ユークス、予想高配当利回り、13年1月期も国内事業は好調見通し
ttp://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=623105 2012/01/20 07:43
ユークス <4334> は、サポートラインの25日移動平均線に接近する場面は見直し余地が大きそうだ。
予想配当利回りが3.7%台と高く、1月26日の権利付き最終日に向けて、配当狙いの買いを誘いやすいためだ。
同社は、プロレス関連を柱に展開する開発受託型の家庭用ゲームソフトメーカー。
新日本プロレスを傘下に持ち興行事業も手掛ける。
12年1月期予想の連結経常利益は前期比23.6%減の4億1600万円。
「国内では、パチンコ・パチスロ向け画像開発受託が好調に推移しているが、
売上の7割を占める海外からのゲーム開発受託が多く、為替面でのマイナスが響く」
(品治康隆常務)という。
13年1月期も、円高進行は懸念材料だが、パチンコ・パチスロ向けを中心に国内の好調は持続する見通し。
一方で、ノウハウを取得中のスマートフォン(多機能携帯電話)向け分野での期待も大きい。
第1弾として11年末に投入した「モバゲー」向けペット育成ゲームの出足好調で、
今後、シリーズ化が期待されるほか、
前期に単年度黒字化を達成した新日本プロレスは
「肉食系女子を中心とした女性ファンの集客増が期待される」(同)という。