最も男性経験の多いガンキャラ

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193DAN幕張 ◆8Y88YMESSE
「バーナード・ワイズマン伍長、入ります」
秘密工場として使っているこの整備工場には、今はMS-18E”ケンプファー”の
組み立て作業がひと段落し、休息をとるミハイル・カンスキーことミーシャだけだった。
他の隊員は工場の事務所で休んでいるらしい。
「おお、バーニィか、ご苦労だったな。俺も寝るところだ。お前ももう寝たらどうだ?」
薄暗い工場の中でミーシャが酒臭い息でめんどくさそうに言った。
「そうさせてもらいます」
バーニィは工場の片隅に安い毛布を敷き、そこに横たわって目を閉じた。
作戦のことを考えると眠れそうになかったが、とりあえず体だけでも休めようと思ったのだった。

目を閉じて5分ほど経ったあたりで、バーニィは工場の薄暗い電球の光を遮る大きな影の気配と
酒の匂いに目を開けた。そこには裸のミーシャがいた。
「ぐへへ・・バーニィ、楽しもうぜ」
「・・・?! むぅ!」
バーニィは何か言おうとしたが、すでに毛布が口に押し込まれていた。
バーニィは抵抗を試みるが、サイクロプス隊一の巨漢ミーシャにはかなうはずがない。
あっという間にズボンを脱がされると、次の瞬間彼の腕に激しい痛みが襲った。
「グ・・・!」
何かを注射されたらしい。体の力が抜けてゆくのが分かった。しかし意識ははっきりしている。
さらに続いて、さきほどの注射の痛みを忘れる程の痛みがバーニィを襲う。
『ミーシャ自信』が入ってきたのだろう。
激しく腰を振るミーシャ。どうすることも出来ない状況の中で、バーニィは快楽を感じつつある
自分に驚きながら、ミーシャの柔らかい腹の下で身を委ねた。

ふと辺りに目をやると、いつの間にか隊長とガルシアが自分を見下ろしながら、下品な
笑いを浮かべていた。

夜はまだ始まったばかりだ・・・


宇宙世紀0079、12月
中立のリボー・コロニーに最大の悲劇が起きるまで、あと数日も無かった・・・