461 :カトル ◆ZEROlxcG4k :03/10/17 17:33 ID:???
アンチを潰すにはまず根元から
「軽く」旧シャア板を荒らしましょう
参加者募集中
461 :カトル ◆ZEROlxcG4k :03/10/17 17:33 ID:???
アンチを潰すにはまず根元から
「軽く」旧シャア板を荒らしましょう
参加者募集中
カトル宣言
しわしわしわー..
3 :
おさらい:03/10/20 13:51 ID:???
623 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:13 ID:???
まだ小4なのに英語もがんばって勉強してるんだな。
でも間違えてばかり。
塾でもきっと先生に怒られちゃうんだけど、
帰り道でくやし涙をこらえながら走って帰るんだ。
それで2chで俺らには強がっちゃうんだけど、
そこでも英語間違えて突っ込まれちゃう。
ドジッ娘だな。カトルタソ。
そこがまた萌え萌え
628 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:24 ID:???
先生「将来はどんな大人になりたいの?
カトルタソ「融通のきく大人になりたいです。あなたの説教はいりません。(プイッ!
夢と理想を持つカトルタソ・・・先生にも強がっちゃう。
本当は優しい子なのに・・・
もっと素直になっていいんだよ。頭撫で撫でしてあげたいな
638 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:33 ID:???
塾があるのは
月・火・木・土 らしいから、明日も塾に行くんだね。
明日は先生に怒られないでしっかりできるかな?
今頃一生懸命予習復習してるんだろうな。
勉強の時だけつけるメガネつけて・・・
本当は似合うのに、本人は「ブスになるからやだもん!」って言って
普段はつけないんだよね。もったいないよ、カトルタソ・・・(;´Д`)ハァハァ
646 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:43 ID:???
カトルタソは体育だけはちょっと苦手。
それは目が少し悪いから、どうしてもよく見えないからなんだ。
この前もドッジボールをしてて、意地悪な男子(Y田君)の投げたボールがよけられなくて、
顔面にあたって失神しちゃった。
保健室で休んでる時、くやしくて哀しくて涙が止まらないカトルタソ。
「私だって・・・本当はもっとうまくできるんだもん・・・ヒック、ヒック」
大丈夫だよ。君はブスなんかじゃない。メガネをかけてごらん。
よく見えるようになって、Y田君になんか見返せるよ・・・
(;´Д`) ハァハァ乙
5 :
おさらい:03/10/20 13:53 ID:???
ひとしきり2chで戦ったカトルタソ。
ネットなら彼女は無敵。Y田より意地悪なやつもいるけど、
言葉ならカトルタソも負けない。
「ハハハ!私は・・・私は負けないよ!もう学校なんか行かない!
ずっとここにいるんだ!ここで・・・ここならみんなかまってくれる!」
だめだよ、カトルタソ・・・おばあちゃんはこんなことのためにパソコン買ってくれたんじゃないんだよ・・・
カトルタソが勉強頑張って、友達いっぱい作って、仕事もいいところに就職して。
そして・・・素敵な人と結婚して幸せになって欲しい。そう願ってるんだよ・・・
でも今のカトルタソにはそんなことはわからないんだね・・・
かわいそうなカトルタソ。悪いのは君じゃないのに。
ほんのちょっと意地っ張りなだけなのに。
トントン・・・「開けなさい。ご飯も食べないでどうしたんだ」
お父さんの声がしたけど、カトルタソは聞かない。お父さんも、私をいじめる男子と同じ男の人だもん・・・
トントン・・・「おばあちゃんだよ、開けておくれよ・・・」
おばあちゃんいつもより力のない声がドアの外から聞こえてきたのは、2時間後のことでした
646 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:43 ID:???
カトルタソは体育だけはちょっと苦手。
それは目が少し悪いから、どうしてもよく見えないからなんだ。
この前もドッジボールをしてて、意地悪な男子(Y田君)の投げたボールがよけられなくて、
顔面にあたって失神しちゃった。
保健室で休んでる時、くやしくて哀しくて涙が止まらないカトルタソ。
「私だって・・・本当はもっとうまくできるんだもん・・・ヒック、ヒック」
大丈夫だよ。君はブスなんかじゃない。メガネをかけてごらん。
よく見えるようになって、Y田君になんか見返せるよ・・・
664 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/17 23:55 ID:???
カトルタソはかわいいんだけど、
素直じゃなくてちょっと生意気なところがあるから、
クラスの男子からいじめられがち。
今日も学校でノートを取り上げられて冷やかされちゃった。
それは今までカトルタソが一生懸命書いた小説の下書きなんだけど、
(内容はお姫様を王子様が魔女から救い出すお話。当然ハッピーエンドだよ)
それがY田君にみつかって、読まれちゃったんだ。
クラスのみんながそれを聞いて笑ってる。
何人かの女子は「やめなさいよ!」って言うんだけど、Y田君はもっと大声で読み上げた。
「ウ、ウワァ〜ン!」
ついに耐えられなくなって、上履きのまま走って家に帰ったカトルタソ。
680 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 00:07 ID:???
「どうしたの!学校で何があったの?お母さんに話してごらん」
家に帰って自分の部屋に閉じこまって、鍵をかけてでてこないカトルタソ。
心配したお母さんが声をかけるんだけど、部屋からは泣き声しか聞こえない・・・
1時間くらい暗い部屋の中で泣きはらした可愛そうなカトルタソ。
赤くはらした目を拭いたあと、メガネをつけたカトルタソは、
去年のクリスマスにおばあちゃんに買ってもらったパソコンの電源を押す。
「ちょっと高いけど、これで勉強の役に立つなら買ってあげるよ。
勉強いつもがんばってるからね・・・ごほうびだよ。もっと頑張って、良い子になるんだよ」
カトルタソにはとてもやさしいおばあちゃん。メガネも一緒に買いにいったんだ。
「本当の私はこんなんじゃない・・・もっと、もっとすごいんだから!
こんなヤツらに負けないんだから!」
695 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 00:20 ID:???
ひとしきり2chで戦ったカトルタソ。
ネットなら彼女は無敵。Y田より意地悪なやつもいるけど、
言葉ならカトルタソも負けない。
「ハハハ!私は・・・私は負けないよ!もう学校なんか行かない!
ずっとここにいるんだ!ここで・・・ここならみんなかまってくれる!」
だめだよ、カトルタソ・・・おばあちゃんはこんなことのためにパソコン買ってくれたんじゃないんだよ・・・
カトルタソが勉強頑張って、友達いっぱい作って、仕事もいいところに就職して。
そして・・・素敵な人と結婚して幸せになって欲しい。そう願ってるんだよ・・・
でも今のカトルタソにはそんなことはわからないんだね・・・
かわいそうなカトルタソ。悪いのは君じゃないのに。
ほんのちょっと意地っ張りなだけなのに。
トントン・・・「開けなさい。ご飯も食べないでどうしたんだ」
お父さんの声がしたけど、カトルタソは聞かない。お父さんも、私をいじめる男子と同じ男の人だもん・・・
トントン・・・「おばあちゃんだよ、開けておくれよ・・・」
おばあちゃんいつもより力のない声がドアの外から聞こえてきたのは、2時間後のことでした
706 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 00:36 ID:???
「おばあちゃん!?」
キーボードから手を離して、顔をはっと上げるカトルタソ。
「どうして?なんでここにいるの?」
おばあちゃんはカトルタソの家から電車で何時間もかかるところに住んでいます。
まだ小学4年生の女の子なので、一人ではいったことがないくらい遠いところです。
「おまえが泣いているって電話があったから・・・すぐにとんできたんだよ」
そうです。昼間に泣いて帰ってきたあと、お母さんが電話してたのです。
おばあちゃん子だから、おばあちゃんならどうにかしてくれるかもしれない・・・
そう思って、藁にもすがる思いで電話したのです。
「今・・・開けるね・・・」
鍵を開けると、そこにはやさしい顔をしたおばあちゃんがたっていました。
カトルタソの、ただ一人の味方。唯一愛してくれる、大事にしてくれるおばあちゃん・・・
「ウ、ウワァーン!!!」泣きながら飛びついたカトルタソ。
やさしく抱きしめながら頭を撫でるカトルタソ。
706 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 00:36 ID:???
「おばあちゃん!?」
キーボードから手を離して、顔をはっと上げるカトルタソ。
「どうして?なんでここにいるの?」
おばあちゃんはカトルタソの家から電車で何時間もかかるところに住んでいます。
まだ小学4年生の女の子なので、一人ではいったことがないくらい遠いところです。
「おまえが泣いているって電話があったから・・・すぐにとんできたんだよ」
そうです。昼間に泣いて帰ってきたあと、お母さんが電話してたのです。
おばあちゃん子だから、おばあちゃんならどうにかしてくれるかもしれない・・・
そう思って、藁にもすがる思いで電話したのです。
「今・・・開けるね・・・」
鍵を開けると、そこにはやさしい顔をしたおばあちゃんがたっていました。
カトルタソの、ただ一人の味方。唯一愛してくれる、大事にしてくれるおばあちゃん・・・
「ウ、ウワァーン!!!」泣きながら飛びついたカトルタソ。
やさしく抱きしめながら頭を撫でるカトルタソ。
710 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 01:02 ID:???
部屋にはいった二人。ベッドの上に二人で腰掛けます。
「なにがあったんだい?話してごらんよ・・・」
「うん・・・」
そして今日あったことを話すカトルタソ。
はじめは少しずつ、でもおばあちゃんの相槌が起爆剤になり、
怒涛のようにたまっていたものを吐き出していきました。
おばあちゃんはやさしくただ話を聞いてくれます。
うなずき、うながし、頭をやさしく撫でながら・・・
いつもは人前では(家族の前でも)つけないメガネも外し忘れています。
いや、もうカトルタソには「メガネつけてる私はブス」などもうどうでもいいことになりました。
だって・・・大好きなおばあちゃんが本気で「かわいいよ、とても美人だよ」と言ってくれたから。
3時間ほどたったころ・・・話しつかれたカトルタソはおばあちゃんの膝の上で寝てしまいました。
目はまだ少し赤いけど、もう涙はありません。「もう泣かない」これが二人の交わした約束。
>>706の
ラスト一行の最後「カトルタソ」は「おばあちゃん」に脳内訂正してください
711 :通常の名無しさんの3倍 :03/10/18 01:11 ID:???
机の上では電源を消し忘れたパソコンが、2chの画面を写していました。
カトルタソをこれまで迎え入れてくれていた2ch。
唯一カトルタソの存在を認めて、かまってくれた場所。
でももうカトルタソには必要ないでしょう。
強さを手に入れたから。自分に自信を持つ。
もうメガネを見られることなんて怖くない。私は可愛いんだから。
Y田君にも負けない。他の誰にも。
先生には謝ろう。生意気言ってごめんなさいって。
素直に、私らしさをもって生きよう。
まどろみの中で、カトルタソは確実に大人の階段を一段登ったのでした。
あの日からカトルタソは明らかに変わりました。
もう2chにも来ないし(少し未練があるから携帯から別れの文はいれたけど)
なによりも「自信」があるようになったから。
学校にも次の日ちゃんといって、何事もないようにふるまったよ。
Y田君がばつの悪そうな顔してたけど、「私、気にしてないよ。これからもよろしくね」
って笑顔でいったら、顔を赤くして逃げちゃった。
今のカトルタソの瞳でメガネごしに見られたら、誰でもドキドキするよ。それだけ輝いてるんだから。
先生にもちゃんと謝った。でも先生も特に何も言わず、笑顔でウィンクしてくれただけ。
お母さんがあのあと電話で、昨日のこと報告してくれたことはカトルタソには内緒だったからね。
さて今日は塾に行く日。家に帰ってから着替えておでかけ。
まだ少し残っている水着の日焼けあとを見ながら、
服はそれを隠すように首筋が隠れる物を選ぶ。
夏が終わってだいぶ経つのに、なんで肩だけ日焼けあとが残っちゃったんだろう・・・
来年は日焼け止めしなくちゃね。カトルタソ
あれ?
塾に行く支度をしているとき、学校から持って帰ってきた
赤いランドセルが自分のと違うことに気づきました。
私のは横にクマさんがついてるのに・・・
どうやら間違って別の子のを持って帰ってきてしまったようです。
明るく素直になったけど、ドジなのはあいかわらずだね、カトルタソ。
とにかく中を見て確認しないと・・・
誰のだかわからないと連絡もできないから。
ちょっと悪いなと思いながら、ランドセルを開けてみるカトルタソ。
中には教科書とノート、筆箱が入っていて他には・・・なにか入ってるな雑誌かな?
好奇心が罪悪感に勝ってしまい、雑誌を出してしまったカトルタソ。
ダメだよ、他の人のものを勝手に見たら。ぷらいばしーっていうんだよ。
なッ!?なにこれ?その雑誌を手に取ったカトルタソは思わず凍り付いてしまいました。
だって・・・その本の表紙には女の人の裸が・・・なんなのこの本?
しばらくそのまま固まっていたカトルタソ。
その時です。ドアをノックする音が!
あわてて雑誌をランドセルにしまいこむカトルタソ。
でもフタを閉めてないから、それだと丸見えだよ・・・
「S美ちゃんから電話よ」お母さんでした。
「ハイ、私だけど」
「あ、あのね、もしかして私のランドセル間違って持ってかなかった?」
そうです。あのランドセルはS美ちゃんのだったのです。
「うん、ごめんね。多分私が間違えたと思う」
「そう、よかった、持ってる人みつかって。ねぇ今からさ、どこかで会ってランドセル交換しようよ」
え?でももう塾に行かないと行けない時間に。
「ごめん、今から塾に行かないといけないから・・・明日学校で交換じゃダメかな?」
「そうなんだ・・・でもどうしても今日中に返して欲しいんだけど。絶対に!」
・・・・・・・・
とりあえずカトルタソが塾から帰って、夜に交換ということになりました。
でもカトルタソはS美ちゃんの「絶対に!」の声がとても怖いものに聞こえたのです。
塾に言っている間もあまり集中できないカトルタソ。
気になるのはやっぱり「あの本」と、なんでS美ちゃんがアンナモノ持ってるんだろう・・・ってコト。
性知識のほとんどない小学4年生の女の子であるカトルタソにとって、
表紙の裸のお姉さんは衝撃的過ぎたのです。
おかげで塾では3回も注意されちゃった・・・しゅん。
帰り道でもずっとそのことを考えてたカトルタソ。
あれはS美ちゃんのなのかな?いつもあんな本読んでるの?
私と同じ小4なのに・・・それとも私だけ遅れてるのかな・・・
少しだけ見てみようかな、勇気を出して。
いや、ダメだよ!もしかしたらS美ちゃんのじゃなくて、他の人のかもしれない。
でもそれならなんでS美ちゃんのランドセルに入っているの?
ずっと同じことが繰り返し頭の中で交差します。そのうちに家にたどり着きました。
S美ちゃんがお母さんと一緒に来る約束の時間までは、まだだいぶあります。
「見るだけなら、大丈夫だよ。見てないって言えばいいんだ」
気になって気になってしかたないカトルタソは、ランドセルに恐る恐る近づいたのでした・・・
ランドセルを開け、雑誌を取り出したカトルタソ。
カトルタソのクラスの女子と比べても小さい胸
(最近すこし膨らんできました。ブラはまだ早いってお母さんに言われたからまだつけてないのです)
の中で、心臓が凄い勢いでバクバクしています。
「これ・・・(ゴクリ)表紙がこんなにHなんだから、中はどうなんだろう」
もう10分もベットの上に正座で表紙を見つめたまま動けないカトルタソ。
意を決して、ページをめくってみることにしました。
ドキドキドキドキ・・・
最初の数ページは、キレイなお姉さんがかわいい制服を着ている写真です。
「なんだ、心配して損しちゃった。このお姉さん高校生なのかな。美人だな・・・」
お姉さんがニッコリ笑って、ソファーの上でポーズをとっている写真の
次のページをめくるカトルタソ。最初のドキドキが収まって、小さな胸も落ち着いてきました。
ですが
「!」「キャアァァー!!!」
その次のページをめくったとたん、カトルタソは短く叫んでベットから転げ落ちてしまいました。
ベットから落っこちたカトルタソ。ショックのあまり身動きもできません。
落ち着きを取り戻すのに軽く20分が必要でした。
最初の方のページこそ制服を着ていたお姉さんですが、
カトルタソが最後に見たページからはなんとまた裸になってしまっていたのです。
しかもそれだけでなく、何か道具のようなものを股に当てたり、
見せ付けるように大きく開いているポーズを取っているのです。
さらに一番衝撃的だったのは、大人の男の人の前に座ったお姉さんが何かを・・・口で・・・
「なんなのよ、この本は!制服着てる写真だけだと思ったのに・・・
あのピンクのは何?それにあの黒いのって・・・もしかしてあれが大人のオチ・・・」
そこまで考えて、顔が一気に赤くなって懸命に頭を振るカトルタソ。まるで見たものを振り払うように・・・
お母さんと一緒に温泉に行ったこともあるから、大人の女の人の体についてはある程度知っているけど。
毛が生えてたり、その・・・自分のとは少し形が違うこととかも・・・
男の子の体も少しは知ってたつもりだったけど・・・
(プールの時間とか、何人か男子が全裸で走ってるのを指の間から見たことがあるのです)
やっぱりあれは大人の男の人の・・・なのかな?クラスの男子のと全然違うよ・・・
どうやらカトルタソが見てしまった本は「裏」と呼ばれるものだったようです・・・
「この本凄いHだ・・・もうわけわかんないよ!なんで物をあてるの?
あそこはオシッコするとこだよ・・・それになんで男の人のを・・・口で・・・?」
完全にカトルタソの頭はショート状態です。顔も手も足も真っ赤です。
可愛そうなカトルタソ・・・今まで純情で何も知らなかったのに・・・
「グスッ、私も大人になったらああなっちゃうのかな・・・やだよぅ。
あんなの・・・あんな恥ずかしいことできないよ!」
思わずメガネのふちからほほに涙が伝っていきます。でも昨日泣いてみんなを心配させたから、
声を出して泣くわけにはいきません。お母さんをもう悲しませられない。
だから声を出さずに、首の赤いリボンをつかみながらむせび泣くカトルタソ。
やっぱりカトルタソは優しいいい子なんだね。可愛そうなカトルタソ。
でも机の上の時計の針は少しずつ約束の時間に近づいていきます。
あと30分もしたらS美ちゃんがお母さんと一緒にカトルタソの家に、
カトルタソのランドセルをもってやってくる時間です。S美ちゃんのランドセルと、「あの」本を取りに。
もうすぐ約束の時間。
なんとかランドセルに本をしまって、元の状態に戻したカトルタソ。
「でも、なんでS美ちゃんがこんなの持ってるの?」
今まで何度も何度も思った疑問がまた浮かんできました。
本人に聞ければいいんだけど・・・そんなの恥ずかしくてできないよ!
とりあえずS美ちゃんを待つしかないカトルタソ。
ピンポーン!
来ました!
「ハーイ、あ、わざわざ届けに来て下さって・・・お手数おかけしました。ちょっとお待ちくださいね」
お母さんの声が聞こえました。カトルタソは急いでランドセルを持って玄関に行きます。
S美ちゃんがお母さんと一緒に二人で玄関にいました。
お互いのランドセルを交換したあと、お母さん達は二人で世間話を始めています。
「ごめんね、多分私が間違えちゃったから・・・」内心の動揺を隠しながら話しかけたカトルタソ。
「ううん、気にしないで。私の置き場所が悪かったのかもしれないし。それでさ」
顔色一つ変えずに、笑顔のままS美ちゃんが言いました。
「 な か み 見 た ? 」
ふと気がつくとカトルタソは自分の部屋の机に座っていました。
あのあとのことは、呆然としすぎてよく覚えていません。
「な、中なんて見てないよ!自分のじゃないって気づく前に電話があって、
それで中を見たら悪いと思ったから!だから、私見てないよ!」
そんな感じで叫んで、お母さん達を驚かせたような気がします。
いつ部屋に帰ってきたのかも、いまいち思い出せません。
ただ、ずっと笑顔だったS美ちゃんがボソッと言った
「うそつき」
その言葉だけははっきり覚えていました・・・
でも本当にそういったのかな?聞き間違いかも・・・
いや、それだけは聞き間違いなんかじゃない!
だってその時だけS美ちゃんの顔、目が笑ってなかったもの!
明日学校行きたくないな・・・でもそうもいかないよね。おばあちゃんと私約束したんだから。
そうだ、明日ちゃんと謝ろう!嘘ついてゴメン、本当は見ちゃったって!
悪気はなかったんだけど、少しだけって。ちゃんと謝れば、嘘ついたことも許してくれるよ!
だってS美ちゃんも優しい子だから。いつも私を守ってくれてたし・・・
なんとかそう決めたカトルタソ。もう遅いので今日は寝ることにしました。お疲れ様、ぐっすり休んでね。
明日は何があるのかわからないんだからね・・・
次の日の朝。いつもよりちょっと早起きしたけど、なかなかベットから出れないカトルタソ。
やっぱり行きたくないな・・・でも、これで負けたらダメ。
これからも友達でいたいから、勇気を出そう。
頑張れ私!
教室についてまわりをみわたしたけれど、S美ちゃんはまだ来ていません。
Y田君と友達がゲームの話をしながら、必殺技ごっこのようなことをしているだけです。
昨日の本を少し思い出して、顔を赤くするカトルタソ。
Y田君も大人になったらあんなになるのかな・・・
思わずプールの時間に自慢げにさらしていたY田君のと、
本の男の人のものを頭の中で比較してしまいました。
ヤダッ!私そんなにHな女の子じゃないもン!
机につっぷしてさらに赤くなるカトルタソを、まわりの子達が不思議そうに見ています。
結局その日はS美ちゃんは学校に来ませんでした。
先生は「風邪だと連絡があった」としか言わないので、それ以上はわかりません。
お見舞い・・・行ったほうがいいのかな・・・?
放課後。今日は絶対ランドセル間違えないように気をつけて、
友達と一緒に家路に着くカトルタソ。
「今日なんでS美ちゃん休んだんだろ?昨日あんなに元気だったのに」
「そうだよね、いつもほとんど休まないのにね」
他の子たちもS美ちゃんのことを話題にしています。
「でもうらやましいよね。あまり勉強とかしてないみたいなのに、
テストはいつもいい点だもんね」
「そうそう、その上この前の運動会でもリレーの選手だもんね」
「なんでああなんでもできるのかな?背もスラッとしてて、胸もあるよね」
「その話する時だけ私のほう見ないでよ!」ちょっと怒るカトルタソ。
「ねぇ、今日このあとお見舞い行かない?」そんな提案が出ました。
内心「行かなきゃな・・・」と思っていたカトルタソは複雑な心境ですが、
一人で行くよりは気楽かな、と思い賛成しました。
とりあえず荷物を置いたら、公園に集合して今いる5人でS美ちゃんの家に行くことになりました。
家についてランドセルを置くカトルタソ。よし、クマさんついてる。私のだ。
プルルルル・・・プルルルル・・・出かけようとしたその時、電話が鳴り出しました。
ここまでが前スレでのお話です。
前スレ
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1066381600/
新シャアの某スレといい厨房、丸出しだな
スレストかかっても平気で次スレをたてるなんて。
登場人物紹介
カトルタソ
小学4年生の女の子。強がりでいじっぱりなメガネ娘。
胸は小さい(まだノーブラ)けど、赤いリボンつきの黒ワンピースがお気に入りの美少女。
以前は暗くて素直じゃないところがあったけど、おばあちゃんとの約束で明るく生きるように。
性知識はほとんどない。(だけどつい最近事件が発生・・・)
おばあちゃん
愛媛に住んでいるカトルタソの家からさらに電車で数時間かかる所に住んでいる。
去年のクリスマスにパソコンを買ってあげて、カトルタソをかわいがる優しい人。
Y田君
カトルタソをいじめていた男子。実はカトルタソのこと好きなのかもしれない。
S美ちゃん
クラスメイト。勉強もできて運動神経も良い。だけど学級委員はやらない。
スラッとしていて、胸もある美少女。だけどランドセルの中には・・・
>>1スレ立て乙カレー
カトルたん(;´Д`)ハァハァ
>>1さん乙です。
いつの間にやら新スレであらびっくりです。
続き・・・書いてもいいですかね?
駄目ならどっかに移転で・・・
(その時はどなたか誘導お願いします)
「板違い」ではなくするなら、S美ちゃんは隠れガノタにしますかw
それでは今夜にでも・・・
糞スレたててんじゃねぇよボケが
俺達の真夜中の楽しみ。sage進行でひっそりと進めましょう。
まぁ、荒らしが余りにも酷かったらほのぼの板にでも行けばいいだろうし。
電話が鳴っています。今日はお母さんはお出かけしているので、
家には他には誰もいません。私が出ないと。
カチャ「ハイ」
「もしもし、私」
S美ちゃんです!
「ど、どうしたの?」
「今日学校休んだ分の授業のこと聞きたくて・・・今からうちにこれないかな」
「え、これからいつもの5人でお見舞いに行こうと思ってたんだけど・・・」
一瞬、電話先で息を飲み込む音が聞こえました。
「私、まだ体調よくないの。大勢で来られても困るんだけど」「え、でも」
「 あ な た 一 人 で 来 て よ 」
「・・・・・・」
結局強く押し切られ(というより怖くて)、
他の4人に「体調が悪いから来ないで欲しい」と連絡があったと伝え、
一人ででかけることになったカトルタソ。どうなるんだろう・・・
>>29 S美ちゃんのセリフのスペースが怖いw
S美ちゃんの家はやっぱり大きいのかな。
>>29 乙です。ちょっとビビルカトルタンに萌!
カトルたん(;´Д`)ハァハァ カトルたん(;´Д`)ハァハァ カトルたん(;´Д`)ハァハァ
「授業のことを教えに行く」予定なので、塾に行く時に使っている
お気に入りの白いミッフィーのてさげかばんにノートを入れて、トボトボ歩くカトルタソ。
うん・・・でも本当に体調あんまり良くないのかもしれないし・・・そうに決まってるよ。
そう自分に言い聞かせ、S美ちゃんの家に向かいます。
S美ちゃんの家は少し高台にあり、前に遊びに行ったときも坂がつらかった記憶のある所です。
でも・・・あの時は普通だったよ?お母さんも優しかったし、ケーキも甘くておいしくて・・・
やだ、なに考えてるのよ私!
そうこうしているうちに、家が見えてきました。
S美ちゃんの家はお金持ちらしく、この一帯では大きいちょっとした豪邸といえるくらいです。
前は遊びに行くたびにワクワクしたものです。広いし、おもちゃもいっぱいあるし。
今はすごい憂鬱ですが・・・
玄関につくと、監視カメラがついている来客用のブザーをおしました。
ピンポーン・・・・ピンポーン・・・・
「いらっしゃい、待っていたわよ。早く入ってきて・・・」しばらく待つと、そんな抑揚の無い声がしました。
続きまだー
みなさんエロイのと怖いのとどっちが好きですかね?
本筋はもうある程度決めたんですけど、
どうせなら途中の部分は希望にそえるのにしようかなと
エロイのキボンヌ、
あと後々でいいから家を出ていった
父さんのはなしも、、
フリルのついたパジャマを着たS美ちゃんがでてきました。
スタイルもよく、美少女なのでこんな服も似合ってるな、と思ってしまうカトルタソ。
「来てくれてありがとう。あがって」
部屋に案内されるあいだ、それとなく彼女を観察してみました。
本当に・・・体調悪いのかな?パジャマ着てるんだからやっぱり寝てたのかな。
それとも仮病?
部屋に着きました。女の子らしく、ぬいぐるみなどがありますが
全体的にキレイに整ってます。大きい本棚にはずらっと本が並んでいて、
実は読書家のカトルタソは少し目を走らせてしまいました。
DVDソフトもいっぱい並んでいます。「いいなぁ」素直にうらやんでしまうカトルタソ。
有名な映画がほとんどですが、中にはアニメもちらほら。
クラスの男子達が話題にしている「ガンダム」なんてのもあります。
ΖとかWとかなんとか戦士とかがありますが、よく名前を聞くしーどとかも1巻だけありました。
「じゃこのテーブルのそこに座って。まず算数からいいかな」
S美ちゃんにそう言われ、算数のノートをかばんから出そうとするカトルタソ。
ノートを出して顔を上げると、目の前のテーブルにS美ちゃんが
何かをぽんと置きました。
「 こ れ 、 見 覚 え な い ? 」
漏れ前に
カトルUzeeeeeeeeeeeeeee
とか書いたことある…
ごめんよカトルタン
知らなかったんだよ君がこんな萌キャラだったなんて
カトルタソ・・・(;´Д`)ハァハァ
>>36 出たッ、文字間空白!!w
カトルタンはどんなことをされるのやら・・・・
>>37 カトルタン本当は優しいから許してくれるよ。
・・・・・・・
一瞬に血の気が引いていくのがわかりました。
テーブルの上には「あの」本が置いてあります。
そう、昨日からカトルタソの心を奪い、集中を乱し、そして恐怖のおおもと。
自分でも抑えられないくらいに体が震えています。
やっやぱりS美ちゃん私が見たこと気づいてる!
今日呼ばれたのもこのためだったんだ!
いまさらながらそのことに気づくカトルタソ。
「ねえ、あるよね」ずっと遠くから聞こえてくるような声がしました。
その声は当然目の前にいるS美ちゃんのはずなのですが、
遠い宇宙の果てから届いているようにしか思えません。
視線が・・・頭が・・・あげられない・・・体も動かない・・・
何か言わなきゃ。でも何を?怒ってる?でも何で?
まず顔を上げよう・・・ああでも、怖い、どうしてだろう?でも
今、とても、物凄く、どうしても、顔を上げることが。怖い。
怖い。怖い。恐ろしい。見たらいけない。見れない。見たらどうなる?わからない。こわい。
助けて、お母さん、おばあちゃん!
私、どうにかなっちゃうよ!動けないよ!息も・・・止まっちゃう?え?どうすれば・・・
あああああああ怖いよ!助け・・・
>>39 凄まじい慌てっぷりだなカトルタンw そんなに怖いことじゃないのに・・・
>>39 気づくの遅いのに萌。
S美タンがカトルタンに手を出しそうな予感。
ポン。
肩を叩かれました。
「ヒィッ!」声にならない声をあげるカトルタソ。
一瞬の緊張でおなかがキュン、となり、
「大丈夫?」というS美ちゃんの優しい声がしなかったら、
あやうく失禁しかかるところでした。
「あ、うん、なんとか。大丈夫だよ」
ようやく落ち着きだしたカトルタソ。
そうだよ、なんで私あんなに怖がったのかな?
何も怖がること無いのに。昨日考えたようにごめんなさい、嘘ついてっていうだけなのに。
「それでさ、話戻すけどこれ見たよね。私には見てないって言ったけど、それ嘘だよね」
「うっうん。ごめんね、本当は見ちゃった。あ、でも誰のものか確認しようとして開けたら、
入ってるのが見えて・・・なんだか恥ずかしくて嘘ついっちゃって・・・ごめんなさい」
「そう、そうだと思ったよ。それ見てどう思った?」
かぁっと赤くなるカトルタソ。
「どうって。そんなみたっていってもちょっとだけだよ!恥ずかしくて、すぐ閉じちゃったよ!」
必死になるカトルタソ。顔も手も真っ赤です。
「そうだよね。多分恥ずかしがるとも思ったよ。うふふ」ニコッと笑顔を見せるS美ちゃん。
「それでさ、私がこの本をわざとあなたに見せるようにした、って言ったらどうする?」
>>42 ついにワザト発言キタ―――――(・∀・)――――― !!
このままかトルタンは少しずつ開発されてしまうのかw
S美ちゃんがエロ本の写真の行為を解説する展開キボン
「え?」
話が飲み込めず、また頭が混乱しだしたカトルタソ。
「だから、私がね、本を入れたランドセルを間違えて
もって帰るように仕掛けたって言ったらどうする?ってことよ」
あいかわらずニコニコ笑顔で語りかけてきます。
「どうもこうも、えーっと、それってもしかして・・・ってこと?」
もう何がなにやらわからなくなってきたカトルタソ。
メガネの鼻あての部分も汗でぐっしょり。
「もしかしてでもなんでもないわよ。あれは私がわざとしかけたの」
「な、なんでそんなこと!?どうして?そんなのわけわからないよ!」
またさっきの恐怖が忍び寄ってきます。明らかになにかがおかしいですよ。
「わからないかなぁ。だってさ、あなたこういうのあまり知らなそうじゃない?」
S美ちゃんが目を細めながら、例の本をカトルタソの目の前でパタパタ振り回します。
(かぁ)また赤くなるカトルタソ。どうしようもないくらい真っ赤です。
「だからさ」
本をパタッと床に置くと、S美ちゃんがゆっくりと舌なめずりをしながら言いました。
「あなたと、こうやって二人きりになってしたいことがあるからよ」