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お前名無しだろ:
■ 大衆がバカであればあるほど、メディアは儲かる
○ みのもんたは大衆のうつし鏡
マスメディアで数字を追うという立場にいる以上、彼が語る「裏」というのは、
専門的な知識のない普通の人々が思わず共感してしまう程度の「裏」に、構造的に留まります。
そして、そういう「裏」が、まさに「他人をズバッと切る」という攻撃的なものだった、と思われます。
いますよね、そういう「裏」の突き方をして話題を盛上げるのが上手い人って。
人気者を公衆の面前でズバッと批判して、嫉妬する人たちの溜飲を下げるようなポジションの人。
ではそういう「ズバッ!と裏を伝える」人が、個人として悪い存在なのかというと、ぼくはそうは思いません。
むしろ彼らは、周囲の意思を読み取った末に、そういう立場に立っていると考えるべきです。
特にメディアにおいては「空気を読んで」彼らは悪人に徹しているのです。
この件にかぎらず、ぼくらは「マスメディアは市民のうつし鏡である」ことを忘れてはいけません。
みのもんた氏の「ズバッ!と裏を伝える」という手法とその実践は、暗にぼくらが望んでいたことです。
実際、彼の手法は長らく支持されてきたことが、それを証明しています。
上に引用した通り、2chの書き込みでは「お前がさんざんやってきたことだろ」と言う意見も見受けられます。
しかし、この書き込みの主は「みのもんた氏は大衆の思いを読み取り、行動している」ことを忘れています。
もしもみのもんた氏が「お前がさんざんやってきたことだろ」という言葉を読んだら
「お前らがさんざん求めてきたことだろ」と返すでしょう。
これこそ、みのもんた氏が語りたいけど語れない、本当の「裏」です。