今
>>16のリンクに飛んだんだけど。
何つーか・・ストーリーとかキャラ紹介とか、ファーザーの脳内でたまに展開される妄想あらすじと
全然区別つかない。
「独り善がりというか、そうなのかどうかするわからん。」
スレ違いすんません。
多分東京ヘッドもそんなだったんだろうな。
それでチョーシにのっちゃったと。
東京ヘッドが半端にうけちゃったことから始まった悲劇と言えよう
東京ヘッドもバーチャファイターが題材でなかったら誰も買ってねーよ。
実際には余りのひどさに即廃棄だったが。
>>835 誰かニュータイプマーク2の富野インタヴュー打ち込んでくれる人がいたら神。
あれは凄い。おれ買ってないんだよね。余りに腹立ったもんで。
>>845 えー。そんな怪文書載ってたっけ?とか思いながら本棚の奥からニュータイプマーク2
引っ張り出してきました。
…マジだ。これやべーよ。
富野監督へのインタビューとは体裁だけで、ギチの『自分語り』が延々とw
他人の話を聞く気なんて毛頭なくて、なんか機会あれば俺が俺がと語りたいだけのヤツなのな。
確かにこれを読むと『バレル』開始に至る部分が見えてくる気がするなあ。
打ち込んであげて、この感動を共有したいのは山々なんだけど時間がないんだヨスマンネ。
>>846 ちょ、超読みてぇぇぇぇぇ!!!!!
おながいします、暇をみつけて是非・・・・・・!
なんだか今のこのスレって、不味くて評判の食い物屋が
どれだけ不味いかを味わうために長蛇の列を作ってるような状態だよな。
ちょっと前にあった『タケシムケン』の『まずいラーメン屋日本一決定戦』みたいなものだな。
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 23:23 ID:6M8Q+ikI
私も読みたいです。相手が富野監督というのが尚更。
NTのバレル特集の記事って読みたい?
要望が多ければ近日中に転載するけど。
多分ギチが書いたんじゃないかなぁ、って感じの記事です。
お願いしまーす。
是非お願いしたい!(ピカッ
このペース…
次スレまで行くな…
次スレタイトル案
【ギプスゥ?】フォーザバレルを来世でも許さないスレッド【ハァ?】
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 01:50 ID:wtfVOX6X
>843
> ファーザーの脳内でたまに展開される妄想あらすじと全然区別つかない。
夜中に一人で大笑いしてしまった。
イントロダクション
インタビュー中盤、「自分は『ガンダムを越える「ガンダム」を作らなくてはいけない』
と言った富野由悠季に、僕は反発するように言った。
僕は、『ガンダム』でなければいけない理由と言うのをまったく感じない、確かにネームバリューはある、
『ガンダム』ならば金を払う人は多い、それはスポンサーも同じだ、
だがそんな『ガンダム』を望む人たちというのは「最悪の人たち」ばかりではないか、
少なくとも僕はちゃんと成功した富野作品であればなんでもいい、
僕が熱望しているのは宇宙世紀でもバイストン・ウェルでもなく新たなる世界だ、
タイトルに「゛」と「ン」のついた作品であればいいのだ、と。
富野はグッと何かをこらえるかのように、天井を眺めながら言った。
「……そう言っていただけるのは本当に嬉しいことだと思います。
ただ……そうおっしゃってくれる人がいるということをいまのアニメ業界がわかっているのか、
というとわかっていないだろうと僕は絶望しています。
少なくとも僕の関与しているサンライズの製作者たちはおよそ感じていません。
ですがこの数か月の間でそう感じている人たちがいることも僕はわかってきたんです。
その世代が実は40代50代ではなく30代なんですよ。
ことしになって初めてです、その年代から”富野企画でやりませんか”って話でてきたのは。
本来決裁権を持ってる40代、50代の世代には、懐古的にかつての『ガンダム』や『イデオン』のことを知っているから
やるならばネクストあれ、ネクストこれ、ということにしかならなくて、”新規にやりましょう”という話にならないんです。」
今回のインタビューにするにあたってこちらが用意したシナリオがあった。
それは『ガンダム』で帰る場所を見つけたにも関わらず『イデオン』で集団自殺をし
『ダンバイン』で幻想世界に行った富野は、未だに幻想世界の住人なのかというクエスチョンのシナリオだ。
幻想世界に未だにいるのか、それとも戻って来ているのか。
それを確認する為だけにテレコを回していた。
「バイストン・ウェルに逃げていたつもりはないのですが……」
そう言いかけて富野は少しばかり沈黙した。
「もしかすると逃げていたのかも知れないなぁ……」
今日はここまで。段落間を空けた方が見やすいかと思ったので。
乙です。これってインタビュアーはギチなの?
>>857 乙〜。んじゃこっちはNTの手前味噌バレル記事いきます。
---------------------------------------------------------
「ガンダム」で見慣れた名前がちりばめられた「フォー・ザ・バレル」
これは「ガンダム」なのか、そうでないのか・・・・・・。
リメイクなのか、新作なのか・・・・・・?
ほとんどの人が、「バレル」をつかみかねているようだ!
「バレル」とはいったいなんなのか、いかなる理念による作品なのか、
それをもう一度、ここで呈示してみたい
----------------------------------------------------------
以上、とりあえず特集の見出し。個人的には
「ほとんどの人が、「バレル」をつかみかねているようだ!」っていうのに爆笑。
再構築によって、「ガンダム」の神髄を探る
ブライト・ノア、セイラ・マス、ホワイトベース。「ガンダム」世代には
なじみ深い名前。そして「ファーストガンダム」を知らない世代には
新鮮に思えるかもしれない名前。そんな名前がちりばめられた作品
がある。「フォー・ザ・バレル」。
初お目見えの8月号を見て、なんだこれは、と困惑したガンダムファンは
多いはずだ。まだ、「バレル」を計りかねている人もいるだろう。
ここでもう一度解説しておこう。「フォー・ザ・バレル」は、「富野の子」ともいえる
新世代4人のクリエーターたちが放つビジュアルストーリーだ。この物語は
富野由悠季の小説版「機動戦士ガンダム@〜B」を原典として展開する。
小説版「ガンダム」は、アニメ版のたんなるノベライズであることを越えて、
青春小説として高度に成立している力強い作品だ。熱烈なファンの中には
小説版を富野監督の思想の結晶として聖典視する人も多い。
それを、現在のセンスとビジュアルで再構成してみようという試みが、この
「フォー・ザ・バレル」なのだ。
私たちはアニメファンであるかぎり、程度の多寡はあれ、「ガンダム」という
作品の影響下にある。いわば「人生の何%かがガンダムでできている」ようなものだ。
そういう人間が、「自分のオリジナル」を正しく見出すには、「ガンダム」と正面から
対決するしかない。「バレル」はそういう作品だ。「ガンダム」に影響を受けた私たちが、
それをもとにしていかなるクリエイティビティーを発揮できるのかを確かめんとする
壮大なチャレンジなのだ。
試されているのはクリエーターたちだけではない。「バレル」をどう読み、どう受け取るか。
それによって私たちは「自分にとってガンダムとは何か」を浮き彫りにされるのだ。
「バレル」は9月号からビジュアル+小説という形で連載されている(第一回はアムロが
戦死するラストシーンから始まる!)。姉妹誌「NT.com」ではキャラクタースケッチ
「ワールズエンド・バレル」も掲載。ネット関連では、データベースサイト「キャラクションズ」
のほか、英語オンリーの公式HPによって、海外へもアピールされている。
「バレル」とは、受け手の側による「ガンダム」への総決算だ。これを肯定しても、否定してもいい。
だがどちらにしても、正面からこの作品に相対してみてほしい。そして「ガンダム」を知らない人には
新作として触れて、その原典が約20年も前のものであることに驚いてほしい。
-----------------------------------------------------------------------------------
とりあえず今日はここまで。
タイプしながら「ああ〜、つっこみてえ!」という気持ちを押し殺すのに必死だったよ(w
とりあえずギチって自分を「クリエーター」だと思い込んでいる節があるな。
『ガンダム』という世代
アポロが月に降りた時のことは知らないが、
宇宙ではスパナだろうと人間だろうと浮いてしまう事は知っている。
月から地球を見た宇宙飛行士が言った言葉をリアルタイムで聞いてはいないが、
宇宙ではこぼれたジュースが水の玉になる事は知っている。
宇宙空間では音がしないことを知ったのずいぶん後だが、
酸素欠乏症という言葉はずいぶん前から知っていた。
出来ることならこういう書き出しはやめたかった。
巨大な共通言語であるが故の危うさ──
もしかすると誤解しか生まれないその言葉を使うにはずいぶんとためらいがあり、
出切ることなら使わずに済ませたかった。しかし──あえて使う。
『ガンダム』。この4文字ですべてが語られてしまう気がするし、
何ひとつ語られていない気もする。
本当に共通言語となってしまったものだけが持つダブルミーイング。
「ガンダムセンチネル」って言葉はもう封印しようよ」
電話での小田切博の発言である(『〜センチネル』に関してはあえて説明を省く)。
確かに。僕もその言葉の持つ空気に心底嫌気がさしていたので共感した。
そして僕は「『ガンダム』もね」と付け加えた。
同時代を過ごした人間に対する不用意な共通言語は、いつも失望と絶望に満たされていた。
軽々しく「それ」を語る人間の対象に対する愛情のなさも嫌だし、
かといっていまだ「それ」の中に埋もれる連中も嫌いだ。
特に上記2つのような「アレ見終わったら普通アニメファンやめるでしょう!」
という内容のものであれば特に。
この数年で、『ガンダム』という言葉を何度も聞き、
自分自身もとまどいながらも、その言葉を口にしてきた。
だが、(最悪の例として)ゲーム誌を見れば「ガンダムテイストな 作品!」
「ガンダム世代なら即ゲット!」といったクラクラしそうな言葉がきょうもいくつも並んでいる。
ロボットイコールガンダム。ロボットといえばガンダム。
同世代視してみてもかえって来るのはいつも絶望。
「何を見てるのかではなく、どう見えるのか」であることをつくづく痛感する。
そんなことに嫌気が差して、だから僕はその言葉を封じた。
なのにやはりこの人を前にするとその言葉を出さざるを得ない。
──富野由悠季。
眠れないので続きw
>>858 そうです。
アニメ誌10年を振り返るとき、けっして外せない人物のひとりが富野由悠季である。
そんな大御所に最年少ライターが迫る。年齢差は33歳!
もはや親子を越えてもおかしくはない年齢差だが、
でも数字が揃ってなんだか縁起がいいぞ!
だってさw
>>859-861 乙カレー
インタビュー開始前
富野由悠季は大きな窓に背を向けるようにして椅子に座った。
カメラマンが写真撮影の準備をしている。ウェイターがコーヒーを運ぶ。
カメラマンが露出計をいろいろな場所にかざして露出を調べている。
その様子に富野は何かを訪ねている。
「どうしても撮りたいものが出来たんだけれども露出が拾えないんですよ」
話を聞きながらその顔をじっくりと見る。
もちろん初対面なのだが、氏の顔はCMYBの4色で何度となく見ていた。
その印象と照らし合わせるとずいぶんと老けた印象を覚える。
その撮りたいものとは?と尋ねると「ミクロの世界なんですよ」と、富野。
「すごく極端な言い方をするとタンポポの茎を
接写したいんだけど露出が拾えないんですよ」
テレコのスイッチを静かに押し、話のストーリーを読み、
それを撮ろうと思ったのはどういう理由で?と聞く。
「新しい企画を考えていて(笑)その為にしっかりと調べておきたいと思いまして」
不意に男の顔が変って見えた。
こんな陳腐な表現しか出来ない自分にもどかしさを感じるが、
確かに昔の、若いころの顔に変ったのである。
「実際に草や昆虫を接写した写真もあるのですが、
それとは視点が全然違うので参考にならないのです。
僕はそれを部隊にしようと思ってるから」
「いま『みなしごハッチ』を考えたとき、当時は忙しさにかまけて
ずいぶんといい加減につくっていたんだなぁと思いまして。
当時もそれなりに調べてはいたんですが、やはりいい加減です。
実際に土手に寝っ転がって見た時、実際のミクロの世界ってのは
相当にうるさいんですよね」
入室から数分。場の雰囲気はまだたあいもない雑談の余韻を残している。
そんな雰囲気から自然に流れていくようにインタビューは始まった。
次から長くなるので、また時間が有れば。
真剣にガンダムやろうとしてコケたのか、ただ食い物にしてただけなのか、どっちなんだろう
うんち
>>865 たぶん、ギチはギチなりにマジだったんだと思う。
で、出てきたのがアレってのが切ないというか何というか・・・
本気でやって結果がアレ=ギチは無能
二人とも乙!
しかしギチはネタの宝庫ですな。
漏れが思うにギチってあまり本を読まない人間なんじゃないかと思う。
今までの人生で本を読んでこなかったが故に、学歴コンプレックス(インテリに対するコンプレックス)
を持ち、雑誌などで見かけた「難しい熟語や言葉」「横文字のカッコイイ言葉」
のみを頭に詰め込んで文章を書き散らかしているという印象を受ける。
バレルの登場人物紹介のサイトにあるフラウ・ボゥの解説の冒頭の文章を読むと
いかに「物書き」としての資質に欠けるかが一目瞭然。
ある程度の本に触れてきた人間には間違ってもあんな悪文は書けないと思う。
ちなみにこういう文章(冒頭じゃなかった、スマン)
>平穏な家庭というものが誰かが作り維持する虚構だったとしても、虚構である「平穏な家庭」は
>現実に「平穏な家庭」としてそこに住むひとたちにとって「平穏な家庭」という必要な安住の場を
>与え、そして住人たちの満足を獲得していたのだとすれば、それを偽りだと泣き叫ぶことに実際
>のところ適当な理由は見つからない。
>ギチのファンというものが誰かが作り維持する虚構だったとしても、虚構である「ギチのファン」は
>現実に「ギチのファン」としてそれを読むひとたちにとって「ギチのファン」という必要な安住の場を
>与え、そして読者たちの満足を獲得していたのだとすれば、それを偽りだと泣き叫ぶことに実際
>のところ適当な理由は見つからない。
>平穏な家庭というものが誰かが作り維持する虚構だったとしても、虚構である「平穏な家庭」は
>現実に「平穏な家庭」としてそこに住むひとたちにとって「平穏な家庭」という必要な安住の場を
やっぱファーザーだよこいつ・・。
(このへんで編集さんに怒られた)
(時々殴って直す)
なるほど、編集がちゃんとつっこんでればモテモテ王国みたいな
名作(ギャグ巨編)になったかもしれなかったんだね…
ヌータイプ編集じゃ無理だよなぁ
なんとも読んでて胸糞悪くなるような文章だな
(ここで『哀・戦士』を流してください)
誰だ?早速モテモテスレにネタ書き込んだやつは?w
'97年も半分が過ぎ、ある仮説を基にああだこうだ色々と考えると夏は
「あと二回しか来ない」ワケで、それはそれでなんだか寂しいようで、
でも実はどうでもいいような気分なのだが、皆さんはこんな'97年をどうお過ごしでしょうか。
僕は元気です。
(このへんで永野護に怒られた)
『父と子と…』
「さっきの話に関しては、おざなりにつくられた
昨今の作品に対してどうにかしなくてはいかん、
というようなご大層に構えた意識ではありません。
簡単に、普通の感覚で抜け落ちていった部分を補
完したいなと思い始めた程度のことです。ただ、
その程度のことなんだけど、それがかなり大事な
ことだというのは実は一般論として言うことは出
来ます。が、だからといって言う必要があるか、
というとあまり言う必要がないようにも思います。
馬の耳に念仏ですから」
「馬の耳に念仏」。だがその「馬の耳に念仏」な
人たちは「トミノの子」であったりする事実。
「おっしゃる通りなんですが、……これは自分も
親から逃げ出し、実際の自分の子供からも逃げ出
されているからこそ言えることなんですが、子供
というのは自分で気が付いてくれない限り改心し
ませんから、こちらから言う気はない。ただ聞か
れた時には言えるようになってはおきたいと、よ
うやく──これは努力ではなく──大人たるもの
身につけておかなくてはいけないと思うようにな
りました」
個人的な話をする。「ガンダムムーブメント」の
中で「この町で誰よりもオレが一番ガンダマー!
(造語)」と頑張るも、周囲の人間は「輪」の熱が
冷めていくのと同時に降りていき、それを眺めな
がら途方もない寂しさを感じた小学生時代。そこ
で感じた寂しさからか創刊準備号(!)からのコ
ミックボンボンと大量のプラモデルを押し入れに
しまった中学時代。いわしげ孝『ジバング少年』
と細野不二彦『ママ』で中退を決めた高校時代。
上京後の死にたくなるほどの怠惰な生活に蹴りを
入れるべく上條淳士『sex』で福生に引越し
た10代最後の夏。なぜかひとり冬の八丈島で成人
式と誕生日を同時に迎えた20歳。そんな「キミ面
白いなぁ〜」(あさのまさひこ談)な僕も早いもの
でことしで23歳だ。結婚も、ヘタをすれば子供さ
えいてもおかしくない歳になった。事実結婚の話
は身近なところまでやって来ていた。「つまらない
大人にはなりたくない」というよりは「子供を育
てられるような立派な大人になれるのかなぁ」と
真剣に脅えるきょうこのごろだ。真剣に考えれば
考えるほど本当に恐怖を感じる。
これで『父と子と…』の半分位です、改行は原文のままです。
自分語りを打ち込んでると気分が悪くなってきましたので、残りはまた今度。
何か凄い文なんですけど…加工とかしてないですよね?
特集の続きです。
--------------------------------------------------------------------
ガンダムの形でなく魂を継承したい
拒否反応は当然あると思う。「こんなのガンダムじゃない!」
そう。これは「ガンダム」ではない。「ガンダム」より出て、しかももとの「ガンダム」にあらざるもの。
「ガンダム」をもとにすることで、「ガンダム」の源流をさぐる。現代化し、組み替えることで、逆に
変えたくてもどうしても変わらない「ガンダムの核」を照らし出そうとしている。「ガンダム」を
つくりたいのではない。「ガンダム」の神髄に迫りたいのだ。
主役メカがガンダムでないのはそういうことだ。作中にガンダムという単語はいっさい出てこない。
主役メカは”ガンボーイ”と呼ばれる。
”ガンボーイ”。知る人もいるだろう。ガンダムの企画段階での名前だ。企画段階にまでさかのぼって、
「ガンダム」の根底に流れるものをさぐり、そこを出発点にして新たな物語を築いてみたいのだ。
安彦良和の絵ではない。大河原邦男のメカではない。「アムロいきまーす」も「ボウヤだからさ」も
「ザクとはちがうのだよ」も「ララァにはいつでも会えるから」もない。
じゃあ、それらがなかったら「ガンダム」は無価値なのか。NOだ。そうした「ガンダムの記号」をはぎ
とった奥に「何か」を見たい。
安易なカバーや、単なるリメイクだとは思わないで欲しい。そうならない努力は惜しまないつもりだ。
でなければ、富野悠由季の手のひらから脱して高く遠く飛翔することなど、永遠にかなわないだろうから。
「ガンダムがスキだから、ガンダムをつくってみたい」
そんな卑小な思惑によるものではない。
「ガンダムのために」なんておこがましいことも考えていない。
ただ、「ガンダムがスキだ!」という熱狂的な気分だけでは、
もう、私たちはどこへも行くことができないと思う。
ガンダムの加速力で、どこかにたどり着きたい。そのための、「バレル」
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∀との対比
否定することで全肯定できる
「∀ガンダム」と比較すると、おもしろいことが言えるかもしれない。
「∀」も「バレル」と同様、”現代に甦るガンダム”という位置付けで世に
出てきた作品だ。そしてそのキーワードは「全肯定」だった。
すべてのガンダムを肯定し、「歴史的事実」として神話に組み込んだ。
だが・・・・・・この全肯定とは、裏返せば「全否定」だったのではないか。
かつてのガンダム作品のMSは、すべて「過去の遺物」として登場した。
それを掘り起こす行為は、禁断の「墓あばき」のように描かれた。
全肯定ということばによって、すべてのガンダムを「埋葬」してしまった
のが「∀」だったのではないか。
一方、「フォー・ザ・バレル」という作品は、「ガンダム」を好き勝手にいじくる
ような形で世に出てくる。「ガンダム」を否定するような行為に見える。だが
その実「バレル」は、わかりやすい「ガンダムらしさ」をはぎとることで、
「ガンダムの真実」を光にかざそうとしているのだ。「∀」と「バレル」は、相照らす
存在だ。共通するのは、「ガンダム」に対するねじれた、抑えがたい愛。
「バレル」は「ガンダム」らしくない。しかしだからこそ「ガンダム」がそこに
見いだせるはずなのだ。
------------------------------------------------------------------
一応、特集の本文はこれで終了。
頼むから「∀」を引き合いに出してバレルを語るのだけはやめて欲しいと思った。
それにしてもギチは自分の事を「特別なオタク」だと思っているようですなぁ。
>>871 これは翻訳ソフトが吐き出した文章ですか?
母語として日本語を使っている人間の書いた文章とは思えんな。
今まで、ギチの事を失礼な奴とか性格悪すぎとか思っていたけど…
この人って本当に何か、思考回路に欠陥があるんじゃないだろうか?
まともに他人と会話できるんだろか。
ギチは「バレル」を過大評価しすぎだと思う。
バレルというか、ギチは自分を過大評価しすぎー。
福田夫妻よりもモテ王ネタでいじくりやすそうだ。
いい感じに自己陶酔とサイコさんがブレンドされた文章だねぇ。
「ギチの妄想小説はだんだんとガノタウケを狙ったつもりのショッキングな内容になっていった。」
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 00:41 ID:M4dLc38C
確かに、小説とかあまり読まない奴が書いた文章に思える。
だから小説とかあまり読まない奴に受けたのか?多少は。
そして外人は日本語変だとわからないから…
最終回の最後のページから。
原案提供:富野由悠季
:著/小説「機動戦士ガンダム」(角川スニーカー文庫)
変な処で改行するなよ…
有名な永野護の文より数倍ヒドイな。
永野は文法とかわきまえないが意味は分かる。
しかし、あのフラウ・ボウの紹介は大学1年生がドイツ語を直訳したような感じだ。
そーいや、ギチスレでこんなに伸びてるのって凄いな。
以前に立ったスレはことごとくdat落ちの憂き目に遭ってるのに。
>>884後半の個人的な話に爆笑した。
インタビューでもなんでもないだろうそれは。
ガンダムセンチネルの立場を相対的に引き上げたので存分に許す
あー、ギチの自分語りうぜぇ・・・・・・っていうかキモい
>>897 いやあ、ここまで愉快な文章が転載されちゃったらレスをつけざるを得ないでしょ。
こんなノイローゼ患者の手記みたいな文章が、クリエイティブたらんとするプロ(自称だけど)の仕事として
商業誌に掲載されていたのかなんて、考えただけで頭がくらくらするね。
しかし実際のところ、本当に「立派な大人」になるべきだな、ギチは。
一刻も早く自分自身の真実、「どうにもならない無能」を受け止められるようにならないと。
そしてきっぱりと創作について云々することを止めないと。
でなきゃ、尻拭いする周りの人間の負担が増えるだけだから。
デザイナーだけやってりゃここまで叩かれることもなかったのにな。
━━━━━━━━━━━━━ここまで読んだ━━━━━━━━━━━━
フォーザバレル読んだことないが7代許さないことにした。
あと5〜10歳トシ取った時のコイツが見もの、のような気がする
ネタとして
なんとなくだけどな
2スレ移行しても許しません
次スレあるのか?ある意味快挙だな。
平穏な家庭というものが平穏な家庭が作り平穏な家庭する
平穏な家庭だったとしても、平穏な家庭である「平穏な家庭」は
平穏な家庭に「平穏な家庭」として平穏な家庭に住む平穏な家庭にとって
「平穏な家庭」という必要な平穏な家庭を
与え、そして平穏な家庭の平穏な家庭を平穏な家庭していたのだとすれば、
それを平穏な家庭だと平穏な家庭ことに平穏な家庭
の平穏な家庭平穏な家庭な平穏な家庭は平穏な家庭。
さいたまというものが誰かが作り維持する虚構だったとしても、虚構である「さいたま」は
現実に「さいたま」としてそこに住むひとたちにとって「さいたま」という必要な安住の場を
与え、そして住人たちの満足を獲得していたのだとすれば、それを偽りだと泣き叫ぶことに実際
のところ適当な理由はさいたまさいたまさいたま
電波の質問に対して生真面目に答える監督に、萌え。
バレル特集って
あまりに読者から不評だったんで、あわてて言い訳しただけだな。
もちろん、読者はそんなヘタレ文すらも拒否したのであぼーん
富野御用達ライターは氷川竜介だけで充分
コピペ文が万が一流行ったら
「ギチのガイドライン」スレでもガイドライン板に立てるか。
僕は、『センチネル』でなければいけない理由と言うのをまったく感じない、確かにネームバリューはある、
『センチネル』ならば金を払う人は多い、それはジャフコン以外も同じだ、
だがそんな『センチネル』を望む人たちというのは「最悪の人たち」ばかりではないか、
少なくとも僕はちゃんと成功したあさの作品であればなんでもいい、
僕が熱望しているのはWSCでもKo2でもなく新たなるプロデュースだ、
テキストに「塩」と「梅」のついた作品であればいいのだ、と。
あさのはグッと何かをこらえるかのように、天井を眺めながら言った。
「……そう言っていただけるのは本当に嬉しいことだと思います。
ただ……その資質がある人がいるということをいまの模型業界がわかっているのか、
というと理解できるセンスを持ち得る人がいないだろうと僕は絶望しています。
少なくとも僕の関与しているモデルグラフィックスの編集者たちはおよそ感じていません。
ですがこの数か月の間でそう感じ得るセンスを持ちいる人たちがいることも僕はわかってきたんです。
その世代が実は専務、村上クンではなくギチ君なんですよ。
>>909 そしてその電波の戯言すら自分の肥やしにしてしまう富野…。
成功する人間てのはどんなことでも成長するきっかけにしてしまえるんだなぁ、と思たよ。
914 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 11:26 ID:qcw+UocV
僕は、『ver.ka』でなければいけない理由と言うのをまったく感じない、確かにネームバリューはある、
『Ver.Ka』ならば金を払う人は多い、それはバンダイも同じだ、
だがそんな『Ver.Ka』を望む人たちというのは「最悪の人たち」ばかりではないか、
少なくとも僕はちゃんと成功したカトキデザインであればなんでもいい、
僕が熱望しているのはオラタンでもエンドレスワルツでもなく新たなるデザインだ、
デザインに「2重エッジ」と「@モールド」のついたパクりでないデザインであればいいのだ、と。
カトキはグッと何かをこらえるかのように、自分のデザインしたマウスを眺めながら言った。
「……そう言っていただけるのは本当に嬉しいことだと思います。
ただ……その造形力がある人がいるということをいまのバンダイがわかっているのか、
というとMGやHGUCしか売れないだろうと僕は絶望しています。
少なくとも僕の関与しているバンダイ・ホビー事業部の企画担当たちはおよそ感じていません。
ですがこの数か月の間で永野メカすら造形しえる人たちがいることも僕はわかってきたんです。
その世代が実はバンダイ、ウェーブではなくボークスなんですよ。
ほとんどの人が、「ギチ」をつかみかねているようだ!
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 13:06 ID:mwec6ePe
僕は、『SEED』でなければいけない理由と言うのをまったく感じない、確かにネームバリューはある、
『SEED』ならば金を払う人は多い、それはモグラも同じだ、
だがそんな『SEED』を望む人たちというのは「最悪の人たち」ばかりではないか、
少なくとも僕はちゃんとした大野木脚本であればなんでもいい、
僕が熱望しているのはスーパークエスト文庫でも美樹本キャラでもなく新たなる作品だ、
作品に「うざいあとがき」と「現在絶版」のついた小説であればいいのだ、と。
大野木はグッと何かをこらえるかのように、自分の絶版小説「八剣伝」を眺めながら言った。
「……そう言っていただけるのは本当に嬉しいことだと思います。
ただ……その出版力がある人がいないということをいまの読者がわかっているのか、
というと初版で絶版だろうと僕は絶望しています。
少なくとも僕の関与している小学館のスーパークエスト文庫はおよそ感じていません。
ですがこの数か月の間でただなら読んでくれる人たちがいることも僕はわかってきたんです。
その世代が実は富士見文庫読者ではなく種厨なんですよ。
ギチをつかみかねてるというより
皆なんで仕事もらえてるのか不思議に思ってる
同人誌ではザラにあるレベル
センチネルとはそこが違うよ
例えれば、バレル=あさのがメイン作例やってるセンチネル(w
>>918 いや、同人でもここまで突き抜けて独り善がりなのはそうそうないと思う。
>>904 デザイナーとしてはそれなりの腕はあるみたいだし、
表紙の装丁とかしながら細々と生きてくんじゃないの?
『ジパング少年』と『ママ』を読んで、学校辞めた理由がさっぱり分からない。
「社会に早く出たくなった」とか「学校に行く意味が分からなくなった」とか、具体的に書いてくれないと。
自分が読んだ物を全部読者が読んでる訳、無いんだし。
バレルのメカだけ見てると結構好感沸くんだけどな…
疑問なのはコレをわざわざガンダムの世界に持って来た事
キャラとかメカの絵見てると、ガンダムガンダム言わずにオリジナルとしてやって欲しかったような気もする。
ちと勿体無い。
>>921 まぁ 読み手の事を考えていない、本当の意味での馬鹿だよなコイツ。
バレルだって、書いてる方は気持ちいいかもしれんが、
大多数の人間にとっては思い出をレイプされたようなもんだしな。
>>923 オリジナルじゃギチの文章誰も読まない。
メカの人はカプコンで仕事してるんでキャラデザの人もがんがって欲しい。
>>884 乙です。じゃあ、続きから。
「おっしゃられたような恐怖感というのは世代が共通項として持っている恐怖感だと思うんですが、
それは我々の世代がつくった社会というものが子育てを不安にさせてしまうようなものをいっぱい
積み上げた社会だったからだし、我々の世代が子供たちを不安になるように育ててきた結果ですから、
本当に申し訳ないと思います。そういう意味で最近つくづく感じているのは、知能的にというか
階級的にというか社会的にというか中から上の日本人のインテリジェンス、知能というか知力というか、
知恵を弄びすぎたな、ということを実感します。申し訳ないと思います。子供を育てるというのは知恵ではないんです。
教え諭すというのは教育論に転化してしまうあたりにまさに知恵が、浅知恵が働いているのだと思います。
子育てに年齢は関係ないと思います。
重要なのは、親が子供にお父さんとお母さんがちゃんと気持ちのいいおまんこしてお前が生まれてきたのだよ、
という顔をしてあげればグレもしませんし、間違いも起きません。それをなんだかんだいうから迷うんです。
使い古された嫌な言い方ですが、その愛情を持っていれば絶対に間違えません。その愛情というものを
”そんな恥ずかしいこと言ったらおしまいよね”という知恵を持ちすぎたんです」
「いまは雄がつくった雄社会の不都合さを雄がみんな感じているんです。
だから雌が動き回っても雄は何も言えないんです。いまは雄が謝ってる時代なんです。
その謝ってる時代の時に、それをつくった我々の世代の雄が謝るなら可愛いんだけど、
いまの40代後半から50代、まして60代の連中にそういうふうに自分たちのやってきた業績を
謝るべきものだと認識している人は誰もいないでしょう。
まさに知恵の傲慢さ、彼らのキャリアが培って来た動物としての、
雄としての無神経さというのは僕のような立場から言うと許せない。
僕ひとりでもいいから謝るべきじゃないかな、というのがここ1,2年の僕の論調になっています。
ですからそれは庵野君に対しても申し訳なかったと言わざるを得ないと思っています」
「少年のような人」というたとえがあるが、その例になぞるならば富野は「思春期のような人」なのかも知れない。
女の裸を妄想し部屋一杯に広がる怒りと精液をぶつける対象を見つけられず墓石に唾を吐くしかないそのもどかしさに
苦しむ人生最悪の時。人生一生思春期などというのは失礼だがその苛立ちはまるで10代のそれではないか。
「庵野のよな、あのような才能の、あの程度の才能の、あの程度の人の考えてることで、やってるのだから頑張っているんですよ。
そのことでどうのこうの言うのは個人の問題です。重要なのはひとつのシステムの中での個の問題であればいいんだけれど、
それを露出していく──露出の仕方に個人の意識を超えたシステムがやっている露悪的な部分に危機感があります。
庵野君が、ガイナックスがああいう作品をつくったということはやっぱりやっちゃいけなかったことなんじゃないのというのは
言えるかも知れません。そして──言えるでしょう。彼らはそれを商売──商権に捉えて吐き出している気配を感じます。
人として生きていく規範みたいなものを突破しちゃったシステムに関してはしょっとカチっと来ちゃいますね」
あ、しまった。
×「庵野のよな、
○「庵野のような
左翼臭いな
次スレまで行くな、これは…
左翼とかは関係無い話だと思うのだが…?
>女の裸を妄想し部屋一杯に広がる怒りと精液をぶつける対象を見つけられず
>墓石に唾を吐くしかないそのもどかしさ
ワゲシクワラタ。 ギチにはこういう体験があるのか?
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/17 22:32 ID:4htfR7e/
人生経験を基に、大人の視点で語っている監督が、何で思春期になるんだ?
>>920 正直デザインセンスも高校生ぐらいの同人女にごろごろしてるレベル。
というか香具師等の方が若いぶんいいセンスしてる。
僕は、『大盛つゆだく』でなければいけない理由と言うのをまったく感じない、確かにつゆはある、
『大盛つゆだく』ならばそこでまたぶち切れる人は多い、それは特盛を頼むパパ以外も同じだ、
だがそんな『大盛つゆだく』を望む人たちというのは
「つゆだくって言いたいだけの人たち」ばかりではないかと問い詰めたい
少なくとも通はちゃんとねぎが多めに入ってるねぎだくであればなんでもいい、
吉野家通の俺が熱望しているのはつゆだくでも特盛でもなく大盛りねぎだくギョクだ、
タイトルに「ねぎ」と「ギョク」のついた牛丼であればこれ最強、と。
素人はグッと何かをこらえるかのように、牛鮭定食を眺めながら言った。
「……そう言っていただけるのは本当に嬉しいことだと思います。
ただ……その向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくないということをいまの吉野家がわかっているのか、
というとそんな雰囲気を持ち得る人がいないだろうと僕は絶望しています。
少なくとも150円引き如きで来た一家4人たちはおよそ感じていません。
ですがこの数か月の間で店員にマークされる客たちがいることも僕はわかってきたんです。
その客が実は特盛、つゆだくではなくねぎだくなんですよ。