マイケル・グリーンの永田町プロレス

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47お前名無しだろ
日本共産党綱領  2004年1月17日 第23回党大会で改定

わが国は、高度に発達した資本主義国でありながら、国土や軍事などの重要な部分を
アメリカに握られた事実上の従属国となっている。

わが国には、戦争直後の全面占領の時期につくられたアメリカ軍事基地の大きな部分が、
半世紀を経ていまだに全国に配備され続けている。

なかでも、敗戦直後に日本本土から切り離されて米軍の占領下におかれ、サンフランシスコ平和条約でも
占領支配の継続が規定された沖縄は、アジア最大の軍事基地とされている。
沖縄県民を先頭にした国民的なたたかいのなかで、一九七二年、施政権返還がかちとられたが、
米軍基地の実態は基本的に変わらず、沖縄県民は、米軍基地のただなかでの生活を余儀なくされている。

アメリカ軍は、わが国の領空、領海をほしいままに踏みにじっており、広島、長崎、ビキニと、
国民が三たび核兵器の犠牲とされた日本に、国民に隠して核兵器持ち込みの「核密約」さえ押しつけている。

日本の自衛隊は、事実上アメリカ軍の掌握と指揮のもとにおかれており、アメリカの世界戦略の一翼を担わされている。

アメリカは、日本の軍事や外交に、依然として重要な支配力をもち、経済面でもつねに大きな発言権を行使している。
日本の政府代表は、国連その他国際政治の舞台で、しばしばアメリカ政府の代弁者の役割を果たしている。

日本とアメリカとの関係は、対等・平等の同盟関係では決してない。

日本の現状は、発達した資本主義諸国のあいだではもちろん、植民地支配が過去のものとなった今日の世界の国際関係
のなかで、きわめて異常な国家的な対米従属の状態にある。

アメリカの対日支配は、明らかに、アメリカの世界戦略とアメリカ独占資本主義の利益のために、日本の主権と独立を
踏みにじる帝国主義的な性格のものである。