プロジェクトX 〜挑戦者達〜

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”みゆき様に歌っていただきました”

プロジェクト X 反地球連邦政府活動に身を投じた、男たちのドラマである。
カイ・シデン。サイド7難民。数奇運命のめぐり合わせで、サイド7に寄航した
強襲揚陸艦“ホワイトベース”の乗組員になった。
 艦内ではおもに、RX−77 を担当。連邦軍屈指のエースとなるも、戦後す
ぐに除隊。年金で大学に通う傍ら、ジャーナリストになった。

ハヤト・コバヤシ。 おなじくサイド7難民。RX−75を担当。戦後は、戦争前
からの友達のフラウ・小林と結婚。北アメリカにて戦争博物館の館長をつとめる。

二人の戦争は、0080年1月1日に、終わったはずだった。おなじWBのクルー
たちのほとんどは、除隊が許されなかったものの、閑職にあまんじ、つかのまの
平和を謳歌していた。
 しかしなぜ、彼ら二人は、平和な生活をなげうってまで、反地球連邦政府活動に
、身を投じたのであろうか?

国井「今日は、二人をよく知る人物、もとWBクルーにて、現在は海軍戦略研究所
におつとめの、ジョブ・ジョンさんを招いております」
J「あ、どうも、ジョブです」
国井「さっそくですが、彼ら二人のことなんですが、直接的なお付き合いがあった
のは、戦中だけだったんですよね」
J「えぇ、そうです。クルー同士あうことは、なぜか情報部に邪魔されてましてね。
誰かの結婚式とか葬式のときに同窓会みたいなことやってましたけど、そのうちき
な臭くなってきて、いそがしくなって。クルーのほとんどがサイド7難民だったか
ら、ティターンズに入ったヤツなんていなかったけど、86年くらいから合わなく
なったなぁ。いまなら、情報部の監視もないからべつにどってこともないんでしょ
うけど、みんな、WBおりたあとの生活のほうに生き方の比重を重くしてるから、
いまさら同窓会、てこともないですね