◇◆★新日バトルロワイヤル★◆◇

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112お前名無しだろ
「そりゃあケンドー・カシンが殺してくれるなら、少しはドラマチックかもしれない。
 でもな……俺だって、死にたくないんだ。それに……」
村上はそう言うと、背中のバッグから日本刀を抜いた。
「どうせなら、正々堂々と勝負しようじゃないか。
 いきなり銃を構えて現れるなんて、ずるいぜ……」
村上の目に、迷いは無かった。
(ただ黙って殺されるくらいなら、俺は闘う事を選ぶ。
 たとえ相手が、カシンであろうとも……後悔はしない!)
カシンは、そんな村上の姿を見て、微笑んだ。
「……一成らしい答えだな。オーケー、じゃ、始めようか!」
村上は汗ばむ両手を気にしながら、刀を構え直す。
「やるからには、全力でいくからな……」
「もちろんだ。一成!行くぞ!・・・」

パンッ、パンッ、パンッ。