新魔法世紀Cガンダム

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1コヨリ・ウィルコット
MC32年に起きた『南極大陸崩壊』。
水面上昇で世界の主要都市が次々と沈んでゆく中、宇宙への移民が急ピッチで行なわれていました。
そんな中、第一隊が火星圏に地球と似て非なるとても小さな惑星『リアル』を発見し、国家を建国。
私達は地球を捨てて『リアル』に移り住みました。
『リアル』は地形まで『南極大陸崩壊』以前の地球と瓜二つでしたが、
一つだけ、大きな違いがあったのです。
巨大無人兵器――――『リアル』の旧時代の失われた技術
『ロスト・テクノロジー』製の兵器がしばしば現れ、街を破壊していきました。
連邦軍はとらえた兵器から『ロスト・テクノロジー』を回収、研究して5体のMS、通称『ガンダム部隊』を完成させました。
理論上、この5機のガンダムはロスト・テクノロジーとも互角に闘えるハズでした。
しかし、どう技術者の人ががんばってもガンダムはウンともスンともいわず、軍の最上級機密のまま保管されることになったのです。

幼い頃からPKのような力を持った私はフリースクールに通っている17歳です。
ある日、先生のツテで軍事工場に見学にやってきた私達のクラスはそこで『ロスト・テクノロジー』の機械の襲撃にあいました。
アニメのようなシュチュエーションの中、逃げ送れた私と親友のインクは倒れてきた巨大機械のコックピットに逃げ込みました。
私は妙な感覚と共にその機体を機動させ、敵を追い払うことに成功したのです。
事が収まった後、みんなとは別の部屋に連れて行かれた私達はそこで親切そうな軍のお兄さん──ミャア・アボガドロ少佐にこう言われました。

「君、謎のNTにならないかい?」

かくして、私は謎のロボット『ガンダムキュート』を操縦する謎のNT少女になったのです。
なんでも、NT少女というのは私みたいに不思議な力を持つ少女の事らしく、
素性を隠すのは敵である『ロストテクノロジー』の技術を連邦が使用しているということを隠すためらしいです。

当然、マスコミとかは大騒ぎしました。
敵と思われていたロスト・テクノロジーの機械を謎の機械が撃退したのです。
妙な誤解を避けるため、軍の指令で私も変な仮面をかぶって『私はみなさんの味方です。』とTVにも出ました。
いつしか、世間のみなさんは私とガンダムのことをこう呼ぶようになりました。
『正義の味方 ガンダムキュートと謎の魔法少女』と。
魔法少女、というのは私の(いちおう)直属の上司ミャア大佐がつくってくれた
カモフラージュ用の衣装があまりにもコスプレくさかったせいだと思います。

今でもいちおうインクといっしょに軍でバイトみたいに戦いながら学校に通っているんだけど……
はやく普通の女の子に戻りたいなぁ。


2すれすとっぱー:03/12/27 03:28 ID:???
しわしわしわー..
3すれすとっぱー:03/12/27 03:29 ID:???
ブラスターマリって見たことない..
4コヨリ・ウィルコット:03/12/27 03:44 ID:???


【コヨリ・ウィルコット】
『Real』内のフリースクールに通う17歳の少女。
幼いころより、不思議な力(PK)を持つ。
その力はそう強くないのだがこれを理由に両親は離婚、母親に育てられる。
軍事工場の事件以来、連邦軍特別製MS部隊(ミャア大佐、コヨリ、インクのみ)に配属される。
仕事は主にTV出演、あとこの地域(カント地方)の守護。
TVでは魔法少女のような衣装と変な仮面をかぶせられて出ている。
とっさにガンダムに乗ってしまった自分に後悔しているが、アニメとか結構好きなのでこういうのもいいかな、と思っている。
愛機は「ガンダムC(仮名)」こと「ガンダムキュート」。ちなみにこの名前は彼女がテレビで募集して決まった。
ビームナギナタとビームキャノン、そして巨大カノン砲が主戦武器。
ちなみに、この武器の愛称もTVで募集中である。
5コヨリ・ウィルコット:03/12/27 03:53 ID:???
【インク・オリハラ】

コヨリの親友、彼女と同じフリースクールに通う17歳。
その外見はあまりに幼く、小学生にまちがわれることも少なくない。
重度のオタクで、同人誌でけっこう稼いでいるらしい。
連邦軍特別製MS部隊に所属している。が、する事はないので軍のPRポスター作成を請け負っている。
実はどこぞのお嬢様らしいのだが、こよりと同じアパートで一人暮らしをしている。
最近では今はなきガンダム製作グループだった整備士と一緒に何かをたくらんでいる。
6コヨリ・ウィルコット:03/12/27 04:07 ID:???
【ミャア・アボガドロ】
連邦軍特別製MS部隊の隊長。階級は大佐。
美形、長身、22にして大佐。
将来有望『すぎる』男だったのだが、上官の娘をナンパしているところを目撃され、
逆上したその上官に左遷された。
生粋の女好き(しかも微妙にロリコン入り)で軟弱者、さらに変態なのだがコックピットに入ればそれはもう、
鬼人のごとき強さを発揮する。
彼の愛機はガンダムタイプの試作機『ハーブ0号機(=トールギスもどき)』。彼の趣味で真っ赤にカラーリングされている。
カンダムキュートと共に活動する場合、民衆に不審がられるのを避けるためにあえて連邦の主力MS『アルト(=ザク)』と
別の機体を用意してもらった。
(ガンダムキュートが機動するまで)何もなかった部署に飛ばされ、ショックを受けていた彼だが美少女2人と
特別任務、さらに自分専用のMSまでもらって人生の絶頂を感じている。
なお、家族は弟が一人いるらしい。
7コヨリ・ウィルコット:03/12/27 04:23 ID:???
【特別製MS部隊】

本来なら5機のガンダムを配置され、連邦の花形部隊となるはずだったのだが、
なぜかどの機体もうごかなかったため、保存されているガンダムの管理が唯一の仕事。
ミャアはコヨリ達が来るまで、毎日報告書書くだけの生活をしていた。
コヨリがガンダムを動かして以降、他の4機に乗ることのできるパイロットを探すために
ガンダムキュート以外は研究所にもっていかれている。
コヨリは守護とTV出演,インクはお茶くみとコヨリのスケジュール調整くらいしかできないため、
ミャアは一般的な連邦軍人ののおよそ10倍のデスクワークをこなしている。
配置されている機体はガンダムキュート(コヨリ)とハーブ0号機(ミャア)。
ミャアが月の終わりに3日ほどなきながらパソコンに向かう以外は平和な部署である。
8すれすとっぱー:03/12/27 05:14 ID:???
>>1>>4>>5>>6>>7
2行にまとめてくれ..
9通常の名無しさんの3倍:03/12/27 14:28 ID:???
ネタ。以上。
10通常の名無しさんの3倍:03/12/29 04:52 ID:QZJNw58B
糞スレハケーン
11インク・テルモン中尉:03/12/29 12:32 ID:???
新型MSの封印を解こうというのか!
12通常の名無しさんの3倍:03/12/29 16:12 ID:QZJNw58B
私の名前はミャア。ミャア・アボガドロだ。
連邦軍特別MS部隊の隊長。といっても隊員は私を含め3人なのだが。
しかしココはいい。施設の一番スミのほうにあるのだが部屋も広く、ガンダムが配備されてからは
隊費も格段に増えた。元々倉庫だった場所な上、私一人だと机とソファー以外必用なかったために家具は何もなかったのだが、
彼女達がやってきてからいろいろな部署からやれイスだ、やれティーセットだとかなりの贈り物を貰った。
はっきりいって、寮の自分の部屋より居心地がいい。先日もここに無断で泊まってしまった。
翌日、朝から来ていたコヨリとインクにソファーごと部署から放りだされてしまったよ。
「おはようございま〜す。」
「大尉。仕事してますか〜?」
かわいらしい声がしてドアがガチャリと開く。
入ってきたのは赤い髪を後ろでまとめた女性とここいらではみかけないセーラー服を着た少女だった。
というか、二人とも女子高校生なのだが。
……何故このような少女が軍属なのかだって?
簡略に言うと適正があったからだ。
7年前に作られた『ガンダムタイプ』。どうしても動かなかったこの機体をひろゆき……いや、
なりゆきとはいえ乗り込んだ彼女はいともたやすく操作、敵を退却させてしまったのだ。
敵である『ロストテクノロジー』の機械をパクっ……参考にして作った機体が軍属であることなど知れたら一大事。
とかいう
13通常の名無しさんの3倍:03/12/29 16:42 ID:CjxeCXrA
ミャアはシャアのパクリニダ!
14ミャア・アボガドロ:03/12/29 17:18 ID:???
私の名前はミャア。ミャア・アボガドロだ。
連邦軍特別MS部隊の隊長。といっても隊員は私を含め3人なのだが。
しかしココはいい。施設の一番スミのほうにあるのだが部屋も広く、ガンダムが配備されてからは
隊費も格段に増えた。元々倉庫だった場所な上、私一人だと机とソファー以外必用なかったために家具は何もなかったのだが、
彼女達がやってきてからいろいろな部署からやれイスだ、やれティーセットだとかなりの贈り物を貰った。
はっきりいって、寮の自分の部屋より居心地がいい。先日もここに無断で泊まってしまった。
翌日、朝から来ていたコヨリとインクにソファーごと部署から放りだされてしまったよ。
「おはようございま〜す。」
「大尉。仕事してますか〜?」
かわいらしい声がしてドアがガチャリと開く。
入ってきたのは赤い髪を後ろでまとめた女性とここいらではみかけないセーラー服を着た少女だった。
というか、二人とも女子高校生なのだが。
……何故このような少女が軍属なのかだって?
簡略に言うと適正があったからだ。
7年前に作られた『ガンダムタイプ』。どうしても動かなかったこの機体をひろゆき……いや、
なりゆきとはいえ乗り込んだ彼女はいともたやすく操作、敵を退却させてしまったのだ。
敵である『ロストテクノロジー』の機械をパクっ……参考にして作った機体が軍属であることなど知れたら一大事。
とかいうコトで私の誠意ある説得で彼女達にはバイト感覚で軍に就職してもらったのだ。
もちろん、私は彼女達を戦争にかりだしたくはない。
だが、私のハーブと基地のアルトだけでは辛いのも確かなのだ。
まだよかったのは敵が無人兵器だということ、コヨリは別にこういう行為が嫌いじゃないということか。
15ミャア・アボガドロ:03/12/29 17:19 ID:???
「大尉。何マジメぶって天井を見上げてるんですか?」
「別にいいじゃないか。それに私は大尉ではなく大佐だ。」
「階級なんて飾りですよ。あ、コーヒー入れます?」
インクが一生懸命手を伸ばして棚のコーヒー缶を取ろうとしている。
なんか萌えだ。
ああ、と答えて手元の雑誌に目線を戻す。
児ポ法抗議の広告ページだった。
鬱だった。
「あ、豆が切れてる……大尉、かってきてもらえますか?」
「悪いが今忙しいのでね。コヨリ君、行ってきてくれたまえ。」
「えーっ!今日寒いからムリ。」
お前は女子高生か……って、そうなんだよな。
「コヨリぃ、行ってきてよ。」
「大尉が行くべきよ。」
「えぇぃ!二人で行って来い!。」
しばらくの沈黙の後……
「ジャンケンで決めましょう。」
切り出したのはインクだった。
ふふふ……バカめ。
ジャンケンは私の得意分野だ。
手をネジって有名な占いをしている二人を見ながら私はフンと鼻を鳴らした。
「「「最初はグー、ジャンケンポン!!!」」」


……私もゆくゆく運のない男だ。

なぜか強くなった風の中、ワッパに乗りながら私は思った。
30分後、戻ると二人はドラマの再放送を見ながらコーヒーをすすっていた。
なんでも、隣りの部署に借りたらしい。
……図ったな?!!
16ミャア・アボガドロ:03/12/29 18:25 ID:QZJNw58B
>>13
シャア?それは食べられるのか?
17通常の名無しさんの3倍:03/12/30 02:04 ID:???
ミャアのライバルの荒木ひろひこです
18ミャア・アボガドロ:04/01/03 03:12 ID:???
「スキーがしたい。」
コヨリが呟いた。
ストーブの前にうずくまっている少女の呟くコトではないと思うのだが……
読みかけの『漫画でわかるジェーン年間』を放り出して私は大きくのびをした。
「スキーか……私もここ暫くやってないな。ほとんどココで過ごしているしな。」
「大尉、たまには休みを取ってきたらどうですか?」
「……女子高生とのドキドキ同棲ワーカーからなぜ逃げねばならんのだ。」
……なぜかコヨリが『マンガでわかる ジェーン年間』を投げつけてきた。何故だ?
特に変な事を言った気はしないのだが……
「この冬コヨリは何処か行く予定ないの?」
「ない。でも同人の手伝いはしないわよ。」
「……大尉に手伝ってもらお。」
……正気か?!インク。
先日、コヨリが見せてくれた彼女の作品のサンプルの実に30%は



『やらないか』



系な作品だった。
ストーリー、絵、描写、オチ。光るモノは確かにあるのだが男である私にそれのヘルプをもとめるのはやめてほしい。
だが、『ロスト・テクノロジー』の機械が襲ってこない限り私達がすることは無いといっていい。
週1ほどしか現れない敵のため、毎日毎日学校帰りに彼女達がいたずらにここで過ごすのは勿体無い気もする。
無論、彼女達がいないと私が仕事する意味など全くないのだが……
「しかし……スキーはやっぱりムリかなぁ?」
「まあしかたない。諦めるんだな。」
「……そうだ!」
ふいにインクは立ち上がると部屋から出て行った。

───30分後

最上階(3F)の階段で行き倒れになっているインクが発見された。
ムリもない。
スカートにシャツ、上からのパーカー1枚では。
……しかし残念だ、私が彼女を発見していたのなら迷わず家に連れ帰ったのだが。
19ミャア・アボガドロ:04/01/03 03:14 ID:???
部屋の魎皇鬼がミャーオと5回鳴く。
5時。今日の彼女達の勤務時間はこれで終了だ。
朝10時から7時間、部屋にいればいいだけの楽な仕事だ。
ちなみに、彼女らの待機時の時給は256円である。7回の交渉によって決まったんだとか。
軍部のなかでこの部屋にしかないタイムカードをガチャンと押して彼女らはコートを羽織った。
「それじゃあおつかれさまです。」
「大尉、泊まりこみがんばってね〜。」
「ああ、また明日な。」
今日は夜勤だ。彼女達も非常事態になれば指定のランデブーポイントでガンダムCに乗り込むのだが、やはりそれでは遅くなってしまう。
そのため、アルト一中隊がいつも夜勤をしているのだが週に1度は私が夜勤をし、アルトの数を減らしている。連邦に兵なしとはこのことか。
自分のハーブの機器をチェック、しばらくシュミレーションで時間を潰し、部屋に帰ってカップラーメンをすすりながら書類に目を通す。
3時間ほどし、ようやく一山分目を通し終えた。大きく息をついてコーヒーでも飲もうかと立ち上がった私の目が一本のビデオをとらえた。



『○7歳インク 上官殿、もう我慢できません…』



何も言わずに再生した。
写っていたのは生肉工場の映像だった。涙が止まらなかった。
これが若さか……
拳をテレビに向けて振り上げたその時、映像が移り変わってかわいらしいインクとコヨリの顔が映し出された。
『大尉〜!これをみてるのが夜中の2時より早かったら屋上に来てね〜。』
時計を見ると12時を少し回ったところだった。

「ほう……」
屋上まで上がって私は関心した。
足元は備え付けのスポットライト光を反芻して輝き、月の光を浴びてぼぉっと輝いている。
氷がはってあるのだ。おそらく、インクが昼間に水をはっておいたのだろう。
「大尉のスケベ〜」
シャーっと滑ってきてコヨリが笑う。
「やっぱり来ると思ってましたわ。」
「しかし、見事なものだな。インク君、君が考えたのか?」
「この前事務のカムラさんに教えてもらったんですよ。穴場のスケートリンクがある、ってね。」
カムラ大尉はこの基地に勤めて37年、という初老の男だ。
この基地の事を他の誰よりもよく知る彼ならこのこともわかる。
よく見ると彼女達のスケート靴も軍刀を改造したものだった。
「たまに油を塗らないとすべらないのがイマイチなんですけどね。あ、大尉のもありますよ。」
皮がむけた軍靴と錆びた日本刀、ヒモが置いてあった。
……私にどうしろと?
結局、30分ほどしてカムラ氏がやってくるまで私は自分のスリッパで滑り続け……いや、転び続けていた。
20ミャア・アボガドロ:04/01/03 03:15 ID:???

カンカンカンカン
夜空に鐘の音が響き渡る。
「…………何事だ。」
「大尉、エマージェンシーです。」
『南35−B地区にて「テスコボーイ」級の機体を3機確認。
待機しているアルト隊、並びにミャア・アボガドロ大尉は直ちに出動。
なお、「ガンダム」とのランデブーポイントは……』
「大尉!」
「よし、行くぞ。」
スポットライトのスイッチを切り、私は勢いよくドアを……
開かなかった。
「……開け、ドア!なぜ開かん?!!」
「大尉!下を見て!!」
コヨリの言うとおり下を見てみる。
ドアの下の部分には氷が張っていた。



私達がドアを蹴破り、MS格納庫に着いた時、戦闘はすでに終わっていた。
後日、私に減俸、二人には便所掃除の処分が下された……
21通常の名無しさんの3倍
「ガンダムの世界観がファンタジーだったら」みたいなネタスレかと思ったら、
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俺は読まないけど誰か読むでしょう。
がんばってください