猪木の全盛時代は総合格闘技とかそういうガチな興行じたいが成り立ってなかったし
猪木×アリ戦はあの時代にあそこまでやれば十分ガチですわ。
アリは足がやられてあのあとホテルで立てなくなって入院し
そのあとタイトルを失ったときにも、相手のスピンクスを讚えるのではなく
猪木にやられた足のせいだと当時アメリカのマスコミも書いてました。
プロボクシングへビー級の現役世界チャンプ相手にあそこまでやれば十分ガチでしょ。
アリのボクシングの試合のグローブのオンスじゃなく、軽く当てただけで効く硬く小さいグローブで
ボクシングの試合であんなグローブだと相手が危険なんで反則ですわ。
そのアリ相手に試合したんだからね。
今のプロレスラーに何が足りないかって言うと、そういう野心とかやる気ですわ。
人気の落ちたプロレスの殻の中で給料分のお仕事してて人気が挽回するわけがない。
それにペールワン戦は、当時の関係者が口をそろえてガチだと言ってるし
猪木がガチをしたことがないって事はないよ。
で、今の総合格闘技が普及したこの時代に
プロレスラーが「俺たちは格闘技じゃない、総合なんかの試合するのはヤだよ」なんて
言ってるからプロレス人気はガタ落ちしたんだよ。
強くないレスラーが地味にプロレスしても魅力がない。
日本は規模からいってもWWEほどのすぐれたショー的な演出もとうてい出来ないんだから。