【北海道】早大アイスホッケー部員、インカレ前合宿中に同宿の関西大の女子部屋に侵入
帯広の森運動公園(十勝管内芽室町)などで九日まで開かれた日本
学生氷上競技選手権(インカレ)に出場した早大スケート部アイスホッケー
チームの男子部員(22)が、同管内清水町での大会前の合宿中、同宿
の関西大アイスホッケー部女子部員の部屋に侵入していたことが、九日
分かった。早大側は女子部員に謝罪し、男子部員を謹慎処分にしたが、
日本学生氷上競技連盟には報告せず大会に参加していた。
早大、関西大両校によると、昨年十二月三十一日夜、清水町内の宿泊
施設で早大の部員が酒に酔って関西大の女子部員の部屋に窓から侵入、
スーツケースを開けるなどした。男子部員は部屋を出たところを早大の
別の部員に見つかった。女子部員は部屋におらず、盗まれたものもなかった。
関西大側は警察に届け出なかった。
その後、両校は予定通りインカレに出場したが、関西大の岡亘監督は
「不祥事があった場合、連盟に届け出るのが常識。それをせずに出場
したのはいかがなものか」と早大側の対応を批判。早大の中野浩一
総監督は「被害者の方からは連盟に届け出ないと言ったので、こちらも
報告していなかった。迷惑をかけたのは事実で、大変申し訳ない」と
話している。
同連盟は今後、関係者から事情を聴き、何らかの処分を含め対応を
協議する方針。西田潔会長は「不祥事は連盟に届け出るのが普通で、
今回の件が事実であるとすれば遺憾」としている。
ソース(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060110&j=0022&k=200601106013&ref=rs