プロレスをガチンコのスポーツだと思っている人はほとんどいないわけで、要するに興行である。
そして、いろいろなストーリーが錯綜し、それをプロレスメディアがさまざまな団体や個人の立場から書きたてる。
日本の政治というのは、このプロレス興行と基本的に同じだと私は思う。
この際の元締めは霞が関で、その下で自民、民主、公明、社会、共産などの党がそれぞれにキャラクターとアングルを持ち
「政治」という興行を国民に見せている。
そして、ジャーナリズムはプロレスメディアと同様、そのアングルを書き立てて読者を煽る。
(〜中略)
本来、革命政党であるはずの共産党が、なぜ不当な権力によって弾圧された小沢を徹底的に批判的するのか。
それは共産党が、霞が関興行のなかで「国家権力に対峙する少数政党」というキャラを与えられ、そこから派生したアングルを
演じているに過ぎないからである。
つまり、共産党も霞が関興行の立派な一員なのだ。
■ 自分たちの作った「アングル」をぶち壊す小沢一郎に我慢ならないマスメディア
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2012/11/post-7a68.html