>>425 補足
漏れの考えでは、砂井戸とゲル硬化の併用となります。
水分を多量に含んだ超軟弱地盤の造成ですので、関西国際空港埋め立てや都市河川下のトンネルなどで使われた実績あり。
〇土質は石英質を主体とした砂泥で含水率が高い。
プラン1
@地上の井戸やトンネル掘削機からゲルを圧入して地盤中層をゼリー状に固める
Aゼリー層を貫通して上層と下層の両方から水を抜く、砂井戸を多数作る
B地盤の圧力で水が抜け、ゼリー層を残して地盤が脱水され、安定する
Cゼリー層を掘削して完成
プラン2
@は同じだが、ゼリー層はやや浅い
Aゼリー層よりも下に排水トンネルと砂井戸を設置
B不等沈下で、ゼリー層の下に空隙が発生
C補強工事をして完成
どちらのプランでも、地上では大規模な不等沈下が起こりますから、高層ビルなどは建てられませんね。
ジャングルにして放置し、建物はドーム上の簡易構造物にした方がイイ!
地下排水路は必須で、過剰な地下水をせき止めるための地下堤防が必要かもしれません。これは地下ダムとして沖縄で実績あり。