ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第八章

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 ふと、幾つか.思い返してみるものがある。

 その頭の中で再生する各々のフィルムはまとまりらしい物も無い。
単に細かい部位はノイズがかかるだけという意味もあるが、
必要とする情報=彼の考えに一致していればいいだけであって、
断片的な会話と眼で見た景色がフラッシュバックしていくだけだ。

 各々、場所も違う。人も違う。時間帯も違う。
共通しているのは彼がその眼で見てきた光景・音・匂い。
私怨から国の革命まで事の大小には関わらない。
そこには必ず意味と理由が存在し、付属する。
だからこそそこで生きる兵がいて戦闘は起こり、戦場が構築される。
そして彼はその中で悦楽に酔える事が出来る。
不都合や違和感は生まれる事は本来ありえないことなのだ。

 では、単刀直入に。この戦場は何だ?
基本的な舞台設定からして大幅に狂っており、
包み隠すどころかそれ自体をさらに広げ見せ付ける。
場を制するものは自らが狂気であると告白するように暗躍し、
戦場の基本的なルールを必要以上に強調し、
時に奇妙な、時に正攻な数々の方法を用いてまで事を押し進める。
まるで、ここが戦闘が行われている事すらも自ら否定しているように。

  "ゲーム"

 自らをそう名付けているこの空間。
自分達がキャラクターであり物語を作っているというのなら、
それを見ているプレイヤーは一体何処にいると言うのか。
人を苛立たせる白衣の彼女に真っ先に疑いが掛かるが、
いちいちとルールを明文化させ続ける行動を考えれば、
あれはゲームを盛り上げる為の調整役と言う方が正しい。
と、なれば…。

 ………。
 デッキの作業場脇の小部屋。
作業用の机と来客用と思われるガラステーブルとソファー。
そのソファーに深く腰掛けたまま、少し虚ろな眼をした彼がいる。
側に置いてあった煙草を加えながら。その灰を落としながら。

 意にそぐわないことをしたという軽い後悔。
いちいちと気にしているようでは到底生き残る事など出来ないはずだ。
ただ、気分だけは妙に晴々しい。古典的表現だが、文字通り頭の中の霧が晴れたようだ。
闇雲に蠢いているだけで物事が解決するレベルはもう終わったと言う事なのだろう。
いわば一種の現実逃避に陥っていたわけで、何もまとまっていなかった。
意味の無い事と分かっていながらも、考える。そして結論を出す。即ち荒療治だ。

 すでに生き残っている参加者全員が何かしら気が付いている。
異常と狂気に隠されながら、ゲームと言う名前でここが呼ばれている理由と意味に。
そして、あの女もまた彼等の考えに気づいている。
改めて、名簿へと目を通す。死亡者には打ち消し線が施され、随分と汚れた。
16人。まだ随分と残っている。
徒党を組んでいる者、虎視眈々と好機を狙っている者、あくまで和平を貫く者。
しばしの膠着。思惑はそれぞれあれど動きを取れなくなった状態。
誰がカードを切ろうと奈落に向かって一気に展開は進んでいく。
ならば、自分のやるべき事は? そんなことは至極単純。
最高のタイミングで横合いから思い切り殴りつける。
きっかけさえあれば動くと言うならば、そのきっかけを作ってやればいい。

 立ち上がった彼の顔に邪悪な笑みが戻る。
ドッグへと急ぎ戻ると、中途半端になったままの機体の補修作業を進める。
ポッカリと穴のあいた左肩。傷は意外と手間取りそうだ。
そうだ。奴のことも片をつけておかないといけない。
脳裏に一瞬マントを羽織った姿がトリップする。

 「レイモンド…デリック…だったか。」

 初めてその者の名を口にする。随分と厄介な傷を負わせてくれた。
改めて、共に混沌とした戦場を歩きなおそうじゃないか。
そちらの如何に関わらず…な。
【行動:移動 (-2P) 思考(-0p) 補修作業(-1p)】
【位置:R-06→S-06→S-05】【残り行動値:1P】
【機体状況:外装への小ダメージ+14番からの切り傷+左腕部の損傷】
【武装:ビームソードアックス】
【所持品:自動小銃2丁 小銃3丁 それらの弾薬】
【行動方針:戦場を求める】【同盟:無し】

かなり亀レスになりますが、
先生、>>66 お気になさらずに。
漆黒の機体から放たれた、殺意の砲弾は、一筋の光と光芒によって防がれた。
「なるほど、サイコミュ搭載兵器か。面白いな。」
バズーカを右手に持ったまま、砲口を上に上げる。
そして、バズーカ下部に有るマガジンが排出され、目の前の宙域に放り出される。

ムサイ級軽巡洋艦
初期型ならば、MSに対する防御は薄い。
「リロードもしなければならんしな。」

砲を元の位置に戻して、マガジンに手をかけた。

【行動:マガジンの排出(0)】
【位置T11】【残り2P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2 120mmマシンガン×2 ラケーテンバズ (予備弾奏各1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】
『俺は言うまでもなくYESだ。だが俺はお前の言うような核の知識など無いに等し
 いから、部品集めとか、そのくらいしかできないぞ。…ところで…その爆弾は1
 発で足りるのか?俺の記憶に間違いがなければ、以前戦闘があったコロニーの港
 に捨てられたケンプファーがあると思うんだが……使うか?』
『・・・・・・YESの方になるかな。
 出来るだけ協力はするが、抜けたくなったら自由に抜けさせてもらうぞ
 あんた等の邪魔をするつもりは無いが俺も探し物があるんでな。
 けど、こう言う事を会話レベルで話していいのか?
 盗聴されてるかもしれないのに。』

 ベルクと、レイモンドからYESの返答が帰ってくる。

「盗聴の事は……さっき言ったわ。
  彼らは私達がなにをするのか、期待している筈なのよ。
  聞かれていても、聞かれていなくても……結果は変わらないわ。
  やる以上は、徹底的にやるけどね」

『んで、さっき言っておった話はアタシには小難しゅうてよく分からへん。
 やけど、なんとなくは分かりよった。
 アタシの答えはYESかNOが答えろっちゅーたらNOや。
 アタシは他の人を殺してまで生き延びるなんてしとうない。
 そないな事しても楽しゅうないし、御飯もきっとおいしく食べれなくなる。
 これからの人生もきっと楽しくなくなってまう。そんなん嫌や。
 誰かを殺さんといて逃げるっちゅー事やったら間違い無しにYESといえるんやけど
 そうじゃないんやったらNOや』

 ……私は。

「ルイ、ゴメン!」

 ルイの頬目掛けて思いっきり手を振った。


【行動 : ルイをビンタで攻撃(−1) 】
【残り : 3P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : まだ空腹。 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : もう一つの優勝 】
【同盟 : No.21/アーネスト No.25/ルイ No.14/レイモンド No.09/ベルク 】
『監視カメラの映像にも限界があるし、
 仮に監視カメラを見つけて壊せば、
 何かをしていても詳しいことは判らなくなると思うし
 何も対策していないとなると
 必要最低限保持していたい情報も駄々漏れになる。
 それぐらいは考慮したほうが良いと思うぞ。』
「それはな・・・・・・」
べるべるからの質問の前に
『ルイ、ゴメン!』
さーちんから声がかかり同時に頬をはたかれる
(パチンと小気味良い痛そうな音が響く)
思わずたはかれた頬を抑えながらさーちん言う。
「さーちん・・・.・・・一体何?」

【行動 : とーくたいむ (0)残り4 】
【位置 : F-5 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる 只今お留守番の最中やー 】
【パイロット状況 : デコ腫れとる(涙) さーちんにはたかれ自失呆然 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : 言いたい事はキッチリいわんと 】
【友達 : 07番 ベルク・クロフォード :べるべる 普通の人やな
       11番 サーティア・クワン :さーちん もう、持って帰りたいわ
       14番 レイモンド・デリック :おっさん ノリがけっこうええな
       21番 アーネスト・マンソン :あーたん なかなか渋い声やなー 】
『さーちん……一体何?』

 叩いたまま、手が動かない。
 身体も、動かない。

「……私はもう、何人も殺した。
 ライブ野郎はどうか知らないけど……少なくとも、二人。
 ルイは! アナタは! 自分の命がそんなに安いわけぇ!?

 それも殺すのはアノ外道どもよ!?
 私達に殺し合いをさせようとした、奴らなのよ!?」

 そうよ、リオンは……

「これをやらない事はアナタが死ぬだけじゃない!
 私達と戦う事になる人達も助かるかもしれない!
 それなのに、やらないっての!?」


【行動 : 会話中(0) 】
【残り : 3P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : 正常 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : もう一つの優勝 : 怒 】
【同盟 : No.21/アーネスト No.25/ルイ No.14/レイモンド No.09/ベルク 】
『……私はもう、何人も殺した。
 ライブ野郎はどうか知らないけど……少なくとも、二人。
 ルイは! アナタは! 自分の命がそんなに安いわけぇ!?

 それも殺すのはアノ外道どもよ!?
 私達に殺し合いをさせようとした、奴らなのよ!?』
一呼吸おいてからさーちんが言葉を続ける。
『これをやらない事はアナタが死ぬだけじゃない!
 私達と戦う事になる人達も助かるかもしれない!
 それなのに、やらないっての!?』
「安いかどうかはわからへん。
 ちゅうよりも安いかどうか人の命ははかるもんやない。
 それはアタシもさーちんもおっさんもあーたんもべるべるも
 みーんな一緒や。この中で誰の命が一番安くて一番高いんか。
 そないな事比べてみたいとも思わへん。
 例え、救いようの無いような外道やて命は命や。
 殺してしまう権利なんてアタシ等にはあらへん。
 誰にもあらへんのや。
 それに、誰も殺さへんで抜け出す方法があるかもしれへんやん。
 アタシは馬鹿だからまだ思いつかへんけど。きっとある。きっとあるはずや。
 それを探し、みーんな一緒に逃げるんや。
 そのほうがみんな幸せになれる。アタシはそう信じる」
息が切れて荒い息になるけど息を吸ってから言葉を続ける。
「アタシだって死にたくはあらへん。
 お金も欲しいし素敵な恋とかもして見たい。
 素敵な旦那さんとかと子供も欲しい。
 やけど、人を殺してしもうたら絶対そんな夢も見れなくなる。
 そないな事はアタシはいやや。
 誰も殺さんでアタシは生き残りたい。
 最後までジタバタしたる。諦めずにずっとジタバタしたる。
 アタシはそっちのほうが後悔のしない生き方や。
 だからアタシはあーたんの計画には乗らない。
 それで邪魔やというんやったらアタシは出て行く。」

【行動 : まんがんとーくふたたび (0)残り4 】
【位置 : F-5 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる 只今お留守番の最中やー 】
【パイロット状況 : デコ腫れとる(涙) さーちんを微妙に睨みつけとる 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : 言いたい事はキッチリいわんと 】
【友達 : 07番 ベルク・クロフォード :べるべる 普通の人やな
       11番 サーティア・クワン :さーちん 
       14番 レイモンド・デリック :おっさん ノリがけっこうええな
       21番 アーネスト・マンソン :あーたん なかなか渋い声やなー 】
「安いかどうかはわからへん。
 ちゅうよりも安いかどうか人の命ははかるもんやない。
 それはアタシもさーちんもおっさんもあーたんもべるべるも
 みーんな一緒や。この中で誰の命が一番安くて一番高いんか。
 そないな事比べてみたいとも思わへん。
 例え、救いようの無いような外道やて命は命や。
 殺してしまう権利なんてアタシ等にはあらへん。
 誰にもあらへんのや。
 それに、誰も殺さへんで抜け出す方法があるかもしれへんやん。
 アタシは馬鹿だからまだ思いつかへんけど。きっとある。きっとあるはずや。
 それを探し、みーんな一緒に逃げるんや。
 そのほうがみんな幸せになれる。アタシはそう信じる』

『アタシだって死にたくはあらへん。
 お金も欲しいし素敵な恋とかもして見たい。
 素敵な旦那さんとかと子供も欲しい。
 やけど、人を殺してしもうたら絶対そんな夢も見れなくなる。
 そないな事はアタシはいやや。
 誰も殺さんでアタシは生き残りたい。
 最後までジタバタしたる。諦めずにずっとジタバタしたる。
 アタシはそっちのほうが後悔のしない生き方や。
 だからアタシはあーたんの計画には乗らない。
 それで邪魔やというんやったらアタシは出て行く』

「……ゴメン、アーネスト。
 私乗れない。
 乗れなく、なった……。

 核製造の手伝いぐらいなら、構わない。
 けど……私には、もう乗れ、ない……」


【行動 : 会話中(0) 】
【残り : 3P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : まだ空腹。 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : もう一つの優勝 】
【同盟 : No.21/アーネスト No.25/ルイ No.14/レイモンド No.09/ベルク 】
アーネストからの返答を待つ間に、ベルクも賛成の意志を示した。
まあ微妙な反応ではあるが、一応はこれでもいいのだろう。
続いてルイが少し考えてから意見を言った。
その答えは…明確なNO。
だが……俺はルイがNOと言う事が、何となく分かっていたような気がする。

『笑いで世界を救う』
『みんな笑って争う事が馬鹿馬鹿しくなって平和にもなる』
……ルイにとって武器とは銃ではない。
ナイフでも爆弾でも毒でもなければ、MSでもない。
笑い。
若しくはそれを生み出すルイ自身の笑顔だ。
そしてこの計画は、ルイの唯一の武器である笑顔を、奪う。
彼女が納得できないのも当たり前なのかもしれない。

パシッ

食堂内に乾いた音が響く。
ルイの答えを聞いたサーティアが、その頬を張ったのだ。
一瞬凍りついたような空気の中でサーティアは続ける。

「……私はもう、何人も殺した。
 ライブ野郎はどうか知らないけど……少なくとも、二人。
 ルイは! アナタは! 自分の命がそんなに安いわけぇ!?

 それも殺すのはアノ外道どもよ!?
 私達に殺し合いをさせようとした、奴らなのよ!?

 これをやらない事はアナタが死ぬだけじゃない!
 私達と戦う事になる人達も助かるかもしれない!
 それなのに、やらないっての!?」

サーティアは身じろぎもせずに、ルイを説得しようとする。
彼女の目を見据えて。
ただ、ルイも引くつもりはないようだった。

(続く)
「安いかどうかはわからへん。
 ちゅうよりも安いかどうか人の命ははかるもんやない。
 それはアタシもさーちんもおっさんもあーたんもべるべるも
 みーんな一緒や。この中で誰の命が一番安くて一番高いんか。
 そないな事比べてみたいとも思わへん。
 例え、救いようの無いような外道やて命は命や。
 殺してしまう権利なんてアタシ等にはあらへん。
 誰にもあらへんのや。
 それに、誰も殺さへんで抜け出す方法があるかもしれへんやん。
 アタシは馬鹿だからまだ思いつかへんけど。きっとある。きっとあるはずや。
 それを探し、みーんな一緒に逃げるんや。
 そのほうがみんな幸せになれる。アタシはそう信じる」

更にルイの言葉は続いていく……。

生き残る為に殺すサーティアと、生き延びる為に逃げるルイ。
どちらが正しいかなんて、誰にも決められるはずがない。
どちらを選んでも困難な事に変わりはない。
だが、俺は俺の中の判断をつけるべきかもしれない。
俺は前思った事をルイに聞いてみる事にした。

「ルイ。このプログラムの中で、君と同じ考え方をする人間はおそらくいない。
 このまま君がここから出たら、周りは全て敵になる。そしてその中には話の
 通じない者、執念深い者もいるだろう。そいつが向かってきた時……ルイ。…
 君は引き金を引く事ができるのか?」

【行動:ルイに質問(0)】
【残り行動値:4p】
【位置:F-5】
【機体状況:異常無し】
【参加者状況:健康体】
【武装:頭部60mmバルカン砲×2、ビームサーベル、ビームシールド、
胸部ニ連装マルチランチャー、ABCマント、ビームライフル(残弾6)】
【所持品:ディパック、水2g入り2本半、食料21/3日分、シャベル(小)、
蕎麦団子2個、蕎麦の種子、拳銃と自動小銃と弾倉、マジック】
【行動方針:………】
【同盟:不明?】
『……ゴメン、アーネスト。
 私乗れない。
 乗れなく、なった……。

 核製造の手伝いぐらいなら、構わない。
 けど……私には、もう乗れ、ない……』
「さーちん。一つだけ聞いてもかまわん?
 さっき2人殺してもうたと言っておったけど、その事後悔しとる?
 後悔してるんやったら、その2人の分も頑張って生きるんや。
 カレーに入ってる鶏肉かて元々生きてた鳥さんの肉や。
 死んでもうてもアタシ等の栄養になってくれる。
 役に立ってくれてる。
 そのかわりアタシ等はその栄養の分頑張って生きなあかん。
 だからさーちんもがんばって生きるんや。
 アタシはあーたんの作戦には乗れへんけど
 さーちんが乗るかどうかはさーちん次第や。
 本当はさーちんにもこれ以上人を殺したりして欲しくあらへんけど
 それ以外に方法が思いつかへんのやったら乗ってもええんや。
 さーちんはさーちんなんやから。
 それにアタシはさーちんには。うんや。ココに居る人たちにも
 死んで欲しくあらへんから」
さーちんに話し掛けたあとにおっさんからも話かけられる
『ルイ。このプログラムの中で、君と同じ考え方をする人間はおそらくいない。
 このまま君がここから出たら、周りは全て敵になる。そしてその中には話の
 通じない者、執念深い者もいるだろう。そいつが向かってきた時……ルイ。…
 君は引き金を引く事ができるのか?』
「わからへん。
 思わず引いてしまうかもしれへんし、誰か頼れそうな人が近くにいたら
 助けを求めるやもしれへん。
 何も出来ずにそのままダメになってしまうかもしれへん。
 それはそん時になってみないとわからへん。
 わからへんけど、その時はその時や。
 今、自分に嘘付いてまで生き延びてしまいたくあらへん。
 自分で納得の行くようにやって生きてく。
 きっとそうすれば最後の時も納得して後悔せずに終われる。
 そうおもうんや。」

【行動 : ましんがんとーくふたたび (0)残り4 】
【位置 : F-5 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる 只今お留守番の最中やー 】
【パイロット状況 : デコ腫れとる(涙) さーちんを微妙に睨みつけとる 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : 言いたい事はキッチリいわんと 】
【友達 : 07番 ベルク・クロフォード :べるべる 普通の人やな
       11番 サーティア・クワン :さーちん  がんばって
       14番 レイモンド・デリック :おっさん ノリがけっこうええな
       21番 アーネスト・マンソン :あーたん なかなか渋い声やなー 】

272赤いマフラーの女性:04/03/21 23:15 ID:???
『さーちん。一つだけ聞いてもかまわん?
 さっき2人殺してもうたと言っておったけど、その事後悔しとる?
 後悔してるんやったら、その2人の分も頑張って生きるんや。
 カレーに入ってる鶏肉かて元々生きてた鳥さんの肉や。
 死んでもうてもアタシ等の栄養になってくれる。
 役に立ってくれてる。
 そのかわりアタシ等はその栄養の分頑張って生きなあかん。
 だからさーちんもがんばって生きるんや。
 アタシはあーたんの作戦には乗れへんけど
 さーちんが乗るかどうかはさーちん次第や。
 本当はさーちんにもこれ以上人を殺したりして欲しくあらへんけど
 それ以外に方法が思いつかへんのやったら乗ってもええんや。
 さーちんはさーちんなんやから。
 それにアタシはさーちんには。うんや。ココに居る人たちにも
 死んで欲しくあらへんから』

「だから出来ないって言った!
 ……誓いを、忘れてた。

 忘れてたんじゃない、勘違いしてた……

 完全に……っ!!」

 苦しい。
 痛みが……止まらない。
 何も考えられない……

 形振り構わず走って部屋を飛び出した。

 痛い。


【行動 : 移動中(−1) 】
【残り : 2P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : まだ空腹。 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : もう一つの優勝 】
【同盟 : No.21/アーネスト No.25/ルイ No.14/レイモンド No.09/ベルク 】
>>272
  |
((´A`)) マジデツッテキマス……
マガジン排出後即座にマガジンを押し込む。
「おまえなんかには用は無い!ここで潔く散るが良い。」

予測射撃も踏まえての完璧な射撃。
一発は肩を狙うと見せかけて、艦橋底部へ。もう一発は、脇を狙って推進器狙い。

先ほどと狙いは変わらないが、できる限りの偽装はしておかねばならない。


【行動:リロード(0)射撃(2)】
【位置T11】【残り0P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2  ラケーテンバズ 120mmマシンガン×2(予備弾倉1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】
「わからへん。
 思わず引いてしまうかもしれへんし、誰か頼れそうな人が近くにいたら
 助けを求めるやもしれへん。
 何も出来ずにそのままダメになってしまうかもしれへん。
 それはそん時になってみないとわからへん。
 わからへんけど、その時はその時や。
 今、自分に嘘付いてまで生き延びてしまいたくあらへん。
 自分で納得の行くようにやって生きてく。
 きっとそうすれば最後の時も納得して後悔せずに終われる。
 そうおもうんや。」

俺の問いにルイは彼女らしい、はっきりとした口調で答えてくれた。
言っている事は厨房の時と変わらない。
それは『後悔しない生き方をする』
俺はこの場面で尚、自分の生き方を曲げないルイが嬉しく、そして羨ましかった。

ルイの傍ではサーティアが落胆している。
彼女もルイの言葉に何か感じるものがあったのだろうか。
と、突然食堂から飛び出していった。
…苦しそうな顔を、していた。
何にせよ、今事態は動き始めている。

『後悔しない生き方をする』
『後悔しない生き方をする』
『後悔しない生き方をする』
そして、俺にとっての後悔しない生き方は…何なのだろう…。

俺は自分とサーティアの皿にカレーをかけてから席を立った。

「ちっと追い掛ける。さすがに1人にはしておけないからな」

とにかく今はサーティアを見ていてやらねば…。
とりあえず、今の俺の後悔しない行動……だと思う。
確信は持てないが。

よし、カレーを2つ持っていようとも、韋駄天レイは追い付いてみせる!
俺はサーティアの後を追って、食堂を飛び出した。

【行動:追いかけて基地内(−1)】
【残り行動値:3p】
【位置:F-5】
【機体状況:異常無し】
【参加者状況:健康体】
【武装:頭部60mmバルカン砲×2、ビームサーベル、ビームシールド、
胸部ニ連装マルチランチャー、ABCマント、ビームライフル(残弾6)】
【所持品:ディパック、水2g入り2本半、食料21/3日分、シャベル(小)、
蕎麦団子2個、蕎麦の種子、拳銃と自動小銃と弾倉、マジック】
【行動方針:………】
【同盟:不明?】
『だから出来ないって言った!
 ……誓いを、忘れてた。

 忘れてたんじゃない、勘違いしてた……

 完全に……っ!!』

そう言葉を吐き捨てたあとに物凄い勢いでさーちんが
食堂から出て行く。
それを追いかけようかと思っておった瞬間に

『ちっと追い掛ける。さすがに1人にはしておけないからな』

そういって、カレーをかけた御飯の皿を持って走り出す。
アタシは少し考えた後に残った2人に声をかける。

「ごめん。アタシも行って来る。
 カレーは大きい鍋のほうが普通の辛さやからね。」

そう2人に告げたあとにさーちんとおっさんを追いかけて食堂から飛び出したんや

【行動 : さーちんをおいかけるんや (0)残り4 】
【位置 : F-5 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる 只今お留守番の最中やー 】
【パイロット状況 : デコ腫れとる(涙) 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : 言いたい事はキッチリいわんと 】
【友達 : 07番 ベルク・クロフォード :べるべる 普通の人やな
       11番 サーティア・クワン :さーちん  がんばって
       14番 レイモンド・デリック :おっさん ノリがけっこうええな
       21番 アーネスト・マンソン :あーたん なかなか渋い声やなー 】
ビットを使ってしまった事は、失敗だったかもしれない。
スタンリーは、おそらくサイコガンダムMK-IIについて良く知らない。
最初の遭遇の際、ビーム兵器でこちらを威嚇してきたという事は、
この機体のIフィールドを知らなかったという事だ。
……となれば、ビットの存在も知らなかった可能性が高い。
スタンリーは歴戦の海兵隊員、しかも機体はあの馬鹿みたいな機動力を持つ海賊ガンダムだ。
……そんな強敵の隙をつくのに有効な切り札を、こちらは早々に切ってしまったのだ。
しかし、付け入る隙は、まだある。
奴は、こちらのビットが"リフレクター・ビット"である事を……知らないはずだ。

「焦っちゃ駄目だよね、パパ……。
 奴は、強敵……。慎重に戦わないと、ね。」

先程の攻撃によりスタンリーのおおよその位置は見当がついた。
その姿もこの目で確認した。奴は再び、デブリの陰に消えてしまったが……。
だが、一度倒すべき敵の姿を捉えたからには、リファニアの感覚は、獲物を逃がしはしない。

「ふふっ、あなたがそこに居るのが、わかるよ……。
 ……じっくりと、追いつめてやるからね……。」

ミョーコウからこの宙域のデブリ等の位置データが送られて来る。
これで、だいぶ戦いやすくなった筈だ。
『できるだけ戦場を引き離して貰えるかしら』
余裕のある微笑みと共にイブから与えられた指示に、ブリッジとの通信回線を開いて、ウィンクと共に答える。
「了解了解っ!イブさん、サポート感謝するよっ。」

続いて、ダグラスからも指示が入る。
『全機に告げます。敵との交戦を許可、迎撃及び、撃退して下さい。
 ただし、相手が撤退した時の追撃は認めません。
 交戦が終ったら、直ちに帰艦して下さい。直ちにこの宙域を離れます。』

「……了解、艦長。」
その指示に対し、少々不服そうに答えるリファニア。
だが、一度明確な指示が出されたからには……従わないと。
ダグラスを艦長と認めたのだから、それに応えなければ、ミョーコウは艦として成り立たない。
……要は、逃げ出す余裕を与えずに倒せばいいのよ。
そう、自らに言い聞かせたリファニア。
>>256
そこで、少し遅めの定期放送が入った。
「……へえ。」
リーア=ミノフスキーがこの殺し合いを見てほくそ笑んでいないのであれば……。
……あの女の目を気にせずに、心おきなく、スタンリーを倒す事ができる。

「さあ、私の心をいいように引っかき回してくれたスタンリー・M・イプキス……。
 あなたを乗り越えないと……私はこれ以上、強くなれないのよっ……!」

数々の理不尽な存在に、命を、魂を弄ばれてきたリファニア。
その理不尽な存在の一つを自ら消し去る事で、それを乗り越える強さを確立できる。
そうすれば、リーア=ミノフスキーにだって……負けないはずだ。

>>274
スタンリーより、再び二発の砲弾が放たれた。
「………。」
ぼうっと、正面から飛来してくる砲弾を眺めるリファニア。
砲弾は刻々と迫って来る。すでに回避運動も間に合わないかと思われる距離で……。

PAW!!

突然、拡散メガビーム砲が幾筋もの光の束を放ち、砲弾は二つの光芒と化す。

「……正面からの撃ち合いで、こちらに勝てる訳、ないのよ。
 インベーダー・ゲームじゃないんだから……いい加減、そこから出てこいっ!!」

言葉と共に、サイコの全身のメガビーム砲が、光を放った。
デブリを吹き飛ばしながら、スタンリーに迫る凶暴な光の渦。

「もうわかったでしょう?
 ……私を倒さない限り、ミョーコウを沈める事なんて出来ないよ。」

……あれで仕留められる程、ヤワな相手では無いはずだ。
リファニアは、集中力を極限まで高め、次なる敵の動きに備えた。

【行動 : シェラとの通信回線継続(0)、ミョーコウ艦橋への通信回線接続(-1)
      拡散ビームで迎撃(-1)、全身メガビーム砲で攻撃(-1)、残1 】
【位置 : T-11 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MS形態 】
【パイロット状況 : 頬にうっすらと傷痕、右肩に軽傷(治療済み)、メイク済み♪、穏やかな殺意 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×9、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)
      ノーマルスーツ、ジオン女性士官の制服、ナバン61式拳銃
      抗生物質、換えの包帯やガーゼ、消毒薬
      父の形見のジオン十字勲章、アレンの遺したギターとアンプ、トリィの羽根、日記帳とペン 】
【方針 : スタンリーを殺す、ミョーコウを護る 】
【同盟 : 03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、26 シェラザード=ビンス=マクファーソン 】
>>236
ヨーコの答えはわからないでもない。
リナルドは自分が他人にとって付き合いにくい人間だとは自覚している。
ヨーコとすれ違ってから、彼は目を伏せて、本当に本当に小さい声で呟いた。

「……そうだな。
 俺も、君といると余計なことばかり考えてしまう。
 それは君のせいじゃないかもしれないが、余計に疲れるのは確かだよ。
 
 それだけじゃない。
 人は、どんなに頑張ったって神になんてなれやしない。
 全ての人間は、悪魔になる可能性を等しく内包しているだけだ。
 神なんてどこにもいないし、いちゃいけないんだ……」

(それに、“真実”を見たくないというのは傲慢だよ。
 “本当の真実”なんてどうだっていいんだ。
 自分が納得できる決断を下せればいいだけなんだ。
 人は常に、小さな決断を下しながら生きている。
 その分だけ、その人にとってのささやかな“真実”を受け入れながら生きている。
 無意識のうちにそうしながら生きている。
 ……まあ、いいさ。
 いずれ嫌でもわかる時が来る。
 どんなに自分だけの“真実”から顔を背けても、そいつはやがて、必ず“決断”を迫るんだ。
 自らを受け入れさせるために。 決して逃げようの無い、公正さと狡猾さを併せ持った周到なやり方で)

思えば、自分はいくつ道を間違ったのだろうか。
わからない。 正解なんて誰も教えてくれなかったから。
他の人もきっとそうなのだろう。
それが普通だ。 全ての“真相”に触れることなど、所詮は叶わぬ夢。

リナルドはそっと目を開けた。
目を閉じた時と変わらない光景が広がっている。
彼を包む闇も、相変わらず燻っている。

【行動:鬱度レベルアップ(0)】
【位置:S-17コロニー港湾部・MSデッキ】
【残り行動値:4pts.】
【機体状況:MS形態・通信回線継続(シュウジ・ヨーコ)】
【武装:(MS)ビームカタールx2、ビームカッター、頭頂部ビームキャノン、ヒートサーベル
   (MA)ビームカッター、グフシールド(半壊)】
【生徒状態:通常・左首筋に軽度裂傷】
【所持品:デイパック、コッペパンx2、水2gx.4.5、食料4日分、着替え一組、ノーマルスーツ、拳銃(20)、救急箱
   (以下私物)MS状態チェック用ポータブルコンパネ、愛用眼鏡、配線修理用工具一式】
【行動方針:……】
【同盟:01番シュウジ 07番ベルク? 08番ヨーコ?19番ラーズ??】
トリップ変え忘れてました。
以降はこれで行きます。
先ほどの砲弾も、ものの見事に迎撃された。
「やはり、炸裂弾ではだめか。」

思考をしているひまなど無い。
相手の機体には多くのビーム砲が搭載されている。
いくらこの機体とて、コックピットに一撃をもらえば・・・・。
「緊急回避機動を取りつつ一時離脱する。」
その時、サイコガンダムから幾条かの光
その光をAMBACでマガジンを蹴りかわし、身を太陽に潜める。
その慣性でマガジンはサイコの脇をそれて、バーミンガムへと向かう。

ミノフスキ―粒子散布下では、目視か赤外線センサーのみがたよりとなる。
太陽の中というのはその両方を塞ぐ、そして防御側には最大の脅威ともなる。
場数を踏んだ熟練兵で無いとしがたい荒業だ。

古来より、大型のものを叩くときは奇襲が良策と考えられている。

「沈んでもらう!」
炸裂弾がムサイへと向かう。
そして、鉄鋼弾がなぜかバーミンガムへと・・・。

【行動:射撃Bムサイ(2)射撃Mバーミンガム脇(1)】
【位置T11】【残り1P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2  ラケーテンバズ 120mmマシンガン×2(予備弾倉1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】
>>264>>272 >>275 >>276

飛び出していったサーティアの後を追って
レイモンドとルイが食堂を出ていった。

俺も後を追うとも思ったが二人も行ったのだから必要無いと
思いそのまま待つことにした。

それともう一人、後を追わなかった男が居た。
協力を持ちかけてきたアーネストという男だ
その男に俺は話し掛けた。

「アンタは追わなくて良いのか?仮にも仲間なんだろ?
 それとも、俺の監視役か?」

【行動:会話(-0)】
【残り行動値:4】
【位置:F-05(食堂内)】
【機体状況:待機 】
【武装:(本体)ビームアックス、3連装ミサイルランチャー×2、(左手)ビームシールド、
    (左手) ビームライフル(E53%)(右手)ビームダガー×4本 】
【所持品:ディパック コッペパン一つ 水2g三本 水1g一本 食料ニ日分 
     十字架 聖書 特殊情報端末 チ○ルチョコ20個ほど】
【行動方針:”答え”を見つける】
【同盟:01番 シュウジ=アサギ?? 08番 ヨーコ=クロサキ? 
    15番 リナルド=グレイス?? 19番 ラーズ=フィリー?】
>>281
周囲に浮くデブリごとスタンリーを焼き払うべく、放たれた凶光。
その光から逃れるスタンリーのX2の姿を、リファニアは確認した。
「……丸見えになったっ!」
スタンリーを完全に捉えたリファニア。
X2の動きを目で追いながら、距離を詰めようとする。

唐突に、眩い光がリファニアの瞳を焼いた。X2が、太陽を背にしたのだ。
「……ちっ……。」
眩しさに目が眩んだリファニアは、愛機の脇を通過していったラケーテン・バズのマガジンには気がつかなかった。
「味な真似を……またっ!?」
再び放たれた、二発の砲弾。
太陽にその身を隠したX2から放たれたそれは、サイコの脇を掠めてミョーコウへ向かう。
「私を狙えば直撃だったの……に……ッ!」
アポジを吹かし機体を旋回させ、腕のメガビームで砲弾を凪ごうとするリファニア。
トリガーを引こうとした矢先に、リファニアの肩の傷が痛んだ。
「……つぅっ!」
放たれたメガビームは逸れたかと思えたが……次の瞬間、爆光が沸き起こる。
ただし、それは一つだけだった。
残った一発の砲弾は、ミョーコウに向かってゆく。
もう、こちらからの迎撃は……間に合わない。

「……くっ、耐えてね、ミョーコウ……。」
そう祈って、再びX2へと機体を向けたところで、マシンガンを構えるX2のシルエットを見た。
とっさに回避運動をとろうとするリファニア。だが、放たれた弾は、リファニアから大きく逸れていった。
「……そんな豆鉄砲で、何が出来るのよっ!」
サイコのスラスターを吹かし、X2との距離を詰めるリファニア。
……これ以上、いいように撃たせる訳にはいかない。
こちらに接近されれば、そう簡単にミョーコウを撃てない筈だ。
たとえ目を眩まされようとも、リファニアの感覚は、いまだにスタンリーを捉えていた。

【行動 : シェラとの通信回線継続(0)、ミョーコウ艦橋への通信回線継続(0)
      腕のメガビーム砲で炸裂弾を落とす(-1)、スタンリーに接近(0)、残0 】
【位置 : T-11 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MS形態 】
【パイロット状況 : 頬にうっすらと傷痕、右肩に軽傷(治療済み)、メイク済み♪、穏やかな殺意 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×9、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)
      ノーマルスーツ、ジオン女性士官の制服、ナバン61式拳銃
      抗生物質、換えの包帯やガーゼ、消毒薬
      父の形見のジオン十字勲章、アレンの遺したギターとアンプ、トリィの羽根、日記帳とペン 】
【方針 : スタンリーを殺す、ミョーコウを護る 】
【同盟 : 03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、26 シェラザード=ビンス=マクファーソン 】
>281訂正です
【行動:回避・太陽の中に隠れる(1)射撃Bムサイ(2)射撃Mバーミンガム脇(1)】
【位置T11】【残り0P】
さぁて、ここでムサイの方の真価が問われるわけだ。
一発の砲弾は迎撃され、もう一発は直撃寸前。
さらに、バーミンガム脇のマガジンに向かう、鉄鋼弾。

迎撃すらしないのは、その者が無知である証。
「さぁ、でっかい花火を上げてくれ!核の炎と言う花火をな!」
サイコガンダムがこちらに急速接近してくる。
いや、急速接近と言っても、そのあまりにも大質量なきたいは、慣性の法則により
加速が極端に遅い。

「核に巻き込まれんうちにデブリにでも逃げるか。」

【行動:距離をとる(0)かくれんぼ(0)】
【位置T11】【残り0P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2  ラケーテンバズ 120mmマシンガン×2(予備弾倉1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】

備考@マガジンには残弾一発有り。
>>245
リファニアへの呼びかけは上手くいったらしい。少女が身にまとう空気が、
ほんの少し柔らかくなった。
戦場の狂気にとらわれて暴走することはなくなったと判断していいだろう。
その目の前でよほどのことが起きない限りは。

サイコガンダムがその砲門を開いた。だが、まだ戦闘は本格的には始まっていない。
向こうの様子見に近い攻撃を迎撃した、そんなところか。

>>247
ミョーコウから回線が繋げられ、戦場に関するデータ類が送られてきた。
これで艦の索敵システムがつかんだデータをこちらでも利用することが可能となる。
戦場で使える目と耳は多いに越したことはない。情報は全ての基本だ。
ミョーコウの索敵装置がつかんだ最新情報を自動的に把握できるよう設定し、
同時にこちらが把握したデータを送信するようにする。
数の有利を生かすには、それなりの準備が必要なのだ。

>>251
データリンクの設定が完了したところで、ダグラスから通信が入った。
降りかかる火の粉は払え、だが火元を完全に消し去る必要はないという指示が出される。

結局の所は、「逃げ」なのよね。

確かに自分は積極的に交戦を望みはしなかったが、中途半端な対応を望んでいたわけでもない。
戦うにしろ逃げるにしろ、やるなら徹底的にやるべきだと思う。
ここで一時的な撃退に成功したところで、状況は何も変わらないのだ。
だが、そのことを自分は表明しなかったし、この状況で艦長の判断に異を唱えても
対応を遅らせるだけになってしまう可能性が高い。
ならば艦長の命令には素直に従っておくべきだろう。

それに、画面に出たダグラスの表情と声が気になった。

ブリッジを出たときには疲労の色が隠し切れていなかったのに、
今のダグラスは妙に気合いが入っているというか、興奮しているように見える。
必要以上に強い語調、座った目、強烈な視線………これらの反応が意味するものは。

興奮剤でも使ったのかしら。

ならばさらに戦闘を長引かせるわけにはいかない。
薬物で無理矢理テンションを上げられた肉体にかかる負担は想像以上に大きい。
薬が効いている間はいいが、それが切れたときの疲労と脱力感は相当なものだ。
この戦闘が「最後の」ものでない以上、ここで消耗しきるわけにはいかない。

「了解よ、艦長。さっさと済ませて戻るから、ご褒美の準備をお願いね♪」

わざと軽い口調で応答し、届くかどうか分からないウインクを送る。
ハッチ開放。カタパルト準備完了。発進コースクリア。誘導灯が赤から緑に変わった。

「キュベレイ、出るわよ!」

女が戦士に変わり、紅の女王がその城から飛び立った。
身体各所のスラスターを煌めかせ、緋色の装甲を輝かせながら、漆黒の虚空にその身を躍らせる。
あたしとリファニアの最初の共同作業は、料理じゃなくて戦闘になる訳ね………!

最初にリファニアと接触して簡単な打ち合わせをしようと考えたとき、
再び全体通信が強制的に介入してきた。今度は………聞き慣れたあの女の声だ。

>>256
推測に過ぎなかったあることが、シェラザードの中で確信に変わる。
だが、この状況ではそれに関してあれこれ考えているわけにはいかない。
記録が完了したことを確認して、そのことを意識するのはやめた。

>>263>>274>>277-278>>281>>285
スタンリーがバズーカか何かで攻撃し、リファニアがそれを迎撃する。
モニターの拡大映像の中でそれが何度も繰り返された。
額に骸骨を飾る忌々しい黒の機体と、
人相は悪いが頼りになる外見の紫の巨人がめまぐるしく動き回り、
バーニアの輝きで宇宙を彩り、死と破壊の光をまき散らしている。

だけど、妙な感じよね。

お互い「本気」の攻撃ではないようだ。特にスタンリーの動きが気にかかる。
あの男の狙いはサイコガンダム………リファニアではないのではないか。
サイコは火力と防御力に優れてはいるが、動きそのものは決して機敏ではない。
それに対してスタンリーのX−2は近接格闘戦を得意とする種類の機体のように思われる。
仮に自分がX−2に乗ってサイコを沈めようとするならば、その機動力と運動性の高さを生かして
一気に接近し、射撃兵装の死角に潜り込んで格闘戦に持ち込もうとするだろう。
にもかかわらず、あの黒いガンダムは中途半端な距離から
中途半端な攻撃を繰り返しているだけだ。

「!」

念のために呼び出した広域図でその射線上にミョーコウが存在することを確認した瞬間、
全く別方向に殺気のようなものを感じた。正確に言うなら、殺気の余波のようなものだ。
その方向をスキャンし………ミョーコウが盾としている廃艦に接近する物体に気づく。
ここからではその種類は正確には分からない。だが、嫌なイメージを強く感じた。

片づけておいた方が良さそうだわ。

キュベレイの左手に仕込まれたビームガンから放たれた光の刃がそれを直撃した。
直後にただのデブリにしては大きすぎる爆発が発生する。
どうやら時限信管を作動させたグレネードかその類のものだったらしい。
廃艦を攻撃し、それを爆発させてミョーコウを巻き添えにしよううとした、そんなところか。
もう少し廃艦に近いところで爆発したらどうなっていたか、考えたくもなかった。

小賢しい真似をしてくれるわね。

X−2がサイコから距離を取った。デブリの陰に隠れたつもりのようだが、丸見えだ。
キュベレイの目、ミョーコウの索敵システム、そして意識に直接触れてくるリファニアの意識が
その位置を明確に教えてくれる。このキュベレイを見くびってもらっては困る、とでも言いたくなった。

でも、場所が悪いことには変わりない、か。

このような障害物の多い場所での戦闘だと、多数が少数よりも有利だとは限らなくなる。
特に相手が単機の場合はそうだ。相手は動くもの全てを敵と判断して行動できるが、
こちらは常に誤射や同士討ちの危険性を頭に入れて戦わなければならない。
加えて、集団戦闘の訓練の数をそれなりにこなしているならともかく、
今のミョーコウはその点に関しては素人の集まりと言っても過言ではないのだ。

まともに訓練を受けたことがあるのはあたしだけと考えた方がよさそうだし。

そう考えて、紅の女王は黒い仇敵への態勢を維持しながら紫の覇王に接触した。

「リファニア、あたしが囮になってあの男を引きつけるわ。
 上手くあなたの射線上に奴をおびき出すか、少なくともその位置を露わにしてやるから
 あなたの力で全部吹き飛ばしてやりなさい。
 気をつけなければならないのは、あの男そのものよりも、同士討ちよ。
 みんなの位置をよく把握して、あの男を確実に仕留めることに集中しなさい」

キュベレイがサイコガンダムの耳元にささやきかけるように、その機体を寄せる。

「あたしはあなたを十分に感じているわ。だから、あなたもあたしを感じるの。
 あたしの目はあなたの目。あたしの耳はあなたの耳。あたしが感じたことを、あなたも感じて。
 通信を切っては駄目よ。画面は閉じてもいいから、あたしが感じたことを、常に意識しなさい。
 いいわね、あたし達はチームなのよ。チームは一心同体なの。
 あたしとあなたは同じ。一つに繋がった一緒の存在。そのことを、忘れないで」

ウインクするように目を輝かせると、キュベレイはサイコガンダムから離れた。
あえて敵の銃口にその身をさらすように比較的開けた空間を選んで飛び回り、
そしてX−2に対する攻撃態勢をあらわにする。

さあ、来なさいヤニゴキ男。そっちから来なければ、こちらから行くわよ。

この囮は、ただの囮ではない。敵を誘い出す以外にも出来ることはあるのだ。

【行動:リファニアと通信回線維持(0)、ミョーコウと簡易データリンク設定(−1)
     発艦(−1)、マガジンをビームガンで破壊(−1)、リファニアと接触(0)、「囮」開始(−1)】
【位置:T11】【行動値残り:0】
【機体状況:AMX-004-2(3) キュベレイMk-U】 【パイロット状況:健康、空腹@ノーマルスーツ】
【武装:ビームサーベル(ビームガン兼用)×2、ファンネル×12、105mmザクマシンガン(弾倉×3)】
【所持品:ディパック、首輪、水2リットル入り2本、コッペパン×2
      軍用大型ナイフ 青酸カリカプセル1個入りロケット
      デンジャーな衣服・下着・道具類で一杯のスーツケース 抗ガン剤13日分】
【方針:スタンリーを撃破】
【同盟:No.03・イブ??、No.05・ダグラス(?)、No.20・リファニア(?)】
289リーア先生 ◆UktGzzmQ/o :04/03/23 00:17 ID:???
第八章 >288 現在

  A B C,D E,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01◎■◎■□□□□□■◎◎■□■■◎□□■■■■■□◎
02◎◎■□□◎□□□◎■■■■◎□□□□□□■■■■※
03■□□□□□◎□◎□□■■□□□□□◎□□□■■■■
04◎□□▼◎□□◎□□■◎■□□□□□□□◎□■※■■
05□□□◎▼07◎□◎□■◎■■□□□◎10□□□◎□□◎
06■□◎□□□□□◎◎◎□□□□◎□□□□□■□□◎□   □:開かれた空間
07※■■◎◎□□□□□□□□□■□◎□□◎□◎□□□□   ■:暗礁空域
08■◎※◎□□□□□◎〓□□◎□□■□□□※※□□□□   ※:戦場跡
09■■※■■□◎□□□□◎□□◎□□□□※□※◎□■■   〓:コロニー
10◎■◎■■□□□◎□□□□□◎□□□※◎◎◎※□□■   ▼:小惑星基地
11■◎■◎■■◎◎■□□■□■■□□◎□03◎※□□■◎   ≠:崩壊したコロニー
12◎■■■■◎□□□□□◎■■■◎■□□□□□□■◎■
13※■■■◎□□◎※□■◎■□■□■◎◎□□□□◎◎■   ◎:侵入禁止区域
14■■□◎◎□□◎□□□■※■□■◎□□□□◎■◎■◎   ×:侵入禁止予告区域
15■◎■■■□□▼□□□□■□□□◎□□□□■◎■◎■
16■□■■□□□□□□◎□□□□◎□□□◎※□□◎■■
17□□■□□□□◎□□□◎■■□□□□01≠□□□◎◎■
18◎□□◎□□◎□□□■■◎◎□□□□□□□□◎□□◎
19□◎□□◎□■□□◎□■■■■□◎□□□□◎▼□□□
20□□□□□◎□□◎□◎□■□◎□□◎□□□▼▼□□□
21◎□□〓〓◎□□◎□※◎※※□□◎□◎□▼▼▼◎□□
22■□◎□□□◎◎◎※※※◎□□□□□□◎▼◎◎▼□□
23■■□□□◎□□□◎◎◎※◎■◎□□◎□◎▼▼□◎□
24※■■◎□□□□■◎□※◎■■■□◎□◎□□□□□■

01・06・08・15・19は同一地点。03・05・20・23・26は同一地点。07・11・14・21・25は同一地点。
03・05はムサイ級戦艦に搭乗。03・05の機体はムサイに収容。
乗り手不在のゴトラタンもムサイに収容。
02・04・09・12・13・16・17・18・22・24死亡。
290アーネスト:04/03/23 10:34 ID:???
「・・・・・・ふぅ」
 泣きながら飛び出していくサーティア。それを追いかけるルイ、そして
レイモンド。
 残されたのは、男が二人。
 女の子がいなくなるだけで、ずいぶんこの食堂殺風景になるんだなぁ。
 頭の中に浮かんだのは、そんな場違いな考えだった。

「アンタは追わなくて良いのか?仮にも仲間なんだろ?
 それとも、俺の監視役か?」
 
 ベルク・クロフォードが語りかけてくる。

「いや、なんとなく、ね。
 こういう状況で、慌てて追っかけるのは俺の流儀じゃないから。
そういえば、ケンプファーの残骸がまだ手に入るんだったら、
手に入れておきたいなぁ。予備は多ければ多いほど、いいから。
失敗する可能性もあるわけだしね」
 そして、呟く。
「やれやれ・・・・・・
 何を勘違いしてるのかね。
 核は道具に過ぎない。人体が所詮肉と血と骨の塊であるように。
 どっちも人を殺す道具になりえる。だけど・・・・・・
 殺さないために使う道具にもなりえるさ。
俺が提案したのは、あくまで「核」というカードを手に入れること。
そこから先は、まだ何も決まってない。
 使い方については、まだ相談の余地があるのにねぇ。
291アーネスト:04/03/23 10:35 ID:???
 
 若いね、みんな。
 すぐに逆上しちゃって・・・・・・
 そういうとこ、すごく『人間らしい』って思うよ。
 だから俺は、彼らを殺さないのかもしれない。チャンスはいくらでもあったのにね」
 呟くと、カレーを一口口に入れようとして・・・・・・
 あまりの刺激臭に呆然とする。

 やっぱ、辛いの苦手だわ、おれ。
 そして、結局口をつけずに席を立つ。
「さて・・・・・・どうしようかね。
 このまま空中分裂ってのも、どうかと思うんだ。
 実際、もう時間がない。また八つのポイントが、消えた。
 もうマップは迷路みたいになってる。
 早いとこ説得するなりまとめなおすなり相談しなおすなりして、
行動開始しよう。
 ま、土壇場さ・・・・・・なのにチームはばらばら。
 どうにか纏めなおさないとネ・・・・・・
 人を殺す。殺さない。
 どっちを選択しようが、俺はかまわない。なんなら、抜けてもらうのも。
 そして、あの3人の中に、一人、俺の気に食わないことを言った奴が居る
んだ。
 一言、言ってやらなきゃ気が治まらない。
292アーネスト:04/03/23 11:04 ID:???
 さて・・・・・・君はどうする?俺と説得ショーでもするかい?
 やることがないなら、できれば素材集めに入ってもらいたいかな。
 核融合炉用燃料タンクから、重水素を大量に確保してもらいたい。
多分、液体で補完されてるだろうから、そこから空のプロペラント
タンクに移せば済むと思う。 
 あとは、MS用のコンデンサを大量に。それと、電源ケーブルや
使えそうな動力パイプ。
 
 ま、それを全部しないで、ここを出て行くのも自由。俺たちを
殺しに掛かるのも自由。
 それじゃ、俺は行くから」

 そう告げて、俺は席を立ち、ルイたちの後を追う。
 ふと、イメージが湧いた。
 宇宙に浮かぶ、巨大な砂時計。
 こうして、歩を進める間にも・・・・・・砂は一粒一粒ゆるゆると
落ち、時を刻みつづける。 
 全ての砂が落ちきるとき、このフィールドに存在する全ての「生徒」
達はあの世へと旅立つ事になる。
 
 それは、おそらく一番つまらない結末だ。
 冗談じゃない。そんな結末は、観客である俺が許さない。
 どういう形であれ。
 絶対に、納得のいく結末を・・・・・・刻んでやる。
【位置:F5】
【機体状況:正常、MS形態】
【パイロット状況:疼く・・・・・・疼くんだよ。頭が】
【武装:ガザD(現在搭乗中)
 ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、肩部5連装ミサイルポッド×2、
 ナックルバスター、足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2
 ワイヤーホーク×1、スリングクラッカー×2(武装庫に保管)、バズハンマー×1(右手に装備中)】
【行動:ルイたち追撃(−1)】
【コンテナ武装;ザクT;武装ザクマシンガン×1、予備の30連ドラムマガジン×1、ブービートラップ(クラッカー)×1、
 現在武装庫に保管中】
【所持品: ディパック、首輪、軍用レーション2日分、水入りボトル2本(残り3g)、ナイフ、
 絞殺具、防弾ジャケット(拳銃弾対応)、ノーマルスーツ用酸素ボンベ3本(合計9時間分)、
 拳銃(弾丸15発)+予備カートリッジ2本、アサルトライフル(弾丸16発)+予備カートリッジ2本、天然フリーズドライのお肉800グラム
 ビームライフル×10、てづくりちょこ、てぃーちゃーちょこ、GHB10回分、ガスバーナー】
【方針:俺は、見たい。見たいんだ。結末を】
【同盟:サーティア?レイモンド?、ルイ?】
(くそっ。カレーを持っている分、スピードは上げられないか)

遠くに見えるサーティアを追い掛けながら、心の中で舌打ちをする。
カレーなどさっさと捨てて走ればもっと早く追いつけるかもしれないのだが……
まあ持ってきてしまったものは仕方がない。
捨てたらあとでルイに、『食べ物を粗末にするな』とか突っ込まれそうだし…。

それにしても……食堂を飛び出す直前に、一瞬だけ見えたサーティアの表情…。
何故あんな苦しそうな、辛そうな顔をしていたのだろう。
理由がルイの話の中にあった事は分かる。
サーティアは2人殺したと言った。
ルイは誰も殺したくないと言った。
このプログラムの中においては、どちらかと言えばサーティアの方が至極当たり
前の行動をとっている。
誰も殺さずに生き残るなど、それこそ不可能に等しい。
なのに当たり前の事をしたと思われるサーティアが苦しんでいる。
……そしてサーティアが飛び出していく直前に、呻くように言った言葉。

『……誓いを、忘れてた。

 忘れてたんじゃない、勘違いしてた……』

それがどこで、誰と誓ったものかは知らない。
ただサーティアが苦しんでいる原因の1つではあるようだ。

…俺は久し振りに肺の機能をフル回転させて叫んだ。

「お嬢さん待て、待つんだ!……サーティア!」

【行動:更に追い掛ける(0)】
【残り行動値:4p】
【位置:F-5】
【機体状況:異常無し】
【参加者状況:健康体】
【武装:頭部60mmバルカン砲×2、ビームサーベル、ビームシールド、
胸部ニ連装マルチランチャー、ABCマント、ビームライフル(残弾6)】
【所持品:ディパック、水2g入り2本半、食料21/3日分、シャベル(小)、
蕎麦団子2個、蕎麦の種子、拳銃と自動小銃と弾倉、マジック】
【行動方針:サーティアを追い掛ける】
【同盟:不明?】
 格納庫に飛び出る。
 ベルクのベズ・バタラを除く全員のMSが立ち並び、私のジャベリンも其の中にある。
 けど、ジャベリンなんかより……

 ガンイージの方がよっぽど良い!

 床を蹴って、スラスターを追加噴射して加速……
 一気にガンイージのコクピットへ取り付く。

『僕は、あなたを殺すつもりだったんだ』
『こんな僕でも、信頼に当たり、頼りにしてくれますか?』
『サーティアさん……僕は……』
『ごめんなさい、サーティアさん……ごめんなさい』
『サーティアさん、僕は……サーティアさんと』
『サーティアさんじゃないと駄目なんですよ』
『そんなジムなんかで……勝てる訳がないじゃないですかッ!』
『エリザ、今、会いに行くよ……
 サーティアさん、どうか生きて……僕の分まで……』

 リオン、私勘違いしてたんだよね?
 合いたいよ、リオン。
 アナタの言葉を忘れていた、私を許して……。

 私は、もう、一人で居る。

 もう、知るもんか。

『お嬢さん待て、待つんだ!……サーティア!』
「誰か殺してから言りぇっ!」

 パネルを操作して、ガンイージのハッチ開放コマンドを入力する。


【行動 : パネル操作(−1) 】
【残り : 3P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : 空腹。 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : 優勝 】
【同盟 : No.21/アーネスト No.25/ルイ No.14/レイモンド No.09/ベルク 】
295ヨーコ ◆7kXFb9ayC. :04/03/23 16:22 ID:???
不意に何者からか、全体通信(>>234)が届いた。

「…聞いたことない歌ね。」

でも、なんだか…懐かしい。
そんな感じがした。

(…クライドさんなら知ってるかな?)

そう思って、彼に呼びかけてみたが何も応答が無かった。
…それどころか、彼が近くにいそうな気配さえ感じられない。

ラーズさんの時の件から、そんな気配は一切なくなっていた。

「……ま、いっか。」

いくつかの疑問点を残しつつも、その思考はすっぱりと打ち切った。
彼のことだ。いつかそのうち「よぉ。」とかいって戻ってくるのだろう。

しかし、既に恐ろしいモノが動き出していたとは
まだ気付きもしなかった……。

【行動:全体通信受信(0) 独り言(1)】
【位置:s-17:MS搭乗口付近】【残り行動値:残り3p】
【機体状況:リナルドさん⇔ラーズさん⇔シュウジさん(ノーマルスーツ)】
【現在の状況:ノーマルスーツ 信用失墜中→リナルド】
【武装:背部ビームキャノン兼ビームサーベル×2(内臓武器)
     大型ヒートホーク(右手) 】
【所持品:デイバック(水2g2本、修道衣)】
【行動方針:生きてきた証 これからのこと】
「誰か殺してから言りぇっ!」

走っていくサーティア。
あとを追い掛けるうちに、通った覚えのある通路だという事に気がついた。
…この通路は……。

(やばい!!サーティアの奴、デッキに向かっている…。基地から出るつもりか!)

通路を抜けてデッキへ出る。
並んでいるMS。
俺は適当な所にカレーを置くと、サーティアを探した。
……いた!
サーティアはよりによって俺のガンイージに向かっている。
たしかに、右腕のないジャベリンよりもガンイージの方が優れてはいる。
…だが、サーティアはABCマントを知らない。
不用意にスラスターを全開にしたら、どこへ飛んでいくか分からない。
その先に岩塊があったりしたら……想像するまでもない。

(それだけは、させん!)

俺はサーティアを追って、ガンイージに向かって飛んだ。
パネルを操作するサーティアまで、あと僅かで手が届く……!!

【行動:追い掛けてジャーンプ!(0)】
【残り行動値:4p】
【位置:F-5】
【機体状況:異常無し】
【参加者状況:健康体】
【武装:頭部60mmバルカン砲×2、ビームサーベル、ビームシールド、
胸部ニ連装マルチランチャー、ABCマント、ビームライフル(残弾6)】
【所持品:ディパック、水2g入り2本半、食料21/3日分、シャベル(小)、
蕎麦団子2個、蕎麦の種子、拳銃と自動小銃と弾倉、マジック】
【行動方針:サーティアを追い掛ける】
【同盟:不明?】
>>285>>286-288
背後で起こった爆光に、紫の悪魔が照らしだされる。
「このくらいでミョーコウが……沈むものかっ。」
ミョーコウの無事を信じながら、リファニアはスタンリーに迫る。
そんなリファニアに対して、あくまでも距離をとろうとするスタンリー。
「……よっし、こうやってだんだんと、ミョーコウから遠ざける。
 そうしないと、いつまでたってもこちらのターンが回ってこないもんね。
 ……それにしても、奴の機動力……厄介だなぁ。」
圧倒的な加速でリファニアから遠ざかってゆくX2の後姿。
そのまま、奴はデブリの濃い場所へ身を潜めようとする。
上下左右に忙しく動くX字型スラスターに、リファニアの視線が注がれていた。
「翼を……もぐか。」
そう呟いた所で、こちらに接近してくるシェラの存在を感じたリファニア。
キュベレイが、サイコに触れた。

『リファニア、あたしが囮になってあの男を引きつけるわ。
 上手くあなたの射線上に奴をおびき出すか、少なくともその位置を露わにしてやるから
 あなたの力で全部吹き飛ばしてやりなさい。
 気をつけなければならないのは、あの男そのものよりも、同士討ちよ。
 みんなの位置をよく把握して、あの男を確実に仕留めることに集中しなさい』

その言葉の後、まるで機体を寄り添わせるようにしながら言葉を続けるシェラ。

『あたしはあなたを十分に感じているわ。だから、あなたもあたしを感じるの。
 あたしの目はあなたの目。あたしの耳はあなたの耳。あたしが感じたことを、あなたも感じて。
 通信を切っては駄目よ。画面は閉じてもいいから、あたしが感じたことを、常に意識しなさい。
 いいわね、あたし達はチームなのよ。チームは一心同体なの。
 あたしとあなたは同じ。一つに繋がった一緒の存在。そのことを、忘れないで』

それを聞いて、このまま力一杯抱きつきたくなる衝動に駆られるが……。
紫の悪魔の抱擁は流石に洒落にならないので……やめておいた。

「……うん、わかったっ!
 私達は、一心同体。喜びも痛みもわかちあい……そして共に、その手を血で染めるのっ……。」

リファニアのサイコから機体を離したシェラに、そう返答するリファニア。
軽い興奮状態に陥っていたが、判断力が鈍る程ではない。
スタンリーを誘うように動き回るキュベレイを横目に、
ミョーコウから送られたこの宙域のデータを確認するリファニア。
「……よし、リフレクタービット……射出。」
四基のビットを射出するリファニア。
ただし、推進剤は使わずに、ただ漂わせるだけにさせる。
そのままこの宙域全てに意識を広げるリファニア。
ミョーコウ、シェラ、スタンリーの存在を感じ……そしてデブリの動きを感じる。
今のリファニアは……まるでこの宙域の支配者だった。

「……ふふっ、ミョーコウから送られてきた宙域データ……。
 おかげで、すっごくイメージしやすいよ……。
 ……さあ、私のビットたち……。そーっとだよ。見つからないように、そーっとね……。」

ビットのコントロールに集中するリファニア。
ただ漂うにまかせ、時にはデブリの陰で推進剤を吹かしながら、紫の悪魔から遠ざかってゆくビット。
三基は、にらみ合いを続けているシェラとスタンリーを遠巻きに囲むように。
一基は、スタンリーとミョーコウの間のラインに到達し、それぞれがデブリの陰に潜む。
その四基の位置を結んだラインは、ほぼ正四面体。

「シェラさん、今から四箇所の座標データ、送るね。
 その四箇所に、私のビットを潜ませておいたの。
 ……うまく、そこまで誘導してねっ。」

相手が強いのならば、私とサイコにしか出来ない芸当で……屠るのみよ。

【行動 : シェラ/ミョーコウ艦橋との通信回線継続(0)、
      リフレクタービット射出(-1)、集中(-1)、コントロール(-1)、座標データ送信(-1)、残0 】
【位置 : T-11 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MS形態 】
【パイロット状況 : 頬にうっすらと傷痕、右肩に軽傷(治療済み)、メイク済み♪、穏やかな殺意 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×5(射出済み4)、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)
      ノーマルスーツ、ジオン女性士官の制服、ナバン61式拳銃
      抗生物質、換えの包帯やガーゼ、消毒薬
      父の形見のジオン十字勲章、アレンの遺したギターとアンプ、トリィの羽根、日記帳とペン 】
【方針 : スタンリーを殺す、ミョーコウを護る 】
【同盟 : 03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、26 シェラザード=ビンス=マクファーソン 】
(ノ□T)

【行動 : さーちんをおいかけるんや (0)残り4 】
【位置 : F-5 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる 只今お留守番の最中やー 】
【パイロット状況 : デコ腫れとる(涙) 迷子 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : 言いたい事はキッチリいわんと 】
【友達 : 07番 ベルク・クロフォード :べるべる 普通の人やな
       11番 サーティア・クワン :さーちん  がんばって
       14番 レイモンド・デリック :おっさん ノリがけっこうええな
       21番 アーネスト・マンソン :あーたん なかなか渋い声やなー 】
爆発が巻き起こる、しかしその爆発は艦船の核爆発と言うにはあまりにも小さすぎる。
「敵艦船健在を確認、別法の攻撃法を選択する。」
太陽に隠れての敵襲も不可能。
ならば、デブリからの奇襲か?しかし、それは護衛機からの攻撃を受けやすい。
ムサイは、大型のデブリには守られているものの、小ぶりなものは周囲には少ない。

思案していると、サイコガンダムから何かの影が現れ、後退する。
「サイコミュ兵器か、何かだな。別ルートよりの一撃離脱戦法を敢行。
 バズーカ全弾発射の後投棄、その後戦線より一時離脱。体制を立て直した後再度攻撃。」


決めるや否や、太陽をでて、その推力を一点に集中する、砲撃を警戒しつつ急速接近。
「核が無理なら、そのまま沈めるだけのこと。」

【行動:ムサイとの距離を縮めにかかる(0)】
【位置T11】【残り4P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2  ラケーテンバズ 120mmマシンガン×2(予備弾倉1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】
>>297-298
接触回線と通信回線の両方からリファニアの言葉と意識が伝わってきた。
感じられるのは興奮と信頼。適度に抑制された戦意と、それを制御する理性の存在。
大丈夫だ。今のリファニアは、僚機として信頼できる。

上出来よ、リファニア。

キュベレイがサイコガンダムから離れ、自ら担った責務を果たすことを開始した。
デブリに身を隠しながら接近するのではなく、あえてレーダーやセンサーを強く発信しながら
虚空に身を躍らせ、これ見よがしに右手のマシンガンを構える。
あの男に自分を最も近くに存在する脅威と認識させ、その意識を絡め取り、
紫の巨人の攻撃範囲に誘い込んでこれを叩く。
あわよくばミョーコウによる砲撃をも加え、三方向からの十字砲火で一気に片づけるつもりだった。

「……………ん?」

そこにリファニアからの通信が入った。同時に座標データを受信する。
4カ所に何か仕掛けをしたらしい。そこに追い込んで欲しいと頼まれる。
詳しい話は分からないが、囮を使って罠に追い込むのは戦術の基本の一つだ。
了解したと応えようとした………だが。

あの男………っ!

X−2はキュベレイなど目に入っていないようにミョーコウへの接近を開始した。
スタンリーにとって一番に沈めるべき目標はモビルスーツではなく戦艦らしい。
迎撃機に構っている暇など無いとでも言いたいのか。

いい度胸じゃないの。上等よ。

キュベレイ、サイコガンダム、そしてミョーコウが把握するX−2の各種データが表示される。
機体そのものは(残念なことに)無傷のようだが、武装に関しては今ひとつのようだ。
外見から確認できる射撃兵装はバズーカ1丁とマシンガン2丁のみ。
それも18mサイズ用の、何処かで拾ってきたものらしい。
対艦装備と言うにはお粗末に過ぎると言うべきだろう。

それに、武器は山ほど抱えていればいいってものでもないのよ。

荷物を大量に抱えれば重くなる。重い荷物を抱えていれば、当然動きに影響も出る。
推進剤の消費量も多くなる。機体にかかる負担も増加する。
あれほど「規格外」の銃器を抱えていては、近接戦闘能力にまで悪影響を及ぼしかねない。

とにかく目障りね、さっさと消えてもらうわ。

この宙域に存在する3機と1隻、それにリファニアから送られた座標の位置を確認すると、
シェラザードはキュベレイを一気にX−2に接近させた。
その左後方から前面に回り込むような軌道を取り、ミョーコウへの接近を防ごうとする。
そして、ミョーコウに迫る危険を実力で排除する為に必要な行動をも開始した。

安全装置解除。ターゲット・イン・サイト。十字照準の中に黒いガンダムの姿を捉える。

嬲らずに殺してあげるから、有り難く思いなさい!
マシンガンから殺意が弾丸となって放たれた。
X−2の進路を塞ぐように、ミョーコウには近づけまいとする意思を露わにして、
火線が次々に伸びていく。
女王の怒りは合計3筋の炎の刃となって仇敵に襲いかかった。
当然一撃必殺を目的とするものではあるが、回避されてもそれはそれで構わない。
回避軌道は計算に入れた上での攻撃でもあるのだ。
この攻撃をよけたところで、あの男を待っているのはリファニアの仕掛けた罠か、
あるいはミョーコウからの一斉射撃、若しくはその両方だ。

一瞬で殺された方が楽だと思うわよ、海兵隊さん。

【行動:リファニア・ミョーコウと回線維持(0)、「囮」継続(0)、
    スタンリーとミョーコウの間に入ろうとする(0)、回避軌道予測(−1)、
    スタンリーをマシンガンで攻撃×3(−3)】
【位置:T11】【行動値残り:0】
【機体状況:AMX-004-2(3) キュベレイMk-U】 【パイロット状況:健康、空腹@ノーマルスーツ】
【武装:ビームサーベル(ビームガン兼用)×2、ファンネル×12、105mmザクマシンガン(弾倉×3)】
【所持品:ディパック、首輪、水2リットル入り2本、コッペパン×2
      軍用大型ナイフ 青酸カリカプセル1個入りロケット
      デンジャーな衣服・下着・道具類で一杯のスーツケース 抗ガン剤13日分】
【方針:スタンリーを撃破】
【同盟:No.03・イブ??、No.05・ダグラス(?)、No.20・リファニア(?)】
303シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/03/23 23:14 ID:???
「……。」
(全体通信・定時放送はコロニー内の全スピーカーからも聞こえてくる。
 恐らく機体に乗っていない生徒に対する配慮だろうが……。
 それをするには、コロニーの通信システムを経由し、
 コロニー内のスピーカーから通信を流すという方法が一番楽だ。
 全体通信の場合はさらに生徒→W-22の通信システムを経由しているはず。
 と、言うことは全体通信稼働中は音声はもとより、様々なデータを各生徒、ティチャー側に送ることが……
 やりようによっては出来るはず。やりようによっては。
 つまり、……コロニー管制室でちょっと細工すれば……。
 あ、待て。自爆システムの解除が最優先だな。)

「ゼファー。お前をリナルドに渡す。
 やるべき事は解っているな?」
〔先ほどの作業内容の再生、ですか?〕
「その通り。言っておくが音声使用禁止。
 リナルド、受け取れ!」
そう言うとリナルドの方向へゼファーを投げる。
「詳しいことはゼファーに聞け。材料はビギナギナの近くにある。
 ゼファーに妙なことはしない方がいいぞ。数秒後には酷いことになる。
 ……さて、ヨーコ。ガズRを30分ほど借りる。いいかな?」

その時、少し遅めの定時放送が入った。

>>256

(一応、外の世界はあるんだな……。
 マップの変化が開始後から全くないから、
 擬似空間じゃないのかと一瞬ひやりとしたが……。)

【行動:思考(−0)会話(−0)ゼファー投(−0)】
【残り行動値:4p】
【位置:S−17 港湾部 】
【機体状況 :レーダー不調? 待機中 通信ヨーコ・リナルド⇔シュウジ⇔ゼファー⇔ジェイス】
【参加者状況:右足重傷(処置済み) ちょっと腹減った。】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン 医療用セット)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6 電子部品 Hハイザック?】
【行動方針:ヨーコと生き死にを共に。 自爆装置無効化(ガズR) 細工 ……?】
【同盟:07番ベルク?? 19番ラーズ? 08番ヨーコ 15番リナルド?? 06番ジェイス?
 中立:14番 レイモンド】
機動性を活かした攻撃、艦船を狙う時の理にならい【奇襲】を敢行。
しかし、それが塞がれたとなると【一撃離脱】
高機動を保つ機体は通常の機体以上の熱と推力を吐き出す。

「……っぐ、はぁっ。」
Gにむち打たれる体を必死に支え、ムサイに近づく。
「これが、俺からのプレゼントだ!しかと受け取ってくれたまえ。」

4発の砲弾。
今回は迎撃を警戒して、サイコガンダムからはムサイを盾としての死角。
炸裂弾はムサイへと刃を向ける。

【行動:射撃Bムサイ(4)】
【位置T11】【残り0P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:左上腕被弾(貫通)】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
左足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2  ラケーテンバズ 120mmマシンガン×2(予備弾倉1)】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草196本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)   自動小銃1丁 予備マガジン4個】
【方針:ムサイの撃沈】
【同盟:皆無】

備考@バズーカ弾切れ
『……了解、艦長。』
『了解よ、艦長。さっさと済ませて戻るから、ご褒美の準備をお願いね♪』

リファニアからは何処か不服そうな、
シェラからはウインクを添え、軽い口調で応えが帰ってきた。

2〜3秒程床が震える、それに続く一際大きい振動の後、
キュべレイが出撃、サイコガンダムの援護へ向かった。
その途中、キュべレイがビームを放ち、不自然な爆発が起こった。

その爆発が何なのか、確認する暇など無い。
先の宙域では、リファニアとスタンリーの戦いが刻々と続いていた。

突如、被弾予測警報が鳴り、それがリファニアの援護によって収められる。
だが、ここでも胸を撫で下ろす余裕などは無かった。
スタンリーは既に移動を開始し、その機動力を生かして機先を取っていた。

「XBガンダム、捕捉継続中、敵機方位、……消えた!?」

突如、スタンリーが熱源探知レーダーから姿を消す。
至急、カメラを途絶角度へ回すと、一瞬、太陽の光に目が眩んだ。
光源が自動的に絞られ、瞬時に白い太陽が映し出される。
その円の中心に浮かぶ、黒い死神のシルエット。

続いて再び音を発する被弾予測警報。
弾数3、着弾予想時間約8秒。

「クッ、右ロール45度。回避運動!!」

艦長席から飛び出し、真ん前の操舵舵輪を握った。
左半身に重力が傾き、回避行動を取るミョーコウ。
一発はリファニアが撃破、一発は廃艦へ、そしてもう一発は……。
回避運動中も着弾予想は秒を減らし、そして0を指す。警報は・・・鳴り止まなかった。

ズンッ!っという体に圧し掛かるような振動と共に、目の前に真紅の光芒が広がる。
艦橋の強化ガラスが爆炎に共鳴し、やがてそれは収まった。

「……ッ!被害状況!!」

正面、一番ディスプレイに映し出されるミョーコウのシルエット。
暫くするとニ番砲塔に×印、砲塔大破の報告が入った。
隣接する第一、第三主砲には異常無し、艦内にも特に異常は無いようだ。
弾頭の突入角が浅かったのか、どうやら砲塔を吹き飛ばすだけに留まったようだ。
小規模な火災は起きたものの、外の装甲を少し焼いた程度だった。
しかし、二番砲塔に着弾とは、初代の……いや、今は関係の無い話だ。

被害確認の最中にスタンリー機が太陽の線上から外れ、再びレーダーが彼を再捕捉した。
だが、捕捉と共に再び警報が鳴り響いた。
急速接近に反応し、自動で対空機銃が弾幕を張り出す。
だが、機銃では基数、威力と共に防御の効果は薄いと見られた。

一つ失われた主砲がゆっくりと動き出す。
スタンリーが直線的に突っ込んで来るのならば、迎撃のしようもある。
だが、相手は元海兵隊。そうそう当たる相手では無いだろう。

「それなら・・・ッ!!」

残った四門の火砲がスタンリーを近づけさせまいと、
彼の動きを追うように、順次に発射されていった。
【行動:迎撃:回避失敗(−1) 機銃(−1) 迎撃:主砲(−1)】
【位置:T−11 艦橋】【残り行動値:1p】
【機体状況:肩部損傷 格納中】 【身体状況:薬物投与+摂取中】
【武装:頭部バルカン×2(残弾90%) ビームサーベル カメラ・ガン  ザクバズーカ(残弾3)
     ビームピストル×2 ビームシールド(破損) クラブ×1 ムサイ級軽巡(損傷軽微)】
【所持品:イブのロザリオ 拳銃 家族写真 コッペパン×2 水2リットル入り×2 弁当×1 お菓子少々】
【行動方針:イブと共に歩む スタンリーを撃退】
【同盟:03番イブ 20番リファニア 26番シェラザード】
307ヨーコ ◆7kXFb9ayC. :04/03/23 23:57 ID:???
>>303
『……さて、ヨーコ。ガズRを30分ほど借りる。いいかな?』

「何か良い考えが浮かんだの?
 いいですよ、シュウジさん。

 …でも、一つ条件があるの。」

ガズRを見上げる視線から、
奥からやってくる愛する人へと視線を変えた。

「それはね…、私も一緒に連れて行くこと…。」

そして何かを決意したかのような瞳は
その愛する人の瞳を見つめていた。

【行動:会話(0)】
【位置:s-17:MS搭乗口付近】【残り行動値:残り3p】
【機体状況:リナルドさん⇔ラーズさん⇔シュウジさん(ノーマルスーツ)】
【現在の状況:ノーマルスーツ 信用失墜中→リナルド】
【武装:背部ビームキャノン兼ビームサーベル×2(内臓武器)
     大型ヒートホーク(右手) 】
【所持品:デイバック(水2g2本、修道衣)】
【行動方針:生きてきた証 これからのこと】
308シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/03/24 02:18 ID:???
>>307
何か決意をしたような目でこちらを見つめつつ、答えるヨーコ。

「あー…違う違う。えーと……。ちょっと待っててくれ。」
(全く……口で言えないと言うのは不便だな。)

ビギナギナのコックピットに戻り、ディパックの中から紙とペンを取りだし、
ついでに解体用の道具と材料も取り出す。
そして、
[自爆装置の解体をするため。]
と紙に記し、ヨーコに渡す。

「これしてる間は行動不能になるからな。一応言っておこうと思って。
 ……そうだ。ゼファー。」
〔はい?〕
「ホビーハイザックをここまで移動させておいてくれ。」
〔了解。〕

(……あ。)
一つのことを思い出す。
さっきから何の行動も起こさずにじっとしているヤクト・ドーガ。
寝ているのだろうか?
「そう言えばラーズはどうするんだろうな……?」

【行動:会話(−0)ホビーハイザック移動@ゼファー(−1)】
【残り行動値:3p】
【位置:S−17 港湾部 】
【機体状況 :レーダー不調? 通信ヨーコ・リナルド⇔シュウジ⇔ゼファー⇔ジェイス
       対自爆装置用改造済み 待機中】
【参加者状況:右足重傷(処置済み) けっこう腹減った。】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン 医療用セット)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6 電子部品 Hハイザック?】
【行動方針:ヨーコと生き死にを共に。 自爆装置無効化(ガズR) 細工 ……?】
【同盟:07番ベルク?? 19番ラーズ? 08番ヨーコ 15番リナルド?? 06番ジェイス?
 中立:14番 レイモンド】
「……何だ、これ……」

冷たい感じ。
何かが突き刺さるような感じ。

「これは……殺気?」

(どこからだ?
 近くない……、結構離れている気がする。
 方向は……だめだな。 わからない)

とりあえず自分たちにはそう関係の無い殺気らしい。
リナルドがそう結論付けると、シュウジの声が聞こえた。

>>303
『リナルド、受け取れ!』

「え」

『詳しいことはゼファーに聞け。材料はビギナ・ギナの近くにある。
 ゼファーに妙なことはしない方がいいぞ。数秒後には酷いことになる』

「……あいつと同じになるってか?
 こんなところでビーム・サーベルなんて振り回したら、皆吹っ飛んじまうぞ」

呟きながらゼファーを受け取り、ディスプレイ上の支持に従って必要なものを揃えると、
リナルドはアビゴルの自爆装置に細工を加え始めた。

しばらく作業を進めたところで、彼はふと手を止めた。

「……殺意が、変わった?」

氷のような殺意が、穏やかさと温かさを伴ったものに変わった。
スイッチが切り替えられたような、そんな気がする。
殺意であることは間違い無いのだが。

(今のは割とはっきりしていたな。
 北、からかな……?)

〔……リナルドさん?
 どうかしましたか?〕

「ん、あ、いや。
 何でもないよ……」

ゼファーのディスプレイに表示されるデータを頭に叩き込みつつ、リナルドは作業を再開した。
やがて、つつがなく作業を終えた後、ゼファーを抱えて天井を見上げてみる。
そんな彼の頭には、未だ穏やかで温かい殺意が流れ込んでいた。

この感じには、覚えがあるような気がする……。

「……あ……。
 もしかして、……リファニア……?」

〔???〕

ゼファーのディスプレイにクエスチョン・マークが表示される。
が、リナルドは天井を見上げているまま。