名探偵三沢さん 〜淫欲の武術師〜

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1お前名無しだろ
体は大人、頭脳は子供!ノアだけはガチ!( ゚д゚)
2お前名無しだろ:2007/11/11(日) 09:43:58 ID:xbdn4Bh00
これはひどい
3お前名無しだろ:2007/11/11(日) 09:52:54 ID:MouuWCKY0
ぶっちゃけ真実はいつも一つだよね
4お前名無しだろ:2007/11/11(日) 10:12:56 ID:4LaCog9l0
>>1は何が言いたいの?
5お前名無しだろ:2007/11/11(日) 10:17:09 ID:5VvNEplsO
その発想はなかった
6お前名無しだろ:2007/11/11(日) 15:27:40 ID:uC9WUHOC0
死体のそばに白い粉が・・・
三沢さん「ペロ…これは天山!」
7お前名無しだろ:2007/11/13(火) 14:58:59 ID:E32qddp50
黒の組織のボスは三沢さん
8お前名無しだろ:2007/11/13(火) 15:28:24 ID:4iwa8e2qO
みっちゃんの名にかけて
9お前名無しだろ:2007/11/13(火) 15:40:19 ID:DSg1W6k20
イク島ヒロシ「ああ゛逝く逝くっ…!ミルクでるっ!!逝く逝くゥゥゥゥっっこくまろミルクでるぅ〜!」
10お前名無しだろ:2007/11/13(火) 15:41:41 ID:BhQ+IhZ7O
>>9

みっちゃんの顔にかけてぇぇぇぇぇぇぇ〜


11お前名無しだろ:2007/11/14(水) 02:12:27 ID:OVhQPuH/0
眠りの田上(声:三沢さん)
「中井川医師の息子さんを誘拐し、
小橋氏が健康であるという偽の診断書を書くように脅迫状を出した真犯人は・・・
この中にいます!!」
百田警部「なんだって!?本当なのかね?それで真犯人は一体誰なんだ?」
眠りの田上(声:三沢さん)
「それは小橋さん!!あなたですね!!」
小橋「なっ…!?」
眠りの田上(声:三沢さん)
「あなたはどうしても試合に出たかった。
そのためには何としても中井川医師の診断書が欲しかった。そうですね?」
小橋「し・・・しかし、証拠はあるんですか!?証拠もないのに犯人扱いなんてしないで下さいよ!」
眠りの田上(声:三沢さん)
「証拠ならあります。」
三沢さん「あれれ〜?こんなところにダンベルが落ちてるよ〜?」
小橋「……!!」
三沢さん「でも、おかしいなぁ〜?子供部屋にこんな重いダンベルがあるなんて。ねえ、変だよね刑事さん?」
百田警部「確かに・・・」
眠りの田上(声:三沢さん)
「百田警部、そのダンベルの指紋を調べてみて下さい。きっと小橋氏の・・・」
小橋「もう十分です!私が・・・やりました・・・。子供は有明遊園地にいます・・・。」
百田警部「小川!すぐに遊園地に連絡だ!」
小川刑事「はい!」
百田警部「小橋さん。続きは署の方で詳しく聞かせていただきますよ。」
ルルル〜ル〜ルルル〜ル〜ルル ルルル(BGM)
眠りの田上(声:三沢さん)
「小橋さん、あなたは焦り過ぎた。このままプロレス界に自分の居場所が無くなってしまうんじゃないかと。
でも、決してそんなことはありません。ほら、あのノアヲタ達のあなたを見る目を見て下さい。
あの子らにとって、あなたはヒーローその物なんです。
あのノアヲタ達のためも早く罪を償って、ノアのリングで闘う姿を見せて下さい。」
小橋「うっ・・・うう・・・」
12お前名無しだろ:2007/11/14(水) 14:44:55 ID:sYHjkFmT0
>>11
頭脳が子供の三沢さんに泣いた
13お前名無しだろ:2007/11/18(日) 09:58:43 ID:y5+6+9Jv0
ペイーン
14お前名無しだろ:2007/11/21(水) 15:50:29 ID:hdVn/fgV0
バーロー
15お前名無しだろ:2007/11/22(木) 23:14:21 ID:AgHa0MGB0
永田一中年の事件簿
16お前名無しだろ:2007/11/23(金) 00:05:46 ID:uHPoHTn80
ペェイの名に掛けて!
17お前名無しだろ:2007/11/24(土) 04:44:21 ID:55YeOX4c0
三沢さん(オレの推理が正しければ、次に犯人が現れるのはあそこだ!急げ、時間が無いぞ!!)

深夜の人気のない道を歩く秋山を付け狙う影
謎の男「ハァハァ…ハァハァ…」
三沢さん「そこまでだ!!連続斧通り魔!!」
謎の男「……!!」

大森隆男(謎の男の正体)「な…なんだお前は!?」
三沢さん「…三沢光晴…プロレス探偵さ。」
大森「くそっ…顔を見られちまったか…。悪いが死んでもらうぜ!!アックスボンバー!!」
三沢さん「おおっと」
よけて、さらに反撃をする三沢さん
三沢さん「エルボーを喰らえ!!」
バシッ(大森の顔にクリーンヒットする)
大森「………。へへ、なんだこの中年ブヨブヨ肘押し付けは?効かねえなぁ(ニヤニヤ)。」
三沢さん(しまった!!このメタボ中年の身体じゃ、あいつにダメージを与えられない!)
大森「ほーら、今度はこっちの番だ。アックスボンバー!!」
三沢さん「うわあぁぁっ!!(こ…このままじゃやられる…)」
大森「ほらほら、さっきまでの威勢はどうした?」
三沢さん(くっ…。どうする?何かあるはずだ…何か…)
18お前名無しだろ:2007/11/24(土) 04:45:21 ID:55YeOX4c0
-------------------------三沢さんの回想-------------------------------
仲田博士「その身体じゃ何かと不便じゃろ?これはエルボー力増強サポーターじゃ。
     装着してスイッチを入れれば、肘のツボを刺激しエルボー力を高めてくれるぞい!
     横のダイヤルで威力を調整することも出来るのじゃ。
     何かあったときのため、持って行くが良い。」
----------------------------------------------------------------------
三沢さん(そうだ!これを試すしかない!取り敢えず威力は中にして…)
大森「さあ、これでトドメだ!!」
キュィィィィン
トゥルットゥルットゥートゥルー(BGM)
大森「…!?な、なんだ…」
三沢さん「喰らえっ!!ローリングエルボーーーッ!!」
大森「ぐはぁぁぁっっっ!!ぐふぅ…(気絶)」
三沢さん(おいおい博士…、ちょっと威力が強すぎないか?)

ファン ファン ファン ファン(パトカーが駆けつける)
百田警部「光晴君!大丈夫か?」
三沢さん「うん!このお兄さん僕を襲おうとしたんだけど、
     勝手にすべって転んで頭を打って気絶しちゃったみたいだよ。」
田上「こらっ!人に心配ばかり掛けやがって!」
ポカッ
三沢さん「いてっ!」
百田警部「小川!この男を署まで連行しろ。連続斧通り魔だ!」
小川刑事「はい!」
19お前名無しだろ:2007/11/26(月) 04:18:19 ID:h8W1n1Wi0
ええすれやん
20お前名無しだろ:2007/11/26(月) 06:30:20 ID:vnOqmn/EO
なかなか良い。
職人さん、これからも頑張ってね。
21お前名無しだろ:2007/11/26(月) 06:49:26 ID:QyTPMfgTO
タイトルの淫欲に相当する内容が書かれていないのが唯一の不満
22お前名無しだろ:2007/11/30(金) 01:59:59 ID:Z3Mqphf70
age
23お前名無しだろ:2007/12/03(月) 02:00:49 ID:RQnZdIHM0
…というわけで、オレと智恵子は山口県沖合いに浮かぶ
絶海の孤島・長州島のサソリ館に行く羽目になってしまったのだが…
そこであんな凄惨な事件が待っているなど、この時のオレたちは、まだ思いもしていなかった…


智恵子「わー、裕ちゃん見て、カモメよー!」
永田一「………(今回こそは…)」
ズボンの中に潜ませたコンドームを手で確認する永田一
秘蔵のムフフビデオを見て勉強し今夜実施(予定)するトロピカルな夜のことで頭の中は一杯である

保永昇男「永田一様と佐藤様で御座いますね?」
永田一・智恵子「あっ、はい」
保永「私、この度 皆様のお世話をさせて頂くことになっております、保永と申します。よろしくお願い致します。」
智恵子「よろしくお願いします!」
保永「島までの船をご用意致しました。どうぞこちらへ。」
永田一「えっ!?あの豪華フェリーっすか!!スゲー!」
保永「いえ、その右側に停泊している船に御座います。」
永田一「もしかして…あのボロッちい漁船っすか…?
    …………へー…。
    ……WJ丸っていうんだ…。なんかすぐに沈みそうっすね…」
智恵子「ちょ…ちょっと裕ちゃん!失礼よ…」
保永「他のお客様はすでにご乗船してお待ちで御座います。
   島に到着するまで海でもご覧になって、どうぞ、ごゆっくり。」

(つづく)
24お前名無しだろ:2007/12/07(金) 13:43:42 ID:jeJqje7j0
age
25お前名無しだろ:2007/12/14(金) 12:23:16 ID:qZHWCQSW0
age
26お前名無しだろ:2007/12/14(金) 12:49:51 ID:6mvuikH3O
腹はダブダブ!
頭脳は「ぶっちゃけ」!
その名はメタボリック三沢!
27お前名無しだろ:2007/12/18(火) 19:45:45 ID:Ij3G/FFf0
age
28お前名無しだろ:2007/12/19(水) 02:21:37 ID:8VmLnI3v0
──船の中は意外なほどに広かった。
獲った魚を保蔵しておくためのタンクであっただろう船の中心部が
リフォームされ、客室となっていたのだ。
…しかし汚い。おそらくは無骨な男達の手作りであろう、
せっかく貼ってある壁紙は寸法が目茶苦茶でところどころでは剥がれてもいた。
永田一はそんな客室を見回した。室内には2組のカップルと1人の初老の男が座っていた。

「君達もサソリ館へ行くのか?よろしくな!」
むさ苦しい風貌の男が二人に声を掛ける。
永田一・智恵子「あっ、こ、こちらこそ、よ、よろしくお願いします!」

北斗「ほらほら、お前がいきなり大声で話しかけるから、この子達が戸惑ってるじゃないか。」
健介「ごむぇん」
北斗「私は北斗晶。こいつは佐々木健介って言うんだ。よろしくな。」
智恵子「あっ、佐藤智恵子です。こっちは祐ちゃ…じゃなくて、永田一裕志って言います。」
永田一「よろしく」
智恵子「お二人はご夫婦でいらっしゃるんですか?」
北斗「あはは、ちっげーよw。誰がこんな奴と結婚なんかしたいと思う?ただの友達だよ!w
    そっちはどうなんだい?結構お似合いのカップルに見えるよ。」
智恵子「いいえ!ただのお友達です!!(きっぱり)」

永田一・健介(そんなはっきり否定しなくても…) どよーん

なんだか親近感を感じる永田一と健介であった。

(つづく)
29お前名無しだろ:2007/12/20(木) 21:04:33 ID:K3is3WcD0
良スレ保守
30お前名無しだろ:2007/12/22(土) 23:54:07 ID:AahwfyQp0
踊る大ヒール戦

事件はリング上で起きてるんじゃない、リングサイドで起きてるんだ!
31お前名無しだろ:2007/12/23(日) 14:40:56 ID:CW5Y+mBX0
白豚
32お前名無しだろ:2007/12/23(日) 16:54:37 ID:lYUFdYVl0
犯人はいつも長州
33お前名無しだろ:2007/12/23(日) 19:13:38 ID:YHxS3TU60
test
34お前名無しだろ:2007/12/24(月) 15:32:07 ID:kQXXv/kI0
永田一と智恵子は健介・北斗としばし話をしていた。
外見は強面の二人だったが、その喋りからは二人の人の良さがにじみ出ていた。

「けっ、早くもお友達ゴッコかよ。」
もう一組のカップルの男が、わざとこっちにも聞こえるような声で呟いた。

智恵子「あの人、何だかやな感じ」
永田一「誰なんすかあの二人は?」
健介「ああ、鈴木健想と浩子さんだ。昔はいい奴だったんだが、いろいろあってな・・・。」
永田一「ふぅ〜ん、いろいろとねぇ…」
北斗「ま…まあ、いいじゃないか。それより気分直しに上に行って海でも見ようぜ!」
智恵子「わあ、いいですね!」


保永「おや?どうかなさいましたか?島へはもう少し掛かる予定に御座います。」
永田一「いや、オレ達ちょっと海でも眺めようかと思って。」
保永「そうで御座いましたか。」
永田一「うわっ!すごい潮っすね。」
保永「地元民の間では大昔から、この辺りはプロレス海と呼ばれておりまする。
    浮き沈みの激しいこの海は、多くの屈強な男達を飲み込んだそうです。」
智恵子「こわい…」
保永「そんなプロレス海の『ど真ん中』にただ一つ浮かんでおりますのが、
    これから皆様が向かわれる長州島に御座います。
    おや、どうやら見えてきたようです。」

永田一 ゾクッ

荒々しい波の先に浮かぶ長州島の姿を見た瞬間、オレは言い様の無い寒気を感じた…
これから起こる恐ろしい事件を予感させるかの様に…

(つづく)
35お前名無しだろ:2007/12/24(月) 18:02:41 ID:TV2NmrRD0
>>34 乙です。

ところで、>>11 >>17 >>18>>34さんの作品ですか?
36お前名無しだろ:2007/12/24(月) 23:11:46 ID:kQXXv/kI0
>>35
まあ、ぶっちゃけそうだよね。
もっと仲間が欲しいってのはあるよね。
自分の文才がアレなのも分かってるしね。

ここからは個人的な話になるけど
休日出勤させるような職場はアレだよね。
だけど今日だけは嫌じゃないよね。
3734:2007/12/25(火) 07:20:38 ID:s5+J3qMB0
>>36
いやいや、なかなかの文才ですよ。続編に期待してます。
38お前名無しだろ:2007/12/26(水) 21:58:56 ID:lz2EE3KlO
メタボイチ中年
39お前名無しだろ:2007/12/29(土) 10:01:14 ID:+RH3PKnW0
──ようやく船は長州島へと到着した。
船を降りるオレ達を、色黒の男が出迎えた。

長州「おー、来たか来たか!待っていたぞ!」
健介・健想「!!」

健介「お久しぶりです!!先生!!」
健想「ご無沙汰しておりました!!わざわざのお出迎え、ありがとう御座います!!」

永田一「何だ?あの二人、急に改まっちゃって。あのおっさん、そんなに偉いのか?」
智恵子「えっー!?裕ちゃん、知らないの!?あの長州力よ!」
永田一「長州力?どんな奴なんだ?」
智恵子「うそぉ〜!?やだ、本当に知らないの裕ちゃん!?
     プロレス演劇界の超大物じゃない!!
     伝統芸能と言われていたプロレス演劇にハイスパートな展開を取り入れて、
     プロレス演劇に革命を起こしたと言われている人よ!!」
永田一「へ〜。オレにはデカい雌カブトムシにしか見えねぇけどなぁ。」

長州「どうだお前ら。ちゃんと頑張ってるか?」
健介「はい!先生の教えのおかげで、何とかやっております!」
長州「おー、そうかそうか〜」

智恵子「佐々木さんもプロレス俳優だったのね。」

(つづく)
40お前名無しだろ:2007/12/30(日) 04:19:51 ID:EUjM49Ms0
>>39
GJ!!!!
41お前名無しだろ:2007/12/30(日) 19:33:36 ID:6IG1aMZu0
犯人はメタボだ!
42お前名無しだろ:2007/12/30(日) 21:36:31 ID:Ax4ZsWmL0
>>41
直訳すると
「犯人は三沢さんだ!」
になってしまうんだが
43お前名無しだろ:2008/01/02(水) 20:08:55 ID:Ve5gwFTT0
笑うと同時に永田一達の存在に気づいた長州。
今度は永田一達の方へ歩み寄る。

永田一「あっ、こんにち…」
長州は挨拶をしようとする永田一の横をすり抜け智恵子の前に立ち、
スケベ丸出しの目で全身を舐め回す。
長州「一般参加の人だね。君、オレのファンなのかい?」
智恵子「は…はい」
長州「うれしいね〜。今夜、オレの部屋の展望台に特別招待しちゃおうかなぁ〜」
強引に智恵子の手を握り、勝手に妄想を語りだす長州。
智恵子「えっ、えっと…」
永田一(けっ!本当は円天に勤めているオレの親戚から強引にチケットを渡されたんだよ)

「そんなのお世辞に決まってるじゃないですか」
長州「誰だ!!」
声のする方に振り向くと、オレ達と同じ船に乗っていた初老の男が立っていた。
長州「お…お前は!!」
ターザン山本「へへ、お久しぶりです。そう、ターザン山本ですよ。」
長州「な、何でお前がこんなところにいるんだ!!」
ターザン「何でって。その娘と同じく、一般参加に決まってるじゃないですか?ほら、チケットもこの通り。」
長州「オレは許さんぞ!さっさと帰れ!!」
ターザン「帰れって言われましても、もう船は引き返してしまいましたよ?
     それとも天下の長州様は老人に野宿しろとおっしゃるんですかね?
     ほ〜、これはいい記事が書けそうだ。」
長州「そんなの関係ねぇ!!いいか、絶対このサソリ館の入口はまたぐなよ!!あぁ?わかったか?またぐなよ!!」
周囲のみんなも長州のあまりの険相に唖然とする。

保永「ごにょごにょ」
保永が長州になにやら耳打ちをすると長州ははっと我に返り周囲を見渡す。
長州「は、はは…。じょ、冗談ですよ。キレてないですよ。オレはキレてない。」

(つづく)
44お前名無しだろ:2008/01/03(木) 11:24:27 ID:d0s6m3Pl0
>>43
ありがとうございます。今年もよろしく。
45お前名無しだろ:2008/01/04(金) 16:26:46 ID:vh7UymBK0
──その後、長州の機嫌は戻り
一行は皆サソリ館へと通されることとなった。

サソリ館は海の見える丘の上に立地し、
ほんの数十メートル先は、海から切り立った崖となっていた。

保永「皆様、お泊り頂くお部屋へとご案内致しますので、
   ご夕食のお時間まで、ごゆっくりお休み下さい。」
サソリ館に着くとすぐ、各々は部屋へと案内された。
用意された部屋は全て一人部屋であった。
海側と島側の違いはあるものの、
部屋の内装は全て同じサソリをあしらったデザインで統一されており、
外が見える大きなガラス窓があった。

智恵子には内緒で『カップル』として参加登録していた永田一は、
一人部屋であることと、
長州&女性、その他男性陣というあからさまな部屋割りに不満を感じつつ
部屋に入った。

──数時間後
コンコン
保永「永田一様、ご夕食のお時間となりました。」

(つづく)
46お前名無しだろ:2008/01/04(金) 23:24:56 ID:6yIKjvtB0
はぐれ刑事国際派
47お前名無しだろ:2008/01/05(土) 07:01:16 ID:Fs6sbXFf0
>長州&女性、その他男性陣というあからさまな部屋割り

長州&女性が海側の部屋、その他男性陣が島側の部屋ということで
OKですか?
48お前名無しだろ:2008/01/05(土) 20:39:09 ID:TaQG0Xjf0
>>47
ぶっちゃけ、何も考えてなかったよねw
ケツ決め以外はその場で試合を組み立てるってやつ?
だから慌てて考えてみたよねw

         ↑海側
   浩子|長州|智恵子|その他男
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
通路
   ____________
      |北斗|    |その他男
         ↓島側

イメージはこんな感じ的なアレだよね。
女性陣の部屋の周りには空き部屋もあるかも知れないよね。
それは今後の展開次第だよね。

それと『名探偵三沢さん』シリーズのヒロイン(毛利蘭的なアレ)になれる人物を募集中だよね
まあ、いまのところ無しの方向で考えているけどね。
4947:2008/01/06(日) 21:29:52 ID:9xS6Ljoj0
>>48
どうもです
50スピロ ◆800rhY.fLY :2008/01/10(木) 01:24:24 ID:eXlKwCBoO
50もろとこか
51「名探偵三沢さん-エピソード0-」:2008/01/14(月) 01:33:53 ID:AWfukecF0
オレの名前は工藤俊作。足利工大附属高校に通う高校生だ。
だけど、オレはただの高校生じゃないぜ!!
プロレス警察にも解けない難事件をいくつも解決してきた高校生名プロレス探偵さ!!
世間では、オレの事を日本プロレス警察界の救世主と呼び、
今や、ちったぁ名の知れた有名人だ。
そう…、あの日、あんな事件に会うまでは…

〜数ヶ月前〜
百田警部「本当かね、工藤君!?犯人が解ったのか?」
工藤俊作「ええ…。」
百田警部「やはり、あの二人組(タッグ)か?
     あいつら、我々警察が到着した時からずっと様子がおかしかったからな!」
謎の二人組「………」 コソコソ

工藤俊作「いえ、違います。
     確かに彼らには、警察に知られると後ろめたいことがありそうですが、
     少なくとも今回の事件には係わっていません。
     それに、犯人なら警察が来ることくらい予想済みのはずです。
     あんな風に慌てるのは不自然ですよ。」
百田警部「ふむ…、では犯人は誰なんだね?」
工藤俊作「事件をおさらいしましょう。被害者は蜂に刺されて死んでいた。
     最初はただの事故だと考えられたが、
     被害者のそばにマスクが落ちていたことから、
     何者かが被害者が蜂に刺されるように仕掛けた殺人事件だとわかった。
     …しかし、ここでオレ達は大きな思い違いをしてしまっていたのです!」

(つづく)
52お前名無しだろ:2008/01/14(月) 11:42:54 ID:dD83YTYz0
>>51
ニューカマーか?
53「名探偵三沢さん-エピソード0-」:2008/01/14(月) 20:06:13 ID:m9uO+iWI0
工藤俊作「まず一つ目は、被害者のそばに犯人の足跡が無かったことから、
     落ちていたマスクは被害者が犯人から剥ぎ取ったもので、
     ここまで逃げてきて力尽きたと思ってしまったことです。
     そしてもう一つは、マスクを剥がされた犯人は今、
     素顔であると思い込んでしまったことです!!」
百田警部「じゃ…じゃあ、まさか!!」
工藤俊作「そうです、犯人はあなただ!!」

犯人「………!!」
54お前名無しだろ:2008/01/14(月) 20:19:44 ID:m9uO+iWI0
>>52
残念ながらいつものアレですw
誰かが乱入してくるのをいつも待ってるんですけどね。
このままじゃ、スレがもたないw

今回は、永田一シリーズが思いのほか長期化してしまったので、
たまにはスレタイ通りのネタがないとなと思い、こうなりました。

次回は解決編and物語で最重要のシーンの登場です!!
とりあえず、ヒロイン(毛利蘭的なアレ)はいません。今のところ。
55「名探偵三沢さん-エピソード0-」:2008/01/20(日) 06:19:54 ID:uZU/yHlJ0
マスカラス「………!!」

工藤俊作「マスカラスさん…あなたは本当に頭がいい…。
       蜂に刺された事故と見せかけることも出来たのに、
       わざとマスクを置くことで殺人事件だということをアピールした。
       結果として我々は、

       『犯人は殺人事件だということ隠そうとするはず』
       『マスクが現場に残ったのは犯人にとって想定外だった?』
       『マスクは被害者が犯人から剥いだのでは?』

       と考えてしまったわけです。」

マスカラス「ほう…。だがね、駐車場にいた彼を、こっちの建物にいた私がどうすれば殺せると言うのかい?」
工藤俊作「確かに普通に考えれば無理です。
       だが、もし人間が鳥のように空を飛べたとしたら?」
百田警部「何だって!?」
マスカラス「………」
工藤俊作「今からそれを再現します。小川刑事、お願いします!」
小川刑事「はい!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

百田警部「おお!!本当に人が飛んだぞ!!」
工藤俊作「凶器に蜂を使ったのは、『蝶のように舞い、蜂のように刺す』、モハメドさんに警察の目を向けるためでしょう…」
マスカラス「しかし、これじゃこの建物にいた誰にでも犯行が可能としただけじゃないか!
       それに思い出してくれたまえ、君。
       私が事件の起きたときに何も持っていないのを証言してくれたのは君自身じゃないか?
       私は今もマスクを被っている。じゃあ、あのマスクは何なんだ!」
56お前名無しだろ:2008/01/20(日) 13:27:03 ID:lEKuu3rZ0
>>55
毎度乙です
57お前名無しだろ:2008/01/21(月) 08:22:51 ID:GMCamvbe0
>>55
otu
58「名探偵三沢さん-エピソード0-」:2008/01/26(土) 23:56:05 ID:hrhB2rcV0
百田警部「そうだ、それは君自身が証言しているぞ…」
工藤「フッ…確かに彼は何も持っていませんでした…。『持って』はね。」
百田警部「どういうことだね?」
工藤「『被って』いたんですよ。」
百田警部「なんだって!?」
工藤「あらかじめマスクを重ねて被っていたんです。
    そして現場にワザとマスクを置いてきた。自分が真っ先に容疑から外れるためにね!」
マスカラス「しょ…証拠はあるのか!!」
工藤「あるはずですよ。あなたの部屋に!!」
マスカラス「………」
工藤「あの時、あなたにマスクを被り直す時間は無かったはずです。
    頭の良いあなたなら、それも予想済みだったでしょう。
    だから、あらかじめ3枚のマスクを被っていたのです。
    『事件前』、『トリック用』『事件後』のね。
    ただ警察がこんなに早く到着ことは予想外だったのでしょう。
    事件後にあなたが行けたのは、この部屋とあなたの自室だけでした。」
マスカラス「ふははは!私はマスクマンだぞ!?予備のマスク位持ってて当然だろうが!!」
工藤「百田警部、彼のマスクの指紋を調べてみて下さい。」
マスカラス「被害者があのパーティーで私のマスクを触った件を言っているのか!?
        なら、このマスクも調べてもらって構わない。」
工藤「調べて欲しいのは被害者の指紋ではありません。オレのです。
    それが、今あなたが被っているマスクに足りないんですよ。」
マスカラス「えっ…?」
工藤「実はあの時、オレもこっそり触っちゃったんですよ。
    パーティーの後、あなたは被害者とは会っていないと証言してます。
    つまり、被害者の指紋があるなら、私の指紋もあるはずなんですよ。
    ただ一つ、今被っているのがパーティーの時のマスクではなく、
    事件時に被害者に指紋を付け直した可能性を除いてはね!
    聞かせてもらいましょうか。
    その後、マスクを替えてない筈のあなたのそのマスクにオレの指紋が無く、
    被害者の指紋だけが付着していることを!!」
59お前名無しだろ:2008/01/27(日) 18:15:53 ID:Yc1C62HR0
ほう
60お前名無しだろ:2008/01/27(日) 22:28:39 ID:m9NDghdO0
>>58
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
61「名探偵三沢さん-エピソード0-」
マスカラス「ククク…まさか、こんなガキの悪戯によって、
       オレ様の完璧な計画(ブック)が崩されるとはな…」
工藤「ただ一つ解らない事があります。あなたが被害者を殺した理由です。
    誰に聞いても被害者を悪く言う人はなく、どうしても理由が解りませんでした。」
マスカラス「あいつは試合中にオレ様のフライング・クロスチョップをかわしやがったんだ!!
        オレ様が観客にフィニッシュ宣言をしたのにだぞ!」
百田警部「たったそれだけの事で…」
マスカラス「それだけの事だと?あいつは観客の前でオレ様に恥をかかせたんだ!
       スーパースターのオレ様にな!!」
百田警部「小川、この男を署へ連行しろ」
小川刑事「はい!」
ドスッ
手錠を掛けようとする小川のみぞうちに鋭い一撃を喰らわせて気絶させるマスカラス
百田警部「むむ!?確保しろ!!」
取り囲む警官隊を次々と蹴散らすマスカラス
菊地刑事「つ…強い…」
百田警部「なんて奴だ…」

マスカラス「ははは、誰も私の素早さに付いて来れる者などいない!!」
長い廊下を出口に向かって走るマスカラス
だが、ただ一人追いつく工藤俊作
マスカラス「なに!?」
工藤「ウルトラタイガードロップ!!」
マスカラス「ぐはぁ!!」

マスカラス「な、何者だお前…」
工藤「オレもこのマスクマンパーティーのゲストだぜ」
虎のマスクを取り出し被る工藤
工藤「2代目タイガーマスク、プロレス探偵だ!!」