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お前名無しだろ:
軍や、あらゆる官庁や、あるいはマスコミや、主に30代の選りすぐりの俊才を集めて、
もし日米が戦えばどうなるか、いまで言うシミュレーションをやりました。
そして昭和16年の夏、近衛総理や東條陸相や、いならぶ閣僚の前で、その結果が発表されました。
詳細は申しませんが、そこのシミュレーションの結果は、ほとんど実際と同じことでした。
原子爆弾の投下、それ以外は、ほとんどがそこのシミュレーションの通りになったのです。
日米戦やれば必敗です、戦わば必敗です、この戦争は何がなんでも避けなくてはならない、
そういう結論が出ておりました。いろいろな資料で明らかであって、それは検証すればわかることです。
何が言いたいか。
それは、文民統制、それがいかに重要であるかということを私は申し上げたいんです。
私は、軍事と安全保障、それと外交は、車の両輪である、そのように考えております。
軍事や安全保障を知らずして、平和を語ることがあっては絶対にならない。
それは私の信念です。 総理にうかがいます。
総理にとって文民統制とはどのような概念ですか。
そしてまた、文民統制が有効に成立するためには、どのような条件が必要だと考えておられますか。
(8月2日の衆議院予算委員会より)