最も男性経験の多いガンキャラ

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41DAN幕張 ◆8Y88YMESSE
「さぁ・・・・。ウラキ中尉」
バスクの双眼が特殊なメガネの奥で光ったようだった・・
その直後、ウラキはコンクリートの冷たい床にうつぶせに組み伏せられた。
それでもウラキは必死の抵抗を試みる。
そのはかない抵抗はバスクにとっては欲情をかきたてるオードブルに過ぎない。

「僕だって、連邦の仕官だ!ソロモンの悪夢とも渡り合ったんだ!」
コウは叫ぶが、「僕」という少年を連想させる単語はかえってバスクを興奮させたようだ。
巨漢のバスクと比べるとコウまるではかよわい少女のようだ。
バスクのティターンズの濃紺の制服からは、いきり立った【バスク自信】が既に
監獄に差し込む薄暗い光を浴びてヌラリと光っていた。


「貴校、初めてか?」
すべてが終わった後で、バスクは耳元でささやく・・・乱れた息を整えようともせずに。
コウは何も答えずに、ただコンクリートの床の赤いシミを見つめるだけであった。

宇宙世紀0083
ティターンズの横行によって新たな争いの火種が生まれようとしていた・・・