【小公女】世界名作ガンダム劇場【ゼータ】

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109通常の名無しさんの3倍:04/01/15 02:49 ID:???
レミはまだあ?
110通常の名無しさんの3倍:04/01/17 07:02 ID:???
>>96
おい、ハイジ=ミライを忘れているぞ
111通常の名無しさんの3倍:04/01/17 08:40 ID:???
ええ!!そうなの!?
112通常の名無しさんの3倍:04/01/18 11:01 ID:???
ウ ッ ソ
113(つД`)・゚・:04/01/24 12:38 ID:???
第7話 代表生徒

「お父様ッ!私が代表から降ろされるって如何言う事ですの!?」

娘が父であるワシに銃を突き付けて詰め寄る。

『すまぬ・・・キシリア・・・実は学校の経営が思わしくなくてな
 セイラ嬢の父上から多大な寄付を受け取っているのだよ・・・』

ワシは咽喉を締め付ける娘の手の元から
息も絶え絶えに言葉を吐く。

『それに・・・キシリア・・・お前がこの学校に入学する時の際
 悪魔でも、形式として受けた試験だが・・・その・・・お前の成績がな・・・』

ワシが其処まで喋ると娘はより一層
咽喉にかかる手に力を込めた。

「私の成績が何か?」

『・・・何でもない・・・だが、代表生徒の件はこの通りだ・・・
 堪えてくれ。キシリア・・・』

ワシが涙ながらに訴えるとやっと娘は許してくれた。
ワシが禿げたのはやはりry
ドアが勢い良く閉まる。娘が入って来た時と同じ様に・・・
一人になったワシは段々、腹が立って来た。
こっそりとPCの電源を入れると、早速スレを立ててやった。

【学歴】あのキャラの履歴書【詐称】
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1074834567/l50

今度こそ良スレになるといいな・・・
レースの企画は失敗してしまったし・・・
こんな時、あのセイラ嬢ならワシの頭を
『よしよし』って撫でてくれるのに・・・
ワシは何時の間にか泣いている自分に気がついた。
114(;:04/02/01 00:31 ID:???
第8話  親切なお嬢様

放課後・・・寮に帰る少女達。
宇宙世紀になった今日でも
脈々と伝統は引き継がれていた。

『ねえ?ミハル?もうすぐバレンタインデーよね?』

「ええ、そうですね・・・お嬢様はもう誰にあげるのか
 お決めになっているのですか?」

『そうねえ・・・去年と同じでお兄様とお父様・・・後はアカハナさんと
 デキン校長先生かしら?ミハルは?』

「私は・・・弟のジルに・・・妹にも何かと考えております。」

『まあ♪優しいお姉さんね・・・ミハルはw
 あら?あそこにいるのはシムス先生??』

「そのようですね・・・何でしょう?お店の前でそわそわしたりして・・・」

『こんにちは!シムス先生!お買い物ですか?』

「ア・・・アラ・・・ゼイラさん!?」

『先生・・・どうかしたんですか?顔が真っ赤ですよ?』

「な・・・何でもありませんよセイラさん!それより寄り道はいけませんね!
 早く寮に帰りなさいッ!!」

『はい・・・でも私、お買い物をしなくてはならないんです。
 そうだ!先生も一緒にチョコレートを買いませんか?もうすぐ
 バレンタインデーですよ?』

「ババババレンタインデーですってぇええええ!!!」

『はい!先生も好きな人に贈る為の
 チョコレートを買いに来たんじゃないんですか?』

「セイラさん!!わが学園ではry」
115(;:04/02/01 00:32 ID:???
====================================

その夜、シャワーを浴び終え
鏡の前ですっぴんになった
シムスは酷く後悔していた。

鏡には虚ろな目付きで立ち尽くす、敗(ハイ)ミスが映っていた。
目尻に刻まれた小皺と垂れ気味の乳房が
男に縁の無い女の人生を物語る。

昼間、恋の素晴らしさを切々と訴える少女達を前に
ついついムキになり、有りもしない規則をでっち上げ
教師にあるまじき行動をとってしまったのだ。

「如何して私は素直になれないのかしら・・・」

深い溜息と共に、そんな呟きが思わず漏れた。
鏡台の上には今朝、郷里の母から届いた
XX回目のお見合いを進める手紙と
同封された写真が所作無く投げ出されていた。

シムスはその写真を手に取ると
年甲斐も無く胸がときめくのを感じた。

その夜・・・結局、シムスは2回目のシャワーを浴びる羽目となった。
教師にあるまじき行動にやはり酷く後悔していた。
116煤i゚∀゚):04/02/05 04:29 ID:???
次回予告

第9話 インドからの手紙

見て下さい・・・

(このネタ使えるなぁ・・・保守にw)
117通常の名無しさんの3倍:04/02/08 19:14 ID:???
第9話 お兄様からの手紙

お兄様から手紙が届いた。
どうやらチョコを普請しているらしい・・・
仕方の無いお兄様・・・

私は溜息をついて次の行を読む。

「この金で取り敢えず、頼む・・・アルティシア・・・
 尚、ミハルにはくれぐれもこの事は内密に。」

手紙には小切手が同封されていた。
お金の事はあまり良く判らないけど、多分
チョコレートを買うには多すぎる額のようだ・・・

全く・・・お兄様ったら・・・世間知らずですわねw
私はつい最近、覚えたばかりの慣用句を使ってみたりした。

でも・・・なんでこの小切手には

ミハルの名前が書いてあるのだろう?

きっと・・・あまりの恥かしさに焦って間違えたんだわ♪
私は、おっちょこちょいなそんなお兄様の事がますます好きになった。
町中のチョコを買っても十分おつりが来るその
小切手を見て私はそんな事を考えた。
118通常の名無しさんの3倍:04/02/08 19:22 ID:???
丁度、セイラが手紙を読み終えた頃
隣の一室では独りの少女の噛殺した
嗚咽が響いていた・・・・

「ごめん・・・ごめんよ・・・姉ちゃんを許しておくれ・・・」

少女は初めて妹に
嘘を付いた事を後悔し始めていた。

同封された小切手には
チョコレート代と小さく隅に書かれてあった。

ミハルはその小切手を手に取ると
一層激しく泣いた。

119次回予告:04/02/08 19:29 ID:???
第10話 二つのプレゼント

また 鬱 路線かなぁ・・・
ああ・・・鬱だ鬱だ ・・・(´・ω・`)
120通常の名無しさんの3倍:04/02/08 23:41 ID:???
やばい。
俺の国語読解能力がやばい。
どういう事態になってるのかが理解できない
121(;゚∀゚):04/02/09 07:06 ID:???
スマソ・・・僕も良く判らないです・・・
酒の勢いで書いてるから・・・あはは・・・(´・ω・`)
122通常の名無しさんの3倍:04/02/14 18:53 ID:???
第10話 二つのプレゼント

今朝、アルティシアからチョコが山のように届いた。
一緒に付いて来た手紙にはこうあった。

「贈って下さったお金は、町中のチョコレートを
 買っても、とても使い切れないので
 教会に寄付する事に致しました。お優しいお兄様ならきっと
 こうするだろうと考えて・・・・・ry」

私は目を疑った、アルティシアに贈った小切手は
大した金額ではなかった筈――なのに何故??

しまった――!!
私はミハルに送る小切手と間違えて手紙に入れてしまったらしい。
あの金は、あるDVDの版権を売って得た金なのだ。
児童ポルノ法が厳しく取り決められた日から
私の趣味のDVDの価値は鰻のぼりになっていた。
そしてそれが、幼女(養女)の
近親相姦物だとしたら・・・・・・

私は恐る恐る、もう一通の手紙の封を開けようとした。
――痛ッ!!

白い封筒が赤く染まった。
これは――彼女なりの抗議の意思であろう。
私は早速、詫びの文句と今度の企画の構想を同時に考えた。

戦いとは常に・・・・二手、三手先の事を考えて行うものだ・・・・
123通常の名無しさんの3倍:04/02/14 18:53 ID:???
私は仕込まれた剃刀の刃を見て
自然と笑みが込み上げて来るのを
我慢出来なかった。

フフフ・・・・・有り難う、ミハルよ!君のプレゼントの御陰でまた
一儲け出来そうだ・・・・・・・ククク・・・・・・

蝋燭の炎が一際、揺らめいた。

===============================

――その頃

豪華な馬車で突然やって来た
親切な少女の申し出に
驚きを覚えつつ、神父は
神の使わした天使に感謝した。

その夜――
里親から虐待され、逃げ出して来た子供達は
神父から何時もより豪華な食事と
チョコレート

そして・・・・・

何時もよりも長い『躾』を受けていた。

薄暗い秘密の部屋の片隅には
後に仮面を被る少年が監修した
一枚の銀板が蝋燭に照らし出されていた。

壁に悪魔の影が大きく蠢いていた。
124次回予告:04/02/14 19:02 ID:???
第11話 プリンセスの誕生日

吊りたくなって来た・・・鬱・・・・
とほほ・・・全然、名作じゃないし
只の、エロ話になっている事に
今更ながら気が付いたよ・・・煤i;゚Д゚)

本当は怖い童話を改竄した人達の気持ちが
理解出来た。ワシントンの桜の話は流石にどうかと
思うけどね・・・・
125通常の名無しさんの3倍:04/02/15 06:23 ID:???
ああ、ようやく理解できたぜ?

みはるのエロDVDを売った利益を、間違ってセイラに渡してしまったってことか。。。?


なんかまだ見落としがあるように思えてならない
126(;゚∀゚):04/02/15 19:58 ID:???
いや・・・もうこれ以上詮索しない方がいいでつ・・・
鬱になります。ああ・・・鬱でつ。




(MMRのネタ書いてた方が楽しいなぁ・・・
 後、俺スレとかオリジナルSSとか)
127通常の名無しさんの3倍:04/02/21 09:03 ID:???
第11話 プリンセスの誕生日

>>88

「jジオン・ダイクンは暗殺されたの!
 あなたはもう、スペースノイドプリンセスでも
 なんでもないのよ!セイラ!」

それは、セイラが彼女の為に特別に用意された
バースデーケーキの蝋燭の炎をまさに
吹き消そうとした時の事であった。

思わず息を呑むセイラ・・・・その表情が
シムスには彼女が自分を馬鹿にしている様に思えた。
――刹那
パーティに集まった、沢山の生徒達がまだ居るにも関わらず
シムスは惚けたその横顔を張り倒していた。

悲鳴が辺りに響いた。
生クリームだらけになったその顔を
シムスは見るなり笑った。

生徒達は誰一人、声を上げる事が無かった。
只独り、ハイミスの教師だけが何時までも笑い続けていた。
やがて・・・・
一人、また一人と生徒がその場を
逃げる様に立ち去った。

燭台の赤い蝋燭は、何事も無かったかの様に
静かに――その身を削り続けていた。
128次回予告:04/02/21 09:08 ID:???
第12話 屋根裏の暗い部屋

             ☆ チン

        ☆ チン  〃 Λ_Λ  
          ヽ ___\(\・∀・)< オリジナルSSの御題マダー!?
             \_/⊂ ⊂_)_
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |            |/
129通常の名無しさんの3倍:04/02/21 12:20 ID:???
そういえば翔吼所セーラってまともに見たことも読んだこともねーな。
最後はなんかまた大金持ちになって、みんなが掌を返すって話だったか?
130(;´Д`):04/02/21 16:34 ID:???
そうだよw
凄くリアルです。お金持ちだとわかった途端にねw

第12話 屋根裏の暗い部屋

セイラとミハルは夕闇の迫る街を歩く。
ミハルは既に、ダイクン家の使用人では無かったが
彼女の分の荷物を(荷物とは言っても小さな旅行鞄だけだが。)
持っていた。魂の抜けた人の形をした物がフラフラと前歩く。
そんな虚ろな目をしたセイラに、ミハルは何と声をかけて
良いのか判らなかった。

――彼女の落ち込み様が尋常では無かったから。

ミハルは何時しか親を無くした辛い記憶を
呼覚ましていた。そして・・・・・・決断をした。

(さようなら・・・お嬢様・・・)

ミハルは踵を返すと、セイラの残された僅かな財産を
手にしたまま、街の雑踏に紛れ込んだ。
ミハルもまた生きてゆかねばならいのだ。
弟と妹の為にも――
彼女を責める事は誰も出来ない・・・・。

どれぐらい時が流れただろうか?
冷たい雨がセイラの体をすっかり凍えさせた。
余りの寒さに我に返ったセイラは
自分がミハルさえにも裏切られたと気付く迄に
それほど時間はかからなかった。何故なら
セイラは愚兄の趣味を以前から知っていたからだ。
(尤も、憶測の域を出ない物ではあったのだが。)
兎に角、下着までもずぶ濡れのセイラは
雨宿りと服を乾かせる場所を探し始める。
夜の雨の降る街を幽鬼の如く彷徨うセイラ・・・・。
擦違う人々は全て眉を顰めた。そして誰一人とて
彼女を助け様とはしなかった。
――面倒には関わりたく無かったから。

丁度その頃、デギン校長から職務を譲り受けた
シムス新校長は、先程の短略的な考えを改めて
下人となったアカハナにセイラ達を探しに出させていた。

セイラが目覚めた時、目に映ったものは
天井の梁であった。彼女は街で彷徨っている間に
何時の間にか意識を無くしたらしい。
セイラは起き上がろうと足を曲げると――
下腹部に激痛を感じた。
その時、初めて彼女は自分が何も身に纏っていない事に気付く。
セイラの純潔はこうして奪われた。
132通常の名無しさんの3倍:04/02/22 19:23 ID:???
寝てる間にごうかんかぁ
133通常の名無しさんの3倍:04/02/27 06:50 ID:???
ひでえな
134通常の名無しさんの3倍:04/02/28 02:25 ID:???
dat落ちする前に・・・

    _, ,_  軟弱者!
  ( ゜д゜)  
   ⊂彡☆))Д´) ←>>131
135通常の名無しさんの3倍:04/02/28 08:52 ID:???
             ゙l   │    ,"  ゙i、   `i、
             ,|   .ノ   ,,丶   ,!   .|
            /   .|    .゙l    ,/`   l゙
               |    丶 _    .,!     ヽ
               >     ``‐.`ヽ、  .|、     |
             ゙'.     ,ト `i、  `i、    .、″
                |    .,.:/""  ゙‐,. `    /
             `  .,-''ヽ"`    ヽ,,,、   !
                、,、‐'゙l‐、      .丿 : ':、
               、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''`  .,"-、
              ,r"ツぃ丶  ``````   ../  `i、
          ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´    .l゙`-、
         _,,l゙-:ヽ,;、、             、、丶  ゙i、,,、
        ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`":    │ `i、
      、、::|、、、ヽ,、、.    ```: : : ```      、.、'`  .|丶、
     .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´    l゙  ゙).._
    ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、  : `"```¬――'''"`゙^`     : ..、丶  .l゙ `ヽ
   ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、           、、...,,,、−‘`   、‐   |゙゙:‐,
  ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".`   `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'":      _.‐′  丿  ,!
 j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、           、._,、..-‐:'''′   .、,:"  丿
 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"`  ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": `      、._./`  ._/`
  `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: :                   、.,-‐'`   、/`
   ``ヽン'`"`  : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^    ,、‐'"`
      `"'゙―-、,,,,..、、                 : ..,、ー'"'`
           : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""`
136通常の名無しさんの3倍:04/02/28 15:03 ID:???
第13話  つらい仕事の日

主婦が経験するアンニュイは
校長となったシムスでも免れないものであった。
休日の朝、何時ものように自分の抜け殻を洗濯する。
金曜の夜に身につけていたというのに、彼女のショーツは
何時もの飾り気の無い厚手のベージュだ。

溜息をつく。やがて・・・・止めど無くもやもやとした
感情が流れてきた。

((あの子が着ていたのは、年相応のものだったけど
 なんて肌触りの良い・・・・))

何時の間にかシムスはセイラから取り上げた衣装を手にしていた。
妄想が幾つも浮んでは消える。
しかし、どんなに妄想の羽根を広げても
積み重なった退屈な日々と記憶が檻となって
翼を痛めつける。シムスは歳をとりすぎていたのだ。

そんなやるせない感情をシムスはセイラにぶつけた。
呼び鈴を乱暴な手つきで鳴らし、洗濯の続きを
セイラにやらせる事にした。セイラの手は
皸だらけで痛々しかったが、シムスは鼻で笑っただけであった。

((いい気味・・・・))

そんな事を思いながら、鏡に映る自分の姿に溜息をついた。
小皺がまた増えたような気がした。予定の無い休日・・・・・
そんな日々をまた繰り返す、そんな自分が情なかった。
セイラがテキパキと言い付けた仕事を片付けるのを見て
彼女の若さが只、羨ましかった。
本当の辛さとは多分、何もする事が無い事なのかもしれない。
シジフォスの苦役すら、今のシムスには羨ましく感じた。

『終わりました・・・・・校長先生・・・・』

報告を聞いたシムスは・・・・・鞭の柄を握り締める手が
わなわなと震えるのを止めれなかった。
シジフォス Sisyphus
ギリシャ神話

ttp://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-sisyphus.htm
138通常の名無しさんの3倍:04/02/28 21:21 ID:???
gunbare
139通常の名無しさんの3倍:04/02/29 02:54 ID:???
>>138
励ましているのにsageかよ!w
140通常の名無しさんの3倍:04/02/29 08:18 ID:???
141通常の名無しさんの3倍:04/02/29 08:30 ID:pnngbgxB
ソフトバンク社長、ついに姿あらわす
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/0107/web/econ_news2.html?now=20040228243347
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \   
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 俺達はとんでもない勘違いをしていたんだよ
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /    
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
142通常の名無しさんの3倍:04/02/29 09:03 ID:???
な、なんだってーーーーー!!!!
143通常の名無しさんの3倍:04/03/01 02:32 ID:???
    _, ,_  軟弱者!
  ( ゜д゜)  
   ⊂彡☆))Д´) >>141
144通常の名無しさんの3倍:04/03/07 16:20 ID:???
空は青、進めのゴーサイン
145(;´∀`):04/03/08 01:21 ID:???
第14話 深夜のお客さま

キシリア女学院の案内書に記されている様に
この学園は全寮制の女子校である。
学園の創設自体はそんなに古い物では無い
寧ろ、新設の部類に入る。
だが、コロニー国家初の女学園と云う事で
何かと格式を重んじた所為か、此処を訪れた
者達全てに重苦しい印象を与えた。

((此処の学園を訪れた技術者が
 ゴシック様式の塔に飾り付けられた
 ガーゴイルの像からMAザクレロのデザインを
 思いついたのは又、別のエピソードである))

さて――
思春期を迎えた女学生達が犇く
キシリア女学園・・・・・・・
良家の出身者のみが入学を許される事が出来る
学園ではあったが、やはり学校である。
学校に付き物の噂話は、世間知らずの
お嬢様方には何かと刺激が強すぎる物があった。

「ねえ・・・・・・聞かれて?あの噂・・・・・」

『ええ・・・・・・私も昨夜、聞きましたわ・・・・・・』

「やっぱり本当だったのね!!」

『ゆりあき様も!?』

「如何しましょう・・・・・・私、怖くて眠れないわ・・・・・・」

『天井の方から何か悲鳴のような声が聞こえてくるの・・・・・』

「止めてッ!!聞きたくないですわッ!!」

============================

「へっへへ・・・・良かったぜ?また今度、頼むなw」

『あばよ・・・・お嬢ちゃんwおい!行くぞッ!』

「おう・・・ほらよ!金だ!」

今夜もドアが荒々しく閉められると
天井裏の小部屋にやっと静寂が戻る。
涙の雫が一枚の銀貨に零れ落ちた。

蝋燭は――その身体を静かに削り続けていた。
146通常の名無しさんの3倍:04/03/15 01:56 ID:???
第15話 街の子ピーター

ピーターはコンビニのバイト店員である。
昨日は3月14日ホワイトデーであった。
バレンタインの時もそうだったが
あからさまにジサクジエンする客達を
冷めた目であしらっていた。

((無論、嘲笑も付け加える事を忘れなかったのだが。))

そんな見苦しい客の中で一際、噴飯ものは
眼鏡を架けたおばさんとマスクをしたおばさんが
毎年、大量のホワイトデー関連の
商品を籠一杯に詰め込む様には
ベテランコンビニ店員のピーターでさえ
肌に粟たつのを押さえきれない程であった。

そして今、長針が
短針に重なろうとしている・・・・・・

「今年はおばさん達来なかったな?」

ピーターがバイト仲間に呟く。

『ああ、でも3日ぐらい前かな?なんか地味な服を着た
 女の子が沢山買っていったよ?』

「へえ・・・・そうか・・・・・」

『あの女の子、服のセンスは良くなかったけど
 凄く可愛かったなぁ・・・・今度名前聞いてみようかな?』

「あはは・・・・お前はすぐそれだなw」

仲間の冗談にピーターは笑う。
日曜の夜が終わり、月曜の深夜が始ろうとしている。
客足が途絶え、手持ち無沙汰となったピーター達は
雑誌の整理をし始めた。
今日も荒らされた雑誌達。
兎角、18歳未満お断りのコーナーに居る
天使はレイプそのものだ。
何時もは、なんとも思わなかったピーターだが
微笑んでいる天使が、今夜は酷く悲しい存在に思えた。
147通常の名無しさんの3倍:04/03/15 09:10 ID:???
きしりあざび
148通常の名無しさんの3倍:04/03/21 14:27 ID:???
あげとくよ
149通常の名無しさんの3倍:04/03/21 19:56 ID:???
第16話 ロッティの冒険

ロッティは5歳になっていた。
もう一人で着替えも出来るし
簡単なお使いや料理も出来る。
つまり・・・ちょっぴり大人になった。
(おねしょはまだ・・・たまにやってしまうが。)

ミハル姉さんが未だに迎えに来てくれないのも
きっと何か訳があるんだと思い、泣きそうになるのを
我慢した。あの日以来、此処のお屋敷の様子も激変した。
大人たちはみんな怖い顔をしていた。
ロッティを苛めるお坊ちゃま・・・シャア兄ちゃんも
何処かに行ってしまった。

気がつけばロッティはこの大きな屋敷に
一人取り残されていた。
実を言うと――見知らぬ大人たちが
怖くて隠れていたのだが。
兎に角、5歳の幼女ロッティはこの屋敷の
主人になっていた。
元々ロッティやミハル達が住んでいた
離れの家にあった食べ物を食べ尽くした彼女は
空腹に耐え兼ねて、屋敷のドアに手をかけた。

屋敷の中は酷く散らかっていた。
全ての部屋が竜巻か何かが通った様に散乱していた。
ロッテイは姉から貰った小さな縫い包みを
胸に強く抱締めると、キッチンに向かって歩き始めた。

幸いな事に電気やガス、水道はまだ通ってるようだ。
ロッティは冷蔵庫の中で見つけた卵数個と
さらに大きな冷凍庫で見つけた沢山の肉の塊達
それを包丁で切り取ると、フライパンで炒め始めた。

数日後――
警察に保護されたロッテイは有名人になっていた。
彼女の事を記事にした新聞社、及び出版社は
尽く処罰を受けた。施設でロッテイに出された食事は
確かに美味しいものではあったが、彼女にとっては
何か物足りないものであった。小さなフォークで
肉片を口に入れた時、彼女を見つめる幾つもの視線が
険しいものに変っていた。
150通常の名無しさんの3倍:04/03/22 08:08 ID:???
しょうこうじょをまともに見たり読んだりしたことが無いのでストーリが分からんぜ!
151通常の名無しさんの3倍:04/03/23 05:55 ID:???
いやぁ・・・僕も本当はあんま知らんのよw
知らない者の強さつーか、なんつーかw
週に一回の書き込みでも落ちないから
ちと焦ってるんだけど・・・

(思いつきで書き込んでるだけだからね・・・とほほ)
152通常の名無しさんの3倍:04/03/27 07:49 ID:???
空を越えてラララ星の彼方
153通常の名無しさんの3倍:04/03/28 13:36 ID:???
第17話 小さなメル友の家族

宇宙世紀の初頭、それ迄主流だった電磁波、及び光線等を
利用した通信技術は、ミノフスキー粒子の発見が齎した
新たな技術革命に抗えず、全て衰退の道を辿る。

今迄、人の掌程度の大きさであった携帯電信機は
かっての機能を賄う為には、ビル3階建て分の大きさが
必要となった。つまり・・・役に立たなくなったと云う事である。

この時代において所謂、メル友と云うのは
文通相手と云う事になる。久しく使われなかった切手も復活し
戦場では家族の便り、あるいは恋人への便りを心待ちにする
兵士達の姿・・・そんな前時代的な光景が其処彼処で見られた。

さて・・・キシリア女学院という戦場では、メル友を巡って
醜い争いが今日も起きていた。

「セイラ!あなたの出そうとした手紙を読ませて頂きました。」

『・・・そんな!』

「あなたは私の慈悲で此処に住まわせてやっているのです!
 居候の分際でよくも・・・」

『痛いッ!!』

「全く!薄汚い小娘めッ!切手を買う金を何処で手に入れたッ!」

『い・・・痛いッ!!や、止めて下さいッ!!』

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セイラは身体と誇りを犠牲にして得たなけなしの金貨を
全てシムスに手渡した。シムスは最初から知っていた事なのだが
知らぬ振りをした。本当は、何もかも全て彼女の一存で決めた事だが・・・

あまりにも不遇な身の上に同情し、情が移った買い手からの
ささやかな金でさえ容赦なくシムスは奪っていった。
やがてそれらの金はシムスが今度は彼女の情夫に貢ぐのだ。
愛されていないと判っていても。

セイラもシムスも哀しい女には変りは無い。
が・・・シムスの方が痛々しいものであった。
鞭を打たれ、背中から血を流して床に倒れている
この少女よりも。
155通常の名無しさんの3倍:04/03/28 15:01 ID:???
>>1の単独SSスレにしたのが失敗だったな。
名劇をシャア板的に語れるスレだったらもっと伸びてたろうに。
ageとくよ
156通常の名無しさんの3倍:04/03/28 23:16 ID:???
ここの>>1の立てるスレってこんなんばっかだよ
157通常の名無しさんの3倍:04/03/29 01:51 ID:???
>>155
そうだよなぁ・・・もうその方がいいかも・・・
なんかマンドクサくなったでつ。
MMRガソダムみたく早く落ちて欲しいと
思います。
>>156
正直スマンカッタ・・・(´・ω・`)

よって、終了と致します。
158通常の名無しさんの3倍
次からは
IDにKaiと出るまでセイラさんにぶたれるスレ
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1080155757/l50
でお楽しみ下さい・・・
終了っと♪
           ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i ・・・楽しそうだな兄者
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__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
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