1 :
通常の名無しさんの3倍:
ガンダム世界が平和だったら・・・
というIFリレー小説です。女子大生セイラさんが主役。
過去スレ、あらすじ、は
>>2以降で
3 :
ハァハァ:03/01/26 01:38 ID:???
お疲れ様でした。
■ここまでのあらすじ■
あれから幾年かが過ぎ、セイラは大学生になっていた。
ララァは不慮の事故で行方不明になり、傷ついたシャアは音楽プロデューサーを辞めて
アクシズに留学する。
ガルマとは良好な恋人関係が続いているセイラだが、ある時、ミュージシャンになった
スレッガーと再会してしまう…。
随分長く続いているストーリーですので、詳しくは過去スレ
>>2を読んでください。
■登場人物■
□アルテイシア・ダイクン(セイラ):主役。ブラコン気味の女子大生
□キャスバル・ダイクン:セイラの兄、アクシズに留学中
シャア・アズナブルの異名で音楽プロデューサーとしても活躍した
□ジオン・ダイクン:セイラとシャアの父。サイド3の首相
□ガルマ・ザビ:副首相デギンの末子、シャアの親友。セイラとは恋人。
□ギレン・ザビ:ザビ家長男、ジオン内閣首脳の一人
□サスロ・ザビ:ザビ家次男、トップモデルで売れっ子カメラマン
□キシリア・ザビ:ザビ家長女、大学院生?
□ドズル・ザビ:ザビ家三男、最近長女ミネバが誕生
□デギン・ザビ:ザビ家の長。サイド3の副首相
□ハマーン・カーン:ザビ家の遠縁の娘。シャアにつきまとう!?
□マハラジャ・カーン:ハマーンの父
□ジンバ・ラル:ジオンの腹心
□ランバ・ラル:ジンバの息子で同じくジオンに仕えている
□クラウレ・ハモン:ランバ・ラルの部下?
□マ・クベ:サイド3の若手議員。キシリアと付き合っている
□ゴップ提督:地球連邦政府の高官
□ゴップ提督の令嬢: シャアのお見合い相手だった
□ララァ・スン:大ブレイクしたシンガー。シャアの愛人だったが行方不明に
□アムロ・レイ:新米シンガー。ララァのことでシャアにライバル心を持っている
□カミーユ・ビダン:フラナガン研究所のホープ
□ナナイ・ミゲル:レコード会社「レウルーラ」社員で、今はシャアの秘書兼愛人
□マリガン:ララァのマネージャー
□ドレン:アムロのマネージャー
□シムス:シャアの指示でスレッガーやアムロをスカウトした人
□ウォン・リー:ララァのコンサートのスポンサー
□パプティマス・シロッコ:「ティターンズ」のプロデューサー
シャアと陥れる為、コンサート初日のララァを拉致した
□イセリナ・エッシェンバッハ:セイラの友人だったが、ガルマの事で決別
□ミライ・ヤシマ:セイラの友人
□クェス・パラヤ:セイラの友人
□ブライト・ノア:ミライをついに妻にする
□マチルダ・アジャン:セイラの所属するブラスクラブの顧問だった
□ハサン:セイラの学校の校医
□アナベル・ガトー:シャアとガルマの先輩。
□ケリィ・レズナー:シャアとガルマの先輩。
□ニナ・パープルトン:ガトーとケリィの女友達
□ラトーラ・チャプラ:ガトーとケリィの女友達
□マツナガ:シャアの友人
□マルガレーテ・リング・ブレア:シャアの担当教授の秘書。シャアの愛人の一人
□レコア・ロンド:シャアの後輩で元愛人
シャアを恨んでおり今はシロッコと付き合っている。ララァ拉致の実行犯
□スレッガー・ロウ:セイラの先輩で元恋人。木星に留学していたが・・・
□リュウ・ホセイ:スレッガーと共に木星へ留学していた
□ジョブ・ジョン: スレッガーのバンド「ソロモン」の元メンバー
□ウッディ:スレッガーのバンド「ソロモン」の元メンバー。マチルダの恋人
□ベルトーチカ・イルマ:元カレのスレッガーを追って木星へ
□タムラ:喫茶店兼レストラン「木馬亭」のマスター
□フラウ・ボウ:「木馬亭」のアルバイト。アムロに淡い恋心
□ハヤト・コバヤシ:フラウの同級生
□カイ・シデン:ライブハウス “Pegasus” の客
□ブーン:週刊誌マッド・アングラーの編集長
□赤鼻:上記のカメラマン。かつて、ガルマとセイラのスキャンダルをでっちあげた
□ミハル・ラトキエ:上記の新人カメラマン。カイのご近所さん
□ジュドー・アーシタ:ジャンク屋の少年。ララァ救出の時セイラに力を貸した
□カムラン:ミライの親の決めた婚約者だった
□ギュネイ・ガス:上級生、クェスの彼氏!?(設定のみ)
以上ほとんど前スレからコピー。
リレーSSなので皆さん参加してください。
セイラは大通りを急ぎ足で歩いていた。
「いけない、遅れてしまうわ・・」
今日は夕食をホテルのレストランでとる約束をガルマとしているのだ。
しかし夕暮れ時の歩道は人通りが多く、思うように歩けずにセイラは焦った。
あまつさえ何か珍しいものでもあるのか、歩道を遮るように人だかりが出来ている。
見ればほとんどが若い女性のその一群は、口々に何か叫びながら歩道に寄せて
停車している一台の車に向かって突進せんばかりだ。
「・・有名人でもいるのかしら・・」
さっさと後ろを通り抜けようとするセイラ。だが、
「ちょっと、横入りしないでよね!」
「押さないで!!」
「なにするのよ!」
「きゃっ」
もみあう女性達の争いに巻き込まれ、腕を?まれたと思った瞬間、石畳の上に
投げ出されてしまう。
「つっ・・」
右足首にするどい痛みが走る。どうやらくじいたらしい。
どうしてこんな目に・・!地面に手を付いたまま、セイラの胸に猛烈と怒りが
湧き上がったその時、
「おいおい、乱暴はよしてくれよ、はい、ちょっと通して・・大丈夫かい?
お嬢サン?」
「!」
聞き覚えのあるバリトン。
ハッとして顔を上げたセイラの目の前に立っていたのは。
女達を下がらせ、自分に向かって手を差し伸べているその男は。
「あ、あんた・・」
自分と同じように息を呑むその男は、間違いなくスレッガー・ロウ、その人だった。
うわーーー!>1さん、感謝感激!!!
ありがとう!!
>1さん、乙カレー
私も頑張って保守しますね〜
復活、ああ嬉しい(涙
祝!復活!!
>1さん、ありがとうございました!
おおおお!
新スレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
なんとなしに保守
早くSSがくる事を祈りつつ保守age
同上
続き期待age
セイラタン・・・・ageます。
美人スレでは、セシリー>ベルトーチカ>セイラと決定したわけだが。
age
続き期待、保守。
あっちはスルーしましょう。こっちでよろしく!
>>1 乙!
こんどは落とさないようにしたいですね。
落とすものか!
よく見たらこのスレタイ、ハァハァが抜けてるじゃないか!
28 :
通常の名無しさんの3倍:03/01/30 03:04 ID:xmq4ShLi
朴の友達がセイラタンはブライトさんとセークスしたといってるんですが
本当でしょうか?気になって夜も眠れません子
ガルマ、ピ〜ンチ!!続きはまだかな。
スルッガーとセイラ、3年振りの再会期待してますよ〜
スレッガーが情熱的にセイラさんに迫ってくるっていうのどう?
戸惑い、心動かせられるセイラにガルマは・・・
ガルマはっ!!?
・・・・どうなるでつか? 激しく続き気になりまつ・・・
お嬢様は不良(?)に弱いから・・・(w
セイラさんはサービスが足りないよ、サービスが!
保守
>31
妄想して萌えますた。
『せ、先輩?どうして・・』
セイラは混乱していた。自分の目を疑うが少し困惑した様な表情で
手を差し出しているのはやはりかつての恋人だ。
「どうした?さぁ、掴まれ」
スレッガーの声にセイラは我に帰る。
「大丈夫ですから」
必死に平静を装い答えるとセイラは差し出された手を無視して
立ち上がろうとする。
「痛っ」
ひどく捻ったらしくセイラはその場にしゃがみ込んでしまう。
いたたまれないセイラは思うように動けない自分に苛立ちを感じていた。
黙ったままうつむくセイラにスレッガーは身体を屈め膝をつくとセイラを
抱え上げる。
「何するの、降ろして下さい!」
セイラは顔を紅潮させて抗議するがスレッガーはどこ吹く風という様子だ。
「そういう訳にはいかんだろうが、医者に診てもらわなきゃあな」
スレッガーは優しい笑みを浮かべると車に向かい歩いた。
「平気よ、平気だったら!」
セイラは子供が駄々を捏ねるようにいうのにスレッガーが苦笑する。
「相変わらずだな、変わって無くて嬉しいよ。セイラ・・」
「・・・」
スレッガーの真摯な眼差しにセイラは返す言葉が見つからない。
『セイラ・・か』
懐かしい言葉にセイラは昔の自分に想いを馳せていた。
スレッガーは助手席のドアを開け、セイラを乗せると運転席に廻り
自分も乗り込むと車を発進させた。
「なによー、アレ!」
やりとりを呆然と眺めていた女性陣は走り去る車に激しくブーイングを
浴びせ掛けているのだった。
周囲の目もあるのでとりあえず車に連れ込んでみました。
ガルマを忘れた訳ではありません。待ちぼうけてるな。(w
どなたか続きお願いします。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
スレッガー先輩健在!って感じですね、嬉しいです!!
これからセイラはどうなってしまうの〜!!!!
お待ちしておりましたーーーー!
ますますオトナ♪のスレッガー先輩に萌え!!
どんどん続くといいですね。期待age
宇宙線病に犯されたセイラさん
おぉ、再開してる!
すごく懐かしい気がする…職人さん、ありがとうございます。
待ってて良かった!
スレッガーはウィンカーを点滅させると左にハンドルを切る。
「え〜っと、確かこの先に病院があったよな」
セイラはずっと黙りこくったまま同じ質問を頭の中で思い巡らせていた。
『先輩、ベルトーチカさんとはどうなったの?』
しかしそれを口に出して聞く権利は自分にはもう無いのだ。
そして聞いたところでどうなるものでも無い事も知っている。
でも、知りたいと思う自分がいるのも事実だ。
『私にはもう関係のない事じゃない・・・』
そう自分に言い聞かせながらもなぜだか切なさがこみ上げる。
固い表情のセイラにスレッガーはおどけた風に話し掛ける。
「しかし、女は怖いね。俺もいつもファンに囲まれちゃうともう、ボロボロよ。
まぁ、この俺が女にキャーキャーいわれる様になるなんてさ、ホント
わかんないもんだ。それだけ大物になった!ってトコ?」
スレッガーの昔と変わらない調子にセイラは思わず吹き出してしまう。
「やっと笑った顔が見られたな・・」
「先輩・・・」
ぶっきらぼうだけれどいつも優しかった先輩を思い出して
セイラは小さく微笑んだ。
ピリリリリリ・・・
携帯の着信音にセイラはハッとする。
『きっと、ガルマからだわ』
バッグから携帯を取り出すと通信をONにする。
「もしもし・・・」
『良かった、出てくれて。遅くなるならいつも連絡いれてくるから
何かあったのかと思ったよ。今、どこだい?アルテイシア』
「ごめんなさい、今日は行けそうに無いわ。行く途中で足を挫いてしまって・・
今、病院に向かっているの」
『えっ、大丈夫なのかい?僕もすぐ行くよ、どこの病院?』
「大丈夫よ、大した事無いの」
『いや、行くよ』
「本当に平気だから。今日はごめんなさい、後で連絡するから・・・」
『分かった・・・じゃあ、なにか困った事があったらすぐに電話する事、いいね』
「ありがとう。そうするわ、じゃあね・・・」
切れた電話に耳を傾けたままガルマはセイラの様子がいつもと違っている事が
気に掛かっていたのだった。
スレッガーとベルトーチカの関係が気になるセイラ・・・
そうだよねー、気持ち解るよ。
もう自分には関係の無いこと、聞く権利もないことって分かってても
それが女ごころというもの・・・。
ガル、がんばれー!
スレッガー先輩、優しい…。ほろり。
シャアはまだ、学生だよね。ガルマは社会人かな。
デギンの秘書とか・・・?
スレッガー程の男ならセイラさんに男が居る事や、大人の女になってる事は
気付くはず。間抜けな行為はしないとガルマファンはおもてます。
・・・けど物語の盛り上がりはチョト波乱が有った方がなぁ。
職人様ごめんなさい。
うん、ずっと前からスレッガーは気付いてただろうね、
セイラが自分をもう待っていないだろうことを…。
切ないなぁ…。
波乱…イセリナ再登場とか?
ガルは大学院生かな?
社会人でも面白そうですね。忙しくてセイラとは擦れ違いがち・・みたいな?
イセリナ再登場は是非見たいところです(W
とにかく、続きが楽しみです。頑張ってください!
ホシュ
ドクターはレントゲンを見るとセイラの方に椅子を回転させる。
「骨に異常は無いですが強く捻ってしまっている様なので一週間位は
安静にして下さい」
「分りました。どうもありがとうございました」
「お大事に」
セイラは会釈すると診察室を出る。スレッガーは松葉杖姿のセイラを見つけると
驚いた表情で駆け寄った。
「まさか、骨折・・したのか?」
「ううん、だだの捻挫よ。でも、杖が無いと歩けないから・・・
ちょっと見た目が大袈裟よね」
「そうか、良かった・・・マジで焦ったよ」
スレッガーは頭を掻きながら照れ腐そうな表情をみせる。
「ありがとう。心配かけてごめんなさい」
セイラは気遣ってくれるスレッガーが嬉しくて笑顔で答える。
「アルテイシア=ダイクンさん」
受付窓口から声が掛かる。セイラは松葉杖をついて拙く歩くのにスレッガーは
寄り添うように一緒に歩き出す。
セイラは杖で身体を支えながらバッグから財布を取り出そうとするがどうも
手元がおぼつかない。その挙げ句にバッグを床に落としてしまった。
「あ・・・」
「ありゃりゃ、俺が持っといてやるよ」
スレッガーはバッグを拾い上げると自分のズボンのポケットからお金を出して
窓口へ差し出した。
「これでお願いしますよ」
「そんなの、だめよ」
「いいから!出しとくって」
「よくないわ」
「いいんだよ」
「だめだったら」
「あ、あの〜こちらで頂いてよろしいでしょうか?」
ふたりのやり取りに職員が割って入る。
「す、すみません」
「すまない」
声が重なってセイラとスレッガーは思わず目を合わせて笑いあう。
「お前のせいで恥掻いちまったよ」
「だって・・・、とにかく、お金は渡しますから!」
「はい、はい、分りましたよ。おー、怖ッ」
精算を済ますとふたりは歩き出す。
「じゃあ、行きますか」
「えっ、行くってどこに?」
「どこって・・・送っていくに決まってんだろーが」
「そんな・・お気持ちだけ頂くわ。タクシーで帰るから大丈夫・・あっ!」
スレッガーは預かっていたセイラのバッグをぶらぶらさせながら先に歩き出す。
「さぁ、お嬢サン、行きますよ〜」
スレッガーはチラリと振り返ると悪戯っぽく笑う。
「もう、先輩ったら!」
セイラは松葉杖をついてスレッガーの後を追った。
強引なスレッガー、イイ!
兄さんの帰国、キボン!!
そういやスレッガーは一人で帰ってきたんだっけ?ベルも一緒?
全く二人は関係無いん?
車を走らせながらスレッガーは木星での様々な出来事を話していた。
「本当に色々あったよ。正直、辞めてやるって考えた事もあったな。
今となってはいい経験が出来たと思っているけどね」
セイラはスレッガーの横顔が自信に満ちて輝いているのが眩しいと思う。
「自分の事ばかり喋っちまったな。セイラの事も聞かせてくれよ」
「私は・・別に話すような事なんて無いわ・・・」
セイラは自分には語る夢も誇れるものも無いのが情けなくなる。
「ふぅん、そうかい?何も無いってことはないだろうけど・・・」
「・・・」
セイラはうつむくと黙ってしまう。確かに何も無かった訳ではない。
『私は先輩を裏切ってしまい、あまつさえ恋人まで・・・』
セイラはギュッと唇を噛むと意を決したように顔を上げる。
「先輩、ごめんなさい。私・・・」
「ところでさっきの電話、彼氏かい?」
スレッガーはセイラが話すのを遮る。
「ええ・・・」
「そうか・・・。しかし、まいったな。こうもあっさりと認められるとはな」
スレッガーは苦笑いして続けた。
「ベルが木星に来た時は驚いたよ。あいつの気持ちは嬉しかったけど彼女を
受け入れる事は出来なかったんだ」
「どうして・・?ベルトーチカさんは本気で先輩のこと・・」
「人の気持ちなんて理屈じゃ無いだろう?そのことはアイツも分かってくれたよ。
それにベルのいう事を信じない訳じゃなかったけどあの時俺はセイラから
直接話を聞かないと納得いかなかったんだ。
必ずセイラは待っていてくれているって信じていたんだ。
・・・いや、信じていたかったのかもな・・・」
スレッガーの言葉にセイラの胸は激しく痛んだ。
「でも、時が立つにつれお前はもう、俺の事を待ってはいないって考える
ようになっていった。だから俺もセイラの事は忘れるつもりだったけど
無理だったよ」
車は寮の駐車場に到着する。
「いつも気がつくといるはずのないお前の姿を探していた。似たような人がいると
つい、目がいっちまったりしてさ」
スレッガーはセイラの碧い瞳を見つめその柔らかい頬に触れた。
「愛しているよ、セイラ」
「先輩・・・」
セイラが今にも泣き出しそうなのにスレッガーは笑いながらセイラの前髪を
クシャリと掻き揚げる。
「泣くなよ。別にお前にどうこうして貰おうってんじゃないんだ。
俺もこんな事いうつもりじゃなかったんだけどセイラが目の前に
いると気持ちが押さえられなくなっちまった。すまん」
セイラは小さく左右に首を振る。
『先輩にそんな風にいってもらう価値なんて無いのに。
それに謝らなくちゃいけないのは私だ・・・』
セイラは涙が溢れそうになるのを堪えるのに必死だった。
ちょっと暴走してしまったかな?
ガルマもスレッガーもいい男なんでどうしたのかと...
どうしたのかと
↓
どうしたものかと です。スマソ
おー、スレッガーの告白!
個人的には彼にはあくまで飄々とした態度で通して欲しかった
(だって深刻に言ってもセイラが苦しむだけでしょ)けど
確かに目の前にしたら押さえ切れないのかも。
これからどうなるでしょう、楽しみです!
スレッガーがセイラを見て告白を受けても動じない大人となったと見たのか
(チョト薄そうですけど)アニメ本編での
『要は気合なのよ』
みたいな押しでいくのか。楽しみです。
おお!ようやく話が動き出したようw〜期待してます
今の彼女なら心を乱したりしない、と言う確信をセイラに感じたからこその告白かな。
セイラの今の幸福を壊してまで自分の気持ちを押し通したりしないでしょう、スレッガーは。
むしろ決別の為の告白って感じでは?
でもセイラは…どう感じるでしょうねw
楽しみです!
でもセイラにしても、今愛してるのはガルマであって、
今更再会したからと言ってスレッガーに戻ることは考えられないのでは?
しばらくは感傷的になるだろうけど。
やはり盛り上がるためには、ガルマの方にもイセリナ復活キボン!
でもセイラにしても、今愛してるのはガルマであって、
今更再会したからと言ってスレッガーに戻ることは考えられないのでは?
しばらくは感傷的になるだろうけど。
やはり盛り上がるためには、ガルマの方にもイセリナ復活キボン!
ダブリすまそ
セイラタン萌えage
スレッガーのことでガルマとの仲がぎくしゃく。
そこにイセリナ登場
どうする、セイラ!! みたいなの考えましたが・・・
陳腐ですかね?
そうですねぇ、、
今までの流れから見て、セイラが昔の恋人に再会して心乱れたとしても
それを受け止めるだけの包容力が、ガルマにはあると思う。
でも、ガルマの方にも何か事情があって(仕事or学業にトラブルがあったとか)
セイラばかりに目を向けれない状況だとしたら・・・
で、おまけにイセリナが絡んでくるとか・・・
もし、セイラがスレッガーに傾きそうになったら?
ガルマもさすがに苦悩するでしょう。んで、心の隙間にイセリナが入り込んでくる
みたいなのは?
まさに陳腐なハナシになってしまったけど
これが黄金の昼メロのノリなのねw
>これが黄金の昼メロのノリなのね
確かに。でもそれもまたイイ!!
浮上
昼メロかぁ〜。
だったらやっぱガルとクコーンさせときゃ良かった。
人妻のヨロメキは昼メロの王道でしょー。
『ごめんなさい、先輩。ごめんなさい・・・』
セイラは心で呟いた。声に出すと涙が一緒に溢れてきそうだったのだ。
「セイラ・・・」
スレッガーは腕を伸ばしセイラを引き寄せ抱き締める。
「!」
セイラは一瞬、身体を強張らせるが次第に緊張が溶け身体を預けていた。
スレッガーの胸に顔を押し当てたまま小さく深呼吸するとセイラは口を開いた。
「ごめんなさい・・・私、先輩との約束を守れなかったわ。」
「俺の事、信じられなくなった?それとも冷めちまったか?」
「ちがっ・・」
セイラは顔を離すとスレッガーの目を見た。喉まで言葉が出掛かっていたが
口にするのを躊躇う。理由はどうであれセイラ自分で選んだ結果なのだ。
『今更、弁解してどうするの?私は卑怯者だわ』
「・・・」
セイラは言葉を失ってしまう。
「ま、俺はセイラを繋ぎ止められる程の男じゃ無かったんだよな」
スレッガーが自嘲ぎみにいうのがセイラには悲しかった。
『いっそ、自分を責めてくれたなら・・・その方が楽かも知れないのに』
本当に自分は身勝手だとセイラは思う。
スレッガーは無言でドアを開けると車から降り、助手席側へ廻りドアを開ける。
セイラは差し出されたスレッガーの手を取ると支えられながら車を降りる。
「大丈夫か?寮の前まで行こうか?」
「ありがとう、ひとりで平気よ」
「そうか」
「えぇ、今日は本当にありがとう」
どちらも立ち止まったまま動こうとしない。
「先輩、行って下さい」
「ん、あぁ・・・そうだな」
スレッガーは運転席の方へ歩き出すが、ふと立ち止まり振り返る。
スレッガーはセイラの方へと歩み寄るとセイラの頬に優しくキスをする。
「じゃあな」
スレッガーは背を向け歩き出すと車に乗り込み軽くクラクションを
鳴らし走り去った。セイラの瞳から堪えていた涙が溢れ出る。
そしてセイラは車のテールランプが見えなくなるまでそこに佇んでいるのだった。
>79
ケコーンは早い。早過ぎるよ(w
でも、やっぱり結婚相手はガルマなのかしらん?
ううむ、イマイチ面白みが無い様な・・・
ageますよ〜
強引にトリップしても何もかわってないぞ・・・
このマンネリがたまらないのか?
思えば、やっぱりトリップって重要なポイントだったんだな
うむ〜、スレッガー未練ありありだ…。
出来ればセイラの前ではそれを見せない漢であって欲しかった…。
スレッガー察してないのかな?
セイラも大人なのだから、はっきり口に出して言わないとスレッガーが(´д⊂ヽ
セイラは今恋人がいるって言ってるのに・・・。
未練たらたらで今更別れた理由を尋ねるなんて
スレッガーかっこ悪いヨヽ(`Д´)ノウワァァン!
これじゃセイラも、懐かしさと罪悪感は感じても
再び惚れるってことは無いんでは?
で、考えたのですが、今後の流れとして
執拗に復縁を迫るスレッガー! 困惑するセイラ。
なんとかガルマに内緒でカタを付けようとする。
が、何も言ってくれない恋人にガルマの不審は募り
その心の隙間に、イセリナが・・・
>>87 同意。
いっそのことスレッガーを悪役にしてみては。
帰って来た昔の恋人はストーカーだった!
昼メロから火サスに路線変更。どうでしょう?
>88
面白いかも・・・(W
でもストーカーというのはスレッガーが可哀想すぎかな。
あのスレッガーが・・・アニメとは全く別物といえど悲しい。
だけど物語的には膨らみそう(w
ストーカースレッガーなんて笑っちゃうけど
他に盛り上げる術がないというのも・・・
う〜ん、初期のガイなスレッガーのファンとしては悪役は悲しいでつ。
どちらも選べずガルマとは別れ、ひとりになるセイラ・・・とか?
しかしガルマとスレッガー以外にセイラの相手になるキャラが
思い付かんです。ここのアムロは無理っぽいしな〜!
個人的にシャアに帰ってもらって兄さんに甘える
セイラタンを久しぶりに見たいな ナンテ…
今の未練なスレッガーだとガルに完璧負けると思うんです。
セイラが揺れるまでもないと言うか…。
なんとか男気のあるスレッガーに今からでも持っていければいいんですけど。
>93
他の相手・・・確かに思い浮かばないね〜。
個人的にはサスロとかいい味出してて好きだったけど
ほとんど創作のキャラのようだしなぁ。
>94
今からでも遅くない!実は夢だったとかさー(藁
>95
サスロかぁ、なかなか良かったけどそーなると兄弟対決でつか?
とりあえず、スレッガーはこのままでは終わらせられんな。
でも、どーすべかな・・・まぁ、夢オチは無理っしょ!!
「あれ? リュウさんっ、スレッガーさんはっ!?」
喧騒に掻き消されないようフラウは半ば怒鳴るようにして尋ねた。
ライブハウス・ペガサスではスレッガーとリュウの帰国を祝ってパーティが開かれていた。マチルダやジョブ・ジョンというかつての仲間が集い大変な騒ぎだ。
「あー? あいつならさっき出てったぜ? ションベンじゃねーの、すぐ戻ってくるさ」
「ショッ・・・!?」
「こら、下品な言葉使わないの!」
顔を赤らめるフラウの横から手が伸び、リュウの頭をはたく。
「おっと、こりゃ失礼。ついお前さんと話してる調子でさ。よし、それじゃオレもちょっと、あー、えー、トイレットに行ってくるわ」
「ばか」
ベルトーチカはあきれたようにリュウの後姿を見送るとフラウに向き直る。
「ごめんねー、久々に仲間に会えて浮かれちゃってるのよ」
「いえ。・・・でも驚きました、ベルトーチカさんがスレッガーさん達のマネージャーしてるなんて・・」
「ふふっ、狙うはもちろん彼女の座なんだけどね。あいつ、どうしても駄目だって言うから」
「ベルトーチカさん・・」
「そんな顔しないで。諦めたわけじゃないんだから。それに結構性に合ってるのよ、あいつらがここまで人気が出たのも私のおかげよ」
あっけらかんと言うベルトーチカにフラウは思わず笑みが漏れる。数年の年月を経て彼女の持つ生命力はますます輝きを増しているようだ。
「とりあえず敏腕マネージャーの目下の悩みは新生ソロモンのヴォーカリストなのよね」
「ヴォーカル・・ですか・・」
「スレッガーの音に合う声を持ってる人間ってそうはいないのよ。でも、一人だけ知ってるわ」
「誰ですか?」
「アムロ・レイよ!」
「アムロ!?」
突然のことにオウムウ返しにその名前を口にするフラウ。ベルトーチカは「そうよ」とばかりに頷く。
「で、でも・・・彼は・・」
「知ってるわ、彼が芸能界を辞めたことは。でも彼しかいないのよ。説得してみせるわ、私」
「ベルトーチカさん・・」
フラウは意志の強そうなベルトーチカの横顔を黙って見つめるしかなかった。
「こんなところにいたのか」
ライブハウスの裏口、ビールケースに一人腰掛けたスレッガーを見つけてリュウは声をかけた。
「探したぜ。すぐ戻るって言ったまま・・」
「あぁ、悪い。すぐ戻る」
言葉とは反対に、尚座ったまま煙草をふかしつづける友人の様子に不審を感じ、リュウはとなりに腰掛けた。
「どうした、何かあったのか」
「・・・・・」
「おい」
「・・・・いや・・・・ 俺って案外女々しい奴だったんだな、と思ってさ」
「なんだ?」
「・・・・・・」
再び黙り込んでしまったスレッガーを心配げに覗き込むリュウ。
突然スレッガーは立ち上がると煙草を捨て足でもみ消す。
「くそっ、いつまでもクヨクヨしてたってしょうがねぇ!」
はき捨てるようにそう言うと、ハウスの扉を開け大声で叫んだ。
「ジョブ・ジョン! ウッディ! マチルダも入ってくれ!即興で一曲やるぜ!」
わーー!と歓声が上がり、手拍子がかかる。
それにいつもの調子で軽妙に応えながら、スレッガーは心の中で叫んでいた。
『惚れた女の幸せを喜んでやるのが男ってもんだ!俺は今日からあいつのことは忘れる!!』
すいません、スレッガーに男らしく思い切って欲しくて・・・。
でもきっと色々起こって忘れるどころじゃないんだろうなー(w
うわーー、ベル登場!おまけにアムロも!?
ますます楽しみになってきました〜!!
スレッガーともども活躍を期待しています!
もしかしてベル×アムロな展開に!?
今のベルZの時の
女の愛撫で男を・・・
ってのがもろはまるキャラだ。面白くなってきました!!
乙です〜!
ベルいい感じ(W
保守ageします!
続き待ってますよ〜!
これからどう展開していくべきですかねー。
とりあえずスレッガー悪役は、みなさんNG?(ワラ
>105
スマートな悪役なら(w
保守age
あがれ〜
保守
続きまだかな〜
ガルマは院生ということでよろし?
よろし!
保守
保守あげ
アムロも気になるが、スレッガーとセイラも気になるよー。
ガルマは?そしてシャアは?
つづき、待っとりますぜーーー!
大学内のカフェの一角でガルマとセイラはランチを取っていた。
「・・テイシア、アルテイシア!」
「えッ、なに?」
上の空のセイラにガルマは小さく溜息をついた。
「だから、この週末は一緒に過ごせそうかって・・・」
『最近、ずっとこの調子なんだよな・・・アルテイシアは何も言わないけどやはり
あの日に何かあったに違い無い・・・』ガルマはそう確信していたがあえて
口には出さずにいた。
「ご、ごめんなさい。そうしたいけどレポートが溜まっちゃって無理そうだわ」
「うちに持ってくればいいさ、そうしたら助けてあげられるしね」
「でも・・・」
今のセイラはとてもそんな気になれないのだ。
トレーを持った女生徒ふたりが大きな声で話ながら歩いてくる。
「ねぇ、知ってる?あのソロモンがPegasusっていうライブハウスに
時々来て演奏するんだって!」
「本当なの。私、スレッガー・ロウのファンなのよね」
「いいよね〜、今度行こうよ」
ふたりはひとつ隣の席に着くとスレッガーとソロモンの話に花を咲かせていた。
嫌でも耳に入る会話にセイラは素知らぬ振りをして笑顔で話す。
「やっぱり、お邪魔しようかしら。この前の食事が駄目になったお詫びに
夕食に腕を振るうわ」
「それは嬉しいな。楽しみにしているよ」
「私、そろそろ行かなきゃ、次の講議に遅れてしまうわ」
「あ、うん。じゃあまた連絡するよ」
「それじゃあね」
セイラはトレーを持つと席を立つ。
『まさか、奴となにかあったんじゃ・・・考え過ぎかな』
ガルマは大きな溜息をつくと残りのコーヒーを飲み干した。
117 :
100:03/02/15 21:21 ID:???
ほとんど展開できてないな。ごめん!
週末はガルマの部屋にお泊り!
高校生編には考えられないシチュエーションだ。
やっぱり大学生編はイイネ!
119 :
117:03/02/16 01:42 ID:???
100じゃないね、116でした。スマソ
どうでもいいってか・・・(ニガワラ
ageとくぞ!
ガルマ、なんとなく感づき始めたか・・・?
さらなる展開キボン!
あげ
セリフばっかりの小説ばっかり読んでちゃダメよ!
age
セイラ、やっぱりまだスレッガーのこと好きなのかな。それとも罪悪感?
ベルもまだ諦めてないようだし、イセリナも登場するかも…と考えると
今後がますます楽しみです。
>125
さらにアムロがベルと・・・となるとますます関係が複雑になりそう。
あ、これは返って円満解決か(藁
ベルの登場で果たして「アムロ再び」なるか!?
保守
ほしゅ
保守
続き気長にお待ちしておりますよ〜
落とさないぞ!
そうとも!
つづきまってるにー!
にー!
ぬにー!
age
停滞してますね。
私も続き考えてますがなかなか難しい・・。
ここいらでイセリナ登場させようかなぁ〜。
シャアもそろそろ?
セイラのオマンコは臭そう。
寮の私室、セイラは壁の時計に目をやると深夜の2時を過ぎていた。
『今日はこの位にしておこう』
溜まったレポートを出来る限り週末に持ち込まないようにしたいのだが
思うように捗らない。セイラは机の上の資料などを片付けるとベッドに
潜り込む。
しばらくの間、目を閉じて眠りに着こうとするが一向に寝つけないのだった。
こんな状態が何日続いているのだろう・・・セイラは何度も寝返りを打つと
溜息を漏らす。
それはスレッガーに再会したあの日から、なのだ。セイラはその事を自覚していたがそんな自分を認めたくはなかった。
その日の講議が終わりセイラは携帯を鳴らす。この後ガルマと落ち合う予定
なのだがなかなか電話に出ないので後で掛け直そうと通信を切る。
とりあえず寮に戻り着替えなどの用意をしているとセイラの携帯が鳴った。
『やぁ、アルテイシア。さっきは電話に出られなくてごめん』
「ううん。それより私はいつでも出かけられるけどガルマはどう?」
『うん、思ったより実験に手間取ってね。まだ、掛かりそうなんだ。
それにさっき教授に呼び出されちゃってさ、この後行かないと・・・』
「そうなの。じゃあ時間、分からないわね」
『う〜ん、でもそんなに掛からないと思うから終わったらまた連絡するよ』
「わかったわ。それじゃあ後でね」
『うん、後で・・』
セイラは通信を切ると傍のベッドに腰掛けた。
『時間が空いちゃったわね。どうしようかしら』
セイラは手持ちぶさたなので夕食の材料の買い出しに外に出ることにした。
バスの中で流れる景色をぼんやりと眺めていたが急に思い立ったように
降車ボタンを押すと次の停留所でバスを降りた。少し歩くとそこは
ライブハウス『Pegasus』の前だった。
私はなにをしているんだろう、なにがしたいんだろうとセイラは自問する。
「セイラさん?」
背後からの呼び掛けにセイラは驚いた様子で振り返る。
「アムロ!」
そこには少年というより青年といっていいだろうアムロの姿があった。
「やっぱり・・・お久し振りです」
「本当に・・。元気そうね、アムロ」
セイラはアムロに時の流れを感じる。
『このひとは会う度に綺麗になってるな・・・』
アムロもまた感慨深気にセイラをみた。
「今日はソロモンのマネージャーっていうひとからに呼び出されて・・・
強引なんで参りましたよ。セイラさんはスレッガーさんに会いにきたんですか?」
セイラの表情が曇ったのにアムロは『しまった』と思う。
アムロはスレッガーと別れたらしいという話と以前フラナガン研究所
でみた紫の髪の男を思い出していた。
「ううん、なんだか懐かしくなってつい、足がむいちゃったみたい」
セイラは笑っていたがアムロは違和感を覚える。
「・・それじゃ、私いくわ」
「あ・・・」
アムロは自分の横をすり抜けていく金髪に瞳を奪われながら振り返ると
立ち去るセイラの後ろ姿を見送った。
またフニャフニャセイラさんを書いてしまった・・・
>138
期待してますよ〜
その頃ガルマは大学の教授室で意外な人物と対面していた。
「イセリナ・エッシェンバッハ・・・!」
「お、お久しぶりです、ガルマさま」
驚くガルマにイセリナは深々とおじぎをした。背の中ほどまである豊な金髪が
ふわりと揺れる。
「なんだ、すでに知り合いだったのかね」
様子を見ていた教授が驚いたように言うのにイセリナは答える。
「は、はい。わたくし、高校まではこちらの学園でしたので・・・」
「そうだったな、じゃあちょうどいい、ガルマ君、今度ウチは彼女の所属する
ニューヤーク大と合同で研究を進めることになってね・・」
教授の話はこうだった。
地球・ニューヤーク大学の貴金属デザイン科教授は、これまでにない新しい
素材を使った作品研究を進めており、その協力を知己であるこの工学部教授に
求めてきたのだ。イセリナは留学生として数ヶ月この教室で学ぶことになる。
「というわけで、しばらくの間面倒をみてやってくれんかね」
「は・・・」
ガルマは困惑した。イセリナが自分と一緒ではやりにくいだろうと思ったからだ。
ちらりと視線を向けると、イセリナはうつむいていたが、やがて意を決したように顔を
あげガルマを見つめた。
「どうか、よろしくお願いいたします・・・ガルマさま」
差し伸べられた白い手。その手とひたと向けられた瞳は真剣そのものだ。
「自分の研究に加えて大変だろうが、なんとか引き受けてもらえんかね」
躊躇しているガルマを察して、教授がさらに言う。
(参ったな・・)
小さく溜息をつくと、ガルマは差し出されたイセリナの手を握った。
「分かりました。僕で良ければ全力で協力させてもらいますよ、イセリナ」
「ガルマさま・・・ありがとうございます!」
「いや、助かるよ、ガルマ君。何しろあちらの手前めったな人物と組ませるわけ
にはいかんからな。君なら我が教室一番の学生だし、いや、良かった良かった」
教授は椅子から立ち上がるとガルマの肩を叩いて相好を崩す。
「じゃあ、わしはこのあと会議があるので失礼するが、ガルマ君、後は頼んだよ」
そう言って教授は部屋を出て行った。
続けさせてもらいました。
ガルマの学部、勝手に決めてごめんなさい。
ガルマとイセリナ
セッキ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ン
役者は揃った!さてどーなる?
6本もイレるのでつか?
役者あと一人たりないよ・・・。ヽ(`Д´)ノ
わたしを輪姦するのでしょう?
それなのに6本でお終いなのですか?
この軟弱者!!
>153
シャアといると、どうもフニャフニャセイラたんになっちゃうからなぁ…
「あー、じゃあ早速だけど研究室に案内するよ」
二人きりで残され、少々の居心地の悪さを感じたガルマはイセリナを
促し教授室を出ると、先に立って廊下を進む。
(まさかこんな形で彼女と再会することになるとは…)
アルテイシアが知ったらどうするだろう。
数年前、互いに傷つけあったまま決別したかつての親友を、
セイラが未だに心の奥深くで気にしているのをガルマは知っている。
そしてその原因となったのは、他ならぬ自分なのだ。
「本当はご迷惑だったのではございませんか」
物思いに耽りかけたガルマの思考は不意に引き戻された。
「あ、いや、まさか! そんなことはありませんよ」
驚いて振り向くと、そこにはイセリナの哀しそうな顔があった。
「でも…」
うつむくイセリナ。ガルマは歩み寄ってやさしく言う。
「さっき躊躇したのは…あなたの方が僕と組むのは嫌だろうと思った
からです。イセリナ、もしそうなら遠慮しなくていい、教授には僕から…」
「いいえ!」
きれいにウェーブのかかった金糸が激しく揺れる。
「いいえ、ガルマさまさえ良ければ私は…! 身勝手な事を言っているのは
承知しています。昔、ガルマさまとアルテイシアを傷付けて逃げた私ですもの」
「イセリナ…」
「子供だったのですわ。今では後悔しています。アルテイシアにも…」
涙をぬぐってイセリナは続ける。
「会って謝りたいと思っていますの。許してもらえるか分かりませんけど」
「そんなことはない。アルテイシアだってもう一度君に会いたいと、ずっと…。
そうだ、良かったらこれから」
イセリナはゆっくりと首を振る。
「とても今はまだ勇気が出ませんわ。思いがけずガルマさまにお会いした
だけで胸がいっぱいで、どんな顔をしていいのかも…でもいずれ必ず
会いたいと…どうかガルマさまから伝えてくださいませ」
「…分かった。伝えるよ」
頷きつつもまだ心配げなガルマにイセリナはふっと微笑んだ。
「ご心配なく。 私、地球に恋人がいますのよ。いつまでも過去の
思いにとらわれてはいませんわ」
「…そう…か」
よかった…ガルマは心の中で安堵の溜息をつく。
これが一番気がかりだったのだ。
「それに、一生懸命勉強して一日も早く自分のブランドをもつ事が
今の私の目標ですの。そのために来たのですもの」
イセリナは窓の外に視線をやる。
夕方の鈍い光の中でも、その凛とした横顔の輪郭はくっきりと
浮かび上がっている。
過去を乗り越え目標に向かって歩き始めた彼女を、ガルマは
素直に美しいと思った。
「…改めてよろしく、イセリナ」
ガルマはもう一度握手すると、今度こそしっかりとイセリナの手を
握った。
研究室に案内し、同僚達にイセリナを紹介して回るガルマ。
にこやかに挨拶を交わしながらイセリナは、心では別のことを
考えていた。
何年もかけてやっと封印した想い。封印したはずの恋心。
しかし本人を目の前にして、そのそれは悲しいほどあっけなく
外れてしまった。
(あぁ、やっぱり諦めきれない…!ガルマさま…!)
小公女セーラ
それでも兄さん復活希望
ガルマのよき相談相手となるか?
イセリナ…何かやらかしてくれそうな予感…
age
セイラの方も気になるネ!
セイラ・スレッガー・アムロ・ベル…
この4人が鉢合わせするのか!?
イセリナもガルマを諦めてないし、これからどうなってゆくのか怖い(藁
シャアはいずれババーン!と登場するだろうが、今はまだいらない気も。
「そうなの、イセリナが・・・」
セイラはティーカップをテーブルに置くと小さく息をついた。
「うん、でも今の彼女は目標に向かって頑張っているよ。だから
僕も出来る限りの協力を惜しまないつもりさ」
ガルマはイセリナの胸の内など知る由もない。
今のイセリナはとても輝いているのだろうとセイラは思う。
それに引き換え自分はどうだろう、セイラは暗澹たる気持ちになる。
「アルテイシア、どうかした?」
ガルマは暗い表情のセイラを心配気にみた。
「あ、ううん、・・イセリナ頑張っているのね。よかったわ」
「それと君にも謝りたいって・・また近いうちに食事でもしよう」
「そうね」
セイラはガルマの優しい眼差しに微笑んでこたえた。いつも自分を気遣ってくれる
ガルマ、そんなガルマに甘えてばかりいるどころか今、昔の恋人に心が揺らいでいる。
セイラは自身を咎めていた。
食事の後片付けをすますとセイラはレポートの続きを始めていた。
「アルテイシアもシャワーを浴びてきたらどうだい?」
ガルマはバスローブ姿で髪をタオルで拭きながら歩いてくる。
「ええ、わかったわ」
机に向かったまま返事するが動く様子のないセイラにガルマは
苦笑しながら後ろから近付くとレポートを覗き込む。
「進まないのかい?手伝うよ」
「もう少しなの。ひとりで大丈夫よ」
ガルマは視線を横にずらし真剣なセイラの横顔をみつめていた。
「なぁに・・?んっ・・」
その視線に気付いたセイラは横に顔をむけると同時に唇を塞がれる。
『君を誰よりも愛している、誰にも渡さないよ』ガルマは万感の
思いで口付けたまま腕を延ばしてセイラをきつく抱き締めた
「ガルマ、痛いわ・・」
「ご、ごめん」
ガルマは腕の力を緩めると少し寂し気に笑った。セイラはガルマが
いつもと違う気がした。
「どうかして?ガルマ」
「いや、どうもしないよ。どうしてだい?」
「そう感じただけ・・それならいいの」
お互いに何かを感じてはいるがうまく伝える事が出来ないふたりだった。
>>1 セイラたんではなくてセイラさんだろうがゴルァ!
もうアフォかとヴァカかと。
法政の低学歴どもは吉野屋がお似合いだよ(ププ
過去スレ読めるんだ、嬉しい!
井上瑶さん・・・井上瑶さん・・・井上瑶さん・・・
井上瑶さぁぁぁぁあああぁぁん・・・゚・(ノД`)・゚・。
貴方の事忘れません。ご冥福を。
175 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/03 18:50 ID:uDMPlrJf
井上瑤さんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
音と光の洪水の中でアムロはじっとステージを見つめていた。
舞台ではスレッガーが見事な演奏を繰り広げている。
かつて自分もあそこに立っていた…不思議な感覚がアムロを襲う。
「どう?」
横から問われ視線を向けると、勝気な青い目が印象的な
ベルトーチカが微笑みながらこちらを見ている。
「ますます魅力的になったでしょう? ソロモンは」
「それとこれとは別問題さ」
そう、いくらソロモンが良いバンドであっても今のアムロには
無縁の世界である。
「もう一度歌ってみたいと思わないの」
答える代わりにアムロは肩をすくめてみせる。
今日初めて会った時から彼女のストレートな、悪く言えば無遠慮な
物言いに少々辟易しているのだ。
「でも…!」
「しっ」
なおも言い募ろうとするベルトーチカを、そっと諌めて黙らせると
アムロは再びステージに意識を集中した。
(んもう!)
ベルトーチカは頬を膨らませるが、ステージを見つめるアムロの
横顔が真剣であるのを見て、満足げに微笑んだ。
179 :
d:03/03/04 03:14 ID:oPL0uCS4
他のスレでは光速で流れています。
そこで書き込む気力が無い30台です。1stは小学6年生。
ここで一人の声優の死を悼んで、しめやかに心のけじめをつけたいと思います。
私達の中の人が死んだら、
このくらい盛大に皆さんは弔ってくれるのでしょうか?
ね、ゲイナー
,.,.,.,...、 -‐‐- 、
, '´ ヽ ノ人ヽヽヽ ヽ ガンダムって存在が大きいからなぁ・・・
| i iハル)))〉 ||(-X -)-| l l
ヽiリ ゚ヮ゚ノリ ヽ ‐ ノノノ
|\ ̄ ̄ゝつ旦とノ,,っ ̄\/ll ̄⌒i
/ \\ (⌒) 旦 \||_| |
ノ \\ (⌒(⌒) と]__ノ
/ \|| 二二二二二二二二| |
\ / / ハノ
\ / /∧∧ 二 ∧∧ ヽ
\ ハ _//(´・`∧∧/ ,,゚・゚)ヽ__\
 ̄ ̄ ⊂(¬・¬)⊃  ̄
どうせみんなそのころには忘れてるさ〜
こんなときくらい盛り上がれ
age
井上さん、好きでした・・・本当に悲しいでつ。
どうか安らかにお眠りください。
保守
いつの間にこの板は喪に服していたんだ・・・・。
ひろゆきも理解が早いな。
ほしゅ
つづき待ち遠しい…
188 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/07 20:21 ID:glRKsmwO
Σ(゚Д゚!
アムロとベルが急接近?!?
アムロ→ベル→スレッガー→セイラ×ガルマ←イセリナ
ララァの時同様、アムロはまた失恋かな。
それとも・・・?
191 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/09 17:58 ID:lLErEESB
いやいや、 アムロ←ベル になりそうなヨカーン
そして こんな感じで…
アムロxベル スレッガー→セイラ←ガルマxイセリナ
イセリナの策略(?)でガルマを奪取するが・・・う〜ん、複雑すぎかな。
イセリナの巻き返しが楽しみ!
ガル、気をつけろ!(W
ここで出てきたカプ。
進行形:セイラ×ガルマ、ミライ×ブライト、マチルダ×ウッディ、ミハル×カイ、クェス×ギュネイ(?)
過去形:ベルトーチカ×スレッガー、セイラ×スレッガー、シャア×ゴップ令嬢
未来形(可能性として):フラウ×ハヤト、ベルトーチカ×アムロ(?)
片思い:シャア←ララァ・ナナイ・マルガレーテ・ハマーン、ララァ←アムロ、ガルマ←イセリナ
さあ、あとひっつきそうなカプルは!?
>193
こうして見ると複雑な人間模様ですねー。
まったくのオリジナルなのに、よくぞここまで膨らんだものです。
人物相関図が欲しいね
ホシュ
人間相関図:
セイラ……肉奴隷1号
イセリナ……肉奴隷2号
199 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/12 09:29 ID:mb3zAK4f
agr
200 :
通常の名無しさんの3倍:03/03/12 09:30 ID:mb3zAK4f
200gret
セイラの人格を無視した萌えスレ(セイラ房)ハケーン!
野郎は誰でもセイラに夢中サ☆(妄想)=キモヲタ
イセリナは一途なだけに段々と押さえがきかなくなって色々やってくれそう!
イセリナの気持ちを知ったらセイラはどうするんだろう?
続きが読みたいよぉ…。
続きを書ける職人さんいますか?
このままじゃ・・・
とりあえず保守上げ。
またーり続きを考えましょう、みなさま
個人的にはもっと雑談や考察があるといいなと思ってます。
いろいろな意見なんか知るのも楽しい。
そこから続きのヒントをもらえたりするし・・・
(;´Д`)ハァハァ
セイラさんの声優も強烈なものがあるが、メーテルの声優さんも強烈な者があるな。
どっちも激ブスだということだ。w
ステージが終わるとアムロはベルトーチカに腕を引っ張られるようにして
楽屋へ連れて行かれた。
「よう!アムロじゃないの!」
楽器の手入れをしていたスレッガーが真っ先に声をかける。
「こ、こんにちは、スレッガーさん、・・・みなさん、お久しぶりです」
かつての仲間の登場に、メンバーのみなが笑顔で近寄ってくるのに、
アムロは照れながら挨拶する。
「なんだ、ベルが今日連れてくるって言ってたのはアムロだったのか」
呆れ顔で隣のベルトーチカに目をやるスレッガー。
ベルトーチカは得意げに言う。
「そうよ、ソロモンにとって一番ぴったりなヴォーカルでしょ?」
「そりゃそうだが・・・、しかしアムロ・・・お前さんはどうなんだ?」
「・・・すいません、スレッガーさん、僕は・・・」
「そっか。まぁ事情は人それぞれさ、他人がどうこう言えるもんじゃねえ。
でも、もし気に入ったんなら、これからも時々ライブに来てくれよ」
「ええ、もちろんです」
「どうしてよ!? 私がせっかく・・・!」
「いいから。さ、帰るぞ。またな、アムロ」
スレッガーは強引にベルトーチカを連れて楽屋を出て行った。
後にはメンバーがぞろぞろと続く。
結局楽屋にはアムロ一人が残された形になった。
ふう・・・溜息をつく。
見渡すと机の上に誰が置き忘れたか、楽譜が散らばっている。
それを何気なく手に取りながら、アムロは先ほどのベルトーチカに
思いを馳せた。
(あの人・・・スレッガーさんの新しい恋人さん・・なのかな)
ふと、夕方ここの前で偶然出遭ったセイラを思い出す。
しかし、アムロの思考はだんだんと譜面に引き込まれてゆき
その内それに没頭してしまったのだった。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
アムロ、活躍のヨカーン。
個人的にはベルかセイラと絡ませたいな〜、なんて思ったりして・・・
『愛しているよ、セイラ・・・』
先輩・・・
『俺の事、信じられなくなった?それとも冷めちまったか?』
違う、違うわ・・・!
『必ずセイラは待っていてくれているって信じていたんだ・・・』
!!!
「アルテイシア、アルテイシア!」
「あ・・・」
呼ばれて瞳を開ければそこはベッドの上、横ではガルマが心配そうに
自分を見ていた。
ゆ、夢だったの・・・。
「大丈夫かい、ずいぶんうなされていた」
「ええ」
まだ治まらない荒い呼吸。ガルマの手を借りて体を起こすと、全身に
ぐっしょりと汗をかいているのが感じられた。
「起こしちゃってごめんなさい。怖い夢を見たのね、もう大丈夫」
「・・・・・」
「シャワー借りるわね」
「アルテイシア、何故話してくれない?」
ベッドから降りかけたセイラは腕を掴まれ、ガルマの胸に抱きすくめられた。
「君はこの間から何かに悩んでいる。・・・僕では君の力になれないのか。
それとも・・・僕には言えないことなのか?」
うめくような、苦しそうな、ガルマの声。
不安と苛立ちを隠そうともせず、腕は強くセイラの体をかき擁く。
こんなガルマを見るのは初めてで、セイラは胸が締め付けられるような罪悪感と、
そして愛おしさを感じるのだった。
きっと彼はずっと前から自分の変化に気づき、心配してくれていたに違いない。
そして苦しんでいたのだろう。
セイラは手を伸ばして、自分もガルマを抱きしめた。
「違うの・・・本当になんでもないの・・・ううん、これは私だけで解決しなくちゃ
いけない問題だと思う。だから、いつか、話せる時が来たら・・その時は・・・。
だから、その時まで待って・・・」
「アルテイシア・・・」
「私を信じてくれるでしょう? 愛してるわ、ガルマ」
深く口付けを交わす二人。
やがてガルマは体を離してセイラの瞳をまっすぐに見つめて言う。
「君がそういうなら無理には聞かないよ。でも、いつだって僕は君の助けに
なりたいと思っている、それを忘れないでくれ」
「ええ」
ガルマは寂しそうにうなずくと、いつもの口調で言う。
「さ、シャワーを浴びよう。僕も君もこのまま寝ちゃ風邪をひく」
二人でシャワーを浴び、再びベッドに戻ったものの、セイラはなかなか
寝付けなかった。
隣ではガルマの静かな寝息が聞こえる。
(月曜日、先輩に会いに行こう。会ってきちんと話しをして、自分の気持ちに
ケリをつけなくては・・・)
もうこれ以上、ガルマを苦しめるわけにはいかない。
今、自分が愛しているのはやはりガルマなのだ。
セイラは体をずらせてガルマに擦り寄ると、静かに目を閉じた。
「ガルマさま、あの・・・そろそろ・・・あの、ガルマさま?」
「え、あ!」
研究室前のソファで紙コップのコーヒーを持ったままぼうっとしていた
ガルマはイセリナの声で我を取り戻した。
時計を見ると、約束の休憩時間は随分すぎている。
「失礼、イセリナ嬢。申し訳ない、すぐに始めましょう」
急いで立ち上がると、ほとんど減っていないカップの中身がこぼれて
手にかかった。
「あ、」
「まぁ、大変」
すかさずイセリナがハンカチを取り出して、汚れをぬぐう。
「・・・ありがとう・・」
「いいえ」
つかまれた手から、イセリナの手の暖かみが伝わってくる。
「さ、いいですわ」
「ありがとう」
もう一度礼を言い、今度こそガルマは研究室に戻った。
今日から本格的にイセリナとの共同研究が始まる。加えて通常の
自身の研究課題もあるのだ。
アルテイシアのことから頭を切り替えないと・・・。
ガルマは自分を戒めると、机に向かった。
すごい!!どう展開するのか楽しみ〜
セイラはスレッガーを目の前にしてちゃんとケリをつけられるのか?
ガルマもイセリナの術中に・・・(w
浮上
続きキタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!
いい感じ!
多分そうあっさりとはケリ付けれないんじゃないの、セイラたん!
イセリナが妙に大人しいのも気になるよ〜。
アムロの方もこれからいろいろ展開がありそうな予感!
スレッガーはやっぱり大人ですね(w
これからが楽しみです!
面白くなって来た!
どんどん行ってくれ!
「そんな・・・」
『Pegasus』に足を運んだセイラは、ドアの貼り紙に声を失った。
なんとこれから先一週間ほど、「ソロモン」は遠征に出かけてライブは
休みだというのだ。意気込んでやってきただけに拍子抜けだ。
「ま、仕方ないわね、留守ではね・・・」
心のどこかで安堵の気持ちが生まれていることにセイラは気づいて
いない。
踵を返すとそのままライブハウスを後にした。
それから数日後の放課後。
大学のカフェでセイラはお茶を飲んでいた。
「やあ、待たせたね」
現れたガルマは見るからに疲れていて、セイラは心配になる。
研究が立て込んで、ほとんど部屋にも帰れない状況が続いているのだ。
「大変そうね」
「まぁね、でも始まったばかりだからね、弱音を吐いてはいられないよ」
「そうかもしれないけど・・・、でも食事と睡眠はちゃんと取らないと駄目よ」
「了解」
「イセリナはどう? 彼女も頑張ってる?」
「ああ、僕以上さ。あの情熱はすごいな、彼女を見直したよ」
「そうなの」
セイラは懸命に実験に取り組むイセリナを想像してみた。昔から彼女は
一途なところがあった。それが今は研究に向けられているのだろうか。
「イセリナにも伝えてね。無理しすぎないでって」
「うん。今のが一段落したら三人で食事にでも行こうか」
「ええ」
「それで・・・あー、アルテイシア・・」
言いにくそうにガルマは自分の前髪を弄ぶ。
「?」
「今度の休み、一緒にズム・シティに帰ろうって話だったけど、どうも
休めそうにないんだ・・・」
「・・・・・・」
「ごめん!」
ガルマは両手を合わせて頭を下げた。
ガルマにしても、今この時期にセイラと過ごす時間を削るのは、極力
避けたいところなのだが、背に腹は代えられない状況だ。
そんなガルマにセイラは溜息をつく。
「楽しみにしてたけど仕方ないわ、じゃあまた今度に・・・」
「いや、君だけでも行ってきたらいい」
「でも、一人で帰ったって・・・」
「実は驚かせようと思って黙ってたんだけど、ハマーンが留学から
帰って来たんだよ。この週末にザビ家で歓迎の食事会を開くんだ」
「ハマーンが!?」
セイラの脳裏に、あのピンクのおさげ髪の少女が蘇った。
そうだった、二年前ジュニア・ハイを卒業したハマーンはハイスクールには
ゆかず、サイド外に留学したのだった。
その行き先は・・
「じゃあ、アクシズから・・」
ガルマは頷く。
「そう、きっとキャスバルの話も聞けるんじゃないかな、行っておいで」
「ありがとう!」
喜びのあまりセイラは思わず腰を浮かせ身を乗り出した。
人目がなければこのままガルマに抱きつきたいくらいだ。
その様子をくすくすと笑いながら見守るガルマ。
「喜んでもらえて嬉しいよ。その代わりと言ってはなんだけど・・・」
胸のポケットから、カードキィを一枚取り出しテーブルの上に置く。
「僕のマンションの鍵だよ。忙しくてなかなか帰れないけど、でも君の
時間の空いたときには時々来てくれると嬉しいな。君が待っててくれ
てるかもしれないと思うと、帰る張り合いが出来るからね」
「分かったわ。じゃあ時々食事を作りに行くわ」
「うん。・・・それじゃ、もう戻るよ。また連絡するから」
「ええ」
ガルマを見送り再び一人になると、セイラの思考は自然と別れて久しい
兄キャスバルのことへと移ってゆく。
時おりディスクメールは届くといっても、それでも少しでも多く兄のことは
知りたいと思う。ハマーンは同じ惑星に留学していたのだから、きっと
いろいろ話がきけるだろう。
早く週末が来て欲しい・・・セイラは願った。
ハマーンてシャアと一緒のところに留学してたんだ…ビックリ!
ついでに兄さんも帰国しないかなぁ?だめ?
兄さんはまだいいよ。
それよりイセリナ、スレッガーがどうでるのかが気になる〜!
> 兄さんはまだいいよ。
ガ〜ン!!
>225
自分も兄さんが恋しくなってきますた。
シャアかぁ・・・今出てきたとして、どういう風に絡ませる?
そうだなぁ〜、ガルマがイセリナの件でセイラを泣かしたと憤慨!
『貴様にあれほど妹の事を頼んだはずだ!それがどういうことだ。
やはり、アルテイシアの事は誰にもまかせられんな』とか
以前と違い、生気の無いシャア。それが心配でガルマそっちのけの
セイラ。
駄目だ〜。発想が貧困なのでこの位しか・・・
久しぶりにセイラさんでオナニーしてみることにします。
さて、ズリネタ探さないと……。
まあいずれ必ず出るでしょう、シャアは。
再会がたのしみ。
一見和やかムードに戻ったように見えまつが…。
この先きっと波乱のヨカーン。
ハマーンがどう絡むのか楽しみだ。
怒涛の更新!!!嬉しい!
シャアはぜひとも復活キボン!
久々に妹に甘々な兄さんが見たいなぁ〜。
土曜日の午後。
相変わらずの実験室でガルマはふと時計に目をやった。
(もうアルテイシアはザビ家に到着したかな)
ハマーンからキャスバルの話を聞いて、少しでも元気になって
くれれば嬉しい。
「ガルマさま、少し休憩しませんか?」
その時イセリナが盆にカップを二つ載せて部屋に入ってきた。
「ああ、ありがとう」
手を休めガルマはカップを手にする。
「せっかくの休みなのに、君まで悪かったね」
「そんな・・当然のことですわ。それに私は他にすることもありませんし。
ガルマさまこそ、土曜の午後までこうではアルテイシアが寂しがって
いるんじゃありませんか?」
(寂しがる・・・か。寂しいのは僕だけかもしれないな・・・)
そう思いかけて打ち消す。どうも最近気持ちがマイナーに傾きがちだ。
「うーん、寂しがるというよりも心配しているよ」
「・・・心配?」
「頑張りすぎて体を壊さないかってね。君にもそう伝えてくれと」
「そう、ですか・・・」
「しかし頑張ったお陰で明日は学校に来なくて良さそうだ。君もゆっくり
休むといい」
「はい」
にっこり微笑むイセリナ。
しかしガルマの見えないところで、カップを持つ手はフルフルと震えていた。
(私の体の心配ですって!? いい気なものね、アルテイシア!
勝者の余裕ってわけ? ・・・いいわ、今にもっと他の心配をさせてあげる!)
「でも・・・本当を言うとこうして研究に打ち込んでいる方がいいんです。
一人になると、つい地球の恋人のことを思い出してしまって・・・」
伏し目がちにぽつりと言うイセリナに、ガルマは慌てた。
「ご、ごめん、思い出させてしまったかな?」
「・・・・・」
ガルマはしばらく考えていたが、やがて優しく言った。
「せっかく留学して来たんだ、君には勉強以外も楽しんでいってもらいたいな。
友達もたくさん作って・・・そうだ、良かったら今日でも飲みに行かないか?
他に出てきてる奴らも誘ってね」
「はい!ありがとうございます、ガルマさま!」
イセリナの表情がパッと明るくなった。
ひぇ〜、イセリナ怖いね。((((・д・;))))ガクガクブルブル
でも、面白くなってきた!
ホント、怖い・・(w
でも、ちょっと気持ちも分かるかなぁ。セイラにそんだけ余裕の態度取られるとねぇ。
まぁセイラはイセリナはガルマのことまだ好きって知らないし、
色々悩み中でそれどころじゃないんで、思いっきり逆恨みなんだけど。
ガルマ、完全に術中にはまってる!?
だいじょうぶか〜〜!(W
続き期待あげ
ガルマ、少し自信を失ってる感じ。
イセリナのアプローチ次第ではひょっとしてひょっとするかも?
でも、やっぱりガルマにはセイラ一筋でいて欲しい気も。
他の人の意見はどうなんだろう。
>>240 うーん、ガルマには心変わりはしないでほすぃ・・・かな?
でも弱ってるところにイセリナに優しくされて、ちょっとぐらつく・・みたいな?
>241 に同意。
弱っているところにお酒の勢いとイセリナの策略にかかって・・・
で、モーレツに苦悩する。とかはどう?
イセリナ、ちょと可哀相な気も…。結局報われないのネ。
イセリナ、一途で健気で私は結構好きよ。
(書いてて動かしやすいというのもあるが)
出来たら彼女にも少しはいい思いをさせてあげたいなぁ。
弱ったガルの一夜の過ち・・ってのはかわいそう過ぎるかな?
少しは気持ちが通じた上で・・だったらまだ救われるかしら。
どっちにしろ、ガルの本命はセイラから動かず、てことで
みなさんの意見は一致してるようですね。
そうですね。ガルマもいずれはイセリナに心が傾いていくというのも
よさそうです。
セイラがズム・シティに到着したのはその日の昼過ぎだった。
時間まで自宅で寛いだ後、ザビ家の夕食会に向かう。
首相である父ジオンは仕事先から直行すると言っていたから、
セイラは一人だった。
「よく来たな、アルテイシア」
到着するとザビ家長女のキシリアが出迎えてくれた。
大学院卒業後、ザビ家の持つ企業の一つを任された彼女は
生来経営の才能があったのか、やり手の女社長として活躍している。
「ガルマはやはり?」
「ええ、研究から手が離せなくて・・」
「自分から言い出しておきながら仕方のないこと」
「え?」
「ハマーンの歓迎会を計画したのはガルマなのだよ。知らなかった
のか?」
知らなかった・・・。私を喜ばせるため・・?
「ふふ、まぁいい」
セイラの表情を面白そうに見つめていたキシリアは、ふっと
微笑むと先に立って扉を開ける。
「さぁ、主役はもう到着している。・・・驚くなよ」
驚くなといわれたが、案内された部屋の中央に立つ女性を
見てセイラは思わず息を呑んだ。
そこには美しく成長したハマーン・カーンが優雅に腰掛けて
いたから・・・。
記憶の中にあるハマーンは、長い髪をきゅっと高く二つに結んだ
まだ幼さの残る少女だった。
しかし今目の前にいる彼女からは大人の女の匂いがする。
肩の上で切り揃えられた髪も、胸元の大きく開いたドレスも。
「ふふ、2年もあれば少女が大人へと花開くには十分というわけだ」
心を読んだようなキシリアの言葉にセイラは(そういうものなのか)と思う。
ハマーンも今では17歳。変わっていない方がおかしいのかも知れない。
・・・でも、何かが違う気がする。
「お久しぶりね、ハマーン。私を覚えていて?アルテイシアよ」
ハマーンはゆっくりと立ち上がった。
セイラより幾分背が高い。そのせいか、美しい切れ長の瞳でじっと
見つめられると奇妙な威圧感を感じて、セイラは焦った。
少々の沈黙のあと、やっとハマーンが口を開いた。
「お久しゅう・・・アルテイシア殿・・」
軽く頭を下げるハマーンに、セイラはそれまで漠然と感じていた違和感の
正体が初めて分かった。
無邪気すぎるほど無邪気だったハマーン。その明るさが今の彼女からは
微塵も感じられないのだった。
伝わってくるのは、人を拒むかのような冷たい空気。
(一体、なぜ・・?)
セイラがそう思ったとき、メイドが部屋に入ってきて告げた。
「ただいま首相が到着されました」
「そうか。ではそろそろ広間に移ろう。晩餐が始まる」
キシリアは二人を促した。
しかし食事が始まるとセイラの懸念とは裏腹に、ハマーンはソツなく
喋り、場はにこやかな雰囲気に終始した。
食事が終わって、席移しての団欒となったとき、セイラはさりげなく
ハマーンに聞きたくてたまらなかった兄のことを切り出す。
「キャスバル・・殿・・・」
「ええ、向こうではよく顔を合わせたりしていたのかしら・・・」
「・・・・・」
「良かったら聞かせてもらえない?兄さんのこと」
「申し訳ないが」
セイラの言葉を遮るようにハマーンが言う。
「お話できるようなことは一つもないのです。彼と私は同じ場所で
同じ分野を学んではいたが、何一つとして相容れるものはなかった」
「・・・どういうこと?」
ハマーンの言葉の奥に、暗い憎悪を感じてセイラは眉を寄せる。
「私にあの男のことなど思い出させて頂きたくない、ということです。
失敬」
そう言うとハマーンは立ち上がり、今までセイラと二人きりだった
場所から他の面々が集う方向に移動した。
そのしなやかな後姿を見送りながらセイラは呆然とする。
(昔はあんなに兄さんを慕っていたのに・・・)
信じられない。留学中に二人の間に何かあったのだろうか?
それであんなに変ってしまったのだろうか?
「兄さん・・・」
急に抑えきれないほどシャアに会いたくなり、セイラは震える
瞼をそっと閉じた。
ハマーンの雰囲気がZのハマーンになりましたね〜w
シャアを憎んでるようなのは何があったんだ〜!
ハマーン、キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
なんか一癖も二癖もありそうな女性になってますね。
これからが楽しみ!
期待アゲ
保全あげ
おっと、保守!
シャアとハマーンの関係が気になるところ
「あ〜、ガルマさま・・・わたくし、なんだかとってもいい気分〜♪」
「あ、危ない!」
千鳥足で通りを一人歩いてゆくイセリナをガルマは慌てて追いかける。
「いやですわ、わたくし、そんなに酔っていませんことよ、おほほほ」
高笑いをしながら、バッグをぶんぶん振り回す。
(参ったなぁ・・・)
腕を掴んで支えてやりながらガルマは溜息をついた。
大学の仲間数人と飲みに出たのは良かったが、早々にイセリナが
気持ちよく酔っ払ってしまい、酔いが廻れば普段の控えめさはどこへやら、
強引にせがまれるまま二軒目、三軒目へと付き合う内に、気づけば
ガルマ一人でイセリナの面倒を見る羽目になっていたのだった。
「さ、ガルマさま、次参りましょう、つぎ〜!」
「駄目だよ、もう十分飲んだろう。さぁ、送っていくから」
「・・・ガルマさまは、わたくしと一緒なのがお嫌なのですね・・」
突然イセリナの瞳が涙で溢れる。酔いで紅潮した頬とあいまって
その表情の色っぽさに、ガルマは思わずドキリとする。
「そ、そんなことは・・・。しかし時間ももう遅い。今日はこの辺にして・・」
「いいですわ、ガルマさまはお帰りになって。わたくしもう少し飲んで
帰りますから」
「そういうわけにはいかないよ。・・・しょうがないな、じゃあ本当にあと
一軒だけだよ?」
「きゃあ!嬉しい!!」
はしゃぐイセリナ。
(参ったなぁ・・・)
ガルマはもう一度溜息をつくと、苦笑してイセリナの後を追った。
「なに、もう帰るのと言うのかね?」
「ごめんなさい、パパ。本当は一泊するつもりだったけど、やっぱり
今夜経つわ」
セイラは父親の顔を申し訳なく見つめる。
ガルマに会いたい。会ってハマーンと兄さんのことを聞いてもらいたい。
今から車を飛ばせば夜明け前には向こうに着くだろう。
一刻も早く帰って、そしてこの不安な気持ちをガルマに吹き飛ばして
もらいたい・・・。
「ごめんなさい。またきっと近いうちに帰るから」
父親の頬にキスをしてセイラは待たせていた車に乗り込んだ。
それから数時間後。
「お嬢さま、もうすぐですよ」
運転手の声でセイラは目を覚ました。見ればそろそろ空も白み始めて
来ている。
寮ではなく、ガルマのマンションの前で車を降り、礼を言って運転手を帰す。
「こんな時間じゃまだ寝てるわよね」
持っていたキィでそっとドアを開け、まっすぐガルマの寝室に向かう。
扉を開けてセイラは目を疑った。
ベッドにはぐっすり眠るイセリナ・エッシェンバッハの姿があったのだ。
ひえええええーーーーー!
ガルマ、ついに心変わり!??? それとも出来心?
うぅ、ちょっぴし涙・・・
いや、きっと誤解と思いたい(^^;)
しかしどんどん泥沼化して来たな
どうなることやら
上の方でイセリナに傾いてゆくのもありか?みたいな意見ありましたね。
本当にそうなってゆくのかなぁ。
だとするとセイラはスレッガー先輩の方へ?
うーん、そろそろシャアにもご帰還願いたいっす。
なんかすごい。
職人さんには最後まで構想あるのかな?
楽しみにしてますよ!
個人的にはセイラはガルと・・・って思っていたのでつが、
だんだん分からなくなって来ますたー。
だって、なんだかイセリナかわいいんだも。
ウラオモテ有り過ぎだけど憎めないキャラだねw
保守あげ
謹慎中のセイラを輪姦するブライトとカイ
保守
あげ
セイラの膣穴スケッチ大会
ショックを受けたセイラは、半ば勢いでスレッガーと…
てな展開はどう?
勢いで・・・・・なにをするのだ!?(藁
でもいいかも。
>>267 また来始めたのか?
あちこちでウザイぞおまえ。
続き、期待あげ
勢いでスレッガーのウンコを食べる。
age
274 :
通常の名無しさんの3倍:03/04/03 05:43 ID:3G+ooS8R
浮気?現場目撃の続き、激しく気になるんですけどー・・・
保守
保守上げ。と
セイラさんってユングフロイトのパクリだろ?
保守しまっす!
age
膠着状態が続いてますね。
とりあえず保守!
保守
寝室は、仄かに酒のにおいがした。セイラは動揺する。
(どういうことなの……何故、イセリナがここで眠っているの……?)
その時、イセリナが寝返りを打って小さく微笑んだ。
「ん……ガルマさま……」
セイラはビクッと肩を震わせる。そして何かを否定するように頭を振った。
こめかみから冷や汗が流れる。
(ガルマとイセリナが!? そんなまさか……!)
最悪の想像を打ち消せず、セイラはガルマの姿を探した。
ベッドにはイセリナしかいない。
寝室から出て扉をそっと閉めると、早足でリビングへと向かう。
だが、リビングにも人の気配がしない。シャワーを浴びているのかもと
浴室へ向かうも、水音すらしない。
「いない……どこへ行ったの……」
昨晩の出来事は、もはやセイラの頭にはなかった。
今はガルマがどこにいて、何をしているのか……
それだけしか考えられなかった。
「……あら、アルテイシアじゃない。こんな早朝に何か御用?」
驚いて振り返ると、気だるそうに壁にもたれかかっているイセリナがいた。
「イセリナ! あなた、どうして……」
「ここにいるの? ガルマさまはどこ?って続くのかしら……ふふ」
不敵に薄笑うイセリナに、セイラは少なからず恐怖を覚えた。
「ガルマはどこにいるの?」
恐怖をはねのけるように、セイラはイセリナを強く見つめた。
「それよりもアルテイシア。昨晩、わたくしとガルマさまの間で
何があったのか……知りたくない?」
セイラはハッと息をのんだ。鼓動が次第に早くなっていくのが、自分でもわかった。
ぎゅっと胸元を掴んで、ごくりと唾液を飲み込む。
(怖い……ガルマのことは信じているけど……怖い!)
セイラは押し黙る。イセリナはセイラの返事を愉しげに待った。
そして、双方の沈黙を破るように玄関の扉が開く音がした。
「……ガルマさまが帰ってきたみたいね……」
余裕綽々で微笑むイセリナに、セイラの心は乱れるばかりだった。
イセリナの独り芝居かと思ってたけどこの余裕!
まぁ、ガルマも男だし、こんなベッピンさんだとなーw
うわーー、久々に続き!!嬉しい!!!
でもガルマ・・・・信じてたのにぃ〜、本当に何かあったんだったらどうしよう!!!
最高潮に緊迫してきましたね〜!
ガルマがなんと言うか楽しみです。
age
保全あげ
保守!
ガルマ、言い訳、考え中か?(w
保全
やっぱ金髪キャラは得してるよな。
金髪さんってだけで抜けるもんな、オレら。
シャア専用におけるベルトーチカ人気も
結局ベルがプラチナブロンド娘だからだろ?
そのとーり!
だって金髪のマン毛っていいもん
金髪は色素が薄いからマンコもピンク
んだけど、年取るとシミだらけの斑肌の罠・・・
297 :
山崎渉:03/04/19 23:43 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
age
299 :
山崎渉:03/04/20 01:04 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
300 :
山崎渉:03/04/20 01:53 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
301 :
山崎渉:03/04/20 06:57 ID:???
(^^)
保全上げ!
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
ほしゅ
ほしゆっ!
がんがれ!
玄関からリビングに通じるドアがそっと開いた。ガルマは音を立てないように静かに
ドアを閉めると、ようやく自分を凝視するふたりの存在に気が付くのだった。
(アルテイシア!?)
何故、ここにいるんだ?ガルマは自分の眼を疑った。訳が分からず、立ち尽くす
だけのガルマに、セイラは苛立ちと不安を感じるのだった。
(ガルマ、お願い。誤解だといって!)
張り詰めた空気が流れる中、最初に口を開いたのはイセリナであった。
「おかえりなさい、ガルマ様。起きたら隣にいないのですもの・・心配しましたわ」
イセリナはガルマに歩み寄ると、べったりと寄り添うのだった。
「・・ガルマ、どういうことなの?」
セイラは余裕で微笑むイセリナを横目にガルマの眼をみながら問いかける。
ガルマはセイラの真直ぐな視線を避けるかのように伏せ目がちになる。
「いや、これは・・」
ガルマは続く言葉をみつけられずにいた。
「わたし、帰ります・・」
セイラはふたりの横をすり抜け、玄関へ向かって歩き出す。ものいわぬガルマに
セイラは答えを聞くのが怖くなった。その場から、一刻でも早く立ち去りたく
なったのだ。
「アルテイシア・・」
追い掛けようとするガルマの腕を、イセリナは必死に掴んで離さない。
「ガルマ様、いかないで・・・」
大きな瞳を潤ませて懇願するイセリナに、ガルマは彼女を突き放す事が
出来ないでいた。
バタン、と玄関の閉まる音が大きく響く。
(アルテイシア、すまない!)
ガルマは、今すぐにでもセイラを追い掛けたかった。そして『誤解だ、僕には君だけだ』といって抱き締めたかったが、それが出来ない理由があった。ガルマ自身、昨夜
の記憶が曖昧であったのだ。まずは、イセリナと話すのが先決だと考えたのだ。しかし、こうしている間にセイラを悲しませていることがガルマの心を苦しめるのだった。
うまい!
age
ほしゅ
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
ガルマ、記憶が曖昧って・・・
イセリナに一服盛られでもしたんだろうか(w
いずれにしろ続きが楽しみです!
この人有名みたいだね。イタリア人かフランス人とおもたけど。
以前世界丸見えで紹介されてた。
保守しまーす!
ほしゅ
セイラはまだ、薄暗い街をあても無く走っていた。走り続け、疲れたセイラは足を止める。
(ガルマ、追い掛けてきてもくれないの・・・?)
セイラは後ろを振り返ると、いるはずの無いガルマの姿を探してしまう。それでも、通りの向こうからガルマが来てくれるのでは・・と、僅かな期待を抱いてしまう。
(来てくれない、か・・・)
セイラは自嘲する。急に孤独感に苛まれ、俯きながらただ静かに泣いていた。やがてセイラは、諦めたようにゆっくりと人気のない街を歩き出していた。
「危ない!」
急に腕を掴まれ引き戻された衝撃と、けたたましい車のクラクションにセイラは我に帰る。
信号の赤に気付かずに、車道を渡ろうとしていたのだった。
後ろから自分を抱く様に支えているこの人・・・セイラは懐かしい感覚を思い出していた。
「ボーッと歩いてるんじゃない。死にたいのか?」
聞き覚えのある声にセイラは確信しながら首を振る。
「やっぱり・・・先輩・・」
「やっぱり?やっぱりってなんだよ?それより、こんな時間に何して・・」
スレッガーはセイラの涙に気付き、一瞬戸惑うがすぐにいつもの口調で続ける。
「どうした?彼氏と喧嘩でもしたかい」
「まぁ、そんなところかしらね。それに先輩こそ、こんな時間になにしていたの?」
セイラは薄く笑いながら涙を拭う。スレッガーは相変わらず勝ち気なセイラを懐かしんでいた。
「この格好をみりゃわかるだろ?ロードワーク中だよ!」
トレーニングウェア姿のスレッガーは、かぶっていたパーカーを取る。
「先輩が?」
呆気に取られたセイラにスレッガーはふてるように言う。
「演奏するのも結構、体力いるんだよ。しかし、みっともないとこ見られたもんだ」
「ふふ、内緒にしておいてあげるわ」
セイラは悪戯っぽく笑ってみせるが、スレッガーはセイラの蒼い瞳が深く悲しみに沈んでいるのが分かるのだった。
「何があったかは知らないけどさ・・泣きたい時は泣けばいいんじゃない?」
「えっ?」
スレッガーの優しい眼差しに、セイラはまた泣き出しそうになるのを必死で堪えた。
「俺の胸でよかったら、いつでも貸すぜ?って、ちょっとキザだな。第一、いらねーよな」
頭をポリポリと掻きながらスレッガーは少し、照れくさそうに笑う。
「先輩ったら・・・」
つられてセイラも笑うが、その瞳は涙に濡れていた。
「いやだ・・」
セイラは顔を背けた。
あくまでも涙を見せまいとするその様子をスレッガーは頭を掻きながら
見つめていたが、やがてセイラの手を取って言う。
「来なよ」
「え?」
「いいからさ」
強引に引っ張って行かれた先は少し先のライブハウス「Pegasus」。
入り口にはバイクが止めてある。
「久々にさ、飛ばしてみたくなったんだ。付き合ってよ」
「でも・・」
「弱ってる女の子に手ぇ出すようなケチな真似しませんって。さ、乗った
乗った!」
無理やりヘルメットをかぶせるとひょいと抱き上げ後部に座らせる。
「ちょ、ちょっと!」
「しっかり?まってな!」
スレッガーはエンジンを派手に噴かせると、勢いよくバイクを発進させた。
やがてバイクはハイウェイに入り、ますます速度を速める。
「どこへ行くつもりなの!?」
「さてね、気の向くままってとこ?」
のんきな返答にセイラは諦めの溜息をつく。
予想外の行動で人を戸惑わせるのは昔と変わっていないのね・・。
ふと目を上げると随分強くなってきた朝の光がまぶしい。
後ろへ飛ぶように流れてゆく中央分離帯の緑。遠く天に見える集合住宅。
ふと、ほんの1時間ほど前にも同じ光景を見たことを思い出す。
あの時はまさかこんなことになるなんて夢にも思わなかったけど・・。
ふいに風景が滲んだ。
慌ててぬぐおうとするが両手はふさがっていてどうしようもない。
再びこぼれ始めた涙は後から後から溢れてきて、やがて・・。
・・・スレッガーが気づかぬはずはないと思う。しかし彼は何も言わず一段と
速度を上げただけだった。
こらえようとしても漏れてしまう嗚咽を、エンジンと風の音がかき消してゆく。
スレッガーの広い背に、顔を押し付けるようにしてセイラは号泣した。
322 :
320:03/05/05 16:11 ID:???
あれ、文字化けしちゃいました。
>320のスレッガー最後の台詞は「しっかりつかまってな!」です。
すいません・・・
スレッガー、カコイイッ!
>>「弱ってる女の子に手ぇ出すようなケチな真似しませんって。さ、乗った
乗った!」
さすが大人!!口とは裏腹にもうしてるよ(w
少女漫画的展開に (;´Д`)ハァハァ
セイラにとって、王子はガルマなのかスレッガーなのか…
新しい王子があらわれるのもイイかなーと・・
駄目?
>326
たとえばだれ?
兄貴がクワトロに化けるとか。ヤザンが出てくるとか、マシュマーとか。
スマソ。
329 :
326:03/05/07 23:20 ID:???
個人的にアムロだけど無理ですよね〜。
>兄貴がクワトロに化けるとか。
ヘタレになっていく兄さん・・・ (ノД`)・゚・。
そう言えばアムロの方はどうなったんだ!?
ベルトーチカと絡んでいくのかなーと思ってましたが。
そっちの方も続きキボン!
ベルって直情型でなんとなく好き。
出来たら幸せになって欲しいなー。
面白いのでで一気に読んでしまいましたが
一点だけ気になる事があるます。
アムロの設定ですが新米シンガーでなくて
新進気鋭の作詞家か作曲家の方が良いのではないかと思いました。
アムロ、いいですね!賛成賛成
落ちそうなので保守age
しかし、やっぱカッコいいわ。スレッガー。
普段はアムセラなんだけど、このサイドストーリーは一貫してスレッガー
がカッコいい。
片思い中のガルマもかなり良かったんだけどな〜〜
でもセイラさんがお嬢ちゃんキャラに寄ってるから、両想いになっちゃう
とガルマはちょっとメリハリなくなるっていうか、不良入ってて紳士な
スレッガーの方が二人のやりとりに華がある。
スレッガーに関して言えば、再登場直後は少々未練がましくて魅力半減したけど
だんだんと昔の漢なキャラに戻ってきつつあるようで嬉しい。
くれぐれも傷心のセイラに付け入るようなヤシにだけはしないでくれー。
スレハケーン!
引越してたのね、ヨカッタヨカッタ
スレッガー人気高いなぁ〜、嬉しい。
ガルマもいい男ではあるよね、頑張れ!
二人に限らずたくさんのいい男(女も)登場するのがこのSSの素晴らしいところ。
個人的にはカイセイラなんかも面白そうw。
ホシュ上げ
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 23:29 ID:vyULX5yc
性裸・マスかきage
ほじぇん
あげえ
セイラたん、ガンガレ!
保守
「ガルマさま、朝食にしましょう。コーヒーを淹れますわ」
呆然とドアを見つめたままのガルマに、イセリナは何事も無かったかのように
話しかける。
羽織ったローブの下にはおそらく何も着ていないのだろう、合せ目からは白い
鎖骨が覗き、裾からはすらりとした素足が伸びている。
昨夜、彼女との間に何があったのか…この状況では誰の目にも明らかだろう。
しかしガルマにはどうしても納得がいかなかった。
「あ、あー、イセリナ…」
「はい?」
にっこりと微笑むイセリナ。
落ち着け、よく言葉を選んで話すんだ。不用意な言葉で彼女を傷つけては
いけない。
「その、昨夜のことだけど…」
「……はい」
恥ずかしそうに頬を赤らめる様子に、ガルマの言葉がつまる。
「……随分飲んだ…よね、君も、僕も…」
「ふふ、お店だけじゃ足りなくて、ほら、こんなに…」
指された先にはボトルが2本、グラスがふたつ転がっていた。
切れ切れに覚えているような気がする。最後の店を出て、気分が悪いという
彼女を休ませようとして、そして……。駄目だ、その先は思い出せない。
クラリとめまいがする。まだ酒が残っているのだろう。
「イ、イセリナ、それで、その…」
「お願いです、どうかアルテイシアのことは忘れてください!」
ふいにイセリナが胸に飛び込んできた。
「わたくし、ガルマさまのことを…、ずっと…!!」
346 :
山崎渉:03/05/22 02:38 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
お待ちしておりましたっ!
こんな状況でも女性に気を遣うガルマさま素敵でつ!
イセリナとどうなるのか続き楽しみ!
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 13:13 ID:usPewYGP
しかし、萌えとか設定ってつくづく難しいのね。
ここってもとはシャアセラ堪能スレ(藁)じゃないですか。
でもなぜだかシャアとセイラさん本体は今イチ魅力全開にならない。
あっち(?)はアムセラスレなんだけど、なぜだかどんどんシャア
が格好良くなる。最近分かったのは、シャアを格好良くするためには
アムロがライバルとして存在しなければならないってこと。
成長前のアムロに対する余裕、追い越されつつある時の葛藤、ある部分
では超えられてしまって以降の大人の諦観。それがシャアの魅力。
シャアはアムシャアでないと魅力が出んのです!アレ??
>348
そうかも
Å Å
( ・Υ・) アルイテイシア……
/ つ つ
>348
確かにここのシャアは敵無しの感じ。
唯一力の拮抗しそうなガルマとも親友だし。
アムロをもっと成長させて魅力的にして対立させてみるとか?
アムロの成長過程・・・いいね〜。
可愛い妹まで取られて嫉妬するシャア、萌え!!
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/26 23:26 ID:Bqg4kHeX
Gブル あげ
期待あげ
355 :
x008004.ppp.dion.ne.jp:03/05/28 11:34 ID:i0ub0mDu
好きです
356 :
山崎渉:03/05/28 17:08 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
こことっても面白い!
保守ageします!
でも、2本目と3本目が読めないんです。
どなたか、あり場所ご存知の方いらっしゃいませんか?
それとも、もう永遠に読めないのでしょうか?(泣
>>357 永遠に読めないってことはないと思われ。
その内html化すると思うし。
と、いうかこのリレー小説の保存庫的サイトでも作ろうかと
3〜4本目くらいまでまとめたんだけど
サイトを作るまでにいたらず・・・結構大変な作業で・・・。
>357
2本目と3本目が読めるところ知ってるが・・・
もしかして、358さんがまとめたものか?
上の方に2本目と3本目のミラー書いてあるのにね。
案外よく読まれてないものだったのか。
寮の前でガルマは一人佇んでいた。
もうどれほどになるだろう、日もすっかり暮れたというのにセイラはまだ戻らなかった。
部屋にも戻らず、携帯も切ったままのセイラ。どうしてあの時すぐに彼女を追わなかったのか。
自分が愛しているのは君だけなのだと伝えるまでは、一晩でも待つ覚悟だった。
ふいに大きなエンジン音がして振り向くと、少し離れた公園の前に一台のバイクが走りこんできて止まった。後部に座っていた人物が、下りてヘルメットを取る。
「アルテイシア・・・!」
暗がりに遠目ではあるが、間違いない。
驚くと同時に無事帰って来てくれたことに安堵し、近寄ろうとしてガルマは硬直した。
彼女を乗せてきた男が何か話していたのだが、ふいに彼女の上腕をつかんだかと思うと次の瞬間強く引寄せ抱きしめたのだ。
「!」
ガルマの頭にカッと血が上る。
「やめろ!彼女に触れるなっ!」
咄嗟にセイラを守ろうと出た叫びはしかし、二人には届かなかった。
抱きしめられたセイラもまた、おずおずと男の背に手をまわしたのを見て、ガルマの声はまるで粉々に砕け散ってしまったかのように音にならなかった。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
どうする?ガルマ!
このまま、すごすごと引き下がってしまうのか?
いけー!いくんだ、ガルマッ。
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ッ!!!!!
スレッガーめっ、手ぇ出さないっていっておきながらっ(笑
盛り上がってきましたね!
続きが気になります。
>>358 保存サイト、是非是非完成させてください!
SS部分だけまとめてくれてると嬉しいなー。
1本目から時は既に2年近く…。色々ありました。
このスレの住人は何人いるの?
自分は1年くらいでしょうか。
>365
>>360で十分なのでは?
つーか無視かよ・・・360じゃねーけど
368 :
365:03/05/31 12:33 ID:???
>356
360は私なんですよ。
と言っても以前誰かが作ってくれたミラーを再掲示した
だけですが。
それとは別に、SSだけを取り出したサイトがあったら
いいなーと思ったんです。
私も以前やりかけて断念したことがあったので。
>366
私も一年くらい。
なんだかんだありながら、ホントよく続いてますよね。
時々「どこまで行くんだろう…」と思うこともありますが(W
まぁ先が見えないのがリレーの面白さでもありますし、
これからも長く続けて欲しいです。
370 :
358:03/06/01 04:17 ID:???
>>359 違います・・・というか、まとめているサイトってあるんですか?
せっかくなので、保存庫サイトを立ち上げようと思います。
一応、私が作ろうとしていたのは、小説部分だけを抜き取った感じのもので
調べてみたら、2本目までしかまとめていませんでした・・・。
せめて3本目をまとめてから、サイト先を晒そうかと思います。
私はこのスレを知って、まだ一年にも満たないですが
さすが2年近くも続いているだけあって、小説の量がすごいような
気がします。でも、何回読んでも面白い!!
職人さん、頑張ってください。楽しみに待っています。
>370
大変な作業になると思いますが、サイト立ち上げ頑張ってくださいね。
楽しみにお待ちしております。
372 :
357:03/06/01 22:25 ID:???
>>360 わざわざ、ありがとうございます!
早速読んできます!!
早く6本目に追いつきたいです〜!
>>370 わーい、是非ともサイト作ってくださいませー!
SSだけでもかなりの量だけど、まとめて読むとどっぷり世界に
ハマれそう(w
374 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/03 23:24 ID:Mjqe4Pnm
ほしゅ あげ
がんばれー!
376 :
358:03/06/08 02:09 ID:???
うわー、保存庫ありがとうございます!!!!
早速読み返してみよっと。
>376
乙!!
すごいです。本当にありがとうです〜1
>>376 保存庫作成乙です。
早速読み返してきました。
380 :
358:03/06/08 21:31 ID:???
ここの板って「通常の3倍」じゃなく「旧シャア専用」になったのですか?
・・・TOP書き直さなきゃ・・・。
サイト深謝!
活用させてもらいますねー。
サイト立ち上げおめでとうございます!!
いつぞやはスレ住人さんにはご迷惑をば。
今後ともよろしくお願いします。
一気に読みました・・・!
面白い!!
続きが気になる〜
保守かな
期待あげ。
抱き合うふたりを遠目に見ながら茫然と立ちつくしていたガルマであったが、ひとつの疑問が頭に浮かぶ。
『あの男は、まさか・・・?』
嫌な予感を感じつつ、見覚えがあるその人物を確かめずにはいられなくなり、抱き合うふたりに歩み寄った。セイラは人の気配を感じ、そちらの方へと目をやると慌てたようにスレッガーから体を離した。スレッガーもまた、人の気配のする方に顔を向けた。
『やはり、スレッガー・ロウ・・・』
ガルマの中に一瞬にして激しい猜疑心が生まれていた。最近、彼女の様子がおかしかったのは奴と逢っていたからなのか・・・?スレッガーと抱き合う姿が頭をかすめる。アルテイシアは自分を信じて欲しいといっていた・・。しかし・・・
セイラを愛しているが故の信じる気持ちと疑いの気持ちが交錯する。
「ガルマ・・・」
今まで見た事のないガルマの険しい表情にセイラは戸惑い、なにを話せばいいのか解らないのだった。
「アルテイシア、こっちに来るんだ!」
ガルマは強い口調で言うと、セイラを引き寄せようと腕を強く引っ張った。
「きゃっ」
セイラはよろめきながら、ガルマに抱きとめられる。しかし、すぐにセイラはガルマの胸を両手で押す
と、後ずさりして離れるのだった。
「!?」
ガルマは再びセイラを掴まえようと腕を延ばすが、セイラはそれを躱した。
「どうしたんだ?アルテイシア」
ガルマは行き場を無くした延ばした腕を引くと強く拳を握る。ガルマはセイラの態度がひどく哀しかった。
「ごめんなさい、今日は帰って・・・」
「僕の話を聞いて欲しいんだ。アルテイシア」
セイラは無言でかぶりを振る。
「・・今日のところは引き上げた方がいいんじゃないの?」
傍観していたスレッガーがセイラを庇う様に割って入ってきた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
最後の台詞がスレッガーらしくて、(・∀・)イイ!
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
ど、どうなるのっ!?この三つ巴!!
お待ちしてましたっ!
振り払われてガルかわいそ〜。でも自業自得か?
ますます目が離せなくなってきましたね!
ホシュ
/ ⌒ヽ
/ ノノ)))
/ ゝ^ ^ノゝ 何も言わずに金塊ちょうだい
`' /^i^i⌒ヽ
保全します
394 :
通常の名無しさんの3倍:03/06/24 01:33 ID:2YekNXdU
面白い!!!続きが気になる〜。
保守かきこ
分岐点になりそうな難しい曲面だけに、なかなか続きが思いつきません…。
他の人もそうなのかなw
まぁぼちぼち行きましょう〜と言うわけで保守!
「・・・あなたには関係が無い事だ。口を挟まないでくれないか」
ガルマは憤りを必死に押さえながら静かに返したが、スレッガーに対する視線は鋭く、
スレッガーは苦笑しながら肩をすくめてみせた。
「そう怖い顔しなさんなって。ひとつだけいわせてもらうが、今日、彼女と会ったのは本当に偶然だぜ。それに、無理に引っ張りまわしたのは俺だ。彼女を責めないでくれよ」
「・・あぁ、信じよう。が、今後は彼女と会うのは遠慮して欲しいな」
ガルマは飄々としたスレッガーに更に苛立ちを感じながら無意識に前髪を指で弄ぶ。
「ん〜、それは出来ない約束かなぁ」
「なんだと!」
「あんた次第ってことだよ。俺としては、彼女が辛い目にあっているのを見過ごす訳にはいかないんでね。・・・それにさ、今回はあんたが原因なんじゃないの?」
ガルマは言い当てられてなにも言い返せない。そうなのだ。自分に彼女を責める権利なんてないのだ。しかし・・。行き場のない感情を持て余しギリ、と歯軋りをする。
「先輩。もぅ、やめてください」
セイラはスレッガーの背後から彼の腕を掴むと前へと歩みでた。
「ふぅん、そうなのかい?」
スレッガーは髪をくしゃりと掻きあげ、セイラの瞳を覗き込むように見る。
「えぇ、後はふたりで話し合います。今日は本当にどうもありがとう」
(俺がいても混乱するだけだな。ここらで退散しますか・・・)
「出過ぎた真似したみたいだな。かえって、ややこしくしちまったみたいで済まなかったな」
スレッガーはセイラの肩に手を置いた。
「そんなこと・・・。こちらこそ、ごめんなさい」
「じゃあな」
スレッガーは肩に置いた手をあげ軽く敬礼してみせるとバイクに跨がり、勢い良くエンジンを
吹かす。
「彼女をまた泣かせるようだと承知しないぜ!優男さん」
口調こそ軽いもののスレッガーはガルマを真摯な目で見るとバイクを発進させ、暗闇へと消えていった。セイラとガルマは小さくなっていくテ−ルランプが見えなくなるまで見送っていた。ガルマは
軽く深呼吸すると気を取り直し、セイラの両肩を抱き正面を向かせた。
「アルテイシア、今日は済まなかった。僕はどうかしているみたいだ。話しは君の言う通り、
またにしよう」
「そうね・・」
セイラは伏せ目がちに答えた。僕の顔をみるのも嫌なのか?ガルマは当然だと思いつつも哀しくなる。
「これだけは信じてくれ。僕が愛しているのはアルテイシアだけだ。・・・じゃ、いくよ」
ガルマは寂しそうな笑顔をみせるとセイラに背を向けて歩き出した。
『ガルマ・・・』
セイラは声には出さずガルマの背中に向かって呼んだ。いまの言葉に偽りが無い事は分かっている。
けれど今は、イセリナのことが引っ掛かり、素直に受け入れられないのだ。それに元はといえば
ガルマを不安にさせていたままの自分も悪いのだ。自分こそ、気持ちの整理をつけなくては・・・。
セイラは自分に言い聞かせると寮の門をくぐった。
続きありがとうございます!
スレッガーとガルマのやりとり、ドキドキしながら読みました。
上手い! 二人の性格描写が絶妙ですね!
これからどうなるのか、すごく楽しみです。
お待ちしておりました!
セイラさんの揺れる乙女心が楽しみです!
しかし、うまい!
>二人の性格描写が絶妙ですね!
秀同!
続きが楽しみです!
わーい、続きが来た〜〜!
普段は物腰柔らかなガルマが「なんだと!」
……も、萌えた…v
ほんと上手いなぁ〜。
>401
禿同!
ガルマすごく萌え!
ようやく更新しました・・・遅くなってすみません。
取りあえず第一部終了まで。
ガルマの株が急上昇するような展開になっていますw
あと、ガルマとセイラがようやく・・・というお話も。
読んでいてすごく懐かしくなりますた。
それと、保存庫に
>>52のお絵かき掲示板のリンクをと思っているのですが
お絵かき掲示板の管理人さん、よろしいでしょうか?
それとも、南極みたいに挿絵っぽく入れていった方がいいのかな・・・。
とはいえ南極にあった絵はあいにく保存していません。どこかにあるかな・・?
みなさん、どうでしょう? ご意見ください。
>>403 保存庫管理人さん、どうもありがとうございます!!!
本当にごくろうさまです。
寝る前にでも、ゆ〜っくり再読しよっと。
そうそう、ガルマは最初お笑いキャラっぽかったのに、
途中からどんどんカッコよくなってきて、支持者が増えたんですよねぇ。
でも、保存庫が出来て最初から読み返してみたら、スレッガーとセイラの
惹かれあってゆく様子も、ドキドキものの素敵さで・・・。
本当にこれからどうなるんでしょうね、続きが楽しみです!
お絵かき掲示板とのリンク、いいですね!
お絵かき掲示板の管理人さま、私からもお願いします〜。
SSへの絵挿入は・・・どうなのかなぁ、、みんなそれぞれイメージあると
思うのでちょっと不安。(実は私も少し描いてますw)
まぁ絵付きで読んでみたい気もしますがw
>403
保存庫更新乙です!
ちなみに自分がお絵かき掲示板管理人ですが
リンク大歓迎です。というか、ぜひおねがいします!
こちらからもリンク貼らせて下さいませ!
>>405 ありがとうございます〜。
簡単ではありますが、リンクを貼らせていただきました。
こちらのリンクもいいですよ。
・・・これで盛り上がればと期待してみたり。
更新、乙!&感謝!
保存庫やお絵かき掲示板が出来て、どんどん充実して来ましたね。
これからも楽しみにしています!