シャクかわスレの住人居るか?
>>774 いるよ
漏れは姉さん萌えでありシャク萌えでありカテジナさん萌えでもある
シャクは怖くて萌えれん!
母親に萌えるみたいで何かおっかねぇ!
そして、戦乙女(ヴァルキュリア)は還ってきた(5)
「〜〜〜〜♪」
シャクティはシチュー鍋をかき回しながら鼻歌を歌っていた。
くつくつと音を立てて煮えるホワイトクリームの食欲を煽る匂い。しかし、この匂いと
は裏腹に、その中で煮えている具はどれも食した者を地獄に落とす食材ばかりだった。
『これで、あの年増どもは全員消えてくれるわ……』
シャクティは悪魔のような微笑を浮かべると、ゴム手袋をはめ、みじん切りにしたトリカ
ブトを鍋に入れた。
待つこと10分。
「これでよし、と」
シャクティは鍋に蓋をすると、証拠隠滅を図るべく、ゴム手袋をはずして裏口から外に
出た。
そこへ。
「くはぁ〜〜〜〜!腹減ったぁ……」
引っ越しの準備ですっかり疲れ果てたオデロとウォレンがキッチンに入ってきた。
「ジュンコさんもマヘリアさんも、何にもしないんだもんな。ウッソにつきっきりで」
ウォレンが思わず愚痴をこぼす。
「それを言うならシュラク隊全員だろ?ったく、俺たちに命令するばっかりでさ、自分達
はウッソを居間に連れ込んでいちゃついているんだぜ?手伝わされる俺たちの身にもなっ
てみろっての」
「ま、ウッソも悲惨だよね……ウーイッグに行って、徹夜でワッパの回路直して帰ってき
たらコレだもんね」
「極楽のような地獄ってヤツか……それよりいい匂いしねェか?」
オデロがふと、コンロに置かれている鍋を指差した。
「だよねェ。そういや、シャクティがシチューを作ってくれてるって聞いたけど?」
2人は顔を見合わせると、ニヤリと笑って、
「毒見役ってことで……お先にいただきますか♪」
声を合わせて言った。そして、棚からお玉を2本取り出すと、2人はまるで貧乏学生の如
く、お玉をスプーン代わりにそのままシチューを貪り始めた……。
30分後。
「はあ……思った以上に手間取ったわ」
シャクティは再び台所に戻ってきた。そして、異変に気がついた。
「!」
床に転がる2本のお玉、そして自分がシュラク隊を抹殺するべく用意していた劇物満載
のシチューが入っていたはずの鍋。その中身は空っぽである。
『どうして……まさか、あの年増どもに気づかれたの?!』
シャクティは慌ててあたりを見回す。すると……。
「シャクティ!大変!!」
顔面蒼白のエリシャとマルチナがキッチンに駆け込んできた。
「どうしたんですか?!」
こちらも顔面蒼白でシャクティが尋ねると、エリシャは半べそで叫ぶように言った。
「オデロとウォレンが突然倒れたの!!!!口から泡を吹いて……マーベットさんが、何
かの毒に当たったんじゃないか?って……下手したら死ぬかもしれないって!!」
……チッ!!
よりによって食べ盛りの野郎2人に食われてしまうとは!!!!
シャクティは思わず舌打ちした。
「とりあえず、オリファーさんもシュラク隊のみんなに踏んづけられて大怪我してるから
一緒に病院へ連れて行くって……マーベットさんが」
その頃、ウッソは家の外と台所で起きている騒動をまったく知る由もなく、シュラク隊
の面々に散々可愛がられて(?)いたのであった。
779 :
778:03/07/04 01:03 ID:???
皆様、こんな駄文を読んでくださっていつもありがとうございます<m(__)m>
ようやく、これで(・∀・)モエッな部分に入れます。
ワラタ。ガンガレ
どちらの職人さんも更新乙です。
ウッソは姉さんたちに抱きつかれても、ロープで吊るされても幸せそうだ
期待保守