【真相】鶴田最強幻想とは何だったのか?18【暴露】

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120お前名無しだろ
――腎臓を“買った”と考えているのか
「そう考えている」

このときの移植医は、フィリピン国立腎移植研究所の副所長(現・所長)のエンリケ・オナだった。
フィリピンの腎移植の第一人者で、故マルコス元大統領の腎移植手術も執刀した。
二〇〇〇年五月十三日には、ジャンボ鶴田の肝移植手術を行っている。

面接調査の際、オナは粟屋に「受刑者が腎臓を売っていることは知っているが、そこに問題はないと思う」と応え、
「私は当事者間の金銭的なやりとちにはノータッチだ」と話した。

『臓器漂流』p127
121お前名無しだろ:2011/08/10(水) 11:45:20.71 ID:lfz9QaQM0
「フィリピンでは事実上、臓器売買が容認されている」
「貧しいドナーが、腎臓を売って生活を維持し、金持ちのレシピエントが、その腎臓を買い、健康を取り戻す。
これが臓器売買で、生活のために腎臓を売ろうとする貧困者がフィリピンに存在するから成り立つ」

『臓器漂流』p128



四十九歳で肝移植手術中に亡くなったジャンボ鶴田は、B型肝炎と闘いながら、
日本、韓国、オーストラリアでいつ、現れるか分からないドナーを待ち続けた。
最後に彼は、他の待機患者と“命の順番”を争うのを嫌い、フィリピンに渡った。

『臓器漂流』p131