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お前名無しだろ:
府立の前、ホテル南海 吸い込まれる空。幻のリアルファイト感じていた。
ゴングが鳴りU系興行のいつもの二階席に座り、何がガチで何がヤオか考えていた。
ざわめく心 今、俺にあるもの 意味なく思えて戸惑っていた。
試合後、街ふらつき 俺たちは風の中、孤独、瞳にうかべ淋しく歩いた。
笑い声とため息の飽和した店で 古いプロレスの知識、競いあった。
退屈な心、プロレスさえあれば、なんでも大袈裟に喋り続けた。アーアーアーアー
センスよくお洒落なんてできやしなかった。
※ 新日暴動、パイプ椅子、壊してまわった。
逆らい続け、あがき続けた。はやく女にモテたかった。
信じられぬヤオガチ論の争いの中で 許しあい いったい何わかりあえただろう?
ウンザリしながら それでも過ごした。ひとつだけわかってた事。
この プヲタからの 卒業
前田のセメントの話にみんな熱くなり プロレスがどれだけ強いか知りたかった。
U系だけはガチなんだと頑なに信じて プロレスとは違うスポーツだと言い聞かせた。
やがてUFCから総合が生まれ ガチの強さと 理想のルール それだけに心奪われた。
生きる為にショー的要素も必要だと言うが 人を倒すまっすぐさを強く信じた。
大切なのは何?ガチの勝負と 見せる為にするショーの区別、迷った。アーアーアーアー
センスよくお洒落なんてクソくらえと思った。
※くりかえし
卒業して一体、何わかるというのか?プロレスグッズの他に何が残るというのか?
レスラーは誰も縛られたか弱き小羊ならば
長州、あなたはか弱きレスラーの代弁者なのか?
プヲタ達の怒り、何処へ向かうべきなのか?
これからは何が俺をヲタにするのだろう?
あと何度、自分自身、卒業すれば 本当のプロレスに辿り着けるだろう? アアー、アアー、
仕組まれたアングルに 誰も気付かずに、あがいた日々も終わる。
このプヲタからの 卒業、
八百長からの 卒業。