【死亡事故の責任逃れ】菅原伊織と佐野直 11

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483お前名無しだろ
<二瓶一将 疑惑の中枢>

荒井社長がやむなく二瓶に紹介されたのは、「トサン」「トゴ」といわれる10日で3割、5割の超高金利で貸付けるヤミ金融業者だった。
昨年4月ごろ、知人の関係者を通じて荒井社長は二瓶の知り合いの業者に約500万円を借りた。それは、あっという間に数千万円に膨れ上がった。
二瓶は「一応、俺の方から返済を待つようには言っておくよ」とごまかし、荒井社長は、そんな二瓶の言葉を信じてFMWのリングに上がる便宜を図った。
だが、そんな二瓶の言葉とは裏腹に「娘がどうなってもしらない」「借金の額を世間に公表してやろうか」「返せ、返せ、返せ」など、
がなりたてるヤミ金融業者のすさまじい取り立ての電話が・・・。
身の危険を察知した荒井社長は妻と形式上の離婚をした。
支払い期限が過ぎ、詐欺師とののしられ、さまざまな策を行動に移したが、焼け石に水だった。
そしてFMW倒産。このときを境に二瓶は知らん振り。
不良債権処理、貸し渋り、貸しはがしなどで、追い込まれて高利に手を出さざるを得ない状況が続いた。
債務者との特定調停など任意整理に応じず、保証人の財産を仮差押さえするトラブルも表になった。
金融会社は、調停の場に5回とも違う計算書を出し、荒井社長は利息制限法に引き直した計算を出したのに、
それには応じないとはっきり断られた。調停員も無理だと逃げだした。
そして、再調停をかけたら、荒井社長は売掛金と預金の差し押さえまでされてしまった。
年利1000%の暴利業者は最後は暴力団風の人間を使いによこすようになった。
1600万円余の手形・小切手の決済を迫られ、既に利息制限法が定める利息以上を返済しているにも
かかわらず、一度には返済できないため、期日のたびに利息の一部を支払い、次々と新しい手形を切って差し替える
「手形ジャンプ」を繰り返し、借入金は3082万円まで膨らんでいた。
 しかし、利息制限法で計算すると、1888万円余の過払いがあったのに、返還もされなかった。「目ん玉売れ」と脅迫まがいの違法な取り立てもあった。