【ソロモンの】もしガトーが萌えキャラだったら2【小悪魔】

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210;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
「ボクのせいだ……ボクのせいでガンダムが……」
半ば自棄的になりながら、コウ・ウラキはフォン・ブラウンの街を歩きつづけた。
何処へ行くか――。それさえも考えずに。

どのくらい歩いただろう。男の声が聞こえた。
「よお、人にぶつかっといて挨拶も無しか?」
突然呼び止められ、コウは我に返った。
振り向くと、そこには大人の男が3人。じっとコウを睨んでいる。
コウは驚くより先に睨み返した。
自分に対する苛立ちを男たちに擦り付けるかのように。
これから己の身に降りかかる出来事など知る由もなかった――。

気がつくと、コウは人気のない路地に連れ込まれていた。
目を開けるとさっきの男たちが自分を見下ろしながら厭らしい笑みを浮かべている。
「うう……ボクはどうして……」
コウも軍人だ。一通りの訓練は受けている。
男を倒すのは無理でもこの場から脱出するくらい容易い。その筈だった。
だが体が動かない。
恐怖心――その感情に支配されたからだ。
「おやおや……さっきまでの威勢はどこへ行ったんだろうなあ?」
男の一人がコウの軍服の掴み、そしてコンクリートの壁に叩きつけた。
その衝撃で一段と大人しくなったコウの軍服の前を開け、下に着ていたシャツを捲り上げる。
「嫌だ、やめて!」
「ほほお、ここは意外と発達してるじゃねーか」
男はニヤニヤしながら抵抗するコウの胸を乱暴に弄んだ。
「うう……うわあぁぁッ……」
苦痛が走り、コウは悲鳴を上げるが男はやめようとしない。
寧ろコウが嫌がる姿を見て楽しんでいたかもしれない。
211;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン:03/11/07 06:28 ID:???
暫くすると別の男がコウの下半身を押さえつけ、下着を剥ぎ取った。
もう逃げられない。最早無駄だと分かりつつせめてもの抵抗を試みるが、その力なき抵抗は男達の興奮に油を注ぐだけだった。
「フン。連邦の少尉だか何だか知らねえが他愛ないもんだな!」
男は笑いながらコウの秘所に指を入れ、そして弄った。
「ああっ!嫌だ……うぅ、大尉……助けて……バニング大尉……大尉……大尉……」
うわ言のようにバニングの名を呼び続ける。
大尉が来てくれる訳がない。分かっていた。だが呼ばずにはいられなかった。
「大尉だあ?安心しろ。助けなんか来ねえよ」
そう嘲笑い、コウの秘所に肉棒を押し付け、挿入した。
「いや……いやあぁぁっ!」 
コウは堪らず声を上げるが、男は鬼畜に笑いながら腰を使いはじめた。
「何だ、こいつ処女じゃないぜ!チッ、男がいたのかよ。例の大尉殿ってヤツかぁ?」
そうコウの耳元で囁くが返事はなかった。それに構わず男も行為に集中する。
「ハハ!ここが月だからって連邦に尻尾振ってる人間ばかりじゃねえってことをお前にたっぷりと思い知らせてやるぜ!」
限界が近づいたらしい男は腰の動きを強める。
「そろそろ射精してやるよ。少尉さんのココにな。そしたらどうなるか分かるか?」
そう言われてコウはハッとする。
自分の顔が青覚めていくのが微かに分かった。
「そんなことしたら……ボクはにんしんしちゃう…の……?」
弱々しいコウの声を聞くと男は愉快そうに笑った。
「よしよし正解だ。ご褒美に一滴残らず注ぎ込んでやるよ!そうなりゃお前はモビルスーツ乗りなんかやれなくなっちまうだろうがな!」
「え?嫌だ、放して!嫌だぁ!嫌だよ!ボクはパイロットなんだぁ!」
狂ったように泣き叫ぶコウの体を抱き寄せると男はコウの中に思いきり精子をぶちまけた。
「あ…ぁぁあつい……うくっ……ああぁ……」
漸く男から開放されコウは力なく倒れ込む。
「まだだ。まだお休みには早いぜ」
「ぇえ……?」
仰向けの姿勢でぐったりとしたコウの頭を掴み、男は強引にいきり勃った肉棒を口に押し込んだ。
頭を押さえつけられ嫌な物を口に挿れられた。逃れられない。
暫くたって他の男が再びコウを犯しはじめたが最早コウには抵抗する力も残ってない。
それは男達にとって都合が良いだけだったが。
212;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン:03/11/07 06:29 ID:???
(もう、どうでもいい。あの時ガンダムと一緒に撃とされたほうが楽だった。ごめんねニナさん、ボクが勝手なことしたから1号機も壊れて……)
その時、コウの脳裏に1人の少女の姿が映し出される。
コウより2〜3歳年上の無邪気そうな少女だったがMS操縦の腕は一流だった。
「ウラキ少尉、あたしを相手にするにはキミはまだ未熟!」
その言葉がコウの胸に突き刺さり、彼女を2号機奪還へと奮い立たせた。しかし……
(ボクなんて相手にもされず2号機は奪われてしまった……ガトーとか言ったっけ……もう、どうでもいいや……)
そう思うとコウは意識を閉ざした。体中が大量の精液で汚されていることにも構わず。

それから数分後――。
路地裏に別の人影が現れ男達の悲鳴が響くのだが、コウ・ウラキが気づく筈もなかった。



終わり