最終話次回予告(新機動戦記ガンダムW)
かつて、戦争があった。
それは母なる地球を滅ぼす愚かな戦争だった。
荒野となった大地に、生きるために戦う少年がいた。
少年は少女と出会い、そして伝説の白い機体へと導かれる。
新番組 機動新世紀ガンダムX
第一話「月は出ているか?」(テロップのみ)
生き延びた先には、何があるのか……。
第一話次回予告
ティファを守る為、ガンダムXを手に入れたガロードの前に
2体のガンダムと、彼らを狙うバルチャー達が立ちふさがった。
迫り来る無数のモビルスーツ。
ついにティファは、禁断のシステムを起動させた・・・。
第二話「あなたに、力を…」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第二話次回予告
多くの人の死が、ティファの心にショックを与えた。
ジャミルは鮮やかにティファを奪回すると、
ガンダムXと共にガロードを拘束する。
しかし、少年の純情は不屈だった。
第三話「私の愛馬は凶暴です」
セリフ:シャギア・フロスト(森川智之)
第三話次回予告
容態が急変したティファを救うため、ジャミルは
設備の整ったアルタネイティブ社の再襲撃を考える。
だが、フリーデンのクルー達はティファにこだわる理由を求めた。
ガロードは、明かされたジャミルの重い過去に衝撃を受ける。
第四話「作戦は一刻を争う!」
セリフ:ジャミル・ニート(堀内賢雄)
第四話次回予告
フリーデンは、謎のフロスト兄弟の猛攻を受け窮地に陥った。
さらに、フォンのバルチャー殲滅作戦が
モビルアーマー「グランディーネ」の砲撃を連続させる。
ジャミルは、ガロードとティファの力を借りて
一か八かの賭けに出た。
第五話「銃爪(ひきがね)はお前が引け」
セリフ:ジャミル・ニート(堀内賢雄)
第五話次回予告
孤独に生きてきたガロードは、フリーデンでの集団生活になじめず
また、ティファとのかかわりにも自信を失っていた。
その心の焦りが、新たな危機を呼ぶ。
第六話「不愉快だわ…」
セリフ:サラ・タイレル(かかずゆみ)
第六話次回予告
自らが招いた取り返しのつかない事態に、
ガロードは心を大きく痛めた。
傷ついたティファも、彼を思いやる余裕は無い。
傷心と孤独に苛まれたガロードは、驚くべき行動に出るのだった。
第七話「ガンダム、売るよ!」
セリフ:ガロード・ラン(高木渉)
第七話次回予告
フリーデンを捨てたガロードの前に、
復讐に燃えるフロスト兄弟が現れる。
時を同じく、エニル・エルとザコット一味は
ガンダムXをおびき出すために、フリーデン襲撃を決断するのだった。
第八話「あの子、許さない!」
セリフ:エニル・エル(本多知恵子)
第八話次回予告
フリーデンに帰還したガンダムXに、
フロスト兄弟とザコット一味の総攻撃が迫る。
力を合わせて戦うガロード達ではあったが、ジャミルの不在が災いし
かつてない危機を迎えるのだった。
第九話「巷に雨の降るごとく」
セリフ:テクス・ファーゼンバーグ(中博史)
第九話次回予告
その少年は雪に閉ざされた町にいた。
名も無き人々の心の支えとして。町を守る大いなる力として。
少年の名は、カリス・ノーティラス。
ジャミルが探し求めていたニュータイプである。
第十話「僕がニュータイプだ」
セリフ:カリス・ノーティラス(水谷優子)
第十話次回予告
皮肉にも、求めていたニュータイプ
カリスはガロードに牙をむいた。
その戦いの裏側で、復讐に燃える者たちが暗躍する。
追いつめられたガロードに、ジャミルはある決意を固めるのだった。
第十一話「何も考えずに走れ!」
セリフ:ジャミル・ニート(堀内賢雄)
第十一話次回予告
捕らわれのティファを救うため、
ガロードは単身フォートセバーンに潜入する。
そこで彼を待っていたのは、かつての戦争が生み出した歪んだ憎悪と
カリスに秘められた驚くべき現実だった。
第十二話「私の最高傑作です」
セリフ:ノモア・ロング(ドーラット博士)(中田和宏)
第十二話次回予告
カリスは真実を知った。
同じ仲間と信じたティファが、自分とは別の存在であることに。
その驚愕は、血塗られた過去への後悔を招く。
カリスは、ガロードに戦いを挑む。己の贖罪を果たす為に。
第十三話「愚かな僕を撃て」
セリフ:カリス・ノーティラス(水谷優子)
第十四話次回予告
人は誰でも帰る場所がある。
どこかで待っている人がいる。
フリーデンを離れ、故郷へ帰ったウィッツとロアビィを待っていたのは
いとおしく、そして切なく悲しい再会であった。
第十五話「天国なんてあるのかな」
セリフ:ロアビィ・ロイ(山崎たくみ)
第十五話次回予告
ティファ・アディールが、新たな未来を予見する。
その言葉に従い、海へと向かうフリーデンを待っていたのは
ひと時の安息と命懸けの戦い。
そして、心を持った優しい海の住民たちであった。
第十六話「私も人間(ひと)だから」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第十六話次回予告
禁断の月光は水平線の彼方に消えた。
その果てに何があるのか。
ジャミルは事実を見極めるべく、フリーデンを出航させる。
だが、そんな彼らを待ち受けていたのは
海の悪魔、ドーザ一味であった。
第十七話「あなた自身が確かめて」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第十七話次回予告
その海には伝説があった。
海が黄金色に染まるその時、この世ならざる少女が現れ
人々を戦いから救うという。
少女の名は、ルチル・リリアント。
その名は、ジャミルにとって思い出深い名前であった。
第十八話「Lorelei(ローレライ)の海」
セリフ:オルバ・フロスト(佐々木望)
第十八話次回予告
永遠の時を生きるニュータイプ、ルチル・リリアントを巡り
フロスト兄弟が動きだす。
彼女は、ティファの身に宿り
ガンダムXに秘められたもう一つのシステムを解き放つ。
それは多くの悲劇を生み出した禁断のシステムだった。
第十九話「まるで夢を見てるみたい」
セリフ:ルチル・リリアント(ティファ・アディール)(かないみか)
第十九話次回予告
人には、運命の出会いがある。
補給のために立ち寄ったその島で、トニヤ・マームは
そんな運命の出会いを果たす。
ひと時の安らぎと友情を交わしたその相手は、
かつてフリーデンに恨みを抱いていた。
第二十話「…また逢えたわね」
セリフ:エニル・エル(本多知恵子)
第二十話次回予告
フリーデンの目的地が、ついに判明する。
その名は、ゾンダーエプタ。
そこは新しき時代を求める者たちにとって、
新たなる力を生み出す聖地であった。
彼らは、接近するフリーデンに対処するために
ある男を呼び寄せた。
第二十一話「死んだ女房の口癖だ」
セリフ:カトック・アルザミール(広瀬正志)
第二十一話次回予告
その怪物は、古き時代を生き続け
今、新たな鎧を身に纏い、次なる歴史を紡ごうとしている。
かつて地球に死をもたらした力を、この時代にも解き放とうとしている。
GX-9901。
それが、その怪物の名前であった。
第二十二話「15年めの亡霊」
セリフ:カトック・アルザミール(広瀬正志)
第二十二話次回予告
捕らわれの身となったフリーデンの乗組員は、
明日に希望を求めて行動を開始する。
だが、今日と明日の境目でティファ・アディールは夢を見た。
それは、未来を暗示する悲しい夢であった。
第二十三話「私の夢は現実です」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第二十三話次回予告
カトックとガロードは、未来を変えるために動き出した。
2人は形勢を一気に逆転させる為に、ダブルエックスの奪取を企てる。
ジャミルとカトック。
旧世代からガロードへ、新たなるガンダムが受け継がれる。
第二十四話「ダブルエックス起動!」
セリフ:ガロード・ラン(高木渉)
第二十四話次回予告
新連邦政府の樹立宣言によって、世界各地で紛争が巻き起こる。
アジア大陸に上陸を果たしたフリーデンを待っていたのは、
新たなる戦いであった。
第二十五話「君たちは希望の星だ」
セリフ:リー・ジャクソン将軍(丸山詠二)
第二十五話次回予告
フリーデンの参戦によって敗北した新連邦軍は、
新たなる作戦を開始する。
コードネームは「サクリファイス」犠牲を意味するその作戦の中で
ガロードは、これまでにない敵と直面するのだった。
第二十六話「何も喋るな」(無言)
セリフ:ウィッツ・スー(中井和哉)
第二十六話次回予告
戦争に正義も悪も無い。
ただ互いに正義がぶつかり合い、血を流すだけだ。
ノーザンベルの崩壊によって、民族紛争という新たな問題が浮上する。
ガロード達はまた一つ、凄惨なる現実を目の当たりにする。
第二十七話「おさらばで御座います」
セリフ:リー・ジャクソン将軍(丸山詠二)
第二十七話次回予告
歴史の大きなうねりの中で、滅び消えゆく者たちがいる。
彼らの流す血が時代を紡ぐというのなら、
人の歩みはあまりに愚かだ。
だが、それでも人は戦い続ける。
第二十八話「撃つしかないのか!」
セリフ:ガロード・ラン(高木渉)
第二十八話次回予告
人は誰でも一人では生きて行けない。
世界に目を向けるガロードに対して、ティファは一人寂しさを感じていた。
少女の時代を生きる彼女は、内に秘めたる思いの丈を
まだ、夢の中でしか表せない。
第二十九話「私を見て」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第二十九話次回予告
たとえ心が通い合っても、手の届かない場所がある。
ニュータイプ研究所に到達したガロードとティファ。
2人を引き裂いたその男は、遠き世界からの使者でもあった。
第三十話「もう逢えない気がして」
セリフ:ティファ・アディール(かないみか)
第三十話次回予告
想いの強さは時として不可能を可能にする。
ティファを失ったガロードは、ただひたすらに再会を信じて
宇宙への旅立ちを決意する。
仲間たちの協力を得て、ついにガロードは宇宙(そら)へと舞う。
第三十一話「飛べ!ガロード」
セリフ:ジャミル・ニート(堀内賢雄)
第三十一話次回予告
宇宙に出たガロードを待っていたのは、新たなる出会いであった。
かつての戦争を戦い抜いたその男は、ガンダムにとっても
ガロードにとっても、会うべくして会うものだった。
だが、ガロードを待っていたのは、その男だけではなかった。
第三十二話「あれはGファルコン!」
セリフ:ランスロー・ダーウェル(竹村拓)
第三十二話次回予告
ガロードを救った少女の名は、パーラ・シス。
彼女は、ガロードを反政府組織へと導く。
だが、ザイデル総統は彼らを抹殺すべく、新たな作戦を開始する。
その戦火の中で、ガロードは運命の出会いを果たすのだった。
第三十三話「どうして俺を知っている!?」
セリフ:ガロード・ラン(高木渉)
第三十三話次回予告
宇宙革命軍の切り札、ダリア作戦がついに決行される。
禁断の力、コロニーレーザーがいよいよ起動する。
そんな中、ティファの救出を求めるガロードとパーラは、
ダリア作戦に正面から戦いを挑むのだった。
第三十四話「月が見えた!」
セリフ:ガロード・ラン(高木渉)
第三十四話次回予告
フロスト兄弟とガロード。
宿命の戦いが、宇宙を舞台に繰り広げられる。
一方地球では、新連邦政府によって拘束されていた
フリーデンのクルーの前に、かつて心を通わしたあの少年がやってくる。
第三十五話「希望の灯は消さない」
セリフ:カリス・ノーティラス(水谷優子)
第三十五話次回予告
ブラッドマンの元を逃れたガロード達は、
フロスト兄弟によって執拗な追跡を受けることとなる。
迎え撃つガロードは初めて、兄弟の心の裏側に潜む
邪悪な信念を垣間見るのだった。
第三十六話「僕らが求めた戦争だ」
セリフ:オルバ・フロスト(佐々木望)
第三十六話次回予告
戦争を求めるフロスト兄弟の暗躍によって、
新連邦政府が動き出した。
宇宙革命軍もそれに呼応し、武力衝突は時間の問題となる。
戦争という悲しい未来が迫るなか、ティファは世界の根源に心を通わせる。
第三十七話「フリーデン発進せよ」
セリフ:ジャミル・ニート(堀内賢雄)
第三十七話次回予告
宇宙戦艦フリーデンは月へと向かう。
そこは新連邦と革命軍が激突する戦場。
ガンダムの力の源。
そして、ニュータイプの謎が秘められたD.O.M.Eのある場所。
第三十八話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」
セリフ:D.O.M.E(光岡湧太郎)
第三十八話次回予告
15年前、僕達はその戦争を体験した。
ニュータイプという存在に触れた。
そして大人になった今、僕達はもう一度それを見つめ直そう。
次の世代へ、次の時代を託す為にも。
最終話「月はいつもそこにある」
セリフ:D.O.M.E(ナレーション)(光岡湧太郎)