奴どうだっていいよ!ロボットのくせに保護者面してさ!」
「アル……?なにかあったのか?」
「参観日にキャプテンが来たんだ……おかげでボクはクラス中の笑い者だよ!」
「……」
「アムロ兄ちゃんやロラン兄ちゃんなら、ボクの父さんと母さんの代わりでもいい!笑われたっていいよ!
でもキャプテンは違うんだよ!キャプテンじゃ駄目なんだよ!おまけになんでガンダムなの!?ザクでもいいじゃないか!」
「(あーあ、こうなったらアルは何を言っても聞きゃしないだろうな……
そういえばクワトロさんが、今度の修理は時間がかかるから代わりの新型をよこすって言ってたっけ……)」
「アムロ、どうして私をガンダムにしたんだ?私だけじゃない、開発中のガンイーグルとガンダイバーもガンダム型だ」
「ラーカイラム社のロボットの開発コンセプトは『頼りになるロボット』だ。強さの象徴たるガンダムこそがふさわしい」
「アルは私が嫌いらしい。私が他のMS──例えばザクの姿を模した姿ならどうだろう」
「あいつのザク好きにも困ったもんだ。たしかにザクは汎用性に優れたいいMSだが……」
バーニィはアルと別れると家に戻り、ザクウォーリアの整備を始めた。
兄弟一家にどういう訳かガンダムタイプがそろっているように、バーニィはなぜかザクタイプのMSを入手できてしまう。
そしてガンダムタイプに戦いを挑み……連戦連敗。
ヘッポコな女性パイロットの乗ったM1アストレイ位にしか勝利したためしがない。
このザクウォーリアは最新型でストライクなどのGATシリーズに匹敵する性能なのだが、
コーディ用などと呼ばれる扱いの難しい機体の為、いまいちバーニィには扱いきれていない。
不意に呼び鈴が鳴った。
「誰だろう……?ひょっとして、例の新型が届いたのかな?」
玄関に向かうとそれはいた。
「私はアクシズ社のコマンダーサザビー。それ以上でも以下でもない!」
「ちぇっ、ザクじゃないのか……」
「私をザク如きと一緒にしてもらっては困るな」
「まあ、モノアイがあるし、アイツの修理が済むまで我慢するか……」
「では早速キャプテンガンダムの性能とやらを見せてもらおう」
「いきなり勝負しにいくのか!?いまいち気乗りしないな……」
「実は既に奴を呼び出す手筈は整えてある」
シャアはダイクン社の会長室に戻って来ていた。
クワトロ・バジーナの姿はグループ内をお忍びで視察する際のスタイルだったりする。
コマンダーサザビーは、彼の警護用として傘下のアクシズ社に開発させたものだ。
それにはロランにちょっかいを出しに行く際の警護も含まれる。
当然、最大の障害であるキャプテンガンダムを相手にする事も想定されているのだ。
因みにAI開発の際、シャア自身のデータを参考にしている。
会長秘書のナナイが入室してきた。
「会長、アクシズ社の技術部より報告があるのですが」
「うむ、話したまえ」
「コマンダーサザビーの良心回路に欠陥があるので、緊急に改修を要するとの事ですが……」
「緊急?それ程重大なバグなのかね?」
「人に危害を加える恐れがあるとの事です」
「ならばラーカイラム社のロボットは欠陥品そのものではないか!」
「あれは害虫を駆除しているだけでしょう?」
「私は害虫ではない!」
「別に会長の事とは言っていませんが。そんな事よりもあれをどこにやったのですか?まさか…… この蓑虫め……」
スレ容量が不安なので今日はここまで
続きは新スレかな?
新スレ誰か建ててくれ
>>827の続きも新スレで投下する
作者さん乙。しかしここんとこシャアの地位低下が激しいなw
今のスレは本来Part12で、次はPart13になることを
スレが立つ前に書いておく
なかなか新スレ建たないね・・・
明日から出張なので、続きを投下できるのは来月になります・・・
それほど議論が激しいんじゃないかな?
新スレが立つまでネタを…(完結予定は今月末)
2月11日、早朝4時…
キラ「(今年もついに来たか…ラクス…すまないが僕はここにいてはあぶないんだ…ごめんよ…兄弟達…弱気な僕を許してくれ…)」
ガラガラ…ゴソ…
キラ「(ヒイロ…ドモン兄さん…ロラン兄さん…ごめんね…)」
ゴォォォォォォォォォォォ…
アムロ「へ?キラが家出?」
ウッソ「マジだって!朝起きたらキラが居なかったんだよ!」
シロー「一体何が?」
ドモン「そういえば俺の大工道具もなくなっていたな…」
ロラン「冷蔵庫の食料もかなり減ってたし…」
ヒイロ「俺の作った硬度最強のロープもなくなっていた…ナイフも消えてたし…」
コウ「キラが持ち逃げしたとか?」
シーブック「考え難いね」
コウ「なんで?」
シーブック「キラは元々家出なんかする奴じゃないし他人の迷惑を気にしない奴じゃない」
コウ「でも実に家出してるじゃん!」
ウッソ「キラ兄さんの机の中の財布も無くなってたし…」
ガロード「なぁ…ニュータイプのアニキ達よぉ、得意のニュータイプ能力で探れねぇのか?」
アムロ「駄目だ…この近辺にキラの気配は無い」
カミーユ「あぁ…駄目です」
ジュドー「ん…何も感じられない」
シーブック「そうかな?」
シロー「!」
ロラン「何か手掛かりが?」
シーブック「んっ…何か…こう…」
11人「……」
シーブック「…キラはこれから起きる『何か』を感じとってそれを恐れて逃げた…それだけしか分からない…」
アムロ「キラに何かあったっけ?」
フレイ「嘘でしょ?!」
ラクス「そ…そんな…!」
アスラン「キラが?!」
カガリ「まさかあいつが…」
アムロ「信じ難い話ですが…真実です」
ラクス「一体何が…」
フレイ「(ん〜…こないだ拉致った時やりすぎたかしら?○○○○直前でキラは逃げたけど…)」
シーブック「キラに何かがあったのは確かです…皆さんも知っての通り、キラは独りで何処かへ行くような奴じゃありません」
カガリ「それは…わかっている」
アスラン「高校も休むというのか…キラ…」
ラクス「そういえば…キラ様は自宅にいる間…何か変わったところは何かありませんでしたか?」
アムロ「ああ…そういえば最近かなり暗い性格になってしまって…」
カガリ「?!」
シーブック「『もう疲れたよ…』とか『もう嫌だ…』や『生きてて楽しいのかな…』って…」
アスラン「かなりネガティブになってるな…」
ラクス「他に貴方達兄弟の生活上での変化はありましたか?」
ヒイロ「…俺のロープとナイフがなくなっていた」
ドモン「俺の大工道具が無いッ!誰かが持っていった!!」
ロラン「冷蔵庫の食料がかなり減ってました…少なくとも13人兄弟の1週間分くらい…」
フレイ「でもそれって偶然じゃないの?」
アスラン「あり得るな」
ドモン「それは信じない!」
ヒイロ「偶然で片付けるには出来すぎている…ゼロはそう教えてくれた」
フレイ「ぜろ?」
ヒイロ「使ってみるか?俺が作った薬、開発番号54216、ゼロシステム錠剤」
フレイ「なによそれ?」
ヒイロ「おすすめはできないが……!…行ってる側から飲むな…どうなっても知らないぞ…!」
フレイ「(ごくんっ…)ん…ええあbぽきおhrじぇhtj:@ぺtj0^jぬるぽhkと@じぇぴth?!:;^@!!」
カガリ「(ガッ!)おい?フレイ?!」
フレイ「な…なに…よこ…れ……私の体…が…心が壊…れちゃ…」バタッ…
ラクス「きゃぁぁぁぁぁぁ…」
アムロ「ヒイロ!早く!」
ヒイロ「了解…」
ガサガサガサ…ガラッ!
ピーポーピーポーピーポー………
ラクス「…彼は救急車を個人所有しているのですか?」
アムロ「いや…その…」
ラクス「事情があるようなら構いませんわ…」
カガリ「なぁ…1つ仮説が思い浮かんだんだが…」
アムロ「?」
ttp://page.freett.com/kimidi/midi/huru.mid カガリ「キラは疲れていた様子で人きるのが嫌になって…ロープに大工道具って事は…ん?何だこの音楽は?」
ジュドー「いらねぇーかぁ?」
カガリ「やめろぉ!」
ジュドー「へいへい…」ぽちっとな
カガリ「まさかロープを持って首を…」
ラクス「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」
アスラン「カガリ…不吉なことを言うなよ…」
カガリ「あくまで仮説だ…それにキラには…」
アスラン「キラには?」
カガリ「いや、なんでもない…」
アムロ「少なくとも早く探さないと!」
カガリ「そうだ!最悪の事態にならないように!」
ヒイロ「今帰った…」
アムロ「そうだヒイロ!ゼロで探してくれないか?」
ヒイロ「…俺には関係無い…」
ヒイロはそう言い残すと地下室へ行ってしまった…
ラクス「冷たい方ですね…彼は…」
アムロ「すまない、彼は少し…異常なだけです」
その日の夕方、兄弟達(ヒイロ除く)は警察へ向かい捜索を依頼・キラを指名手配(?)にした
続く