マイケル・グリーンの永田町プロレス

このエントリーをはてなブックマークに追加
52お前名無しだろ
■ 政治活動

この国における諸政党は,資本家階級の党である。

しかしながら,彼らの支配は,封建日本の遺制である官僚と軍部の影響力によってチェックされている。

したがって,この二つの勢力の対立と妥協が,今日の政治の骨格を成している。

ブルジョア民主主義は,なおその最盛期にはいたっておらず,普通選挙権は,なお日程にのぼっていない。

共産党は,議会制度それ自体はブルジョアジーの機構にほかならず,
プロレタリア革命の道具としては頼りにならないという真理を完全に確信しながらも,にもかかわらず,
議会制度の完成はプロレタリアートの闘争の正常な発展における基本的一階梯を成すという立場をとる。

したがって党は,「民主主義の進歩」を早めるように助ける,プロレタリアートの政治活動を組織する。

しかしながら,我々の議会内外の政治活動は,我々の全般的な共産主義的宣伝・煽動の特徴を留めなければならない。

それらは,一方でのプロレタリア的闘争の拡大・深化とブルジョア民主主義の欺瞞・無益の暴露,
他方でのプロレタリアートに対する彼ら自身の政府機構を創出する必要の示威,から成っている。

そのようにしてのみ,党は,プロレタリアートが彼らの闘争の本質的に政治的な性格を確信し,
彼らの闘争を最期の政治権力奪取へと持続することができるようになると信じる。

そして,そのようにしてのみ,我々は,労働者・農民・兵士ソヴェトを基礎にしたプロレタリア独裁樹立を目的とする
我が党の指導に,プロレタリアートが従うであろうと確信する。