>>37のつづき
■ 中野の連行未遂事件
1948年9月20日には中野区で買い物をしていた女性がMPに連行されかけた。
この件で抗議をうけた警視庁は、連行したのはPM0720部隊のMPで、日本の警察は一切関与していないと答えている。
また当時MPのジープに同乗し、「MPライダー」と称されていた日本の警官の証言によれば、狩り込みはMP主導で
行われていたという。
■ 当時の知識人の見解
賀川豊彦は『婦人公論』1947年8月号で「闇の女に堕ちる女性は、多くの欠陥を持っている」とし、
パンパンについては「わざと悪に接近」するような悪魔的なところがあり、
「一種の変成社会における精神分裂病患者である」と指摘している。