ロープワーク⇔ストロングスタイル?

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1速達ジョーンズ
昭和レスラーを語るのが好きなんですが、たまには視点を変えて
論じたてみたいとあれこれ考えてたら『ロープワーク』を思いつきました。
『ワーク』って言葉が含まれてるのはなかなか意味深ですな。
新日本の気風が変わったのも「プロレスで一番重要なのはロープワーク」と
語った馳が道場で稽古をつけるようになったからだとも言われてます。
ビックマッチでは「プロレスを原点に戻す。」とロープワークを極端に
減らした猪木と対比させると面白いです。
ま、自己満足スレなのでまったりいきます。気が向いたら参加してください。
2お前名無しだろ:2001/04/07(土) 09:02
健介VS橋本はロープワークがあるのかね、どっちも必須に近いけど
3お前名無しだろ:2001/04/07(土) 09:04
前田ってロープワークうまかったぞ。
別にロープワークとストロングスタイルは相反するものじゃないでしょ。
プロレスにストロングスタイルもくそもないと思うけどね。
ショーなんだから。
4速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 09:08
力道山の頃のビデオを見るとロープワークはロープを背に立っている
相手の胸を押して反動で帰ってくる相手に打撃技というシンプルな
ものでした。
ロープとの間隔も1mくらいでしょうか?
これのほうが動きとしては不自然ではないですよね。
5お前名無しだろ:2001/04/07(土) 09:12
ロープワークを最初に始めたのはバディロジャースとゴッチが言ってたような気がする。
6速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 09:19
あ、レスついてた。(ちょっと喜ぶ)
>>3
初期UWF崩壊後新日Uターン時の日明兄さんも地方ではロープ使ってましたモンね。
ショルダースルーを跳び箱みたいに飛び越えるムーブがお気に入りだった。
それからロープワークじゃないけど海外遠征前にジョージ選手とタッグを組んだ時、ジョージが
格好よくトップロープを飛び越えてリングインしたのを見て続けて自分も真似したら
足がロープにひっかかり真っ逆さまになってリングに頭から突き刺さってしまい
ジョージや観客はおろか対戦相手の外人チームにも大笑いされたそうです。

それと、ご指摘の通り私もストロングスタイル=非ショーとは思わないです。
7速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 09:40
プロレス中継を見ててロープワークが所謂「ワークなんである」と言う
ことがハッキリしちゃった場面があったのでご紹介します。
リアルタイムでの話なのですが何分にも幼少の頃でしたので記憶が定かでは
ないのですが、坂口征二選手かグレート草津選手が(この二人の記憶が
ごっちゃになってる人って他にも居ると思うんですが…)マスクマンと
試合をしていて、その覆面の紐を緩めました。で、覆面を剥ぐのかと思ったら
覆面をずらして前と後を入れ替えたんですね。ビジュアル的にはエクソシスト
みたいでかなり間抜けだったんですが、ようするにこれで目隠しをされた
状態になったわけです。で、そこから坂口(又は草津)選手がロープに
振っちゃったのです。視界ゼロのマスクマン氏は2〜3歩のところで
(かなり不自然に)立ち止まり、両手をさまよわせながらおろおろ…。
当然会場は爆笑でしたが、当時の私は「なんだ、止まれるんじゃん…」と
すこ〜し覚めた目でこのシーンをみていたのでした。
8お前名無しだろ:2001/04/07(土) 10:52
ライガーなんかがリング中央にいる相手に対して、自分でロープに走り戻ってきた
ところにカウンターをくらうという場面がたびたびありますが、あれはやめて欲しい。
それに比べ往年のチャボ・ゲレロのロープワークはあざやかであり、理にかなった
ものでした。(のように見えた)
9お前名無しだろ:2001/04/07(土) 10:54
ヤオ丸出しでもスヌーカとリッキーのロープワークはおもしろかったなあ。
ロープワークはスピードが命だよね。
10お前名無しだろ:2001/04/07(土) 13:05
>>6
前田のロープワークはよかったよねぇ。
最近の日本人でロープワークが面白いのは秋山くらいかな。
WWFの試合なんかロープワークも多いし、見てて面白いのも確かだけど
ロープの微妙な弛みが気になる。
11お前名無しだろ:2001/04/07(土) 14:52
橋本がロープワークすると、ロープが切れたりして?
12お前名無しだろ:2001/04/07(土) 15:02
>>10
ミックフォーリーの自伝にロープが硬いせいで耳が
ちぎれたという事が書いてあったので、安全の為に
緩くしてるのではと思われる。

>>9
そうそう。もたもた走られると萎えるよね。昔の
猪木は全力疾走で小気味よかった。
13速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 19:00
>>10 ロープワークはスピードが命だよね。
>>12 昔の猪木は全力疾走で小気味よかった。

スピーディなロープワークいいですよね。
ジュニアの頃の藤波は良かったです。

なんて言うのか…ロープワークってレスラーのプライドが
見えるから好きなんですよね。(良い意味で)相手の技から
逃げないという姿勢が好きなんです。

あらゆる意味で物凄かったのは馬場×木村のシングルマッチで
馬場が木村をロープに振ったら馬場がバランスを崩してしまい
(ものの見事に)すっ転んでしまったことがあったんですよね。
で、木村選手はロープから帰ってくる間には立ちあがれないと
判断した(?)馬場は寝たまま両足を木村にひょいと向けた。
そしたら木村さんはキッチリとロープから帰ってきてちゃんと
自分の胸を突き出して、下から伸びてる馬場の足の裏に激突して
後に倒れて受身を取ってたのです。
倉持アナの「32も〜ん!寝たまま極めた!凄い!」という絶叫が
凄すぎて泣けた。
14お前名無しだろ:2001/04/07(土) 19:04
猪木vsハンセン戦も猪木とハンセンのロープワーク
のうまさでラリアットの激しさとかも伝わってたよね
15お前名無しだろ:2001/04/07(土) 19:05
ラッシャーってほんといい奴(涙。。。
16お前名無しだろ:2001/04/07(土) 19:16
U以降ロープが無意味なものになりつつあったところを、
大仁田がロープを最大限に活用したプロレスをやった。
大仁田は偉大だ。
17お前名無しだろ:2001/04/07(土) 19:19
藤波−長州の名勝負かぞえ歌もロープワークが絶妙だった。
当時は「なぜ藤波はラリアートがくるとわかってて走っていくんだろう?」と思ったけど。
18速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 19:20
>>16
>大仁田がロープを最大限に活用したプロレスをやった。

意外な視点ですね。有刺鉄線のことですか?
たしかにあれはロープワークですね。
いや〜スレッド立てて良かった。
19お前名無しだろ:2001/04/07(土) 19:24
ロープワーク=ハイスパ
ハンセン、長州が今のつまらんプロレス作った奴ら。
今のつまらんプロレスを馬鹿にするのが昭和ファンじゃないの?
昭和ファンってエリックやサンマルチノの
重厚な試合が好きなんじゃないの?
20速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 20:09
>>19
ロープワーク礼賛と言うことではなくて、ロープワークを通して
(絡めて、或いは無理にこじつけてでも…)昭和のレスラーを
語りたいなってのが主旨なのです。

ラリアットといえばロープワークですが、ハンセン・ブロディ組で
ハンセンとブロディがそれぞれコーナーに立って、ブロディが対戦相手を
対角線上のハンセンに向けてハンマースルー→ラリアット!なんて言う
ロープワークなしのカウンターラリアットなんてバージョンもありましたね。

こんな感じで…。
2119:2001/04/07(土) 20:14
≫ 速達ジョーンズ さん
「昭和プロレス」の基準の問題定義として受け取ってね!
22お前名無しだろ:2001/04/07(土) 20:18
ロープといえば、ロープに腕がからまって動けなくなったアンドレに
チャンスとばかりに藤波がダイブしたところを人間エグゾセで迎撃!
という名シーンも忘れられない。
23速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 20:29
>>21
ようは>>19さんは平成(現在の)プロレスがお嫌い?
私としては>>1で言った通り平成プロレス=馳プロレスだと
思ってるんですね。レスラー馳は好きか嫌いかの選択だったら
「タイプじゃない」ってところです。(微妙な言いまわしで回避)
でも昭和のレスラーでもロープワークで魅了してくれたレスラーは
多いのでそこいらへんを語りません?
あ、それから折角ですからそのまま固定ハンドルで参加して欲しいです。

書き忘れたんですけど>>20のバージョンでは鶴田からフォールを奪ってますね。
24速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 20:39
>>22
あれは私も好きでした。
アンドレはロープワークを大事にしていましたね。
前田がロープワークを拒否した時
「奴は何故ロープに振っても帰ってこない?」と怒ってたそうで。
一応、津での試合もそれが原因とされていたのですが、それに対しての
猪木のコメントが揮ってました。曰く
「餌を撒かなきゃ相手を誘えないよ…。」
2519:2001/04/07(土) 20:48
1を読まずにかきこんだのは悪かった。
馳は嫌い。猪木とのドーム戦以外はまったくつまらない。
猪木戦は馳の教科書どおりのプロレスを
対照的な猪木に真正面からぶつけために
互いのイデオロギーが相反し、
馳の個性が際立った唯一の試合だと思う。
ロープワークの話は長くなったからまた後で。
2619:2001/04/07(土) 20:58
越中vs高田のジュニア戦で
越中がロープや純プロにこだわる高田を
逆手にとって
ロープや純プロの技を駆使して勝利したとき、
U参戦後はじめてすっきりしました。
越中は「餌を撒かなきゃ相手を誘えないよ…。」
を実践したのですね。
27速達ジョーンズ:2001/04/07(土) 23:44
>>11
新日本で実際にロープワークの時にロープが千切れたことがありましたね。
確か木村健悟がハンマースルーされてロープに当たった瞬間にガックンと
トップロープが外れた。その後も試合は続行されてたけど大事に至らなかった。
28速達ジョーンズ:2001/04/08(日) 21:54
>>7
自己レスですが、随分たってから第一次UWFの頃に
セメントテイストのスタイルが話題になった頃、週刊プロレス誌の
インタヴューで高田伸彦(当時)選手が「こんなこと言っちゃっていいのかな?
ロープに飛ばされても踏ん張ろうと思えば踏ん張れますよ。
アンドレとかでもない限りは…。」と語っていました。
これでも当時としてはタブーを破った発言でした。
「こんなこと言っちゃっていいのかな…。」ってのが泣けますね。
29お前名無しだろ:2001/04/08(日) 22:12
この良スレを見てて改めて思うんだが、
俗にいわれるガチ試合よりもスピーディなロープワークのある試合のほうが
俺は好きだな。もちろんこの二つを比較すること自体間違ってるけど、
やっぱりプロレスのロープワークって見てて面白いよなぁ。
30お前名無しだろ:2001/04/08(日) 22:15
>>29
でも安易にロープワークや対角線ホイップを多用する試合はつまらない。
力皇なんかがその代表。
31お前名無しだろ:2001/04/08(日) 22:26
>速達ジョーンズ
あなたのストロングスタイルの定義を教えてください
32お前名無しだろ:2001/04/08(日) 22:28
>>30
うん、確かに。
ノアだと定番だが秋山と大森のドロップキック相打ちが好き。
33お前名無しだろ:2001/04/08(日) 22:30
基本的に寝技の下手な選手はロープワークを多用する傾向がある。
34速達ジョーンズ:2001/04/08(日) 22:38
>>31
大雑把に言えばストロングスタイル=アントニオ猪木です。
馬場が持っていた圧倒的なスケールに対する対抗手段とでも申しましょうか?

以前猪木が格闘技色をより鮮明にする試みとして、異種格闘技戦において
円形リングなるものを用いたことがありました。その際にロープも
取り除いたのです。また、マサ斎藤選手との試合中にもロープを外せと
強引にノーロープリングにしたことがありました。
猪木はロープが無い方が本物の格闘に近いと考えている節があるのだと思います。
3531:2001/04/08(日) 22:41
なるほどよくわかりましたありがとう。
36速達ジョーンズ:2001/04/09(月) 22:12
ロープワークに関連する話として読んでいただきたいのですが、
以前、テレビでアフリカだか何処かの奥地に取材に行く番組があって
そこで村一番の勇者が後継者に自分の全てを伝承する場面が面白かった。
勇者の攻撃方法は弓矢なんですが、いきなり敵の前に出て踊るのです。
その踊りの一環として相手に対して弓を引いてぴたっと構えるところが
あるんですけど、又直ぐに踊り出すんですね。で、相手はあっけに取られて
見入ってしまうのですが、その相手が油断したところで唐突に弓矢を
射るのです。相手は1回目に構えた時は警戒してますが、2〜3回踊られると
「なんだ、ポーズだけかいな…。」と完全に気を抜いてしまうんですね。
で、そこを見計らって仕留めるわけです。

なんか、今日(4月9日)の藤田×ノートン見てたら思い出したので
書き込みました。
藤田、オメデトウ!
37お前名無しだろ:2001/04/10(火) 04:56
藤田ってプロレスできないんですね。
38お前名無しだろ:2001/04/12(木) 00:32
あげたい
39お前名無しだろ:2001/04/14(土) 11:24
もうあがらないのか?
40速達ジョーンズ
ロープワークの一形態としてロープ渡り(綱渡り)があります。
カブキ、アンダーティカー等が見せるセカンドロープ渡りと
人生が見せる対戦相手のアシスト付きトップロープ渡りが有名ですよね。
それより以前に、試合前のリングインでアシスト無しの
トップロープ渡りをしていたのが佐山タイガーでした。
コーナーポストからずいずいと渡って、調子が良い時は真中あたりまで
渡ってからリングインしていたものです。

列伝では虎の穴での特訓の成果ということになってました。(苦笑