レスラーの日記を変わりに書いてあげよう

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971天山広吉
全日の武道館に参戦してふと思ったんだけど、結局ドームプロレスで開拓された新規のファンってのは
プロレスを楽しんでるんじゃなく、プロレスで楽しんでるだけなんじゃないかってこと。
そもそも、ドームのスタンド席を購入された人達は細かいレスリングの攻防を楽しむことは不可能だろうし、
やはり日本のスタイルには1万人規模の会場がベストだと思う。
レスリングを、ストロングスタイルを愛するファンの人達を第一に考えるならば、
以前の興行形態に戻すべきだと俺は考えている。
しかし上層部は、むしろそういったファンを排除しようとしてるように思えてしかたがない。
株式上場の話などから察するに、新日はやはりあっちの方向へ進んでいくのだろう。
そして俺たち現場の人間は奴らの方針に従うしかない。
いつからレスラーという職業はこんなに不自由で面白くない職業になったのだろう。
いや、この流れから抜け出そうと思えばそれ自体はなにも難しいことではない。
今プロレス界でくすぶってる連中はみんな、金のためじゃなく、ロマンのためにこの世界に飛び込んだはず。
あいつらも、俺と同じできっかけさえあればこの流れをぶち壊したいと思ってるはず。
ファンのためにも誰かが動かなければ。