それはともかく、、、
実況スレに curlingzone のスコア下にあるショット率表の意味が分からないという
誰もが思うもっともな書き込みがあったのでチョット調べてみたところ、
詳細はともかく、意外と簡単に意味が分かりましたので
お勉強の時間にしたいと思います(゚∀゚)w
以下は↓の curlingzone のフォーラムをざっくり読んでまとめてみたものです。
また、各項目の例等は「自分はこう解釈した」というもので、
必ずしもフォーラムに書かれているわけではありませんのでご了承ください。
読み間違い、読み足りない点があっても許してねw
ttp://teams.curlingzone.com/showthread.php?threadid=9291 今回 curlingzone に表示されているショット率は
アメリカで広く採用されている "Gerry's stats program"という統計方法に基づいたものらしいです。
細かいことは分からないですが↓こんな感じかと。
・#Shots : 投石数
・Points : スキップの指示が「正しい」とか「間違っている」とかは抜きにして(たぶんw)、
各選手がスキップの指示に対してどれだけ正確なショットをしたか、に与えられるポイント。
おそらく、スイーピングの力を借りた/借りないといった2次的な“技術”については
この項目では問題視せず、あくまでも結果として成功したか否かを評価していると思われます。
パーフェクト=5〜話しにならないダメショット=0、の5段階評価の累積。
※例えばリードは他のポジションに対して比較的単純なショットが多いため
「Points」の数値は高くなりがちという傾向は十分承知していながらも、
あえてポジションによる評価の差はつけていないみたいです。
・Diff /5 : ドロー、ガード、フリーズ、ヒットなどのショットの難易度を表した数値。
各ショットの成功率ではなく、あくまでも「狙ったショットの種類」によって
評価を振り分けているようです。
そのショットが成功したか否かの評価は「Points」の項目で評価しているので、
おそらくこの項目では加味していないのではないかと・・・。
また、例えばテイクアウトの場合、1石、ダブルの場合、トリプルの場合等で難易度に差を付けていて、
狙いがヒットステイなのか、ヒットロールなのかということももちろんですが、
ランバックならヒットする1石目と2石目の距離の長短によって区別するなど細かく見ているようです。
この項目では、各ショットに対して5〜1の評価(5が難易度高)が付けられ、平均を表示。
(第1エンド第1投後の数字を見ていないんではっきりしませんが、
もしかしたら、付けられた5〜1の評価に何らかの係数をかけているのかもしれません)
・Sweep /10 :「各選手がどれだけスイープをしたか」では無いですw
うまく説明できているか自信がないですが、
一言で言えば、投げ手の手を離れた後のストーンに対して
「スイーパーとスキップ(またはバイス)がどれだけ“適切な仕事”をしたか」ということみたいです。
例えば Sidorova が投石する時には Fomina、Galkina とプリちゃんが
それぞれスイープしたりライン確認、ジャッジ/コール等をすると思いますが、
その Sidorova の手を離れた後のストーンに対してのスイーピングの貢献度や、
ジャッジ/コールの正確さ等を総合評価した数値ということでよろしいかと思います。
つまりは、投げ手の力量以外の“チームの仕事の適切さを評価したもの”ということで、
Sidorova の「Sweep/10」の数値は Sidorova に対しての評価ではないということですね。
もちろん、デリバリーそのものが完璧である場合や、
「スイープをしないのが正解」のケースがあったり、
ショットが強すぎた場合などは当然スイープをしないわけですから
こういう場合、どう評価しているのかは分からないですが、
少なくとも単純に「スイープをしたから高評価」といったアホな採点をしているわけではなく、
そのあたりは何らかの基準に従って細かく見ているようです。
で、この項目は1〜10段階(10が高評価)で評価したものの平均値を表示。
(もしかしたら、ここでも何らかの係数をかけているのかもしれません)
・PCT : おそらく、↑の4項目の数値を基に、何やら計算して出てきた総合ショット率w
最後に、ショット率についての覚え書きですw
今大会で採用しているショット率を含め、各大会で示している計算方法は、
全ての大会(国際/ローカル問わず)に共通した採点方法ではないそうです。
例えば Scotties のショット率と世界選手権やECCのショット率は
計算方法が違うので単純には比較はできないみたいです。
(正確ではないとか、間違っているという意味ではなく、項目がもっと多かったり、少なかったり、
基準が厳しかったり、逆に緩かったり、などなど・・・といった理由で)
もしかしたら、今回の採点にはWCFや欧州連盟は関与しておらず、
curlingzone が勝手にやってるものとも考えられますし、
そもそもショット率には公式なものというのは無いのかもしれないですね。
では、授業おしまいw ノシ