ゲーム機の国際プロレス『PCエンジン』

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498お前名無しだろ
ttp://tyonabi.sakura.ne.jp/game/gamekan.htm
僕が最初に触れたゲーム機はPCエンジンでした。
なぜファミコンではなくPCエンジンなのかというと、ビジュアルゲームが多かったからです。
当時、ギャルゲーと呼ばれてました。
ギャルゲーというのは「可愛いキャラクターに頼り切ったゲーム性の乏しいゲーム」のことだったとおもいます。
そんな、ゲーム性の乏しいゲームをわざわざ好んでやる人のことを「ギャルゲーマー」と呼び、当時ゲームを愛好する人たちの卑下の的でした。
オタク=ギャルゲーマーというイメージも否めなかったからです。
当時、僕の周囲には「ギャルゲーマー」を卑下するゲーマーばかりいました。
僕はサブカルチャーに疎かったものですから、自分で「オタクではない。」と言い張りつつも、しかしギャルゲーばかりをやっていたので、かなり反感を買っていたように思えます。
何しろ、アニメのことは分からない、漫画のことにも極端、ゲームはギャルゲーしかやらない、とくればゲーマーの間ですら共通の話題はほとんどありませんでした。
僕はTVゲームに対し望んでいたことはハイスコアでも、やりこみでもなく、可愛いキャラクターが独自の世界観を物語っていけばそれで満足だったのです。
もう現在では衰退してしまいましたが、PCエンジンには「デジタルコミック」という独自のジャンルがありました。
それはボタンを押していけばロクな選択肢もなく終わりまで進めるというアドベンチャーゲームでしたが、どんな名作ゲームよりも好んでプレイしていたのを覚えています。