1 :
通常の名無しさんの3倍:
アクシズの愉快な仲間たち。主食はスパム、おやつはプリン。
プルA…普通の「プル」の性格。オリジナルのエルピー・プルの再現?
喫茶店跡で見つけたレシピ帳が宝物。いつかチョコパフェ食べたいな。
プルB…普通の「プルツー」の性格。プルツーの再現?
真面目でちょっと自信家。たまには一人になりたくて散歩します。
プルC…おとなしくて無口。恥ずかしがりや…だったはずが、お裁縫を始める頃から
結構言うことは言うようになってきました。
プルD…オヤジっぽい。豪快の笑ったり人情話で泣いたり。はっきり物を言う。
アクシズ弾劾裁判やドリフの教室コントのようなクラシックなお笑いネタはお任せ。
プルE…無口無表情。ア○ナミ系。ママに潜在的甘えッ子。自己主張の強い姉妹達に押され気味かも。
プルF…辛口お姉さん系(セイラ風)。優しさ装いつつトゲがある。
背伸びした行動(飲酒など)で足をすくわれることも。
未知の世界に思いをはせる思索家。進路は木星船団?
プルG…普通の「プル」の性格だが、男言葉で喋る俺女。Eと仲良し。考えるより先に行動で、飲酒の最初の挑戦者。
プルH…やり手の電波娘。NT能力12人中最強。実は策略家!?
周囲の「変わり者」という評価から、自身でもそう自己規定している節があるようです。
プルI …マジメで理路整然と喋る。シャアと日夜壮絶なディベートを繰り広げるプチギレン。
クローン兵であることに囚われていたが、そんな彼女も変わっていくのか…。
プルJ…シャアを「大佐」と呼ぶ。軍人気質ながらも恋する乙女。でもMS操縦と違って恋愛にマニュアルはありません。
隠しているつもりでも大佐ラブなのは家族にはバレバレ。
プルK…人当たりがよく落ち着いている(ミライ風)。誰に対しても敬語で喋る。
読書家で、こっそり自分でも物語作りに挑戦。処女作は「赤の騎士と白の騎士」。
プルL…怖がりですぐに泣く。末っ子系。マイナス感情に敏感。
グラサン猫?の人形を「お父さん」と呼ぶのはなぜ?寝るときはハロと一緒。
3 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/09 00:44 ID:DReYvSJP
(;´д`)チョコイヤン
(;´д`)チョコイヤン
(;´д`)閃魂壙ℳฺℴฺℯฺ❤ฺ
ノ(弁)>
].[
念願の2ゲット
5 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/09 00:44 ID:DReYvSJP
(;´д`)チョコイヤン
(;´д`)チョコイヤン
(;´д`)閃魂壙
ノ(弁)>
].[
ハロ…度重なる改造を加えられ、今その機能を正確に把握してるのはアムロのみ。
探査から遊ぶプルズのボール役まで何でも来い→「ハイタマハイタマ!」
アムロ…初代スレでめでたく30歳になりました。
おさんどんに繕い物、メカのメンテナンスまで引き受ける漂流一家の大黒柱。
ママと呼ばれると引きこもります。下着でうろつくのと部屋を散らかす癖はなかなか直りません。
シャア…初代スレでめでたく35歳に(ry。この歳にして手に入れた友人と幼女に囲まれた生活に、
人生をやり直している気分との発言も飛び出す元総帥の駄目オヤジ。
木星への航路維持や農業プラントの管理など地道に働き、プルズのピンチには真っ先に参上!
だからいい加減、アクシズ弾劾裁判だけは勘弁な!
マチクタビレター!
オヤツ、マチクタビレター☆
ハッ!? r'⌒⌒⌒'、 ⌒⌒ヽ γ'⌒⌒ヽΨ
/ ̄ ̄フ^'、 ∫ ( ミ゛゛゛゛メ゛ソ ψ (ノ|ノ)从) ) ∩ ノ|ノ从 ∩
∠ソrνyy'ソ ∬ ヾ▼∀▼ノつ と(‘ー‘*∩ \||*^∇^ノ/
ヾ; ゚ー゚ノ ρ |(つ__旦_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/,/ ( つ⊆二⊇ |二|____
(((((( ,/) ‖ ∪∪ |
しし' / \ |
8 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/09 00:45 ID:DReYvSJP
___
/ /\
< << ;´д` >チョコイヤン
// \.)~~)
/ / / /,|
/ /| / / |
/ / | /( / |
/ / // | / |
/ ./ / ∨ ./|
/ / / / / .|
( / | | /\|
. \ / | | / )
\/ .| | / /
/ | .| /
( | | /
(\_| |__ノ
) / \__|( ヽ、
し' ゙\_フ
9 :
1:03/03/09 00:59 ID:???
>>9 左からプルG、J、Cってオモタ。
どちらにしろ(;´д`)ハアハア
>>9 そういえば、ハロウィンのとき仮装で連邦制服着てたけど
この絵はまさにその通りではないか!
”十四人ニュータイプ漂流記”(w
おつかれさんでした
age
1さん乙
1さん乙です
乙一
19 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/09 23:02 ID:X2YhHLn7
わーい新スレだぁー
よかったー漏れ33で結婚だし(違
もう離婚したけど・・・
>>21 人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる!
すでに初代スレからの伝統芸だw
24 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/10 18:48 ID:E/Y/k3u7
ちょい浮上。進路は木星。
木星は、ブラックホールにぶつけるために軌道を外れました。
26 :
七資産:03/03/10 21:07 ID:???
さよならジュピター…と往ってみるテスト。
新刷れおめです。
前スレの職人諸氏、お疲れ様でした。
未だ見ぬ本スレの職人諸氏、期待してますよ。
前スレは良い終わり方だったな・・・。
職人さんモツカレー
29 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/11 18:45 ID:HluRcSka
前スレの終わり方良かったけどどうしてもひとつだけ言いたいっ。
前スレ>982でシャアの胸に飛び込んだのはプルJではないのかと!!(笑
ええ、でもおもろかったっすよ。
>>29 ごめん、素で間違ってた・・・。Jのほうです。
結局、なんとなく決めたタイトルを生かすことができなかったのが残念。
ターンAの最終話エンディングテーマが好きで、あんまり深く考えずにつけてしまった。
まあBGMとしてつけっぱなしにしてた「発動編」に引きずられなくって良かった・・・
初代スレの1は今頃何を考えてるんだろうねえ。
単なる煽り立て逃げスレがこんな名スレになるなんて皮肉なことよ宿命。
前スレのラスト 素晴らしい。(*゚ー^)b good job!!
不覚にも三十路漢のワシがウルウルしてしまったw
職人様 乙です
おれはパラレルですよね
新スレ 新展開期待してます
このスレ読んで CCAのビデオ借りてきたのは内緒だw
35 :
34:03/03/12 04:59 ID:???
すまん ageてしまった
前スレ本当によかった。
>>34 ageてしまったら、内緒も何も・・・・・
シャア板で感動するスレってのは貴重だよね
前スレ夜まで落ちませんように。今は保存出来ない状態です
|⌒⌒'、
|"メ""ミ)
|∀▼ノ どっこい生きてるアクシズの中♪
|⌒⌒'、
|νyy'ソ
|;゚ー゚ノ
|⊂ノ __ .| |
〆⌒⌒ヽ. /:《 : \ /_、
飲ませてくれ。 (y^^^^^^ミ (=○=== )||悪| 今日だけですよ、艦長。
今日はアムロ(とシャア)の ヾ Tд⊂ヽ と(⇔ .つ||静|
命日なんだ。 |(つ__旦_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|二|____
‖ ∪∪ |
/ \ |
3月12日はアクシズで最後の決戦があってアムロとシャアがロストした日付だったりします。
43 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/12 22:22 ID:FDfU4o/k
今日は夜空を見上げればオーロラが輝いてるのさ。
44 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/12 22:26 ID:+YO8lL4D
‖ ‖
‖ _ ‖
|│─ ̄| | ̄│ |_
|│ │ | | | \
/|│_ | |_ | | \
| | │ | │ │
| ──/ \─^ |
| < \ / ̄ ̄> │
| ─__∨__─ヽ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│| <二> <二>\ ヽ <逝け
// |___/ ̄ヽ__/| \ |
/ ヾヽ └ /(‖ | \__________
\__|\  ̄ ̄ /( |_─ ̄
ヽ|\__/ |丿
ここは個人スレなのか、勝手に書き込んじゃっていいスレなのか。
>>46 ???
個人スレだったことなんかないぞ。あえて言うならリレー?
リレーというほど続き物を書いてってる訳じゃないが、流れに乗ってないネタは反発も大きい。
別に議論場所を設けてない分、書く側としては良識が試されてる気はする。
新規職人はいつでも歓迎してると思われ。
>>48 前スレはDAT落ちしたし、初代スレは貼られてないでは一体どういうスレなのか
一見さんには判るまいよ。
現状は雑談スレのようにも見えるしね
50 :
48 :03/03/13 01:51 ID:???
>49
Σ(゚д゚ )あ。
そういうことか。つかもう前スレ落ちたんですね。
ところで何かいいネタないですかね、とかいったらまずいですか。
漏れの中で歴代主人公が兄弟スレと双璧を成すSS系良スレ
このスレが文部省推奨スレに認定されますた。
アクシズの愉快な仲間たち。主食はスパム、おやつはプリン。
プルA…普通の「プル」の性格。オリジナルのエルピー・プルの再現?
喫茶店跡で見つけたレシピ帳が宝物。いつかチョコパフェ食べたいな。
プルB…普通の「プルツー」の性格。プルツーの再現?
真面目でちょっと自信家。たまには一人になりたくて散歩します。
プルC…おとなしくて無口。恥ずかしがりや…だったはずが、お裁縫を始める頃から
結構言うことは言うようになってきました。
プルD…オヤジっぽい。豪快の笑ったり人情話で泣いたり。はっきり物を言う。
アクシズ弾劾裁判やドリフの教室コントのようなクラシックなお笑いネタはお任せ。
プルE…無口無表情。ア○ナミ系。ママに潜在的甘えッ子。自己主張の強い姉妹達に押され気味かも。
プルF…辛口お姉さん系(セイラ風)。優しさ装いつつトゲがある。
背伸びした行動(飲酒など)で足をすくわれることも。
未知の世界に思いをはせる思索家。進路は木星船団?
プルG…普通の「プル」の性格だが、男言葉で喋る俺女。Eと仲良し。考えるより先に行動で、飲酒の最初の挑戦者。
プルH…やり手の電波娘。NT能力12人中最強。実は策略家!?
周囲の「変わり者」という評価から、自身でもそう自己規定している節があるようです。
プルI …マジメで理路整然と喋る。シャアと日夜壮絶なディベートを繰り広げるプチギレン。
クローン兵であることに囚われていたが、そんな彼女も変わっていくのか…。
プルJ…シャアを「大佐」と呼ぶ。軍人気質ながらも恋する乙女。でもMS操縦と違って恋愛にマニュアルはありません。
隠しているつもりでも大佐ラブなのは家族にはバレバレ。
プルK…人当たりがよく落ち着いている(ミライ風)。誰に対しても敬語で喋る。
読書家で、こっそり自分でも物語作りに挑戦。処女作は「赤の騎士と白の騎士」。
プルL…怖がりですぐに泣く。末っ子系。マイナス感情に敏感。
グラサン猫?の人形を「お父さん」と呼ぶのはなぜ?寝るときはハロと一緒。
ハロ…度重なる改造を加えられ、今その機能を正確に把握してるのはアムロのみ。
探査から遊ぶプルズのボール役まで何でも来い→「ハイタマハイタマ!」
アムロ…初代スレでめでたく30歳になりました。
おさんどんに繕い物、メカのメンテナンスまで引き受ける漂流一家の大黒柱。
ママと呼ばれると引きこもります。下着でうろつくのと部屋を散らかす癖はなかなか直りません。
シャア…初代スレでめでたく35歳に(ry。この歳にして手に入れた友人と幼女に囲まれた生活に、
人生をやり直している気分との発言も飛び出す元総帥の駄目オヤジ。
木星への航路維持や農業プラントの管理など地道に働き、プルズのピンチには真っ先に参上!
だからいい加減、アクシズ弾劾裁判だけは勘弁な!
定期保守をする時に、詳細は
>>53-55を参照としておけば初めての人にもわかりやすいのでは?
通常の三倍働けというのか、アムロ!
r'⌒⌒^'、
r'⌒⌒⌒'、 (/y'y'ソν)
(ミ"""メ""ミ) (゚ー゚ ソノ 早く木星への軌道計算を済ませろよ。
ヽ▼ー▼ノ / V (⌒i
/ ¥ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
__(__ニつ/ シャア専用/ .| .|____
\/____/ (u ⊃
テンプレサイトがつくれるほどネタがあるわけでもない
前スレでテンプレサイト作るって言ってた人いたよ。
面倒だろうけど頑張ってほしい。
62 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/15 07:57 ID:Jws8ZrbK
念のため保全さげ
ほっしゅ
保守します
自分はシャアとJとLが好きです
このスレに癒されてます。
保守
たとえ災害時にスパムしかなくてもここのお陰で美味しく食べられる予感
69 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/17 22:11 ID:JXYwzx7+
プリンもな!
丸いテーブルを囲んでプルたちが座っている。
食事の時以外で全員がそろっていることは非常に珍しい。
「大事な話って何?」
どうやら話題の中心はプルJのようだ。
「シャアとJのことだよ」
「私と大佐? 一体どういうこと?」
Lの言葉にJは眉をひそめた。
「わたしたちで二人の関係をより親密なものにしてあげようということよ」
澄ました顔のFを見て、Jは怒り出す。
「冗談でしょ! 余計なお世話・・・」
「くだらん。銃を突きつけて、付き合うか死ぬか選択させればいいだろ」
「全く。あなたらしい心の機微に欠けた提案ですね、I」
「だったらその機微のあるアイデアとやらを聞かせてもらえるかな」
Hの言葉に、ほほを引きつらせるI。
「そうですね。相手から好きだと言わせるため、四六時中プレッシャーを
かけつづけますね」
二人ともたいして変わらない。みんなそう思ったが、口に出すのは面倒のもとだから黙っている。
「とにかく! 私のことは放っておいて!」
「そんなこと言ってると永遠に今の関係のままよ。それでもいいの?」
Fの指摘にJは言葉を詰まらせる。
「まあまあ、楽しそうなJを見てるとわたしたちも嬉しいんだよ。姉妹だもん」
「D・・・」
「そういうこと、別にJのためだけじゃないってこと」
「K・・・、みんなありがとう」
本当は良い暇つぶしになるからだけどね。心の中でHは呟いた。
そんなことは分からないJは、感激のあまり何度もみんなにお礼を言っている。
それを見たHは、少しはまじめに考えてみることにした。彼女なりに。
「早速みんなにアイデアを出してもらいたいのだけど」
進行役はFだ。早速Aが手をあげて発言する。
「はいはーい。料理すればいいと思いまーす!」
「料理? そんなことでシャアの気を引くことが出来る?」
「はだかでエプロン着けてやるんだよ。ぎゃっぷがいいんだってビデオで見たよ。
すぐアムロに没収されちゃったけど」
「なるほど、食欲と性欲を同時に刺激するというわけか」
納得したIがうなずく。
「性欲って。もうすこし言い方に気をつかったらどうなの」
「何がおかしい。性欲は性欲だろ」
「・・・もういいです」
話にならないといわんばかりに首を振るH。
「でもそんなことしたら、アムロが怒り出すよ」
もっともなCの指摘。
「そうね。食事抜きになっちゃうかもね」
Kも同意見のようだ。
食事抜きの言葉に首をすくめるA。
「でも、おいしい料理をつくるってのは悪くないアイデアだな」
Bの言葉を聞いたプルたちの、期待を込めた視線がJに集まる。
「・・・私、料理下手だから」
思わず目をそらしてしまうプルたち。部屋に沈黙が訪れる。
沈黙を破ったのはプルGだった。
「ここは王道でいくべきだ」
「王道?」
「人気の無いところに呼び出しての告白。これしかない!」
「確かにアクシズは人気の無い場所には事欠かないわね。具体的にはどうするの」
Gが何を言い出すのかと不安だったFだが、予想以上にまともな提案にほっとする。
「ま、場所は格納庫としておいて。まずシャアを呼び出す」
「ふむふむ」
「Jは隠れてシャアが来るのを見てる。自分を呼んだはずのJがいないことで、
シャアは不安になるはず。最初はどんなきっかけでもいいから、Jのことを
考えるように仕向けるんだ」
「おおー」
いつになく論理的なGの話に、驚きと賞賛の声をあげるプルたち。
「で、それからどうするの」
「Jは後ろからこっそりシャアに近づく。相手の不意をつくんだ」
「興奮状態を創り出すと云う訳か。確かに極度の緊張を好意と勘違いすることが
あるというな」
Iの言葉に、その通りとばかりに誇らしげな顔をするG。
「それから、それから」
Lに先を促されたGは話しを続ける。
「Jはシャアの背後からこっそり近づいて・・・」
「こっそり近づいて?」
さらに興味を引かれたプルたちはテーブルの上に身を乗り出す。
それを見たGは勝ち誇ったように右手を振り上げ、大きな声で言った。
「そこをガツンだ!」
「殴っちゃうのかよ!」
即座に入るDの突っ込み。
ほかのプルたちは、期待した自分が馬鹿だったと頭を抱えた。
その後も「イエスというまでサウナに閉じ込める」「催眠術」「夜這いをかける」などのアイデアが出されたが
どれもJに却下された。
「もう神頼みしかないわね」
疲れた表情のF。いったん休憩にしようかと考えているとEがテーブルの上に何かを置いたことに気付く。
それはノーマルスーツ姿のシャアをかたどった手のひらサイズの人形だった。
「う、わたしが作るより上手かも」
人形の出来にショックを受けるC。
「大佐の人形ね。私にくれるの?」
「・・・おまじない」
そう言うと、今度は釘とハンマーを置く。
「・・・深夜、人形を釘で打ちつける。好きなあの人の心を釘付け」
「でも、こんなにかわいいのに釘で打つなんて」
Jは人形を指でつつく。
「そもそも、これは効果があるのか?」
Iは半信半疑のようだ。
「・・・大丈夫。本にのってた」
一冊の古びた本を取り出すE。
「オリエンタルマジック大全? ぼろぼろじゃないか。こんなものよく読む気になったな」
Eは本をめくると該当個所をIに教える。
「ここか。なになに、深夜・・・願い・・・人形・・・釘・・・うちつける・・・大願成就。
読めるのはこの程度だ、他は劣化していて解読不能」
「とにかくやってみればいいじゃん」
すでに飽きはじめているGが言う。
「そうね。とりあえずやってみたらどう、J? これならシャアに危害が及ぶこともないでしょ」
Fも同意する。実際、これ以上話していても、良いアイデアが出るとも思えなかった。
「分かったわ。とりあえず今夜から試してみる」
「じゃあ、これで解散」
74 :
たった一つの冴えたやり方(5/5):03/03/18 00:53 ID:rN99vC71
「大佐、口を開けてください」
「むう・・・」
「もっと大きく開けてくれないと、こぼしてしまいますよ」
数日後、シャアは自室でJの介護を受けていた。
突如原因不明の激痛に襲われ、起き上がることすらままならなくなったためだ。
シャアはJに食べさせてもらうことに激しく抵抗したが、栄養を取らなければ
良くならないと皆に押し切られた。
「・・・おまじない効いたのかな」
「何か言ったか?」
「いえ! なんでもありません。あっ、口の横に食べ残しがついてますよ」
口をハンカチでぬぐわれたシャアは、恥ずかしさと情けなさの混ざった複雑な表情になる。
だがJには痛みのために顔をしかめたとしか見えない。
「痛みますか?」
「いや、だいぶ良くなった。すまないな、プルJ」
「いいんです。大佐のお役に立てて嬉しいです!」
また『おまじない』してみようかなと思うJ。
突如シャアは悪寒に襲われる。
「寒いですか、大佐? あっ、もしかしてその・・・おトイレ・・・ですか?」
Jが顔を赤らめる。
「ち、違う! 断じて違うぞ!」
これ以上の介護はごめんだ。そう思うシャアだった。
75 :
ワロタよ:03/03/18 01:02 ID:???
アムロお母やん、娘たちに何か大切な教育が欠けていますよ(´Д⊂
>70-74 (・∀・)イイ!
>70-74
メチャワロタ
最近Jに萌え氏にそうです
>「寒いですか、大佐? あっ、もしかしてその・・・おトイレ・・・ですか?」
>Jが顔を赤らめる。
尿瓶でも準備していたのだろうかJはw
82 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/19 02:08 ID:YJ57zhfo
スパムってのがどんなのか良く分からん俺に教えてくれ。出来れば食べさせて>プルズ
過疎化・・・
85 :
機械の体:03/03/20 02:46 ID:BrHuAf2E
スパムってのはボルトを締めたりする工具の事
>85
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ ゚ー゚ノ 君、それは「スパナ」だ。
⊂) V (つ━C
流石だよな、アムロ
なんか最近寂しいね…。初代スレの盛り上がりが懐かスィ・゚・(ノД`)・゚・。
かつて繁栄した名スレがそうだったようにこのスレもまた
このまま消えてしまうのだろうか。職人さん来ておくれ〜。
90 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/21 22:16 ID:AUKFtlgS
このスレを落ちさせるわけにはいかんな...
PART1からずっとみてた者としては
91 :
七資産:03/03/22 00:01 ID:???
「〜「宇宙(そら)を翔(かけ)る」〜
「アクシズ・オリジナル2」
俗に女性が3人集合した状態を表現して「かしましい」という。いまだ思春期に片足を
突っ込んだ程度の女性とはいえ、それが通常の4倍もこのアクシズにはいるのだから、
それがどのような状態なのかは想像するに難しい。
たとえその場にいたとしても。たとえ卓越した能力を誇るニュータイプだったとしても。
アムロ「…」一歩作業場に足をふみいれた瞬間から、アムロはそのことをまざまざと再
認識させられていた。
プルA「えーっと、このハーネスは隔壁85443を経由させて上腕部パワーターミナルに
接続しないとダメなんだよ!」
プルC「ええっ…それって、これ?それともこっち?わかんないよぅ〜」
プルF「ああっもう…貸してみなさい!ここはこうしてこうしてこう!わかった?」
プルC「う、うん…わかった…ょぅな」
いまプル達がこなしている仕事は、MSの構造学習や整備実習を兼ねた組み立て作業で
ある。基本的にはブロック単位にまで組み立てられていた部品を結合し動作を確認す
るだけの作業であるし、きっちり作業手順を遵守すれば問題など起こらない。…
はずであった。
アムロ「何か…前に見たときよりバラけていないか?」
今アムロの目の前で組み立てられているはずのドムは、今や見るも無惨に五体バラバラ
と化していた。細かい部品や装甲板があちらこちらに散らばっている。
プルA「えへへ…そ、そうかなぁ?気のせいだよ、気のせい」
プルF「ちょっと一部の導線に不備があったので、それをもっと新しい設計のパーツに
置き換えてみたんだけど、今度は他の部分とのフィッティングが気になって。大丈夫、
修正の範囲内よ」
アムロ「たしかに自分たちで改良を思い付いたら試してみるのもいいとは言ったが。
しかしこんなに分解してしまって直せるのか?」
プルF「だ、大丈夫よ。…多分…」
アムロの頭はチクチクと痛み出していた。無論、心配が原因で。
乙!七資産
続きはあるのでしょうか?キボンヌ
93 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/22 20:35 ID:w6WCDD1s
ネタぁ・・・
94 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/23 15:08 ID:4KacX62H
95 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/23 22:38 ID:4cpCMSHp
♪プリン、スパムにパンケーキ〜
\いつかチョコパフェ /
\♪食べたいな〜/
γ'⌒⌒ヽ γ'⌒⌒ヽ
(γノ|ノ)从) (γノ|ノ)从)
‖*‘ー‘ノ ||*^∇^ノ
と 丿つ と 丿つ
人 γ ヽ 人 γ ヽ
〃,(__人__ノ )) (__人__ノ ))
※好きなものの歌(作詞作曲プルA)
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ ´Д⊂ スパムが入ってるなんて不憫な…
その日の夕食には、デザートにいつもより一回り大きなプリンがつきました。
ですから、私は心の中でプルAに喝采を送りました。(プルKの日記より)
>>95 (・∀・)イイ!
けど悲すぃ。スパム食った事無いけど。
97 :
95:03/03/23 22:57 ID:???
いや、自分もスパム食った事なかったり。
(でもコンビーフが嫌いな人なのできっとスパムも駄目ポな予感)
スパムは結構塩分高めなので御飯と一緒に食うと良い感じ。
昔食ったきりなんでアレがスパムだったかどうか覚えておりませんが。
スパム、スーパーで売ってる「塩分控えめ」でも相当しょっぱい…
保存食としては正しいけど、ずっと食べてると身体に悪そう
塩分高い分良く動く人間向けかと。(元が軍用食だし)
ハワイの代表的な料理で、スパムのスライスを寿司飯に乗せた「スパム寿司」があるんだってさ。
九州の生協でも置いてるところがあるらしいが……。
102 :
冷凍パイシート使用:03/03/24 18:19 ID:BgfRyKbF
>>96 γ'⌒⌒ヽ
(γノ|ノ)从∩
‖;´ ー`ノノ <で、でもスパムで作ってくれたミートパイ、おいしかったよ。
γ'⌒⌒ヽ
(γノ|ノ)从∩
||*‘∇‘ノノ <桃缶で作ったピーチパイはもっとおいしかったー!!
r'⌒⌒^'、 r'⌒⌒⌒'、
( rνyy'ソ ( ミ゛゛゛メ゛゛ソ
ヾ ´Д⊂ ヾ ▼Д⊂ <…………。
103 :
七資産:03/03/24 18:51 ID:???
「〜「宇宙(そら)を翔(かけ)る」〜
「アクシズ・オリジナル3」
アムロはプル達に組み立て作業を実施させる際、(比較的)機械扱いの巧い娘を中心に
チーム分けして、各チーム交互に作業を行わせていた。
今かつてドムの腕や胴体、現在進行形でそれ以前のパーツに戻りかけている機体にとり
ついているのはプルA・C・Fの通称「ノーマルチーム」。
他にはB・D・Gからなる「ボーイッシュチーム」、E・H・Kの「電波チーム」、そ
してI・J・Lの「凸凹チーム」である。
しかし何故、このような少女達には不釣り合いとも見える作業をおこなわせているのか。
ガンダムやサザビーを直すうえで、どうしても人手が必要である。いくら0G空間で作業
していても、アムロ1人で大がかりなMSの整備作業は出来ない。
出来なくはないとしても作業の危険度が高まってしまうので難しい。
(シャアはシャアで別の重要な仕事がある)
また普通の軽整備とは違いガンダムはかなりの部分を分解し、サザビーはほとんど作り
直しである。
それにあたる人間にはある程度の熟練が要求されるので、プル達にはどうあっても作業
への習熟度を上げてもらわなくてはならないのだった。。
機械いじりが得意なプルだけ集めればいいと思うかもしれないが、今後の事を考えると
できるだけ全員の平均スキルを上げておくにこしたことはないとアムロは考えたのだった。
プルA「あーっ!何か飛んでッちゃったー!!」
…前途は多難であるが。
七資産様キターーーーー(゜∀゜)−−−−−−−!!!!
七資産さん乙
姉ちゃんが沖縄みやげにスパム買ってきた。
ジャーマンポテトにして美味しく頂きますた
スパムはけっこうおいしいと思う。
しかし、どんなに調理方を変えようが
3食毎日だと確実に飽きます。
…ほんとに不憫なだ。
チョコパフェぐらい食べさせてあげたくなりまつ(つд`)
108 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/26 00:21 ID:Njl0Cakj
>>107 それはきっと駄目男二人と同じ心境。
木星到着の暁にはなにがなんでもチョコパフェ用意するんだろうな
そろそろおしまい……か
ま さ か の 時 の
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(D ノ|ノ)从 ) .(F ノ|ノ)从 ) .(A ノ|ノ)从 )
‖*`∀´ノ ‖*´ー`ノ ‖*^∀^ノ <
>>109は安楽椅子で拷問だね!
丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ
ん 八 ) ん 人 ) ん 人 )
んU〜Uゝ んU〜Uゝ .んU〜Uゝ
ア ク シ ズ 弾 劾 裁 判!
ネータはあるけど時間がなーい♪
(´Д⊂……
マターリ
AMX-004
本日逆襲のシャアage
116 :
七資産:03/03/27 22:31 ID:???
「〜「宇宙(そら)を翔(かけ)る」〜
「アクシズ・オリジナル4」
前途多難なのは他のチームにしても同様であった。
ボーイッシュチームは…
プルB「ここの導線はもっと強化したほうがいいんじゃないのか?」
プルD「ん?何で?」プルB「いや、拡散ビームの出力が足りないだろう」
プルG「それだったらいっそ、スカートごと換装して内装ランチャーを追加したほうが
いいと思うぞ。そのほうが実用的だし簡単だ」
…何故かどんどん武装を強化する方向へ突っ走っていた。
敵なんていないのだからそんな必要さらさらないのに。趣味の問題かもしれない。
電波チームは、
プルH「…(ぴきーん)」プルE「…?(ぴきーん)」プルH「…(ぴききーん)」
プルK「2人とも…もっと言葉で話をしましょうよ…」
(あの2人の対話、精神感応なのに…なんでさっぱり意味不明なのかしら?)
作業は順調だったが、メンバーのコミュニケーションには問題があった。
そして凸凹チームはというと…
プルL「…ないしょ。えへへ」プルI「秘密です」プルJ「…!ひっ、秘密です!」
…だそうだ。
ちなみに偶然彼女たちの作業を見に現れたシャアは、一歩作業場に現れた瞬間に…
プルJ「たっ、大佐?」プルL「だめーっ!見ちゃダメー!!」
プルI「シャアは立入禁止!」
言葉とともに飛んできたスパナとハロと分厚い整備マニュアルを顔面に喰らって昏
倒させられていた。
おまけに彼の行動にはなんら落ち度が無かったにもかかわらず、目を覚ました後に
アムロによって小一時間尋問されるというオチまでついたのだった。
次作ネタが
>>116に抵触してしまった……それも逆方向に
>>117 そういう事もあるさ( ´ー`)σ)Д`)プニョ
スレの流れに逆らわないネタだったら、間をあけて投稿するとか。
かく言う自分もかぶっちゃって今控えてるネタあるし。
120 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/28 15:13 ID:QbNxYa+c
総スレが600オーバーなので、圧縮が近いかも。
目を離すとDAT落ちの危険性。
実はちょっと危なかった罠。リスト見たらもうなかったんで慌てたYO!
揚げも山梨か?
PCからは書き込めないので携帯から保守
保守とくか
大阪梅田のヨドバシ地下で沖縄フェアをやっていて
スパムが山積みになっておりますた。
ホット&スパイシーとかターキー味とか色々あるんだね。
しかし「塩分控えめ」と「減塩」の2種類あるのはどういうことだろう(w
あきまん日記にスパム出てきた。>124とのシンクロニシティに笑った。
>その後、あれだ
>スパムも買うかも知れない
>きってレンジで温めた後
>ソースをかけてくうかもしれん
あきまんは今はアメリカをベースに生活してるんでしょ?
いくらでもスパムが買えるんだろうな。
保守
保守
129 :
124:03/03/30 12:19 ID:???
ヤター、あきまんとケコーン!
噂では味の濃いスパムだが、この人はソースかけて喰うんだろうか?
γ'⌒⌒ヽ
(γノ|ノ)从∩
||*‘∀‘ノノ <スパムにソースー♪
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ;゚ー゚ノ <え、塩分摂りすぎはいけません!!
塩分取りすぎで高血圧に悩むプルズ……。
132 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/31 02:29 ID:A4fjiRnv
おばあちゃんじゃあるまいし…
……スパム以外の食料に乏しい年寄り二人の方がアブネーな
|⌒⌒ヽ
|"メ""ミ)
|Д▼ソ <ええい何を言う
>>132。私はまだ34だ!
|⌒⌒'、
|νyy'ソ
|;゚Д゚ノ <俺はまだ29だ!
| ⊂ノ
ま さ か の 時 の
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(D ノ|ノ)从 ) .(F ノ|ノ)从 ) .(A ノ|ノ)从 )
‖*`∀´ノ ‖*´ー`ノ ‖*^∀^ノ <二人ともサバ読むの禁止だよっ!
丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ
ん 八 ) ん 人 ) ん 人 )
んU〜Uゝ んU〜Uゝ .んU〜Uゝ
ア ク シ ズ 弾 劾 裁 判!
任務了解、アクシズにチョコ等の食料合計3tを投下する。
____
__|〆⌒⌒`ゝ_ ?
|_: |λノヽ)ヽ)_|
| ( -"-) | …依頼者、キュベレイのパイロット?
| (__つp つp …俺は任務を果たす事だけ考えてれば良い。
| ヽ_/ ̄_/ ̄/
| || |
135 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/31 23:39 ID:Arm9gdTF
春休みはスレが増えるのが早い……。
そういえば明日はエイプリルフールだ。
うーむ、相変らず寂しいですな。
漏れもネタ考えてみようかな…(4月馬鹿だからって嘘じゃないです)
職人様降臨期待sage
137 :
七資産:03/04/01 23:07 ID:???
” ♪プリン、スパムにパンケーキ〜
\いつかチョコパフェ /
\♪食べたいな〜/
‖*`∀´ノ ‖*´ー`ノ ‖*^∀^ノ ”
「…また…この夢か…」
最近は独り言が多くなったと頭のなかで呟きつつ、シャア・アズナブルは死人のような
眠りから目覚めた。
何度目の独り言だろうか…声が出ていようといまいと、関係などありはしない。
死にかけた小惑星アクシズに、彼以外の人間の姿はないのだから。
妄想に頼らなければ正気を保てないとは。とんだパラドックスだなと、彼は自嘲した。
アクシズがサイコフレームの輝きに包まれた後、衝撃で気を失ったシャアが再び目覚
めた時。
そこには相変わらずアクシズの姿があり、そして…彼以外の人間の姿は無かった。
アムロもガンダムもなく、だれ一人いない孤独な要塞。
もちろん、かつて放棄された強化人間のクローンが冷凍睡眠しているなどというバカ
げた偶然も無かった。
核の炎に焼かれ、電磁波に叩かれて全ての通信機器とセンサーは死に、わずかな生命
維持装置と保存食料を頼りに細々と生きながらえる日々。
天測で推定した限りでは、アクシズは木星にも火星にも向かわないコースへ流されて
いた。調査に訪れる船もいない。
体力を維持するための最低限の運動と、体力を温存するためだけの睡眠。
明日もなく意味も見いだせず、ただただ続くだけの日々は、しだいに彼から精神力を
そぎ落としていった。
せめて死者の声でも聞こえたなら、恨み言でも自分以外の者の声が聞こえたなら。
それさえ無意味な期待であった。
これは懲罰なのだろうか。ララァを死なせ、多くの同胞を死なせ、地球に住まう生命
全てに死を与えようとした自分への。
シャアは手の震えを感じた。それさえ幻覚かもしれない恐怖に怯えながら。
何時間か、何分か、何日か。時間の感覚までも薄れつつある闇に抱かれてシャアは再
び眠りにつく。
せめて夢だけは、失われないことを祈りながら。
。・゚・(ノД`)・゚・。
でも、その状況でアムロと12人のプルズの夢を見れるシャアは
やっぱり煩悩のかたまりっちゅーか、なんちゅーか。
139 :
七資産:03/04/02 06:39 ID:???
‖*^∀^ノ <「嘘でした〜!」
▼Д▼ソ…。
‖*´ー`ノ <「何事も無かったように続きをどうぞ。」
140 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/02 07:32 ID:cqHJixDT
>137
ここでハマーンの亡霊でも出たら(略は完全に生きる気力が無くなるかもな...
>>137 そーいや四月馬鹿だったか……
や っ て く れ る !(w
142 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/02 22:05 ID:jCbtOrfe
>>137シャアが可哀相よぉ〜
アワアワ
r '⌒⌒ヽ あああLちゃん!
γ'⌒⌒ヽ ヒックヒック (ノ|ノ)从) ) これは違うの!!
c (γノ|ノ)从)っ (ー`;‖ ‖ エイプリルフールって(ry
エック || cTДノ ∧ ∧ ( ⊃))
( つと (▼∀▼) Y 人
ソ_⌒)⌒) 〔 >〜 (__)J
↑オトウサソ
γ '⌒⌒ヽ
│ ミ )
(▼*ソ ミ 丿 … (←言い知れぬ幸福感に包まれているらしい)
当時、NTの付録にだったプルのポスター持ってる。<自転車押してる奴
保存状態はあんまりよくないけど、ひょとしてほしい人いるんだろうか…
>143
それ今売ってるダムエーに再録されてる。
145 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/03 23:36 ID:MTNMUHbv
ようやく暖かくなってきたが、アクシズには関係無いな
宇宙だからな。
つーかあきまんスパムの話題つついてるな。
スパム食べたよ。
これは3食食べてたらマジでぽっくり逝きそうだよ…
塩分摂りすぎ(・A・)イクナイ!
でもなんか癖になる味かも。
念のため上げ。
ネタ書きたいが、シチュが思い浮かばん…
そういや作物生産プラントの一部が生き残っているとかそんな描写が有ったような。
宇宙世紀とはいえ、人間の手が入らなくても大丈夫なのか?
水生プラントは皆で手入れしてたはず。主にシャアの管理だったか。
捕手
152 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/07 20:09 ID:97OWhjpa
▼Д▼ソ 私の重要性に皆が気づき始めたようだな……
153 :
ある日の出来事:03/04/07 23:54 ID:JM5A0mPB
シ「アムロ最近になってきずいたんだがちょっといいか?」
ア「何だ?サザビーの新しい修理プランとかは却下だぞ。」
シ「うっ・・・まあそれもあったんだがアクシズを地球に落とそうとしたとき
おまえ確かアクシズの進行方向側から押し戻そうとしてなかったか?」
ア「確かそうだが・・・それがどうかしたのか?」
シ「衛星軌道からものを落とすとき減速すると遠心力が弱くなって
落下するはずなんだが私の思い違いか?」
ア「!!」
その後アムロは1週間自室に閉じこもってしまった・・・
プルsに「間違わなかったら私たちにも会えなかったんだから」と
慰められてやっと出てきたが相当落ち込んでいたようだ。
154 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/07 23:56 ID:JM5A0mPB
初かきこだったんですが、うっとうしいようなら無視してください。
いやいや、職人さん大歓迎です。
これからもよろしく…
押し戻しについては色々なところで語られてるね。
あれは後ろから押した方が良かったんだけど、
それじゃ絵にならないから…とか。
最強の呪文があるさ「奇跡だからいいんだよ」とw
まあ無理矢理考証ひねり出すのはガノタの仕事かもね。
一週間もプリンお預けのプルs…
158 :
保守age:03/04/09 11:20 ID:n3ok9ZWF
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ__ ダッコ?
/ヾ ゚ー゚ノ/\
/| ̄∪∪ ̄|\/
|アムロタソ |/
 ̄ ̄ ̄ ̄
159 :
¥:03/04/09 21:00 ID:???
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ,
/ ,.-――,__/木幾重力単戈士
/ / _/∠〃ロノフ /rコ〃 /7 _
/ / 7/7/ .匚ノ `'フノ /_二」
/ / / ̄ ̄/|U| |N| |iヽ、/△ヽ|iVi|
/ /  ̄フ / ∪ ll ll |レノム ̄ヽll ll
| `ー―‐' /
\___,ィ___/
>>158 ええい貴様が箱に入っても萌えでもなんでもないわ!
ょぅι゛ょを詰めんかょぅι゛ょを!!!
γ'⌒⌒ヽ
( ノ|ノ从 ∩_ ダッコー!
/|| *^∇^ノノ/\
r'⌒⌒⌒'、 =3 /| ̄∪ ̄ ̄ ̄|\/
( ミ゛゛゛メ゛゛ソ |プルプル |/
ヾ #▼Д▼つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(つ ノ コノヨウニダナ…
161 :
AA:03/04/10 19:16 ID:ae54bJUb
||
γ⌒||⌒ヽ
│ ミ || )……
(▼ソ || ミ丿
ミ≡≡≡j
ミ≡≡≡j
ミ≡≡≡j r'⌒⌒^'、
ヽ)ヽ) ( rνyy'ソ =3
ε= ヾ# ゚ー゚ノ
⊂) V (つ
162 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/10 22:55 ID:2V1ygmAR
ワロタage
クローンでありながら個性的な12人のプルにも、共通した好みというものはある。
その内のひとつ、入浴。
今はB、D、F、G、J、K、Lら7人の幸せなお風呂タイムなのだ。
それぞれ趣味や仕事があるため、いつでも全員一緒というわけにはいかないらしく、7人もいれば久々の「みんなでお風呂」だ。
(余談だがプルLだけは、いまだひとりで入浴したことはない。一度だけ防水加工したハロとともに挑戦したのだが、怖くなった彼女は泡だらけで浴室から飛び出してきてしまった)
そんな楽しい一時を、今まさに混乱に陥れんとする者がいた。
G「おりゃー?ちっと失礼」
−ムギュ−
K「☆◎÷∬♭†ρ∪★○※!!!!!」
D「おおっ。プルK声にならない叫び」
J「いや、ツッコミ所はそこではなく」
B「プルG、何のつもりだ?セクハラだよ」
そう、プルGはプルKの胸を、突然むんずと掴んだのだ。
L「やめたげなよお。プルKまだ固まってるよぅ」
G「あ。悪い」
手が離れた途端、プルKは敏捷にプルGから遠ざかった。
K「な!な!何なのっいきなり!?」
G「いや〜あのさー。プルKって俺より胸大きくない?」
「「「ハァ!?」」」
いっせいに全員の視線がプルKのバストに向けられ、次にプルGのそれに向けられた。
プルKもみなと同じように顔を振り、それからハッとして真っ赤になって両手で胸を隠した。
J「こういっちゃ何だけど、私たちそんな外見に差は…」
F「あら、言われてみると微妙に差が…」
D「あるような、ないような…」
L「ちょっとある気もする!」
G「だろ〜!?いいなぁプルK、なんでえ?」
K「やっ…聞かないで、見ないで、触らないで!」
B「ううん。まあ素地は同じだがな、栄養の取り具合や運動量の違いで、体型に差が出てもおかしくはないんじゃないか」
L「同じ物食べてるよ?」
J「…みんな、缶詰の盗み食いをしてないとは言わせないよ」
「「「ああーーー」」」
見に覚えがあるものばかり、深くうなずく一同であった。
F「そうそう。それにプルBやプルJなんて、私よりトレーニング量多いもの。その分筋肉質よね♪」
B・J「「筋肉質言うな!!」」
B「だっ大体こんな閉鎖空間でトレーニングを怠ってみろ!太るじゃないか!!」
D「太るほど食べ物あまってないじゃん…」
K「でも、毎日おやつも出ているわ」
J「みんな…無重力下での筋力維持という発想は……」
それにしてもさー、とプルGは自分のささやかなふくらみを見下ろしてぼやいた。
G「胸だけ太るってできないかなー?おっきい方がいいな、こう、ボーンと」
F(ボーン……その場合、"太る"って語弊じゃないかしら)
K「えっと、牛乳を飲む?」
L「にぼし食べるとか」
D「そりゃ背の伸ばし方だろ!」
絶妙なプルDのツッコミをよそに、自然と目線が下にいく乙女がまた一人。
J「……大佐は。大佐は大きい方が好きなの、かな?」
F(こそこそ)『逆じゃないの?あれでしょう、ツルぺたの方がいいんじゃなくて?』
K(ひそひそ)『プルF、あなたどこでそんな言葉を…』
L(つられて)『ツルぺたってなぁにー?』
F「それはね、シャアが変態だって意(モガモガ」
K「およしなさい!」
プルKの口封じにより、幸いにもツルぺたの意味はプルLには伝わらなかった。
B「とにかく!なんでプルGはバスト大きくしたいのさ?」
まだ怒りが冷めやまぬのか、プルBの語気は荒いままだ。
G「だってカッコいいじゃん。その方がセクシーな服とか、似合うしさぁ」
「「「プルGがセクシー!!?」」」
本日何度目かの合唱が響く。それも本日一番の驚愕をともなって。
F「人って自分にない要素に憧れるものなのよね……」
大変失礼なその呟きは、しかしその場にいる全員の気持ちを代弁していた。
G「何だよお!見てくれならみんな変わらないくせにっ。5年後覚えてろ━━━━━━━━━━━!!」
B「だから。それがわかってるなら、プルGだけ不自然に巨乳になるなんてありえないだろうに…」
F「そうよね。プルGがセクシーっていうなら私の方が…」
D「つか5年後って15歳?ビミョ〜」
G「キ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!」
ヒートアップするプルGの後ろには、「大人の大佐に振り向いてもらうには、やはり大人っぽい方が!?」と自らの未成熟な身体を眺めるプルJと、「もう!教えてくれないならいいもん。後でアムロに聞ーこうっと」とツルぺたについて思いをはせるプルLがいた。
後日アクシズでは。
L「ねえアムロ。ツルぺたってなぁに?」
好奇心にきらきらと光る瞳で見上げられ、アムロはフリーズした。
オシベとメシベについて説明する羽目になっても、これほど動揺はすまい!
彼はそう天を仰いだという。
そして、またもや理由もわからぬままスマキにされ、吊るされた元総帥の恨みの声が長く長くアクシズに木霊したともいう。
微エチーなネタで失礼しました。
プルG話にしようと思ってたのに単にプルばっかの話になった罠。
それにしてもシャア板連続投稿規制厳しくなった?
168 :
:03/04/11 22:56 ID:???
乙であります!
アムロはみんなの服を作ってるから、それぞれのサイズも把握してるかもしれん。
役得?
170 :
:03/04/12 01:06 ID:???
こういうのは個人差が大きいので。
早い子なら10〜11才頃から必要になる場合もあります。
>170
バスト変えたいって思い始めるのが13歳からが多いって話やね。169は。
172 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/13 02:21 ID:5S+FkdNA
静かになったな……ここも
174 :
ageてみます:03/04/13 23:50 ID:TVXoKkPy
>166
>大人の大佐に振り向いてもらうには、やはり大人っぽい方が!?
「セクシーな服」をせがまれ、フリーズするママ…
しかし、成長期の子供の服を手作りしなくてはいけないとはアムロも大変だな。
そういえばシャアやアムロの服もやっぱり作ってるんだよね?
シャアのサイズを測ってシャツとかズボンとか作るアムロ…
お互い複雑な心境だろうなあ。
ミシンあるのかな?
14人分もママ一人で手縫いは辛いぞ。
ミシンどころかレース編み機も自作してたんじゃなかった?
流石アムロママ。
大人サイズならアクシズに在庫がないだろうか?
微妙な年齢のサイズはないだろうが。
「微妙な年齢」の主語はシャアだと即断し、あまつさえ
そうか35才は微妙かもと納得してしまった俺。
すまん、プルたちのことだよな、ほんとは。
>微妙な年齢
自分がプルぐらいの頃のことを思い出して一つ疑問が。
初潮を迎えたらどう説明するつもりだアムロママ!
便宜上のママなわけだが、やはりその役目はアムロにまわってくるのか。
しかしもう一人はシャア。選択肢が…
今度はやけに騒がしくなったな
必然的に大き目というかゆったり目というか、ダボダボ服が多そうなヨカーン>プル達の服
いや、すぐ大きくなるからって、親にサイズ大きめの服買われたりしなかった?
しかしレースもフリルも自作して頑張ってんだったか。
ま さ か の 時 の
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(D ノ|ノ)从 ) .(F ノ|ノ)从 ) .(A ノ|ノ)从 )
‖*`∀´ノ ‖*´ー`ノ ‖*^∀^ノ
丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ 丿~ † ~ヾ
ん 八 ) ん 人 ) ん 人 ) ←ダボダボ服
んU〜Uゝ んU〜Uゝ .んU〜Uゝ
ア ク シ ズ 弾 劾 裁 判!
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ ゚ー゚ノ ←自分の服には無頓着
/,/___( つ
(((((( ,/)
しし'
久し振りに覗いたら微妙に賑わってるなー。良い事だ。
なんか俺等ってアムロ&シャア、プルズの生活を
ほのぼのヲチしてるアクシズの亡霊って感じだな。
なんつったりして。
それにしても職人さん、保守してくれてる住人の皆様乙です。
>>183をみて、スモッグ着て並んでるプルズの絵が浮かんでな、
ひょうきん絵描き歌うたいだしたんだよ。
古いなー自分。
186 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/14 23:03 ID:LFk29Tv4
>>185 そうか。俺はドリフの合唱団を思い出すよ。
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(A ノ|ノ)从) (Bノ|ノ)从) (C ノ|ノ)从) (D ノ|ノ)从) (E ノ|ノ)从) .(F ノ|ノ)从)
‖*^∀^ノ ‖*`∀´ノ ‖*‘∀‘ノ ‖*`∀´ノ ‖ *゚ー゚ノ ‖*´ー`ノ
丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ ,丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ
ん ) ん ) ん ) ん ) .ん ) ん )
(~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒)
"∪"∪" . "∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" ,"∪"∪"
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(G ノ|ノ)从) (Hノ|ノ)从) ( I ノ|ノ)从) (J ノ|ノ)从) (K ノ|ノ)从) (L
ノ|ノ)从)
‖*^∇^ノ ‖*´∀`ノ ‖*`ー´ノ ‖*‘ O‘ノ ‖*´ ワ`ノ ‖*’ー’ノ
丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ
ん ) ん ) ん ) ん ) ん ) ん )
(~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒)
"∪"∪" ,"∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" ,"∪"∪" "∪"∪"
188 :
187:03/04/14 23:45 ID:???
ずれて欝。
189 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/15 23:24 ID:C5ie9jA1
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(A ノ|ノ)从) (Bノ|ノ)从) (C ノ|ノ)从) (D ノ|ノ)从) (E ノ|ノ)从) .(F ノ|ノ)从)
‖*^∀^ノ ‖*`∀´ノ ‖*‘∀‘ノ ‖*`∀´ノ ‖ *゚ー゚ノ ‖*´ー`ノ
丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ ,丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ
ん ) ん ) ん ) ん ) .ん ) ん )
(~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒)
"∪"∪" . "∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" ,"∪"∪"
⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ ⌒⌒ヽ
(G ノ|ノ)从) (Hノ|ノ)从) ( I ノ|ノ)从) (J ノ|ノ)从) (K ノ|ノ)从) (L ノ|ノ)从)
‖*^∇^ノ ‖*´∀`ノ ‖*`ー´ノ ‖*‘ O‘ノ ‖*´ ワ`ノ ‖*’ー’ノ
丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ 丿~, ~ヾ
ん ) ん ) ん ) ん ) ん ) ん )
(~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒) (~⌒)⌒)
"∪"∪" ,"∪"∪" "∪"∪" "∪"∪" ,"∪"∪" "∪"∪"
>>185 >>187 どちらもまた懐かすぃネタを・・・・・
ちなみに自分は「8時だョ、全員集合!!」を見てますたが(w
191 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/16 18:25 ID:188glRh1
そういや今度のスパロボでは小隊が組めるらしいな。
アムロとプル二人でNT小隊つくれる。シャアは敵らしいけど。
今度のスパロボって
第二次スパロボα?
かいたいな。
寂れた……。まあ、しょうがないね。
初代スレは皆でアイデアを出し合って盛り上げたけど
もう新しい流れにもなりそうにない。
前スレラストに綺麗に完結してるバージョンがあるのでちょっと救いかな、と。
>>191 小隊名は「漂流親子」だな。
195 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/18 00:49 ID:y77F4nhL
このまま圧縮されるのも心残りではある。保守しておこう。
プルDが主役の話は、やはり難しいか?
前スレ見たかったなぁ・・・どんな風に完結したんだろう・・・?
>>197 激しく感謝します、どうもありがとうございます。
まったくシャアといえば私が幼女だったころは
美形の代名詞だったというのに……
なんだ今のこの板での扱いはw
>199
言われてみれば、あの頃は美形ライバルの筆頭に上がっていたものだが。
しかし今Zや逆シャアをを見直すと、へたれにしか見えないんだよなコレが。
ジャブロー攻略戦以降は、あまりライバルっぽくなかった。
ララァにまで「邪魔です!」と言われるほどだものな・・・・・・
でも「いい女になるのだな」とか言ってた頃は格好良かったぜ?w
保守
204 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/19 02:19 ID:yq6vucbR
総スレ数が600を超えてるので、圧縮を避ける意味でも保守はsageないでしたほうがいいよ。
新らしい住人が増えるかもしれないしね。
ジャブロー以降からヘタレの兆候が
もはや躊躇無くシャアはダメ男
>206
おおすごい!
しかしなんでプルL?他のプルかもしれないのに
と思ったが、お父さんを抱えてるのね。納得。
209 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/19 21:52 ID:Fe3JQO1h
カメラを使ったネタで、『親ばかアムロ』とか出来そう……
210 :
山崎渉:03/04/19 22:51 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
///////////////////
////
//// ,r'⌒⌒⌒'、
//// ( ミ""メ""ミ )
//// ヾ ▼∀▼ノ 私がいくらでも撮ってやるぞ
//// / ヽ¥ /ヽ
//// つ[○]⊂)
シャワーのロッカーの中で何やってる!
\
r'⌒⌒^'、 \
( rνyy'ソ \\
ヾ ゚ー゚ノ | |
V ( ) | |
/ / 人 [○]
ヽ/ < >⌒⌒ヽ ∩
△/ //(V#"メ"""ミ) /
▽ν ▽ 彡 ヾ▼Д▼ノ /
△ 鎚△ ¥ /
▽
212 :
山崎渉:03/04/20 00:17 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
213 :
山崎渉:03/04/20 02:02 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
214 :
山崎渉:03/04/20 07:05 ID:???
(^^)
215 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/20 08:48 ID:A6zJbvSh
保守
216 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/20 23:38 ID:ZFVzVhYK
職人さんカモン
>>206 実際のところは、初代のエルピー・プルがアーガマにいる時にネコ型枕を愛用してたんだな。
保守
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
220 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/21 15:20 ID:w/7QVGz6
出番を待ってます
_
ミ ∠_)
/
/ \\
ウイーン Γ/了 | |
ウイーン |.@| | |
| / |
|/ |
_/ | //
(_フ彡
「……アムロ」
電気配線の点検作業をしていたアムロが、自分を呼ぶ声に手を止めて振り向く。
そこにはプルCとE、そしてGの三人が立っていた。
Cはフリルやレースの付いた黒色のスカート姿。
Eは薄手の白いワンピース。Cのとは打って変わってシンプルそのもの。
Gは上はTシャツにタンクトップの重ね着、下はショートパンツ姿。
それぞれの好みにあった服装だ。
「おれを呼んだのはプルEかい? ビデオだったら、この作業が終わってからでいいかな?」
何も言わず立っている三人を見たアムロは、違和感を覚えた。
目の前にいるのは確かにCとEとGのはずだが、なにか違う。
戸惑いの表情を浮かべるアムロを見て、笑顔を浮かべているプルG。
ようやくアムロは違和感の正体に気付いた。
「なんだ。服を交換したのか」
「やっぱり分かった?」
「Gの服を着ているのはCだね。EはCの服をきているのか……。
さっきEの真似をしたのはGかい?」
「似てたっしょ? けっこう練習したんだよ」
得意気な顔のG。
「背中を向けてなくても間違えたかもしれないな。
それにしてもスカート姿も似合ってるじゃないか、プルG」
「やっぱりさ、足元がスース―して寒いよ。いつものズボンのほうがいいや」
「そうかなー、ズボンの方が体に密着してて、動きづらい気がするけど」
プルCはGは着なれない服に戸惑いを感じているようだが、Eはまんざらでもなさそうだ。
「……わたしは別にこれでもいい」
「本当に!? じゃあ、わたしの貸してあげる!」
あまりに少女趣味すぎる服装をからかわれることも多いプルCが、仲間を見つけたとばかりに目を輝かせる。
「どうした。こんなところで立ち話とはめずらしいな」
「……シャア」
すぐさまEの振りをするプルG。
完璧になりきっている。さすがに練習したと自慢するだけのことはあるとアムロは思う。
シャアはいつ判るかと興味を持ったアムロは、黙って様子をみることにした。
「? どうしてGがEの服を着ている。心境の変化か?」
アムロの予想を裏切り、あっけなく見破るシャア。
「な、なんで分かったの!?」
演技を忘れるほど驚くプルG。他の三人も同様に驚きを隠せない。
「分かってはいけなかったのか?」
「そういうわけじゃないけど……。アムロだって、すぐには判らなかったのに」
――アムロには判らなかった。Gの言葉はシャアの自尊心を満足させるに充分だった。
「どこで判ったの?」
感心した様子でCが尋ねる。
クローンとはいえ、外見上多少の差異はある。シャアはそれを見分けることに長けていた。
さらにプルたちの何気ない仕草を見ぬくことにより、12人のプルを完璧に見分けることができた。
そんな彼にとって、Eの振りをしているGを見ぬくのは容易いことだった。
(普通に種明かしをしてもいいが、それでは面白くない)
そう考えたシャアは、昔場末のバーで言った台詞を思い出した。
「……匂いだな。Gの格好をしているのはプルCだな」
完璧に決まった。皆も私を見る目も変わるとシャアは思った。だが……
223 :
賢者の眼(3/3):03/04/21 22:18 ID:zK/EEGkl
「え? わたし、毎日ちゃんと洗ってるもん……」
泣きそうな顔でプルCが、自分の匂いを確認する。
「最っ低だな! 感心したあたしが馬鹿だったよ!」
怒り出すG。Eも眉をひそめている。
シャアは予想外の事態に困惑する。
「い、いや。そういう意味では……」
「二人とも、あっち行こ! 全く、気持ち悪い!」
シャアの弁解も聞かず、歩き出すG。Cもそれに続く。
こんなはずではなかったと肩を落とすシャアを、Eが見上げる。
Eには真意が伝わったかと、期待を込めた視線を向けるシャア。
「……変態」
走り去るEの背中を、シャアは呆然と見ることしかできない。
「女の子にむかって、匂いはなかったな」
工具を片付けながらアムロが呟いた。
「しばらくは口を聞いてもらえないぞ」
「なんてことだ……」
ふらふらとその場を去って行くシャアを見て、さすがに可哀想に思うアムロだったが、
後日香水が欲しいとプルたちにせがまれることになるとは夢にも思わなかった。
224 :
賢者の眼(あとがき):03/04/21 22:25 ID:zK/EEGkl
また格好悪いシャアになってしまった。
次の作品こそ、大人の魅力溢れるシャアを……書きたい。
今回は三点リーダーを使ってみたけど、やっぱりこっちのほうが
読みやすいね。
>>221-224 乙です!
シャアもいらん一言いわなければ尊敬の眼差しを受けられたのでしょうが、
詰めが甘いですな。
シャアは発想がデフォで変態臭いじゃなかろかw
>>225 まあ本編でも、有能なのに詰めの甘さでしっぺ返し(主にアムロに)を食らってばかりでしたからな。
r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
,ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
>>225-227 まあ、それが大佐のいいところでも有りますし(笑
つーか、かっこいいシャアを望む人はいても、まともなシャアを望む人は少ないと思われ(笑
>228
アンタ、ちょっとヒドイよ!(ワラ
保守
>>231 おねえ座り?「_| ̄|●」かと思ってた。
「白色夜叉」作・プルK
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ ゚∀゚ノ 来年の今月今夜のこの木星を俺の涙で曇らせてみせる。
ノヽ~ノヽ
ん | )
.丿 人(⌒)
(ノ ' ミ r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
このスレの保守が習慣になってきてる
234 :
231:03/04/23 19:01 ID:???
うわ。
俺も金色夜叉のお宮に見えてたんだよ。
アムロが蹴ったおしてるAA作ろうと思って断念してたんだよ。シンクロニシティ!!
235 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/23 19:44 ID:/yFseuUe
プルたちをEとかHって略すのって、プルツーをツーっていうみたいでおかしい気もする
236 :
通常の初心者の3倍:03/04/23 19:51 ID:3LyOpSK7
シャアってなんで仮面つけてるんですか?
237 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/23 19:53 ID:/JM5Y51X
>236
忍者だからさ
保守
240 :
:03/04/24 17:04 ID:???
アクシズニンポー カエングルマー
キモヲ ヒヤスナァーッ !
r' ⌒ ⌒';、 =−
バチ ☆ ζ,λ,ノハλ) /j ≡=-
.A }▼∀▼ // =−-
. ∩⊂ニノ i ≡==-
ヘヘ 〜ン ___ //,
Γ凶 ガ ̄( ポ _`)ニニ)ニニ)ニニ)王= ´ ボゥン ボゥン
/`_`/ ̄`::ウ ̄::ウ ̄\ ヽ\`
└ (C└(Cー─(リー─(C┘ ≡=-
241 :
240:03/04/24 17:05 ID:???
しまったズレた…
何がしたいんだ総帥…
エクソダスしたいんじゃないか?
r'⌒`⌒\ ________________
ζメ )イy | (
⌒⌒ヽ
∠▼=ミ | 。 o O ( 何故プルLはこの猫?のぬいぐるみを
(Lノ|ノ)从,∧ ∧ ヒ イww人 ( 「オトウサン」と呼んでいるのか…?
‖*´∀(▼∀▼) E彡 ヽ. (_________________
( つ >〜 、_ソ ) ヽ
,r'⌒⌒⌒'、
ζλノメ'ソyλ 他のプル達に聞いたら、何故か変態扱いされた…。
ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
246 :
245:03/04/26 23:37 ID:???
ずれたので、修正版です。
r'⌒`⌒\ ________________
ζメ )イy | (
⌒⌒ヽ ∠▼=ミ | 。 o O ( 何故プルLはこの猫?のぬいぐるみを
(Lノ|ノ)从,∧ ∧ ヒ イww人 ( 「オトウサン」と呼んでいるのか…?
‖*´∀(▼∀▼) E彡 ヽ. (_________________
( つ >〜 、_ソ ) ヽ
,r'⌒⌒⌒'、
ζλノメ'ソyλ 他のプル達に聞いたら、何故か変態扱いされた…。
ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
本当になんでお父さんなんだろう?
しかしこのAAは初期のマウントでぼこられるシャアに続いてヒットだ。
総帥似合いすぎw
r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
,ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
はじめにオトウサンてつけた職人さんはまだいるんだろうか…
総帥の醜態の数々w
|| ||
γ⌒||⌒ヽ r'⌒⌒⌒'、
│ ミ || )……. (ミ,""メ""、ミ)ショボーン
(▼ソ || ミ丿 ヽ▼ω▼ノ
ミ≡≡≡j ミ≡≡≡j
ミ≡≡≡j ミ≡≡≡j
ミ≡≡≡j ミ≡≡≡j
ヽ)ヽ) (/(/
丶 r'⌒⌒^'、
ヽ\\ヽ(m#νy'ソ/m)//
\ (m ヽ(#゚ー゚ノ/m)/
丶\(m\ m)//
(m\(m (m m)/
( (m /ノハλ)
ミヘ丿 ∩#∀▼||l
(ヽ_ノゝ __ノ
>>248 いるよ。ここも前に比べると、大分寂しくなったね。
「おとうさん」の元ネタはある漫画にでてきた「あれ」です。以前は2chでもAAでよく見かけた。
こんなに赤いのに、プルLは「おとうさん」と呼ぶ……
251 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/28 21:15 ID:V/I03g+a
シャア『スパムを食べるんだ』
L『うん、スパムは好きだよ』
シ『好きとか嫌いとかはいい。スパムを食べるんだ』(淡々)
H・J 。o○「たまにシャア(少佐)って、口調がかわるのよね。何故(かしら)?」
とかれんそーしちまったyo!
___ _
∠|_|_|_|_\
| L_|
| ___ メ ___ L__| ジーク・ジオン!
∩ i´●`> <´●`> |
| | |  ̄、_,、_,  ̄ |
. | | | !.ノ |
\ \| |
\| |
| | |
| | |
.| | |
| l ∪
| /
\ ./
保守
L「サンタさんは、おとうさんなんですよ〜」
赤くて、通常の三倍の速さで飛んで、お金は国(サイド3)から出させて……
妙に納得しちまったじゃないか。
256 :
248:03/04/30 22:45 ID:???
>>250 Σ(゚д゚ )ハッ!
言われてみれば━━!!
といいつつその2chのAAくらいでしか元ネタ知らないや(w
移転完了! アクシズは落ちずにまだまだ木星への旅を続けま〜す♪
258 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/02 00:20 ID:Z9emCBB7
移転そうそうDAT落ちは洒落にならん
びっくりしたー。更新しようと思ったらエラーになって落ちたのかとオモタよ…。
あって良かった…(´Д⊂職人さんカムバック!!
問題です。
これからシャア、アムロ、プルズの14人を脱出用ランチに乗せます。
しかし、小型ボートは一台しかなく、しかも2人しか乗れません。
そして小型ボートを動かせるのはシャア、アムロ、訓練済みのプルJ、ハロがついているプルEだけです。
しかも、シャアは他のボートを動かせる3人とプルHがいないと、残りのプルをさらってしまいます。
またシャアの見張りをアムロだけにすると、用事そっちのけで殴り合いを始めてしまいます。
最低何回で、14人全員が無事にアクシズからランチに乗り移れるでしょうか?
r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
,ヾ∩Д▼ノ ゼンゼンワカラン
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
>260
下から三行目の条件がいまいちはっきりしないなぁ……
「ボートを動かせるシャア以外の3人のうちの一人」と「プルH」が両方必要なのか? それとも4人中1人でいいのか?
それにシャア+プルで乗せた場合はどうなるよ?
>1
いまさらだが、逆シャア時のシャアの設定年齢は34歳ですがね
266 :
260:03/05/03 13:39 ID:???
>>262 条件1:ボートは二人乗り、動かせるのはシャア、アムロ、プルJ、プルEwithハロのみ。
条件2:両岸(アクシズ・ランチ)で、アムロ、プルJ、プルEwithハロ、プルHのどれか一人が一緒にいなければ、
シャアは他のプルをさらっていってしまう。
条件3:シャアとアムロを二人きりにすると、殴り合いになってしまう。
条件4:ボートでの移動中は条件2・3は適用されない。
⌒⌒ヽ
(Aノ|ノ)从)
‖ *^∀ノ 「おやつは荷物に入りますか?」 ポケットに入るだけにしてください。
⌒⌒ヽ
(L ノ|ノ)从)∧ ∧
‖ Tдノ▼∀▼) 「お父さんは連れて行っちゃ駄目ですか?」 セットで勘定に入ってます。
⌒⌒ヽ
( I ノ|ノ)从)
‖ Vーノ 「燃料はどうするのか?」 あるから余計な心配は無用です。
条件5:単に「宣教師と人食い人種の問題」をネタにしただけなので、答えがあるかは保証出来ない。ゴメンヨ
>>264 >>6を参照。初代スレでもその突っ込みされてたな。
あの時は33歳だったけど。
268 :
通常の名無しさんの3倍:03/05/05 13:58 ID:A1ujahQ9
やっと入れたよ〜(´Д⊂
クイズわっかんねーよー(´Д⊂
>266
……条件甘すぎw
狼役のシャアの「押さえ役」や、「船頭役」が多いから、あんまし考えなくても普通に動かせば事足りる。
プルJをシャアの監視役に任命、プルEwithハロを船頭役に任命。(それぞれ専任してもらう!)
最初にプルJを送る→シャアを送る→後は適当に一人ずつ送る。
「船頭」以外の「客」が13人、一往復で届けられるのが一名。最後の一人の運搬時はアクシズに帰る必要なし。
よって、13×2−1=25回。
……もう少し条件厳しくした方がいいかも。
条件1:ボートは二人乗り、動かせるのはシャア、アムロ、プルJのみ(プルEwithハロは不可)
条件2:両岸(アクシズ・ランチ)で、アムロ、プルJ、プルEwithハロ、プルHのうち『二人以上』が一緒にいなければ、
シャアは他のプルをさらっていってしまう
条件3:シャアとアムロが同じ場所にいる場合、『プルが5人以上同じ場所にいないと』殴り合いを止められない。
条件4:ボートでの移動中は条件2は適用されない。(条件3は適用!)
……てのはどうだ。ま、回数自体は変化ないけどw
>269
……訂正。回数に変化あり。……さてどうなるでしょう?w
>270
……さらに訂正。なんだ、元のままでいいんじゃん(爆
……こういうの、もっと考えてから出題しなきゃダメだなw
>269-271
乙。あと、アムロの場合は二人きりだとなぐりあい宇宙と設定されてるけど、
プルJ、プルEwithハロ、プルHはシャアと二人きりの場合はさらわれるのかどうか。
保守
274 :
269:03/05/08 12:31 ID:???
>272
この「改良問題」ではさらわれてしまいます。ただし、ボート上ではその心配なし。
(ボートだけで逃げても、酸素とかが持たないだろうことはダメオヤジでも理解できるからねw)
保守
いかん、保守が続いてしまう
⌒⌒ヽ
(Gノ|ノ)从)「孤島に2本足と3本足が合計14人いて、足の数が合計54本だとすると、
‖ *`∀ノ 2本足と3本足はそれぞれ何人だ?」
⌒⌒ヽ
( I ノ|ノ)从)
‖ Vーノ 「3本足って……」
>>277 r'⌒⌒⌒'、
( ミ゛゛゛゛メ゛ソ
ヾ▼∀▼ノつ <足が多すぎるぞ、プルGよ。
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ
ヾ ゚∀゚ノ / 「プルGは算数ドリルの課題を追加だな」
/ ) V (つ
r'⌒⌒⌒ヽ
( ミ゛゛メ゛゛゛ソ
ヾ▼д▼ノ (そんなものまでアクシズにあるというのか、アムロ)
CDAでハニャーンがやってた学習プログラムと見た
保守
移転を祝して保守
いやー、行方不明になってたけど無事移転されて良かった…危なかった(ノД`)
移転できたのか。てっきり消失したものとばかり思ってたよ。
>283-284
ダメオヤジの往生際の悪さを甘く見るなよw
いや、夜勤氏にも忘れられてたから進言したんだよ…復活してくれるように。
一度行方不明になって、
また姿を現すあたりがなんとも。
>286
おお。俺も移転希望出した一人だ。自分以外にもいたんだな。
諦めの悪さではアムロもシャアに負けてないしなw
移転希望出して、dat落ちしてもらって移転待ちして移転待ちして・・・。
終了と共に他のスレが移転してきた中このスレは行方知れずのまま
放置されていて、ついに「移転されてません」と言うに至ったこのスレ。
マジで諦め悪いな、住人含めて(w
良かったよぉぉぉ・゚つД`)゚・。ブラウザでエラー出てたから移転のドサクサで
アクシズ陥落かとオモタ…。
アクシズを押し上げた名無しのジェガン乗りとギラドーガ乗りの諸君に敬礼!
r'⌒⌒⌒'、 r'⌒⌒^'、
(ミ"""メ""ミ) ( rνyy'ソ
ヽ▼∀▼ノゝ ヾ ゚ー゚ノゝ
(゚д゚)ゝビシィッ!!
(゚д゚)ゝビシィッ!!
すまん…。
全盛期の職人さん達はどこへ行ってしまったんだろう…。
七資産もいなくなっちまったしなー。
前スレが綺麗に終ったから、満足しちゃった人も多いかも。
(´-`)。oO(ひと月ほど前、ネタを作っていたら
>>221-223と少し内容がかぶってた…)
(´-`)。oO(練り直しているんだが、忙しくてなかなか進まない…)
(´-`)。oO(そのうちうpできるといいのだが…)
いるよー
各プルの話を細々と書いてた者だけどプルDの話を書こうとして止まってるよー
ネタがマンネリかなーって感じで。
絵にしてみたりAAでつないでみたり。
またーりお待ちしてます。
移転に手間取って行方不明になるのもこのスレらしい
「おやすみ」
全員がベッドに入ったことを確認したアムロが、電気を消して部屋を出ていく。もちろん、灯りが消えたくらいで眠るプルたちではない。
暗闇のなかで他愛の無いおしゃべりが始まる。
「そういえば最近のアムロ、なんだかやつれたみたい」
何気ないプルAの一言。それが今回の騒動の始まりだった。
「しょうがないわ。毎日の雑務に加えて、ガンダムとサザビーの再設計までやっているんだから」
部屋の隅からプルHの声がする。
「少しは手を抜けばいいのにな」
「馬鹿だな、G。アムロが手を抜いたら、わたしたちなんかすぐにあの世行きだよ」
「Dはそう言うけどさ、働きすぎで倒れたら結局おなじことじゃん」
プルGの言葉に皆黙り込む。以前、アムロが過労で倒れたことを思い出したのだ。
「でも、もうわたしたちに手伝えることはないよ」
プルLの言うとおりだった。
あの事件の後、日常作業はアクシズの皆で分担することになり、今アムロが担当している作業は他の者が
代われるたぐいのものではなかった。
「モビルスーツの再設計を後回しにするわけにはいかないのかしら?」
「無理だな。モビルスーツ無しでは、アクシズ外部の作業は不可能に近い」
プルFの提案を一蹴するプルI。
「プチモビがあるじゃない」
「あの大きさでは出来ることが限られる。いざという時のためにも、モビルスーツは欠かせない」
「そう・・・・・・そうよね」
再び部屋に沈黙が訪れる。
「代わりにさ、アムロに元気になってもらうのはどうかな!」
名案とばかりに右手のひとさし指を立てるプルC。もっとも暗闇の中でだれも確認できるものはいなかったが。
「元気? どうやって?」
プルBが尋ねる。具体的アイデアまで浮かんでいなかったプルCは、うなだれて指を折りたたむ。
「Aの食べる分を減らして、アムロに分けてあげるっていうのはどうだ?」
「えー、だったらGが自分のをわけてあげればいーじゃん」
「あたしは育ち盛りだから」
「そんなのわたしだって同じだよ!」
「滋養をつけるのは悪くない考えだが……」
考え込むプルI。だがなかなか良いアイデアは浮かばない。代わりに案を出したのはプルEだった。
「・・・・・・栄養ドリンクを作る」
「それだ!」
「悪くない」
自分たちにも実現可能なアイデアに、次々と感嘆の声があがる。
「試してみる価値はあるわね。さっそく明日から材料を集めてみましょう」
最後にプルKがまとめ、ささやかな会議が終わる。
プルたちは、それぞれ栄養のありそうなものを思い浮かべながら眠りについた。
「これは・・・・・凄いもの出来ちゃったな・・・・・・」
数日後、ようやく完成した特製栄養ドリンクを見て、プルDが言った。
その響きに完成の喜びは無い。むしろありえないものを見たという感じだ。
「やっちゃったね・・・・・・」
プルAが同意する。視線の先にある液体は毒々しいばかりの赤色をしており、なおかつ透明性が全く無い。
見るからに高濃度の毒といった感じがする。無臭なのが、さらに不気味だ。
「だ・・・・・・誰か、試しに飲んでみろよ」
引きつった笑いを浮かべながら、呟くプルG。もちろん手を出すものがいる筈も無い。
原材料は何の問題も無かったはず。それがプルたちの共通した思いだった。
毎日の食事から密かに取っておいた栄養のありそうなものと、パイロット用の救急セットから栄養アンプル。
それといくつかの薬を混ぜただけのはずだ。それが何故こんなことに!?
液体を囲み無言になるプルたち。
そんな重苦しい雰囲気を破ったのは、この場に似つかわしくないほど明るい男の声だった。
「全員そろっているとは珍しいな。なんの相談だ?」
「あ、大佐。アムロが最近疲れてるみたいだから栄養ドリンク作ってみたんですけど……」
「いい心がけだ。私もアムロのことは気になっているのだが、モビルスーツの設計などしたこともないのでな。
設計図さえ完成すれば、いくらでも手伝うことは出来るのだが」
シャアが現れても、どことなく浮かない表情のプルJ。液体の処分をどうすればいいのか考えているのだろう。
しかし彼女が名案を思いつく前に、プルDがプルJ以外の誰もがふと思い、それでも躊躇していたある考えを実行に移した。
「シャア! 試し飲みしてみない?」
「いいのか?」
プルGに差し出されたグラスを受け取るシャア。液体を見て一瞬眉をひそめるが、プルたちが心をこめて作った
栄養ドリンクだと思い直し、笑顔を浮かべる。
試飲しようとするシャアを止めようとしたプルJだが、その口をプルBの手にふさがれる。
一同の期待と恐怖の視線を一身に受けたシャアは、疑問に思いながらも液体を一気に飲み干す。
「どう?」
おそるおそるといった様子でプルCが尋ねる。
「・・・・・・苦い。それにどろりとしていて、喉越しも悪いな。まあ栄養剤なのだから仕方なかろう」
「か・・・体の具合はどうですか!」
ようやくプルBを振りほどいたプルJが声をあげる。
「特に変わりはない。即効性のある栄養剤だったのか?」
安堵の息をつくプルJ。そんな彼女の様子をシャアは不思議そうに見ている。
304 :
D作戦・調合編(5/5):03/05/17 00:59 ID:WBgJa2Wf
「ところで全部飲んでしまったようだが良かったのか? アムロのための栄養剤だったのだろう?」
「平気、平気! ちゃんとレシピは残ってるから。それにシャアにも元気でいてもらいたいしさ!」
問題は無いとばかりに、プルGが手を振る。
「ならいいのだが。では、アムロのことをよろしく頼む」
『シャアにも元気でいてもらいたい』の言葉に気を良くしたシャアが、上機嫌で部屋を出てゆく。
「成功みたいだね」
のんきなプルLの言葉に、プルJが怒り出す。
「もし大佐が死んじゃったらどうするつもりだったのよ!」
「まあまあ結果オーライってことで」
プルJの思わぬ剣幕に泣きそうになるプルLを、プルDがかばう。
そのとき廊下から何かが倒れる音が聞こえてきた。
「失敗・・・・・・だったみたいね」
プルHが冷たく言い放つ。その言葉を最後まで聞かずに、プルJは部屋を飛び出す。
「大佐ぁ! しっかりしてください!」
プルJに抱き起こされるシャアを遠くから見ながらプルGが言った。
「シャアには悪いことしちゃったな。まあこの教訓を無駄にはしないさ」
彼女たちが満足するまで、この危険な実験は終わることは無いようだった。
ワロタ(w
某SRWの栄養ドリンクネタでつか?(w
>>305 む、俺は知らんので、その元ネタの仔細を教えてくれい。
307 :
305:03/05/17 08:38 ID:???
>>306 む。スマンカッタ。
マジレスすると、第2次αに出てるスーパー系女主人公が健康マニアで、
トンデモな栄養ドリンクを造って周囲に勧めまくるっつーネタがあるんですわ。
>>305 プルDは「ふぁいとおおお・・・いっぱつううううう」
とかいいそうだなw
ところでプルC〜Eはやはり変形するのか?
プルFは改名しそうだがww
職人さん乙です!
プルの手作りドリンク…自分も飲んでみたい!しかしシャアは相変わらずヘタレ。
アムロママがんがれ!木星に着くその日まで…!
結局アムロの負担を増やしちゃうプルズがすてきw
職人さん乙でつ。
あの事件から数日後。いつもと変わらない夕食が終わる。
「アムロ。私たちからのプレゼントです」
プルKがテーブルの上に、透明の液体の入ったビンとグラスを置く。
「最近疲れてるみたいだからさ、元気になってもらおうと私たちで特製ドリンクをつくったんだ」
そう言ってプルDが胸をはる。
「よせ、アムロ。酷い目にあうぞ」
それを見たシャアは露骨に顔をしかめる。幸いにも、あの後すぐに意識を取り戻したが、プルJから事情を
聞いたシャアには、どれほど安全そうに見えてもただの毒にしか思えない。
「ごめんね、シャア。今度は大丈夫! お礼にシャアにも分けてあげるね」
両手を合わせて謝るプルL。
「原材料を厳選した。また濃度も極端に薄めてある。なにより今度は私たち自身で試したから問題は無い。
だからシャアも安心して飲んでほしい」
そう言ってプルIがシャアに頭を下げる。続いて他のプルたちもそれに倣う。
「もういい。だが私は遠慮するよ」
かしこまったプルたちの態度にシャアが苦笑する。訳がわからないといった様子でシャアとプルたちのやりとりを聞いていたアムロが、ようやく口を開く。
「いま飲んで良いのかい?」
「当然!」
プルGが頭を上げ、元気に答える。
「じゃあ、遠慮なく」
アムロはグラスに栄養ドリンクを注ぐ。全員の注目を浴びながら、アムロは液体を口にする。
心配そうに見ていたシャアが尋ねる。
「どうだ?」
ほとんど水のように見える液体を、再びグラスに注ぐアムロ。
「・・・・・・いけるぞ。ほんのり甘い。お前もどうだ」
グラスを勧められたシャアは手でそれを制す。
もったいないといった顔でアムロはそれを飲み干し、さらに注ぎ足す。
シャアとプルたちが見ている前で、アムロは特製ドリンクを飲みつづける。すでにビンの残りは半分ほどになっている。
「おい、いい加減にしたらどうだ」
あまりの勢いに不安になったシャアが止めに入る。
「一口飲むたびにアイデアが次々と溢れてくるようだ・・・・・・。感覚もシャープになってきている。今まで味わったことのない感覚・・・・・・第七感とでもいったらいいのか。お前も飲んでみろ!」
「いや、私は遠慮しておくと・・・・・・」
「いいから飲め!」
アムロはシャアのあごを押さえ、無理やりビンを口に入れる。
「お前も目覚めるんだ! セブンセンシズに!」
アムロの目には狂気の光が点っている。シャアは激しく抵抗するが、無常にも特製ドリンクは全て喉を通過してしまう。
ビンの空になったことを確認したアムロは、ようやくシャアを解放する。白目をむいて、椅子に倒れこむシャア。
プルたちは突然の展開に驚き、ただ呆然と見ているだけだ。
その横を、何かを呟きながらアムロが通り過ぎていく。
「これはどういうことだ?」
プルDがようやく口を開く。
「判らない。また失敗だったのか?」
そう言ってプルIが首を横に振る。
「そういえばアムロなんか言ってたよね。だれかちゃんと聞いた?」
アムロの出て行ったドアを見つめていたプルCが、振り向いて尋ねる。
「磁力が足りないとか、父さんみていろとか言ってたような・・・・・・」
自信がなさそうにプルLが言う。それを聞いたプルFはより訳がわからないといった顔をする。
「磁力? マグネットコーティングのこと?」
もちろん答えられるものなどいない。
「部屋に戻ったわ。とりあえずは大丈夫みたいね」
「研究を始めたみたい。鍵を閉めてしまったから、詳しいことは判らないけれど」
知らぬ間にプルKとプルHはアムロの後をついていったらしい。部屋の中を見回したプルHが呆れたように言った。
「とりあえず、そこの男をどうするかが問題ね。いいの、J? 介抱しなくて」
視線の先には、まだ意識を取り戻していないシャアがいた。その体が時折痙攣している。
プルJがようやくシャアのもとに駆け寄る。彼女にも、アムロの変貌はかなりのショックだったようだ。
「す、すみません大佐! また、こんなことに・・・・・・」
「まったく! なにがいけなかったんだよ!」
完璧と思っていた特製ドリンクが思わぬ結果をもたらしたことに苛立つプルG。
「試飲したときは何でもなかったのに・・・・・・」
プルAも不思議そうだ。静かに事の成り行きを見守っていたプルEが言う。
「・・・・・・個人差があったのかも」
「ありえる。私たちの体質は全く同じのはずだからな。それにしても、ちょっとありすぎる気がしないでもないが」
わずかにグラスに残っていたドリンクを飲みながら、プルBはそれでも納得できないという表情をした。
次の朝、珍しくアムロが一人で起きて、食堂に顔を出した。その顔が晴れ晴れとしている。
「アムロ、調子はどう?」
部屋の中で倒れていないかと心配していたプルCが尋ねる。
「久しぶりに良い朝を迎えられたよ。最近眠りが浅いことが多かったけど、昨日は良く眠れたらしい」
「良かった・・・・・・。でも眠れたらしいって?」
「自分でもいつ眠ったか覚えていないんだよ。どうやらサザビーの設計をしている途中で眠ってしまったらしい。ベッドで寝ていたのが奇跡的だな。部屋に戻った記憶すらない。いや、夕食後の記憶からあやふやだ」
「サ、サザビーの再設計は上手くいってる!?」
プルDが慌てて話題を変えようとする。
「かなり難航してるな。機体そのものがだいぶ破損しているからね。ただ……」
「ただ?」
含みのあるアムロの言葉に興味を引かれるプルF。その時、ようやくシャアが現れる。
「……おはよう」
「おはようございます、大佐。具合はいかがですか?」
「最悪だ」
「どうした。いつものお前らしくもない」
「誰のせいだと思っている。セブンセンシズどころか、それ以上のものに目覚めるところだったぞ」
「なんのことだ? それより、お前に相談したいことがあるんだが」
そう言ってアムロは一冊のファイルをシャアに見せる。
「サザビーの再建案なんだが……」
「見せてみろ!」
最後まで聞かずに、シャアは設計図をアムロの手から奪い取る。
設計図を食い入るように見るシャア。次第に、その肩が小刻みに震えてくる。
315 :
D計画・発動編(5/5):03/05/20 00:49 ID:iYmjCQG7
「なんの冗談だ……アムロ?」
「やはり駄目か? その計画なら予想よりも早くサザビーを直せるんだが……」
「お前は、これがサザビーに見えるというのか!」
シャアはファイルをアムロに付きつける。そこに描かれていた設計図。
それはザク3をメインにした改造プロジェクトというよりは、ザク3のボディにサザビーの頭部を載せただけといったほうが正しいものだった。手足も他のモビルスーツからの流用のようだ。設計図の端には『BUILD UP!」と殴り書きしてある。
「こんな手抜き案が通ると思っていたのか、アムロ!」
「いや……朝、目が覚めたら机の上に置いてあったんだよ。おそらく昨日おれが考えた案だとは思うんだが。すまん……」
まるで赤点の答案を教師に指摘された生徒のように小さくなるアムロ。
「やり直せ。完璧にサザビーを復元しろ」
「頭部だけ流用するって案はどうだ? ほら、むかしア・バオア・クーでお前が乗ってたモビルスーツも頭だけで戦えたじゃないか。あんな風に……」
「頭以外は飾り……とでも言いたいのか!」
激昂したシャアがアムロの首を絞める。
「目覚めてさせてやるよ……エイトセンシズにな」
「わ……悪かった……」
「お! シャアも元気になったじゃん。やっぱり成功だったんじゃないか、あの栄養ドリンク」
二人のやりとりを面白そうに見ていたプルGが言った。
「結果オーライってやつだね」
無邪気に笑うプルA。つられて他のプルたちも笑う。
騒がしいアクシズの一日は、まだ始まったばかりだった。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 00:54 ID:iYmjCQG7
改行に失敗した。読みにくくなって、ごめん。
第二次アルファは未プレイだけど、今回はかなりの影響を受けたな。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 00:55 ID:saNHcTku
結果オーライなのか?シャアえらい事になっていたがw
セブンセンシズワラタw職人様乙!
サザビー早く直るといいね、総帥。
ワラタ。職人さん乙。
エイトセンシズ…ミロのくせに…(禿藁
職人さん乙です!セブンセンシズワロタ…!今度Jと大佐の話キボンヌ。
このままサザエさん路線でやってほしいっス。癒し系スレ。
プルのためにZZ見返してんだが、
例のスプーン渡して、ひざの上に乗って、(パフェを)食べさせて!っての
アムロやシャアにもやってるのかね。
想像するとアムロはほのぼのになるのに、
シャアはどうしてもその後ボコられるんだよな。
323 :
山崎渉:03/05/22 02:41 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>321 シャアとプルJの話か・・・・・・、ちょっと考えてみる。
たまにはシリアスなのもいいかもしれないな。
さげ
このままいくと落ちます。
上がれー!!!
>>326 保守はsageでいいよ。
圧縮のときは書き込み順に並べられるから、下にあるから落ちるということはない。
328 :
326:03/05/26 01:27 ID:???
>327
すみません、あまりに下の方だったので…
これから気をつけます。
保守?
予期せぬ漂流生活を送ることになったシャアとアムロ。そして長い眠りから目覚めた
十二人の少女。
だが誰もが、すぐに新しい生活に適応した訳ではなかった……
暗い部屋の中に一筋の光が差す。誰かが扉を開け、廊下の光が入ってきたためだ。
そこには一人の少女が立っていた。
すでに廃品置き場と化しているこの部屋には電気が来ていない。
少女は明かり代わりに扉を開けたままにしておくことにした。
それほど広くない部屋内を照らすには十分な明るさだ。
少女はある機械の前に立つ。
操縦桿の付いている窮屈そうなシートを囲むように正面と左右にモニター類が
備えられた機器。それはモビルスーツの操縦シミュレートマシンだった。
背面部からマシン内へ潜りこむ少女。一度入ってしまえば、外から中の人物を
確認するのは難しい。
少女はシートに腰掛ける。汎用型のシートは、彼女にはやや大きい。
目をつむり、操縦桿を握る少女。両手の操縦桿を倒す。
勿論、すでに廃棄処分となったシミュレーターの画面には何も表示されてはいない。
訓練に明け暮れてた日々がまるで昨日のことのように思い出される。
実際、外では数年が過ぎていたとしても、彼女にとっては数週間前の出来事だ。
いつか戦場に行く日が来る。そのことに疑問を持ったことは無かった。
彼女にとっては、それが全てだった。
「何をしている? プルJ」
不意に声をかけられ、驚くプルJ。部屋の入り口にはシャアが立っていた。
マシンの中にいることも忘れ、プルJは習慣で直立姿勢をとろうとする。
当然勢いよく、頭を天井にぶつけることになり、プルJは痛みで頭を押さえる。
そんなプルJを見て、シャアが苦笑する。
「すまない。驚かせてしまったな」
「いえ! そんなことはありません、大佐!」
ようやく痛みが引いたプルJは、今度はマシンの外に出て、再度直立態勢をとる。
「そんなに緊張しなくてもいい。それに私はもう大佐ではない」
「え……」
「ここは以前のアクシズとは違う。軍の規律に縛られる必要は無い」
「でも……」
「君が大佐と呼びたいなら構わんが……ふむ、こぶは出来ていないな」
プルJの頭に軽く触れて確かめるシャア。予想外のシャアの行動にプルJが頬を赤く染める。
「だ、大丈夫ですから!」
そう言って身を引く。過剰にも思える反応に、シャアは驚いた。
「すまない。痛かったか?」
「あ! ち、違います! ……違うんです」
気まずい雰囲気を感じたシャアは、話題を変えることにした。
「旧式のシミュレーターだな。一年戦争時代のものとそれほど変わらん」
「大佐も使われたことがありますか?」
「ああ。もっとも、こんなものは実戦の役に立ちはしなかったが」
「……そうですか」
プルJは今までの訓練を否定されたような気がして、沈んだ声になる。
「まあ、やらないよりはましだろう」
突き放すようなシャアの言葉。だが、プルJはその中に自分に対する気遣いを感じた。
「ありがとうございます」
「礼を言われる覚えはない」
シャアは興味無さげにマシンを退き込んでいる。照れているのかもしれないとプルJは思った。
「ところで、さっきの質問の答えを聞いていないのだが」
「質問……ですか?」
「何故、こんな動きもしないシミュレーターのところにいたんだ?」
「……落ち着くんです。ここに座っていると」
「一人でいたい……というわけでもなさそうだな」
「不安なんです。突然、目的が無くなってしまったので」
シャアは機械を見るのをやめて、プルJと向き合う。
「目的? 兵士になることか」
「はい。すっとそう言われてきましたから」
「グレミー・トトは、もういないのだぞ」
「判っています。だからといって、すぐに今まで言われてきたことを忘れるなんて出来ません」
「生き方を簡単に変えることは出来ない……か」
自分もそうだったなと思い、シャアはわずかに口を歪める。
「……大佐は反対ですか?」
「反対だ」
即答だった。シャアは自分の気持ちを判ってくれるのではないかと期待していたプルJは落胆する。
333 :
涙(4/4):03/05/27 02:46 ID:WA0Rktux
「反対だが……プルJが自分で決めたことならば止めはしない」
「本当ですか?」
「自分で決めたことならばな。今はまだその時ではない」
「でも私は……」
「旅はまだ始まったばかりだ」
「え?」
意外なシャアの言葉に驚くプルJ。
「考える時間はいくらでもある。将来のことを決めるのは、木星についてからでも遅くはないだろう?
今までの君はとても狭い世界で生きてきた。もっと色々な経験を積むことは、決してマイナスには
ならない。それでもなお兵士になる事を選ぶと言うなら、それは君の選んだ道だ。誰にも止める
権利は無い」
「経験……」
「そうだ。私もアムロもそのための労力を惜しむことは無い」
今まで戦いに明け暮れてきた人間の言う言葉でもないなと、シャアは自嘲の笑いを浮かべる。
プルJにそんな心の内を知ることは出来なかったが、シャアの自分たちに対する想いを
聞き胸が熱くなる。不意に涙が浮かんできたことに気付いたプルJは、指でそれをぬぐった。
だが一度溢れ始めた涙は止まることなく流れ続け、プルJは両手で顔を覆う。
それを見たシャアは、自分がプルJを泣かしてしまったと勘違いする。
「す、すまない。きつく言いすぎた」
シャアはどうしていいか判らずに、おろおろとするばかりだ。
そんなシャアの慌て振りを見て、ようやくプルJの顔に笑顔が浮かぶ。
「違います、大佐。私、嬉しいんです」
プルJの言葉を聞いたシャアが、ほっとした表情になる。
「び、びっくりさせるな」
その言葉がまたおかしくて、くすくす笑うプルJ。自分の狼狽振りに気付いたシャアも苦笑する。
(これも一つの経験なのかな?)
まだ残っていた涙をぬぐいながら、プルJは思うのだった。
いいなぁ
これは恋する前のプルJですね?
シャアなんだかカコ(・∀・)イイ!!職人様乙!!
>>334 これはもう恋してるんではないか?
31歳にもなって結婚していない武蔵丸は?
いや、ここで恋がはじまると見た( `・ω・´) シャキーン!
久々に来ますた。
ログ読まない香具師。
シャアが年齢相応の言動を……ガクガク(((( ;゜Д゜)))ブルブル
ロリコンでヘタレNTで思考回路が単純だけど、一応それなりの経験をしてきてるからか。
J よ 騙 さ れ る な !
340 :
山崎渉:03/05/28 17:18 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/29 19:38 ID:n0AHFPwP
保守
>>330-333は、プルJがシャアを意識するきっかけは何だったのだろうという
疑問から、アイデアを膨らませたもの。
かなり以前に、別の人が同様の話を書いてる途中という書きこみがあって
楽しみにしていたんけど……。
他にも前々スレのアムロがプルJに「大尉じゃなく、アムロと呼んでくれると嬉しい」
という話があって、時系列的にはそれの少し前というイメージ。
なんとかアムロのことを階級ではなく名前で呼べるようになったプルJだが
いざシャアのことを名前で呼ぼうとすると、逆に意識していまい、ぎくしゃくして
しまう……とかもいいかも。
アムロと呼ばせる話を書いた者ですが
呼び方に関しては、Jだけがシャアを大佐と呼ぶのが
キャラ立ち的にいい流れになってるなと思ってそのままにしていたり。
前に恋に落ちるきっかけがわからんと言ったら「書いてる」というレスが
たしかにあったんで、実はそれを待ってましたよ。
あの時の人ではなかったのか。
345 :
343:03/05/31 15:05 ID:???
>>344 別人だよ。もう一人の考えていた話が気になる。近々発表するつもりだったなら申し訳無い。
ちなみに自分が考えたアイデアとしては、今回のようなシリアスものと勘違いから始まる恋の
二つがあり、勘違いのほうは具体的アイデアが思いつかなかったのと、たまにはシャアにも
見せ場をと思い今回の話を作った。
プルJがシャアのことを「大佐」と呼ぶのは、二人の微妙な関係が表れてる感じがする
ので、プルJがシャアを名前で呼ぶ話を書くつもりは自分には無い。
>>346の話程度かな。
ただプルJが「大佐」と呼ぶことは、シャアのことを特別に思っているためでもあるけど
一つの越えられない壁という気もする。
生徒と先生の恋愛もので、生徒が名前で呼ぶことで二人の関係が一歩前進するように
名前を呼ぶというのは、重要なポイントではあるかな。
そういえば『逆襲のシャア』でも、クェスがそれまで「大佐」とよんでいたシャアを
名前で呼ぶシーンがあって、その時は背伸びする子供みたいなイメージを持った。
346 :
微妙な距離:03/05/31 15:05 ID:mgjpn6Nq
食事を終え、リビングでくつろぐ一同。だがその中でただ一人、プルJは緊張していた。
いつのまにか自分がシャアを「大佐」と呼ぶことが当たり前になってしまったが、
自分だって他の姉妹のように「シャア」と呼んでみたい。今日こそ呼んでみせる。
傍からみれば些細なことに思えるが、プルJにしてみればそれはかなり覚悟のいる行動だった。
タイミングを見計らい、勇気をふりしぼったプルJはシャアに声をかける。
「あ、あの大佐、じゃなくて、シャ……」
「シャアー! あそこにある箱取ってー!」
プルAに呼ばれたシャアが面倒そうに答える。
「ああ、判った。ん? Jも何か用があるのか?」
立ちあがったシャアは、自分の横で口を開けたまま呆然と立ちすくむプルJに気付く。
「……いえ、なんでもないです大佐」
「顔色がすぐれないな。部屋に戻って休んだほうがいいのではないか?」
「ありがとうございます、大佐」
肩を落としリビングを出て行くプルJを、シャアは心配そうに見送る。
「意識しすぎ」
本を読んでいたプルHが、呆れたように言う。
「まあ真面目なJらしいけどね」
そう言ったプルKも、あまりの間の悪さに苦笑するしかない。
「見ているこっちがもどかしいわよ。こうなったら私たちが手を貸すしかないわね」
プルFは自分のことのように入れ込んでいる。ほっとけばいいのにと思うプルH。
プルKは以前のニューイヤー騒動を思いだし、どうかプルFが奇抜なアイデアを
思いつかないようにと祈った。
>346
プルFのアイデアに期待〜♪
いやん保守
もう終わりじゃないのか、このスレ。読んでいる人間、ほとんど残ってないだろ。
ここにおりますが、何か?
age
おらもおるでよー。
自分も何か書いて盛り上げたいがいかんせん文才が(T_T)
他力本願な俺を許してくれ・・・。
r'⌒⌒`ヽ ♪
(ミ""メ""ミ )♪
(▼∀▼ ツ
_φ ¥_⊂)_
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| シャア専用机|/
妙に楽しそうだが
本当に木星への軌道を計算してるんだろうな…?
r'⌒⌒^、 !?
( rνyyソr'⌒⌒`ヽ そ
ヾ ゚ー゚(ミ""メ""ミ ) て
( ]¶[ (▼∀▼;ツ なっ、当然だろうがアムロ!!
| ||__φ ¥_⊂)_
| /旦/三/ /|
(_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|
| シャア専用机|/
>>354 エロまんがでも描いてるんでつか大佐!?<W
保守age
とりあえず更新しました
もう疲れたのでねます。
モツカレ様!!
父の日ネタを書こうと思ったが途中で挫折(´・ω・`)
仕方ないので保守しまつ
誰か挑戦してくれないかなぁ
今日は私の番だな。
アムロは母親代わりだからもういいだろう。
,r'⌒⌒⌒'、 r'⌒⌒^'、
ζλi'メ"yλ ( rνyy'ソ …カツの父親代わり失敗、
'ヽ▼ー▼ノ ヾ ゚〜゚ノ クェスの父親代わりも失敗。それで?
( つ日 ) (っ旦 )
,r'⌒⌒⌒'、
ζλi'メ"yλ 「クェスの父親代わりは出来ない!」
ヾ∩Д▼ノ と、貴様だって言っていたではないか、アムロ!
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
,ヾ∩Д▼ノ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
367 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/16 19:16 ID:6oSDAz6w
クワトロVSゼクスVSハリーVSクルーゼ
どれがかちます?
>>367 そういった議論は板違いですよ、ぼく。
種キャラ入りだから新シャア板でやってね。
スパム買ってきました。
明日食べて見ます。
【FAMILY】 1/7
近頃プルCは“家族”という言葉について考える。きっかけは数日前の食事時だ。
「あっ、Aったら私のトマト取った!」
「いいじゃん1個くらい〜Dのケチ!」
「また始まったよw」
いつもの光景。そして、いつものアムロの一言。
“みんな家族なんだから、仲良く分けなさい”
…家族。普段は聞き流していたその単語が、その日の朝に限って、何故か彼女の
意識にするりと滑り込んできたのである。
----家族、かあ…家族ってなんだろう?
午後になって、プルCは傍らで共に作業をしていたA、Fに尋ねた。
プルA 「アムロがママで、シャアがパパ?で、私たちは姉妹ってことだよねぇ〜?
だから家族、でしょ?」
----なんとなくわかるんだけど…なんとなくわかんない。
だって、本に出てくる“家族”と私たちはなんか違うもん。
プルF「そりゃそうよ、アムロは私たちにとってママだけど、男の人だもの。違うのは
当然じゃないの。」
−−−そういうことじゃなくて…
“姉妹”なんだから、わかってくれたっていいじゃないの!
…プルHやプルEなら何も言わなくても感じ取ってくれたかもしれないが。
このところそれが“癖”にでもなったように、ぼーっとしていたプルCは、珈琲を
入れようと思いたった。美味しいから飲みたいというよりは、香りが好きなのだ。
かつて、どこかのコロニーに大きなコーヒー農園があったというが、そこはどんなに
よい香りが漂っていたことだろう。まだ見ぬ珈琲の木を想像しながら、コーヒーメーカー
をONにする。………作動しない。昨日は問題なく動いていたのに!
----ちょっとぉー、どうしたっていうのよぉぉー!
あちこちいじくりまわしてみた。しかしプルCにはどうにもできやしない。
----もぉー…。
困ったなー、と思っていると、背後で声がした。
「どうかしたのか?」 シャアだ。
----コーヒーメーカー、壊れちゃった…
「む…壊れた?」
----あとでアムロに直してもらわなきゃ…
「(ムッ)この私を見くびってもらっては困るな。このくらい、すぐ直せるさ。
すまんがプルC、私の部屋から工具箱を取ってきてくれんか?」
シャアの部屋は整然としていた。アムロと違い、彼はわりと几帳面である。
----工具箱は机の下って言ってたっけ。あ、あった。
屈んで目当ての物を取ろうとした時、プルCは机の隅にある物を発見した。
それは写真立てのようだった。しかも伏せてある。
伏せてある→誰かに見られたくない→秘密?
強化人間の彼女とはいえ、好奇心が誘惑に勝てないのは女の本能だろうか、
----ちょっとだけならいいよね?
そっと手に取ってみた。金髪でおかっぱ頭の、可愛らしい少女が笑顔を向けている。
----これ、誰だろう?シャアの娘?それとも…やっぱりロリコン?
急に後悔と罪悪感がないまぜになったような気持ちが胸に広がってきた。
プルCは元の場所に写真を戻すと、工具箱を取って急ぎ食堂へと向かった。
「へぇー、シャアが直したんだ。奴もたまにはいいとこあるな」
その夜、無事修理されたコーヒーメーカーをためつすがめつ見て、アムロが大げさに
驚いてみせた。
プルCは、それよりもシャアの部屋で見た金髪の女の子が誰なのか気になっており、
アムロに訊くまいか迷っていた。あれは相当大事な写真なんだろうということはプルC
にもなんとなく感じられ、ますます好奇心を抑えられなくなっている。
食堂を見渡すと、少し離れたところにプルKがいたが本に夢中になっているらしく、
こちらの話は耳に入っていないようだった。
----あのね、(小声)シャアの、写真立てに入ってる女の子、誰か知ってる?
「(小声)女の子?ふふん、流石ロリコンだな。そんなもの飾ってるとはね」
----シャアの恋人かなあ?
「さあね、ひょっとしたら隠し子とかだったりして」
アムロは不意に甘酸っぱい感情が甦るのを感じた。写真の主は間違いなくあの人
だろう。だがなんとなく、すぐにその人の名を口にはできなかった。
翌日、たまたまシャアと2人きりになったとき、アムロがぽつりと言った。
「セイラさん、今頃何をしているだろうな」
「……」
「まあ、あのひとは強いひとだから、元気でいるんだろうけど」
「…私は、優しくていつも私の後をついてまわっていた頃の“アルテイシア”しか
知らないのでな。数年ぶりに再開した“セイラ”は別人のように気が強くなっていて、
正直驚いたが…。きっと、幸せに暮らしていてくれると信じているさ」
「心配なんだろ?」
「ふふ、妹はいくつになっても“妹”だよ。兄としてはいつでも心配なものだ」
「…そんなものか…」
兄弟のいないアムロは、シャアの言葉に軽い嫉妬を覚えた。
そんなアムロの感情をシャアは敏感に察し、
「しかしな、今は12人の“娘たち”の今後のほうが心配だ。そうではないか?」
「違いない。俺たちの大事な“家族”だものな」
2人は顔を見合わせ、微笑みつつコーヒーカップをカチン、と合わせた。
プルCは後日、アムロからそっと「写真立ての主はシャアの妹」であることを聞いて
「なーんだ」と思ったと同時に、おかしな想像もしていたことを少し恥ずかしくなった。
----シャアには妹がいるんだあ…。時々、すごく優しい目をするのは、私たちを通して
妹を思い出していたのかな?
また、今までシャアはちょっと近寄りがたいと思っていたけれど、てきぱきと
コーヒーメーカーを修理したり、几帳面なところを垣間見たりして、なんだか頼もしさ
も感じてしまったのだった。
----プルJが好きになった理由、少しだけわかったような気がする…??
でも、私にとっては恋愛の対象っていうより、やっぱり“お父さん”かな?
新しい発見をしたような気がして、プルCはなんとなく嬉しくなった。ずっと考えていた
“家族って?”の疑問も、言葉にはうまくできないけれど、わかったかもしれない。
それは、“家族”という言葉を思い浮かべたとき、暖かいものがじわり、じわりと
心を満たすから。
連続投稿に引っかかってびびった(;´д`)
小心者の初投稿なんでどきどきですた。
378 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/18 06:33 ID:UDUatLoo
>370-377
乙です。
久々の作品に楽しみますた。
いつもアルバムをサザビーの中に持ち込んでいたと言うのか、総帥よ!
でも、ある意味シャアらしいともいえるな。
家族の写真をコクピットに持ち込むなんて、御大将に馬鹿にされちゃうよ。
ハイストリーマーでも、シャアはセイラの写真入りペンダントを眺めながら
「しかし、このほうが、アルテイシアに誉めてもらえるのかな」
でラストですがな。
>>383 で、ロケットの中身を一生懸命スキャンしてPCでいじって引き延ばしたりとかしてるわけです
ね?深夜に一人で。
r'⌒⌒⌒'、
(ミ"""メ""ミ)
,ヾ∩Д▼ノ イイトコミセタトオモッタノニ、マタヘタレアツカイ
/(_ノ¥ィ \
⊂こ_)__)`ヽつ
最初は写真立てじゃなくてロケットをネタの小道具にしようかと
思っていたんだけどね。そのほうがよかったかなぁ。
>>380-382 漏れはベルチルのほうが好き。
>>385 (つд`) カコイイシャアヲカキタカッタノニ
これから連投かまします。
10レスほど使う予定。
ハロ。アクシズに来てからアムロが制作した4代目である。
普段の彼(?)はプルズの相手、アムロの暇つぶしの為だけにあるように見えて実は意外と多忙である。
まだ生きているコンピュータ端末を見つけてはワームの類を送り、その機能や内部の情報をチェックしたり、
未探査の空間にカメラと送受信機を備えた小型端末を送り込みアクシズ内部のマップを作成したりである。
ただ転がっているように見えて、彼の頭脳は常にフル回転していると言っても過言ではない。
しかし、最近いくつかのポイントで不可解な現象が起こっているのを彼は察知していた。いくつかの小型端末
が帰ってこないのだ。
ミノフスキー粒子が濃い箇所がいくつかあるとはいえ、突然データの送信が途切れるのは明らかに異常事態だ。
まず、ハロはこの件を訴えるために、まずアムロの元へ向かった。
アムロはどうやらサザビーの再設計を行っているらしく、ハロが部屋に入ってきたことに気づきもしない。
ハロはコロコロと転がり、椅子に軽く体当たりをした。
「…?あぁハロ、どうしたんだい?」
“アムロ、ゲンキカ”
ハロはアムロの顔を認識して、カメラアイを点滅させた。
「どこか調子が悪いのか?確か昨日駆動系は総チェックしたはずなんだが。」
アムロは駆動系の点検はマメにしてくれるが、多忙なことと当面生きていける物資がそろったこともあり、
せっかく蓄えたデータ類の洗い直しは最近怠りがちになっている。
それではいくら製作者のアムロでも、ハロの乏しい言語発信データでは言いたいことの1万分の1も伝わらない。
カメラアイの点滅をモールス信号にしてみても、そのことにすら気がつかないようだ。
「わっ!なにするんだ!これはちゃんと使えるのがわかってるからいいんだ!」
止むをえずアムロが使っているコンピュータ端末データを送ろうとモジュラーケーブルを伸ばしてみたが、
どうやら誤解されたらしい。
「ハ〜ロ、イタズラするんなら外でプルたちの相手をしてこいよ。」
“ハロハロ!”
どうやらアムロは今はハロにかまうつもりはないらしい。
そのことを察知してハロは外に出て行った。
ハロは低機能な端末に任せず、自身で異常のある地点を調べてみることにしたらしく、コロコロと転がっていった。
「あれ?ハロだ!ハロ〜!」
彼はプルズの一人一人を別個に認識しているわけではない。
が、ハロを見て一目散に駆け寄ってくる場合は間違いなく、どこか壊れそうなぐらい激しく遊ぶ時だ。
さすがに今はどこか壊れるのは困るのでハロは一目散に逃げ出した。
「あ〜!!今日は鬼ごっこだね!」
…追いかけられるのは全く予想外だった。
というか、これから危険が起こるかもしれないところに行くかも知れないのだ。
ハロはマップデータを駆使して逃げ切るつもりだった。
まずは空気はあるが入り組んでいて、外に飛び出る危険も少ない鉱山区に入りこんだ。
『ハロ〜待て〜!!』
こだまが遠くから聞こえる。どうやら撒いたらしいと判断してハロは最初の調査ポイントに向かった。
アクシズの鉱山区、というよりはかつて鉱山でありいまだ整備されていないこの場所にも異常な事態が
発生している場所がある。
そこに向かったハロは突然岩肌の壁が無くなったことを認識した。
『ワン!ワン!!』
突然毛むくじゃらの塊に飛びつかれて、跳ね飛ばされる。
ポ〜ンポ〜ンと跳ねて難を逃れたが、毛むくじゃらは再び飛び掛ってきた。
地面がどうも柔らかくて上手く跳ねられないが、なんとか毛むくじゃらの動きをよけてみせる。
が、毛むくじゃらは諦めずにかかってくる。
スピードも力もあるからプルより悪い。とにかくデータをもって引き返そうとした途端、人間の声が聞こえた。
「フランダース!どうした!」
“アムロ!ゲンキカ”
カメラアイを向けるとやせ気味で背の高い男が映る。髪の色はアムロよりもやや淡い色で歳はシャアと
同じぐらいだろうか。
「これは…ハロか?フランダースやめろ。」
それでもフランダースと呼ばれている毛むくじゃらはハロを追いかけるのをやめない。
細かいジャンプでその動きをよけていると、その男性は感心したように声を出した。
「フム、ずいぶん動きがいいハロだな。しかしこのあたりには…少し調べてみるか。ハロ、来なさい」
“アムロ!アムロ!”
ハロが男性の手の中に納まったところで、フランダースはしぶしぶという風にハロを追いかけるのをやめた。
(これは…既製品ではないな。)
ハロの内部を調べてみて男は即座にそのことを見破った。
「それにしてもずいぶん古い部品を使ってるな。お前のご主人は懐古主義者か?」
口に出してみて男は自分のやっている事を思い出して苦笑した。
(データも調べたいが…)
残念ながらそれは出来なかった。ハロに合った時代の連邦規格のコンピュータはあるのだが、
ジオン規格のコンピュータはさすがに即座には用意できない。
(こいつに入出力装置を取り付けた方が早いか。)
見た目の古さとは裏腹に内部のコンピュータはそれなりに高性能らしい。端子類もそれなりにそろっている。
「ミューラ!モニタとキーボードを持ってきてくれ。…ジオン規格らしいからそれに合った奴だ。
それに小型のジャイロとサーボもだ。うまくしたらウッソに新しい友達が出来るかもしれん。」
インターフォンにそれだけいうと、男は旧式のジャイロを取り外す作業にかかった。
「ハロ〜どこ〜」
プルAはその頃、ハロを探してこれまで足を踏み入れたことのないところにまで到達していた。
「…なんだか体がふわふわする。このあたりって重力が弱いのかなぁ?」
プルAはいくらアクシズ育ちでもほとんどの時間を軍の施設で過ごしている。
アクシズ内部でも知らないところの方が多いぐらいだ。
そしてそのことに気がついてしまったプルAは少し不安になってきていた。
「…ここ、どこだろ?ハロ〜?どこにいるの〜?かくれんぼなんてやめようよ〜…」
いつもならこういえば出てきてくれるハロは今日は出てきてくれなかった。
「ハロってば!出てきてよ!!ハロの事きらいになっちゃうよ!!」
勢い良く言っては見たものの、プルAは寂しくなって来ていた。
「…ハロ、帰ろうよ〜!ングッ、ホントに出てきてよ〜!ヒック…」
「君…どうしたの?」
「よし!完成だ。ほら、動いてみろ!」
ハロは男の手によってこれまで以上の運動性と新しいインターフェースを手に入れていた。
「あなた、本当によかったんですか?」
男の妻であるらしい女性が少し心配そうに男に聞く。
「なに、私たちを調べるために送られてきたなら、もっと高性能に出来ただろう。
それにここに来てからこのハロは電波を発信していない。心配することはないだろう。」
男の言葉に妻は少し安心したらしく、少し微笑んだ。
「ウッソは新しい友達のことを知ってるのかい?」
「ええ、ずいぶん喜んでたわ。」
男の問いに妻は幸せそうに答えた。
「そうか。これがウッソへの最後のプレゼントになるかもしれないからな。」
「あなた…そんなことは言わないでね。あの子の前では絶対に。」
その時ハロは新しい機能のバルーンモニターを広げて…途端に『パンッ!』とバルーンがはじけた。
音は大きくは無かったがフランダースを刺激するには十分だったようだ。
主人を守るためだろう、フランダースはハロに猛然と襲い掛かった。
『あっ!!』
夫妻が止める間もなく、ハロとフランダースは外に飛び出して行った。
フランダースは間もなく戻ってきたが、ハロは戻ってこなかった。
男がこの静かな土地を出て行ったのはこれから一ヶ月後のことである。
この間に男が作ったハロは男の言葉通り、男から息子への最後のプレゼントとなった。
「ふぇ〜ん」
「困ったな…君、迷子なのかい?」
プルAに話しかけてきた少年はプルたちより数歳年上に見えた。
同じ世代の姉妹たち、遥かに(とプルたちは思っている)大人のアムロとシャアにしか普段接していない
プルAにとって、この年頃の異性は全く未知の相手だった。
グレミーもこの少年とあまり違わない年頃だったはずだが、プル達にとっては上司でありこのように
優しく接してくれる相手ではなかったのだ。
「どうしよう…そうだ君、名前は?」
「ヒック…ヒック…プルA」
少年の問いかけに少女は嗚咽を堪えながら答えた。
「プルエー…エーちゃん?」
「ちがうよ、プルAだよ…」
そばに少年がついていてくれるためか、少し涙の虫が治まってきたらしいプルAが訂正する。
少々戸惑いつつも少年は少女を慰めるための打開策を口にした
「…じゃ、プルエーちゃん?ちょっとおなかすいてるんじゃない?なにか食べようか。」
パッとプルAの表情が明るくなった。
「チョコパフェ!」
「…わかった、じゃあ近くのカフェに行こうか」
少年は少女の豹変ぶりに一瞬騙されたような気分になったが、口にしたことをいまさら翻すようなことは
出来ない、と思い直し諦めたように先に立って歩き出した。
少年…めげるな。女とはしばしばそんなものなのだ…
小一時間どころか3時間ばかり経過後…
「…でね〜、プルHったらひどいんだよ〜!!」
明るいカフェテラスで少年はグッタリと疲れ果てていた。
少女はチョコパフェを5杯お代わりして、ますます楽しそう且つ元気であったが。
この3時間で少女についてわかったことと言えば、11人(ありえない)の容姿だけはそっくりな(嘘臭い)
姉妹(同じ年齢?)のこと、親代わりの二人の(元?)軍人(らしい)とびきりの(だそうだ)エース(噂すら
聞いたことない)パイロットのことと、自身もパイロット(こんな子が目立たないわけない)としての訓練
(とりあえず指摘するのは避けた)を受けたことぐらいだ。
住所(言えよ!)、フルネーム(まさかプルエーだけ?)、その他重要そうな(本当の両親とか色々ね)ことは
一切聞き出せない。
(こんなことで俺、軍人としてやっていけるのか?)
答えの出ない自問自答であるが、少年はそんな事を考えてみたりする。
「だから、アタシいってやったの“プルHはいつもわかってるフリしてるけど…”」
二人が座っているテーブルに球状の物体が飛び込んできたのはこの時だった。
「ハロ〜!?」
“アムロ!ゲンキカ”
「アタシ、プルAだってば!ちゃんとおぼえてよ!」
プルAはそれでもハロをぎゅっと抱きしめた。
ほとんど疲れ果てていたところの突然の闖入者に、呆然としていた少年はようやく気をとりなおし口をきいた。
「それが…君の探してたハロ…?」
ボールにしか見えないが、プルエーはこれがお気に入りらしい。
「この子がいたらきっと帰れるよ!ハロはアクシズのことは一番くわしいんだから!」
パッとハロを地面に落とす。
“アムロ!ノウハレベル、タカイヨ”
「だからプルAだってば!」
(アクシズ?)聞きなれない言葉だが多分通りの名前か隠語だろうと考えて、少年は疑問を胸にしまった。
その間にも少女は一語一語区切ってハロに言葉を教えている。
「ぷ・る・え・ぇ!さ、言って!」
“アムロ、フキゲン!?”
「ちょっと、それ貸してよ。」
少年が気を取り直して、少女に声を掛けた。
「壊さないでね?」
少女は少し不安そうに少年に球体を渡す。
モニターに映ったスペックを確認して少年は嘆息した。
「…すごいな。規格はオリジナルみたいだけど、出してる数字はホントにすごい。」
「ホント!?アムロってやっぱりすごいんだぁ〜」
「でも君の名前憶えないんだろ?これぐらいなら俺でも直せるよ。」
「え?大丈夫?そんなことできるの!?」
「少し待って。」
少年は猛烈な勢いでキーボードをたたき出した。
20分少々経った頃。
「出来た!」
「ホント?」
少年の言葉に少女は歓声を上げた。
「ハロ!?アタシはプルAだよ?」
“プルエー!ゲンキカ!”
「やった〜!スゴイスゴイ!」
プルAは素直に感激した。
「いい人だね!ね、ハロ?」
“テヤンディ!”
プルAは怪訝そうに眉をひそめた。
「それテストで入れてみたんだ…あまり使わない言葉だと思ったんで…」
「…いいよ。疲れちゃったしさ、ハロ!帰ろ!!」
少年のことはほとんど眼中にいれずにハロについていく少女に、少年は思わず声を掛けた。
「あのさ!女の子ってやっぱりそういうのが好きなのか!?」
プルAは振り返って笑った。
「アタシはハロの事だ〜いっ好き!あっハロ!待って!」
先を転がるハロを跳ねるように追いかけた少女はもう振り返らなかった。
「…結局なんだったのかな?あの子…」
迷子は警察に届けたら問題なかった、ということに今更気がつきながら、少年はいささか軽くなった
財布に少しだけ悲しくなった。
少年は後日、自力でハロを完成させて婚約者に送ってみた。
が、それが思いがけず好評だったので、彼は延々とハロを作り続けることになる…
プルAが行方不明という話は即座にアクシズ中を駆け巡った。
ニュータイプたちである彼らであるから、あっという間なのは当たり前と言えば当たり前なのだが。
シャアは即座に捜索体制を構築、アムロはアクシズの状態チェックに当たった。
最初にリアクションを感知したのはアムロだった。
とは言え、ハロの発した電波をキャッチしただけだが。
その情報を得て、シャアならびにプルB、D、Jが現場に急行、疲れて眠っているプルAの身柄を確保した。
ハロを追いかけているうちに迷子になったという事以外、プルAの話は夢だとされては信用されなかったが…
その日の夜、シャアは珍しくアムロの部屋に来ていた。
「やれやれ、とんだ大騒ぎだったな。」
「ああ、ハロに内部のマッピングを任せるというのはいいアイデアだと思ったんだが、今回はそれが裏目に出てしまったな。」
アムロはこれまでにハロが作ったアクシズ内部のマップの整理に励んでいた。
ちなみにハロ本体の方は今日はプルズに大人気で、アムロは全くさわらせてもらえない状態だったが。
シャアはモニタを覗き込んで、少なからず驚いた。
「…これはまたずいぶんと詳細なマップだな。通風孔まで調べさせていたのか?」
「いや、どうやら小型端末の通れるところを余さず調べただけらしいな。」
アムロ自身もかなり驚いていた。
アクシズのライフラインの中でも重要なエアパイプの詳細な情報が手に入った事はうれしい誤算ではある。
同時に即座に役に立つ情報ではないともいえるが。
コンコンとノックの音が響いた。
「どうぞ」
開いた扉の向こうにはプルKがハロを抱えて立っていた。後ろにはほかのプルたちも立っている
「どうしたんだい?」
いささか尋常ではない様子を感じ取ってアムロは聞いた。
プルKは少しだけ顔が赤くなっている。
「…あの、アムロ?消していただきたい映像データがあるのですが…」
「?消す必要のあるデータがあるのかい?」
アムロは困惑した。ハロが探査した映像も重要な資料であると
「その、どうしてもというわけでは…いえ、絶対に消してほしいです。」
後ろからつつかれてプルKは言い直した。
その時ハロが口をあけてプワ〜ンとバルーンを吐き出した。
バルーンの表面にはプルたちが映っている。
…激しくローアングルで。
「…なるほど…」
ジトリとシャアを横目でにらんで、アムロはうなずいた。
映像データも重要な資料であり簡単に消すわけにはいかないと、もっとも強く主張していたシャアは
額から汗を流しながらコーヒーをすすっている。
(ついでに言えば映像資料の検証はシャアの管轄だった)
「今すぐ映像を消すわけにはいかないな。編集機能をつけるからそれからにしてくれないか?」
「わかりました。できるだけ早くしてくださいね。」
アムロにハロを押し付けて、プルKは逃げるように扉を閉めた。
「やれやれ。シャアこれからは映像の検証にはだれかプルについてもらうことにするぞ!」
「…止むをえまい」
平静を装うシャアを思い切りトゲのある視線で貫いてアムロは作業にかかった。
「それにしても、まさかこんなことに手間をかけることになるとは思わなかったな。」
そうぼやいたアムロに、シャアは精一杯まともそうに聞こえるように意見を口にした。
「探査は他のロボットを作って、ハロは初期型に戻したほうがいいのではないか?」
“ オ マ エ モ ナ ー ! ”
「…アムロ、何か言ったか?」
「…俺じゃない。」
二人は顔を見合わせた後、薄ら寒い思いでハロを見た。
“テヤンディ”
この後アムロは一週間にわたって引きこもり、ハロのバージョンアップの原因をつきとめようとするが、
それは本筋ではない。
イイ(・∀・)!!
時間を超え、時空をも超えるとはすごい冒険だ。
いきなりフランダースが出てきたのには、びっくりした。
しかしシャアがこの歪みを知ったら、えらいことになりそうだ。
全ての時系列で、良からぬ企みを企てそう。
……主に覗き。シャクティの水浴びとか。
今起きて、読み返すとやっぱり甘いところがあるなぁ…
キャラや、ここでの設定も掴み切れてないとこがあるし。
ハロ主体で書いてますんで、時空の穴などはアナザーストーリー的に扱ってください。
>388-396
面白かったです。不思議の国のアリスを思い出させるお話でした。
あ!何気にプルAの「チョコパフェを食べる」という夢が叶ってるな。
3スレ目にしてオメデトウ(*´ー`)ノ
宇宙には解明されていない謎も多いからな。
SF的展開もたまにはいいものだ。
>>402 その言葉、スタートレックを思い出すじゃないか。
プルI 「シャア、それは非論理的だ」
プルH 「・・・・・・抵抗は無意味ね」
某日、ハロの画像を追求されたシャアが精一杯の弁明を図るもあえなく失敗。
>403
ボーグなプルズ。
プルJ「我々はプルだ。お前を同化する。抵抗は無意味だ」
シャア「プルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプル」
アムロ「プルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプル」
プルプル叫びながら下着だけで走り回るおっさん二人。
405 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/23 23:26 ID:H2yERZ8U
…ageてしまって(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>404 うおっ!そんな現象嫌過ぎる。ってかどんな声か少しも想像できない。
特にシャア
>>407 「プレリュードZZ」の時の調子で(予想)
つか、つっげー頭身狂ってまつな。
時代だなー。
もう七資産は続きを書かないのか?
途中で止められると、すごく気になるんだが。
せめて予定してた展開だけでも教えて欲しいよ。
411 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/25 07:48 ID:Sg/v0P3Y
昔いた職人さん達はどこかのスレでネタ書いてるのかなぁ…。
(´・ω・`) モウ…オワリナノカナ…
(プルA)
シャアやアムロが航海日誌を記録しているように、私たちも日記を書こうと思います。
リレーで書いたら楽だしね。
今日の晩御飯は豪華に本物の牛肉のハッシュドビーフでした。
でもデザートはドライフルーツ。本当にアクシズにチョコはないの?誰か隠してない?
次はプルB書いて。
(プルB)
航海日誌を気取るなら、食事のこと以外も真面目に書けプルA。
それにリレーで書くなら、日記にはならないぞ。
今日の夕食は連邦宇宙軍制式レーションの5番。
スパムとか人工蛋白しかないアクシズ軍のレーションとは大違いだ。
あと、観測をしていたシャアが、電波を発する物体を感知したと言っていた。
距離が遠いので、まだ何かはわからない。
アクシズの漂流ルートから外れるので近寄っての調査も出来ないから、無視するしかなさそうだ。
次はプルCが書いてやれ。
416 :
414:03/06/28 15:52 ID:???
最近ネタが浮かばないので、こんなものでお茶をにごしてみました。
続きは自由に参加して書いて下さい。
>>416 これなら気軽に参加できるかも。
(・∀・)イイ!と思う。
(プルC)
ねえ、これって毎日の献立を書かなきゃいけないのかな?
今日のお夕飯はスパムの中華風炒め、レトルトの卵スープ。
アクシズに鶏がいれば本物の卵が手に入るのにって、アムロは残念がります。
アムロのご飯は充分おいしいと思うけど、鶏が卵を産むところはちょっと見てみたいな。
あっ、そうだ。ギョームレンラクがあります。
レースがついた服を洗濯するときは、
ちゃんと洗濯ネットに入れなきゃ駄目なんだからね。洗濯係は気をつけるように、と。
じゃあ、次はプルDよ。
(プルD)
そもそもレースの服とか欲しがったのは誰なのかと。
しかしなんでこんなものを書かなくちゃいけないんだろう。
地球圏に行ったらカイソーロクとか出して大もうけという作戦か?
ならインゼーは平等に十二等分だからな。
今日は1G対応筋力トレーニングをやって寝るから、後はプルEよろしく。
420 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/30 23:43 ID:xqfaOrxA
(プルE)
Dは筋力トレーニングを欠かさない。でも最近は慣れてきたのか、一回にかかる
時間が以前より短くなってきた。
もっと負荷をかけるといいと思う。3Gくらいがいいと思う。アムロが造ってくれれば
いいと思う。一人くらいパワフルなプルがいてもいいと思う。
プルEはどう思う?
422 :
アムロ:03/07/01 02:32 ID:???
ああ、こういう事か。最初教えてもらったときは何の事かわからなかったよ。
良いことだと思う。できれば続けて欲しい。
横やりで済まないが、業務連絡だ。
要望があったので、トレーニングルームの重力ブロックを少しいじってみた。
具体的には、G調節ツマミを扱いやすい場所に移動した。
調整できる範囲は0.3G〜3.5Gまでだ。それ以上は危険なので訓練時間を延ばすことで対応して欲しい。
それと利用の際の注意事項だが。
・重量物・硬い物を持ちこまない事(特に2G以上の時)
・ハローにプログラムを組み込んだので、今までより上のGで訓練するときは
ハローを通してコンディションを確認してから行う事。
『×』マークが出たときは決して無茶をしてはいけない。
・重大な事故につながるので、決して悪戯に遣わない事。
それ以外のことだが…
b−3257地区は崩落が激しくなってきている。安全が確認できるまで近寄らない事。
誰の仕業か知らないがハローの落書きはちゃんと消しておくこと。
ああ、それとそろそろチェリーの缶詰の期限も限界が近づいてきている。
明日のプリンはデザート付きだ。ちゃんと全員分あるので喧嘩しない事。以上だ。
アムロ
(プルF)
地球の重力と同じ1Gでトレーニングするのは、体が地球の環境に対応できるようにするためだわ。
それ以上の重力は意味があるようには思えないのだけれど。
私たちが接触することになりそうな木星船団は、重力の強い木星の軌道上で何年も過ごすのよね。
どの程度のGを受けて過ごしているのかしらね。
プルG、サボらないでちゃんと次に書くのよ。
(プルG)
3倍の重力でトレーニングとか、
まるで俺が研究所のあんちゃんからかっぱらって読んだマンガの話みたいだな。
なんてマンガだっけ?
(プルH)
確か大昔の日本のマンガだったかしら。
ドラゴン…えーと…そうだわ確かドラゴンボーズとかいうタイトルだったわね。
今日も色んな人と話をしたわ。みんなには見えないみたいだったけど。
次はプルIね。よろしく。
(プルI)
見えない人などいない! 非科学的だ!
もう一度書くぞ。
見 え な い 人 な ど い な い
プルJ、頼む。
427 :
通常の名無しさんの3倍:03/07/03 00:48 ID:LiMGAxPv
(プルJ)
あまり日記らしくないわね。
といっても特筆するほど珍しい出来事がおきるアクシズでもないか。
まあ何も書くことがないということは、順調に漂流生活が続いている表れ。
順調な漂流って言う表現もなんだかおかしいけど。
次はプルKね。