田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part9

１スレ目
田村ゆかり
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1131206434/
２スレ目
田村ゆかりが新団体旗揚げ
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1136967479/
３スレ目
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part3 （512K規制で796レスでストップ）
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1140950339/
４スレ目
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part3.8〜4
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1145294441/
５スレ目
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part5
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1148478932/l50
6スレ目(前スレ)
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part6
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1153674481/
7スレ目
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part7
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1158672435/
8スレ目
田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part8
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/wres/1163145176/
まとめサイト
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/

なんで声優のスレが

>>1
おまえは平田だろう

>>1
乙です、まずはVOWプロレス大賞を決めて授賞式か？

まとめさん乙です
そろそろ最初の煽り文も変更した方がいいかなあ

確かに変更したほうがいいかも今のを原文に書き直すか
新しく考えますかね？
次スレの埋めネタにしますか
>>4
残すは三賞とベストバウトですね
ベストバウト難しいなぁ

＞総合（歌）と二足のわらじを履きこなす、やまなこに次ぐ第三の実力者・水樹奈々
＞遅れてきた優駿・川澄綾子
＞早くから次世代のエース候補と呼ばれ、ついにタッグ王者の座を射止めた沢城みゆき
＞何度でも言おう。インディーの最終兵器、桃井はるこ
＞チワ斉藤・清水愛・植田佳奈らすぐ後ろに迫る若手実力者
＞緒方・国府田・氷上ら古豪の実力派
＞ＴＨＥヒール・浅川　麗しの荒鷲・ハードコア浅野

＞そして永遠の１７歳伝説・・・

この辺りは結構、最初の設定と変わっちゃいましたからね
現状は田村、堀江のやまなこ2大エースに、魔王・川澄が3強だと思う
それに次ぐ選手たちがいて、総合や他団体からの参戦もアリ
永遠の17歳はいつのまにか存在自体がフェードアウトですし
前スレでなんか考えてみますか？

能登はいないのか？

寝る前保守

きっこ姉さんはもはや出せないれべるのレジェンドだよなぁ
林原閣下が正式参戦した時の抗争相手にでもないと相手がいない

前回までのあらすじ
柚木はフォーク、大原は忌まわしき黄金BOXを持参して入場、田中敦子は何を用意したのだろうか。
実況はあかほりさとる・水谷優子。ゲストは罪深き男小山力也。
ゴングが鳴って試合開始。

柚木「おぉはらー！」
柚木はゴングが鳴るやいなや大原に突進。ランニングエルボーで先制し、額をフォークで突き刺す。
そして一向に動かない田中敦子。セコンドの清水香里に何かを指示する。
レフリーは戦うよう注意するものの話を聞かない。
柚木大原側は大原が忌まわしき黄金BOXからスプーンを取り出し、剣戟を繰り広げる。

あかほり「敦子ちゃん何やってるんだろ」
水谷「んー、なんか忘れ物をしたみたいねん」
小山「あは、あはははははは…」

柚木「ちょっとそれリキちゃんのじゃない！」
大原「力也さんからちょっと借りてきたんですよぉ」
スプーン片手でフォークをいなす大原は、空いている手で忌まわしき黄金BOXから霧吹きを取り出した。
大原「これどうぞぉ」
霧吹きを柚木に吹きかける。
柚木「…！！！！！」
霧吹きの中身を吹きかけられた次の瞬間、うずくまる柚木。中身は柚木が大嫌いな柑橘類のエキスらしい。
続いて用意した縦笛で顔面を殴り続け、縦笛を使ったSTFで締め上げる。これに逃げ出せない柚木。
そこに長い棒で大原の背中を叩きつける田中。何度も何度も叩きつけ、緩んだところで柚木はロープに逃げる。
試合開始後に動かなかったのはセコンドの清水香里から長い杖を用意するよう指示をしていたためだった。
柚木「げ、何よその長い杖は！？ あんた入場の時持ってなかったじゃない！」
田中「実は持ってくるの忘れてたの」

あかほり「あれ、敦子ちゃんって長い杖を使えるんだ」
水谷「史上最強の弟子ケンイチ興行で身につけたものみたいよん」

5分経過
田中の凶器である杖は1m20と長いものなのでリーチの短いフォークと縦笛では分が悪い。
大原「ラスボスともあろう人がそんなものに頼るんですかぁ」
挑発に応じることなく淡々と杖で二人を突く、叩く、薙払うを繰り返す田中。
柚木のフォークで杖を刺して勢いを止めたところでランニングニーからお米券、進呈です。(ヘッドバット)！
続いて裏投げからフラッシングエルボーに繋げたが、田中に避けられ自爆。起きあがると向いのコーナーには大原が。
大原「田中敦子、あなたには失望したわ」
京都へ行こう！式ランサルセで突進する大原。突進に合わせて田中のミドルキックが大原の腹部をえぐる。
コーナーに送ってハンドスプリングエルボー…ではなく旋風脚、もといスピニングバードキック！
水谷「敦子さんは春麗ギミックも持ってるのよん」
柚木には百裂蹴、水面蹴りから鷹爪脚で踏みつける。
そこに大原のウンディーネが田中の背中に命中、そのまま倒れる。忌まわしき黄金BOXから二枚の紙切れを取り出した。
一枚目『白と黒』　二枚目『CLANP』

小山「ドリィとグラァに挑戦しよう！ このコーナーは…」
あかほり「ここうたわれるものらじお会場じゃないから…」
大原「涼さん、この二枚で連想できる物を同時に言いましょう。せーの」
広橋・大原「モコナ！」
入場口に元モコナ白鳥由里と現モコナ菊地美香が登場。
コーナーに上がってそれぞれにモコナプレス！そのまま花道から去っていった。

10分経過
大原「まずは柚木さんから〜」
ロープ際の柚木にセカンドロープからのライオンサルトのためにセカンドロープに足をかける。
柚木はここで転がってエプロンに、そのままブラックウィドー(タランチュラ)！
蘇生した田中が大原にINNOCENSE(ハイキック)！カウント4でブラックウィドーを解き
キャメルクラッチのまま大原の額をフォークで突き刺す！

柚木「何よこのキック…重いじゃない！」
小山「そういえばあっちゃんは蹴りの軽さが弱点だったような気がするけど…」
水谷「うたわれでカルラをやってからそれを克服できたって言ってたわん」
続けて腕にキックを浴びせ続け、大原のロックを解く。そのままエプロンからリング下に逃げる大原。
リング中央では田中のローキックで柚木が倒れ、ロープに走ってFK！続いてPK！大の字になって倒れる柚木。
すかさずフォールにはいるがカウント2.8。起きあがった柚木に田中のミドルが迫る。
このタイミングを柚木は見逃さない。
柚木「捕まえたぁ！ あんたのその足、ブチ壊す！」
渾身のドラゴンスクリューで田中の足を捻り曲げる。続けて81ロックで足を極める。
悲鳴を上げる田中だが、その目はまだ死んでいない。
そこに回復した大原がリングに戻る。広橋共々椅子で二人を殴りつける。椅子の山を築き上げそこに
合体技・そらとレイラのWブレーンバスターで柚木を椅子の山に叩きつける！
この時田中はリング下にエスケープし、難を逃れていた。

止めを刺すべく大原が忌まわしき黄金BOXから再び二枚のメモを取り出した
一枚目『三姉妹』　二枚目『らじお』
大原・広橋「ぽぽらじ！」
入場口から浅野真澄と桃井はるこが入場。
桃井は柚木を襲撃。浅野はリング下の田中を襲撃する。

20分経過。
リング下では休み始めていた田中に浅野が迫り来る。
浅野「コノヤローヽ(`Д´)ノ」
右の円刃の告死鳥が顔めがけて迫り来る…が田中の手が浅野の右腕に触れただけ円刃の告死鳥の勢いが止まる。
浅野「な、ナンナンダヨー。マーヤちゃんのアイギス装甲かよーヽ(;`Д´)ノ」
何が起こったのかわからずパニックになる浅野。
田中「アイギス装甲か。彼女が通った道は20世紀に"私が通った道"だ」
すかさず右のINNOCENSEが浅野の側頭部に命中。そのまま膝をついて倒れる。

同じくリング上では、桃井が�d�jベイビーを自爆、広橋は三宅が後ろから殴りつけた後、田中の杖で叩き
大原はラリアットは変身縦笛少女マジカルさぁやでフェイントでXXXHOLiCで脳天を叩きつける。
柚木はすぐに立ち上がり臓物をブチ撒けろ！で反撃。大原と三宅の猛攻で倒れた広橋をアイアンクローで掴み
トップロープへと上がる。三宅は自爆した桃井を椅子の山に乗せて準備が終わったことを知らせる。
三宅「柚姉〜、いつでも行けるよ！」
柚木「おまえらまとめて、脳漿をブチ撒けろ！」
と叫びそのまま桃井に向かって雪崩式のアイアンボム！そのまま柚木が大原をフォールし、3カウントを聞いた。
柚木涼香 (20分39秒 雪崩式脳漿をブチ撒けろ！→体固め) 大原さやか with桃井はるこ・広橋涼
　　もう一人は田中敦子

一方リング下では
田中(後もうちょっと我慢すれば正々堂々と戦えるはずなのにねぇ、(ピー…))
浅野(そ、それはどういうことかなヽ(;`Д´)ノ)
田中(いくら隠そうとしても無駄よ。私に隠しごとはできない。まぁばらす気はないから安心しなさい)
浅野(ば、ばらされちゃ困るよーヽ(;`Д´)ノ)
田中(じゃぁ(ピー)にも伝えておきなさい。(ピー……))
浅野(それはヒドイヨーヽ(;`Д´)ノ)

あかほり「えー、この試合、涼香ちゃんが勝ちました。正に愛の力ですね」
小山「あは、あははははははは…」
あかほり「百合もいいですが、男と女はくっついてナンボだとおもうのです」
水谷「小山さん、柚木ちゃんとお幸せにね〜」

柚木「リキちゃーん！ クリスマスも大晦日もお正月も一緒よー！！」
【番組終了】

最後の浅野と田中の絡みの意味がわからない。誰か解説してくれ。

おれもわからん

浅野や桃井が乱入してるのはハードコアマッチみたいだし
まぁいいか
> 忌まわしき黄金BOX
これは何？またラジオが元ネタ？

金箱はラジオネタだよ
なんつーかアレだな、主役の三選手以外は
まるでアイテムみたいな扱いで胸クソ悪ぃわ

やっぱりラジオネタなのね、ありがとう

ん〜なんというか柚木がらみラジオが元ネタみたいでけど
元ネタわからない観客はおいてきぼりな気がしますね

なんて書きつつ自分がやってる、荒谷とか牛軍団も
元ネタわからないとさっぱりだろうなぁ、なんて思ったりした
気をつけなければ

>>11-14
まずは乙でした。
自分も元ネタを詳しく知らないので興味津々で待ち状態…という感じでした。


>>15-18
ラジオネタからの派生は使いどころが難しいとは感じますね。
知らない人にはちんぷんかんぷん、プロレスとかみたく結果速報がある訳でもなく、ウェブでもなきゃ再放送もない。
なるったけその作品を知らない読み手さんにも大丈夫なように練る必要があるし、
知ってる人には『お！』と思ってもらえるような掛け合いも入れたいし…

このさじ加減ばかりはなぁ( ´д｀)

よく使う｢今週の調合｣だってもう…８年前のネタになるのかΣ(ﾟﾛﾟ;)
カセットテープほじくり出して聞いてますが…MDですらねぇ。

それでもベテランを愛してます(⊃д｀)

リキちゃんネタってことは「うたわれるもの」ラジオのネタだよな？
俺は聞いてないんだが、ラジオCDがすごい売上らしいからかなり人気番組なんだろう。
ネタのチョイスとしては許容範囲内では。もう少し知らない人も楽しめればなお良かった。

しかしそう考えるとアメプロさんはすごいな。
俺P3は未プレイだがVOWの試合でアイギス好きになったもんw

NHK教育に川田ｗｗｗ
何してんの(´Д｀)

ドラパンチが映像で見れるとは思わなかったｗ

同じくw

うーん、TBSよりもドラえもんの方が面白いなぁ……
CDU版のDXを観ているようですな＜のび太マン

ＴＢＳ録画しないでドラえもん録画すればよかったとちょい後悔

>>11-14
乙。なかなかおもしろかった。
でも、NODQかハードコアルールでやるべきだったな。

元ネタがなにか？ってのはあんまり意識しなくていいんじゃない？
アンテナの張り方は人によって違うだろうし、
わからないことはまず調べるってのがネットでは基本だし。
ただ、ヒントくらいは欲しいわな。
と言いつつ、なぜ田中がアイギス装甲を使えるのかちょっとわからない。

それはともかく。
SRW職人がいろいろと厳しいこと書かれるのはバンプを取らないからじゃねぇかな？
ネタに対するバンプじゃなくて、選手を大事にしないというか。
これまでの流れの中で、各選手にはVOW内でのキャラが出来上がってるんだが、
それを無視してんじゃねぇかな、と。
広橋の腕を折っちゃったり、6人タッグフェスで中原が突然ひぐらし組に協力してたりとか
それ以前の流れをちゃんと踏まえていればやらないことだと思うし。
今回も無関係の菊地･白鳥･浅野･桃井がいきなり乱入してるし。
ま、これはハードコアルールだったらおもしろいネタだったと思うけど。
なんつーかなぁ、もうちょっと『声優』と『プロレス』を大事にしてくれよ、と。

あ、あとね、浅野の語尾にいちいちヽ( `Д´)ノ付けんのもどうかと思う。

> 6人タッグフェスで中原が突然ひぐらし組に協力してたりとか
そこは自分が前のスキットで中原に協力させようって流れにしといたからだろうけど
あの時は参りましたね、他の職人さんがうまくバンプとってくれたから何とかなったけど

大晦日恒例のドラえもん特別興行が終了した後、三石はいつもの屋台を訪れていた。

店主「いらっしゃい!!」
三石「こんばんは〜、おっ居た居た」
緒方「いいのか？こっち来ちゃって、打ち上げやらあるんじゃないの？」
三石「わさびがいったん戻ったしね、あの子達だけにしてあげようじゃないの」

そういいながら席に着き飲みだす、しばらく雑談が続き三石が思い出したように言い出す

三石「そういやこないだのあれ、ちょっと意外だったなぁ、すぐに乗ってくると思ったんだけど」
緒方「？」
三石「ほら、春菜ちゃん」
緒方「あぁ、そりゃまぁ慎重にもなるだろう」
三石「普段の行動見てるとそうは思えないんだけどなぁ」
緒方「・・・池澤はシングルでベルト巻いた事がないからな」
三石「・・・そうだっけ？」
緒方「ＧＨＶの全身にあたるベルト、【ＶＷＧＰ】今はもう封印されだが
　　　林原や國府田それに椎名が争ったベルト私も一度はベルトを手にしたけど」
三石「怪我で返上、防衛戦は出来なかったわね」
緒方「池澤も何度となく挑戦はしたが、結果は残せなかった・・・
　　　ＶＯＷ以外の興行ではメインで出たりしただけに悔しかったろうさ」
三石「だったらなおさらベルトに挑戦したがると思うんだけど」
緒方「氷上から川澄にベルトが移ってから言われ出してる事だが」

三石「世代交代?」
緒方「防衛戦も新世代同士、私達の世代には王者から声もかからない
　　　そんな中で私達の中から挑戦した選手が負けてみろ
　　　『やっぱり時代はもう田村たちの世代なんだ』なんて空気になりかねない
　　　池澤はそれを感じてるんだろうな」
三石「ん〜考えすぎじゃないの？勝敗も大事だけどさそれを超えたところで観客を魅了させる事が
　　　プロレスだと思うんだけど」
緒方「確かにそうなんだがなぁ」

などと言う会話が延々と続いていた、２３時過ぎ緒方が席を立つ

三石「なに、もういっちゃうの？」
緒方「今からトレーニングなんでね、その為に酒も飲んでない」
三石「除夜の鐘聞きながらトーレーニング?うわぁ〜
　　　けどさぁ、そんだけ鍛えといて試合はしないの？
　　　６人タッグの時は楽しみにしてたんだけどなぁ」
緒方「・・・ん〜まぁアレだ、あの時は男固め組別チームが先に決まってしまったしな
　　　自分が身を引いたわけさ、けど来年はタイミングが合えば試合はしたいと
　　　思ってる」
三石「楽しみにしてるわよ、ＣＤＵは来年も独自のヒールとして突っ走る」



Ｋ１見つつ書いてみた
一年間いろいろありましたがこのスレもあり
とっても楽しかったです２００７年もよろしくお願いします

あけましてｵﾒです。そしてまとめさん乙。
世代交代の波はいかんともしがたいですよね。やはりﾘｱﾙのｼﾝｸﾞﾙ路線でﾄｯﾌﾟにいるやまなこは強い。
しかし以前も言われてたけど、老兵が消えゆくのみってのは寂しいじゃないですか。
全盛期の力は出なくても、老獪に若手達の前に立ちはだかってほしいですね。

>>25
田中がｱｲｷﾞｽ装甲らしき技を使ったのは、甲殻興行で田中が草薙素子ｷﾞﾐｯｸだった時、坂本がｺﾄﾞﾓﾄｺだったからかと。
まあそれだと坂本の技をみんな田中が使えちゃいそうでｲﾔだけど。
甲殻興行では関係あっても、ｱｲｷﾞｽは別の興行だからちょっとなぁ。
あと俺は荒鷲の語尾にヽ(`Д´)ノがつくのは嫌いじゃない。みんなやってるしわかりやすいしw

>>29
＞甲殻興行で田中が草薙素子ｷﾞﾐｯｸだった時、坂本がｺﾄﾞﾓﾄｺだったからかと。
えー？それでなの？素子は素子、アイギスはアイギスでしょ？それはおかしいんじゃね？

＞あと俺は荒鷲の語尾にヽ(`Д´)ノがつくのは嫌いじゃない。みんなやってるしわかりやすいしw
他の職人さんたちは強調したい文の末尾とかにつけてるじゃない。それは好きなの。
SRW職人は浅野の台詞全部につけてて、ぶっちゃけウザいよねってことですよ。

みなさん、明けましておめでとうございます。

昨年中は沢山の楽しい時間を与えてくださいまして、どうもありがとうございました。
故あって二次創作から離れて、ぽっかりと空いた心の隙間をこのスレに埋めていただきました。
そして、VOWに辿り着いたことで、自分の声ｵﾀ人生に変化が生じました。

先日、クローバーのアルバムを買ってきました。
去年の今頃の自分なら、「クローバー？ハッ！所詮ラムズだろ？」と、見向きもしなかったでしょう。
ほちゃとゆかりんも冷めた目で見ていたし、一部の選手には軽蔑に近い感情を抱いていました。
そんな自分が、このスレを知ったことで、偏見なく声優業界を見られるようになりました。
狭い狭い門をくぐり抜け、声優としてデビューするだけでも、本当に大変なことです。
彼女達は、そんな大変なことを乗り越えてきたスゴイ人達なんだということを思い出しました。

これからも、声優とプロレスへのリスペクトを忘れず、精進して行きたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。
自分もこのスレのおかげで、今まで知らなかった声優のファンになったりしました。
引き続き職人さんもROM専さんもよろしくお願いします。

今年はAIのネタから書き始めてみようかな。

多分ストIIIのブロッキングだと思われ＞田中

>>33
あーなるほど！そういや田中敦子は春麗だったか。
なるほどﾌﾞﾛｯｷﾝｸﾞねー、勘違いｽﾏｿ。

>>33
お前SRW職人だろ！（ｺﾝﾆｬｸﾄﾞﾗｺﾞﾝの形相で

だったらそう書きゃいいんだよ。紛らわしいこと書かないでさ。
そういうの込みで『空気嫁！』と言いたい。

あけましておめでとうございます

>>33
あぁブロッキングか
謎が解けた感じだ

http://www.youtube.com/watch?v=CQHKzDJq7kA

ぎゅうたんはルチャドールだったのか

ttp://maten2.sakura.ne.jp/gazou_seiyu/src/1167714489402.jpg

明乃「ぼぼぼ、ボクのまータンから離れるですよデコ女！」
綾子「麻実！人前でそんなはしたない！[;´Д`]」
なば「今夜は３Ｐか……」

あまりにも暇なのでようつべを探索、大魔法峠を視聴。
……なんだこれwww
多少、制作側の関節技への認識に難ありだが、
このスレの住人なら一見の価値ありだぞw

佐藤利奈にぷにえギミックがつけば強くなるかも・・・
ラジオでは弱い生物キャラだけど

牛軍団ストーリーに乗ってるさとりな＆ゆうタンに新スキルがつくか？

>>40
魔王と能登を一蹴してるからなw
ラジオとアニメの中間を上手く縫ってキャラ立ちさせれば
面白くなりそうだな。
小林ゆうに期待してるのは、たかはしとの画伯対決ですよ！

>>42
喜多村のこともたまには思い出してあげてください…＞画伯
微妙にVOW登場させるきっかけが掴めないけど。

まあプ的にも声優的にも分からないネタが出てくるのはしょうがないでしょう。
ナベクミさん登場を書いたの自分なんスけど、下手くそなのをさておいても、
Vガンネタとか、若い人分かんないんだろうなと思いつつ書いちゃって
正直スマンカッタとは思いました…

ぶっちゃけ、クローバーネタでさえwiki見てようやく解るヌルい自分としては、
ネタを理解していけばストライクゾーンが広がって良かったと、逆に思うところはあるよね。
ってところです。

>>43
画伯は画伯でも、小林とたかはしは、キタエリや水橋とかとは
方向性が真逆なんですよw
やつらは魂を抜き取られそうな絵を描くんだw

>>43
今ナベクミさんがいるおかげで前座が書きやすいです
登場されてくれた職人さんと
菊タロー化してくれた職人さんには感謝してます



声優界も画伯がいっぱいいるのか
小林はなにかネタに使えそうだな

千和も画伯だが、ゆうタンには勝てる気がしねぇ……
出店対決に続く画伯対決が勃発とか

画伯対決はﾌﾟﾛﾚｽに取り入れるのは難しそうだなw
前の出店対決みたいに、PPVの合間にやるのが一番かね

あけましておめでとうございます。
去年はここのおかげで楽しい時間を過ごさせてもらえました。
みなさん今年もよろしくお願いします。

で、次の試合の案はもう出来上がったのですが、
今日はテレ朝のドームを見る方向に(今年は行けなかった。)

ちょうど世代闘争の試合前なのでやって来てみました。

言うならば田村・堀江が椎名・國府田に挑むみたいで
カード見た瞬間に「これは！」と思った試合ですけどね。

結果は知ってるけれど・・・さて、と。

現在IC王座戦を検討中

ちなみに自分はこの年末年始で観戦したのはマッスルのみ…
この経験は牛軍団のストーリーにでも活かすとします

皆さんあけましておめでとうございます〜(*´∀｀*)
年末忘年会の連続で、あ〜いい年越しだったと思ったら元旦からインフルエンザでぶっ倒れました(つд`)
やっと起きられる様になったのでスレをチェック。もう少し回復したら試合を書きたいなぁと。
今年の先行きが心配です……

まぁそんな体調でも三が日のRaw、ECW、SD!は見ましたw
テイカーにビビるケネディーのリアクションは、ダチョウの竜ちゃんレベルですよw

今年もマイペースに好きな選手達を書いて行きたいなぁと思ってるので、
皆さんどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

VOWの選手が毎回交代でお送りするラジオ番組 『R-VOW』

GM「こんばんは。Voice Of Wrestling、GM・大山のぶ代です。そして今日のゲストは……｣
斎藤「ぁん？ AIの斎藤千和だよ」
GM「おやおや、ご機嫌ナナメだね。斎藤君」
斎藤「あんまりこういう場で喋るの好きじゃないんだよ」
GM「うふふ、それにも拘らずのゲスト出演ということは、何かウラがあるんだろう？」
斎藤「何処ぞのエラいさんと違って腹芸は得意じゃないんでね。率直に言わせてもらうよ。
　　　私らAIは団体内でも冷遇されている。L/Rや男固め組との対抗戦にも勝利した。
　　　リーダーの桑谷夏子はPritsを率いて6人タッグフェスティバルで優勝した。
　　　今の私たちならシングルでもタッグでもハードコアでも何だってやれるよ。
　　　それなのに王座への挑戦権を与えられるのは他のユニットばかりだ！」
GM「………（喋るの嫌いな割に独演だなぁ）」

斎藤「なぜ私たちに敗れたL/Rの野川が何度となくベルトに挑戦できる!?
　　　なぜ王座決定戦に乱入してきたユカナ＊ハルナがタッグ王者になれた!?
　　　口先だけで挑戦をブチあげたからだ、他人の試合をブチ壊したからだ！」
GM「そのやり方を認めるワケじゃないが、まぁ話題性はあったからね」
斎藤「不言実行をモットーにやってきたが、それでバカを見るのはたくさんなんだよ。
　　　AIの陣容も十分に揃った。これから私らは打って出る!!」
GM「ほう。しかし観客の目の届かないGMルームではなく、ラジオ番組で大口を叩いたんだ。
　　　これで敗れた時のリスクの大きさは君なら分かってるよね？」
斎藤「リスキーだからこそ出来ることもある。それを最も体現してきた王者に此処で挑戦を表明する。
　　　斎藤千和は、神田朱未の持つIC王座への挑戦をアピールさせてもらうよ」
GM「ふむ、なかなか面白いマッチメイクだね。しかし、先ほど君が言ったように即挑戦とはいかない。
　　　まずはタッグマッチで前哨戦を闘ってもらうことにしようか。
　　　神田朱未のパートナーは…………ハードコア王者・浅野真澄だ！」
斎藤「わざわざハードコア王座にも挑ませてくれんのかい、ご丁寧にどーも」

その翌日……。

【タッグマッチ30分一本勝負】
斎藤千和・釘宮理恵 vs 浅野真澄・神田朱未

斎藤のパートナーには共にアイム四天王の一角を担う釘宮がつく。
対戦相手の神田も含めて業界屈指のツンデレたちがリング上に揃った。
釘宮と浅野で試合開始。デビュー戦では目立った活躍のなかった釘宮だが鋭い打撃で攻める。
だが無類のタフネスを誇る浅野には効いていない様子。釘宮は目先を変えてボディソバット一閃。
不意を突いた一撃に浅野は悶絶しながら自コーナーへエスケープ。

釘宮「ふっふ〜ん、どんなもんよ？」
浅野「ぉおおお、カ、カンチィ〜………ヽ(;｀Д´)ﾉ」
神田「もう、ボンヤリしてるから！」

代わった神田はドスドスと足音も高くショルダータックル。ロープへ吹っ飛ぶ釘宮。
反対側のロープへ走って追い討ちを狙う神田だが、釘宮はカウンターのドロップキック。
打点の高い一撃を決めて斎藤に代わる。早くもIC王者と次期挑戦者候補が対峙する。

低く構えた斎藤は胴タックル。堪える神田の身体を捕まえたまま反転しながらフロントスープレックス。
ダウンした神田にはスリーパーホールド。神田はその腕を取り返してアームロックで切り返す。
腕を極められた斎藤はヘッドスプリングで外すと、脚を払って体固め。ここは神田が1で返した。
慌てて神田が立ち上がったところへ走り込む斎藤。神田はショルダースルーを狙って身を屈める。
斎藤は冷静にトーキックを一発入れてDDTで神田の脳天をマットに叩き付けた。

再度、釘宮にスイッチ。左右の掌打で揺さぶっておいて顔面へのジャンピングニー！
モロに喰らった神田だが、中空の釘宮の身体を捕まえて離さず強引なスパインバスター。
Aice5も代わって浅野が入る。おおきなあたま連打で片膝を突かせるとサイドスープレックスで放る。
ヘビーな投げを連続で喰らった釘宮、頭を抱えながら立ち上がって振り返ると……

浅野「うらっしゃああああ！ヽ(｀Д´)ﾉ」

死角から浅野の円刃の告死鳥（高速アックスボンバー）が飛んで来た。
クリーンヒットして一回転する釘宮。だがタダでは終わらない。スッ飛ばされながらも腕を取る。
縦回転のジャンピングアームブリーカーに浅野の右腕が悲鳴を上げた。
両者ダウンして自軍コーナーへとゆっくりと戻って行く。場内の手拍子に合わせて浅野が神田と交代。
一方の釘宮はまだタッチへは道のりが遠い。あと一歩というところで神田がバックから掴まえた。
高角度のジャーマンスープレックスでピンフォールを迫るが、斎藤がカット。
浅野もリングに入って来るが、カウンターでみっくすJUICEミスト！

視界を奪われてフラフラと場外へエスケープした浅野を尻目にAIは神田に標的を絞る。
Wバックドロップでダウンを奪うと、トップロープに登った釘宮がボディプレス。
神田は2でハネ返した。試合権利を代わった斎藤がバックから組み付く。
Neko Mimi Mode（捻り式高角度バックドロップ ）を警戒して神田が耐える。
力ずくで持ち上げた斎藤は意表をついて、爆弾を抱えた神田の膝にニークラッシャー。
思わぬ攻めにダメージの大きい神田を今度は釘宮がドラゴンスリーパーの体勢で抱え起こす。

釘宮「よ〜っし、行くゾ〜！」

釘宮のアップルバスター（ファイナルカット）が完璧に決まった。
さらに釘宮は間髪を入れずに場外の浅野へプランチャを敢行。もんどりうって両者ダウン。
リングに残された斎藤はフラフラの神田を起こして、再び背後へ。
驚異の勝率を誇るNeko Mimi Modeが完璧に決まって3カウントが入った。

◯斎藤千和・釘宮理恵（11分50秒 Neko Mimi Mode）浅野真澄・●神田朱未

試合終了を告げるゴングの中、場外では浅野と釘宮がやり合っている。
リング上で斎藤がマイクを握る。文句無しの次期挑戦者・斎藤に注目が集まるが……

斎藤「へへぇ〜ん、どうだ！ バーカバーカ！」

あまりにもストレートなマイクに場内はドッと爆笑と歓声に満たされた。
敗れた神田もバカ負けした様子で斎藤に握手を求める。

神田「ようこそ、IC王座戦線へ」
斎藤「ふふん」

鼻をこすりながら握手に応える斎藤。ガッチリと手を握り合って……。
瞬間、神田が斎藤の腹にトーキックを一発。そしてフロントネックロックの体勢へ。
そのまま Real Tsundere（ジャックハマー） でマットに叩き付ける！

神田「バッッカじゃないのっっっ!!」
斎藤「おま……それでもチャンピオンかよ……」
神田「もうベルトを賭けた勝負は始まってんのよ！ 浅野さん、行くよ！」

リング上に目もくれず釘宮とやり合っていた浅野を連れて退場する神田。
その背中にビシと指を向ける斎藤。釘宮は納得いかない表情で不貞腐れている。

斎藤「いいか、AIがトップをとるぞ」
釘宮「……アンタ負けたら、次はアタシが挑戦するからね」
斎藤「な、なにをー！」

（番組終了）

乙です
神田対斉藤のＩＣ戦か、今回はベルト映りそうだなぁ

あぁまた誤字が・・・
ベルト映りそう→ベルト移りそう

乙です。もし千和が負けてカンチvsくぎゅが実現したら、まさにツンデレ女王決定戦だなw

ベルト映えしそう
かとオモタ

丁寧に抗争開始してるし、神田絡みは名勝負多いから、
映えそうな感じ。楽しみすわ。

名勝負といえば、VOW大賞最後のベストバウト、もうちょい相談してからですかね？
前スレよりこっち使った方がいいかな？

三賞の投票を明日辺りで締め切ろうと思います
その後にベストバウトの投票を前スレにあがってたなからやろうと思います
他にも候補にあげたい試合がある場合は今のうちにあげてくると有り難いです

新年早々アク禁に巻き込まれたよ(´・ω・｀)
くそぅ、試合書かないでゲームしてやる！

ありゃアク禁ですか
なんか最近多いですねぇ冬休みだからか？

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↑ゆーかタンばりの絞め技w

VOWのジム入り口前、呆れ顔の野川さくらとご機嫌の小清水亜美

池澤　「ごめ〜ん、待った？」
野川　「２０分ほど・・・ってまたですか池澤さん！」
池澤　「ゴメンゴメン。」
野川　「全く、何やってたんですか？」
池澤　「そんな野暮なこと聞かないの。女の子は準備に時間がかかるんだから。」
野川　「・・・・私も女性なんですけど・・・」
池澤　「さ、今回は大変な３連戦よ。」
野川　「３連戦？」
池澤　「そ。この３人のうち誰かを引いたらそうするつもりだったの」
小清水　「八雲と会えるッ、八雲に会えるッ」

３人が向かう先は魔王軍のトレーニングルームの1つ。

池澤　「来る者は拒まず、帰れるかは貴方次第、魔王軍もすごい自信ねぇ。」
野川　「アポは取ってあるんですか？」
池澤　「情報ルートは教えないけど、いるはずよ」

魔王軍トレーニングルーム前

池澤　「準備はいい？相手はあの川澄綾子率いる魔王軍、無傷で帰ろうと思わないでね〜」
野川　「無理に行かなくてもいいんじゃ・・・」
池澤　「・・・この人たちは避けて通れないのよ（ぼそっ）」
小清水　「何か言いました〜？」
池澤　「ううん。じゃいくわよー。」

魔王軍トレーニングルーム内、川澄・田中・能登の３人が各々特訓中

田中　「野川さくらが池澤春菜と行動を共にしてしばらく経つわ。
　　　　何でも中原麻衣・小清水亜美、この辺と対戦をして回っているらしい。」
川澄　「麻美〜、デートはどこに行こうか〜？何しようか〜？」
田中　「・・・聞いてる？」
川澄　「どーでもいいわよ。今は麻美とのデートプランが先よん」
田中　「まぁいいわ。キミキス絡みならばいつか私達のところにも来るわね。
　　　　どうするの？他の人と違って私たちは別に試合に飢えてはいないわよ。
　　　　ただ受けるのも馬鹿みたいじゃない？」
川澄　「来たら考えるわ。向き合ったその時にね。どうぞ。入ってらっしゃい。」

川澄がさらっと流した一言に田中・能登がドアの方を向く。

小清水　「や〜くも〜！！」

能登に飛びかかろうとする小清水。その前に割って入る池澤
部屋を一瞥して

池澤　「ちょうど３人が揃っているのね」
川澄　「分かってて来たんじゃなくって？」

さりげなく能登の前に立つ川澄

池澤　「先生は話が早くて助かるわ。それじゃ早速だけど・・・」
川澄　「先に言うわ。今の野川さんの相手はしないわよ」
池澤　「ちょ、どういうこと！？」
川澄　「だってこっち何もメリットないじゃない。」
田中　（・・・ちゃんと聞いてたのね。）
池澤　「ふぅん。いろいろ情報は行ってる訳ね。ってことは何かそっちの要望があるのかしら？」
川澄　「・・・・・・・」

長い沈黙

川澄　「こっちに試合形式を決めさせてもらうわ。タッグマッチ２本。」
池澤　「長く考えた割には普通の答えね。」
田中　（何も考えてなかったんだから当然だけど。）
川澄　「さっきも言った通り、野川さんに興味無いわ。」
野川　「ちょっと！！さっきから黙って聞いてれば！！」
田中　「・・・一番弱いドールのくせにずいぶん吠えるじゃない。」
野川　「なッ！？」
田中　「怒りっぽいわねぇ。乳酸菌採ってるぅ？」

ニヤニヤと挑発をする田中

野川　「川澄さん、私が弱いか理恵ちゃんとシングルで・・」
川澄　「タッグマッチって言ったのが聞こえなかったかしら。貴方の要望は聞いてないわ。」
池澤　「・・・いいわ。組み合わせは？」
川澄　「せっかくそちらも３人で来てるんだから、野川さん以外の二人にもご協力願おうかしら。」
小清水　「そんな〜聞いてないですけど！？」
池澤　「亜美ちゃん、私も今聞いたわよ。」
川澄　「こちらは私と理恵組・私と麻美組で・・・そちらは野川さんが２本で小清水さん・池澤さんに１回づつ。」
池澤　「・・・前王者様が２試合とも出てくれるなんて光栄だわ。で？まだ続きがあるんでしょ？」
川澄　「もしも２試合でそっちが２連勝、もしくは１勝１敗だった場合、
　　　　私が野川さんとシングルをやってあげるわ」
池澤　「・・・２敗だった場合は？」
川澄　「男固め組のシングルベルト挑戦表明を取り下げて、私達に権利を譲渡してもらうわ」
池澤　「何ですって！？」
川澄　「本気よ。この条件が飲めないならお帰り願うわ」
池澤　「・・・対戦の組み合わせはこっちが決めていいのね」
川澄　「そうね、それくらいは」
？？　「あら、だめよ。」

いつの間にか部屋の中にいた折笠愛。

池澤　「折笠さん」
折笠　「魔王様も詰めが甘いわよ〜。そんな条件ならこの池澤さん、
　　　　引き分けに持ち込むこと位簡単に考えるわよ」
池澤　（ちっ。先に・・・）
折笠　「川澄・田中組が野川・池澤組。川澄・能登組が野川・小清水組。
　　　　試合順は言った順通りよ。」
池澤　「・・・」
折笠　「前タッグ王者『様』ですからね。前シングル王者とうちのジャンクメーカーで
　　　　本気で勝ちに行くわよ。そっちにタッグ経験の無いことを加味して
　　　　どっちかで１勝ってのはそのままでいいわ。」
池澤　「OK、わかったわ。」
野川　「いいんですか！？」
池澤　「うちのチームも選手選考でまだ悩んでるわ。最悪一回飛ばしても、司令に
　　　　・・・・怒られる・・・かなぁ。
　　　　ううん！負けること考えて試合はしないわ！その条件、受けましょう！」
野川　（何で池澤さんここまでするんだろう・・・？）
川澄　「はい。交渉成立。２本、立て続けでやらせてもらうわよ。」

池澤　（やられたわ。でも、何としても身近で見れなきゃ仕方ないわ）
　　　　「（２人に向いて）いい？いきなりのタッグだけど、やるしかないわよ！」

一回だけIDチェンジ。

７番勝負少し路線変更の第一波。
男固め組とも若干絡めて行きますが今日はココまで。
次回　川澄田中ｖｓ野川池澤を書いて投下に来ます。ﾉｼ

本格的にベルト争いに絡みたい男固め組としては、ここで挑戦権を奪われるのは痛いでしょうね
一方の魔王軍もベルト総獲り的な発言が出てたこともあり、この試合を契機に完全復活もありえるかも

プロシやAice5が元気なのはもちろん、興行の中盤を締める男固め組、L/R、AIが活発に動くと全体が盛り上がりそう

部屋さん乙です。これは７番勝負の峠ですな。
魔王様が連戦とはいえ、まるなびタッグはかなり強力なはず。
せっかく盛り上がってきた男固め組が挑戦権を失うのは残念なので、何とか一勝頑張ってほしい。

乙です
これで挑戦権なくしたら司令起こるだろうな

技能賞
堀江由衣 1票
川澄綾子 1票
池澤春菜 3票
広橋涼 1票
坂本真綾 13票
合計投票数：19票　

殊勲賞
浅野真澄 3票
たかはし智秋 6票
後藤沙緒里 0票
川澄綾子 3票
合計投票数：12票

敢闘賞
神田朱未 6票
桑谷夏子 0票
浅野真澄 　4票
池澤春菜 0票
門脇舞 3票
野川さくら 0票
合計投票数：13票

以上の結果となりました、残すわベストバウトのみですね

浅野真澄vs浅川悠(ハードコア王座戦)
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-046.htm
田中理恵vsたかはし智秋vs伊藤静(VOR、Ｃブロック勝ち抜け決定戦)
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-134.htm
川澄綾子vs田村ゆかり(GHVヘビー級王座戦)二回目
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-203.htm
水樹奈々坂本真綾vsDX
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-246.htm
広橋・大原VSかかず・田中
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-165.htm
堀江由衣ＶＳ坂本真綾戦
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-097.htm
【GLBの第一試合Aice5提供試合】
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-262.htm
ハードコア王座争奪ロイヤルランブル
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-169.htm
IC王座戦 神田朱未 vs 野川さくら
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-207.htm
TLCマッチ
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-tlc2.htm
アリスゲーム
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-231.htm
AIvsL/Rキャプテンフォールマッチ
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-088.htm
田村ゆかりＶＳたかはし智秋(GHVヘビー級王座戦)
http://voiceofwrestling.web.fc2.com/siai-251.htm

ベストバウト候補に上げられた試合です（多分全部）
アンケートサイトの使用で１０項目までしか作れないのでこの中から
三試合は削らなければなりません、読み直した上で皆さんの意見を聞かせて欲しいです
ご協力下さい

まとめ氏乙
こうして読み返してみると、どの試合も職人さんの情熱が溢れてますね
三つ削るとなると心苦しいし、更にその中から一つを選ぶという作業もかなり辛い
あえて三つ削るなら

堀江由衣ＶＳ坂本真綾戦（感動的だったけど、未公開試合だったので）
田村ゆかりＶＳたかはし智秋（ゆかりん王座戦ならVSぺややの方が上かなと思ったので）
ハードコア王座争奪ロイヤルランブル（すごく面白かったけど、人数が多くて選手一人一人が目立たなかったから）

このくらいでしょうか
ああでも惜しい、惜しいよﾊﾟﾄﾗｯｼｭ

ｺﾞﾄｩｰｻﾞ様のﾌﾞﾛｸﾞを読んで彼女の強さにぐっとｷﾀ。
俺もあんな強さを持ちたい。

ベストバウトは選べないな。
どれも職人さん達の熱意の結晶だし、優劣をつけたくないってのが正直な所。
VOWは全てがベストバウトですよ。

ここまでの投票結果まとめてみました。
ますみんのノミネート多かった割に次点ばかりで無冠なんですね。
よく似た人がいるDXというタッグは話題賞ですが……。

【MVP】
田村ゆかり 12票（次点・浅野真澄 4票）
【最優秀タッグ】
ユカナ*ハルナ 12票（次点・バカコンビ 9票）
【殊勲賞】
たかはし智秋 6票（次点・浅野真澄、川澄綾子 各3票）
【敢闘賞】
神田朱未 6票（次点・浅野真澄 4票）
【技能賞】
坂本真綾 13票 （次点・池澤春菜 3票）
【新人賞】
平野綾 8票（次点・木村まどか 7票）
【話題賞】
DX 15票（次点・CDU 7票）

で、最後のベストバウトなんですが、あくまで王道の名試合をベストにすべきかと思います。
ロイヤルランブル、アリスゲーム、AIvsL/Rキャプテンフォールマッチは、
特にゲーム性が強いので外しちゃってもいいんじゃないかと思います。
（つーか全部、チーム戦が好きでAI職人な自分の筆によるものですが……）
未公開試合の真綾vsほっちゃんも賞取りとは別枠になるかな？

VOW愛溢れる>>74さんの弁も大いに同意なんですけど、
やっぱりここまで来たら授賞式のドタバタまで含めて見てみたいです。

各賞とも獲るべくして獲ったって感じですね
最優秀タッグと新人賞はかなり激戦でしたが、どちらが獲ってもおかしくなかった

>>74さんの意見にも同意したいし、きちんと賞を決めて授賞式も見たいし
悩みどころですな

ますみんは審査員特別賞とか贈りたいですね。

正規カテゴリー外で、次回あるかどうかもわからない、
何が特別でどう賞賛されてるのかわからないけど
とにかく良くやったオメデトウというのも彼女らしいのでは。

>>74
今回はここまでやりましたし最後までやろうと思います
けど次回があるかは微妙かも

>>75
浅野次点が三つか凄いな

投票の方、堀江坂本戦は観客未公開って事で外そうと思います
あとランブル戦とアリスゲーム、AIvsL/Rキャプテンフォールマッチも
>>75さんの王道の名試合をという意見に賛成なんで今回は外しって事で

ヤン黒の選手選考がかなり熱いことになってるんだけど、
問題はその出てきた面子を書けるだけの職人がいるのかと言うところだよね。
VOW参戦はしていてそこそこキャリアのある声優でもネタが少なく書かれない人もいるし、
職人ごとに得意不得意の世代があるだろうからね。
あまりわからない若手のプッシュを見てこの機に楽しめるメリットはあるけども、
８人がやっぱり限界な気はするね。
前スレ806の

小清水亜美、佐藤利奈、小林ゆう、茅原実里
木村まどか、志村由美、井ノ上奈々、宮崎羽衣

がカードとしては盛り上がるんじゃないかな
。個人的にはL/R枠、活躍具合の少なさから逆に井ノ上・宮崎のどちらかの代わりに酒井はありと思う。
前回の時点の後藤沙みたいに一人勝ちか？というのはないけど、
今度は皆それなりで、悪い言い方になるが負け役がいなさ過ぎるような気も。
矛盾するがそれはそれでまたいいんだけど。
こう見ると志村が十分優勝候補なのが笑えるな。
「ついに金糸雀の時代が来るのかしら」ってとこかw

前スレ埋まりましたね。

で、いま気付いたけど、>>79のメンツ、若手主催興行なのに若手軍からの選手がいない……
10人トーナメントか、リザーバーを用意した方がいいんでしょうか？
若手軍ってトップの植田・中原・清水・福圓を除くと本当に若手ばっかりだからなぁ。

本隊無所属：小清水亜美、佐藤利奈
牛軍団：小林ゆう
SOS団：茅原実里
Aice5：木村まどか
AI：志村由美
L/R：井ノ上奈々、宮崎羽衣

前スレが５００ＫＢに到達したようです
> 小清水亜美、佐藤利奈、小林ゆう、茅原実里
> 木村まどか、志村由美、井ノ上奈々、宮崎羽衣

基本この八人で微調整ですかね、去年はラムズ一押しかと思われた
酒井がそうそうに敗退したっけなぁＬ／Ｒは若いのが多いし
ユニット内部でありえるかな

>>80
鹿野は若手軍だしヤン黒にはもってこいの選手だと思いますね、
ブラパン戦は気にせず入れてもいいように思える
１０人トーナメントかリザーブか迷うどころだなぁ
二人でてる本体か、Ｌ/Ｒに一人ぬけてもらうってのは
駄目だろうか？

木村は確か01年デビュー。
遅くとも02年にはデビューしてるので除外だな。＜ヤン黒
彼女にもここらで一つ勲章を与えたいところだが、さてどうするか。

>>82
それなら同ユニットに在籍する出場候補選手で決定戦でもやりましょうか

>>83
あぁ、そっか、wikiで確認してアニメデビューは2003年だと思ってました
それ以前にマイメリは2002年だし、5年ルール適用すると外れちゃいますね
出来れば各ユニットから選出したいってのもあるんだけど……うーん

http://www.enlog.jp/enqVote/5459/

ベストバウト投票開始します
期間は来週の金曜あたりで

サイトのトップを変更
技の方も【牛軍団山本】を追加しました

いつも乙です。煽り文がしっくりきてますな。
とうとう牛軍団もチームとして認知されましたかw
地味に楽しみにしてますw

牛軍団はあんまし増えすぎないようにしつつ
たまにゲストでも入れれたらいいかと思ってたり
ワンマッチ限定とかね
小林ぎゅうを考えてたときはじめに浮んだのは浅川牛だったりしたんだけど
なんだかやばそんなんで小林にしましたｗ

蛇界も1day蛇界エキスとかあるし、単発での参戦もありでしょう
しかし、新しい煽り文はなかなかいいですな

試合の準備を整えた４者の様子を見計らって折笠が声を掛ける。

折笠　「レフェリーくらいは私がやってあげる。」

そう言ってリングに入る折笠を池澤が一瞥する

折笠　「大丈夫よ。試合は試合。汚い裁定なんかしないわよ。
　　　　それ以前、むしろ貴方達寄りの裁定してあげたいくらいなんだけど。」
池澤　「・・・シングルプレイヤーとしての私なんか目じゃない、とでも言いたそうね。」
折笠　「ふふ。別にぃ。思う存分やっちゃって頂戴。」

【キミキス七番勝負　第３試合(仮)　タッグマッチ時間無制限１本勝負】
野川さくら・池澤春菜　ｖｓ　川澄綾子・田中理恵

野川池澤組、先発は野川が志願。それを見て魔王軍は田中が前に出る。

田中　「威勢がいいわね。次の試合を考えておいた方が良いんじゃないの？」
野川　「私はアレだけ言われて黙ってるほどお人好しじゃない。」
田中　「アレだけ？本当に恐い時の彼女と比べたら、あの程度、よ。」
野川　「悪いけど、、、どいて！！」
田中　「六人タッグのときは味方側だったけど、やっぱり貴方は私に倒される方がお似合いね。
　　　　・・・貴方がどんな状態になろうと、２試合立て続けで。ってうちの魔王様は言ったわよ。
　　　　いい？どんな状態になろうと、ね。　！！ジャンクにしてあげるわ！！」

野川と田中が頭を押し当てて組み合う。
「うにゅ〜」と力を込める野川だが田中はビクともしない。逆にふふんとせせら笑って
頭突きを一閃。頭を抑える野川の頬に張り手を畳み込む。

田中　「あらぁ？元気なのは始めだけ？」
野川　「馬鹿にしないで！」

野川、受け続けていた田中の張り手の片腕を取り捻り上げてから倒す。
倒れ際に腹部へ膝を一撃当ててから離れる。がその離れ際に田中に右足をすくわれる。
前のめりに倒れた野川、その右足を取り極めに行こうとする田中だが池澤がカット。

池澤　「いいわ、次は私が行く。」

野川とタッチして田中と向かい合う池澤

池澤　(・・・この子、天才で有名な子よね)
田中　「池澤さん、私もベルト狙ってるんで。色々実験させてもらいますよ」

その声と同時にエルボー、ローキック、水平チョップと叩き込む。
一発一発を確認するように受ける池澤、しかし田中は止まらない。
さらにチョップ、張り手、水平チョップと不規則に打ち込み続ける。

池澤　「いい加減・・・打ち疲れない？」
田中　「ご冗談。池澤さんこそこの程度でジャンクになんかならないで下さいよ。実験にもなりませんから」

それから５分間田中が攻めて池澤が受け続けるだけの時間が続く

川澄　「そろそろ、もういいわよ〜」
池澤　(もういい？どう言う事？)
川澄　「出番渡しなさいよ。」
田中　「これだけ攻めたのに受けきったわね。やるじゃない。・・・魔王様に言われちゃ仕方ないわ」

そういって田中は『水銀党（変形DDT）』を一度入れてから川澄とタッチ

野川　「池澤さん！何で全く反撃しないんですか！？」
池澤　「いい？これは貴方の７番勝負、リング外にいるときも冷静に見てなさいな」
野川　「でも・・」
池澤　「でももすももも無い。いいから」
川澄　「よそ見してたら・・・死ぬわよ？」

池澤が川澄の方を向いた途端目の前に『濃縮還元まほろＤＥＡＴＨ（高速スピアー ）』
池澤は思いっきりコーナーへ飛ばされる。

池澤　「・・・早ッ」
川澄　「早い？痛い、じゃないところが癪ね。」
池澤　「前シングル王者川澄綾子、味合わせてもらいますよ。さぁいらっしゃい」
川澄　「そうですか。それでは遠慮なく。」

コーナーに追い詰められた池澤に川澄はいきなり『黒き極光の剣（超高速逆袈裟斬りチョップ→ドミネイター ）』
池澤の顔をマットに叩きつけ、さらにその顔をこすり付ける。

川澄　「まだまだよ。」

池澤を起こしエルボー・チョップ・裏拳など『Love! Love! Chuっ Chuっ!（打撃での高速ラッシュ ）』を
叩き込む。みるみる池澤の顔が苦痛に歪む。

川澄　「重いでしょう？理恵とはランクが違うわよ」

田中は眉を動かすが川澄は気付きながらも無視。

池澤　(確かに。これは・・・)
野川　「見てられない！」

たまらず野川が入ってくる。無理矢理池澤とタッチして試合の権利を持つと川澄に
走りこんでの『星の降る丘（延髄ニードロップ ）』。川澄と池澤を引き離すと一度自コーナーに。

川澄　「確かに不思議ね。池澤さん、なんで反撃しないの？」
池澤　「・・・この試合は野川さくらの血肉になってほしいからよ」
川澄　「ウソね。」
野川　「！？」
川澄　「男固め組の挑戦のためにトップ戦線の力を計る、
　　　　自分を犠牲にチームメイトに情報提供かしら？」
池澤　「・・・いい読みじゃない。」
川澄　「でしょ？」
野川　「そんな、池澤さん、ただそんなためだけで？」
池澤　「馬鹿いわないで！！」

野川を一喝する池澤

池澤　「ただそんな？あなたベルト何だと思ってるの？」

普段へらへらしてる池澤の怒鳴り声に野川目を丸くする。

池澤　「勢いだけで取れるのと違うのよ。使えるものはなんでも使わなきゃトップに立つのは出来ないんだから」

野川・川澄、リング下の能登・小清水や折笠も池澤の方を向く

池澤　「GHCの前身ベルトVWGPで私は井上喜久子さんや、國府田さん、椎名さん、緒方司令、
　　　　宮村さん、三石さん、林原さんなんかに挑戦したの。
　　　　今レフェリーをしてる折笠さんとも挑戦者決定戦やって圧倒されたわ。
　　　　GHC挑戦を何度もやって失敗してるゆかななんか比じゃないくらい、挑戦した。
　　　　でも、勝てなかった。」
折笠　「あら、ずいぶん懐かしいお話が始まるのかしら？」

池澤　「当時イケイケの若手だった私にも勢いだけじゃ勝てないってさすがに分かった。
　　　　王者にいた・・・まるでバケモノみたいな人たちに勝つにはどうすればいいか色々考えたのよ」
野川　「そんなに執着してたなんて・・・」
池澤　「今でこそユニット全盛のVOWで男固め組が上昇するため頑張ってるけど
　　　　気が付いたら私は王者にならず下の世代に時代は移ってる。
　　　　そりゃ悔しいわ。」
野川　「・・・・」
池澤　「野川さんにそんな風になってもらいたくないってのもあるわ。だから、」
川澄　「は〜い長い講釈ありがとう。」
池澤　「！？」
川澄　「為になったわ。王者を目指すのにそれだけの強い想いを持つってのは分からないけど
　　　　１つ賛同できる事があったわ。」

全員が川澄の方を向いた瞬間、池澤の後ろから麻袋を持った田中が現れ池澤を詰め込む

池澤　「しまった！！」

もがく池澤だったが時すでに遅し、田中によって袋に閉じ込められてしまう。

川澄　「使えるものはなんでも使わなきゃトップに立つのは出来ない・・・のよねぇ。池澤さん。」
野川　「その袋を返しなさい！！」

野川は慌てて田中の方へ。田中、それを見て場外に袋を投げ捨てる。
田中　「ふふ、おばかさぁん。」
川澄　「よそ見してたら・・・２回目よ？」

田中の方へ突っ込んだ野川を田中が受け止めると、そのまま力を込めて突き放す。
後ろ向きで押し出された所へ走ってくる川澄の『濃縮還元まほろＤＥＡＴＨ（高速スピアー ）』

野川　「！！？？ナニ、、、この威力、痛いじゃない、、池澤さん、コレを早いってだけ、、」

野川、背中からくの字にされたまま電車道で田中の元へ。
田中は川澄の押しを得て向かってくる野川を見て後ろ向きに。

田中　「貴方じゃないわよ。ゆかなさんの正パートナーに敬意を表して。
　　　　ルミナス！シャイニングドリーム！！」

飛び込んできた野川の腕を取り『ルミナス・ハーティエルアクション（一本背負い） 』
そのままフォールして３カウント。

田中　「ここまで一回もフォールしてなかったのに・・・」
川澄　「この試合初フォールで決まっちゃうとはね。」
田中　「もうジャンクになっちゃった？次の試合もあるのにね〜」
川澄　「男固め組の挑戦権もこれで頂いたも同然ね。」
野川　「く、、くそ・・・」
川澄　「まぁでも。一瞬のフラッシュダウンみたいなもんでしょ？
　　　　・・・次は楽しみにするわよ。さ、麻美、おいで〜」

【キミキス七番勝負　第３試合(仮)　タッグマッチ時間無制限１本勝負】
野川さくら●・池澤春菜　(２０分２２秒　ルミナス・ハーティエルアクション→体固め)　川澄綾子・○田中理恵

最後の最後でもう一度IDチェンジ。

まとめさん、更新乙です。新煽り文も新規の方が分かりやすくていいかと。
原案を仕込んだ方GJ。
ヤング黒うさぎ参加メイツに小清水がいるので、
もう少しお借りしますが、
早く解放しておかないとまずいなと思いながら。

投票結果のまとめも改めて見てこのスレならでは感がいい感じ。
ますみんは逆に美味しいんじゃなかろうか。

しかしこのスレは色んな声優のバンプの取れる方の多いスレですね。
あまり強くなかった若手声優さんも少しづつ関連が分かってきたのは
間違いなくココのお陰だｗ

次回予告。
次の試合は野川・小清水vs川澄・能登です。

寝ます。ﾉｼ

部屋さん乙。「部屋さん」と書こうとして一度「ぺやさん」と書いてしまったのは魔王様の呪いですか？w
しかし次はまるなびコンビか。厳しいが頑張れ野川。
アホキャラと化した小清水が意外な爆発を見せてくれるかもしれないしw

部屋さん乙です
いや〜池澤熱いなぁあの発言きいて
やられぱなしの野川じゃないだろうから期待ですね

どもー。体調が回復したのでちょっと投下を。前スレで書いたコナミジムでのシーンの続きだと思って下さい。


六本木ヒルズ地下、コナミフィットネスジム。坂本が伊藤のスパーリングパートナーを買って出た直後の事。
その場に居る全員が驚きの余り言葉を失っていた。

たか：「な……何でだＹＯマーヤ！　何でそんな事言うのさ！？」

長い沈黙の後たかはしが叫んだ。他のメンバー達も、黙ってはいるが同じ疑問を持っている様だった。

浅川：「……私も聞きたいわね。あんたは堀江由衣の味方だと思ってたけど、急にどういう風の吹き回し？」
坂本：「これが堀江さんのためになるからです」

浅川とたかはしの問いかけに、坂本は冷静な口調で答えた。
全員が次の言葉を待って沈黙する中、坂本は伊藤へ視線を向ける。

坂本：「今のままでは伊藤さんは負けます。しかも白熱した試合をする事無く、全ての攻撃を封殺されるでしょう」
伊藤：「なっ……！！」

伊藤は驚きと怒りを露わにした。正面から坂本に詰め寄り、鋭い眼差しで睨み付ける。

伊藤：「どういう事よ！　たかはしはゆかりさんとあれだけの試合をしたのに、あたしは堀江に軽く捻られるって！？
　　　　そんなにあたしのレベルが低いっての！？　VOWの誰より多く興行をこなしたのに……努力も意味無いって言うの！？」
坂本：「レベルの問題じゃありません、相性の問題です」

ヒステリックな伊藤を、坂本は相変わらずの口調でなだめた。

坂本：「たかはしさんと田村さんはタイプが似ています。お互い身体能力に優れオフェンス力が高い。
　　　　その二人がぶつかり合えば、互いの全てを引き出し好勝負になるのは必然です。相性が良い。
　　　　けれど伊藤さんにとって堀江さんは最悪の相手でしょう。貴女はパワーとタフさに優れていますが、スピードは並みです。
　　　　超スピードの田村さんを想定してトレーニングしている堀江さんに、攻撃を当てられる自信がありますか？」

理路整然とした説明に、伊藤は言葉を返せなかった。悔しそうに歯ぎしりし、俯きながら拳を握り締める。

坂本：「伊藤さんとたかはしさんの実力は甲乙つけ難いです。そして堀江さんも田村さんのレベルに近づいています。
　　　　一見力関係は似ている様ですが……伊藤さんと堀江さんの試合は、たかはしさんと田村さんの様にはならないでしょう」
伊藤：「……堀江みたいな『人外』には、あたしら一般人じゃ勝てないってのかよ……」
坂本：「勝てます。その方法を私が教えるんです」

あっさりと断言する坂本。ジム内がどよめき、伊藤も驚いて顔を上げた。

浅野：「で、でもさー真綾ちゃん、私らほっちゃんを間近で見てるけど、『枯れない桜の魔法』に対抗策なんて……」
坂本：「『魔法』なんてこの世にありません。『人外』なんてこの世にいません。全ては同じ人間の成せる技です。
　　　　全ての事象には原因があり、過程を経て結果に辿り着きます。田村さん浅川さんの『永遠の力』、川澄さんの『魔王の力』
　　　　そして堀江さんの『枯れない桜の魔法』……どれ程人間離れして見えても、例外はありません」

言いながら坂本は伊藤の両頬に手を当て、強引に視線を合わせた。

坂本：「能力のメカニズムを理解すれば、強大な相手にも必ず対抗策はあります。相手を知り勝つための道を模索する。
　　　　ただ正面からぶつかるだけではない『考えるレスリング』。それができれば、貴女は必ず強くなります」
伊藤：「……何よ、ベテラン面しちゃって。あんたまだ26でしょうが」

短く呟き、伊藤は坂本の手を振り払った。先刻までの悔しそうな表情は消え、いつも通りの強気な笑みが浮かんでいる。

木村：「で、でも……伊藤さんに攻略法を教える事が、どうして由衣ちゃんのためになるんですか？
　　　　田村さんとの試合に向けて勢いをつけるならわかりますけど、何で伊藤さんを勝たせる様な事……」

困惑した様に木村が問いかけた。神田も浅野もたかはしも同じ表情を浮かべている。坂本は四人を見渡し、小さく溜め息をついた。

坂本：「堀江さんと田村さんが今の状態で戦ったら、きっと素晴らしい勝負をするでしょう。
　　　　素晴らしい熱戦を繰り広げ……あと一歩及ばず堀江さんは負けるでしょう。今までの挑戦者達と同じ様に。
　　　　私はその『一歩』を、堀江さん自身の力で登って欲しい。そのためには、乗り越えるべき大きな『障害』が必要です」
浅川：「なるほど……うちの静を使って堀江をもう一段成長させようってハラね。ていのいい踏み台って訳？」

坂本の言葉を聞き、浅川が険しい表情で詰め寄った。坂本は自分に向けられた視線を受け止め、小さく首を横に振る。

坂本：「踏み台になるかどうかは伊藤さん次第です。堀江さんが今のままなら、伊藤さんを勝たせる自信があります。
　　　　伊藤さんはそれだけの可能性を秘めた人です。もしかしたら、私が思う以上の成長を見せるかもしれません」
浅川：「大きく出たわね。それで、もし静が堀江に勝ったらどうするつもり？　ゆかりと戦うどころじゃなくなるでしょ」
坂本：「それは……その通りです。堀江さんがこの試練を乗り越えられないなら、また一から鍛え直す事になるでしょう」

浅川に問いかけられ、坂本は始めて苦しげな表情を見せた。坂本にとっても、これは『賭け』なのだろう。

伊藤：「いいじゃない、乗ってやるわよその言葉。強くなれるってんならどんなトレーニングでもドンと来い！
　　　　ただあんた、その貧相な体で着いて来れんの？　あたしのトレーニングはハードよ？」

挑戦的な笑みを浮かべ、自信たっぷりに言う伊藤。『貧相な体』……その言葉を聞き、坂本の眉がつり上がった。

坂本：「……Aice5の皆さん、これからトレーニングを始めるのでキングジムへ戻って下さい。
　　　　私がここに出入りする事は、堀江さんに伝えてもらってかまいません。決して油断しない様に伝えて下さい」

鋭い視線のまま、坂本はAice5メンバーに言った。困惑した様子で、四人はコナミジムを後にする。
ジムのドアが閉まるのを確認し、坂本はギロリと伊藤を睨み付けた。

坂本：「……ついて来れるか、と言いましたね？　ならば加減はしません。時間が許す限り、休み無しでいきますよ」

ドスのきいた声で詰め寄る坂本。余りの迫力に伊藤は思わず後ずさる。
この後すぐ、伊藤は自分の発言を後悔する事になるのだった。

坂本：「反応が遅い！　返しをもっと速く！」
伊藤：「ぶっ！　ぐぁっ！」

一日目、伊藤はさんざん坂本の打撃を食らい続けた。

坂本：「打撃の着弾点から視線をそらす！　相手の動きを見つつこちらの行動を読ませないように！」
伊藤：「へぶっ！　がはっ！　おごっ！」

二日目、伊藤は休み無く打撃を食らった上に何度も投げ飛ばされた。

坂本：「打撃の精度が甘い！　狙った所を正確に打てないと……こうなります！」
伊藤：「ぶはっ！？　がはっ！　ちょ、待っ……あだだだだだだ！」

三日目、伊藤は投げられた上にマウントから殴られ、ｻﾌﾞﾐｯｼｮﾝのフルコースを食らった。

伊藤：「ちょっ、ちょっとタイム。インターバルを……」
坂本：「ダメです。このくらいで弱音を吐く人はまふまふします」
伊藤：「え！？　いや、ちょ……うわぁーっ！　まふまふするっ！　まふまふするーっ！」

四日目、伊藤は疲れ切った所をパンダグローブでなで回された。
……何日も続く地獄の特訓は、プロシードαメンバー達が思わず息をのむ程であった。

なば：「うわー……すごいな坂本さんって。静さんがヘバってるのに全然平気な顔してる」
浅川：「よく見なさい。確かにスタミナもあるんだろうけど、それ以上に坂本は無駄が無いのよ。全ての動作が驚く程合理的。
　　　　単純にスタミナ勝負なら静の方が上だろうけど、荒削りな静は体力のロスが大きいの。その差が出てるのね」
広橋：「はぁー……勉強になるなぁ」

連投かな？一応支援

スパーリングの様子を感心して見つめる三人。

田村：「……やぁな感じ」

そこから少し離れた所で一人顔を歪めている田村。
堀江との試合の日まで、苛烈な特訓は続けられたのだった。

【終了】


はい、今回は次の試合に繋がるスキットのみで失礼。
今回書いてて、俺の文章って理屈っぽいなぁと思った。説明多いなぁ……もっと簡潔に読みやすく、テンポ良くいけないものか。
今後の課題としておこう(´･ω･｀)
あ、上の>>97は俺です。名前入れ忘れ失礼しましたm(_ _)m

>>51-54
おお！斎藤と釘宮がｷﾀ！なにげに二人とも生意気キャラでいいタッグだなぁと思ったw
斎藤が獲るのか、それとも神田、釘宮戦に突入するのか……楽しみです。

>>部屋さん
７番勝負の峠楽しみにしてます。上にも書きましたが小清水の活躍にﾜｸﾃｶw

>>まとめさん
投票、サイト更新、いつもお疲れ様です！
新しいﾄｯﾌﾟの文いいですね。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

>>104
アメプロさん乙です
坂本スパルタですねｗ
今回のは前回のに続けて乗せたほうがいいかな？

何か急にPCの調子が悪くなったので携帯から(´･ω･｀)
大した事ないといいけど……

>>まとめさん
前回の試合に続けてもらった方がわかりやすいですよね。
その方向でお願いします〜m(_ _)m

アメプロ氏乙です
貧相って言われてちょいギレの真綾ﾜﾛﾀw
御前はどんどん胸が大きくなってるらしいからなw
このスパルタを乗り越えた御前がどんな試合するか楽しみだ

http://hp.jpdo.com/cc05/167/img/81.jpg

今更ですが和服のゆかりんを拾ったんで

アメプロさん乙です

>『魔法』なんてこの世にありません。『人外』なんてこの世にいません。全ては同じ人間の成せる技です。

これいい台詞だな
例えゆかりん、ほちゃ、ぺややの三強が相手でも必ず突破口はあると
これから王座を目指す若手、中堅どころに希望を与える台詞だ
真綾かっこいいぜ

>108
和服のゆかりんとは年始からおめでたいですね
まとめさんGJです

和服のゆかりんKtkr。他にも正月前後には和服姿の声優さんの画像多かったんだろうなぁ。
そんな俺の手元にはゲムドラベストCDの氷上恭子の着物姿。

アメプロさん乙でした。
せっかく体調の回復もPCの調子が、とはまた一難去って・・・ですね。
投下中でなかったのが不幸中の、ってトコでしょか。
投下の最中止まってしまったら我ら読み手も『気になるぅぅぅ』だっただろうしｗ
プロシには今後キミキス軍団も向かうことになるので、
その時をどんな展開で迎えるかも楽しみですよ。

画像を仕入れてた掲示板がなくなってた(´･ω･`)
手持ちの画像見てたら浅川姐さんの和服が出てきた

最近キミキスのネットラジオ聞きだしたりして
ゲームの方もやりたくなってきましたｗ
けどやる暇ないなぁ・・・

書き上げた奴消しちまったぁぁぁぁぁ！！！！！

あぁもう。

>>90-95の続き

リングに這ったままの野川を背に川澄は能登をリングに呼び込んで抱擁。
その野川の元へ小清水も駆け寄る。
田中は自分が投げ捨てた池澤入りの麻袋の所に行きそれに腰掛ける。

川澄　「さて、屈辱タイムはまだ終わらないわよ。」
野川　「私だって、このまま終われない。」
川澄　「終わるのよ。ここでね。」
小清水　「ちょっと待った！ココからは私がお相手するんだから！」

野川を掴み起こそうとした川澄の前に小清水が立つ。

小清水　「VOWで先にがんばってる舞太には負けませんッ！」
川澄　「ふ〜ん。最近ぽっと出のまだまだ新米の娘にしてはいい度胸じゃない？」
小清水　「そんなもんですかね？あみっけは川澄さんとは歳の離れた最近の若者ですので。」
川澄　「・・・ゆとり教育の弊害かしら？目上への言葉遣い教えましょうかn」
小清水　「あ！あの〜、いいですか？」
川澄　「何？」
小清水　「できればそちらの先発は八雲・・・麻美子姫がいいんですけれど。」
川澄　「ハァ！？」
小清水　「だめですか？」

答える代わりに川澄が小清水を突き飛ばす。

川澄　「あんたらなんて私一人で十分よ！麻美、手出さなくて良いわよ。」
能登　「・・・は、はい。」
小清水　「しょうがないなぁ。八雲を出すまで頑張るぞー。」

小清水が腕をぐるぐる回す。そこでゴングが鳴る。

【キミキス七番勝負　第４試合(仮)　タッグマッチ時間無制限１本勝負】
野川さくら・小清水亜美　ｖｓ　川澄綾子・能登麻美子

川澄　「所詮野川さんと貴方は、私と格が違うのよ！」

小清水が様子を窺うように川澄の周りをまわるが、すぐさま川澄は捕らえ
ボディースラム、さらにそこから起こしてもう一度ボディースラム。
倒した小清水にヘッドロックで頭を締め上げる。
小清水も思いっきり頭を振って振り払おうとするも川澄の腕はビクともしない。
苦しむ小清水を見てコーナーに寄りかかっていた野川がカットに入る。
野川の蹴りを受け、絞めを解いた川澄。しかしすぐさま野川と小清水の頭を掴み
お互いにぶつける。
立ったまま頭を抱える野川・小清水を見て川澄ロープへ走る。
勢いをつけて二人に向けて両手のラリアット。
野川小清水共に宙に一回転。

川澄　「ほらね。」
能登　「さすが〜。この二人じゃ役不足ねー。ていうか無理難題？」
川澄　「さっさと終わらせてデートプランの続きでも話そうか。」
能登　「！綾ちゃん」

川澄が能登とじゃれ付く隙に野川が後ろから殴りかかる。
後頭部に殴った勢いで川澄の頭が能登の頭にぶつかり、能登が頭を押さえ屈み込む。
さらに野川は川澄の後ろに組み付いて投げっぱなしのジャーマン。
飛ばした先はコーナー。川澄後頭部を思い切りぶつける。

野川　「・・・よそ見したらダメなんでしょ？」
川澄　「そうね、油断したわ。でも貴方程度の攻撃ならよそ見してても全然平気。」

ゆらりと立ち上がる川澄

野川　「それなら！」

体勢を直そうとする川澄を阻むように野川がエルボーをはじめ打撃を放つ。
防御に徹する川澄、頭を抑えていた能登が助けに入りに行くがココは小清水が邪魔をする。
小清水は勢い任せに能登に抱きついて押し倒す。

小清水　「癒しの空気がー、いい匂いがするー。」
能登　「ちょ、ちょっと・・・」
川澄　「！麻美から離れなさいよ」
野川　「貴方の相手は私！」

野川、『パッション・パンティ（ＰＫ式ヒップアタック）』から川澄のおでこにチョップをひたすら打ち込む。
体勢の悪い川澄を無理矢理下にすると足でがつがつ踏みつけてのしかかりカバー。

川澄　「調子に乗るんじゃないわよ！」

カウント１で肩をあげ、野川を払いのけようとする。

一方小清水は能登を押し倒したまま。能登は振り払いながら暴れそのまま場外に転げ落ちる。

能登　「なんでこんなに力あるのよ」
小清水　「皆がまみねえを離したくないの分かる〜、いい匂い〜」
能登　「離しなさいって！綾ちゃんが！」

能登、肘を使いやっとの思いで小清水を振り払う。
そしてすぐそばにあったパイプ椅子で小清水を殴打！

能登は小清水を置き捨て、川澄の元へ。野川を場外へ蹴り出し川澄の手をタッチがてら握り
試合の権利をもらう。

能登　「綾ちゃん、手出さなくていいって言ったけど！休んでて。」
川澄　「嬉しい、麻美がそういってくれるのなら。」

書き直したんですか?
一応支援

川澄と抱擁してから今蹴りだした場外の野川へプランチャー敢行。
さらに馬乗りになってから野川の顔を掻き毟る。

と、そこへ場外で転がっていた小清水がフランクフルトの串を投げ
能登の右足に命中。思わぬところからの攻撃に驚いた能登の背後に再び飛びかかる小清水。
『ステキな予感　(獣神鬼殺し)』でまたも野川から引き離す。
場外で３人が入り乱れる。しばらくするとさすがに２対１の能登がやや劣勢に。
それを見た川澄も走り込んでパイプ椅子を投げ込む。椅子は野川に命中。
３人が息を切らしてダウンする最中、川澄は野川を連れリング内に。
その後能登に肩を貸して二人でリング内へ。
倒れる野川に能登をかぶせる。

が、カウントが入ったところへ能登、川澄にまた何か飛んでくる。

小清水　「・・・鬼丸美輝対策の串投げがこんなに生きるなんて。あみっけハードコアもいけるかな？」
川澄　「うっとうしいわねあの子。麻美、私あの子黙らせてくるからちょっとよろしくね。」

川澄は一応声をかけるが野川同様息絶え絶えの能登も返事が出きない。
川澄、小清水の元へ向かい『Love! Love! Chuっ Chuっ!（打撃での高速ラッシュ ）』を出す。

小清水　「ココが私の見せ場かな！」

そういった小清水、満を持しての『ぐるぐる回るver塚本天満 (回転ガード)』

川澄　「何ですって！？なんで貴方が！？」
小清水　「おぉぉぉぉぉ！元王者の攻撃受け流せてる！私今輝いてる！！」

等と言ってるうちに小清水目を回す。そして川澄の目の前で一人で勝手にダウン。

川澄　「びっくりした・・・未完成とは言え、何なのこの娘？」
田中　「コレ由衣ちゃんの技じゃなかったっけ！？」

ドスン！！

そこへ大きな音。何事かとリングを見たらフラフラながら立ち上がっている野川。
能登をコーナーに打ち付けている。

川澄　「何があったの！？」
田中　「まずい！先にあのジャンクが立ったんだわ！」

田中は慌てて池澤入りの麻袋の元へ寄り、それを持ち上げリングに投げ込もうとする。
その瞬間、


ぶしゅーッ！！


麻袋の一部が濃い真緑に染まる。次の瞬間辺りに異様な匂いが立ち込める。

田中　「ぐほ、げほ、な！何この匂い！？」
川澄　「げほっ、げほッ！！」

麻袋の中から顔を緑色に染めた池澤が出てくる。
出てきた麻袋の箇所は腐って破れている。

田中　「まずい！川澄さんはリングに！」
川澄　「そ、そうね！」
池澤　「行かせない！！」

池澤が田中・川澄の両者に向けて大量の『今週の調合』をゼロ距離噴射！
顔を抑える２人。

池澤　「うへぇ、袋を脱出するためとはいえ、腐らせるほどの調合至近距離に、今のもう一発、
　　　　さすがに私も気持ち悪いわ。亜美ちゃん！起きれる！？」
小清水　「らいじょうぶれす〜」
池澤　「貴方・・・ユエットだか何だかの、神無月、めぐみよね？　打ち合わせも何もないけど・・・
　　　　うまく合わせてちょうだい。・・・いい？今私はグレート・ルナよ！！」
小清水　「えーと、えーと、あれかな？」
池澤　「もうなるようになれ！！」

小清水・池澤助走を取って顔を抑えた田中・川澄に向かってWシャイニングウィザード！！
完璧に命中。

池澤　「分かってるじゃない！」
小清水　「あみっけバカじゃないもん！！」

放った二人もそのまま大の字でダウン。

その時リング内では野川が叫ぶ。

野川　「私、負けない！！」
ほんの少し気力に勝った野川、大声で「にゃっほ〜」と気合を入れ
能登をリング中央に立たせ自身に勢いをつけ『そよ風のロンド（ハリケーン・ラナ ）』
自身もただ乗しかかるだけのカバー。

外では４者がダウン中、だれもカットにいけずそのまま３カウント。

【キミキス七番勝負　第４試合(仮)　タッグマッチ時間無制限１本勝負】
野川さくら○・小清水亜美　(２６分５０秒　そよ風のロンド→体固め)　川澄綾子・●能登麻美子

野川　「勝った！！！勝てました！！」
折笠　「ま、ルール通りのレフェリングをしただけだからね。・・・ま、お、う、さ、ま。」

その瞬間、野川の体中に寒気が走り、汗が一気に冷めた。

・・・・書き直し完了。
全く違うものになったけど多分こっちの方が良かったかも。
結果オーライ。

まとめさん支援感謝です。てゆーか見ていてくれてたのにびっくり。

まぁ試合結果については予想通りだったかと思いますけどねｗ
だってそうしないと７番勝負できないし・・・なんて。(;´Д｀)

ついでに
グレート・ルナにするか、みんなでTARUにしようか迷ったんだけれど・・
とボツネタ放出。使えそうって人いたら使ってくださいｗ

次回はいよいよ野川vs川澄です。

部屋さん乙です
今から仕事で行く前にのぞいたら
試合が来てたんでｗ

何とか男固め組の挑戦権が守れましたね
しかし調合は袋腐らしたりできるのかｗ
もしかしてバイオハザードを使ったのか

一度消してしまって書き直しとは……想像するだけで心が折れそうです。部屋さん乙でした！
しかし池澤、密閉空間で袋を溶かすほどの毒物調合とは……下手すれば自殺未遂ですよw
小清水もぐるぐる回ったし大満足ですw

何とか男固め組が挑戦権を死守しましたが、それだけにこの後の魔王が怖そう。
頑張れ野川。

うわぁ…アクセス規制か！！

参った。いやはや。

【シングルマッチ30分一本勝負】
沢城みゆき vs 松来未祐

斎藤千和、森永理科を闇討ちし、AIとは友好関係にある清水愛＆中原麻衣を下した松来。
遂に決起したAIからは元タッグ王者の沢城が挑む。シングルでは沢城有利と見えるが……。

ゴングが鳴ると低くアマレス式に構える松来。わきわきと怪しく蠢く指が怪しい。
百合色の強い松来のスタイルを警戒する沢城だが、構わずタックルを仕掛ける松来。
沢城は冷静に上から押し潰すが松来の勢いは止まらず、そのままコーナーへ押し込まれる。
レフェリーがブレイクしてクリーンに離れたと思った瞬間、松来がトーキック。
ストンピング連打でコーナー際に座らせておいて自分はリング中央へ。
勢いよく駆け込んでブロンコバスタ−！ だが沢城エスケープで松来は自爆。

沢城「貴女のお巫山戯に付き合うつもりはありませんから……|/−･)」
松来「みゆきちゃん、ちょっと怖〜い（_;''' ▽ ''）」

ここからしばらくは沢城の一方的なペースに。
キツい投げでマットに叩き付け、グラウンドでスタミナを奪いに掛かる。
延々と続く沢城の攻めに松来も防戦一方といった様子だ。
スリーパーで締め上げながら、青息吐息の松来にギブアップを迫る。

沢城「くだらないお遊びしか出来ない貴女が勝てると思ってたのかしら？
　　　真っ当なレスリング勝負なら、お姉ちゃんだって負けなかったのよ」

ぐったりと動かない松来から手を離すと、今度はマウントポジションへ。
全くガードが出来ない松来に対して左右のビンタを連打で放っていく。
危険を感知したレフェリーが慌てて二人を分けようとした瞬間、松来が動いた。
下から沢城の身体を跳ね上げながらマウントを引っくり返してガードポジションへ。
慌てた沢城は両脚で松来の身体をカニ挟みするが、松来は肘をグリグリ押しつける。

沢城「ッ痛！」
松来「はい、外れた〜」

高速パスガードから沢城のサイドに付けて、一気にマウントへ移行する。
この体勢を嫌った沢城は自ら身体を回転させて、松来のバックマウントポジション。
沢城はそのまま「コロリ」と前転してバックマウントから脱出した。

沢城「今までのは三味線だったとでも言うの？」
松来「寝技で私に勝てると思ってたのかな〜？」
沢城（近接距離は危ないか、それなら……）

スッと右手を前方に伸ばして距離を取る沢城。
再度タックルを仕掛ける松来の顎にカウンターの膝がヒット。
松来はグラつきながら、もう一方の足を掴まえて離さない。
重心を崩しながら沢城はニーリフトを連打。松来が膝をついた。
一旦、距離を取っておいて沢城のWELCOME（葉隠れ）が飛ぶ！
派手に吹っ飛んだ松来。沢城カバーするがカウント2で松来が返す。

松来「ふー（_,''' ▽ ''）」

落ち着いて呼吸を整えながら立ち上がる松来。沢城も深追いせずに距離を取る。
三たびの松来のタックルに低く構える沢城。だがこれは松来のフェイント。
体を前傾させた沢城の顔に高速で唇を寄せていく。慌てる沢城だが、松来が早い。
頬に小鳥のようなキスをして、そのままバックに回ると一気に引っこ抜く。
暗黒絵師ヨダ式ジャーマンスープレックス（だるま式ジャーマン）でカウントは2.5。

沢城「ぐ、その程度の技で、負けるもんですか」
松来「冷静なみゆきちゃんにしては状況判断が鈍かったかもね」

立ち上がった沢城に鋭いエルボー連打からバックハンドエルボー。
組み付いてボディスラム狙いは沢城が背後に着地して切り返す。
沢城はspicygirl（スパイシードロップ）の体勢で抱え上げた。
バタバタと暴れて体勢を崩して松来は脱出に成功。

再びのジャーマンは沢城が堪える。松来はクラッチを外してチキンウイングから……
とらのあな仕込みのタイガースープレックス04！

意表を付く大技に受け身を取り損ねた沢城。松来は容赦なく抱き起こす。
左右の掌底で崩してローリング掌底で沢城の顎を打ち抜いた！
フラつく沢城をダブルアームに捕えてエグい角度のタイガードライバー！
そのまま動けない沢城は屈辱的な3カウントを聞く結果となってしまった。

●沢城みゆき（タイガードライバー 12分8秒）◯松来未祐

半失神状態の沢城は担架に乗せられて退場。
控え室で意識を取り戻すも、自身の敗戦を知ると悔しさに拳を握り締めた。

松来「Who's next？（_,''' ▽ ''）」


というワケで、みゆみゆの勢いは止まりませんよ？
おちゃらけだけじゃないシリアスな一面も見せてみました。
次の対戦相手も特に決まってませんが、みゆみゆは全方位を狙って行くと思うので気をつけて。

>>120
負け役に慣れて来ていた野川が魔王軍に一矢報いたのは驚愕
男固め組ともども今後の動きには注目ですね

(タイガーマスク松来)来たか。

とらのあな関連は単発PPVいけそうな面子揃ってるんだよなあ。何か考えてみるかな。

乙です
沢城負けがこんでるなぁ
この調子じゃタッグ王座に返り咲きは難しいな

>>124-126
キタキタキター！VOWデビューは後半寄りながら、確かな実力の女体浸食女王松来ｗ

メインターゲットがAI絡みだからか、またこれが恐い。
次の王者を目指す一番手軍団は果たして巻き返せるか！
それとも全員身体ごと巻き取られるかｗ
そんな見方に思わずなってしまった。
乙でした。

ここ最近の沢城の戦績など。なんと3連敗だったのか……。

沢城みゆき・斉藤千和△ （45分 フルタイムドロー） △生天目仁美・伊藤静
○ユカナ☆ハルナ（28分50秒 スイートマジック）沢城みゆき、チワ斉藤●
真田アサミ・●沢城みゆき （20分51秒 ときメモ式ジャーマンスープレックス）○野田順子・金月真美
○沢城みゆき・森永理科・志村由美（24分15秒 ローザミスティカ奪取）●田中理恵・野川さくら・後藤紗緒里
○柚木涼香 （9分39秒 脳漿をブチ撒けろ！） ●沢城みゆき
○斎藤千和・森永理科（10分7秒 Neko Mimi Mode）真田アサミ・●沢城みゆき

気付かなかったけど、沢城は勝ちまくってるイメージがあった割に意外と負けが続いてますね。
唯一の見せ場は6人タッグフェスティバルでのスペシャルマッチかぁ。
同年代の若い選手も活気が出て来たし、ここいらでスランプから奮起して頂きたい（他人事？）

>>130
…ほんとだ。改めて見ると意外だった。自分もそのうちいくつか噛んでるんだが。

ただそれでもイメージダウン無しってのは凄いなぁ
年齢にしたら完全に若手なのにキャリアが素晴らしいから、対戦相手的には

『あの沢城に勝った』

って話にされるんだな。この歳にして。…真紅恐るべし。

野田にジャーマンで負けてから負けだしてるような・・・
ってきっかけ俺じゃん
ん〜手を出したいけど最近自分がメインで使ってるのは前座組出しなぁ
そことからましても復調のきっかけに出来るかどうか微妙だ
どうしたものか・・・

ネット界激震！！　賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「２ちゃんねる」（２Ｃｈ）の
管理人、西村博之氏（３０）の全財産が仮差し押さえされることが１２日、分かった。
債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、
軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる２Ｃｈのドメイン「２ｃｈ．ｎｅｔ」にまで
及ぶ見込み。執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011201.html


2chは、そしてVOWはどうなるんだろう

2ch自体が完全に無くなることはないと思うけど、最悪、移転でしばらく使えなくなるかもね
一旦まとめサイトに非難して、場合によっては、したらばにVOW板を立てるしかないんじゃない？

画像掲示板の方をご覧下さい

出先から携帯で見た。

ttp://d.hatena.ne.jp/textoyx4/20070112

え？…ギャグ？どっち？

ｗ
釣りッスかｗ
本当なら見事だな

ttp://f58.aaa.livedoor.jp/~imgboard/bbs1/src/1166705785868.jpg

強い、やっぱり強いよゆかりん！チャンプの魅力にメロメロだよ！

ぐわぁ
コイツは強烈だな

チャンプのベストアルバムの発売決定!!
何が入るか楽しみだ

ＶＯＷアリーナ地下にある練習用のリング
ＡＩのメンバーが集合し練習中、沢城と志村がスパーリングをしていると
訪問者が一人、その人物にメンバー達が気づくと全員の動きが止まり注目する

野沢「あ〜、悪いねぇ、邪魔しちゃって」老婆のような口調でしゃべる野沢
一同「おはようございます!!」レジェンドの登場に一同緊張気味
斉藤「あ、あの今日はどういった御用で？」
野沢「そんなに硬くなるんじゃないよ」
斉藤「はっはい」
野沢「え〜っと、そこの小さいの、ちょっとおいで」
志村「え!?私？」驚きながらも駆け足で行く志村
野沢「志村由美さんだね」
志村「はい」
野沢「第一回ヤング黒うさ杯準優勝者、試合のビデオ見さしてもらったよ
　　　なかなかやるじゃないか」
志村「あ、ありがとうございます」
野沢「第二回大会の開催が決まった、出るかい？」
志村「はい、って二回目決まったんですか？あの他のメンバー？」
野沢「前回優勝者の後藤、新人賞取った平野はでない
　　　他のメンバーはまだなんとも言えないけどね、あんたは大会の後も
　　　そこそこのインパクト残してるしあんたの出場に文句あるやつはいないだろうさ」
志村「ありがとうございます、今度こそ優勝してやる〜」
真田「けどなんで野沢さんがこの事伝えに来たんですか？いつもならＧＭが来るのに」
野沢「あぁ、今回は私が仕切る事になったからね」
斉藤「そうなんですか?!」
野沢「私はＶＯＷで選手の育成を頼まれたんでね、早速若手の大会をやらせて
　　　もらうことにしたよ、ちなみに大山さんはマッチメークやらＰＰＶの企画に
　　　重点をおきたいとか言ってたね」

一同がそういうことかとうなずいていると

野沢「さてせっかくだしちょっと相手してやろうかね」
一同「！！？」
野沢「ん〜そこの釘宮さんと沢城さん、リングへ」

指名されたのは釘宮と沢城、急遽１対１のスパーリングとなった

はじめにリングに立ったのは釘宮、互いに礼をしてから開始
リズムを取りつつ徐々に距離を詰めていく釘宮、間合いにはいると
蹴りと張り手のコンビネーションで攻め立てる、何発か決まるもののほとんどは捌かれてしまう

野沢「なかなか早いねぇいい攻めだよ、けど」目つきが変わる

釘宮がミドルキックを放ったのにあわせて野沢が水面蹴り、見事に決まり釘宮転倒
野沢は素早く足を取るとアキレス腱固めがっちり決まり釘宮タップ

野沢「素早くていい攻め方だけど足下がお留守になっちまってるなぁ
　　　気いつけねぇとそこ疲れて今みたくなっぞ」
釘宮「ありがとうございました、気をつけます」
野沢「よし次」
沢城「お願いします」
お互い礼をして開始、ロックアップからヘッドロックにいく野沢、沢城がロープに振ると
タックル合戦、何往復かすると沢城が倒される、ストンピングを決め手からサソリ固めに入る野沢、
何とかロープに逃れるが、起き上がったところにぶっこ抜きバックドロップ
カバーにいくがカウント２、腕を回し沢城が起き上がるのを見ている野沢、タイミングを合わせ
ラリアットにいくが避けられ逆さ押さえ込み、しかしこれは返される
起き上がりに『WELCOME（葉隠れ）』を決め、『spicygirl（スパイシードロップ）』を狙うが
崩れて失敗、バックを取った野沢は再びバックドロップ、カバーにはいかず
起き上がる所に強烈なラリアットを決め、３カウント

野沢「元タッグチャンピオン沢城みゆき、最近は負けが先行してるね」
沢城「・・・」息を切らし無言な沢城
野沢「どうだい、私の所で修行しないかい？」
沢城「・・・強くなれますか?」
野沢「あんた次第だね」
沢城「・・・みんなは何も言わないけど、現実は誰よりもわかってる
　　　今のままじゃ私がＡＩの足を引っ張る事になる、タッグ王座を取るためにも
　　　このままじゃいけないと思ってた、野沢さんよろしくお願いします」

そう言うと野沢に頭を下げる沢城


野沢「さてとそれじゃこの子、しばらく預かるからね」
斉藤・真田「「よろしくお願いします」」
真田「みゆきちゃん、戻ったら今度こそタッグ王座取るからね」
斉藤「みっちり鍛えてもらいな」
沢城「行ってきます」

野沢とともに修行する事となった沢城
この先なにが待っているのか、頑張れ沢城!!


と言う事で沢城は修行に出します、先はまだ決めて無いので
何か思いついた方はバンプ取ってくれるとありがたいです

まとめさん乙です。やはり悟空は強し。
負けが込んでるとはいえまだまだ若い沢城、これからですよ。
力や技もですが、沢城には何より悟空ｷﾞﾐｯｸの精神的強さを学んでほしいですね。

>>138
えろおぉぉおぉぉおおぉぉいっ!!
昔のゆかりんはちと痩せすぎだと思ってたけど、最近は適度にぷにぷにしててたまらんですよ。
さすがチャンプですなw

谷山「Wellcome to VOW！」
矢野「皆さんこんばんは、VOWへようこそ！ 実況・解説は私“いたりやーの”矢野了平と」
谷山「谷山“スター”紀章でお送りするゼ！」
矢野「さて本日は“鋼の錬金術師”朴路美と“錬金3級”斎藤桃子のシングルマッチが組まれています」
谷山「VOW参戦歴では勝る桃がニューフェイスに厳しい洗礼を浴びせることが出来るか、あるいは……」
矢野「デビュー戦で岩男潤子を下した朴が斎藤を一蹴する可能性も高いですよ」

朴のセコンドには妹分の釘宮理恵、そして斎藤千和が着いた。
対する斎藤のセコンドには相方の宮崎羽衣の姿が見える。

桃子「あ、ゆりぴょん！ それにオダエリちゃんだ〜！」
釘宮「その名前で呼ばないでよね！ そもそも何よ、セコンドなんて一人で充分なのに……」
千和「王座戦に向けて私も色々と見ておきたいんだよ」
朴「なるほど、それじゃこの試合では……うあっ!?」

友好的な素振りを見せながらゴング前に突っかかった斎藤。
先のハードコア王座戦でエクストリームなファイトに目覚めたのか、積極的に仕掛ける。
宮崎が投げ込んだパイプ椅子で朴の腹部に一発。宮崎はレフェリーにクレームを飛ばし、釘宮と千和の介入を妨げる。
頭部に追い討ちを喰らい、突っ伏した朴の背中に3発目の椅子攻撃！ ゴング前から一方的な展開となってきた。
朴をロープに振ってカウンターの椅子を狙う斎藤だが、ここは朴が避けて斎藤の持つ椅子ごとドロップキック！
ようやくペースを掴んだ朴。エプロンで抗議するセコンドが排除されて試合開始のゴングが鳴った。

【シングルマッチ30分一本勝負】
朴路美 vs 斎藤桃子

一気に攻め込みたい斎藤は凶器攻撃のダメージ残る朴に組み付きに行くが、朴はその手をハイキックで弾く。
なかなか自分の距離を取れない斎藤は一気に駆け込む。だが朴の前蹴りで勢いはストップ。近づけない。
戸惑う斎藤に今度は鋭いローキックでダメージを与え、相手が引くと今度は自ら前に出てミドルキック。

朴「IC王者の神田は大きい一発を狙ってくるタイプだな。時には相手のペースに付き合わず、跳ね除ける」
桃子「ムカムカ〜、プッチン！」
朴「焦れて出てきた相手の直線的な動きには……」

駆け込んできた斎藤の膝に前蹴りを一発。ガクッと動きが止まった瞬間、その膝を朴が駆け上がる。
シャイニングウィザードを決めて、そのまま空中で身体を反転させてローリングソバット。
さらにその勢いを殺さずにサマーソルトキック。空中で3発もの蹴りを叩き込むとトンボを切って着地。

千和「すげぇ…あの人、落ちながら蹴ってる……」
釘宮「こらこら、作品が違うってば！」
桃子「う〜〜〜〜」

起き上がった斎藤のラリアットを身を屈めて避けると、朴は膝裏にバックキックを入れる。
崩しておいて背後から飛びついてのヘッドシザースホイップで放り投げた。
さしてダメージもない斎藤はすぐに立ち上がって顔を真赤に向かってくる。

朴「タフネスが売りの相手とギリギリの凌ぎ合いをするのは危険すぎるな」

再び前蹴りを放つが、斎藤が蹴り足をキャッチ。朴は慌てずに一方の足で延髄斬りに行く。
これも避けた斎藤は裏アキレス腱を極めに行くが、朴はカンガルーキックで返した。
斎藤から逃れた朴はその場で高々と飛び上がるとエアカット・ターミネーター（高速ローリングソバット）
正確無比なはずの朴の蹴り足はギリギリで斎藤には当たらずにヒュッと空を切った。

斎藤「残念でした〜、次はワタシの…わた……あ、あれ？」

足をフラつかせながら斎藤はマットにダウン。そのまま起き上がれずに10カウントゴング。

○朴路美（4分46秒 エアカット・ターミネーター）●斎藤桃子

千和「な、なんだ今の？」
朴「正確に顎を狙って脳を揺らしてやれば、蹴り一発で試合を決めるのも不可能じゃない」
宮崎「ちょ、ちょっとちょっと！ 桃ちゃーん！」
釘宮「見た？ これが本物の錬金術師の実力だゾ！」
朴「決して彼女が弱いわけじゃない。まだ手の内を知られていない分、こちらが有利だっただけ。
　　一つだけアドバイス。神田とやるなら派手な大技の掛け合いよりも、技の精度を上げることだ」
千和「精度、か……」

朴＆釘宮と退場しながらバックステージを歩いている斎藤。何やら物思いに耽っている。

千和「……？」
釘宮「ん？ どしたの？」
千和「いや、何か妙な気配がしたんだけど、気のせいかな」

そのままロッカールームへと帰っていくAI。
3人が姿を消したところで、物陰から松来未祐が姿を現した。

松来「せっかくのチャンスだったのに邪魔しないで欲しいな〜」

AIにターゲットを絞り、またも闇討ちの機会を伺っていた松来。
今回は何者かに妨害されたようで片足を引きずっている。珍しく機嫌も悪そうだ。

？？「ようやく復帰した千和の王者挑戦の芽を摘もうとするのは許せないんでね」
松来「別にチームメイトでもないのに、どうしてそこまでして私の邪魔をするわけ？ 植田さん」

松来の更なる襲撃からAIを救ったのは若手軍の植田佳奈！
人知れずバックステージで松来と激戦を繰り広げていたようで両者共に息が上がっている。

植田「大事な友達だから。それ以上に理由が必要？」
松来「うふふ、本当は友達以上の関係なんじゃな〜い？（_,''' ▽ ''）」
植田「さぁね。とにかく百合とはもっと気高く神聖なものでなくてはならない！
　　　誰彼かまわずな雑食のアンタにこれ以上VOWを荒らしてもらっちゃあ困るんだよ」
松来「……いいわ。それじゃ決着はニューヨークアルティメットスタイルマッチで決めましょう」
植田「まさか！ そんな危険な試合が受けられるわけが……」
松来「無理ならいいけど〜？（_,''' ▽ ''）」
植田「や、やってやる！ 百合の旗の名誉に賭けて私が勝つ！」
松来（うふふふふふ、次の獲物は貴女よ〜（_,''' ▽ ''））

【※ニューヨークアルティメットスタイルマッチ】
3カウント後に相手にキスをすれば勝ちとなる特殊ルール。

>>145-147乙でした。
いやいやMUSASHIとなれば閣下が黙っちゃいませんよ、
ととくとくと語らなきゃなりませんな(ソーナンスの形相で)

それはさておき今回見ててふと。
自分も今後斎藤斎藤にならないよう試合内では千和・桃子、と使い分ける必要性もあるのかなと。
考えてみたらVOW内でぱっと浮かぶだけでも
千和・桃子(厳密には斎藤斉藤齋藤による区別はあるが)
理恵・敦子
さやか・めぐみ
ゆうこ・莉奈
ゆう・由美子…

みんな比較的メジャーな名字とはいえ同姓は多いんだよなぁ。
この手のタッグイベントもあったら面白いかなぁ。
智秋・美佳子や奈々・喜久子…は反則かｗ

今奈々と喜久子と書いたが普通にナオミがいたか。
愛・香里もVOW参戦済、明乃・久美子とか渋いし。


富美子・愛(折笠)とかも浮かんだし、小林もまだまだいるや。

何より沙緒里・邑子とか地味にVOW内ではそこそこのポジション保ってて強いかも。
Aice5のリーダーとORICONリーグGM…やべぇ、落ち着いて考えたらうじゃうじゃいた。
…いけるか？ｗ

ちょっと違うけど林原、緒方のめぐみ、恵美タッグとかもｗ


>>147
乙です
エアカットが理想的な決まり方ですね
相手が避けたと思ってもしっかり決まってる

ちょっと範囲は広がるが、綾、綾子、真綾の「チームＡＹＡ」なんていいな

age

チワは着実に神田攻略に向かってるなぁ。
IC王座移動の予感がする…！

そうだった。名字タッグ以外にも名前タッグはもっとすごいか。閣下＆司令か…。威圧だけで勝ちそうだｗ

と思いきやチームAYA普通に凶悪すぎｗ
その面子揃ったら数スレ前にネタで出たさくら愚連隊も霞んじまう…。

千和も実力的にはいつ獲っても文句ないクラスまで来てるよなぁ。
さらにくぎゅが控えてるのも神田には試練続きだね

ガイドライン板より
「全球団がいらない」のガイドライン
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1168701843/26

そろそろ自宅PC規制解除されてるだろうか

ほっちゃんはミッチ様の娘ギミック。
水樹奈々ちゃんは水木一郎兄貴の娘ギミック。

　　　　 ＿＿＿＿_ 　
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　 |;;;;;;;;;;ノ∪ 　＼,) ,,／ ヽ〜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　 |::（ 6∪ ー─◎─◎　）〜　　　　　　 　　　　／￣￣￣￣＼,,　　　　　 ／−､ −､　　　 ＼
　 |ノ　　（∵∴　（ o o）∴）〜　　　　　　　　　/＿＿＿＿＿　　ヽ　　　 /　 |　 ・|・ 　| ､　　　 ＼
　 |　∪<　∵∵　　 ３　∵>　　　　　　　　　 　.| ─ ､ ─ ､ ヽ |　　|　　 / ／　`-●−′　＼ 　　 ヽ
　　＼　　　　　　　 ⌒　ノ＿＿＿＿＿　　　 　|　　・|・　　|─ |___/　　 |/ ──　|　 ── 　 ヽ　 　|
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ＰＳ３やらＷｉｉが出たこのご時世に
ゲームキューブを購入、これでようやくＦＦ５Ａができる

ＩＣ王座は挑戦者に不足しませんね
その気になれば真田も挑戦できそうだし
ヤング黒うさ達も後に控えてるな

ttp://www3.axfc.net/uploader/12/so/N12_15128.zip.html　pass:栗の子ポーリー

他スレより転載
タッグチーム exige の破壊力を見よ！

片方は確かに栗の子らしいが・・・もう片方のR&Bっぽく歌ってるのが智秋んぐか？
今と違いすぎ&上手すぎでびびった

>>158
アニソンリーグの上位陣喰っちまいそうな
強さだな、智秋ってこんなに強かったのかぁ
キャラソンいくつか聞いた事あったけど全然違う気がする

某ラジオ興行の歌合戦での

「キャンディキャンディ」
「My Heart Will Go On（タイタニックの主題歌）」
「暴れ太鼓（坂本冬美）」

3連発といいどれだけ幅があるんだこの人は

たかはしの弱点を上げるならアニメ興行での実績の乏しさだなぁ。『双恋』くらい？
ゲームに目を向ければ『マブラヴ』から『アイマス』まで手広くあるし、
遡れば恋愛SLGの王道『卒業』や『TLS』の末期作品で看板を務めた経験もあるけど……。
いわゆるVOWの頂点に立つアイドル的なキャラじゃないのがネックなのか？

ﾎﾟｰﾘｰがもう少しソロの曲を出せば、ANISONリーグに移籍してもトップ戦線に食い込めそうだな
もちろんVOWも継続参戦で

こないだまでやってた「おとぼく」を忘れないでください……
あと「ふぁいなるあぷろーち」とかか。
なんかゲーム→アニメ作品系で大人びたキャラ担当って感じだな。
主役張る声質じゃないんかねぇ？

ポーリーが実力をフルで発揮するのは
俺が普段聞かないようなジャンルな気がするなぁ

> 主役張る声質じゃないんかねぇ？
トゥルーラブストーリー3ではメインだったらしいけどやって無いからなぁ
どんなキャラだったんだろう

おとボクはAice5総出演だし
萌え声も作ってる感が強くてヒロイン向きではないな

>>165
TLS3は2までと比べてキャストも小粒だったし、当時あんまり話題にならなかったよ
その系譜を継ぐキミキスはやたらと豪華なんだけど

元々ﾎﾟｰﾘｰはクラブミュージック大好きな人だからなぁ
あとなぜか演歌もw
一度声優やアイドルという括りをとっぱらった、完全燃焼のﾎﾟｰﾘｰが見てみたい

>>166
話題にならなかったか、
自分ときメモばっかやってたから他のギャルゲーあんまししらないんだよねぁ
ときメモも２までだけど

>>158の曲が気に入ったんでmp3にして聞きまくってる

>>158の智秋がイチバン素に近いんじゃね？
智秋の声優としての力量が知りたいのなら、やはりまず「君が望む永遠」を見るべきですよ。

>>169
御察し下さい

少年サンデー連載の人気漫画「ハヤテのごとく！」がついにアニメ化！
ハヤテ役に白石涼子、
ナギ役に釘宮理恵、
マリア役に田中理恵、
ヒナギク役に伊藤静

うりょこプッシュついにｸﾙｰ!?(ﾟ∀ﾟ)

プッシュというか、うりょっちがくぎゅ、りえりえ、御前の三人からいじめられそうなメンツだなw
そこで可哀想キャラとして確立するとかw

ハヤテは作者の指名が通ってのキャスティングだからプッシュとは微妙に違うかも
くまい、皆川、竹内、しゅび辺りの少年声ラインに乗れるかどうか

牛、AI、魔王軍、プロシとみごとに別れてますね

うりょっちは美人だし声にも特徴あるんだが、いまいちマイナーな位置に甘んじていた
ハヤテをきっかけにスターへの階段を登ってほしいね
なんつーかECWで目立ち始めたテストを応援してる気分だ
まあテストは昔準メインクラスまで登ってたが

うりょっちに限らず青二の若手が伸び悩んでる印象なんだな
神田や野中もまだまだブレイクしたとは言い難いし
若手の充実度で言えばアーツ・アイムかね？

皆川純子を招いて練習中の若手軍。ブラパン戦を控えた鹿野優以の姿も見える。
鹿野の対戦相手である庄子裕衣が6人タッグフェスで負傷し、試合は長らく延期となっていたが、
そろそろ庄子の復帰も近いとあり、今日は板東愛を仮想庄子としての練習試合を行うことに。

【練習試合 10分一本勝負】
鹿野優以 vs 板東愛

体格に勝る板東は力比べで押し込んで、鹿野をロープへホイップ。カウンターのパワースラムで叩き付けた。
ダウンした鹿野へエルボードロップを落とすと、ロデオボーイ（キャメルクラッチ）で締め上げる。
バックハンドエルボーで反撃しながら身を揺する鹿野だが、板東は腰を落として離さない。
何とかロープへエスケープした鹿野。立ち上がったところへ板東が下腹部へのストマッククロー！
「うぇっ！」と悲鳴を上げる鹿野を力ずくでリフトアップしてマットへと叩き落す。

中盤までなかなかいいところがない鹿野。ロープへ走ってクロスボディを放つが板東はベアハッグで捕獲。
力任せに締め上げる板東の首筋にエルボーを連発して脱出した鹿野。
左右のパンチのコンビネーションで崩して、板東の腹へ飛龍一閃剣（ゴールデンレフト）
だが板東はグッと堪えてアイアンクロー！ 更に両手で掴んで、しぼりたて生！（合掌捻り）でマットへ放る。

グロッキーの鹿野へ、いたひがしじゃありません！(スリングブレイド)を狙ってダッシュする板東。
身を屈めてギリギリで避けた鹿野は振り向きながら竜吠大砲拳（踏み込み式ワンインチパンチ）
更に追い討ちの人生バックドロップで真っ逆さまに脳天をマットに突き立てた。
ようやくペースを掴んだ鹿野、下半身を狙った低空ドロップキックで倒して足4の字固めでギブアップを迫る。
身を引きずって板東がロープにエスケープしたところでタイムアップのゴングが鳴った。

△鹿野優以（10分 時間切れ引き分け）△板東愛

鹿野「うわ〜、ばんばん強くなってるよ！ 悔しい〜〜!!」
皆川「悔しい〜〜じゃないでしょ、まったく。優以ちゃんは攻めがチグハグなんだよ。
　　　それから板東さん、貴女は体格こそ勝っても動きが一本槍に過ぎるんじゃない？
　　　二人ともせっかく昌やんに稽古つけてもらってるんだから、もっと考えて試合をすること！」

鹿野「最近、小野坂さんもばんばんとばっかりスパーやって私を構ってくれないんですよ」
板東「べ、別にそんなことは……」
皆川「はいはい、言い訳はそこまで！」

野沢「おいおい、オメェちょっと厳し過ぎなんじゃねえのか？」

突如として現れたレジェンド・野沢雅子に一瞬にして空気が緊張する。

皆川「一体なんの御用ですか？」
野沢「まぁ、そう警戒おしでないよ。今日はいい話を持ってきたんだから。
　　　えーっと、鹿野優以さん。第2回ヤング黒うさ杯への出場選考に名前が挙がってる」
鹿野「私がですか!?」
野沢「ブラパン戦だったか、アレに集中したいなら無理は言わねぇがな」
鹿野「で、出ます出ます！ 是非ともエントリーさせてください」
野沢「先ほどの練習試合を見る限り、そっちの板東さんでもいいかと思ったが、
　　　今回は出場選手もある程度の知名度や実績を重んじる傾向にあるようでね。
　　　すもも興行でメインを張っている鹿野さんに白羽の矢が立ったってワケだ」
板東「そう……ですか」
野沢「ま、あんまり腐らないことだね。それと皆川さんにも話がある」
皆川「私もヤン黒に出場しろ、と？」

苦笑しながら首を横に振る野沢。
扉の方から誰かを招き入れながら答える。

野沢「まさか。ちょっとした客を連れて来ただけだよ」
神田「お邪魔します」
皆川「客って……朱ちゃん？」
野沢「皆川さんに相談があるそうだ。それじゃ私はこれで。
　　　鹿野さんには追って連絡が行くから、鍛錬を忘れんじゃねえぞ！」
鹿野「は、はい！」

皆川「で？ 王座戦を控えたチャンピオン様が何の用？」
神田「そう突っかかって来ないでよ。その王座戦のことで来たのよ」
皆川「斎藤千和が順調に仕上げて来てるのを見て、動揺してんでしょ？」
神田「いや、まぁ、その……」
皆川「このままで斎藤に勝てるのか、自分のファイトスタイルに疑問を感じ始めてる。
　　　負傷続きの膝も限界で、いつパンクするか分かったもんじゃない。
　　　一撃で相手を仕留める朴路美のエアカット・ターミネーターのような技が欲しい。
　　　精密で無駄の無い動き、優雅な試合運び、天才肌の堀江由衣に教わるのは難しい。
　　　さて、それじゃ誰に頼ればいい？ 金月真美？ 野田順子？ それとも……」
神田「お察しの通りよ。力だけで勝てる自信がないの」
皆川「……いいわ、リングに上がりなさい。簡単に教えてあげる」

【練習試合 15分一本勝負】
皆川純子 vs 神田朱未

ときメモ時代からの戦友である皆川と神田の久しぶりの一騎打ち。
パワーが信条の神田だが、今日はじっくりした腕の取り合いからスタート。
当然のようにこれは皆川が優勢に立ち、背後に回ってアームロックで固める。
力ずくで振りほどこうとする神田の背中をポンと叩いて皆川は自ら手を離した。

腕を振って調子を確かめると、神田はフィンガーロックの構え。
力比べで押し込むが、皆川は力を逃がして小手返しで倒す。
立ち上がった神田は焦れて掴みに行くも、雪広流合気柔術「雪中花」（合気投げ）で返されてしまった。

皆川「まったく、何も分かっちゃいないんだから」

上体を揺らしながらのデンプシーロールに軽やかなステップで近づくと、ジャブを一発。
棒立ちの神田に2発3発とジャブを重ねて、ボディブローから右のストレートで打ち抜いた。
だがタフネスが売り物の神田は倒れることなく、皆川の腕を掴んで閂スープレックス。
上体を起こした皆川へヤクザキック。もんどりうって吹っ飛んだ皆川はマットに這い蹲る。

皆川「やりゃあ出来るんだから、ウダウダ悩んでんじゃないっての！」

皆川はダウン状態から水面蹴りを見舞って神田を寝かせるとフェイスロックで締め上げる。
首筋に皆川を絡めたまま立ち上がった神田は、肩越しにフライングメイヤーで投げて、肩口へハンマーパンチ。
考え無しの力任せで攻める神田。だが先ほどまでと比べると調子は良さそうだ。
猛ダッシュからのラリアットは皆川がガードを固めるも、返す刀で左腕による延髄ラリアット。
背後に回ってときメモ式ジャーマンスープレックスはカウント2.5。

皆川「いたたた、や〜っと分かった？ 朱ちゃんの持ち味はパワー＆タフネスなんだから、
　　　ヘタな小技に頼るよりも、今までどおり真っ直ぐやればいいのよ」
神田「純ちゃん……」
皆川「そもそも難しいサブミッションやらが出来るタイプじゃないでしょうが」

低く組み付いて片足を掴まえると足払いからレッグロック。
うつ伏せで逃げる神田のバックマウントを取ると皆川は腕ひしぎ十字固め。
神田が腕力に物を言わせて腕を持ち上げるも、皆川はキーロックへと移行する。
苦しむ神田だが、皆川を片腕でリフトアップしてコーナーへ座らせておいてデッドリードライブ。

追い討ちのフットボールタックルで跳ね飛ばすと太ましいレッグドロップの急降下！
高々と右腕を掲げて神田は豪腕ラリアット。皆川がドライブB(ハイアングル・パワースラム)で返す。
神田がカウント1で返したところで、リングサイドの板東が時間切れのゴングを鳴らした。

△皆川純子（15分 時間切れ引き分け）△神田朱未

神田「あぁ、やっと私のペースになって来てたのにな〜！」
皆川「引き分けで防衛ってのもチャンピオンっぽいかも知れないけど……
　　　私もまだ全部を出し切ったワケじゃないから、まだまだだね」
神田「あの、純ちゃん、その、ありがとね」
皆川「ん、いいってこった！ 次は私にもベルト挑戦させてよね」
神田「オッケイ！」

王者・神田も書こうと思ったけど、あんまり広がりませんでした……引き分け2連発だし。
黒うさ杯は鹿野さんなら出場の権利も充分ですよね？ ばんちゃんはまだ微妙でしょうか。
庄子さんとの試合が長らくストップしてるのが気になるところ、いっそ黒うさ杯の一回戦でやります？

ついでに板東愛の新技など：
ロデオボーイ（キャメルクラッチ）
しぼりたて生！（合掌捻り）

>>177-181
乙です、乙。ラジオから細かくネタを拾っていておもしろかったw
板東はヤングとのラジオでキャラが立ってきましたね。
相沢もVステとかスパロボラジオでがんばっているようですが、ちょっとリードされた感がありますね。

黒うさ杯なんですが、むしろ板東や相沢あたりのための大会であってほしいと思うのですが。
ラムズや若手軍は出場者決定戦からやった方がいいんじゃないかと思います。

乙です
ブラパン戦どうしますかねぇ
なんか言いだしっぺの人が放置してるような気が・・・

投票結果
Voice Of Wrestling 2006　ベストバウトは？
・浅野真澄vs浅川悠(ハードコア王座戦) 6票 (25%)
・田中理恵vsたかはし智秋vs伊藤静(VOR、Ｃブロック勝ち抜け決定戦)1票 (4%)
・川澄綾子vs田村ゆかり(GHVヘビー級王座戦)二回目 7票 (29%)
・水樹奈々坂本真綾vsDX 6票 (25%)
・広橋・大原VSかかず・田中 1票 (4%)
・【GLBの第一試合Aice5提供試合】 1票 (4%)
・IC王座戦 神田朱未 vs 野川さくら 1票 (4%)
・田村ゆかりＶＳたかはし智秋(GHVヘビー級王座戦) 1票 (4%)
合計投票数：24票


以上の結果となりました。
最終日に駆け込み投票があった模様、最後は接戦となりましたが
川澄対田村戦がベストバウトとなりました。

今日のナナニー その１
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1168956021/

>>182
鹿野を出場させるために組んだ練習試合だったんですが、なんだか板東にも権利があるような気がしてました。
8人の出場枠で考えると、まだまだ本人もマイナーかと思ったんで、とりあえず外しちゃいましたが、
これに反発した板東の言で、若手軍の中で出場決定戦を行う流れになってもいいかも知れないですね。

>>183
ブラパン戦は自分が最初にネタ振りしたんですけど、皆川との特訓話を組んでくれた職人さんがいたんで、
あの方が本番の試合まで書くかも知れないなーと思って、軽く放置してたんですよ。
まー、途中に6人フェスがあったり、GLBの裏興行で鹿野が実況席に座ってたりと出番には事欠かなかったんだけど。
というわけでちょっとブラパンは自分が書き進めてみようかと思います。そういえば飯塚と鹿野の話もあったな……。

ベストバウト投票は、浅野vs浅川、川澄vs田村、水樹坂本vsDXの大接戦でしたねー。
しかしゆかりんは個人MVPでもあるし、これは順当なとこなんじゃないですかね？
複数の職人さんの手によるものでもいいけど、授賞式の様子も書いてくれると嬉しいです。

ベストバウトは三つ巴の接戦でしたね。どれが獲ってもおかしくない名試合だっただけに白熱してました。
川澄vs田村、水樹坂本vsDXの一騎打ちかと思いきや、浅野vs浅川の健闘ぶりに驚き。
自分はこの試合リアルタイムでは見てないんですが、MVP候補だからと読んでみたらこれまた素晴らしい試合で。
ハードコアは24時間挑戦OKなだけに、こうやって試合でベルトを争うと激しい戦いになりますね。

職人の皆さん改めて乙でした。これからもいい試合を楽しみにしています。

ベルトを賭ける試合ってのはそれだけで風格みたいなのが出るからな。
それに加えやはりゆかりんぺややは格が違うと言うところか。
これでMVP含め全カテゴリー確定だし>>186同様俺も授賞式見たい。誰をどの職人に、ってリクエストはタブーか？

>>186さん

…その特訓バンプとった者です。
言い訳といいますか、書いても仕方のないことなのですが、
事情によりネットといいますか、携帯すら使えない状況でした。
(ネカフェなんて便利なもの近くに有りません)

なんとか携帯が使えるようになったので、書き込めるようにはなったので、
ブラパン戦一応携帯で書き直し始めてみているのですが…
もう書かれますよね？

>>all
多くの職人さん方に、書きにくい状況を作ってしまい、申し訳ありません。

避難所の方に途中までのですがプロレス大賞やつを投下
各賞受賞者のコメントを入れて声スポ風にしたいのですが
ポーリーやゆかりんのコメントをどなたかお願い出来ないでしょうか?
皆さんが出してくれた各選手のコメントを追加してからこちらに投下しなおしたいと思います
ご協力お願いします

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8379/1168617270/8

http://hp.jpdo.com/cc05/167/img/90.jpg

世の中便利なものでトーナメント表作成ツールなんてあるんですね
とりあえず作ってみました。
参戦が確定した選手から追加していくつもりです（鹿野はまだ動きそうなんで乗せてません）
組み合わせについてですが三名決まったら空いている枠に入れて
残り四名は上から当てはめたいんですがどうでしょうか？

>>189
全然オッケーですよ！
まだ全く何も書いてないんで是非ともよろしくお願いします

>>192
すみません、ありがとうございます。
では例の試合トウカさせて頂きます。
ゴリゴリ書いて、コピペして、でなんとか、朝までに…
携帯なので、改行などお目汚しもあるかと思いますが、ご容赦下さい。

控室にて、野沢雅子共同ＧＭと鹿志村社長が対峙している。

野沢「で、やるのかやらないのかはっきりしねぇか？まさか今更、出し惜しみって気じゃないだろうね」
鹿志村「…いえ、そんなことは…」
野沢「…そうだ、対戦相手の鹿野さんは次期ヤング黒うさ杯参加候補の一人に挙がったよ。
選手を大事に大事に扱っても、他の選手に先に行かれてしまっちゃあ、指導者としてどうなのかな？」
鹿志村「む……」
野沢「どんな形でも観客から評価を受ければ何かしらの機会は与えられるんだけどね」

鹿志村、しばし逡巡するも野沢雅子の威圧感に押され、契約書にサイン。

野沢「OK。じゃあ黒うさ杯の前に、華々しくいってみようじゃないか！」

共同ＧＭ、満足気な顔で退室。鹿志村は下を向いて何やら考え込んでいる。

庄子「社長！やらせてくれるんですよね？！私はいつでも大丈夫です！」
鹿志村「…庄子、そしてお前達。ここではっきりさせておくぞ。私はこの試合に乗り気ではなかった！」
クローバー全員「…ええぇ〜〜！？？(何を今さら)」
鹿志村「以前、お前達で4wayの試合を組んだが、…まあおかしな連中に邪魔されたが…、
あれは我々の存在をアピールし、観客を虜にするいい策だったと思っている」
宮崎「じゃあなんで…」
鹿志村「考えてみたまえ！あれはラムズの穴から這い上がってきたお前達の様なアイドルだからこそ映えたのだ！…鹿野優以とやって、映えるのかね？」
井ノ上「…ああ」
( (‘ワ‘;)「社長、直球でひどいなあ」)
鹿志村「その上だ。リングを華やかにし、我々に注目を集めさせる為には試合の性質上…“負け”なければならん。
勝っても向こうに注目が集まる試合だ、こんな旨みの無い試合は組ませたくないのだ！…だが、状況が変わった。庄子！」
庄子「は、はい？！」
鹿志村「タッグフェスでは果たせなかったが、ヤング黒うさ杯はクローバーが若手選手トップだと知らしめるまたとないチャンスだ！
しかし、さすがの私でも全員を参加枠にはねじ込むことは出来ん。だから、鹿野優以の枠をこの試合で奪い取って来い！
出来るだけ注目を集めとった上で、だ！」
庄子「わ、分かりました…(また無茶な)」

谷山「Wellcome to the Saturday night VOW！ イヤッハー！」
矢野「皆さんこんばんは。…やけに元気ですね。ただまあ、その気持ちも分からないわけではないですが」
谷山「おいおい、どれだけ待ったと思ってるんだ！俺のシュトゥーデルは爆発寸前だぜ！」
矢野「伏字になる前に放置しておきましょう。さて、これから行われる試合は、
『Bra & Panties match　庄子裕衣　VS　鹿野優以』です！　庄子選手が要望しながら、タッグフェス問題、
そして鹿志村社長の意向などが噂される中、これまで実現しなかった試合がようやく行われます！」
谷山「鹿野は次期ヤング黒うさ杯の参加選手候補に挙げられたらしいぜ！まさに上り調子だ！
だが、アゲアゲで行きたいのはクローバーも同じだ！若手から一歩先に行くのは黙っちゃいないだろうさ！
俺のゆっこと、ゆっこのパピーがな！！」
矢野「結局それですか。…気を取り直していきましょう。本日はゲスト・インタビュアーに選手控室に向かってもらってます。
ではまず、鹿野選手の控室へ向かったアシタヘ班のお二人、いかがですか？」

場面転換、鹿野控室

皆川「皆さん元気してますか？皆川純子です！」
広橋「広橋涼でーす」
皆川「なんだかこれまで待たされたねえ…。でも、優以ちゃんが公衆の面前で脱ぐなんて感慨深いわぁ」
広橋「純やん、負けてる負けてる」
鹿野「あのー…お二人とも、何をしに…（*´　∀ `；）」

鹿野はいつもと異なるセパレートタイプの試合着。シンプルなデザイン。

広橋「はいはい、じゃあ調子はどうかな？
鹿野「ええはい、バッチリです！皆川さんには対策も基礎もきっちり教えられましたし、ヤン黒杯って目標もありますから！」
皆川「自身満々だね」
鹿野「勿論です！それに、ゆいの中のゆいになるには庄子に負けてられませんから！（*´　∀ `）」
広橋「まだ言ってるのそれ；」
皆川「…えー、放送席放送席？とりあえず元気は有り余ってるようですよ」

場面転換、再度放送席に

谷山「優以はもっと気の利いた、男心を揺さぶる衣装を選ぶべきだな」
矢野「もっと別の感想を持ってくださいよ。では今度はクローバー控室へ向かった昌鹿野の“昌”、小野坂さーん？
……小野坂さん？」
(音声のみで)小野坂「…なんでやん！開かんやん！」
矢野「どうなされました？」
小野坂「関係者以外立ち入り禁止って、なんやこんな時に景気悪いなあ！」
谷山「これも焦らし戦法か！くぅ！憎いぜ俺のゆっこ！」
矢野「あなたのじゃありませんって。インタビューは聞けませんでしたが、試合は間もなくです。チャンネルはそのままで！」
〜CM〜

連投かかると思うんで支援

CM明け、入場待ちの鹿野、それに付いている小野坂。
小野坂「おうオマエ、向こうは景気悪いからな、オマエが気前良く脱いで景気良くしてこんかい！」
鹿野「ちょ、小野坂さん私の負け前提ですか；　大体こないだ、若手同士はクリーンな試合させろとか…」
小野坂「それはそれ、これはこれ。オマエは別や」
鹿野「なんですかそれ！…もう！心配しないでもちゃんとお客さんに喜んでもらえるようにしますよ！」
(小野坂「どうだかなあ…」)

少し離れて皆川と広橋、
広橋「あれ、國府田さんは試合見ていかないの？」
皆川「応援したいとは言ってくれたけど、やっぱりこういう試合は苦手なんだって」

『切情！ 佰火繚乱』を背に鹿野入場。「頼むぞ鹿野！」となぜかクローバーのサインボードを掲げるファンから声が飛ぶ。

鹿野「なんだよもう！ちょっとは私のも期待してよ！（*´　∀ `；）」

リングはいつもと異なる、ピンクを基調とした華やかな装飾がされている。
鹿野がリングに上がると、照明暗転。
場内にクローバーの新曲『Miracle Episode�T』が鳴り響き、庄子入場。ガウンを羽織っており、衣装は見えない。セコンドは宮崎一人。

鹿野「待たせてくれたじゃない。さあ早く、私に脱がされる衣装を見せなさい！」
庄子がガウンを脱ぎ捨てると…上下にデニムを着込んだ姿が露になる。観客、大ブーイング。

鹿野「何よそれ！卑怯じゃない！」
庄子「衣装制限なんて要綱には無かったわよ。見逃したあなたのミスね」
鹿野「…あったまきた！私の方がすごいってはっきりさせてやるんだから！」

【Bra & Panties match】　庄子裕衣　VS　鹿野優以

庄子がセコンドの宮崎と視線を合わせた隙に飛び掛かる鹿野、二人が揉みくちゃになったところでゴング。
あっという間にキャットファイトの様相を見せる。
不意を突いた鹿野が体勢をコントロール。必死にもがく庄子だが、程なく上着に手が掛かり…
なんと、デニム生地を引き裂いて強引に脱衣させてみせた！
どよめきと、煽る口笛と、

谷山「いいぞ！もう少しだ！行け！！カモン、パピー、カモン！！」

解説になってない解説が湧き上がる。
鹿野はそのままトップスに手を掛けるが…

鹿野「…え？」

何故か一瞬躊躇する。庄子はその隙に鹿野を跳ね除け、膝を叩き込む。さらに、くの字になったところに肘を連続で落とす。
膝を付いた鹿野、庄子はその隙を逃さず背後から近づき…鹿野のトップスを剥ぎ取った！
おおぉ、と割れんばかりの…とは言えないが、声援が起こる。

谷山「優以の下着はおとなしいな。Bはまあ、あるのかもしれんが」
矢野「谷山さん、なんでそんな素なんですか！？ほらちょっと、ブr…」

携帯からはきつそうだなあ。
ぶっちゃけゆっくりでもいいですよ、と。言いつつ支援。

庄子が鹿野を余裕の表情で見下ろす。
そして、何を思ったか自分のトップスに手を掛け、肩口の辺りを少し露出させてみせる。当然、観客からは歓喜のどよめき。
だが、肩口には青痣のようなものが見える。

庄子「これを見て、こんな痣を人前に晒させちゃうのを躊躇ったのよね…？優しいじゃない、あなた。…でもね」
鹿野「…？」
庄子「これは、フ・ェ・イ・ク」

庄子が青痣を一撫ですると、塗料が手に付く。セコンドの宮崎と共に、手を叩いて笑う。
これを観るとさすがに、ある意味庄子寄りだった声援が一転し、ブーイングに変わる。

庄子「悪いけど負けてられないのよね…。あなたにばかり注目を集めさせるのは癪だけど、すぐ終わらせてあげるわ！」

掴み掛かる庄子！
…しかし、気付いた時には庄子は仰向けになっていた。視界には仁王立ちの鹿野の姿。その手には穿いていた筈のボトム。
庄子はいつの間にか上下通常の試合着となっていた。一瞬のうちに、投げ飛ばされ、脱がされたというのか！

広橋「…今の、雪広流柔術？」
皆川「へー、よく盗んでみせたもんだね」

鹿野は追撃することなく腕を振るわせている。
鹿野「…がっかりした。私、同じ“ゆい”ってだからってだけじゃなくて、あなたのこと同世代の手強いライバルだと思ってた！
なのに、なんでそんな騙し討ちみたいなことするのよ！」
庄子「…いい子ぶってんじゃないわよ！あなただって若手トップを、上を目指して黒うさ杯に出ようとしてるんじゃない！」
鹿野「そうだよ！私だって上を目指したいよ！それでもまだまだだから、試合に出して貰える限りは全力でぶつかりに行くんじゃない！
あなたはどうしたかったの？ブラパン戦で、実力で、圧倒する姿を見せたかったんじゃなかったの？！」

うつむいて、考え込む庄子。
宮崎「ゆっこ、しっかりして！」
リング下の宮崎からも声が掛かる。その声に応じて宮崎に向き直り、一声掛ける。
庄子「羽衣…ゴメン、真面目にやるわ」

当惑する宮崎をよそに、庄子が大きく手を掲げ、手四つを要求。鹿野も笑みを浮かべ、それに応じる。
力に勝る庄子が押す展開となるが、鹿野が素早く切り返してヘッドロック。色んな意味で、きつく締め上げる。

庄子「…あんたのまな板じゃ、締め上げても注目されないみたいよ？」
鹿野「！…言ってくれるじゃない！」

鹿野はロックを解き、庄子をロープへ。返ってきたところに合わせ、昇龍裂天衝（アッパーブロウ ）！
さらに庄子をコーナーへ押し込み、もはや捨て身のBカップスプラッシュ（コーナースプラッシュ ）！

大技連被弾にややグロッギーの庄子だが、鹿野はまだ上下とも剥ぎに行かない。

広橋「…決着方法、本当に解ってるのかなあ」
皆川「解ってるだろうねえ」
小野坂「解っててやってるんやろなあ」
広橋「小野坂さん？」
小野坂「あいつなりに考えてやっとるんやな」

鹿野は庄子の動きを完全に止めんと、カノドリラー（ファイヤーサンダー ）の体勢へ。
しかし庄子はすり抜けて、アトミックドロップ！そのまま強引にサーフボードストレッチ、さらにはロメロスペシャルの体勢に移行！
観客からは、ブラパン戦として以外の熱気も生まれつつある。

庄子「…これで、少しは大きく見えるんじゃない？」
鹿野「…ふ、ふざけんなー！」

鹿野が力任せに振りほどき、落下する。痛みを堪えて距離をとるが、庄子は走りこんでのラリアットで追撃。
しかし鹿野は、そこへ合わせて、直伝のアシタへストライク（スクリューハイキック ）！！
相打ちで両者ダウン。起こる拍手と声援が、次第に普通の試合のものへと変わっていく。

鹿志村「何をやっているのだ庄子は！早く片を付けてしまわんか！」
井ノ上「…大丈夫ですよ、社長。ゆっこは、必ず勝ちますから」

先に起き上がったのは庄子。鹿野を引きずり起こして膝を一発叩き込むと、パワーボムの体勢へ。

矢野「これはまずいです！庄子選手のフィニッシュ、gift（高角度パワーボム ）ですよ！」
谷山「おいおい、このまま終わっちゃあ、ゆっこのパピーが拝めないじゃないか！」

矢野「あんたは…」

高々と抱え上げられた鹿野、ウラカン・ラナで切り返しにいこうとするも、なんと庄子は抱え上げたまま旋回し、それを阻止！
そのまま旋回式のgiftで鹿野を沈める！
…静まり返る場内。そして歓声とどよめきが一気に広がる！
だが、その歓声に獣性が含まれていることに、庄子はまだ気付いていない。

宮崎「…ゆっこ…上…」
庄子「？…………ぃいやあぁぁぁぁぁ？？！！！」

庄子のトップスはダウンしている鹿野の手の中に。切り返しの最中の揉みあいで掴まれていたのだ。

手に汗握りながらリアルタイム観戦支援

谷山「…パ、パ」
矢野「パピィィィィィィ！！」
谷山「ちょ、ま」
我先にとリングサイドへ走らんとする実況者二人。実況音声が途切れる、前代未聞の珍事。だが、
小野坂「やめんかボケ！」
何時の間にか観客席をすり抜けやってきた小野坂昌也がこれを制裁。実況席に引きずり戻す。
この間に、鹿野はなんとか起き上がる。観客からは双方へ「ゆい」コール。

Aice5控室
堀江「？なんだろ、呼ばれた気がしたような…」
浅野「気のせいでしょ」

リング上
(鹿野「さすがにきついや…もう…出し惜しみなんてしてられないな…」)
鹿野「これで対等…あと一枚…決め時ね、奥義、見せてあげる！」
庄子「やあぁぁ…って、な、何？」
鹿野「いくよ！奥義・黒龍モーニングデストロイヤー！」

腕を大きく振りかぶり、走りこむ鹿野。混乱していた庄子も咄嗟に身構える。

(庄子「こんなテレホンパンチ、避け、て、え、軌道、が」)
大きく弧を描くロシアンフックが庄子を薙ぎ払う！
直進に対して避けようとした庄子だったが、想定外の軌道に対し全く防御出来ず、派手にマットに転がってしまう。

宮崎「ゆっこ！起きて！」
宮崎の叫びも通じず、ダウンする庄子。それでも試合はまだ終わっていない。

鹿野が庄子を起こし…ボトムに手を掛け…首をかっ切るポーズ！そしてなんとパイルドライバー！
庄子をマットへ文字通り沈め、最後の一枚に手を掛ける。が、そこで突然ゴングが鳴った！

○庄子裕衣　(13分34秒)　鹿野優以●

鹿野「へ、ちょっと、なんで？？（*´　∀ `；）」
小野坂「まあオマエにしちゃよくやったと思うわ。でもな、そろそろ気付け」
鹿野「…？？？って脱げてるし？！」
小野坂「自分で同じことやり返されてどないすんねん！まったく詰めが甘いわ！」
パイルドライバーの際に同に回した庄子の手が鹿野のボトムを引きずり下ろしていたのだ。
だが、敗者となった鹿野に暖かい拍手が送られる。

鹿野「ちょっと！みんな！なんで、こう、もっと、煽るような口笛とかしないかな！」
小野坂「ええ加減にせえ！帰るぞ！」
小野坂が鹿野にジャケットを被せ、引き上げさせようとする。

鹿野「…はい（*´　∀ `；）…あ、ちょっと待ってくれませんか？」
小野坂「なんや」
鹿野「その…そこのクローバーの二人も待って！」

庄子を抱えて引き上げようとする宮崎の足が止まる。

鹿野「観客のみんなも聞いて！…大山ＧＭ！野沢さん！私の話を聞いて下さい！」
唐突な要求に場内どよめく中…「やあぼくＧＭ」と突然ＧＭが現れる。

大山「頑張ったじゃないか鹿野くん。男性側の望むものにどこまで応えられたかは分からないけど…
でもなんだい？ご褒美が欲しいかい？君は既に黒うさ杯参加候補に入ったはずだけど…確定させろとでも？」
鹿野「その、ヤング黒うさ杯のことでお願いがあります！…庄子裕衣、どう思います？」
大山「？？」
鹿野「彼女だけじゃなくて、そこにいる宮崎羽衣も、私と直前のスパーをしたばんばんも！若手にいい選手は沢山居るんです！
それでも、人気も実績も頭ひとつ抜けてる人はやっぱりいます。私なんかよりも、ずっと。
そういう人の参加が決まるのは当然です。それでも、私は敵味方関係なく色んな選手としのぎあいたい！皆に私達を見てもらいたい！
今日庄子とやって、そう思ったんです！
なんなら、私の枠があるなら、そこで3wayでも4wayでも、ランブル戦をやってもいいです！」
小野坂「おい、お前」
宮崎「鹿野、さん…」
大山「…ふふふ…本気かな…？」
鹿野「本気、です」
大山「実のところ、君はまだ確定ではないし、君より上位の候補も多いんだ。それでも、選考に悩んでるのも確かだしね。
…考えておこう。まずは、共同ＧＭと話し合わなきゃね」

ありがとうございます、と深々と頭を下げる鹿野。ＧＭは帰り際に小声で小野坂に話しかける。
(大山「ちゃんと育ってるじゃない。もしかしたら、反体制に回るのかと思ってたけど」)
(小野坂「…何が言いたいんですかね」)
(大山「褒めてるんだよ？ちゃんと成長を見守ってやりなないな」)
(小野坂「…狸」)

小野坂に肩を借りて花道を引き上げる鹿野。本隊・若手軍・広橋らに出迎えられたところで、放送終了。

携帯しんどすぎます、長すぎるせいですが…12,3レスですか？うわ…
まとめサイトで調べもの→メール本文枠に下書き→確認・修正→スレをリロード
→書き込み→書き込み確認→繰り返し…
辛すぎです。

>>198>>201>>206
助かりました。長々書いてすみません。

ヤン黒杯における鹿野の扱いはこうしてみました。勿論確定したことは何もないので、書き手さん方で好きなように持っていって下さい。

クローバーや鹿野達を使おうとして使いあぐねてた皆さん、
申し訳ありませんでした。結局前々スレから？の放置です、何も言えません。
暫くは携帯ROM専になります。PCを戻せたら、また名無しで何か書くかもしれません。

ご迷惑をおかけしました
m(__)m

(言い訳をコテにしようかな…)

>>210
ブラパン戦乙でした！！
いやぁ、若手のプライドと誇りを見た感じです。
あの娘には負けたくないっていうのがある反面、
同世代(に限らないけど)ライバルの成長を自分の事のように
自信を持って推すところとか。
こういった各々の想いがヤン黒杯でぶつかり合う姿が見られればいいですな。


さてと、こちらも野川川澄戦投下します。

下げ損ねたorz
>>113-119の続き

野川が振り向いたそこには瞳の中に怒りを携えた川澄。
場外で倒れていた４人の中でいち早く立ち上がり、リング内を一瞥。
シャイニングウィザードを受けた頬を撫でながら少しづつリングへ近づく。
途中大の字で倒れる池澤、小清水、田中をも蹴飛ばし道を開け少しずつ。
無言でリングに歩いてくる川澄。じっと目を向ける野川。

川澄　「・・・試合、してあげる。」
野川　「当然。そういう約束だったからね。」

そう口にする間にも、自分の唇が乾いていくのを野川は感じていた。
川澄がリングインして野川の足元にいる能登を抱きかかえる。

川澄　「折笠さん、麻美のことあちらのベットに連れて行ってくださる？」
折笠　「！え、えぇ。」
川澄　「麻美、待っててね。」
野川　（なんだろうこの感じ・・・）
川澄　「王座挑戦権逃しちゃったけれど、まぁいいわ。
　　　　また改めて、とさせてもらうわ。そんなことより・・・」

川澄　「私の目の前で麻美を痛めつけた代償は・・・分かってるわね？」
野川　「そ！そんなのは、、、ルールだもん！！タッグでしょ！？」
川澄　「・・・・・」
野川　「な、何か言いなさいよ。」
川澄　「いいわ。私はいつでも。」
野川　「！・・・試合開始は私次第ってことね。いいわ、待ってたんだから。」

川澄は構えない。野川臨戦態勢。

野川　「私のこと、なめないでちょうだい！！」

野川が川澄に突進した所でゴング。

【キミキス七番勝負　第５試合　時間無制限１本勝負】
野川さくら　ｖｓ　川澄綾子

胸元に頭からぶつかって押し込もうとする野川、川澄はその野川の頭を右手一本で掴んで抑える。
そのまま力任せに投げ捨てる。
もう一度体当りしていく野川、しかしこれも突き倒す。


田中　「あ〜ぁ。能登さんを痛めつけたのはまずかったわねぇ。
　　　　魔王様、野川殺すモード入っちゃってるわよ。」
池澤　「殺すモード？」

場外で倒れていた田中と池澤が試合開始のゴングで顔を上げる。

田中　「能登麻美子が絡むと、魔王様プッツンしちゃうから。ジャンクじゃすまないわよ、あの娘。」
池澤　「ちょ、冗談じゃないわ。さくらちゃんだって決して、」
田中　「弱くはないでしょうね。でもあのモードの魔王に勝つのは・・・まぁ無理でしょうね。」
池澤　「・・・確かに、とんでもない威圧感ね。」
田中　「さすがは池澤さん。このビリビリする空気が分かるのね。」
池澤　「そうね。鳥肌立つわ。本当に怒った緒方司令やかつての國府田さんらみたい。
　　　　川澄綾子、これほどとは。」
田中　「参ったわ。私もいつかはと思ってたけど、あの力を目の当たりにしたら。」
池澤　「・・・戦ってみたくなるわね。」
田中　「冗談？本気？恐いとか思いません？」
池澤　「私はあ〜いった上の世代をいっぱい見てきた。楽しみになっちゃうのよ。」
田中　「・・・」

池澤　「しかも自分より後のデビューの子がね。アレだけの物持ってるとなれば。」
田中　「ずいぶん饒舌ですね。ディスクジュテーム以来ですか。こうやって話すのは。」
池澤　「ディスクジュテーム、ね。きょーちゃんとやってた。」
田中　「その氷上恭子さんから王座を奪ったうちの魔王。・・・久しぶりの男固め組からの挑戦は誰かしら。」
池澤　「誰が出ても、意地は見せるわよ。・・・おっと！」

リングサイドで田中と池澤が話す間、リング内では野川が一方的に川澄を攻める展開。
川澄は全く動じてはいなかったが、野川が『星の降る丘（延髄ニードロップ ）』を当て、
ロープに昇ってからさらにフライングボディーアタック。
さすがにコレを受けた川澄は仰向けダウン。
野川がのしかかったままだが、カウントをとられる前に突き飛ばす。

池澤　「さくらちゃん。攻める手を休めちゃダメよ、絶対ダメージは残ってるんだから。」
野川　「分かってます！！」

野川は川澄の肩口に袈裟切りチョップをひたすら打ち込む。
川澄は防戦一方。

田中　「どこまで分かってるのかしらね。」
池澤　「・・・・」
田中　「この魔王様の威圧感、感じ取れてないのなら、先は見えてるわよ。」
池澤　「感じてないハズはないわ。でもそれに『気付いちゃ』いけないの。」
田中　「セコンドというより、タッグパートナーの目、ね。」
池澤　「現状、相手の方が格上ってわかっても、試合の最中にそれを思ったら負けるわ。
　　　　特に、外で見てる私たちがこれほどの鳥肌が立つ川澄さんの出で立ち、
　　　　少しでも『効いていない』なんて思ってしまったら・・・」

田中　「為になるぅ。そうやってタッグ王者やってたのね。」
池澤　（ゾッとするわ。シングル王者の地位の経験はここまでこの娘を成長させたの！？）
池澤　「ふふふふふふ。」
田中　「！！何！？」
池澤　「へ〜ぇ（独り言）」
田中　（何なの？）


突然一人で含み笑いを始めた池澤を横目に田中はリング内に目を戻す。
そこに合わせたかのように攻撃を受け続ける川澄が口を開く。


川澄　「そういえば野川さん、貴方はGLBの時、私と麻美の神聖な抱擁を見てなかったのよね。」
野川　（ど、どうして？こんなに攻撃してるのに・・・）
川澄　「私がどれだけ麻美を愛してるか、知ってる？」

野川の体がゾクッと震える。同時に攻撃が止まってしまう。
そこへ川澄が耳元で囁く。

川澄　「愛の力ってすごいのよ。」

自分の足に震えが来るのを野川は感じ取った。

いや、本当は気付いていたのかもかもしれない。

攻撃を続けてる時、
ロープに乗った時、
フォールをしかかって弾き飛ばされて立ち上がる時、
リング外の池澤の言葉を聞いていた時、

試合前は少しずつだった足の震えがどんどん大きくなって来ていたのを。


川澄　「攻撃、しないの？」

野川は何か言い返そうとするが唇が乾いてくっついてしまっていることに気付く。

川澄　「それじゃ今度は私の番ね」

右腕を構えた川澄。野川も体勢を整えようとする、が足の震えが止まらない。

野川　（止まって！何か分からないけれど、コレは受けちゃいけないって私の感が！）

大きく振りかぶった川澄の右拳。

野川　（ダメ！ガードじゃ、避けなきゃ！！）

池澤　「避けて！何かそれは受けちゃいけないもの！！」

野川　（分かってるの！でも！でも！）

池澤　「転んででもいいから！！それはかわして！！！」

そう言った途端、川澄の右拳が野川のこめかみを捉える。野川の意識が一気に飛ぶ。
後頭部から倒れる前に池澤がリングに入り野川を受け止める。
それを見て折笠が田中にゴングを鳴らさせて、試合をストップした。

【キミキス七番勝負　第５試合　時間無制限１本勝負】
野川さくら●　(８分０７秒　Purenissimo（弓引きナックルアロー）→レフェリーストップ)　○川澄綾子

川澄　「麻美が心配だわ。池澤さん、ソレ、持っていってちょうだい。」
池澤　「持っていってって・・・」
川澄　「王座の挑戦権はまた今度にするわ。今の私は王座より麻美の方が大切。」
折笠　「命拾いしたって所ね。今日は引いた方がいいわよ〜」
池澤　「・・・そうね。こっちもとりあえず、さくらちゃんの介抱が先だわ。」
田中　「ここで寝てる娘も忘れないでね。」

田中の足元に寝ている小清水。

池澤　（コレだけの威圧感の中、ぐっすり寝てるこの娘も、ある意味大物かも。）
池澤　「いい経験させてもらったわ。さくらちゃんも、私もね。」

気絶している野川、爆睡の小清水を背負って池澤は魔王軍の練習場を去る。
VOWジム内を２人背負って歩く池澤、そこに携帯電話が鳴る。

池澤　「ちょっと〜、こんな状態じゃ電話取れないじゃない。はいはいちょっと待って〜」

壁に野川をそっと置き、小清水を放り投げた池澤。

池澤　「緒方司令、ですか。・・・もしもし。えぇ、えぇ。VOWプロレス大賞授賞式の日程、
　　　　はぁ、それと挑戦者の選考を？あ、はい、はい。いい加減決めますと。
　　　　はい。あ、あの、その方法なんですが、１つお願いしたいんですけれど・・・・」

〜番組終了〜

という訳で魔王軍３戦終了。
作ってはあったし
PC規制が解かれたのは知っていたけれど
投下の機会がなかったんでこのタイミングに。

GLBで出た魔王の弓引きナックルにかってに技名つけちゃいました。
あの試合のインパクトがあまりに良く残ってたんで・・・。
能登絡みで出る禁断技チックに加工化しちゃいましたが
もちろん通常使用もぜんぜん問題無しなので宜しくです。

寝てたら鹿野庄子終わって次の試合が始まってたｗ
一応支援

支援遅れｗ
orz

>>218
乙です！川田先生カコいい！のだめもいいけど、川澄はこういうはまってるなあ。
７番戦終盤も、池澤らベテラン陣のタイトル戦線の絡み方も気になるところ。

>>210
鹿野が使いにくかったというのは正直(ry
まあ乙。
参加枠争奪か、悩むな

参加枠争奪でのもう一波乱も面白そうではあるけれど
たしかに枠に対して争う面子が多すぎるのかもしれないなぁ。

おおざっぱに４人くらいは固めて
(チームのばらけとかこれは入れなきゃいかんだろう的なのを踏まえて)
あと半分を争うとかはどうだろう。
それでも悩む所だけれど。

>>210
乙です
携帯からこれはきつかたろうなぁ
正直自分には無理です、試合の方も面白かったです
次回も楽しみにしてます


>>218
部屋さんも乙です
これから仕事なんでまだ呼んでないんですが
後で楽しませていただきます

名前忘れた、上の自分です

>>79-84のを改めてみると
小林ゆう、茅原実里は志村と共に確定で良さそうな感じする。

>>81から
OUTきまどん
IN鹿野優以
かと思いきや、板東・L/R内クローバー勢・・・あぁ。ムズイ罠。

ラムズ枠、青二枠みたいにジムごとに枠を作ればいいいんや！
候補が多いジムごとに枠を振り分ければいいんや！

このスレを見てから寝たら
「後楽園ホールで本当に声優プロレスが開催されることになり、その前日にスレ住人が集合。
各人が声優への熱き思いをぶつけ合う素敵オフが開催される」という夢を見ました。
ちなみに興行の第二部には何故か木村まどかのソロコンサートが……。

>>210
携帯での大作乙です！
若い世代のライバル闘争も熱くていいですよね。ヤン黒も楽しみ。
PC復活したらまた投下を待ってますよ。

>>218
こちらも乙！ 魔王様、更にカリスマ性が出てきたなぁ。
弓引きナックルは、あまりに破壊力がデカ過ぎるんで扱いが難しいかも？

>>225
＞小林ゆう、茅原実里、志村由美、小清水亜美

この辺は確定ですかね？ さとりなも入れていいかも。
後は本隊・若手軍から2人、L/Rから2人かな。

うほっ、色々進んでて読み応えたっぷり(*´∀｀*)
あ、まとめさん、>>190の避難所に平野、坂本、DXのコメント書いておきました。
あんな感じで良かったですか？

>>210
携帯からブラパン戦乙です！
俺が以前ノリで出したブラパン戦がちゃんとした試合に……お見事です。
黒うさ杯にも繋がってるし、若手の盛り上がりが楽しみですね。

>>218
部屋さん乙です！　やはり魔王様の愛の力はすごいですねw
しかし格上と戦った経験は野川の力になるでしょう。
池澤も萌えてるいや燃えてるみたいだし、７番勝負以降も芽が離せませんな。


……さて、俺もそろそろ堀江vs伊藤戦書かなきゃ(;´д`)

ＷＷＥスーパースターズに声優を付けよう
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/voice/1169365107/

>>227
確認しました、ご協力感謝

部屋さんもありがとうございます

避難所のコメント面白かった
アメプロ氏、名無しの部屋氏乙でした
ますます今後が楽しみになったよ

http://www.twofive.co.jp/maita/diary/nicky.html

門脇が改名？

150あたりの名前ネタに乗り遅れたのが悔しいので一つ。
野田順子・皆川純子の両「じゅんこ」タッグ。

名付けてＷＪ。


…言ってみたかっただけなんだけど、なんか二人とも本隊で実現できなくもなさそうだし、
普通に強そうなのがなあ…

中原と門脇も組めますね
こんだけ組めるとなんかできそうだな

http://www.youtube.com/watch?v=bEjFyRk9Cl0
http://www.youtube.com/watch?v=6529oc3oG_g

age

どれ？
http://guri.kill.jp/up3/photo/up339.jpg

こうしている今も御前が真綾にシゴかれてるんだろうなあと思うとつい笑ってしまう
そろそろVOW中毒が末期になってきたw

久々に平野ネタを投下したいんだけど大丈夫かな
最近彼女のネタの投下が無かったのでちょっと動かしてみたんだけど

ぜひ投下してもらいたいなと
平野を動かしてた若手さんが最近来てないし、かといって動かさないのは惜しい選手だしね
他の職人さん達もきっとバンプとってくれるよ

じゃあ、お言葉に甘えて…

暗いロッカールーム
控え室で一人、ビデオを見る人影
それは平野綾の姿だった……
平野「………」
その表情は明るくない
突然の急病で短期離脱をしてしまって以降、出番も減り試合すら中々組まれない状況
信頼できる仲間たちとの練習にも身が入らず、長く続くスランプに陥っていた…
平野（鹿野に、庄子……駄目だ、私だけ置いていかれている…）
頭を抱える平野
焦りは次第に彼女から持ち味だった元気を奪いトンネルを抜けるきっかけすら与えない…
平野（一体……どうすれば……）
彼女の悩みが頂点にまで達しようとしたその時……！

ガチャっ
鉄製のドアが開く無機質な音
廊下からの眩しい光が差して来る、そのドアの前にいたのは…
？「やぁやぁ、久しぶりだね」
平野「あ、あんたは……」

ドアの前に立っていたのはなんとのぶ代GMだった
驚きを隠せない彼女にGMはにこやかに話しかける
大山「おや、この私に向かってその口の効きかたはないだろう？」
平野「でも……なんで今更私なんかに……」
そう呟き、膝を抱える平野
平野「私は……もう……」
再び卑屈になる平野を見て肩をすくめるGM
見かねた彼女はお腹のポケットの中からあるものを取り出した
それは怪傑ゾロやポワトリンがつけていたようなマスク
だけど何故突然……

平野「………それは？」
大山「ふふふ、これは一つ良い機会だと思ってね」
大山「今日から君にマスクマンになってもらおうと思ってね」
平野「………！？」
あまりに突然の宣言に驚きを隠せない平野
しかしすぐに怒りはこみ上げてきて声を荒げてのぶ代GMを怒鳴りつける
平野「ば、馬鹿にしてるの！？」
平野「なんでそんな趣味の悪いマスクをつけなきゃいけないのよ！」
大山「趣味が悪い？そうかなあ、かっこいいと思うけどなあ」
平野「か、かっこいいわけがないじゃない！」
平野「それに私にはSOS団がある」
大山「ああ、勿論SOS団の平野綾としての活動は平行して続けてもいいから」
平野「そういう問題じゃない！」
額に青筋を立て怒りをあらわにする平野
GMはそんな平野を見てニヤニヤするばかり
大山「まあ、そんな怒らないで」
平野「……あんた喧嘩売ってるでしょ」
大山「馬鹿いわないで、むしろナイスでイカす提案だと思うけどね」
平野「話にならないわ……」
頭痛からか、頭を抱えロッカールームを去っていく平野
するとGMは手に持ったマスクをひらひらさせて平野に告げる

大山「もし……」
大山「もしもさ、君がそのマスクをつけて試合に挑む勇気があるのだとしたら」
平野「………？」
大山「構わないよ、君にチャンスをあげても」
平野「！？」
大山「当然君の努力次第ではあるけれど、ね」
平野「………」
思いがけない彼女の発言
しかしその目はさっきと打って変わって真剣だ
暫く続く重い沈黙
それを破ったのは平野だった

平野「………本当ね」
大山「ああ、GM嘘つかない」
笑顔で答えるGM
その言葉に二言はないようだ
立ち尽くし唇を噛む平野
そして決意を固めのぶ代GMに近づき……

平野「……いいわよ」
平野「やってやろうじゃない！」
平野「マスクマンだかマシュマロだかなんだか知らないけどやってやるわよ！」
平野「見てなさい、目にもの見せてやるんだから！」
のぶ代「ふふ、そうこなくっちゃ」
GMの手の中のマスクを分捕る平野
そんな平野の様子を見てGMは唇に笑みを浮かべる
のぶ代「じゃあ決まりだね」
平野「その代わり……」
平野「ちゃんと結果を出したらこんなヘンテコなマスク、二度と着けてやらないんだから」
のぶ代「それは終わってみてのお楽しみさ」
平野「ふん、これは契約なんだからね」
そう吐き捨て、ソファーに座りスポーツドリンクを飲む平野
しかし不機嫌そうながらもその表情には活気が戻っている
のぶ代はそれを見て一つ溜息をつくとポンと手を叩き、嬉しそうに呟く
のぶ代「やっとこれで適任者が見つかった」

のぶ代「………『天誅戦士ウマ仮面』の」

その名前に思わずスポーツドリンクを噴出す平野
そしてすぐさま彼女につっかかる
平野「な、何よ！その滅茶苦茶な名前！」
のぶ代「滅茶苦茶なもんか！寝ずに考えたんだぞ！」
平野「馬鹿じゃないの！そんなの考える暇があったらGMらしくソロバンでも弾いてなさい！」
のぶ代「む、言ったねー！まずはその言葉遣いから叩きなおしてやる！」
平野「おー、やってみなさいよ！」

ついさっきとは一転、ガヤガヤ騒がしくなるロッカールーム
二人の口げんかが延々と続く中、謎の人影がロッカールームの脇で様子を見守る
？「彼女を巧く丸め込むとは…」
？「さすが敏腕ゼネラルマネージャーといったところね」
そう呟き、謎の人影は一人笑みを浮かべ廊下を引き返す
？「ここまでは、計画通り……」
？「ふふふ……ふ、ふふふふふ……」
怪しい笑みを浮かべ闇に消えていく影
団体初のマスクマン。その登場に風雲急を告げるVOW
その裏に隠された真実とは………
それぞれの思惑を乗せ、うら若き乙女達の戦いは更に加速していく………！



のぶ代「で、これが衣装なんだけど」
平野「いやあああああああああああああ！！！！！」
………加速していく！

というわけで現在放送中のネタに合わせて
しかしこのネタをどうやってバンプをとろうか……
色々考えて見ます、ええ

天誅戦士ウマ仮面ってあれか、すもももももも興行の「脱げば脱ぐほど強くなる」変態さんかw
あの衣装で試合させられるあーやはキツいなw

それｗｗｗ
まあ、あそこまで過激にしなくてもいいかなとは思うけどｗ

トレーニングルームにて

牛軍団の小林と白石が練習中、出来たばかりかつ何の実績もない牛軍団には
他にユニットのように専用のジムはまだ無い
そこで練習は毎回どの選手でも自由に使える、共同のトレーニングルームを使用している

入念に準備運動をした後リングにて受身の練習をしていると山本が登場
なにやら表情が険しい

山本「はい、集合!!」
山本が集合をかけると練習を中断して駆け寄ってくる二人

小林、白石「おはようございます」
山本「・・・小林さん」
小林「はい」
山本「こないだあなたの番組、アニメロミックス？聴いたんだけどね」
小林「あっはい、ありがとうございます」
山本「あなたうちの団員一号よね?」
小林「はい」
山本「牛神様に忠誠を誓ったわよね?」
小林「はい」
山本「その忠誠を誓った人間が、ラジオで豚肉が好きとか言ってどうするぅ!!!」

そう叫ぶと小林に頭突きを喰らわす山本、倒れた小林に追い討ちをかけようとするが
白石が止める

小林「す、すいません」
山本「豚だろうが鳥だろうが、どの肉が好きでも構わないけどね
　　　うちの団員なら発現に気をつけなさい!!」
小林「はい、気をつけます」
山本「罰として今度のヤング黒うさ杯で優勝しなさい!!」
小林「はい、え？、ヤング黒うさ杯？」
山本「さっき野沢さんに呼び出されて、あなたの出場を知らされたは
　　　ちなみに優勝したら私達専用でジムと控え室作ってくれるらしいから
　　　絶対に優勝するように!!」
白石「おぉ、よかったねゆうちゃん、凄いチャンスだよ」
小林「はい、頑張ります」
山本「そうと決まれば早速練習よ、二人ともリングに上がって」

専用ジムと控え室の為にゆうたんの戦いが始まる
小林ゆうヤング黒うさ杯出場決定

という事でゆうたんでヤン黒一枠いただきます


>>246
乙です
> 「脱げば脱ぐほど強くなる」変態さん
どんな試合になるんだろうｗｗ
楽しみ

ttp://ranobe.com/up/src/up167986.jpg
ttp://www.animate-shop.jp/webshop70/image/cmdty/0/4054985_1.jpg

Aice5アルバムのジャケットらしい

う、馬仮面キター！
鹿野、平野、宮崎のトリプルスレッドを夢想したことはあるけど、いきなりアレが来たか
しかし AAカップと目される平野にあの衣装はw

そして久しぶりの牛軍団も乙
ゆうタンはひそかに優勝をかっさらってもおかしくないポジションだからなあ

残る出場枠は6つか？

>>246
乙。が、前スレの最後の方でイエロー氏が平野vs茅原をやるとかなんとか言ってたような…。
大丈夫かな？

>>251
乙。ヤン黒杯楽しみだな。他の選手のエントリー決定スキットも欲しいな。

馬仮面にSOS団は係わってないから、平野vs茅原はまた別ストーリーとしてやれるとｵﾓ
そして牛軍団の変なノリにﾜﾛﾀw

あー、声優板が移転でよく分からんことになってるな

茅原は平野との絡みの他にヤン黒への出場もありそうだから、
ちょっと今後の活動には注目かもね

むこうも移転ですか
こないだプ板であった時はよく分からずあわてたなぁ

野中　「どうするのがいいですかね？」

スランプに陥ってるわけでもないが、どこかに所属をしているわけでもない野中藍。
今日は一人でふらっと青二ジムへ。
そこでたまたま國府田と出会い相談を持ちかけている。

國府田　「・・・そうねぇ。そう言われるとそうかぁ。」
野中　「神田さんのAice5はいいです。それにIC王座でも王者ですし。ただ、」
國府田　「朋ちゃんは松来さんと組んじゃったし、」
野中　「うりょっちまで山本牛軍団に軸足を・・・」
國府田　「涼子ちゃんの件が一番残念そうね」
野中　「いやいや。頑張ってるのは嬉しいんですけれど・・・う〜ん、なんだろう」
國府田　「自分も試合に関わりたくてうずうず・・・かな？」
野中　「そうなのかなぁ。」
國府田　「わかった。それじゃあちょっと付き合いましょうか。」

國府田に引き連れられてやってきたのはキングレコードジム・Aice5練習場

國府田　「予想通りここです。」
野中　「はぁ。」
國府田　「昔の友は今も友です。他の２人はすぐ捕まらないけどこの娘なら絶対ココにいるでしょう。」
野中　「聞いたことある言葉・・・」
國府田　「こんにちわ〜」

木村の「どうぞ〜」の声にドアを開ける國府田。
中では木村がレフェリーをやって神田・たかはし連合軍と堀江由衣がハンデキャップのスパーをしていた。

神田　「あ！藍ちゃん」
野中　「神田さん、やっぱりいた〜」
神田　「やっぱり！？なんか私が他にはどこにも行かないみたいじゃない？」
野中　「いや、そんなつもりは・・・。あ、そうだ神田さん、えさ袋って何が元なんですか？」
神田　「そ！そんなことは知らなくていいの！！バッカじゃないの！」

野中　「・・・期待通りでした。」
神田　「・・・空気読めた。」

そんなやりとりを経て笑う二人。それを見た國府田が堀江に話しかける。

國府田　「練習はかどってる？」
堀江　「えぇ。公式戦は少しご無沙汰ですけど。静ちゃんが私を指名してきたので
　　　　おかげで逆に気合入ってます。」
國府田　「そうなんだ。それで２ｖｓ１なのね。」
堀江　「そうなんです。浅野さんあっちのソファーで仰向けになって寝てるんで。」
神田　「あ！そうそう、浅野さん寝てるんですけど、、、藍ちゃん・・・浅野さんフォールしてきてごらん。」

野中は不思議に思いながらそーっと浅野にのしかかり肩を押さえる。
神田がソファーを叩いてカウントを取り始める。

１、
２、

そこで突然浅野が肩を上げる。でも引き続き寝続ける。

野中　「うわ！びっくりした。」
神田　「ね。おもしろいでしょ？」
堀江　「なんでも今日は体の調子はいいのに眠いんだって。ちょっと寝るなんて言ってこうなんだけど、
　　　　さっき智秋ちゃんがうっかり転んで上にのしかかった時、２秒ではねのけられてね。」
たかはし　「面白くってさっきから何度かやってるんだけど、ハードコア王座獲れないんだYOσ(^◇^;）」
國府田　「VOWプロレス大賞の次点が３つあったんだよね。悔しさのいい緊張感があるのかな。」
浅野　「次点が三つってナンダヨーヽ(`Д´)ノ」

野中　「・・・寝言？」
國府田　「面白いグリーンさんね。さてと。本題に入るわね〜。
　　　　　　お疲れの所悪いんだけど、由衣ちゃん、試合しない？」
堀江　「！國府田さんとですか！？」
國府田　「ううん、藍ちゃんと。」
野中　「ちょっと待ってください！聞いてないですよ〜」
國府田　「だって言ってないも〜ん。イヤ？」
野中　「そんな事ないですけど・・・」
堀江　「私はいいわよ。藍ちゃんやらない？」
野中　「・・・分かりました。お願いします。」
國府田　「１５分一本くらいにしましょうかね。」


【練習試合　１５分１本勝負】
堀江由衣　ｖｓ　野中藍

野中　「なかなか無い機会なんで、全力出させてもらいます。」

と野中は堀江に握手を求め、応じたところにキック。
一瞬たじろぐ堀江だったがまっすぐ野中を見つめ返し、

堀江　「いいわよ。くすぶってる想いとかいろいろストレートにぶつけておいで！」

と両手を広げて攻撃して来いとばかりに挑発。

野中と堀江はまず組み合って力比べ。堀江が徐々に押し込むとそれを嫌って足払い。
倒れはしないが少しぐらついた堀江に野中が水平チョップを浴びせていく。

木村　「由衣ちゃん回転ガード出しませんね」
たかはし　「はじめから受けるって決めてたのかな？」
神田　「多分仮想の伊藤静さん対策なのかも。」
木村　「？どういう事ですか？」
神田　「ほら、あの回転ガードって始めて出した相手、覚えてる？」
たかはし　「！！静戦だ。ゆかりんうさぎパンツの時の。」
國府田　「そんな覚え方されてるゆかりちゃんもかわいそうね＾＾；」
神田　「あの時の負け方、まぁ倒されたほうは絶対忘れないわ。きっと何か対策を練るはず。」
木村　「最近打撃を『受けながら見る』ことに専念し始めたのはそれなんですかねぇ？」
神田　「ただ、まだ試行錯誤みたいね。私たちには見せないけれど、堀江さんも色々考えてる途中みたい。」

野中のチョップを受け止めるも徐々にコーナー押された堀江。
後ろのコーナーにぶつかるまで何もしなかった堀江だがここで反撃。
鋭い左ハイキックが野中の側頭部を襲う。
一撃のキックで野中の動きがピタリと止まる。

野中　（痛ッ！！これがVOWトップクラスの攻撃の重さ・・・？）
堀江　「ううん。私なんかまだまだ。川澄さんなんかもっと重い攻撃なんだから。」
野中　（！なんで私の考えてることが！？）
堀江　「・・・ましてやゆかりタソなんかもっと・・・」

堀江は引き続きハイキック。野中は２度は喰らわないとばかりにガードを上げるが
堀江の足はハイから二段モーションでローへ切り替わる。
さらに堀江の足は野中のガードを見透かすようにフェイントをかけてガードのあいた場所にヒットする。

國府田　「当てる場所は正に的確。フェイントをかけているせいでほんのちょこっと誤差があるだけで
　　　　　　しっかりロックオンしたら一撃ってくらい。技術はほんとにピカイチね。
　　　　　　おそらくVOW参戦してるベテランも含めてトップ３・・・
　　　　　　いや、NO.1って言っても嘘じゃないわね。」

コーナーに追い詰めている野中が追い詰められてる堀江に蹴られ続けるという異様な光景が続く。
しかし野中は倒れない。

木村　「まるでじゃんけんで相手の出す手が分かってるみたい。これが『おにぎり in フルーツバスケット』・・・」
神田　「堀江さんの眼力だからあのフェイントが掛けられるのよね。・・・藍ちゃん！しっかり！！」
たかはし　「リーダーの攻撃を受け続けてまだまだ立ってるなんて
　　　　　　なかなかしぶといぞ〜頑張れー＼(≧▽≦)丿」
國府田　（ただ、さっきまでスパーをしていたからってのもあるけれど・・・やっぱり威力があとひとつ弱いのね。
　　　　　　技術はピカイチ、、これでゆかりちゃんの攻撃力があれば無敵なんだけど。）

応援むなしく野中が肩膝をつく、そこを見逃さず堀江は『沢近式閃光魔術（ シャイニングウィザード）』
そのままフォールに行くが野中もカウント２で返す。

野中　「寝ているAice5グリーンがカウント２で跳ね除けるのに、
　　　　意識のあるDROPSグリーンがあっさりカウント３取られてたまるかっ！」

と口にはするもののフラフラの野中。

國府田　（藍ちゃんクラスならばこれでも倒れてくれるけど、ゆかりちゃんや川澄綾子ちゃんみたいなレベルだと、
　　　　　　打撃戦になったときにきついのよね。由衣ちゃん自身もうすうす気付いてはいるみたいだけど・・）

野中　「それなら！コレはどう！？」

野中は堀江に突進する。堀江は受け止めるが野中も無理矢理自分の体を浴びせ倒す。
なんとか倒れずに堪えようとする堀江があわててロープを掴もうと左手を伸ばしたわきの下に
野中がもぐりこんでその左手を取る。
そこから『トキメキの言葉（エクスプロイダー）』で投げ捨てて堀江をマットに叩きつける。

野中　「さぁ！回しますよ！！」

野中は声をあげて仰向けの堀江の両足を持つ。そしておもむろに
『ルーレット☆ルーレット（ジャイアントスイング）』

たかはし　「お！スイングポーリーの始まりですか！？
　　　　　　よーしそれなら数えちゃうぞ〜(*^−')ノ　い〜ち！に〜！！」

サイドで見ている國府田・神田・木村・たかはしが一緒になってスイングの数を数える。

野中　「ま、まだまだ〜！！」

結局２１回回しきった野中。堀江も立ち上がるが足をふらつかせて野中の胸に飛び込む形に。
野中自身目を回しつつもやってきた堀江の後ろに回って
『夢のドライブ（チョークスリーパー）』で堀江を絞め上げはじめる。

が、

堀江　「フラフラなふりして貴方の胸に・・・・飛び込んだんだとしたら？」
野中　「え！？」
堀江　「私自身くるくる回る技は命綱の１つなんだから、その技で目は回さないわよ」

そう言いにやりと笑った堀江。絞める手の緩んだ野中を尻目に一瞬で後ろを取る。

堀江　「くるくる回して絞める技なら、私はこれで行くわよ〜」

堀江は野中の首を絞めると、同時に回り始め『ALL MY LOVE （スイングスリーパー）』へ。
ぐるぐる回ってさらに絞め続ける技で野中はグロッキーに。

堀江　「それじゃ最後はまっすぐGO！と行きますよ！」

堀江は野中の頭を肩に乗せるように後ろで腕を組み換え、そのままコーナーへまっすぐ一直線。
そして一気に『裏LoveDestiny （裏不知火）』

顔をマットに打ち付けた野中を仰向けにして堀江が覆いかぶさり３カウント。

【練習試合　１５分１本勝負】
堀江由衣○　（８分５５秒　裏LoveDestiny→体固め）　●野中藍



野中、満足そうに大の字。倒した堀江もその隣で大の字。

神田　「二人ともお疲れ様。」
たかはし　「リーダー、静対策なんか見えそうかい？」
堀江　「ううん。今の試合は目の前の藍ちゃんで精一杯。まだまだこれからだよ。」
野中　「いいなぁ、いつでもこうやって試合できる環境。」
神田　「いつでも練習しにくればいいじゃない。」
野中　「え？いいの？」
堀江　「別に断る理由はないわよ。いつでもおいでよ。
　　　　あ、ただし大きなPPV前とかのAice5作戦会議の時はゴメンね。」
國府田　「良かったじゃない。本隊預かりって言ってもね〜、その結果練習の場がないのは
　　　　　　私としても不本意だし。もちろん、コナミジムに来たっていいんだからね。」
野中　「・・・利奈ちゃんもいいかな？」
神田　「もう、何度言わせるの？断るとでも思ってるの？バッカじゃないの！」
たかはし　「朱ちゃんかわい〜ツンデレか！？ツンデレか！？V(^-^)V」
木村　「ただ、うちには胸揉み大好きな、「平和」「協調性」がちょっと欠けてるグリーンがいますから
　　　　気をつけて下さいね。」
浅野　「ほほ〜ぅ。それは誰のことかなまどかちゃん？」
木村　「ま、ますみん！いつのまに・・・」
浅野　「豆が鳩鉄砲喰らったような顔しやがって、神妙に致せ〜ヽ(`Д´)ノ」
神田　「浅野さん逆逆！」
浅野　「浅野って呼（以下略）」

浅野が木村を追い回す姿を笑いながら見てたり煽ってたりするAice5の五人。
それを見ていた野中は國府田の方を向きお辞儀をする。

野中　「國府田さん、ありがとうございます。」
國府田　「いえいえ。私自身がDROPSメンバーからの王者を期待してるんだから。
　　　　　　このチャンスを生かすも殺すもあとは自分次第よ。」
野中　「はい。頑張ります。」


〜フェードアウト〜

乙です
野中久しぶりでしたね

ちょっと書きにこれないうちに平野復活フラグ立ってる。
まなびストレートがらみで今回書こうと思った引き金の一つにもなったし乙でした。
それと牛軍団美味しいなぁ(チキンナゲットを頬張りながら)
案外実力派ぞろいなのにこういう展開楽しくてしょうがないｗ

というわけで今回はたまに違うところに手を伸ばしてみました。
ほっちゃんが静戦前に何も無しってのも寂しいしなとか思った結果です。

野中藍。
書いた通りうりょっちや朋先生と比べると、どうしても置いていかれ気味なので、
少し交友範囲を広めておきましょうか的な感じでした。

アメプロさんが書いてる真っ最中でプランが狂ったりしたらどうしようとか思いつつ。
そうなってしまったら申し訳ない。
なるべく影響ないようにしたつもりではあるけれど。

まとめさん、今回出した野中の『トキメキの言葉（エクスプロイダー）』
技表のところでは金月の場所にあるので修正してもらえるとありがたいです。

あぁ……せっかく色々展開してるのになかなか時間がとれない。試合書きたいなぁ(つд`)

>>246
乙です。すもも興行を見てないので、馬仮面って何だろうとググッてみたら……うほっ。
平野がどうなってしまうのか、色んな意味で楽しみですなw

>>251まとめさん
牛軍団乙です。ちょっと宗教入ってる牛軍団ﾜﾛｽw　しかも何て間抜けな教義www
専用ジムと控え室のためにって所が、シリアスすぎず牛軍団ぽくていいですw

>>267部屋さん
こちらも乙です。俺の方は全然問題無いですよぅ〜。お気遣いどうもです。
むしろ伊藤戦前に堀江も気合が入ったはずですよ。野中の頑張りに感謝です。

藍ぽん、うりょっちは前線でやりあってる神田たちとヤン黒世代の狭間で微妙なポジションなんですよね
軍団無所属でライバル不在だと扱いづらいですし

これからアメトーーク見てくるって！

>>271
同じくみてるって


藍ぽんにもライバル欲しいなぁ
ん〜

ネタ少ないなぁ

せっちゃん(小林ぎゅう)じゃ駄目なん？

読み・書き・越中だって！

なんか誤爆してた失礼

>>274
ぎゅうたんがいたか
うまく絡ませられるだろうか・・・

きまどんの入場曲にSAMURAI使うしかないって！


勢い任せに思って書いてしまった。
後悔はしていない。

野中藍のライバルの件。
wikiみたら能登がボイスセラピストのライバルみたいなことがあったけど
VOW内では少し差がつきすぎてるよなぁ。

いよいよ、うりょっち＆コバ牛にひかれて牛軍入りかｗ

>>278
それも考えたんですけど名前に牛も丑もぎゅうも入れようがないからどうしようかと
ちなみに山本は近いうちに天山麻里安になるかもしれません

後藤「山口さん、急に呼び出したりして何の用があるんですか」
山口「ん、まあお前の体の方も良くなってきた頃だろうから早速試合組んでもらった」
後藤「試合って…勝手に組まないでください。それにまだ本調子じゃな」
山口(本調子じゃないって自分に言い聞かせているだけだろ)

後藤が先にリングイン、続いて対戦者のテーマ曲が流れる。
特捜戦隊デカレンジャーに乗って入場するのは菊地美香！

菊地「沙緒里ちゃん、待ってたよ」
後藤「あんた、沙緒里をあざ笑いに来たの？」
シングルマッチ15分一本勝負
後藤沙緒里 vs 菊地美香

試合は一方的に菊地のペース。後藤はやる気すら感じられず、ブーイングが飛ぶ。
菊地「本気出してよ！ こんなの沙緒里ちゃんらしくない！」
後藤「うるさい！ あんたも沙緒里をバカにするの？」
菊地「バカに…って！」
後藤「本当は魔王軍なんて入りたくなかったわよ！ 無理矢理入れられた挙句川澄や能登、田中とかかずにバカにされたけど
　　　それでも強くなるなら我慢できた。最後は入れた理由が折笠愛が欠場している間の代用品でそれにすらならないって言われて
　　　ゴミ捨て場に捨てられた。そりゃ歪みたくもなるわよ。いいことなんてなんにもな！」
言い終わりかけに合わせて菊地のビンタが後藤の頬を叩く！
菊地「バカ！バカバカバカバカバカ！ なんで簡単にいいことがないって言えるの？ あきらめなければきっと道は開けるはずだって
　　　ばっちゃが言ってた！」
後藤「……この超脳天気バカがふざけたこと言わないでよ」
ここで後藤の目に生気が戻る。さっきまでとはうってかわってキレのある動きで菊地を翻弄する。
必殺のG.G.F.もカウント2.8で切り返され、菊地のSPシューターで悶絶しながらも必死にロープを掴み、シャープシューターも
カウント3には届かない。

菊地「沙緒里ちゃん、一緒に魔王軍を倒そうよ。このままでいいの？悔しくないの？ 一緒に魔王を倒そう！」
後藤(…この子、沙緒里を本当に必要としてくれてるっていうのがわかる。でも、この勝負には負けたくない！)

菊地のブレーンバスターからのモコナプレスでも決着はつかない。菊地は意を決してこう叫ぶ。
菊地「あたしの新技、初披露だよ！」

新技『舞乙式エクスプロイダーZwei(リストクラッチ式エクスプロイダー)』で後藤は投げ飛ばされ、
最後は体固めで3カウントを聞いた。
菊地美香 (6分9秒 舞乙式エクスプロイダーZwei→体固め) ●後藤沙緒里

後藤「沙緒里の負けよ。…あんたの誘い、乗ってあげる」
後藤は菊地に向かって手を差し出す。
菊地「沙緒里ちゃん…」
後藤「あんたには感謝する。でも勘違いしないで。組むのは利害の一致よ。それと」
菊地「川澄は沙緒里ちゃんが倒すんでしょ」
後藤「…わかってるんならいいわよ。で、田中理恵はあんたのものよ」
菊地「うん、わかった！」

山口「後藤沙緒里・愛の再生計画の第一段階は終わりっと。次はあの二人が首を縦に振ってくれるかどうかなんだよなー」

1時間後の某所。かないみかと雪野五月がトレーニング中だ。
かない「この前は酷い目にあったわね」
雪野「まさか川澄が私たちをダシにして復活をアピールするなんて思っても見なかったわ。
　　　後藤沙緒里をダシにしてうまーく魔王軍に取り入ろうと思ったのに！」
かない「あの自称魔王は先輩をなんだと思っているのかしら！ 」
？？「そうか、お前ら後藤をダシにして魔王軍に入ろうとしたんだな」
雪野「そうよ！あわよくば魔王軍を乗っ取って…って、誰あんた」
かない腹話術「ひぃぃぃその声は…フォル…テさｎ」

振り向くとそこには怒り心頭の山口眞弓。
山口「よう、このまえはよくもやってくれたな」
かない「よくもやってくれたなって、なにもしてないんだけど」
山口「とぼけやがってこの野郎！」
雪野「もしかして試合ジャックのこと？ あーそれは謝る」
山口「謝って許すんなら警察はいらないんだよ、と言いたいところだけど
　　　ここのルールに則ってリングの上で後藤ともう一度勝負をしてもらおうか。
　　　今度はハンディキャップじゃなくタッグマッチでな！」

次回予告
後藤沙緒里再生計画第二段階
タッグマッチ30分一本勝負
後藤沙緒里・菊地美香 vs かないみか・雪野五月


最終段階は山口眞弓が出場予定

乙でした。
後藤も止まってたし、このままポイって状態は寂しかったから、
ベビーターンで再起も良いのではないかと。
いきなり向かおうとする先が、まあ壁は高くあるけれど、
トップヒールに挑まんとする若手ってのはありだとは思う。

…って、よく考えたら山口もターンか？
ヒールっぽいプロモだったよね

まあアレだ、生温かく見守ってやろうや

>>280-282乙でした。
自分としてはGAはとりあえず見たものの、
どうやらラスボス扱い？になるらしい山口眞弓が実は一番分からないという有様なので、
ヒールにもベビーにも以前にどうにも使う方法がなかったり。
どういう風になるのか楽しみに見させてもらいます。

>>279
昨日のだめを見ながら、ビーフとかブルとかベコとかいろいろ考えてみたけれど
野中藍からだと発展できないなぁとか思ったり。
「のなカウ藍」が浮かんだけれど。・・・どうなんだコレ(´・ω・｀)
本来ならば、いた黒戦線に絡んでも決して大きく劣らないと思うんだけれど。
個人的には好きな一人なので何とかしてはみたいなぁ。

>>282
乙です
かないさんと雪野が元気そうでなにより


野中は牛入りよりぎゅうたん取り戻すために対牛要員もありかなぁ
とはいえヤン黒の後になりそうだけど

【某所・SOS団部室】
室内には松岡、後藤、茅原の三名。茅原は黙々と本を読み、後藤はメイド服姿でお茶の用意。
松岡はイスに腰掛け、難しい顔をして声プロを読んでいる。

松岡「う〜ん、これは由々しき事態だね…！」
後藤「なにがですかぁ？」
松岡「なにがって、他のユニットに比べてあたしたちだけが大きく出遅れてるのさっ！」
後藤「そ、そうなんですかぁ？」
松岡「わかってなかったんかいっ！ほら、コレを見るにょろ！」

松岡はテーブルに声プロを叩きつける。表紙は睨み合う田村と植田の写真で『ユニット戦国時代！』という煽り文句が躍っている。
後藤は声プロを手に取り、目次を読み上げていく。

後藤「え〜と…『男固め組、GHVヘビー挑戦を表明！』『チワ斎藤のIC王座挑戦が決定！』
　　　『田村ゆかり、ベストバウト集発売！』『堀江由衣、Aice5・ハウスショーツアーの展望を語る』
　　　『凶悪・魔王軍！戦力徹底分析！』『GLB成功で若手軍に上昇気流！？』『七番勝負で野川が変わる？』
　　　『バカコンビの防衛ロードを占う』『牛軍団増殖中？教祖・山本に聞く』…ふぁ〜、いろいろ動いてますね〜」
松岡「なぁんでそんな他人事みたいに言うっかなぁ！よく見てよ、SOS団の名前だけ無いっしょ？」
後藤「あ…」
松岡「これはめがっさヤバイよっ！あたしら、いらない子になっちゃうよっ！」
後藤「で、でもぉ〜…」

松岡の勢いに押されつつ、後藤は団長席を見る。そこにSOS団団長・平野綾の姿は無い。

松岡「イチバンの問題はそこなんだよっ！肝心の団長さんは、今！どこで！いったい何をしてるにょろ！？」
後藤「……」
松岡「最近練習にも姿を現さないし！VOW大賞の授賞式には顔出したみたいだけど、それだってあたしらには断りなし！
　　　あ〜もうっ！あの子はSOS団をどうしたいのっかなぁっ！」
平野「どうもこうもないわよ！」

ドアがズバン！と開かれて、平野が登場。手には新人賞のトロフィーと賞状。平野は得意げな表情でそれを後藤に突き出す。

平野「みくるちゃん、これ、目立つところに飾っておいて！SOS団初の栄誉よ！でもこれはほんの小手調べ！
　　　来年のVOW大賞は私達が独占するのよ！」
松岡「ちょぉ〜っと待ったぁ！」
平野「なに？なんか文句あんの？」
松岡「いいや、新人賞の受賞はめでたいことさっ！でもね、その前にあたしらになんか一言ないのかな？」
平野「なんのこと？ヘンなこと言ってないで、あたしたちがVOWのど真ん中に立つための戦略を考えてちょうだい！」

平野は団長席にドスン！と勢いよく腰掛ける。それを合図に後藤と茅原が席に着く。
しかし松岡は平野の正面に立ち、バン！と机に両手を叩きつける。その衝撃で『団長』と書かれた名札が床に落ちる。

松岡「……ええかげんにせぇよ」
平野「な、なによ」
松岡「あんたの言うことには具体性がない。大きいだけで中身の無い、風船みたいなもんや。
　　　若手軍を見てみい、自分ら主催のPPVを成功させて立派なもんや。あんたがいらん言うて切り捨てた若手軍が、やで？
　　　それに比べてあんたは何した？6人タッグフェスは一回戦負け、CDUとの抗争もあんたの入院でうやむやになってもうた。
　　　その間にバカコンビはタッグのチャンピオンや。どうするん？大きく溝を開けられてもうたで。
　　　もうこっちから突っかかっても相手にしてもらえんかもしれんな。どうする？どないするんや？」
平野「それを考えるのがあんた達の仕事でしょ！つべこべ言わずに考えなさい！」

松岡「…そのギミックも、そろそろ限界とちゃうか？」
平野「なんですって！？」
松岡「あんたが一躍スターにのし上がったギミックやからこだわるのも判る。せやけど、もう伸びしろは無い。
　　　こだわるんはええんよ。田中理恵みたいのもおるしな。
　　　けど、あたしらは声優や。その時々のギミックを自分の引き出しにしていかなあかん。
　　　ギミックに喰われたヤツは…消えてくだけやで」
平野「バカなこと言わないで！あたしは…！」
松岡「消えたりしない、か？どうしてそんな事が言えんねん？一年先、いや、半年先も判らんのがあたしらの商売や。
　　　それやのにどうしてそんな事が言えんねん？」
平野「っ…！」
松岡「SOS団は楽でええわ。Aice5みたいに自分らで作ったんと違う、なんの努力もなしによそから借りてきたモノやからな。
　　　ギミックも借り物、ユニットも借り物……ここにはあんたが作ったモノなんか何もない」

松岡の言葉に平野は悔しそうに口唇を噛みしめる。言い返したいことは山ほど有るのだが、有りすぎて言葉にできないようだ。
後藤は険悪な二人を見比べてあわあわしている。
茅原は静かに茶をすすり、空になった湯飲みをテーブルに置くと、おもむろに口を開いた。

茅原「それは違う」
平野「有希…」
茅原「最初は借り物だった。でも私たちはずっと一緒にやってきた。その日々を否定させはしない。発言の撤回を求める」

茅原は硬く強い視線で松岡を見る。松岡はフッ、と笑ってそれを受け止める。

寝る前に覗いたらスキットがきてる
連投支援

松岡「…ま、あたしはこの中やったら新参者やしな。確かにちょっと言い過ぎたかもしれん。
　　　けど、はっきり言うとくで。あたしはもう、今のSOS団に協力していくつもりはない」
平野「ちょっ…！そんなの許さないわよ！ただでさえうちは他よりメンバーが少ないのに！」
松岡「それはそっちの都合やろ？あたしは一人でもやっていけるわ」
平野「ダメよ！ダメダメダメ！！退団は許さないわ！団長命令よ！」
松岡「あたしは名誉顧問なんやろ？お飾りなら辞めても問題ないやん」
平野「ダメったらダメ！言うこときかないと死刑よ！」
松岡「へぇ、おもろいなぁ。やれるもんならやってみい…！」

一触即発ムードの平野と松岡。その間にオロオロと後藤が割って入る。

後藤「け、ケンカはやめてくださぁ〜い！」
松岡「ケンカぁ？そんなことせぇへんよ」
平野「そうよ！あたしたちが決着をつけるなら、それはもちろんリングの上で！」
茅原「それはダメ」

平野vs松岡のシングルマッチ決定かと思われたその瞬間、茅原が異論を唱えた。

茅原「平野綾の復帰戦は私とのシングルマッチ。これは平野綾が欠場する前から決まっていたこと」
松岡「そんなんあたしとやった後でもええやん。せっかく盛り上ってんねやから水を注すなや」
茅原「ダメ。譲れない」
平野（…有希とのシングルマッチの噂は、本当だったのね…）

茅原の言葉に驚く平野。しかしそれを表情には見せず、ふてぶてしく笑って見せる。

平野「あたしはどっちが先でも構わないわ。なんならハンディキャップマッチでもいいわよ」
松岡「言うやないか。ほなそうさせてもらおか。な？茅原」
茅原「却下。私が望んでいるのはシングルマッチ」
松岡「ふ〜ん…つまり、あたしより先に平野からピンを取れる自信がないんやな？」
茅原「そういう意味ではない。あなたとタッグを組む理由が無い。それならばトリプルスレッドマッチの方が妥当」
松岡「あたしはどっちでもかまへんで。ぶちのめす相手が増えるだけの事や」
平野「どうやら決まりみたいね。それじゃあ、あたしと鶴屋さんと有希の3wayで決…」
後藤「あ、あのっ！」

それまで黙って三人の様子をうかがっていた後藤が、平野の言葉を遮るように、急に大きな声をあげた。

平野「な、なんなのいきなり！？びっくりするじゃないの！」
後藤「わ、私も闘います！」
平野「はぁ？」
後藤「私も試合します！だから、タッグマッチにしましょう！私と平野さん、松岡さんと茅原さんで！
　　　…だ、ダメですかぁ…？」
平野「本気なの？」
茅原「撤回するべき。あなたと戦う理由が無い。邪魔をするなら…容赦はしない」
後藤「ひぅっ…！」

茅原の鋭い眼光に怯える後藤。松岡はおもしろそうに後藤を見ている。

松岡「まあ、ええやん。性根を叩き直さなあかんのは、後藤も一緒やしな」
後藤「ふぇええっ！？」
松岡「あんたもいつまでそのギミックで行くつもりや？ホンマのあんたはそんなもんやないやろ？」
後藤「それは……き、禁則事項ですっ！」
松岡「ふん…まあええわ。ほな決まりやな。平野と後藤、あたしと茅原でタッグマッチや。GMにはあたしから話しといたるわ。
　　　……逃げんなや？」
平野「誰が逃げるもんですかっ！あんたこそ首を洗って待ってなさい！！」

松岡はひらひらと手を振って部室を出て行く。それを険しい表情で見送る平野。茅原はその平野を見ている。
後藤は一人戸惑っている様子。そして意を決したように茅原に話しかける。

後藤「あ、あの！茅原さんは、なんで平野さんと闘うことにこだわるんですか…？
　　　さっきは私たちのこと、仲間だって言ってくれたのに…」
茅原「……」
平野「それにはあたしも興味があるわ。有希、答えなさい」
茅原「……仲間だからこそ、互いの実力を知っておく事は重要。それに…」
平野「それに、なに？」
茅原「私も、あなたの不甲斐無さに失望している。必要ならば──見切りをつける」
平野「……言ってくれるじゃない」
茅原「私が闘いたいのは、涼宮ハルヒではなく平野綾。……あなたの本当の力を見せて」

そう言い残して茅原も部室を出て行く。平野は立ち尽くし、後藤は開けっ放しになっているドアと
平野を交互に見ておろおろとしている。

平野「……SOS団崩壊寸前ね。みくるちゃんもあいつらの側についたっていいのよ」
後藤「へ？」
平野「なんでタッグマッチなんて言い出したの？あたしに同情した？……そんなの、真っ平ご免だわ」
後藤「そ、そんな…私はただ…」
平野「あたしはあいつらをとっちめて力ずくでもSOS団を続けるわ！団長の恐ろしさを体に刻み込んでやるわよ！
　　　いい、みくるちゃん！くれぐれも足を引っ張らないでちょうだい！」

平野は吐き捨てるように言うと、肩を怒らせて部室を出て行く。
夕日の差し込む部室には、後藤が一人、取り残されていた……。

まとめさん、支援感謝だって！
今日はここまでだって！スキットのみなのに長いって！次で決着つけてやるって！
カードは平野vs茅原から平野・後藤vs松岡・茅原に変更だって！
SOS団に嵐みたいな風を吹かせてやるってことですよ！覇！

乙ですよ
なんか解散しような勢いですな

イエローさん乙
やはりここは試合後に友情を確かめ合い、更に結束が強まる王道パターンと予想

イエローさん乙だって！
男固め組のスキット考えながら書いては修正してて
少しこちらを覗きに来たら噴いたｗ
平野綾ははたしてSOS団を守れるのか！？
水を開けられてる他軍団をびっくりさせる事ができるのか！？

こっちもこっちでやりながら期待ってことですよ。

イエロー氏乙です。
平野やむらこは本人自身が魅力的なキャラなのに
SOS団ギミックでしか使われなくて歯がゆく思ってんだよなー。
よくぞ言ってくれた松岡って感じだ。
試合の方も期待してます

松岡は別として、SOS団の三人で今のギミックに違和感あるのは後藤だけだな
平野は色んな役をやってるが、やはりハルヒが一番しっくりくる気がする
まもり姉ちゃんギミックとかレイラギミックの平野はVOWだと何か違和感ある

後藤のゴトゥーザ様はぜひ見たいが
やはり酒飲んで人格変わるんかねw

平野欠場中はSOS団に全く動きがなかったことからもわかるように
SOS団はあくまで平野のハルヒギミックのためのユニットであって、他メンバーには足枷になってるところも多分にあるかもね
しかし、いざ解散となるとアクの強い平野と、まだキャラが確立してない茅原の行方がピンと来ないな
試合でメンバー間の絆が深まるか、完全に分裂するか…

SOS団の練習場
一人パイプ椅子に座る後藤
後藤「………」
後藤「……みんな」
何度も肘のサポーターの位置を確かめたり、靴紐を巻き伸したりする彼女の表情は暗い
そんな中金属製のドアの開く音が練習場に響き、一人の女性が入ってくる
後藤「………！？」
後藤「あなたは……？」
浅野「ふん」
浅野「やっぱりここにいた」
予想外の来訪者
それはAice5の中心人物にして、現ハードコア王者『荒鷲』浅野真澄
その手には謎の瓶が入った袋を持っている
しかし彼女には縁もゆかりもないこの人物が何故彼女の前に……
後藤「あなたが……一体何故……」
浅野「何故って？それはこっちが聞きたいわよ」
浅野「いつまでこんなところで油を売っているつもり？」
後藤「こんなところって……」
後藤「ここは……SOS団は私の今の居場所なんです」
後藤「そんな簡単に消しちゃうわけにはいかないから」
浅野「だからそんな姿で猫を被っている、というわけね」
後藤「……猫を被っているなんて、そんな！」
浅野「被っているわよ、攻撃されれば悲鳴を上げて逃げ回り」
浅野「何もできずリングの上でうろたえる姿」
浅野「それは到底本来のあなたのレスリングじゃない。」
後藤「…………」
浅野「あなたがひた隠す禁則事項。」
浅野「それはハードコアレスリング界に君臨した伝説でもある。」
後藤「あなたは………」
後藤「………知っているんですね」
浅野「ハードコアレスラーなら知らないはずはないわ。」
浅野「『燃える闘魂』ムラコ・ゴトゥーザのことはね」

後藤「………」
浅野「チャイナドレスに身を包み、その手には常にテキーラ」
浅野「ホンダのCB400 SUPER FOURの爆音と共に入場し」
浅野「『息もするのもめんどくせぇ』と吐き捨てるその姿」
浅野「その中国拳法で鍛えられた腕から繰り出される一撃必殺のラリアットは、誰にも止められない」
浅野「今の落ちぶれたあなたからは想像できない姿ね」
後藤「それは……過去のことです……」
浅野「でも……」
浅野「でもあなたがその腕一本で次々とレスラーたちをなぎ倒す姿を望んでいる人だっているの」
浅野「ハードコアの頂点であのころのあなたと戦いたいと望む人間だって、いるのよ…」
後藤「………」
浅野「だから受け取って、これを」
そう言い、袋を差し出す浅野
後藤が恐る恐る受け取り中を開くと、そこには新調されたチャイナドレスと高濃度のテキーラの入った瓶があった
そして再び浅野の顔を見る後藤
そこには微笑みを浮かべる世界の荒鷲の姿があった
浅野「……私が見せるのは代々受け継いだリングにたくす荒鷲魂」
浅野「ハードコアの、魂よ」
後藤「……！」
浅野「じゃあ、今度はリングの上で」
後藤「……」
そう言い残し去っていく浅野
その姿を後藤は一人見つめる
そして重々しいドアが閉まり暫く立ち尽くしていた後藤だが
渡された袋をもう一度見て、硬かった表情にようやく笑みが戻る

後藤「………」
後藤「……ふふ、そうね」
後藤「彼女の言うとおりだわ」
後藤「リング脇でみんなをみてるだけの日々はもう終り」
後藤「今こそ、私がやらなきゃいけないときだもの」
そう呟くと立ち上がりSOS団練習場開かずの間と呼ばれるドアの前に向かい
開かれた胸元から取り出した鍵で、その扉を開ける
暗い部屋に光が差し込み、中にあるものを照らしていく
そこには彼女に使われるのをずっと待っていた手入れされたホンダCB400 SUPER FOURがあった……

というわけでゴトゥーザ様スキットを書いてみた
むらこスレ住人としてはゴトゥーザ様はこうでないと！という気持ちは（wj
しかし、ちょっと展開が急すぎたかも…

ゴトゥーザ様乙。急だっていいじゃない。だって「はにほ」だものw

後藤ファンとしてそういう展開に持って行きたいのはわかるが
このタイミングで投下するのはどうかと思うぞ。
平野vs茅原の予定を平野・後藤vs茅原・松岡に変更した上に
平野のみならず、わざわざ後藤のギミックにまで触れてるあたり
イエロー氏はゴトゥーザ様についても何か考えがあると思うんだが。
まあ、きっちりバンプを取ってくれるかもしれんが
誰かが何か仕掛けようとしてるところに横槍を入れるのはやめようぜ。

乙。VOWは最近後藤ブームか。
それはそうとまとめ氏そろそろ試合の更新をしてほしいな。忙しいでしょうが。

まさに今更新中です

更新完了、転送中

来週のアニスパ、【浅野チルドレン】って括りで斉藤桃とゆりしーが出るらしい
どうなる事やら

まとめさん忙しい中更新乙でした

職人さんが進めてるシナリオに横槍入れるのは是か非か、一概には言い辛いなと
もちろん先に書いてた人の邪魔になる場合もあるけど、入った横槍が良いアクセントになったりもするし
もちろん後に書く人の配慮は必須だけどね
前はもっと一つのストーリーで色んな職人さんが入り乱れてた気がするんだけどなぁ

最近は各職人で独自に進行してる感じですね
６人ダッグフェスでちょいゴタゴタしたし控えたりもしてるのかな?
まぁ自分は最近牛の方やってるんで男固め組勢を書きたくても
なかなか手が回らなかったり、うまく寝たがまとまらなかったりですね

ヤン黒の方どなたか続けて参戦スキット入れてくれるとありがたかったり

本隊無所属、若手軍：小清水亜美、佐藤利奈、鹿野、相沢舞、板東愛
牛軍団：小林ゆう（確定）
SOS団：茅原実里
Aice5：木村まどか
AI：志村由美（確定）
L/R：クローバー４名、酒井

チャンピオン経験者はない方向でしたけど斉藤桃子はさすがにあれならありかな？
後今まで書いてない人も今回はチャンスだと思います
候補に上がってる選手にはキャラがついてなかったりする選手も多いですから
ある程度自由もききますし

タッグマッチ30分一本勝負
釘宮理恵・小林由美子 vs 清水香里 佐藤ゆうこ

小林「ようやく復帰戦じゃぁ！」
釘宮「試合勘が鈍っているからって理恵の足を引っ張らないでよ！」
小林「大丈夫じゃ。水谷さんに徹底的に鍛えてもらってきたんじゃから」

佐藤「由美子ちゃんったらあんなにはしゃいで、よっぽど嬉しかったのね」
清水「そうですねぇ。でもうちと戦うことの恐ろしさを十分に知らしめるチャンスでもありますよ」
佐藤「そうね。エルリックの弟もいるし、セコンドには兄もいる。それとエルリックが来たら
　　　最初だけでいいから交代してくれないかしら」
清水「…了解」

先攻は清水と小林。
試合開始のゴングが鳴ると小林は早速「あにぃ大好き！」式スピアーからジャぱん60号(餅つき式パワーボム)と
大技の連続で畳みかけるが、清水はすぐに立ち上がってエルボー、続けてロープに送りconnect Wired(スピアー)！
コーナーに送って無理矢理座らせての顔面ウォッシュで小林を攻め立てる。

釘宮「足ひっぱってんじゃないの！ さっさと理恵と交代しなさいよ！」
顔面ウォッシュの後のブレーンバスターを切り返してのバックドロップで窮地を脱した小林は釘宮に交代。
それを見た清水も佐藤に交代する。
佐藤「はぁい、エルリック弟」
釘宮「色欲の！」
佐藤「ホントは兄の方が良かったんだけど、あなたでもいいわ。むしろ好都合かしら」

釘宮と佐藤の立ち上がりは先ほどと比べても静かに進むが、力比べに移行するはずが不意打ちのカンフームーブ！。
釘宮「ボンキュッボンでなくて悪かったアルね！」
と叫びながらのケンカキック、起きあがったところにまたケンカキックと佐藤を立たせようとはしない。
5回目のケンカキック繰り出すが足を掴まれ佐藤のアンクルホールドで足を極める。
ロープに助けられた釘宮だが、佐藤の春雨(袈裟斬りチョップ)からの膝、DDTへと繋げられふらふらになる。
佐藤はランニングニーで追撃するが読まれてしまい、掌打のカウンターをもらいそのままアップルバスター！
カウントは2。

さっきの佐藤の攻撃が効いたのかここで小林に交代。
小林は佐藤の足に攻撃を集中する。三つ葉丸で極めるがロープで十分なダメージを与えられない。そのまま清水と交代。

清水がリングインすると、小林のエルボーが清水を襲う。最後はローリングエルボーで倒し、フラッシングエルボーと繋ぐ。
満を持してのジャぱん34号(ムーンサルトフットスタンプ)！
しかし、ここは避けられ、足に大きなダメージを負いラ・マヒストラルで丸め込まれるがカウント2で肩を上げる。
立ち上がれない小林に清水はレヴァンティンを出すアピールを始めるが、例のモーションは見られない。
清水「レヴァンティン・シュランゲフォルム」
レヴァンティンシュランゲフォルム(リバースバイパーホールド)で小林を痛めつける。釘宮は救出に回ろうとするが
後ろから佐藤のスリーパーで阻止される

佐藤「聞いてるかしらエルリック兄弟とAI。これはSRWからの宣戦布告よ！」
スリーパーからそのまま逆落とし！佐藤ゆうこのフィニッシュムーブ色欲のラスト(スリーパーからの逆落とし)で釘宮の
体が宙を舞う！ 舞い終わった後もスリーパーを解くことなく締め続ける。

小林「ギ、ギブアップじゃ〜」
○清水香里 (11分55秒 レヴァンティンシュランゲフォルム) ●小林由美子
佐藤は釘宮が落ちた事を確認してようやく解いた。

朴「アル！」
と叫び朴がリングイン。エアカット・ターミネーターで釘宮の仇を討つ！ しかし
佐藤「忘れたの？ あなたの技は全部私に対しては意味がないって」
ソバットを避けられたが朴はそのまま両足で佐藤の首を挟みフランケンシュタイナー！
見事にマットへと突き刺さった。

朴「おい、ホムンクルス。これは想定外だっただろ！ 忘れんなよ、てめぇらSRWが
　　AIを潰そうとするんならエルリック兄弟がまとめて相手してやるよ！」
桑谷「謙信様、なんて頼りがいのあるお言葉を…」

水谷「エルリックちゃん達は怖いわねん。でも、こっちも由美子ちゃんと美佳子ちゃんを
　　　何が何でも戴かないといけないわけ」
チワ「コラ水谷…さん。由美子と美佳子を何が何でも戴くってどういう事だ！」
水谷「んふふ〜。それはそのうち教えてあげるわん。じゃ、今日はここでかえりましょっと」
清水は佐藤を抱えて退場。

試合後のインタビュー
水谷「香里ちゃん、レヴァンティンのモーションは？」
清水「バカコンビの時に使ったのは恥ずかしかったのでやめました」
水谷「…見てるこっちも恥ずかしかったわね。それはそうと、エルリックちゃん達は厄介ねん」
佐藤「すみません、対エルリック用の切り札はもうちょっと待っててください。今あの件で忙しいので」

< CM >

>>311
概ね同意。確かに前は一つのストーリーに複数の職人が食いつくことがあったね。
どれとは言わんが変な割り込みでストーリーが右往左往した事もあったし、ちょっと過敏になってるのかも。
>>305氏は文体を見たところあまり書きなれていないようだし、次に期待。

既存のストーリーラインに絡みたくなった人は、書き込む前に一言アレすればいいんじゃないかな。「ちょっと思いついたんで投下していい？」ぐらいで。
そうすれば言いだしっぺの職人も様子見るだろうし、バンプも取りやすくなるんじゃない？
書き終わって「さあ、投下するぞ！」って時にスレ見て、ネタがかぶってたりしたらがっくり来るだろうし。
日本人の美徳は察しと思いやりよ〜ん（エビチュを片手に）

>>312
乙です。木村は候補から外すんじゃなかったっけ？桃は入れてもいいと思う。
小清水・茅原はまず決定として残り４枠。本隊・若手軍とL/Rに２枠ずつでいいんじゃないかな。
誰が出るかはユニット内での話し合いなり決定戦なりで。プッシュしたい選手がいるならお早めに、ってことで。

>>302-304さん、>>313-315さん乙です。
それとまとめさん更新乙です。
書き込まれるときは一気に、な傾向の強いスレだから大変かと思いますが、
引き続きVOWの歴史生き証人のど真ん中でいてくださいって事ですよ。


SOS団が賑やかになり始めてるｗ
どこの軍団も１つきっかけがあれば動ける下地は常にあるんだぞ、、、
ってのが分かるここ数日ですね。

いろんな方が言ってる様に、他人のストーリーに乗っかるって
難しい所もあるかと思います。
自分自身、うわ、やられたって思う場合も有ります(そうきたか、と言うようないい意味で。)
最近自分は完全に男固め組に軸足置き気味ですが、
Aice5、AI、L/Rなどまだまだ弄ってみたいなと思うことも時々有ったり。

バンプ力を試されてるのかと思いビクビクしますが
基本的には自分は乗ってくれるのは歓迎です。
むしろ自分の書いた世界観を他の方が共有してくれたって嬉しくなりますけれど。
ただ、どうしても自分が知らない作品とかだとやはり受身も取りづらいってのが
出てきちゃうと思うんですよね。
平野、というよりSOS団の件もハルヒがあまりにも有名すぎて
皆知ってるから結果的にそれ以外のギミックを出されても・・・って所もあると思うんですね。
現に「すもももももも」が自分は良く知らなかったし。調べはしたけど。

ぶっちゃけそれは声優さんにも言えるんでそれを言ったら・・・てトコもありますけど。

釘宮は単独でもその他AI勢とでも絡められそうだけど、
朴が出るとなると釘宮をセットにしないといけなさそうだし、
などと言う点では釘宮単独でガンガン押すのも難しいよな、とか。
>>316さんの方法が書き手側としては一番やりやすい・・・のかな。
どうなんでしょ？

木村は外しでしたか
今回は他の興行の実績考えたら小清水がいきそうだけど
キャラがキャラだけにコロッと負けそうｗ

でもそんなあみっけは美味しいと思うw

VOWアリーナの地下、練習用リングがある階のさらに地下に
過去に行なわれた試合のビデオが保管された部屋がある
普段は人の出入りが少ないこの部屋を訪れた一人の選手、膨大な数のビデオの中から
目当てのものを探し出し、一人見始める


VWGP時期挑戦者決定戦試合
折笠愛 対 池澤春菜

序盤は両者ほぼ互角と言える攻防、池澤はエルボーを中心に攻め込むが
折笠がうまくそれを交わしグランドに持ち込む、キーロックや腕十時で池澤に腕攻め
ロープに逃れスタンドに戻ると今度はロープを使いさらに腕を痛めつける
しかしこれはカウントが入り離す折笠、リング下に下りた池澤、折笠の足をつかみ
強引に引きずりおろすと鉄柱に振り少し距離を取って『いっけ〜!!マグナ〜ム!! （ランニングエルボー）』
エルボーと同時に頭をうち、ダウンする折笠、その隙に池澤はリングへ戻る

池澤（戻ったら一気に畳み掛ける）
場外カウントが進む中次の攻め手を考える池澤、折笠がカウント１５で戻ると
バックを取り一気にバックドロップで投げるとそのままフォールに行くが２．５
起き上がった池澤、折笠が起き上がるのを狙い『いっけ〜!!マグナ〜ム!! （ランニングエルボー）』
倒れこむように放っていきそのまま上に乗るがまたも２．５
続けてパワーボムからそのまま固めるがやはり３カウントが奪えない
それどころか折笠は起き上がり反撃、『ヒートショーテル（モンゴリアンチョップ）』を三連発
からコーナーに振って対角線フロントハイキック、スピードに乗った強烈な一撃に池澤ダウン
折笠『サンドロック（キャメルクラッチ）』

池澤（何でまだこんな力がのこってるのよ、私の攻めがまるで効いてないって言うの）

技をといた折笠は池澤にジャンピングパワーボム、カバーにはいかずつかみ起こして
張り手を連発、池澤も反撃するが続かず
コーナーに詰められると対角線に振られ、再びフロントハイを狙うが池澤これを交わしバックを取って
投げっぱなしジャーマン、すぐさま起き上がる折笠にマグナム発射!!

池澤「効いてないはずがない、あんたが動けなくなるまで攻めまくってやる」

そこから池澤はこれでもかと攻めまくる
何度もマグナムを打ち込み、きわどい角度で投げ、垂直に落とす
しかし折笠は立ち上がる、技はどれもしっかり決まってる
３カウントが入ってもおかしくない一撃が何度も入っている
それなのに折笠は起き上がる、池澤は次第にあせりだす

なぜ立ち上がれるんだ？ なぜ倒れないんだ？
本当に効いているのだろうか？ どうすれば倒せるんだ？

さまざまな思考がめぐるなか、攻め続けた池澤の体力は落ちていき動きが止まる

池澤「ハァハァ」
折笠「もう終わり？ ならこっちから行くわよ」

不適な笑みを浮かべ近づいてくる折笠、池澤は力を振り絞り、エルボーを乱れ打つ、が
隙を突いて地獄突き、トーキックから『クロスクラッシャー（クロスアームジャンピングボム ）
』
そのままカバーするがカウント2.9
ロープにつかまり立ち上がる池澤の背後に着くと首に手を回し耳元でささやく

折笠「おやすみ、お嬢ちゃん」

○折笠愛（２０分２４秒）池澤春菜●
※殺女（キラーチョークスリーパー）
レフリーストップ


試合後コメント

折笠「当然の結果ね、私に勝てばシングル王座初挑戦だったみたいだけど
　　　まだまだ早いわよ」
　　　
ビデオはここで終了

それをみていたのは・・・田中理恵
その背後に折笠が現れる

折笠「ずいぶん古い試合見てるわね」
田中「川澄の威圧感を受けて戦いたくなるような馬鹿が
　　　どんな試合してたのか見たくなったんで」
折笠「きつい試合だったわね」
田中「余裕勝ちに見えたけど」
折笠「インタビューの後、控え室で倒れてしばらく動けなかったわよ
　　　あの子がどんなに攻めてもあの時負けるわけにはいかなかったは
　　　調子づかしたら厄介なお嬢ちゃんだったからね
　　　ダメージがないように振る舞って精神的に追い詰めてやったのよ」
田中「・・・」
折笠「しばらくたって私と由美ちゃんからタッグ王座取るまで
　　　シングル王座取るような怪物じみた選手に自分の攻めが通じるのかって
　　　スランプ状態だったわね、私から三つ取ってスランプからは脱出したけどねぇ」
田中「その後シングルに挑戦したわけ？」
折笠「（頷きつつ）上位陣の壁は破れなかったけどね
　　　けどまぁ、今ならなんかやっちゃうかも知れないわね」

田中「池澤がチャンピオンになるって言うの?」
折笠「挑戦者が池澤春菜かどうかはわからないけど
　　　経験をつんだ分引き出しも増えてるでしょうし
　　　私が田村にやったみたくじゃないけど、池澤に丹下、宮村とか男固め組勢は
　　　田村や堀江、うちの魔王様とかに一泡吹かすだけの物は持っててもおかしくないって事よ」
田中「ふ〜ん、まぁじっくり見させてもらおうかしらね」




池澤の過去をちょこっと書いて見たりしました

まとめ氏乙
昔の試合をビデオで見るってのはいいアイデアだな
今は下り坂なベテラン達の全盛期を見られるのは嬉しいかも

男固め組練習場に久しぶりに足を踏み入れた池澤。
岩男・緒方を除く全員が一同に集まっている。

池澤　「ごめんね〜、付き合ってもらっちゃって。」
野川　「いえ、いいです。こないだの川澄さんとの対戦後、記憶が無かった私を運んでくれたお礼くらいは
　　　　ちゃんとさせてもらいます。」
池澤　「一人で来てたら司令に怒られちゃうから・・・多分」
ゆかな　「そんなことは無いわよ・・・多分」
野川　「それでも多分なんですね・・・。」
宮村　「そんな司令さんが来たわよ」

緒方　「池澤も含めて・・・全員いるな。・・・ゴホン。
　　　　皆日々の練習ご苦労。今日集まってもらったのには理由がある。
　　　　と、言っても池澤以外はもう何度も聞いてるがな。」
岩男　「そうですわね。みんないろいろ考えたでしょうから、さっそく本題に入りましょう。」
緒方　「そうだな。前々から言ってるように我々男固め組はこの度GHVヘビーのシングルに挑む。
　　　　と言っても、表明はしたが誰が挑むかは決めていない。」

岩男　「私たちのチームはVOW所属の中でどちらかと言うとベテランが多くいる軍団です。
　　　　あんまり自分の事をベテランなんて言いたくないですけれど。」
緒方　「望月を除けばキャリアの長い選手が多いのは事実だ。これから先、VOWには若手が多く出てくる。
　　　　この間挑戦した植田佳奈、その前のたかはし智秋、今日この場に顔を出している野川さくらもそうだが
　　　　王座を狙う選手はどんどん出てくる。」
岩男　「そもそも現王者の田村ゆかりさんも、私たちより年下の世代。」
緒方　「下から生きのいい若手がどんどん出てくるって事は、その分はじかれる選手もいるって事だ。
　　　　どうしてもその一番のターゲットにされるのは我々だ。
　　　　今回はそんな声を払拭するのが一番の目的だ。もちろん、その結果、先に見据えるのは王座戴冠だ。」
岩男　「と、いうわけです。」

緒方　「で、挑戦の意思が有るか無いか前調査をしたところ、３人行きたいって言ってたな。
　　　　氷上、さくら、ゆかな。」
氷上　「あら、３人もいたの。直に聞かされたのは今はじめてだから」
ゆかな　「２人は王者経験者ね。私は挑戦して負けたとこ止まりだけれど。」
さくら　「・・・ふ〜ん。」
氷上　「で？決め方は？３WAYかしら？」
緒方　「あぁ、初めはそのつもりだった。・・・んだが。池澤」
池澤　「私も、手挙げることにしたわ。」
ゆかな　「はるな、しばらくはいいって言ってなかった？」
池澤　「気が変わった。」
氷上　「春菜ちゃんらしい・・・（苦笑い）」
緒方　「まぁそういう事だ。正直言って今回、挑戦表明したはいいが、
　　　　誰も手を挙げなかったらどうしようかと思っていた。
　　　　みんな、時代を背負いかねない挑戦に二の足を踏んでしまうのではないか、とな。」
池澤　「その時は緒方司令が行けばいいじゃない。」

緒方　「好き勝手言いやがって。・・・じつはな、近々11年ぶりのエヴァンゲリオン参戦がある。」

その一言に皆が注目する。

緒方　「それに伴い、私、宮村、岩男は参加を見送るつもりだった。
　　　　エヴァ興行ともなれば、CDUの三石もかなりの準備をしてくるだろう。
　　　　それだけでなく、久しぶりに我々世代の絶対王者・林原と同じリングに上がることになる。
　　　　生半可な準備で向かうことは出来ない。」
宮村　「そうね。シンジばっかにいい格好させてたまるもんですか！ってね。」
岩男　「そういう訳で。今回誰も手を挙げなければ強制的に男固め組全員による
　　　　挑戦者決定リーグでもやろうかと思っていたのよ。嬉しいことに、
　　　　結果的には４人も手を挙げてくれたからその案は無しになったんだけど。」
緒方　「４人になったんでな。トーナメントで決めようと思う。
　　　　エヴァ興行前に、男固め組ココにありってのを見せる意味でも、VOW公式戦にしたい。」
岩男　「男固め組提供試合って扱いで、ちゃんとお客さんがいるところでやろうと思います。」

緒方　「現王者田村ゆかりに、隠すもの無く、正々堂々我々の世代が
　　　　・・・胸を貸すのではなく、挑ませてもらうって意思表示の意味も込めてな。どうだ？」
氷上　「全く意義なし。」
さくら　「うん。」
ゆかな　「問題ないんじゃない？」
緒方　「・・・というのは池澤が直訴してきたんだがな。」
池澤　「やっぱり、皆が見てる前で試合して、アピールしなきゃね。ごめんねみんな。」
ゆかな　「それで、組み合わせはどうするんですか？」
岩男　「さくらちゃんが用意したそこにあるカードをめくって対になるマークの者同士で一回戦って形にします。」
緒方　「さっそく各自引いて貰おうか。」

各々がカードを手に取る。
池澤　「ソード？（THE SWORD）ってある。」
氷上　「それきっと対は私ね。うちは（THE SHIELD）って書いてあるカード引いた。」
ゆかな　「私は（THE LIGHT）って。」
さくら　「ダーク（THE DARK）、ゆかなちゃんと、ね。」
緒方　「池澤ｖｓ氷上、ゆかなｖｓさくら、か。」
岩男　「王者経験者がきれいに分かれましたわね」
緒方　「よし。それじゃあこのカードで試合をする旨をＧＭに伝える。いいな？」

全員頷く。

緒方　「同じ仲間だからって手を抜くなよ！それこそ王者田村ゆかりに失礼だ。
　　　　誰が来てもイヤな挑戦者だって思い知らせるように。」

IDがGMなので何となく携帯で自己連投解除

支援

そこへ望月が手を挙げる。

望月　「これ、出ない人たちはどうすればいいんですか？」
緒方　「あ、あぁ。それなんだが試合の日まで各自自由の練習で構わない。
　　　　出稽古に行っても、ここのメンバーでスパーをしてもいい。
　　　　当然、当事者同士で練習してもな。」
岩男　「ふふ。今望月さんが言わなかったら緒方さん忘れたままだったかもね。」
緒方　「うっかりしてた。ご苦労。望月久代、お茶汲み。」
望月　「は、はぁ。」
緒方　「とにかく。そんなわけだ。日程は追って知らせるから各自しっかり調整してくるように。
　　　　それじゃあ締めるとするか。」

全員が円陣を組む。

緒方　「銀河の平和は？」
全員　『我らが守るッ！！！！』

次回、男固め組提供の挑戦者決定試合一回戦の模様をお届けします。

〜番組終了〜

焦ることもないのにモデム落っことしたｗ

というわけで、挑戦権の話動かします。


まとめさん
プロレスクラシック方式GJです！その手があったか。
過去のデータ集は大山GMの腹ポケットを持ってすれば全部揃ってても全然不思議じゃ無いｗ

ところで、
あみっけのスキットは書いちゃっていいんかいな？
もちろん他にプッシュするって方がいれば構わないんですが・・・。
参戦確定でおＫなんでしょか？
本隊に佐藤利奈もいるからどうするかねと思ってはいたんですけど。

乙です
氷上対池澤、さくら対ゆかな
か、誰が勝ち抜けるか見物ですね

>>331
小清水okだと思いますよ
まだ枠はありますから佐藤利奈はそっちを勝ち取れるかどうか
ですね

次回挑戦者決定試合の模様を…って書きましたが訂正。
各々の試合前風景をいくつかもう少しはさむ予定。

試合の時期がヤン黒出場者決定戦とかとも噛み合えるといいんだけどなぁ。
なかなかそうは行かないかな。

イエローさんのスキット他を見て思ったこと。
鶴屋さんの「めがっさ語」って、何気に越中っぽいなぁ……

現状はだいぶバランスよく選手が回ってますね。

ヘビー＝田村 vs 男固め組
タッグ＝バカコンビ vs TAMAGO（停滞中？）
IC＝神田 vs 斎藤
ハードコア＝浅野

この他に、堀江vs伊藤、SOS団、野川七番勝負、菊地＆後藤vs魔王軍、
植田vs松来、SRW vs AI、第2回ヤン黒、まだまだ何かあったような気がする……

個人的には職人さんの次回予告がない時は積極的に横槍入れてもいいんじゃないかな、と。
自分が言い出しっぺの、IC王座戦と、植田vs松来は自由にイジッてもらってもOKですよ。
その方が先が読めなくて面白いことになることもありますし。

PPVで巧く纏めるという感じかな
今回は骨太な抗争が多くて今後の展開が楽しみ

＞菊地＆後藤vs魔王軍

これ無理じゃね？どう考えても勝ち目が無い。というか、かない&雪野にさえ勝てないだろ。
書いてる職人がアレなだけに強引に持っていきそうな気もするが…。不安。

ところで、さっきからまとめサイトに繋がらないんだが、オレだけ？

>>336
> SRW vs AI
これは朴、釘宮 VS SRWじゃないのかな？

あとは修行に出た沢城ともいますね
> バカコンビ vs TAMAGO（停滞中？）
前から考えてたんですけど案がまとまってきたんでこれは自分が行きます
わさびもここで帰還する事になると思います

ほんとだ。まとめサイトへの接続があまり良くないみたい。
見れるときは見れるんだけど。
１つ投下します。



次期GHVヘビー級王座挑戦者決定戦のトーナメントを前に、
VOWアリーナの地下、過去に行なわれた試合のビデオが保管された部屋に足を踏み入れるさくら。

どこに何があるかをもう熟知しているかのように、ビデオを探し出すと
備え付けのデッキにビデオを入れ再生を始める。

【やまとなでしこ試練の７番タッグ　第２戦】
丹下桜・氷上恭子ｖｓ田村ゆかり・堀江由衣

関智　「さあ次は本日の第４試合、さいきんガンガン力をつけているやまとなでしこ、試練の７番勝負だ！
　　　　実況は引き続き、キング・オブ・ハート、関智一と！」
子安　「絶対零度の堕天使、子安武人がお送りするぜ。」
関智　「さて、この一戦はコンビを組んで間もない、NEWヒロインユニットやまとなでしこが
　　　　トップ選手に挑んでいく試練の７番タッグ第２戦。」
子安　「第１戦の鈴木真仁・日高のり子戦では、鈴木からなんとピンを奪った堀江とその相方田村。
　　　　今夜はトラチョココンビ、僕のゲムドラパートナー氷上と、」
関智　「俺の妹、木之本さくらこと丹下桜が相手に立った。」
子安　「大事に大事に可愛がってる桃矢お兄ちゃんとしては、今回の二人は恐いかな？」
関智　「そんなことは無い、大丈夫。現在のVWGP王者だ。」
子安　「これから出てくるであろう若手を確実に返り討ちにできるか！？それとも、
　　　　やまとなでしこが時代をさらにこじ開けるか！？注目の一戦、間もなくゴングだぜ。」
関智　「今夜もリングは真っ赤に燃える！勝利を掴めと轟き叫ぶ！」

CMを挟み試合が始まる。先発で一気にかたをつけようとする田村を尻目にじっくり構える丹下。

折笠　「何だい何だい。最近はお客さんが多いね。」
さくら　「・・・折笠さん。」

試合を見始めたさくらの元に魔王軍折笠愛が現れる。

折笠　「男固め組の挑戦者決定戦の話は、もう各ユニットの耳に入ってるよ。
　　　　４人もなんて、まだまだやる気満々じゃない。」
さくら　「別に頂点を諦めたつもりはありませんから。」
折笠　「あら、そ。その割には最近表舞台に出てないんじゃない。」
？？　「貴方がハリキリすぎなんじゃないの？」

２人が後ろを振り向くとそこには三石琴乃の姿。

折笠　「あら〜ん？この面子が揃ったら、うふ〜んメイズ〜とでも迫んなきゃならないかしら？」
三石　「それを見て、ミルちゃんがオネニーサマ〜！…って展開かしら。遠慮するわ。」

そんな二人を無視しながら試合を見入るさくら。

折笠　「あら、ノリ悪いわね。」
三石　「・・・今回は気合入ってるのかしら。」
さくら　「・・・お二人とも魔王軍、CDUはいいんですか？」
折笠　「魔王軍のメンバー分かって言ってるの？一人くらいいなくても、ぜ〜ん然平気よ
　　　　あの娘達なら誰かが噛み付いてきたって、噛み砕いて帰しちゃうわよ。」
三石　「CDUだって今や皆がみんな私におんぶに抱っこじゃないわよ。
　　　　だいたい、タッグ王座は男固め組から奪ったのよん？
　　　　この試合で実況してる男メイズ、、、スネ夫君にもずいぶんしっかり指導してもらってるしね。」
折笠　「それを言ったらうちのゆみちゃんにも感謝してもらいたいわね。
　　　　CDUの若手は　『魔王軍かかずゆみによって成長させてもらいました』　って、
　　　　公の場で言ってもらおうかしら？」
三石　「・・・野比家と源家の全面戦争でもしたいのかしら？」
折笠　「別にぃ。お望みとあれば？」

そこにモニターに堀江・田村２人へ両腕のラリアットを当てる丹下の姿が大写しになる。
そちらに目を向ける３人。

三石　「ま、いいわ。・・・しかしこの頃、驚くほど桜ちゃんは強かったわね〜。
　　　　VOWでも國府田さんから獲って一度王座に就いたけれど、VWGP末期の頃は
　　　　それこそ誰が挑んでも、って風格も醸し出し始めてたものねぇ。」
折笠　「この試合は椎名へきるちゃんからベルト奪った直後だっけ？
　　　　確かこの試合は、へきるさんの仇はやまとなでしこが取りますって息巻いてたのよね。」
三石　「碧き拳の赤い華って言われてた頃の椎名さんね。
　　　　あれ？でも確かこの試合・・・」

氷上が堀江を捕まえて場外へ。田村も丹下に締め上げられる姿が映される。

さくら　「そう、この試合は・・・」

圧倒的な氷上丹下組の猛攻。なす術も無いやまとなでしこ。
氷上がリング外で堀江にヘッドロック、
丹下も決めに行くつもりで田村に『あなたのやり方で抱きしめて（スリングショットスープレックス）』
そしてまだ立ち上がる田村へトップロープから『汝のあるべき姿に戻れ（フライングクロスチョップ）』
丹下はフォールをするが田村カウント２．９で返す。
さすがに驚いた丹下、般若のような形相で踏ん張って立ち上がる田村。
もう一度、とばかりに田村へその場ラリアットを出した丹下の腕を掻い潜り、
その腕を掴むや否や田村は『いたずら心うきうきしてますか？（スイングフルネルソン） 』
なんとかバタついて着地した丹下だったが、田村はココしかないというタイミングで完璧首固めに移行。

あっという間のカウント３を奪った。

【やまとなでしこ試練の７番タッグ　第２戦】
丹下桜●・氷上恭子　（２４分４８秒　完璧首固め）　○田村ゆかり・堀江由衣

観客の大歓声、呆然とする丹下桜の姿で映像は終わる。

さくら　「王者だったのに、私が、負けた試合。」
三石　「・・・そうよね。VWGP王者になってから、桜ちゃんがフォール奪われたのって、
　　　　VWGP失った試合と、この試合の田村さんのたった２試合だけだったのよね。」
折笠　「その後、この試練の７番タッグを前代未聞の全勝でこなしきった・・・。」
三石　「ただ、タッグのチームの王座挑戦者は多かったのに加え、まだ早いってことで
　　　　挑戦のチャンスがまわってこないまま、VWGPはGHVへ発展的解消となり、
　　　　せっかく獲ったGHVタッグも、意外と短命だったのよね。」
さくら　「でも、この試合はあの２人に自信をつけさせた。改めてこの試合を見て、
　　　　般若モードの片鱗はココからあった、ってのを思い出した。」
折笠　「借りを返したいってところね。」
さくら　「・・・もちろん。」
三石　「う〜ん、桜ちゃんさ、実は総合のほうが向いてるんじゃない？」
さくら　「？」
三石　「ま、個人的な話。別にどーでもいいわ。聞き流して。・・・帰るとしましょ。」
折笠　「あらん？何しに来たのよ。」
三石　「先客がいたからね。一人でじっくり見たい試合があったんだけど。また今度にするわ。」
折笠　「そうね、私も戻るとしましょうかね。」
さくら　「・・・」
三石　「あ、緒方さんによろしくね〜。
　　　　貴方が王座獲ったら、うちから挑戦者出してタッグ同様獲っちゃいますからって」
折笠　「あら、魔王軍にも血気盛んなの多いのよ〜。まぁいいわ、
　　　　久しぶりだから飲んで帰りましょ〜」
三石　「ちょ、ちょっと、、、やめてくださいって」

三石・折笠が連れ立って部屋を出る。一人残ったさくら。

さくら　「GHVの・・・絶対王者。
　　　　私だって、、、、うん。絶対、大丈夫だよ・・・。」


〜トーナメント前　さくら編終了〜

田村ゆかりの技リスト『いたずら心うきうきしてますか？』

技内容不明になっていたので、初出の所見て合うように『スイングフルネルソン』にしました。
この後残り３人もこう言うの入れていきます。

今回はやまなこの若き頃をちょこっと混ぜてみた。
個人的に子安＆関智一を実況組に入れたかったので、
この辺は今後VOWに出ようがVWGP専属であろうがお好きに使って下さい。

>>340ｰ344
おお、クラシックシリーズ乙っすよ。
ゲムドラやCCさくら時代に｢いたずら心〜｣がある気がするけど、おじさん気にしないw
まあパラレルワールドですからーw
メイズネタに反応しちゃう私は歳バレちゃいますよ…

>>338
日プ的に言うと、田口＆後藤洋でGBHと真っ向勝負ってとこになるのかなあ。
サポートしそうな山口が仮に朴と同等程度に描かれたとして(それ自体はまあ納得できる)、
それでもまだ三人。
援護をするなら順当なのは本隊なんだろうけど、
対牛だったり、若手サポートだったりと、使われどころもありますからね…
現実問題、野川クラスでも興味なし・圧倒、という扱いだし、
振り向いてもらうまでの道のりのが険しそう。
でも、成長物語としてじっくり見守りたいし、書き手さんのプッシュがハマれば
他書き手さんにも伝搬して、たかはし並の確変起こすことも有り得る訳で、
自分はむしろその方向も期待してるところはありますよ、アァ。

>>345
菊地と最近絡みができて、助けに来てくれそうな猛者ならいるぞ
レミゼ興行で一緒の坂本真綾
ぺややとの共演も多いし、一目置かれるような実力者かと
魔王様は王座戦でもないのに水樹・坂本vsDXを見に行ってたし

真綾はいい助っ人かもな。今まで色んな選手に接触してきた訳だし、菊地とからんでもおかしくない。
御前への地獄の責め苦wが終われば使えるんでない？

でも確か坂本のエボニーヌって菊地のコゼットをいじめる役じゃなかったっけ？w

>>345さん
＞ゲムドラやCCさくら時代に｢いたずら心〜｣がある気がするけど

すんません。その辺だけは勘弁して下さいｗ


三石は緒方以上に色んな人と絡めるから何かと有り難い。
ガンダムSEED辺りも含め若手とも接点有るし、大ベテランとも関連は沢山。
しっかり探せば、現在VOW参戦中の全選手と共に興行をやってる唯一の声優の可能性も。

中堅勢を使うにあたって、立ち位置のイメージは
『ハンバーグにおけるパン粉・牛乳』
なんですが、時には最前列に出たがる時もある、と言うのを暫らくやる方向です。

魔王軍の川澄には改めて田村同等の威圧感を持たせたかったため、
能登が絡むと人格かわると言う方式を踏襲させて貰ったんですけど、
…野川瞬殺はやりすぎたかと思ってたのも少しはありますよ、えぇ。
自分らがある程度強いから、その上で相手の強大さが分かるっていう感じで書いたつもりだったんで、
恐いもの知らずな若手だとどう挑むのか楽しみにしてる所も。
真綾が来たら魔王様と張れるけど、現在は静教育中だしなぁ。
アメプロさんネタ練り中ってのも有るんでしょうが、描写が何もないのが逆に想像を膨らませて恐さ増幅してるｗ

>>345
＞田口＆後藤洋でGBHと真っ向勝負
それだと微妙に勝てそうだな。アメプロ的に言うならAPAvsカイエンタイかな。ちぎっては投げちげっては投げされる感じw

>>346
それはこじつけだろ。レミゼ興行で一緒とはいえVOWじゃまだ絡んでないし。>>347の言うように絡んでもおかしくはないけど。
水樹・坂本vsDXは全選手が注目してた試合であって川澄だけを取り上げるのはどうかと。

どっちにしろアレだ、助っ人は助っ人でしかないから。「強い人と特訓したから勝てました」じゃ話にならん。
ちゃんとストーリーを練り上げて対決までもっていってもらいたい。
後藤・菊地を勝たそうと思ったらたかはし以上の確変が必要だろうな。

菊地のサポートで使えそうなのは白鳥がいますよ
モコナタッグとして絡んでるし

>>349
技はどうしようか悩みましたねｗ
自分は池澤の技マグナムだけにしちゃったけど
そこんとこはあんまし深く考えないでいいかなぁ

この時期限定でゆかりんの技考えると、マクロスジェネレーションしか出てこないｗ
ほっちゃんはフォトンとか出てくるが…。

真綾の助っ人には背中を押す人を選ぶときにもストーリーがあるからいいんだよね。
時には突き放すきまどんの例(これにも愛があった訳だが)みたく、ただ無計画になりふり構わず助太刀ってのではないから、
菊地らと急にいきなり遭遇はやっぱりまだ無しだと思う。じっくりストーリーライン組んでからかね。
ただ、真綾自身にも総合だってあるんだしｗあくまでスポット参戦ってのを念頭に置くべきなのかな。
総合畑を主軸の人を、関連づけるため無理矢理長く引きずり回す形になるなら勘弁かね。
だったらその時間で主演(この場合は菊地)をもっと練り上げたほうが良いかもだしね。

しっかりキャラが立ってて、それでいて悩んでいる選手へのヘルプで
ピンポイント登場方式が一番新鮮にネタを生かせるんだろうなぁ。無駄遣いはあまりにもったいない。

VOWでの真綾がいいキャラになってるのは、アメプロ氏の書き方が大きいんだろうな
毎回必ず真綾の動機が明確になってて、ちゃんとストーリーになってる
便利キャラにしちゃうのは少し違うかなと
ANISONリーグでの真綾、奈々ヘッドは、VOWにおけるほちゃ、ゆかりん的な実力者なんだし

後藤、菊地には若手らしく頑張ってほしい

>>352
９０年代後半だと、使えそうなのは魔人学園・ときめも２・地球防衛企業くらいかなあ。
…俺はイケるんだけど、わからん住人のが多そうだｗ

>>354
ふたり暮らしでメインはってたけどさすがにあれはなぁｗ

>>352
>>354
出演はしてないけど、デビルマンレディーのＥＤを歌っていたりしてるよね。
「REBIRTH」〜女神転生〜ってタイトルだった気がする。

>>356
うわ、懐かしいwww
オレ、田村ゆかりの名前をそれで憶えたよw

クラシックシリーズはベテランの全盛期を見るもんだと思ってたが
今全盛期の選手の新人時代が見られるってのもいいな

VOW会見/GHVタッグ選手権調印式

バカコンビこと大原めぐみ、山崎バニラがGHVタッグを奪取した直後から
決定していたTAMAGOとの防衛戦、さまざまな事情により先延ばしとなっていいたが
ようやく日程が決まり、それに先駆け本日調印式が行なわれた
コメントは以下のとうり

GM「いろいろあって試合が遅くなって申し訳ない、けどTAMAGOの二人には
　　いい準備期間なったと思うから内容の方は、期待していただきたい」

バニラ「相手はもはや終わったチームですからね、ぶっちゃけ楽勝ですよ」

大原「門脇がCDUに入った時、私は当時のパートナーだった水田さんを
　　　門脇に奪われて悔しい思いをしました。
　　　まぁそれがあったから今チャンピオンとしてここにいれる訳なんだけど
　　　あの頃とは完全に立場は逆転しました。試合でそれを証明します」
　　　
福圓「確実にベルトを取るために挑戦が決まってから今日まで特訓を
　　　重ねてきました。舞太は二人の事を知り尽くしてるし、バカコンビには絶対に負けません」
　　　
門脇「とにかく試合を見て欲しいっス、自分がなんで今回の行動に出たのか
　　　すべて判るっス」

━━以前、若手軍や本隊に帰る気は無いとコメントしてましたが
　　CDUもこのまま離脱と言うことになるんでしょうか？

門脇「それは、」ここで会見に同席していた三石が割って入る
三石「前にうちのメンバーには自由にやれと言いましたけど、
　　　門脇は考えた結果チャンスを求めて外にでた。
　　　私はそう考えています」
　　　
門脇「そういう事っス、VOWはフリーだとなかなか試合が少なくなりがちッス
　　　だけどベルトがあれば試合にも困らないっス
　　　まぁとにかく試合を見るっス、全てははそこからっス」

会見終了

会見終了後、記者の質問に答える三石

━━三石さん自らスカウトした門脇選手がCDUを抜ける事となりましたが

三石「残念そうにみえる？むしろ喜んでるぐらいよ
　　　自分で考えて動き出した結果ですから、とはいえ戦力的には正直いたいのは
　　　確かだし新メンバーをいれる事にしました。」

大原、バニラ「「新メンバー!!?」」
大原「ちょ、聞いてないよママ」
バニラ「いったい誰なんですか？」そういって詰め寄る二人

三石「あ〜ハイハイ、取り合えず控え室戻るわよ
　　　ここじゃ聞かれちゃうし、それじゃそういう事で」


そういうとCDUの面々は控え室に戻って行った

タッグ選手権に向けてスキット一本
試合は金曜かどううに投下出来ると思います

まとめさん乙
そういえばバカコンビ久々だなあ
若手さんどうしたんだろう、元気ならいいんだが

本日は７番勝負という訳ではないが、集まった３人。
池澤・野川・小清水がVOWのフリートレーニングルームで汗を流す。

小清水　「ふぅ。そろそろ休憩にしましょ、休憩〜」
池澤　「あんまり疲れてないみたいじゃない？手抜きして無いでしょうね〜。
　　　　ま、でもそうね。もう二時間、さすがに一息入れますか。」

３人がその場に座って各々休憩を取り始める。思い出したように野川が口を開く。

野川　「池澤さん、何で突然挑戦権に興味持ったんですか？」
池澤　「ん、何よ突然。」
野川　「いや、この間お邪魔した時あの話聞いて、私びっくりしたんですよ。」
小清水　「あ、知ってる。田村さんに挑戦するんでしょ？」
池澤　「まだ決まった訳じゃないわよ。」
野川　「何かあったんですか？」
池澤　「何か・・・ねぇ。まぁあったっちゃあったわよ。」
野川　「何ですか？」
池澤　「こないだの川澄さんとの試合見て、かな。」
野川　「私の、ですか？」
池澤　「そ。またちょっと上に登ってみたくなって。」
野川　「でも、池澤さん私の７番勝負が終わるまでは、って話じゃなかったでしたっけ？」
池澤　「さくらちゃんは、そもそもICベルトを狙って、ゆくゆくはヘビーのベルトも、って思ってるのよね？」
野川　「？え、えぇ。そりゃあ。」
池澤　「私言ったわよね。ベルトに対し強い執着心を持ってる人と一緒に少し合同練習をって。
　　　　でも王者の地位に執着心があるのは私もだって話も。」
野川　「・・・」
池澤　「挑戦したい気はいつでも持っているの。いつかは、、ってね。それが、少し早くなっただけ。」
野川　「タッグじゃなくてですか？」
池澤　「それはどっちでもいいわ。ただ、すぐ側にチャンスがあるなら、やってみようかなってね。」
小清水　「それは確かに。自分をアピールできるチャンスがあるなら使わない手は無いですね。」

池澤　「・・・少し昔の話していい？」
野川　「？えぇ。聞かせて下さい。」
池澤　「知ってると思うけど、私、ヘビーのシングルのベルトだけは巻いたこと無いのよ。
　　　　VWGPの時からね。タッグは多く戴冠したけれど。」
小清水　「その頃は私も見てました。飯塚雅弓さんとか榎本温子さんとか山本麻里安さんとか
　　　　　バンバン登場してましたよね。飯塚さんと岩男さんのエクストリームタッグとか憧れでした！！」

池澤　「タッグ王者としての私の経歴は結構自慢できるのよ。王座獲ったチームだけでも
　　　　渕崎さんとのレッツ＆ゴーとか白鳥由里ちゃんとのパラシュートシスターズ、
　　　　氷上さんとのタッグや法子ちゃんとのタッグと、何気に引っ張りだこだったんだから。ただ・・・」
野川　「ただ？」
池澤　「法子ちゃん以外みんな、私のパートナーは先輩で、私単独の力はあまり認めてもらえなかった。」
野川　「そんな。」
池澤　「その時はね。だから悔しくてさ。けっこうシングルベルトにも噛み付いたんだよ。
　　　　林原さんになんかかなりの数返り討ちにあったわね。椎名さんにも、國府田さんにも、
　　　　宮村さんや丹下さんにも負けたし、、私こう考えると今の男固め組の中の人相手にも
　　　　随分負けたかも。折笠さんとかとの挑戦者決定戦で負けたのも含めたら・・・
　　　　かなり負けてるわね、、、なんかムカついてきた。」
野川　「ま、まぁまぁ。」
池澤　「徐々には力を認めてもらえ始めて・・・法子ちゃんとでタッグ王座獲れてからくらいかな、
　　　　やっと私たちの世代が本格的に注目され始めた・・・
　　　　けれどすぐさま、やまとなでしこってチームが台頭してきた。
　　　　その後、群雄割拠の戦国時代になって、今のVOWに至るんだけどさ。」

小清水　「ふ〜ん。その時期を実際に通ってきた人には色々あるんですね。」
池澤　「・・・私、経歴としてはベテランと言われるのかも知れないけれど、
　　　　田村ゆかりちゃんや川澄綾子ちゃんと、同学年なのよ？」
小清水　「！１７歳ですか！！」
池澤　「・・・・・・そうね。・・・そこ！おいおい、とかガタガタ言（ｒｙ」
野川　「・・・。」
池澤　「同年代に抜かれちゃったとか、そう言うのは別に思わないんだけどさ、
　　　　だって私には私の積み重ねたものがある。決して回り道だとは思わない。
　　　　でも。」


池澤　「私もベルト、巻きたい。」


池澤　「・・・と、こんな感じ。まだ他にもあるんだけどさ、まずは挑戦権争いに勝ちあがってからのお話。」
野川　「そうですね。うん、私も頑張ります。」
池澤　「その意気で来てちょうだい。私の練習にもう少し付き合って貰うんだから。頑張ったら
　　　　私がチャンピオンになった暁には、挑戦者に指名してあげてもよろしくてよ。」
野川　「何ですかその口調」


小清水　「よし決めた！！！」


突然大声を出す小清水。

池澤・野川　「何？突然。」

小清水　「決めた。今決めた。ヤング黒うさ杯、私出ようと思います。」
池澤　「お、いいねいいね。大いにやっておしまい！」
小清水　「待ってなさい！みんな私がやっつけるんだから！」
池澤　「そう！邪魔する奴はみんな蹴っ飛ばしてやりなさい！」
小清水　「私！トップに立つんだから！」
池澤　「私も！見てなさいよ〜！」
二人で空を指差してポーズをとる。

野川　「何なのこのノリは・・・」
池澤　「何言ってるのよ。貴方も当面はIC王座に向けて練習を怠らない。い〜い？
　　　　斉藤千和ちゃんや釘宮理恵ちゃんといった実力者が
　　　　次から次へとヘビーへの足がかりにと気合入れてるんだから。負けちゃダメよ！」
野川　「は、はぃぃ。」
池澤　「よろしい。じゃあ休憩終了。次の練習メニューは・・・・」
小清水　「そうと決まればGMの所に伝えてこなきゃ！！それじゃこの辺で。デュワッ！！」

小清水が走り去る。

池澤　「・・・・逃げたわね」
野川　「・・・・逃げましたね。」
池澤　「まぁいいわ、さっきまででも十分やったし。でも、私たちはまだこれからよ。
　　　　疲れているココから先の積み重ねが重要なんだから、ってね。」


〜トーナメント前　池澤編終了〜

ココの方々が田村ゆかりを知ったきっかけって何だろうと
常々思ってた自分としては
>>354-357のレスの流れにちょっと噴いてたｗ

ゆかりんがデビルマンレディー(テーマソングだけだが)で、
ぺややは魔王様。
これでユイエルが登場してしまったら王道ヒロインは誰がやるんだｗ

そんな中、>>359-360、
いよいよタッグ選手権動くか。棚上げ状態だったのもあるし
水田の復帰辺りも絡んでなんでしょうかね。
門脇福圓はどんな戦い方の準備をしてくるか！？
まとめさん乙でした。

>>362
そうだなぁ。若手さん元気でしょーか。

部屋さん乙です
正直池澤に挑戦してもらいたかったりしますが
メンバーがメンバーだけにどうなるかわからない
楽しみにしてます



田村ゆかりスレの画像掲示板覗いたら
どう見てもVOW観戦者の書き込みがあったｗ

トーナメントを実施することが決まってからすぐに、ゆかなは行こうと思っていた場所があった。
それがここ。

【精神と時の部屋】

このような貼紙がしてあるが、実際は空気の濃度や気温・気圧の調節ができる
人工的な高山トレーニングルームである。

ゆかな　「こんにちわ〜。」

基本的に事前に利用時間の予約が必要なこの部屋だが、
最近はココの道場主と化している人物に声を掛ければ予約が無くともOKとなっている。

野沢　「あら、ほのか、いらっしゃい。」
ゆかな　「お婆ちゃま！こんにちは。」

野沢雅子である。

野沢　「良く来たね。・・・と言ったお約束もやったところで改めていらっしゃい。」
ゆかな　「お久しぶりです。あの、今日なんですけど、」
野沢　「分かってるよ。トーナメントを前にこの部屋で練習したいってんだろ？」
ゆかな　「ええ、それと出来れば、野沢さんに直接指導していただきたくて。」
野沢　「お、丁度いい。そんじゃあその娘の相手になってやってくれ。」
ゆかな　「え？」

野沢が指さす先にもうくたくたといった顔つきの沢城みゆきが。

ゆかな　「沢城さん？」

野沢　「さ、みゆきちゃん、休憩は終了。次の訓練はそうだね・・・。鬼ごっこにしようか」
ゆかな　「鬼ごっこ？」
野沢　「みゆきちゃん、これからゆかなにこの部屋の赤い柱４つで囲まれてる範囲内を使って
　　　　ひたすら逃げ回ってもらう。捕まえたら交代。３回交代したら休憩していいよ。
　　　　ただし、逃げてる時間の総合計が短い方は罰ゲーム。」
ゆかな　「この部屋使って逃げ回る・・・？」
野沢　「そ。オラが見てるから。とにかく逃げ回ってくれ。」
ゆかな　「沢城さん、随分疲れてるみたいですけれど？」
野沢　「心配してっと、びっくりすっぞ。ま、やってみな。」
ゆかな　「はぁ。」
野沢　「みゆきちゃんもいいかい？」
沢城　「わかりました。」

野沢の指示でゆかなと沢城がリング対角コーナーくらいの距離を取る。

野沢　「じゃ、いくぞ。鬼は沢城みゆき、よーーーーーーーーい、どん！！」

次の瞬間、目の前に現れた沢城のタックルでゆかなはあっさり掴まる。

ゆかな　(何！？この速さは？)
野沢　「なんだいなんだい、１秒？あっという間じゃないか。それじゃ交代。」

ゆかなと沢城が入れ替わって野沢の掛け声で再開。

ゆかな　（沢城さん、前見たときよりも早い。特にスタートダッシュ。
　　　　　あの瞬発力が試合で発揮されたら、恐いわね。）

野沢の掛け声から沢城のダッシュ。ゆかなは差を広げられるがじっくり間合いを見ながら追いかける。

ゆかな　「でも、判断力が鈍ってるわよ。沢城さん。」

走りながら状況をみて、徐々に端に追い詰め捕まえる。

ゆかな　「はぁ、はぁ、ハイ捕まえた。何分？」
野沢　「３分６秒、でもまだみゆきちゃんの方がリードだよ。さ、休憩してない、すぐ準備！」

沢城とゆかなが再び準備をする。野沢の掛け声で再スタート。

ゆかな　「同じ手は食わないわよ。」

沢城の低い体勢からの突進をかわし、逃げ始めるゆかな。
周りを見ながら走って逃げ続けるゆかなを沢城も一心不乱に追いかける。
そのうちゆかなのスピードが一気に落ちる。

ゆかな　「はぁ、はぁ、何ですって？」
沢城　「んっ、もう、、少し・・・」
ゆかな　「捕まって、たまるもんですか！」

体をひねって沢城の伸ばす腕をよけるがバランスを崩し倒れてしまう。沢城にタッチされてチェンジ。

野沢　「７分１１秒。ゆかなちゃん４分６秒のリードだよ。・・・どうやら気が付いたかな？」
ゆかな　「はぁ、はぁ、はぁ、・・・ここ、気圧が低いんですね。」
野沢　「さすがだね。ちょっと走って分かるなんて。でも、続けるよ。」

沢城が逃げる体勢で準備。息を整えるゆかな

ゆかな　（今更気が付くのもうかつだったけど、かなり薄いわよ、ココの空気）
野沢　「ほらほら準備して！よーーい、どん！！」

その声を合図に沢城がダッシュをする。ゆかなも慌てて追いかけるが、徐々に意識が朦朧とする。

ゆかな　（コレは、、、堪えるわね）

逃げる沢城の走った道をただひたすら追いかけるだけになったゆかな。
１０分、２０分、、、そして３０分になろうかという所でゆかなが倒れる。

沢城　「ゆかなさん！！」
野沢　「おっと、、、止めるべきだったかな・・・」

そんな声を聞きながらゆかなの意識はなくなる。
それから数十分後、目が覚めたゆかなの周りに沢城と野沢

沢城　「気が付きました？」
ゆかな　「えっと、私・・・」
野沢　「鬼ごっこ最中に倒れちゃったんだよ。あ、今は気圧は戻してるよ。」
ゆかな　「そうだ、そうでした・・・」
野沢　「初めてみゆきちゃんが来てオラと追いかけっこした時も、大体同じような時間でダウンしてたね。
　　　　でも、今はかなり慣れたね。」
沢城　「えぇ。おかげさまで。」
ゆかな　「ここで修行してたんだ。」
沢城　「修行って言っても、技術指導らしいものは特に無いんですが。」
野沢　「そうだな。基礎体力の向上がここの一番の目的だからね。
　　　　あの空気の薄い所で、しばらく基礎トレしてれば、それだけでもかなりの訓練になるはずだよ。」
ゆかな　「それであんな疲れた顔しててもアレだけ走れたのね。」
野沢　「貴方が来る前にももうすでにあの空気で３時間基礎トレをしてたんだよ。」
ゆかな　「３時間！？」
野沢　「通常の空気の場では、みゆきちゃんのスタミナはかなりのものになってるハズさ。」
ゆかな　(あのタックルも、強化されてるってことね。そういえば沢城さん、心持ち声の通りもいい。)

沢城　「外部の情報をあまり聞いてないんですが、ゆかなさんはどうしてココへ？」

状況を説明するゆかな、知ってるよという顔の野沢

ゆかな　「私も、トーナメントまでお世話になりたいんですが。」
野沢　「。というわけだ。いいよね、みゆきちゃん。」
沢城　「全然構いませんわ。」
野沢　「しばらくの間、沢城みゆき、ゆかな、二人合同で基礎トレから鍛えるよ。
　　　　ここで特訓して、きつい時でも冷静な判断力でいられるように、そして何よりタフなスタミナ、
　　　　がっちりつけるからね。沢城雪城コンビ、ついておいで。」
ゆかな　「はいっ！よろしくお願いします！」
沢城　「ふぁ〜いと〜！」


〜トーナメント前　ゆかな編終了〜

小太郎と紫亜コンビですね
部屋さん乙です

ちょっと最近ハイスパすぎるかもしれんとか思いつつ投下。
来月は少々忙しくなりそうだという都合もあって。


>>368まとめさん
ゆかりんスレの画像掲示板、実は初めて見に行ったのだが
どう見てもアレはｗ

残すは氷上編、コレもストーリーの土台は考えてあるけれど。
いろいろ考え中。

【VOWアリーナ、バックルーム】
早足で何処かに向かって歩く山口眞弓。その後ろには菊地美香と後藤沙緒里が慌てた様子で付いてくる。

菊地「ちょ、ちょっと何処に向かってるの〜？」
後藤「沙緒里たちは、かない＆雪野とのタッグマッチを控えてるのに……」
山口「分かってるだろ？ 魔王軍とやりあうにゃ今のままじゃ力不足なんだよ。
　　　ちょっと力になってくれそうな心当たりがあってね。菊地のよく知ってる人さ」
菊地「私の……？」
山口「川澄が魔王と呼ばれるよりも前、数々の興行でカンバンを張ってたのは知ってるだろ？」
後藤「ヒロイン声優」
山口「そう、ストロングスタイルの申し子として華々しくメインを飾ってたもんさ。
　　　ところがそれよりも以前に、同じく“ヒロイン声優”の異名でVOWマットを彩った選手がいる」
菊地「えぇ〜？ 私、そんな人しらないよ？」
山口「アンタらがデビューするよりも遥かに昔、15年くらい前の話さね。
　　　アタシもリアルタイムを知ってるワケじゃない。おっと、ここだ！」

アリーナの奥深く、ひと気の少ないロッカールームに入る3人。静かにベンチに腰掛けている選手の姿が見える。

山口「ちっとばかりお話があって来ましたよ」
菊地「え？ え？ え〜!?」
後藤「白鳥…由里……」
白鳥「あらあら、いらっしゃ〜い」

山口の訪ねた相手は現在はどのチームにも属さずに前座を暖めている白鳥由里。
かつては長い負傷欠場で腐っていた菊地美香に助言を授けたこともある名ベテランだ。

白鳥「怖い顔してどうしたの？」
山口「面倒なんで率直に言わせてもらいます。魔王軍打倒のためにアタシらと組んでもらえませんかね」
白鳥「………」
菊地「あの、由里さん」
白鳥「そうね、美香ちゃんとはモコナタッグを結成したりもしたっけ。
　　　それじゃハッキリと言わせてもらうわね……お断りよ」

菩薩のような笑顔を崩さず、それでいて何者をも寄せ付けない拒絶のオーラを発する白鳥。
予想外の返答に慌てる山口、思わず泣きそうな表情でオロオロする菊地、ただひとり後藤だけは何を思ってか無表情。

山口「な、なんで!? 菊地とは縁浅からぬアンタなのに」
白鳥「分からないの？ ふぅん……それじゃ教えてあげる。3人ともついていらっしゃい」

【トレーニングルーム】
リング上で屈伸運動をする白鳥。その様子を訝しげに見つめる3人。

白鳥「よしっと。それじゃリングに上がってきて」
菊地「は、はいっ！」
白鳥「美香ちゃんじゃなくてぇ、あなた」と山口を指差す。
山口「は？ アタシかい!?」
白鳥「そう、あなたは色々と勘違いしてるみたいだから」
山口「ハッ、言ってくれるね」

【非公開試合 時間無制限一本勝負】
白鳥由里 vs 山口眞弓

勝気な発言を繰り返す山口だが、ベテラン白鳥の強さはよく知っている。
警戒して距離を取りながらジワジワと詰める。不用意に飛び込むのは危険な距離だ。

山口（もう半歩、いや、ここが限界か？）

棒立ちの白鳥が音も立てずに山口の懐にスッと近づいてきた。
慌てて下がる山口。まるで幽霊のように足元を動かさずに白鳥が追ってくる。

白鳥「掴ま〜えた」

組み付いてサイドスープレックス。山口は慌てずに受け身を取って立ち上がる。
追い討ちを狙って近づく白鳥の腕を取ると逆水平チョップを胸元に打ち込んだ。
か弱いイメージのある白鳥だがビクともせずにチョップを受けきる。

山口「なにくそっ！」
白鳥「あなたの技も、あなたの言葉も、私には響かない」

チョップを掴んで捻りあげるとアームホイップ。ダウンした山口の顔に白鳥のヤクザキック。
吹っ飛んだ山口を引きずり起こして顔面を掻き毟る。白鳥らしからぬラフな攻めが続く。

菊地「由里さん、怖い……」

白鳥「ねぇ、山口眞弓さん。あなたがどんな経歴を持ってVOWに来たのかは知らないわ。
　　　だけど、このリングの上であなたが残してきたもの、何かある？
　　　美香ちゃんは大きな怪我を負いながらも何度も何度も戦い続けてきた。
　　　沙緒里ちゃんだって死ぬような目に遭いながらも魔王軍に叛旗を翻した」
山口「ぐ、くそっ……」
白鳥「そんな二人を便利な手駒のように使う権利があなたにあるの？
　　　私のこともお手軽な持ち駒として扱えると思ったの？」

白鳥は幸せのカウベル（コブラクラッチ）で締め上げながらも冷たく言い放つ。

白鳥「あなたが本気で戦ってると思わせてくれたら、いつでも力になるわよ。
　　　でも、いつまでも今のままビッグマウスが続くようなら……私があなたを潰す」
山口「…ぅ…ぐ」

山口が落ちる瞬間、自ら技を解いて解放すると、白鳥はリングを降りる。

白鳥「分かったかな？」と再び無垢な笑顔。
山口「ゲホッ、ゲホッ！」
菊地「だ、大丈夫？」
山口「あ、あぁ、とりあえずは……それに白鳥由里の本当の強さも垣間見ることが出来たしね」
白鳥「あらあら、意外と欲深いのね」
山口「失礼、またお邪魔させてもらうよ」

△白鳥由里（5分3秒 無効試合）△山口眞弓

菊地の肩を借りてロッカールームを出て行く山口。
無言で後を追う後藤だが、2人が出て行ったのを確認すると白鳥の方へ向き直る。

後藤「どうして前線から退いたの？」
白鳥「え？」
後藤「ベテランと言っても、まだ充分にメインを張れる実力があるのに、どうして前座で戦ってるの。
　　　もう頂点を取ることに対する意欲もないということ？ 沙緒里には分からない……」
白鳥「うーん、そうねー」真っ直ぐ向き合う白鳥と後藤。

白鳥「たぶん、いつまでもヒロイン声優、美少女声優と呼ばれることに飽きちゃったのかな。
　　　あなたは知らないだろうけど、昔の私はどの興行に呼ばれても同じようなムーブを求められてた。
　　　可憐で、しとやかで、水面下の頑張りを決して見せてはいけない華麗な白鳥」
後藤「………」
白鳥「だけど、そんな私にも転機が訪れた。あれは、そう、ぶーりん興行だったかな。
　　　これまでの自分にはない引き出しを求められての一年間のロングサーキット。
　　　本当に大変だった。毎日、試合後には泣いて過ごした。だけど、それは本当に幸せな日々だった。
　　　リングの上なら何だって出来る。何にだってなれる。今はふたご姫興行で慣れないヒールをやってるけどね」
後藤「ヒール」
白鳥「そういう意味ではヒールターンした綾子ちゃんの気持ちも何となく分かるよ。
　　　彼女も、いつか肌を合わせてみたい相手でもあるし……」
後藤「それって……」白鳥が遮る。
白鳥「魔王軍との直接対決、楽しみにしてるから」
後藤「あの……待ってますから、リングの上で」
白鳥「ありがと」

後藤はぺこりと礼をするとロッカールームから出て行く。
廊下からは騒がしい菊地の声が聞こえてくる。

白鳥「さてさて、それじゃ私もぼちぼちとコンディションを整えていこうかな」

【終了】

ふたご姫の録画を観ながら軽く投下。
試合もせずに口だけでレスリングをしてる一部の選手たちへ自戒も込めてチクリ。

本気の白鳥なら魔王相手でも何とかなりそうだけど、困ったときは即ベテラン頼みとなるのもアレなので……
そういえば上で白鳥の名前が挙がったときに思ったけれど、白鳥と川澄は何となく境遇も似てる気がします。

しかし、男固め組の王座挑戦といい、VOWの時計の針は戻りつつあるのか!?

久しぶりの白鳥乙ですよー。
白鳥ズバズバ言うなぁ。でもベテランに言わせるのは重みがあるし納得いきますわ。
なんかのぶ代GMの紙上インタビュー？思い出した。

ベテラン大活躍は若手活性化のカウンターパワーに因るものなのかな？
個人的には若手に対する現トップ陣の様に、中堅〜トップ戦線においても
まだまだ壁として在って欲しいですよ。

白鳥由里の活躍もそうだし、たまにはこんな時期もあっていい。
若手若手の波だけでなく、時にはベテラン勢のビッグウェーブを見せてもらえるのもVOWの層が厚いからで良い事よ。
まだまだ時代は渡さない、意地見せたるって感じで個人的には楽しみな流れ。
池沢が田村ゆかりと同学年ってのは驚いたけど。

そしてゆかなは浅川姐さんと同学年。妙なつながりがあるな。
ちなみに水樹、坂本、木村も同い年。
けっこういるな同年代。

ttp://s-z-s.net/upbbs/img-box/imgszs_20070201155751.jpg

これが噂のスーパーユニットAice5か

>>384
違和感がないなｗ
出来が良すぎる

>>384
１人だけ歌ｇ（ｒｙ

レッド痩せたなあ
グリーン胸へこんだなあ
パープル四角いなあ
ブルー変わらないなあ
イエロー弾けすぎだなあ

VOWスタジアムバックステージ、プロシードαのロッカールーム。
堀江由衣vs伊藤静戦を目前にひかえ、メンバー全員がそろっている。

浅川：「そろそろ時間ね。どう？　静。自信の程は」

部屋の時計に目をやり浅川悠が問いかけた。ベンチに腰掛けていた伊藤静は、大きく深呼吸すると立ち上がった。

伊藤：「不思議ですね。相手はあの堀江由衣なのに……ゆかりさん最大のライバルなのに、負ける気がしないんですよ」
浅川：「……あれだけのトレーニングをさせられればね」

そう言って肩をすくめ、浅川は坂本真綾が行った地獄のトレーニングを思い出した。
あれだけの荒行をこなせたのは伊藤のタフさがあったればこそだろう。
浅川の目から見ても、坂本の「堀江由衣対策」は完璧だった。
そんな伊藤と浅川を見ながら、田村ゆかりは不機嫌そうな顔をしている。

田村：「まーやちゃんってさ……なぁんか、やぁな感じ」
浅川：「そう言わないの。包み隠さず堀江由衣対策を教えてくれて、静の足りない所を補ってくれたんだから」
田村：「だぁって……ゆいタンの事、自分が一番わかってるー、みたいな態度だったもん」

言ってぷぅとむくれる田村。浅川は思わず苦笑した。

浅川：「安心しなさい、誰もあんた達の間に割って入れないわよ。坂本だって……私だって」

浅川は少し寂しそうに微笑んだ。田村はハッとして浅川の袖を握る。

田村：「あ、あのね、悠も大好きだよ！　大好きだからっ！」
浅川：「はいはい、わかってるって。ありがとゆかり。さあ静、一発派手にカマしてちょうだい」

苦笑しつつ田村の頭をなで、振り返る浅川。伊藤は小さく頷き右掌を握り締めた。

【場面転換】

バックステージ、Aice5のロッカールーム。試合を前にAice5メンバーが集まっている。

たか：「マーヤさ、静を『勝たせる自信がある』って言ってたＹＯね」
浅野：「で、でもさー、ほっちゃんだよ？　ゆかりんでもなきゃ触るのだって難しいじゃんヽ(`Д´;)ノ」
木村：「私もそう思いますけど、あの坂本さんに言い切られちゃうと……」
神田：「あーもう！　試合前なのに暗い事言わないの！　堀江さんはいつだって全力投球！　ね！」
堀江：「うん、そうだね。わたしは一生懸命やるだけだから」

たかはし、浅野、木村が暗い表情で話していると、神田に一喝された。試合に臨む堀江は穏やかに微笑んでいる。
そんな時、ロッカールームのドアが開いた。現れたのは……坂本真綾！　堀江以外のメンバーは一瞬緊張した表情になる。

坂本：「お久しぶりです。調子はどうですか？　堀江さん」
堀江：「うん、いいと思う。でも真綾ちゃん、みんなから聞いたよ。今のままじゃわたし……ダメ、なんだよね？」
坂本：「ダメではありません。今の堀江さんのスタイルがハイレベルである事は、疑いようも無いですから。
　　　　けれど貴女はもっと高い所へ行ける。誰にも真似のできない、オンリーワンの存在になれる。
　　　　その時初めて、貴女は田村さんや川澄さんと同じ『世界』へ足を踏み入れるでしょう」

坂本は堀江に歩み寄り、優しく手を握った。

坂本：「伊藤さんは強いです。私が練り上げた堀江さん対策を、彼女は全て習得しました。
　　　　この試合で、貴女は今のスタイルの欠点を思い知るでしょう。でも……信じています。貴女なら、乗り越えられると」
堀江：「真綾ちゃん……」
坂本：「私はどちらのセコンドにもつきません。観客席から、この試合を見守っています」

言って手を放し、優しく微笑む坂本。

坂本：「私の一番の『大切』は、あなたの力になる事であります」

アイギスの口調で呟くと、坂本はロッカールームを出て行った。
残されたAice5メンバー達は閉まったドアをただ見つめている。

神田：「やっぱり坂本さん、堀江さんの事を考えてるんだねえ」
木村：「羨ましいなぁ由衣ちゃん……坂本さんからあんなに信頼されて」
浅野：「けど怖い事言ってたよね。伊藤がほっちゃん対策を全部習得したってヽ(`Д´;)ノ」
たか：「今更考えたって仕方ないって！　リーダー！　ジューシーにキメちゃってＹＯ！」

メンバー達の声を受け、堀江は立ち上がった。大きな瞳に強い決意が浮かんでいる。

堀江：「うん。私の全部を……伊藤さんにぶつけるよ！」

【スキット終了】

谷山：『Wellcome to the Thursday night VOW!!』
矢野：『皆さんこんばんは、木曜夜のVOWへようこそ。解説は私、「いたりやーの」こと矢野了平と』
谷山：『第二の故郷は漫画喫茶！　谷山紀章がお送りするぜ！　……言ってて悲しくなってきた』
矢野：『……強く生きましょう。さて今日のメインはビッグですよ！』
谷山：『ド派手に挑戦状を叩き付けた静が由衣とのシングルマッチに挑む！　下馬評じゃあ由衣有利だが……』
矢野：『伊藤は坂本から堀江対策を伝授されたそうです。果たしてそれがどこまで通用するのでしょう』
谷山：『静は由衣相手にインパクトを残せるのか？　試合はこの後すぐだぜっ！』

会場に「スパルタンＸ」が響き渡り、観客席から大歓声！　伊藤を中心にプロシードαメンバー全員が姿を現した。
拳を突き上げる伊藤は、いつもより落ち着いて見える。伊藤がリングインすると、他のメンバーはリングサイドに止まった。

浅川：「静、前と違うって所を見せてやりなさい。今のあんたは強いんだって」

浅川のことばに無言で頷く伊藤。続いて入場曲が「ヒカリ」に切り替わった！　観客からの歓声が一段アップする。
入場ゲートには、堀江を先頭にグレイシー・トレインならぬAice5トレインを組むメンバーの姿が。
堀江がリングインするとAice5メンバーもリングサイドに止まった。リング中央に歩み寄り、伊藤と堀江は睨み合う。

伊藤：「……坂本からの伝言があるわ」
堀江：「え……真綾ちゃんから？」
伊藤：「全てを出し切り『その先』へ辿り着けって。そうじゃなきゃ、あたしには勝てないから」

威嚇するのではなく、落ち着いた口調で伊藤は言った。いつもの様な荒々しい雰囲気が感じられず、堀江は戸惑っている。

伊藤：「予定通りに勝つなんてつまらないからね……坂本の言う『その先』ってヤツを見せてみろ、堀江由衣」

伊藤の言葉が終わると同時にゴングが鳴った。

【シングルマッチ　３０分一本勝負】
　堀江由衣　ＶＳ　伊藤静

堀江は軽く腰を落としガードの姿勢。対する伊藤はその場で軽くステップを踏むと、いきなりのクローズライン！
豪快な一撃を堀江はくるりと回転して受け流す。続けざまに伊藤は左右のフックからバックエルボー！
しかし堀江は慌てる事無く、パワフルなコンビネーションをぐるぐる回って受け流した。

川澄：「何よ……どっちもいつも通りじゃない」

そんな試合の様子を見て、観客席の川澄綾子がつまらなそうに呟いた。彼女の周囲には魔王軍メンバーが勢揃いしている。

田中：「つまんないわぁ。やっぱり伊藤じゃ役者不足かしらねぇ」
能登：「ってゆーか失望落胆？」

川澄の両隣で田中理恵と能登麻美子も肩をすくめている。後列の折笠愛とかかずゆみも同じ様子だ。
その反応が示す通り、伊藤は次々と攻撃を繰り出すが全て堀江に受け流されている。

川澄：「坂本真綾の特訓も効果無かったのかしら」
？？：「それはこれからわかります」

川澄が呟いた時、横からメンバー以外の声が響いた。そこにいるのは……何と坂本真綾！
魔王軍に緊張が走る中、坂本は能登の隣に腰を降ろした。

能登：「じゃ、ジャンヌ……」
坂本：「久しぶりだねリアン。元気そうで良かった」

狼狽する能登に坂本は優しく微笑みかける。二人は「ジャンヌダルク」興行で幼馴染みの親友ギミックを演じていたのだ。
能登、川澄、田中の三人は度々坂本と共演しており、その実力には一目置いている。

川澄：「……これからわかるってどういう事？　いつも通りのパターンじゃない」

能登と坂本のただならぬ雰囲気を感じ取った川澄は、不機嫌な表情で二人の間に割って入った。
会話の間にも伊藤の攻撃は間断無く続いている。堀江の受け流す回数が減っていき、逆に寸前でかわす回数が増えていく。
川澄の言う通りいつものパターンだ。しかし坂本は平然としたままである。

坂本：「これでいいんです。よろしければ、皆さんのために解説しましょうか」
川澄：「いらないわよ。それより麻実にべたべたしないで」
折笠：「まあまあ抑えてよ魔王様。興味あるわ」
かか：「そうね。情報をくれるっていうんだから、もらっておいて損は無いでしょ」
田中：「私もいいわよぉ。どんなお話を聞かせてくれるのかしら……ねぇ、アイギスぅ？」

険しい表情の川澄を、折笠、かかず、田中がニヤニヤしながら止めた。
リング上ではまだ伊藤の攻撃が続いている。既に堀江はぐるぐる回っておらず、最小限の動きで全ての攻撃を避けていた。

坂本：「インプット完了……堀江さんは伊藤さんの動きを見切りました。私の立てた『対策』が生きてくるのはここからです」

坂本の言葉を聞き、魔王軍の全員がリングを凝視した。伊藤は攻撃の手を止め、リング中央で堀江と睨み合っている。

堀江：「じゃあ……いくよっ！」

一声上げ、この試合初めて堀江から行動した。軽いステップで距離を詰め素早くジャブを放つ！
伊藤はサイドに避けようとするが、それを見越した様にジャブが顔面を直撃！　続けざまに堀江の右フック！
アゴを正確に直撃するが……拳を受けながら、伊藤はニヤリと笑った。驚いて距離を取る堀江。

堀江：（急所を打ったはずなのに、平気な顔してる……どうして？）

戸惑いながらも、堀江は再び打撃の構えを取る。一撃で決められないならと、様々な方向から打撃を連打！
急所を狙って打撃を打ち込むが、半分は防がれ半分は当たっているのに伊藤は平気な顔だった。
堀江は信じられないといった面持ちで再び距離を取る。

伊藤：「あー……なるほどね、ホント坂本の言った通り。悪いけど、それじゃあたしは倒せない」
堀江：「……！！」

坂本の名を聞き堀江の表情が険しくなった。再度打撃を連打するが、いくら打ち込んでも伊藤は倒れない。
それどころか次第にガードされる回数が増えていく。これには観客、Aice5、そして魔王軍も驚いていた。

川澄：「どういう事？　堀江さんの打撃は確かに急所を捕らえてるのに……伊藤はどうして倒れないの？
　　　　前の試合じゃパンチ一発でグラついてたのに」
坂本：「堀江さんの武器の一つは動体への攻撃精度です。どんな相手にも、正確に急所へ打撃を打ち込めます。
　　　　しかし逆にそれがネックなんです。堀江さんの打撃力は決して高くありません。打撃で相手を倒すには急所を狙うしかない。
　　　　アゴ、こめかみ、みぞおち、どうしてもその三点に集中してきます。急所を正確に狙う余り攻撃が読めてしまうんです。
　　　　例えアゴに食らっても、来るのが判っていれば歯を食いしばれます。タフな伊藤さんならまず倒れません」

驚く川澄に坂本が解説する。言われて見れば、堀江は焦って急所ばかりを狙っている。
伊藤はそれを一つ一つ防ぎ、防ぎ切れない時は歯を食いしばって受けていた。
打撃を止め、息を弾ませながら距離を取る堀江。伊藤は打撃を受けながらも平然としている。

堀江：「……何で？　当たってるのに……何で？」
伊藤：「さぁ、次はこっちから行くぜ！」

ニヤリと笑い伊藤は突進した。左ジャブを放つが堀江にスウェーで避けられ、続く右フックもダッキングでかわされる。

堀江：（次は左のローキック……）
伊藤：「甘いっ！」

キックを避けようと備える堀江に、一拍置いて伊藤の左ボディーアッパー！
予測していたのと違う攻撃に驚きながらも、堀江は腕でガードする。更に伊藤は追撃の右ミドルキック！
何とかガードが間に合うが、堀江はロープ際まで吹っ飛ばされた。

矢野：「なんと！？　堀江が攻撃を避けそこないました！」
谷山：「静は何をしたんだ？　さっきまで完全に見切られてたはずだぞ」

「見切り」の達人である堀江が攻撃を避けそこなった事で、実況も観客もAice5メンバーも騒然となった。
しかし最も驚いているのは堀江自身である。ガードで痺れた腕を呆然と見つめている。

堀江：「ヘン……何だかヘン。伊藤さん、今何をしたの？」
伊藤：「ふふん、今のを防ぐってのはさすがね。でも遠くからチマチマ打撃を打ってるだけじゃ……あんた終わるよ」

威嚇する様に言い、伊藤は素早くステップイン。再びパンチ、キック、エルボーを雨あられと打ち込む！

堀江：（右フック、左ショートアッパー、右ロー……大丈夫、ちゃんと見えてる）

しかし堀江はしっかりとした眼差しで、伊藤の打撃を一つ一つ避けていった。精神的にも落ち着いた様である。

堀江：（左フック、バックエルボー……次のハイキックにカウンター！）
伊藤：「こっちだっ！」

ハイキックを予測してカウンターの体勢に入る堀江。しかし待っていたのは伊藤の強烈な前蹴り！
パンチを打とうとガードの空いたボディーに、深々と伊藤の足がめり込んだ！

堀江：「かはっ……！！」
伊藤：「もらったぁっ！」

腹を蹴られ前屈みの堀江。その隙を逃さず伊藤は狙い澄ました「パンプキンシザース」！（シザースキック）
後頭部に足を振り下ろされ堀江はダウン。一瞬会場が静まり返り……

矢野：「だ……ダウン！　伊藤の攻撃で堀江がダウンです！」
谷山：「由衣に攻撃がクリーンヒットするなんていつ以来だ！？　すげぇぞ静！」

たか：「ど、どーなってんだＹＯ！？」
木村：「ありえないです！　由衣ちゃんなら充分避けられるスピードなのに！」
浅野：「コラ伊藤！　ほっちゃんにナニしやがった！ヽ(`Д´;)ノ」
神田：「これが……坂本さんに訓練された成果なの？」

一拍置いて会場がどよめきに包まれた。観客席の魔王軍も例外ではない。

川澄：「どういう……事？　堀江さんの『見切り』には、私でさえ対策が思いつかなかったのに」
田中：「見切られる前になら、私も由衣ちゃんに打撃を入れた事あるけど……見切られてからは当たる気がしなかった」
坂本：「全ての物事には理由があります。相手の考えが見えているかの様な堀江さんの『見切り』にも、当然理由があるんです」

驚愕する面々に、落ち着いた口調で言う坂本。魔王軍の全員が、理由を問うため坂本に視線を向けた。

坂本：「堀江さんは常人離れした動体視力により、相手の『予備動作』からその後の行動を全て察知する事ができます」
能登：「……よびどーさ？」
折笠：「ジャンプする前には一端しゃがむ、パンチを打つ前には一端腕を引く……そういう『行動する前の動き』の事よ」
坂本：「そうです。堀江さんは予備動作のわずかな違いから、打撃やステップの方向を察知します。
　　　　つまり動く前から相手の移動方向、打撃の角度、ガードする場所等がわかってしまうんです」
かか：「……なるほどね。相手の予備動作をしっかり覚えるために、最初の受け流す時間があるって訳か」

坂本の説明を聞き、大きく頷く魔王軍メンバー達。能登だけが頭上に「？」マークを出している。
リング上では伊藤が「どんなもんだー！」と観客にアピールしていた。

川澄：「ならなおさら判らないわ。それだけの能力があるなら、伊藤程度のスピードはわけなくかわせるはずでしょう。
　　　　実際最初は見事に紙一重で避けてた。途中から伊藤がフェイントみたいな動きをしてたけど……あれが理由？」
坂本：「堀江さんに普通のフェイントは通じません。フェイクの攻撃は予備動作もフェイクです。その違いを堀江さんは見逃さない。
　　　　けれどもし、『普通に攻撃するのと全く同じ予備動作』ができたら……堀江さんにも通用するフェイントになります」
折笠：「そうか、リアル・フェイクってヤツね」
能登：「……りあるふぇいく？？」
折笠：「ボクシングの高等テクニックよ。足の速いアウトボクサーを追い詰めるために、インファイターが使う技術。
　　　　肩を動かしたり腕を引いたりするだけで、実際にパンチを打った様なプレッシャーをかけられる高度なフェイント」
坂本：「その通りです。伊藤さんにはこのフェイントを何度も練習してもらいました。
　　　　予備動作を見て相手に対応したと思ったら、予想外の場所から攻撃が来る……堀江さんにとって最も辛い対応策でしょう」
かか：「パワー馬鹿の伊藤に、よくそれだけの高等技術を教え込んだものね」
坂本：「あのフェイントは、理屈より本能で行動する……伊藤さんや浅野さんの様なタイプに向いているんです。
　　　　思考的で頭が良い川澄さんの様な人では、どうしても『フェイントである』という事を意識して、
　　　　一瞬のタイムラグができてしまいますから。それでは堀江さんに見抜かれます」
川澄：「本当によく見てる……怖い人ね、あなた」

「？」マークで一杯の能登を置き去りにして、坂本と魔王軍の問答は続く。
そんな中、リング上では堀江がふらふらと立ち上がった。観客がワッと盛り上がる。

堀江：「くぅっ……ま、まだまだ！　このくらいじゃやられないよっ！」
伊藤：「そりゃ良かった。坂本との特訓で完成した新技、使わずに終わったらがっかりだし」

アピールしていた伊藤は堀江に向き直り、再びニヤリと笑った。

伊藤：「対アクマ用武器イノセンス『ダークブーツ』……リナリー・リーの『踏技』を受けてみろ！」

気合いの声と共に伊藤は右ハイキック！　堀江にスウェーで避けられると、そのまま流れる様に回転し左後ろ回し蹴り！
ふらつきながらもかわす堀江だが……

伊藤：「さぁいくぜ……円舞の踏技『霧風』！」

伊藤は何度も回転しながら回し蹴り→後ろ回しのコンビネーションを連打！
素早い回転蹴りを上下に打ち分け、堀江に揺さぶりをかけていく。

矢野：「な、何という連打でしょう！？　流れる様なコンビネーションキックです！」
谷山：「これだけキックを打ってるのに全く体勢が崩れてねえ！　すげぇバランス感覚だ！」

実況から感嘆の声が飛んだ。蹴りだけにも関わらず凄まじい連打である。
堀江はふらつく足に力を入れ、伊藤のキックを何とか避け続けていた。

堀江：（くぅっ……このままじゃ押し切られちゃう。カウンターを入れて仕切り直さなきゃ！）

伊藤のハイキックをダッキングで避け、続く左後ろ回し蹴りにカウンターを合わせようとする堀江。
だが迎撃体勢に入った瞬間、側頭部に伊藤の膝蹴りが直撃！　堀江の頭が跳ね上がる！

伊藤：「音響の踏技『音枷』」

短い呟きと同時に伊藤のミドルが堀江の左耳を直撃！　三半規管を揺らされ、堀江の視界がぐにゃりと歪んだ。
その隙を逃さず伊藤の得意技ジャンピングニー！　テンプルを直撃し堀江はダウン！　Aice5の悲鳴と観客の歓声が入り交じった。

なば：「ほんと……『踏技』を含めたキックのコンビネーションはすごいな」
浅川：「そうね。堀江対策を教えただけじゃなく、坂本は静本来の特性を鍛え上げてくれた。
　　　　強靱な足腰とバランス感覚。この二つが可能にした『踏技』は、堀江以外にも驚異なはずよ」

対照的に、プロシードαメンバーは冷静に試合を見つめている。伊藤はトップロープへ飛び乗った。

伊藤：「このままじゃ終わっちまうぜ……失墜の踏技『鉄枷』！」

言って伊藤はトップロープから跳躍！　前方回転し、そのまま勢いをつけたダイビングフットスタンプ！
仰向けに倒れた堀江の腹部へ伊藤の両足が突き刺さる！　堀江の口から血しぶきが飛んだ。
会場がしんと静まり返る。今の一撃が致命打である事は、誰が見ても明らかだった。

伊藤：「……坂本の期待に応えられなかったな、堀江。しばらく王座戦線から外れてろ」

冷たく呟き、伊藤は堀江の肩を踏みつけた。レフェリーがカウントを始める。１……２……

田村：「由衣タン起きてっ！！」

３カウントが入る寸前、響き渡る田村の声。同時に堀江の肩が跳ね上がった。
観客は眠りから覚めた様に大歓声！　プロシードαメンバーは驚いて田村を振り返った。

伊藤：「ゆかりさん……」
田村：「ご……ごめん、ごめんね静ちゃん。でも、でもイヤなの！　由衣たんがゆかり以外の人に負けるのイヤなのっ！」

目に涙を溜め、田村は声を張り上げた。観客席からは『Stand　up　YUI!!』コール。
伊藤は大きく息を吐き出すと、堀江の胸ぐらを掴み立ち上がらせた。うっすらと堀江の目が開く。

伊藤：「聞こえるか？　ゆかりさんが、VOWのチャンプが、あんたの生涯のライバルが！　あんたの名前を呼んでるぞ！」

堀江の眼差しは虚ろだった。伊藤はギリッと歯ぎしりする。

伊藤：「こんな所で終わるのかよ……答えてみせろ！　意地を見せろよ！　ゆかりさんの相方だろ！」

苛立たしげに叫び、伊藤は大きく右腕を回した。フィニッシュムーブ「タマ姉式アイアンクロー」の合図である。

ひぃぃぃぃぃ・・・どうなるんだと思いつつ支援

あふぅ……ちょいと長すぎなのと、これから用事があるので今日はここまでにしておきます。
今になって、『長すぎたなぁ……前みたいにまとめさんにアップしてもらえばよかった』と思いました(;´д｀)

皆さんいい感じにｽﾄｰﾘｰを進めているので、俺も遅れない様に着いていきたいと思います。
試合後半はまた後日投下します〜m(_ _)m

帰宅してＰＣ開いたら試合真っ最中で、
おッ！と思いながら見ていて・・・

ちょっと待てェェェェｗｗｗｗｗ
何だその拷問はｗ


アメプロさん乙でした。
後編楽しみに待ってます。

ぐわぁここでおあずけとは殺生な！
ドラゴンボールの次回が待ちきれなかった学生時代を思い出すぜw

しかし緻密な格闘技論だな、素晴らしい

アメプロさん乙！てゆーか続きプリーズ！
盛り上がりの絶頂で切るとは・・・素晴らしい引きですなw

御前はリナリー技がキタか。しかし真に恐るべきは真綾だな。
さあほちゃ！ゆかりんの声に応えるんだ！

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なんですかこの生殺しはｗ

後半お待ちしてます

熱い、熱いよ。まさにメインイベントって感じだ
続きを楽しみに全裸待機いたしますわw

ほちゃはゆかりんやぺややと違って身体能力が高くないから、
「枯れない桜の魔法」が破られるともろさを見せちゃうんだな。よく考えてるなと感心しきり

リナリー好きなんで御前の活躍が嬉しい
そして真綾ｵｿﾛｼｽ

>>402
ここんとこの路線で総格色強まってるし、
アメプロさんはある意味コテに偽りありだと思うw
(悪い意味じゃないですよ！)
なんかタフや軍鶏読んでる気分だ(アレも十二分にプロレス的なんだけど)

確かに最近、全体的に総合色が強いですね。ORICONからの参戦も多いし。

ホントは自分はガチガチのルチャがやりたいんですけどねーw
AIとかL/Rの軽量級選手によるハデな軽業で魅せる6人タッグとか。

天上天下やはじめの一歩とかいろんな所からネタが抽出ますよねぇ
自分も漫画からネタもらおうとした事があるけど滑りそうで怖いから控えてたりするｗ

やっぱ真綾の指導を受けると総合っぽくなるんだろうなw
ジョシュ・バーネットみたいなハイブリッドレスラーは好きだぜ
アメプロさんならANISONリーグも楽しく書いてくれそうだ

真綾にヤキモチ焼く魔王様と、ニヤニヤしてる田中折笠かかずが地味にツボw

>>407
ルチャいいね、俺も飛んだり跳ねたりは大好き
広橋あたりが活躍しそうだな

アメプロさん乙。
おもしろい。おもしろいんだけど、なんか釈然としないのは
アメプロさんの書く試合が『プロレス的な何か』になっちゃってるからなんだろうなー。
ぺややvsゆかりんみたいなガチガチのプロレスが好きな自分には
ちょっとついていけない世界になってきてる。

>>411
まあそのへんは個人の趣味だから仕方ないよな
読む方にも書く方にも好みってのはあるだろうし
お前さんみたいな人もいれば、逆の人もいる

あんまり固い事言わず、気楽に楽しもうじゃないか

今回のは打撃中心、パンチキックが多いから確かに違う物に見えたりするかもね
Ｕ系出身選手が打撃で試合作るとこんな感じになるんだろうか？

魔王軍メンバーは席を立ち、リングに背を向けた。

坂本：「……お帰りですか？」
川澄：「ええ。もう堀江さんに興味無いわ」
坂本：「それは残念です。試合はこれからなのに」

リングを見つめたまま言う坂本。川澄は訝しく思い足を止めた。

伊藤：「アイアンクロ……うぁっ！？」

その瞬間、決め技を叫ぶ伊藤の声が苦痛に歪んだ。魔王軍メンバーが一斉にリングを振り返る。
右肘を押さえ、伊藤は堀江から距離を取っていた。伊藤の右腕が顔面に迫った瞬間、堀江は伊藤の肘をコツンと叩いたのだ。
たったそれだけで、伊藤の右腕に電流の様な衝撃が走った。堀江はふらつきながらも、まっすぐに伊藤を見つめている。

堀江：「あ……ダメ。この距離じゃ、よく見えない。もっと……もっと近くに行かなきゃ」

熱に浮かされた様な声で呟く堀江。ダメージが色濃く残る体で、何と自ら伊藤との距離を詰めた！

伊藤：「ちっ、破れかぶれか！？」

舌打ちし、伊藤は右フックで迎撃！　堀江はふらりと体を沈め、フックを避けつつ胴タックル！
しかし堀江のタックルには力が無く、ただ伊藤の腰にしがみついている様な状態だった。

堀江：「……見える。この距離なら……全部、見えるよ」
伊藤：「何わけわかんない事言ってやがる！」

堀江はうわごとの様に『見える』と繰り返した。気味悪さを感じ、伊藤は堀江の背中にエルボーを振り下ろす！
しかし堀江は組み付いたままするりと伊藤の背後に回り……

堀江：「千漬け物石」

短く呟くやいなや素早いジャーマン！　虚を突かれた伊藤はまともに後頭部を叩き付けられた。

伊藤：「ぐはっ！？　い、いつの間に後ろに……」
堀江：「二千漬け物石」

再び呟くと、堀江は伊藤が堪える間もなくサイドに回りベリートゥベリー！　再びマットに叩き付けられる伊藤。

伊藤：「げふっ！　ぐぐ、こ、このやろ……」
堀江：「三千漬け物石」

起き上がるやいなや膝蹴りを放つ伊藤の足を捕らえ、そのまま堀江のキャプチュード！
スープレックスの三連発を喰らい、さすがの伊藤もマット上で悶絶する。
ふらりと立ち上がる堀江。突然の復活に観客席から大歓声が沸き上がった。

堀江：「あ……やだ。離れちゃダメだよ伊藤さん。もっと……あなたを見せて」

マットを転がる伊藤に、堀江は相変わらず弱々しい足取りで近づいて行く。
伊藤は歯を食いしばって立ち上がり、近距離からのショルダータックル！
しかし堀江はその勢いを利用してサイクロン・ホイップ！　更に立ち上がる伊藤の左へ回りサイドバスター！
続けざまに首をロックしスナップスープレックス！　続けざまに投げられ、伊藤はごろりとマットに転がった。
しかしダメージが大きいのか、堀江も一緒に倒れたままである。

伊藤：「な……何という事でしょう！？　グロッキーだった堀江が怒濤の連続スープレックスです！」
谷山：「距離を置いて相手の出方を伺ってた由衣が、距離を詰めた途端人が変わったみたいだぜ！」

観客の歓声と実況の興奮した声。魔王軍は驚愕の表情でリングを見つめている。その横で、坂本が興奮した様に肩を震わせていた。

坂本：「ふ、ふふふ……賭けに、勝ちました。素晴らしい……素晴らしい！」

川澄：「ど、どうなってるのよ！？　堀江さんのどこにこんな力が残ってるの！？」
坂本：「力なんて必要ありません。相手の筋肉の動きが見えていれば、僅かな力だけで投げられる」
折笠：「筋肉の……動き？　どういう事？　急にそんな物が見える様になったっていうの？」
坂本：「堀江さんの視力は左右で大きな差があるんです。左は１．０ですが、右は０．１以下。
　　　　カウンター狙いの離れた距離では、左目でしか相手がよく見えていません……どういう事かわかりますか？
　　　　予備動作から相手の動きを予測するという高等技術を、堀江さんは『片眼』でやっていたんですよ」

心の高ぶりを抑えられない様子の坂本。魔王軍は思わず息を呑んだ。
リング上では倒れた二人に対しレフェリーがゆっくりとカウントを入れている。

坂本：「堀江さんは私を尊敬してくれています。そのせいで、カウンター狙いという私のスタイルを無意識に真似てしまった。
　　　　離れた距離からの打撃……本来の『眼力』を半減させるスタイルになってしまったんです。これは私の責任でしょう。
　　　　けれど密着した状態ならば、右目でもくっきりと相手が見えます。恐らく筋肉や腱の伸縮、呼吸の度合いまで」

カウントが６に差し掛かり、堀江と伊藤はゆっくりと体を起こし始めた。

坂本：「どれ程相手に踏ん張られても、堀江さんは筋肉の動きから重心や力のかかる方向を見抜き、容易く投げてしまいます。
　　　　ふふふ……打撃の単調さを改善し、『リアル・フェイク』への対策を学べば、もはや堀江さんに穴はありません。
　　　　離れればカウンター、近づけばスープレックスやサブミッション……これこそが堀江さんのスタイルです」

坂本はいつになく嬉しそうだ。レフェリーのカウントが９に達し、リング上の二人が同時に立ち上がった。
観客は総立ちで歓声を送っている。

伊藤：「くそ……あたしの『鉄枷』を喰らって、何でこんなに……」
堀江：「『ようこ』は『妖狐』……金色の、大妖狐」

伊藤の言葉に答えたのか、それとも独り言か……堀江はかすれた声で呟いた。伊藤の背筋にぞくりと寒気が走る。

伊藤：「ふ……そうかよ、坂本の言う『その先』ってのにたどり着いたのか。臨む所だ！」

自分を奮い立たせる様に叫び、伊藤は堀江に組み付いた。リング中央で押し合うが、力勝負では伊藤に分がある。
後退する堀江の首を取りにいく伊藤。しかしその腕をすり抜け、堀江は正面から伊藤の首に手を回しコンプリートショット！
顔面を打ち付けられながらも、伊藤は下になった堀江目がけてハンマーブロウ！
堀江はガードすると伊藤の腕をつかみ、それを支点にくるりと回転。
素早くサイドに回り込み、起き上がった伊藤にファイヤーマンズキャリー！
投げ捨てた伊藤の背後を取ると、そのままぶっこ抜きジャーマン！
圧倒的なタフさを誇る伊藤も、これではダメージが溜まるばかりだ。

伊藤：（ぐぐっ……くそ、組み合ったらヤバい。一端離れて打撃勝負だ！）

フラつく頭を押さえながら起きあがり、伊藤はバックステップ。
だが堀江は見通していたかの様に素早くステップインし、そのまま『聖・少・女』！（全体重を乗せたジョルトブロウ）
顔面を直撃するが、何と伊藤は歯を食いしばって踏み止まる！　間髪入れずに伊藤のクローズライン！
深い前傾姿勢だった堀江はまともにくらい、一回転して派手にダウン！　口から血を吐き捨て、伊藤は堀江を高々と抱え上げた。

伊藤：「前と同じ技で……やられてたまるか！」

一声叫び、グラつきながらも『放課後ア☆ライブ』（エメラルドフロウジョン）を慣行！
だが垂直に叩き付けられる寸前、堀江は手で着地すると下から伊藤のアゴを蹴り上げる！

堀江：「『じゃえん』は『邪炎』……あなたを燃やし尽くす炎」

着地するやいなや堀江は伊藤に組み付き『邪炎』！（高速ノーザンライトスープレックス）
高速で叩き付けそのままホールドするが、伊藤はカウント２．５で肩を上げる！　観客からは賞賛の大歓声！
肩で息をしながら立ち上がる堀江。彼女自身も限界が近かった。

堀江：「勝負です……伊藤さん。わたしの全部をかけて……『大邪炎』！」

伊藤を立ち上がらせると、堀江は胴を抱えた手で相手の片手首をクラッチ。そのまま全力をつぎ込んだ『大邪炎』！（獣神原爆固め）
激しい衝撃音。堀江は叩き付けた伊藤の体をホールドする。レフェリーがゆっくりマットを叩き……３カウント。
寸前まで堀江を追いつめた伊藤だったが、ついに力尽きた。

○堀江由衣（２８分０８秒　大邪炎）伊藤静●

なば：「静さんっ！！」
浅川：「静っ！」
浅野：「ほっちゃーんっ！」
たか：「大丈夫かＹＯリーダー！？」

試合終了のゴングが鳴っても全く起きあがれない堀江と伊藤。
両コーナーからプロシードα、Aice5メンバーが一斉にリング員し、二人を助け起こした。

伊藤：「あー……ちくしょう、もう動けない……」
堀江：「わたしも……さっきまで立ってられたのが、不思議なくらい……」

立ち上がる力も残っていない様だが、両者共に意識ははっきりしている。
浅野、浅川に抱えられながら、堀江と伊藤は苦笑し合った。

伊藤：「悔しいけど……あんたは強かった。けど調子に乗るなよ。ゆかりさんは、こんなもんじゃないからな」
堀江：「伊藤さんも……すごかった。ゆかりタンが呼んでくれなかったら……きっと負けてた」
浅野：「あーあー試合中なのにやまなこはラブラブですことヽ(`Д´)ノ」
浅川：「はぁ……自分でライバル強くしてどうすんのよゆかり……ゆかり？」

名前を呼んで、浅川は異変に気付いた。つい先刻まで一緒にいたはずの田村がいないのだ。
キョロキョロと周囲を見渡すが……姿は無い。

？？：『ふふふっ……みなさんにゃーっス！！　ＶＯＷのちゃんぴょん、ゆかりだよっ！』

その時、突如として愛らしい声が会場に響き渡った。何と入場ゲートの巨大モニターに、田村ゆかりが大写しされているのだ！

田村：『ゆいタン！　静ちゃんに勝つなんてすごいねっ！　強くなっててびっくりしたよっ！』

画面にビシッと指を突きつける田村。チャンプのパフォーマンスに、観客からは大歓声！　堀江は呆気に取られ画面を凝視している。

田村：『でもぉ〜、ゆいタンゆかりのとこまで来れるかなっ？　ゆかりと戦いたいって人、いっぱいいるんだから！
　　　　次の挑戦者は男固め組の人かなっ。綾子ちゃんも諦めてないよねっ？　他にもい〜っぱい！　ゆかりモテモテっ♪
　　　　誰が相手でもゆかりは戦うよっ！　だからね、これから挑戦しようと思ってる人たちに、めっせーじっ！』

その場でくるくる回る田村。ピタリと止まり、画面に向けて笑顔を見せた。

田村：「You want some……Come！ get some！」

「欲しい物があるなら取りに来い」……田村が英語で叫んだ瞬間、巨大モニターが消えた。
VOW全選手へ向けてのメッセージに観客は一層ヒートアップ！　プロシードαメンバー達は頭を抱えている。
浅野に抱えられながら、堀江は思わず笑みを漏らした。

堀江：「欲しい物があるから……取りに行くよ、ゆかりタン」

【番組終了】

ふへぇ〜……388-398の続きです。長くなりましたホントに(;´д`)

感想を下さった皆さん、ありがとうございますm(_ _)m
確かに最近、プロレス『らしさ』が薄れてしまってるかもしれないですね。
俺は格闘技漫画が大好きで、試合を書く時ついそれらを頭に浮かべていたりします。
でも心の中では間違いなく『Ｉ Ｌｏｖｅ ＷＷＥ！』ですよ。

>>411さんの言っている事は、自分でも何となく思っていました。
最近幸運にもいくつかの出版社さんから声をかけていただき、小説ばかり書いています。（まだ出版できるかどうかは全然わかりませんが(´･ω･｀)
そのせいで、ＶＯＷのシナリオまで小説の方へ引っ張られている感じがします。
『プロレスじゃないもの』になってしまってるかもしれません。
また試合を書く時は、その齟齬を埋めていける様に頑張りたいなあと。
こういう事って、言ってもらわないと気づきませんね……ホントに未熟です(;´д`)

皆さんの試合を楽しみに読ませてもらいながら、また時間ができたら書きにきたいと思ってます。
ANISONリーグとかも書いてみようかなぁ……

まとめサイトさん、二つに分かれてしまってごめんなさい。サイトにアップする際はよろしくお願いしますm(_ _)m

アメプロさん激しく乙ですよ
ほちゃすげー！タズばりのスープレックスマシンですなw
御前も頑張った！正直かなり株があがりましたよ
そしてゆかりん王者の風格出てますね、The champ is here!

今後もぜひぜひ試合投下して下さいませ、待ってます

乙、やっぱりVOWはやまとなでしこの2人があってのものだなと実感

プロレス離れに関しては、ガッチリとレスリング描写で魅せる職人アリ、それよりも心理戦を重視する職人アリ、
試合はダイジェストで流してスキットで楽しませる職人アリと、各人各様なスタイルがあるからいいんじゃないですか？
川澄vs渡辺なんかはもっと極端に主観が入った小説寄りだったし

アメプロさんはやまなこ絡みの試合が多いし、そのスタイルゆえに必然長文になるから目立ってしまうこともあるでしょう
すべてを飲み込む懐の深さも“プロレス”というジャンルの魅力、それでいいと思いますよ？

小説の方も頑張ってください
蛇足ながら自分もモノ書いてメシ食ってますが（小説ではないけれど）、色々と大変ですよw

いぬかみｷﾀｰ!!三千漬け物石が三連続スープレックスにはﾜﾛﾀw
スープレックスマシンほちゃｶｺｲｲ
やはり大邪炎改・音無はゆかりん戦で見せるんだろうか

いろいろ頑張って下さい
楽しみにしてますんで

やはりやまなこ絡みは盛り上がりますな、乙。
ほっちゃんの視力までファイトスタイルに盛り込んでいたとは脱帽です。
早くほっちゃんを鍛えたいって感じで笑ってる真綾が怖い怖いw

アメプロさん乙です
真綾は嬉しそうと言うより興奮してる感じを受けますね
所でほっちゃんの視力の件はガチなんですかね？

ほちゃのガチャ目は結構有名みたいですよ。
公式サイトには書いてないけど、ファンサイトのプロフにはよくのってます。
確か以前てんたまで言ってたはず。

あのぉ…水を射す様で非常に申し訳ないんだが素朴な疑問
ｴﾒﾌﾛを手で着地したら腕がKIDみたいにならんだろうか？
気にしすぎと言えばそれまでなんだが…

着地もそうだけど、エメフロの形から考えて、下から蹴り上げるのも無理。
アメプロさんにこういう突っ込み所があるのも珍しいなぁ。

しかし、ライガースープレックスホールドとは、また渋い技を選んだもんだなw

瞬間的に倒立でもしたんだよ、きっと。

大試合のフィニッシュがスープレックスって、やっぱいいなぁ……

アメプロさんが数あるスープレックスの中であえてライガースープレックスを選んだ理由が知りたいｗ
いや、普通のバックドロップホールドでフィニッシュとかでもいいんですよ？

三千漬け物石の元ネタってなに？ぐぐってもわかんない。

>>431

>>423

GHVタッグ選手権
【王者組】大原めぐみ、山崎バニラVSTAMAGO【挑戦者組】


挑戦者組の入場、大音量の『着メロは歌わない』が流れ出すと場内大歓声
素早くリングインするとリング上でフルコーラス歌い上げ会場を盛り上げる

王者組、CRASHの前奏が流れ、続けて妙にかっこよくアレンジされた『ドラえもんのテーマ』に乗って登場
松本さちが大きな旗を振りながら現れ、その後ろから大原、バニラ、三石と続く
大原はリングインすると、ベルトを掲げながら門脇に詰め寄る、睨み合う両者
ボディチェックを済ませると大原、門脇で試合開始

ゴングが鳴ると同時に両者ダッシュ、リング中央でタックル合戦、何往復かするが
どちらも譲らず、大原は強烈なビンタ一瞬ぐらつくが門脇すぐさま打ち返す
感情剥き出しの張り合いに会場はヒートしていく
きりが無いと見た門脇は『ヒャクマンボルト（垂直落下ブレンバスター）』で大原をたたきつけ
福圓とタッチ、門脇がキャメルクラッチの状態で捕まえると福圓が顔面に低空のドロップキック
すぐさまカバーに行くがバニラがカット、門脇が襲ってくるが場外に落とす
するとここで水田わさびが現れ松本と共に門脇を会場の外に連れ出す
場内大ブーイングだがそんな事はお構いなし、

５分経過

大原とタッチしたバニラ、カンフーキック連発で攻めていく、片膝立ちの福圓に狙いを定め
一撃を放っていくがこれはかわされ、バックを取ると投げっぱなしジャーマン
バニラが立ち上がるとも一発投げっぱなしジャーマン、カバーに行くがカウントは2
『メソウサファイト（バックブロー）』を相手の動きを止めるバニラ
大原を呼び込むとダブルのブレーンバスター、バックドロップとネックブリーカードロップの
連携技
大原のパワーボム、『バニラスカイ（ダイビングボディプレス ）』と繋げるがが福圓は
膝を立てて剣山ガード、悶絶するバニラ、福圓は大原にエルボー、コーナーに押し込み
エルボーを連打していくが起き上がったバニラにバックを取られ投げ捨てられる
二対一の状況で頑張る福圓に会場から声援が飛ぶが王者組が圧倒的に優勢
レフリーが一人戻れと促すが「うるせぇバカ」と無視して二人で攻撃

福圓「舞太が戻るまで絶対に持ちこたえる」
バニラ「無駄なあがきだな、とっとと負けちまいな」

そう言いながら『バニラロックAR （V1アームロック）』こらえて何とかロープに行くがなかなか
外さないバニラに大ブーイング、反則カウント４でようやく外す

一方的にバカコンビが攻める展開が続き、１５分経過

なかなか戻ってこない門脇に観客がいらだち始め野次が飛び出す

客A「門脇、何やってんだ!!」
客B「早くもどってこい!!」

そんな時門脇が姿を現し気づいた観客は大門脇コール
しかし門脇の手にはドラ焼きが・・・

コーナーについた門脇を見つけた福圓は力を振り絞り大原を倒すと
門脇にタッチ、リングインした門脇はダメージでふらふらの福圓の後頭部に
ローリングエルボー、倒れた福圓をコーナーに戻し無理やりタッチ
福圓をリングに放りこむと、『COSMOS DRIVE（ジャーマンスープレックス）』リング中央に
投げられた福圓に『バニラスカイ（ダイビングボディプレス）』を決め３カウント

【王者組】大原めぐみ、○山崎バニラVS門脇舞以、福圓美里●【挑戦者組】

これに会場は大ブーイング、それを煽るように水田が現れるとダメージで動けない
福圓の口にドラ焼きを突っ込みリングサイドにいるカメラマン達に見せ付ける
ここで三石もリングに上がりマイク

大原「どうだい？福圓、水田さんが腕にのりをかけて作ったドラ焼きはうまいだろう」
門脇「大原さん��より�≠ﾁス」
大原「へ？��より�＝Hよりって何？」
門脇「え〜っとっていうのは・・・」
三石「そんなのはどうだっていい、さてこないだ予告したCDUの新メンバーを紹介しよ
　　　門脇舞にかわる新メンバー��門脇舞以�≠ｾ」
　　　
会場は大ブーイング、そこに若手軍のメンバーが登場、福圓を救出に入り大乱闘となる
収拾がつかない状況に本体のメンバーがリングに上がり両軍を分ける

水田「なんだお前ら、CDUとやり合おうっていうのか？」
植田「やったろうじゃない、ミサトンこんな目にあわして唯で済むと思ってんの」
三石「まぁもともと戦ってた中だし前の抗争の決着もつけようじゃないの」
門脇「もう若手軍じゃ相手にならないっス、なんといってもこっちには
　　　タッグチャンピオンが居るっス」

そう言われ��えっへん�≠ﾆ胸を張るバカコンビ

これに腹を立てた清水が襲い掛かるが途中で止められる

引き上げて行くCDUに会場はブーイング、CDUの面々はドラ焼きをかじりながら
退場していた


バックステージコメント

門脇「試合を見ろ、全てはそこから、言ったとうりっス」
水田「若手軍？ぶっ潰してやるよ、山篭りして全国のドラ焼き食べ歩いて強くなった
　　　私の力見せてやる」



と言う事で若手軍対CDUを再び開戦、と言っても先の事は考えてないんで
何か思いついた方は絡んでくれるとありがたいです

ドラやき詰め込まれた福圓をリアルに想像して吹いたw　まとめさん乙です。
この「悪いんだけどちょっと間抜け」なヒールっぷりがCDUらしくていいなぁw
門脇はCDUで一番ベビーっぽいかと思いきや福圓を裏切り。こりゃ若手軍との抗争が楽しみですよ。

>>422
そう言ってもらえるとホッとします。独りよがりになりすぎない様に、書いていけたらいいなと思うばかりです。
そちらもお仕事頑張って下さい。

>>425
堀江の視力に関しては、いくつかのファンサイトに載ってたんで多分本当だと思います。
ラジオとかで聞いたわけじゃないんで、確かめてはいませんが……(´･ω･｀)

>>427-428
これは俺の勘違いです。ご指摘感謝。
エメフロは立ったまま脳天から落とすもんだと思い込んでて……相手ごと倒れ込むんですね。
三沢さんに申し訳ない(;´д`)

>>430
いぬかみようこの決め技はケモノっぽい名前がいいなぁという、わりとゆるい理由で獣神ライガー（サンダーに変身前）です。
なんて言っておいて、邪炎はノーザンライトですがw

>>431
『いぬかみっ！』では、登場する妖怪の強さを現す単位として「漬け物石」を使うんですよ。
ようこの妖力が「三千漬物石」ってことですね。正確には「三千六百漬物石」だそうですが、三連発って事で三千にw

まとめさん乙です
CDUがいるとミドルカードが盛り上がりますね
いざという時は三石ママもいるし、若手〜ベテラン相手まで幅広く対応できる

しかし水田よ、ドラ焼き食べ歩きで強くなったのか？www

きっと水田は食べ歩きの時移動は徒歩またはランニングだったんですよ
それで足腰鍛えたんだと思います

この流れを見ると、舞太はﾐｻﾄﾝを痛めつけるためにこの試合を組んだって感じだな。なかなか腹黒いぜ。
水田は山籠もりと食べ歩きでﾄﾞﾗﾘｱｰﾄに磨きをかけたんだなw
そういえば以前水田vsあけのんのﾗﾘｱｰﾄ対決って話があったがどうなったんだろう。

アメプロさん乙でした。
お預けくらってわくわくして待っていたらいぬかみっ！ネタですよ。
あぁ、それでお預けか、と訳のわからぬところで一人納得。
ほっちゃん、Aice5のエースとして、更なる成長でメンバーを引っ張ってくれ！
などと思わず応援したくなる展開でいいなと。


お帰り水田。ドラ焼き詰め込みの刑ﾜﾗﾀ。
まとめさんも乙でした。スムーズに門脇舞『以』への移行ができましたね。


さて、一つ投下させてもらいますよ…と思ったら、はいはい規制規制。
避難所に投下してきます。

避難所にトーナメント前の氷上編投下してきました。

まとめさん、お手間かけますがサイト行きの際はこちらより編集頼みます(´･ω･｀)

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/8379/1168617270/18-22

部屋さん乙です。せっかくなので投下された部分のアドレス張っておきますね。
しかし最近規制多いなあ。職人さん達のきなみ影響受けてるし。

男固め組みトーナメントは勝者が読めませんな。
緒方司令の戦いも見たいなと思いつつ、タッグ戦線で頑張ったユカナ＊ハルナにチャンスをあげたいとも思う。
さてさてどうなるか。

部屋さん乙です
避難所が役にたってよかったですよ

避難所の部屋さん乙。志村いいなｗ
まとめさんCDUヒール度増強乙。やっぱり対立構造ありきですね〜

ちょっと勢いに任せてスキット一本。

CDU控室。タッグ王座防衛後の軽い祝勝会を終え、メンバーは着替え中。
山崎バニラがふと水田わさびの方を見る。

バニラ：「水田さん、体のあちこちに傷ありますけど、どうしたんですか？」
三石：「本当だ。どうしたの、ドラちゃん？」
水田：「…うーん、まあ言ってもいいかな。これは…」

＜回想シーン＞
〜わさびの和菓子大冒険〜

木々の間から陽光が差す。川のせせらぎも落ち着きを取り戻しつつある。
ここ数日の荒天がまるで幻だったかの様だ。この山一帯の自然がしっかりとしているからだろう。
水辺に近づいて、掌でひと掬いする。…いい水だ。間違いない。この山の向こうには、探し求めた最高の小豆がある。
それを手に入れれば、究極のどら焼きの完成にまた一歩近づける。
完成すれば…。…あれ、どうするんだったっけ……
…そうだ、池澤！あいつに受けた屈辱、そしてどら焼きの復讐、必ず果たしてみせる！

よし、と一つ拳に力を込め、立ち上がる。刹那。全身に緊張が走る。闘気、いや、殺気…？
野生動物の対処にはもう慣れている。相手が対処できるサイズであればトレーニング代わりに撃退したし、
山ねずみを察して逃げることも出来るようになった。対処しきれない相手でも、人工物や七つ星の帽子で威嚇すれば切り抜けられた。
だが、これは体験したことの無い類のものだ。…何かが、居る。川の上流にか…？

川沿いを警戒しながら進む。どこに危険があるか分からないと理解している筈なのに、
情けない事に、好奇心に負けてしまった。頼むから殺さないでくれよ、好奇心。
とりあえず彼は対象のところまでは導いてくれたようだ。
岩地。段差も大きく、軽く滝のようにもなっているような急流地帯。
川の中に、人が立っている。精神集中しているのか、俯いて目を閉じている。
そして好奇心は、その人物の様子が伺える地点までの移動を要請する。それに素直に従う。
一歩、二歩…。……あれは…

やはり好奇心は猫を殺しかねない。対象への興味は、私から注意力を取り去ってしまっていた。
上流より忽然と流木が現れた。あの位置では直撃コース。加えてあの大きさ・速度では当たれば無事には済むまい。
そして、ここからではもう間に合わない。声を張り上げる為に最大限に口を広げた、その瞬間。
否、それより前に彼女は動いていた。
流木に正対し、足を踏み込んで向かっていく…！駄目だ、避けられない。最悪の瞬間を彼が隠そうとしてくれたのか、
インパクトの直前、水飛沫が視界を遮る。
ほんの僅かだったのだ。そのムーブが見えたのは。

「あれはまさか、第６期ドリカン興行時、マットを席巻し年間最多勝を決めた必殺ムーブ、『ADVENTURE』！！？」

飛沫が霧散し、視界に飛び込んできたのは、真っ二つになった流木と、仁王立ちする人物。
野田順子の姿だった。

「…誰？」

なんで私はその声に反応して、咄嗟に身を隠そうとしたのだろう。そして、そういう時は大概上手くいかない。
頭隠して尻尾隠さず。

「なんだ狸か」
「狸じゃない！猫だ！本当の事さ！」
「…で、『ドラの名を継ぐもの』さんがこんなところで何をしているの？」

つい言い返してしまっただけでなく、言いたいことを先に言われてしまうと、すぐには言葉が出ないものだ。

「山篭り特訓をしているのだったら、私に構っている暇は無いでしょう」

ただ、焦りに似た感情はあったと思う。でなければ、あんなことは言えない。

「の、野田さん！私と一緒にトレーニングしてください！」

「？」
「私は必ず究極のどら焼きを完成させ、戻ったらIC王座も池澤も･･･やらなければならないことがあるんです！
あなたのそのパワーが欲しいんです！」
「(…どら焼き？)…随分と、自分本位なものね。それに、VOWの戦線でもタッグフェスでも私より上を行くCDUの核が、
今更本隊の私とトレーニングして、何を得ようと？」
「それは…」
「いいわ、受けましょう」
「え？」
「これが本隊の子なら受けなかったでしょう。でも、ヒールさんからそうまで直球に利用したいと言われるのも面白い。
せいぜい、私もあなたを利用するまで」
「ありがとうございます！究極のどら焼きが完成したら、是非食べてください！この山の先には最高の小豆が…」
「…」

野田さんが沈黙した理由が、あの時は解らなかった。でも、その後嫌というほど理解することになる。
ドリカンを戦場としたことの、凄みを。

＜回想シーン終了＞

水田：「…というわけなんですよ」

水田は経緯を、その後散々痛めつけられたことや、どら焼きの研究する間が無くなって、帰還が遅れたあたりなど、
多少かいつまんで話した。

三石：「へえ、野田さんとねえ。特別、興行を同じにしたことがあるわけじゃないでしょう？」
水田：「ええ、まあ」
大原：「でも、まだVOWに復帰してないですよね、野田さん」
水田：「もう少しで戻ってくると思うよ。完全に取り戻すのもそう遠くない、って言ってたから」
松本：「でもそうなると…」
門脇：「また面倒な相手になるっスね」
三石：「…まったく、何腰引けてるの？野田順子がかつての力で戻ろうが、若手軍が伸びてこようが、
叩き潰すだけのことよ。CDUが何故CDUなのか、VOW中に知らしめるわよ、いいわね！？」
他メンバー：「は、はい(っス)！！」

(水田：「…どう復帰してくることやら…。でも、その時こそ究極のどら焼きを味わってもらう…！」)
CDUがヒール道で団結し、水田は微妙にずれた決意をしていた。

〜スキット終了〜

先に自分に言っておく！
チラシの裏でやっとけ、な？

というわけで試合論スキット論あった矢先に勢いでのってみますた。
文中にあるように、リアルでも特別共演は無かったように思いますが、水田復帰に合わせて戦線離脱中の人のフラグを、まあ。
ただ、勢いで書いたので、「ADVENTURE」が技として使われていたか確認していないorz
いえ、技表に無いのは見たのですが、過去試合にも無かった気はするのですが…過去スレまでは見てないです。
なのでぼかした書き方してます。イメージはあるのですが、バンプ取ってくれる方が居られれば、お好きに使ってください。m(_ _)m

避難所のおかげでほんと助かりましたよ。
その上、URL貼ると言う策をまったく思い浮かばなかった中>>443さんありがとう。その手があったんだよな…。

>>445-448
水田回想シーン、文体が格好いいな。ただ、やってる事は極上の小豆探しだったってのにオィオィ…とｗ

＞水田と野田
出先なので確認がとれないけれど、コナミ絡みだとミルモ(水田がタコのキャラやってた時期)あたりが可能性ありそうだけど…。
野田のADVENTURE。覚えてるなぁ、この年のドリカン年間ランキング。
２位に丹下の未来からのエアメール、３位に真綾の指輪かしっぽのうたを抑えて１位になったんだよな。
当時はすごい番狂わせだなと思っていた記憶がｗ

ノダジュンといえば、急性白血病で倒れた新山志保さんの代役でディードリットやってたなあ。
あの頃は白血病の事も発表されてなかったし、まさか新山さんが亡くなるなんて思ってもいなかった。

歳の割にデビューは遅いが、良い選手なのでノダジュンには頑張ってほしい。

ときメモ２のイメージよりも、
ブリーチのたつき、極上生徒会奏会長お付きの奈々穂

など案外武闘派なキャラが多いんだよなぁ確か。
打撃に特化したタイプって方向で行くと、コナミジム経験組は打撃力自慢が多くなる…とかできるかな。現VOW内ゆかりんの如く。
金月・国府田・丹下の頃は路線が違ってた…とかね。

新山さんか…。
ロードスとヤマモトヨーコを同時に降板したから
いったい何があったのかと不思議に思ったのをよく憶えてる。
この人は来るな、と思っていたから、亡くなったと聞いてショックだった。

緒方司令・笠原留美さんと青二の同期で親友だったんだよな。
緒方司令が新山さんに向けたメッセージを読んで泣いたなぁ…。

>>453
確か銀吠え人生相談のコーナーぶっつぶしてのでしたっけ？
カセットテープを漁ったら出てくるだろうか…。
ヤマモト・ヨーコはラジオドラマから聞いてたから、なんでTVはキャスト替わったんだって思ってたなぁ。
アネゴ肌のキャラが上手かった人だったなぁ…と少ししんみり。

丹下さくらのふた桁防衛を止めたのは國府田マリ子だったな
あの曲は今でもよく聴きますよ



人が亡くなった知らせを聞いた時はいつも悲しいと言うかさびしいと言うかなんとも言えない感じになります

わさびのスキット乙です
読んでたらさらにネタが膨らんできたんだけどプロレスでなくなりそうだ書くとしても避難所にしとこう

新山さんの時もそうでしたが、岡崎律子さんが亡くなられた時のブギーナイトで
閣下が感情全て殺してコメント差し控えた時は、
直後は肩透かし喰らったと少し思い、そして直ぐに戦慄すら憶えましたね。
ほちゃ真綾の非公式試合での岡崎さんに言及した所は秀逸でしたね。

なんか、声優話でしんみりしたけど、水田吹いたw
狸じゃないってZZかw

今日はぎゅうたんの誕生日という事で画像をひとつ

http://hp.jpdo.com/cc05/167/img/95.jpg

おおこれは(･∀･)ｲｲ!!ぎゅうﾀﾝですな、まとめさんGJ

岡崎さんは今思っても惜しい人だったよなあ
VOW風に言えば、ANISONリーグにおいて菅野よう子と並ぶ名トレーナーだった

いやまあこのへんにしとこうか、しんみりしすぎるのも何だし
プロレスや総合格闘技を通じて声優に思いを馳せる･･･いいスレだな

【VOWアリーナ・GMルーム】
SOS団部室でのいざこざから数時間後。松岡由貴は、早速ＧＭの元を訪れていた。
テーブルを挟んで松岡と大山のぶよＧＭが向かい合ってソファに座っている。

松岡「……というわけにょろ」
ＧＭ「へぇ…」

一通り事情を話し終え、松岡はテーブルに置かれたティーカップを手に取る。ＧＭは少々うろたえている様子。

松岡「どうしたの？あたしなんか変なこと言ったかなっ？」
ＧＭ「い、いや、なんでもないよ。それより本当にいいのかい？もしこれできみが勝ったら…」
松岡「SOS団を抜けるよ。もし万が一負けたとしても、あたしが納得できない負け方なら…判らないね」
ＧＭ「今のVOWはユニット全盛…一人でやっていくのは辛いよ？悪いこと言わないから、綾ちゃんに謝ってきた方が…」
松岡「それは無理だねっ！なんせめがっさ偉そうに啖呵切っちゃったからねっ！今さら無かったことにはできないよっ」
ＧＭ「そうか…わかったよ。試合を組もう」
松岡「ありがとっ！じゃあそういうことでっ！」

話は済んだとばかりに立ち上がった松岡を、ＧＭは手で制する。

ＧＭ「ちょっと待って」
松岡「ん？」
ＧＭ「まさか綾ちゃ…いや、彼女たちを潰そうなんて考えてないよね？」
松岡「そぉんなことしないよっ！でも、あたしはめがっさ本気でいくからねっ！あとはあの子たちしだいっさ！」
ＧＭ「ふぅん…。まあ、ケガのないように頼むよ」

松岡「りょーかいっ！でも珍しいねぇ、ＧＭがそんなこと言うなんて。なに？今度はSOS団を使って悪だくみかい？」
ＧＭ「それは…秘密だよ。ぐふふふぅ」
松岡「ふ〜ん…ま、やり過ぎない程度にねっ」
ＧＭ「おや、自分が抜けようとしているユニットの心配かい？その口調といい…実は未練があるんじゃないのかな？」

ＧＭの言葉に、鶴屋さんのようににこにこと笑っていた松岡の表情が、スッと冷たいものに変わる。

松岡「…そういうのを下衆の勘繰りというんだ。これは…そうだな、SOS団への手向けさ」
ＧＭ「ぼくはきみに期待していたんだよ。おジャ魔女興行で沢山の子供たちに夢を与えたきみなら、
　　　SOS団をもっと上のステージへ押し上げてくれるだろう、ってね」
松岡「そりゃ残念だったねっ！じゃ、後のことよろしくっ！」

松岡は再び鶴屋さん口調に切り替えると、強引に会話を打ち切り部屋を出て行く。
ＧＭは黙ってそれを見送ると、ソファに深く腰掛け、考え込む。

ＧＭ（やれやれ、ようやくウマ仮面の適任者が決まったと思ったのに、これでもし負けたりして「やっぱりやらない」とか
　　　言われちゃったらどうしようかなぁ。なにか手を打った方がいいかな…？）

ＧＭは携帯電話を取り出すと、何処かへ電話をかける。

ＧＭ「もしもし、ぼくだけど。ちょっと話があるんだ……」

【場面転換】
所変わってこちらはいつもの屋台。お客は茅原実里ただ一人。黙々とラーメンを食べている。
麺をすすりながら、茅原は思い出す。

あれは平野綾vs坂本真綾戦の翌日。練習中のSOS団へ茅原を訪ねてやってきた緒方恵美。
そこで緒方は、茅原vs平野をＧＭに進言してきたことを告げた。茅原は戸惑い、その真意を探るべく緒方に連絡を取った。
緒方は茅原との密会を提案、その場所にこの屋台を選んだのだった──。

【回想シーン】
屋台には客が一人。緒方恵美である。目の前には空のどんぶり。餃子をつまみにビールを嗜んでいる。
そこへ暖簾をくぐって入ってきた客が一人。茅原実里である。茅原は緒方の隣に座り、おやじに注文をする。

茅原「みそ一つ」
緒方「…よく来たね」
茅原「前ふりはいらない。あなたの真意が聞きたい」
緒方「せっかちだな」
茅原「答えて」
緒方「私が見たいだけさ。キミたちの戦いをね」
茅原「答えになっていない。あなたは何がしたいのか。私と平野綾を戦わせて、あなたにどんな利益があるのか」

緒方は答えない。そこへラーメンが運ばれてくる。茅原は黙ってラーメンをすする。
長い沈黙の後、緒方はゆっくりと口を開いた。

緒方「……キミたちはいいな。ただ上を目指して突き進めばいい。だが、私は違う。
　　　私はこの業界のために、下の世代の育成も考えていかなくてはならない立場だ」
茅原「替え玉。たまごも一つつけて」
緒方「そこで彼女に目をつけた。平野綾──彼女は逸材だ。若いながらそこそこのキャリアを持ち、多才。
　　　うまく成長させてやれば、第二の坂本真綾にもなれるだろう」
茅原「替え玉。チャーシューも」
緒方「キミはそのための起爆剤だ。彼女にはまだ仲間との対戦経験が無い。仲間との真剣勝負というのはとても難しいものだ。
　　　お互いの手の内を知り尽くしているし、感情的にもなかなか本気になれない。
　　　この山を乗り越えることで、彼女はさらなる飛躍を遂げるだろう」
茅原「替え玉。メンマともやし」
緒方「……って聞いてんのかっ！？人が真面目な話をしている横でズルズルと！」
茅原「…食べないとのびる」
緒方「そーいう問題かっ！？」
茅原「ちゃんと聞いている。だが、腑に落ちない。あなたたちもVOWの頂点を目指しているはず」
緒方「もちろんそうだ。だが、それとこれとは別問題なんだよ」
茅原「……」
緒方「昨今のアニメ興行を見てみろ。数こそ爆発的に増えたものの、『涼宮ハルヒの憂鬱』のような優れた興行もあれば、
　　　『キャベツ』や『うお、まぶしっ』みたいな興行もある。まさに玉石混交──混沌としている。
　　　それは声優にも言えることだ。5年後、10年後に生き残っている者がいったいどれだけいるのか？
　　　活躍の場の増えた今だからこそ、ちゃんとした表現者を育てなければならない」
茅原「……」

緒方「未来を作っていくのはキミたちだ。だが、そのための道筋を作っていくのは、私たちベテランの仕事だ。
　　　私の先輩たちもそうしてきた。だから、私もそうするのさ」
茅原「…そう」
緒方「わかってもらえたかな？」
茅原「あなたの思惑は理解できた。でも…」
緒方「でも？」
茅原「……私は、噛ませ犬じゃない」

緒方は驚いたように茅原を見て、それから声を押し殺して笑い始めた。

茅原「なにがおかしいの？」
緒方「すまん、そうじゃないんだ。キミの目が急にギラギラとしてきたものだから、嬉しくてね」
茅原「…わからない」
緒方「悔しいと思うなら、なおさら本気でぶつかればいい。そういう気持ちをバネにして伸びる者もいる」
茅原「……」
緒方「話は以上だ。期待している。おやじ、会計だ。この子の分もな」
茅原「待って」
緒方「まだ何か？」
茅原「しょうゆ一つ」
緒方「まだ喰うのか！？」

【回想終了】

茅原はどんぶりに口をつけてスープを飲み干す。空になったどんぶりを静かに置くと、カウンターに代金を置いて席を立つ。
夜道を一人歩く茅原。VOWアリーナの前を通りがかり、ふと立ち止まる。

『私も、あなたの不甲斐無さに失望している。必要ならば──見切りをつける』

自分が平野に対して放った言葉を思い出す。あれは彼女に本気を出させるための方便であり、
己の内に渦巻く嫉妬心が言わせた言葉でもあった。しかし──

『最初は借り物だった。でも私たちはずっと一緒にやってきた。その日々を否定させはしない』

松岡の言葉に反発して飛び出たこの言葉も、また本心だった。
仲間と戦うことで試されているのは平野だけではない。自分もまた、そうなのだ──。

茅原「……私は……」

こぼれそうになった言葉を飲み込んで、茅原は固く拳を握る。
もう、後には引けない。

茅原「…………負けない」

乙です
茅原食いすぎｗ

おはようございます。まだ続きますw

途中でしたか、失礼
仕事なんで後で読むの楽しみにしてます

【場面転換】
変わってこちらはVOWアリーナ内。翌日の興行のために、リングや入場ランプ等の設置が進められている。
平野綾は、その様子を二階通路から手すりにもたれて眺めていた。
表情は不機嫌そのもの。原因は、もちろん先程の部室でのやり取りだ。

平野「まったく、どいつもこいつも勝手なんだから！あたしがどれだけ苦労してSOS団を引っ張ってきたと思ってんのよ！
　　　そもそもSOS団がなけれりゃ、みんなVOWのリングには上がれなかったのよ！それをあの恩知らずどもがっ！！」

平野は苛立ちをぶつける様にガシガシと手すりを蹴りまくる。

平野「このあたしが！あんなヘンなマスクと恥ずかしいコスチュームとダサいリングネームで
　　　これからやっていかなきゃいけないって時に、なんであんな話になるのよ！
　　　普通は、『手伝おうか？』とか『私が代わりにやります！』とか言う場面じゃないの！？
　　　あーもうっ！腹立つ〜っ！！」

そもそもウマ仮面の話はまだ誰にもしていないということを棚にあげて、平野は怒り狂っていた。
その怒りが彼女の注意力を減じていたのだろう。

？？「あらあら、ずいぶんとご機嫌ナナメじゃない？」

背後から急に声をかけられて、平野は咄嗟に振り返ろうとした。が、それよりも早く頭をつかまれ、押さえられた。

？？「こっち見なくていーの。前向いてなさい」

聞き覚えのある声。正体を確認しようと平野は体ごと振り返るが、今度は頭をあらぬ方向に曲げられてしまう。

平野「いだだだだだだっ！」
？？「ごっめ〜ん。でも、わたしを見なくていいから。おとなしく座ってて」

相手の言葉に従い、平野は渋々と席に着く。相手も平野の頭から手を放した。
平野にはこの奇妙な人物が誰なのか、すでに見当がついていた。

平野「…なんでそっち見ちゃだめなんですか？」
？？「んー…VOWに出る気はないのに名前だけ出ちゃうのは、ちょっとね」
平野「…なんのことですか？」
？？「ん？こっちの話。……久しぶりね」
平野「『ハルヒ』で会いました。『Canvas2』でも」
？？「ああ、そうね。でも、久しぶりだわ。入院してたって聞いたけど、大丈夫？」
平野「はい。もう大丈夫です」
？？「そう。……大きくなったわね」
平野「そうですか？」
？？「うん。胸はぜんぜん成長してないみたいだけど」
平野「……大きなお世話です」
？？「あれ？もしかして気にしてる？」
平野「別に。気にしてません」
？？「もう、そんなプリプリしてないで笑ってよ。わたし、綾ちゃんの笑顔好きだなぁ」
平野「背中向けてるんですから、どんな顔してても一緒です」

背後で『その人』が苦笑している気配がする。平野は自分がどんな顔をすればいいのかわからなくなってしまった。

？？「なに怒ってたの？」
平野「あなたには関係ありません」
？？「あー、冷たーい。なぁに？SOS団の仲間とケンカでもしちゃった？」
平野「……」
？？「やっぱりそうなんだ。『ハルヒ』で見たときは仲良さそうでいいなぁって思ったんだけど。
　　　いい仲間ができたみたいで、お姉さん安心してたんだけどなぁ」
平野「……あたしは悪くないです」
？？「ほんとにそう思ってる？」
平野「思ってますっ！」
？？「そう？じゃあ、なんでそんなにジタバタしてるの？」
平野「それは、あいつらがあたしの言うこときかないから腹が立って…」
？？「自分は絶対に悪くないって自信がある人は、もっと堂々としているものよ？」
平野「っ…！」
？？「ねぇ、無理してない？もっと素直に…」
平野「……ぅ…い」
？？「え？」
平野「うるさいっ！！うるさいうるさいうるさいっっっ！！！
　　　あたしは悪くないっ！無理なんかしてないっ！
　　　あたしは涼宮ハルヒなのっ！あたしは絶対に正しいのっ！あたしはこうでなきゃいけないのっ！」

平野は立ち上がって体ごと後ろを振り向いた。
しかし『その人』の顔を見る前に、彼女の腕の中に抱きしめられていた。

？？「……あなたは何にでも一生懸命な良い子だわ。でも、ちょっとがんばり過ぎちゃったのね…」

『その人』は優しく平野の頭を撫で、美しい黒髪を指で梳く。
一撫でされる度に、今まで貫いてきた意地やこだわりが柔らかくなってゆく。
『平野綾』を覆っていた殻が、涙になって瞳からこぼれ落ちてゆく。

平野「……っくっ…ぅぁああああぁぁぁ……！」

号泣する平野を、『その人』は黙って抱きしめる。平野は一人の少女に戻って、ただ泣いた。

しばらくたって泣き止んだ平野は、今度は恥ずかしくて顔を上げられなかった。
『その人』の腰に腕を回して、胸に顔をうずめる。

？？「落ち着いた？」
平野「……はい」
？？「そう。よかった。じゃあ、わたしはもう行くわね」
平野「えっ…！？」

思わず顔を上げそうになった平野を、彼女はもう一度ぎゅっと胸に抱きしめる。

？？「そんな寂しそうな声出さないで。きっとまたすぐに会えるから」
平野「でも…！」
？？「綾ちゃん、これだけは忘れないでね」

『その人』は、平野の耳元でそっと囁く。

？？「女の子はエレガントに。ね？」

悪戯っぽく言って、『その人』は平野から離れた。すぐに平野に背を向けて歩き出す。
平野は徐々に遠ざかっていく背中に手を伸ばしかけて、途中でその手を止めた。

平野「……それは、私のセリフですわ」

泣き笑いの表情でつぶやく。それが聞こえたのか、『その人』は振り返らないまま平野に手を振る。
その仕草に、今度は確かな笑顔で応えて、平野もまた、彼女に背を向けて歩き出す。
怒りも迷いもない、晴れ晴れとした表情で──。