田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part5
今まさに群雄割拠の声優業界。
やまとなでしこ活動休止後、新世代のトップを走る田村ゆかり、堀江由衣
この二人を筆頭に声優界制覇を目指す猛者が一同に集う団体
それがVoice Of Wrestling 通称VOWである。
総合(歌)と二足のわらじを履きこなす、やまなこに次ぐ第三の実力者・水樹奈々
遅れてきた優駿・川澄綾子
早くから次世代のエース候補と呼ばれ、ついにタッグ王者の座を射止めた沢城みゆき
何度でも言おう。インディーの最終兵器、桃井はるこ
チワ斉藤・清水愛・植田佳奈らすぐ後ろに迫る若手実力者
緒方・国府田・氷上ら古豪の実力派
THEヒール・浅川 麗しの荒鷲・ハードコア浅野
そして永遠の17歳伝説・・・
最後に笑うのは誰だ!?
軍団(ユニット・事務所)選手(声優)を基本として『プヲタの流儀』で語れ。
試合職人大歓迎、ただしあんまり無謀な試合はNG。ただの声優話が続くだけなら声優板逝け
あと田村ゆかりだけはガチ!!
2 :
お前名無しだろ:2006/05/24(水) 22:58:24 ID:vp0+bXNo0
3 :
お前名無しだろ:2006/05/24(水) 23:15:47 ID:3hyaZaiY0
>>1 3.2.1.乙
これまでの流れは
>>2のまとめを見てもらうということで、だいぶテンプレが簡略化されたね
さて、今スレは田村ゆかり満を持しての復活劇からスタートか?
4 :
お前名無しだろ:2006/05/24(水) 23:22:15 ID:7PF/l4pa0
5 :
名無し@イエロー:2006/05/25(木) 00:20:17 ID:zx6QYLtK0
>>1 乙です。
第5クール突入ですね。がんばっていきまっしょい!
>>1 乙可憐。
どうやら大原バニラ組は好評のようで…嬉しいですね笑
7 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 01:24:10 ID:EhwfrX5+0
即死回避のためにこちらにもレス
いまだに詳細不明の遠野秋葉式ネックブリーカーと舞乙式エクスプロイダーがどんな技なのか気になる…
8 :
名無し@イエロー:2006/05/25(木) 02:36:36 ID:KyvxmEqU0
寝る前に保守。
>>7その辺はイマジネーションの世界だなぁ…。
9 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 03:45:39 ID:Bb4qshQZ0
保守。
もう5スレ目か……なんか凄いな……
10 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 04:30:28 ID:EhwfrX5+0
保守保守
プ板の声優スレで5スレ目まで行ったのは流石にこれが初めてだろう
11 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 06:00:24 ID:ZZXXqhnnO
新スレ乙です!このスレでは誰が主役になるのか楽しみ
たかはしに続くスターは現れるのか!?
12 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 09:45:14 ID:1BDy5acI0
六本木ヒルズ地下、コナミフィットネスジム内浅川悠専用ルーム。通称『おしおき部屋』。
浅川:『りょ〜おぉ〜? どーしてあんたは肝心なとこでヘマするのっ!』
広橋:『いひゃいいひゃいぃ! あひゃひゃわひゃんごめんなひゃいぃ〜!』
広橋の両頬を容赦無くつねり上げる浅川。先日のトリプルスレッドで負けた広橋は現在『おしおき』を受けている最中だった。
たっぷり時間をかけてつねった後、浅川は半泣きの広橋から手を放した。
広橋:『あうぅ……顔がハレて丸くなっちゃう……』
浅川:『元々丸いでしょあんたは。はぁ……麻美子が抜けた穴に植田をって思ってたけど、これは難しそうね。
まあいいわ。タイトルは自力で獲る物だし』
広橋:『そ、そうですよ! 自力で頑張るのが一番ですよね!』
浅川:『あーんーたーがー言ーうーな!』
広橋:『いひゃ! いひゃひゃひゃひゃひゃ!』
再び両頬をつねられる広橋。そんな中、生天目が慌てた様子で部屋に飛び込んで来た。
なば:『悠さ〜ん……って、あれ、お楽しみ中?』
浅川:『楽しみでこんな事するか! で、どうしたの?』
なば:『あ、そうそう、それが大変なの! 静さんが……』
伊藤:『浅川さぁ〜ん……ヒック』
生天目が慌てて事情を話そうとすると、すぐ後ろから空の一升瓶を抱え泥水した伊藤が現れる。
浅川は思わず広橋の頬を放した。
浅川:『ちょっ……ど、どうしたのよ静。その瓶、あんた一人で全部飲んだの!?』
なば:『最初はますみん桃ちゃん組に勝ったから祝杯挙げようって飲んでたんだけど……
何だか飲んでる内に、この間由衣ちゃんに負けた事を思い出したみたいで……』
伊藤:『ヒック……ヤケ酒ですよぉ〜だ。いくら堀江が相手だからって……あんな簡単に……ヒック。
あたし、打たれ強いのが自慢だったのに……ヒック……』
13 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 09:46:46 ID:1BDy5acI0
伊藤の声は途中から涙声になっていた。飲んで泣き出すのは、伊藤の『酔っぱらいレベル』が最高状態になっている証拠である。
浅川は大きく溜め息をついた。
浅川:『あれはあんたじゃなくても立てないわよ。アゴを打ち抜かれて足にきた所を、こめかみにピンポイント打撃。
意識が断ち切られたんだから、打たれ強さなんて関係無い。私や浅野だって、あれをくらったら立てないでしょうね。
でも、あんたが頑張ってくれたお陰で堀江の「能力」を見られた。あんたのお陰で今後の対策が立てられるのよ』
伊藤:『あ、浅川さん……浅川さーんっ!』
優しく浅川に諭されると、伊藤は感極まった様に浅川へ抱きつき……酒の勢いで熱烈なキス!
広橋と生天目は突然の出来事に言葉を失った。
伊藤:『ん、んん……ん? んんんーーーっ!!』
しかしほんの十数秒後、自分から組み付いたはずの伊藤が嬌声を上げ、ぐったりとその場に崩れ落ちた。
浅川:『……「そっち」のテクで私に挑むのは、まだまだ早いわね』
広橋:『う、うわ……これ、もしかして……ネギま興行で有名な「もん死」ってヤツ……?』
なば:『キス魔の静さんがあっさりと……お、恐るべし悠さんのテクニック!』
浅川:『馬鹿な事言ってないで静をレストルームに連れて行ってあげて。それから、ゆかりは来てる?』
なば:『あ……それが、さっき連絡したらもうスタジアムに行ってるらしいの。いつもはギリギリまでゴロゴロしてるのに』
浅川:『……またあの子の気まぐれが出たわね。仕方ないわ、私達も行きましょう』
【場面転換】
14 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 09:47:50 ID:1BDy5acI0
バックステージ、GHV王者川澄のロッカールーム。
川澄以下折笠、田中、能登、かかず等いつものメンバーがそろっている中、GM大山のぶよが今日の試合について説明している。
川澄:『ゆかりちゃんの復帰戦に……うちのゆみさんを?』
GM:『うん。ぼくはAice5の智秋ちゃんを考えてたんだけど、ゆかりちゃん本人からリクエストされてね。
綾子ちゃんのベルトを見据えてるんじゃないかな?』
川澄:『……いいでしょう。彼女はこの人選を後悔する事になりますよ』
GM:『う〜ふ〜ふ〜、頼もしいね。それじゃあよろしく〜』
用件を告げ終えると、GMは足早にロッカールームから出て行った。室内の空気がピンと張りつめる。
川澄:『ゆみさん、急な試合だけどお願いするわ。ゆかりちゃんは王座戦の再戦権を持ってる厄介な相手……
できるだけ手の内を晒させて。もちろん、勝てる様なら勝っちゃってかまわないから』
かか:『ええ。こっちは全員がエース級だって事を教えてあげなきゃね』
田中:『でも、どうしてゆみさんなのかしらぁ? 因縁があるのは麻美子ちゃんでしょぉ?』
折笠:『この間の浅川戦で気がすんだのかしらね……って、そわそわしてどうしたの? 麻美子ちゃん』
能登:『あ、えっと……トイレに行きたいなぁなんて。ってゆーか優先事項?』
間の抜けた能登の発言を聞き、コケそうになる一同。
川澄:『……行ってらっしゃい』
能登:『はーい行ってきまーす』
緊張感の無い口調で返事をすると、能登は小走りにロッカールームを出て行った。
廊下を駆け抜け、人気の無い女子トイレへ……
能登:『ふむぅっ!?』
15 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 09:49:13 ID:1BDy5acI0
足を踏み入れた瞬間、能登は口を塞がれ乱暴に壁へ押しつけられた。
右手一本で能登を押さえ込んでいるのは……何と田村ゆかり! 田村の表情は獲物を捕らえた猫の様である。
田村:『こんばんはぁ、麻美子ちゃん』
能登:『んぅ……むぐぐぅ……』
田村:『あのね、ゆかりね、麻美子ちゃんを許してなんかないよ。ぜーんぜん』
能登:『……!!』
田村:『悠はね、ホントはすっごく優しくて、気にしいなんだよ。
だから麻美子ちゃんが裏切った事、ホントはすっごくショックだったのに……リーダーだから平気なフリしてるの。
でもね、ゆかりは優しくないんだぁ。だから考えたの。悠を悲しませた事、麻美子ちゃんに後悔させてやろうって』
田村の顔から笑みが消えた。同時に増大する威圧感。能登は恐怖で指一本動かせなかった。
田村:『麻美子ちゃんのチームメイト、みぃんなゆかりがやっつけちゃうんだぁ。でもね、麻美子ちゃんは残してあげる。
仲間がみぃんなやられちゃって、麻美子ちゃんが一人ぼっちになったら……』
言いながら、田村は空いている左拳を能登の顔面近くの壁へ打ち付けた。コンクリートの壁にヒビが入る。
田村:『ゆかりが「恐怖」を刻んであげる。ゆかりの名前を聞いただけで泣き出しちゃうくらい……
おっきなおっきな「恐怖」を、麻美子ちゃんの心に』
そこまで言うと、田村は能登から手を放した。力無くへたり込む能登。
田村:『うふふ……ゆかりの小さなイタズラ、許してね』
無邪気な笑みを浮かべると、田村は軽い足取りで去って行く。
能登は声を出す事も出来ず、ただ小刻みに震えていた。
【スキット終了】
16 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 09:52:50 ID:1BDy5acI0
新スレ乙です!!このスレももうスレ目かぁ……何だか感慨深いですね(*´∀`*)
今回もちょこちょこ試合書きつつ、皆さんの試合を楽しみに読ませていただきますm(_ _)m
さて、スキットを書き込んだ所でタイムリミットです(汗)
ちょっと寝坊して用事の時間ギリギリなので、残りは夜にでもアップします。
皆さんもモリモリ書いて下さいまし〜ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
17 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 13:50:38 ID:rsUQISuqO
ゆかりんKOEEEEEE!
と叫びつつ保守。
18 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 15:20:17 ID:ZZXXqhnnO
浅川姐さんのテクSyugeeeee!
エロくてクールで強い、そして実は優しい
ああんステキ
19 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 18:54:43 ID:LC1cLW160
ゆかりんのいたずら小さくねええええ!!!
21 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 22:13:44 ID:tGPa/e8l0
____
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ニニl lニニ、__| |__,、 ニニl lニニ、. ̄'~| |
ノ_.l,ニニ,フ_ノ ~'| | ̄| | ~ ̄| | ̄".┌―┘_|
 ̄/ ./ | | | | l'' l」 ニコ | | ̄~_.
l ̄, ニ7 / ,/ _| | | .` L__,ヽ└_┘_|
=┘_| ノ_ノ ヽ_ノ ./_,/'ヽー―-ニ.__"/
22 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 22:25:05 ID:BBNptQcw0
23 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:18:59 ID:1BDy5acI0
谷山:『Wellcome to the Thursday night VoW!!』
矢野:『皆さんこんばんは、木曜夜のVOWへようこそ! 解説は、「いたりやーの」こと矢野了平と』
谷山:『所属事務所から「スキャンダル禁止令」が出ちまった、谷山紀章でお送りするぜっ!』
矢野:『素晴らしい対応ですね、まさに適切です』
谷山:『だが俺は負けない! 最近の百合声優ブームに乗って、どんどんレディー達のチチをもんでいくせ!』
矢野:『それはスキャンダルじゃなくて犯罪です!』
谷山:『ちょっとしたジョークだ、そう目くじら立てるなよ。今日はお前のお気に入り、ゆかりの復帰戦じゃねーか』
矢野:『お気に入り、という言い方は少し違いますね。どちらかといえば、貴方とたかはし栗林の様な「ファミリー」です』
谷山:『「黒うさぎファミリー」ってとこか? まあラジオ興行で長い付き合いからなぁ』
矢野:『そうですね。ゆかりんは少しワガママな所もありますが、普段は気遣いのできる大変優しい女性です。
表向きは可愛らしい感じですが、本当は裏で努力を重ねて、どんな興行にも真剣に取り組む真面目さを……』
谷山:『……矢野、熱弁してる所悪いが選手入場だぞ』
【シングルマッチ 30分一本勝負】
田村ゆかり VS かかずゆみ
矢野の熱弁を谷山が止めると同時に、『ミュウミントのテーマ』が流れかかずが入場ゲートに現れる。
魔王軍メンバーであるかかずに観客はブーイング。しかし他のメンバー達の姿は無い。かかずはどこか落ち着かない表情。
谷山:『さぁ来たぜ! 「獅子の女王」ことゆみの登場だ! さすがのゆかりも復帰戦でこの相手はキツくないか?』
矢野:『何を言うんですか! ゆかりんはどんな相手も恐れません! 例え王者川澄が相手だろうと勝者はゆかりんです!』
谷山:『お、おいおい矢野、少しばかりクールダウンしようぜ』
暴走気味の矢野を谷山がなだめている間に、かかずはリングイン。
その瞬間、会場内の照明が消え『ゴーン……』と金の音が! 続けて入場ゲートが青く照らされ、流れる『きらら時間旅行』!
青い光の中に般若面、漆黒のドレスを纏った田村が現れた途端、割れんばかりの大歓声。
24 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:20:23 ID:1BDy5acI0
矢野:『さあ主役の登場です! 新たな力を我が物とし、とうとうVOWのリングに帰って来ました!
「ゆかり王国の王女」「戦慄の黒うさぎ」「フリルファンタジスタ」……唯一無二の田村ゆかり、入場です!』
谷山:『いや、なあ矢野、一応俺等実況は中立の立場……』
矢野:『「伝説の17歳」より力を受け継ぎ、肉体改造にも成功! もはやゆかりんを阻む物などありません!
ゆかりんこそ至高! ゆかりんこそ絶対! ゆかりーん! ユ、ユアー! ユアァァァァァ!』
谷山:『わかった! わかったから落ち着け! 額の血管がマジでこえぇ!』
矢野の絶叫を受け、音も無く田村がリングイン。照明が再点灯する。
いつの間にやら、観客席にプロシードαメンバーがそろっていた。
浅川:『ハァ……ロッカールームにいないから慌てて探してたっていうのに、ちゃっかり入場済ませてるじゃない』
広橋:『どうします? リングサイド行きましょうか?』
なば:『でも今から遅れて行くのもちょっとカッコ悪いよね〜。相手もセコンドいないし……あれ、静さん顔赤いよ?』
伊藤:『……なんでもない』
結局客席に腰を降ろすメンバー達。リング中央から仲間に手を振る田村を、かかずは不安げな眼差しで睨んだ。
かか:『あなた……麻美子ちゃんに何をしたの』
田村:『ん? なにって?』
かか:『酷く怯えて、ロッカールームから出ようとしないのよ。「一人にしないで」って泣きつくから、私以外は彼女に着いてる』
田村:『ふぅん? どうしたんだろね』
かか:『このっ……』
田村:『それよりね、ゆみちゃん。ゆかり久しぶりの試合だから、色々やりたい事あるんだぁ。
だからね……あんまり早く壊れちゃヤだよ?』
田村の無邪気な笑顔に、かかずはゾクリと寒気を感じた。次いで高らかにゴングが鳴り響く。
腰を落とし構えるかかずに対し、田村は左腕を少し上げ立っているだけだ。
小さく舌打ちし、かかずはタックル! しかしパン、と軽い音が響き、かかずの前進が止まる。つっと鼻血が垂れた。
続けてパパパンッと同じ衝撃音が響き、かかずの顔が左右に揺れる。かかずは訳もわからないままコーナーまで後退した。
25 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:21:36 ID:1BDy5acI0
田村:『あれ、このくらいでもう見えない? でも痛くないでしょ? 力抜いたもん』
かか:『くっ……』
矢野:『い、今のは……何があったんでしょう?』
谷山:『……左のジャブだ。だが恐ろしく速いぜ。世界ランクのボクサー並みだな……
遠目になら何とか見えるが、対峙してるゆみには残像も見えてるかどうか』
谷山の解説が入ると同時に、今度は田村が歩み寄った。まるで散歩をしているかの様な足取りである。
かかずは鋭い眼差しで突進しクローズライン! しかし田村は寸前で避けるとかかずの腕を取り一本背負い!
かかずの体は大きな弧を描き、何と反対のコーナーへ叩き付けられた。
かか:『かはっ! なっ……な、何、今の……』
田村:『わぁ、ゆみちゃん受け身うまいね。もうちょっと投げ技試そうっと♪』
驚愕するかかずの眼前、既に微笑む田村が立っている。
抵抗する間も無くかかずは捕まり、フロントスープレックスの体勢から頭上に高く放り上げられた。
次いで田村は自分も飛び上がり、空中でかかずの頭部を捕らえそのままマットに叩き付ける!
派手なフェイスバスターを喰らい、かかずは顔面を押さえ悶絶した。
田村:『ね、痛い? 痛い? もうやめたい? でもダメ、まだゆかりと遊んで』
楽しげな口調で問いかける田村。その光景は、猫が獲物を玩ぶ様子にそっくりだった。
田村がかかずを立ち上がらせると、かかずは虚を突いたサミング! しかしその奇襲すらも避け、田村はかかずに膝蹴り!
額から流血するかかずをロープに振ると、戻って来た所にぶん回しラリアット『Lovely Magic』が直撃!
派手に一回転してダウンするかかず。喉元を押さえ再び悶絶している。
田村:『んー、打撃と、投げと、パワー技とぉ……あ、サブミッション忘れてた』
言うやいなやかかずを乱暴に起こしフルネルソン! もがくかかずをまるで人形の様に振り回す!
次第にぐったりとしてきたかかずを、田村はマットに投げ捨てた。
26 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:23:21 ID:1BDy5acI0
田村:『えへへ……ダメだよ。これでギブアップなんてつまんないもん。最後は派手に……ね?』
無邪気に笑い、もはや意識朦朧としているかかずを起こす田村。
田村:『いっくよぉ〜……レイジングハートッ!』
叫ぶと同時に、再びフロントスープレックスの体勢からかかずを頭上へ放り投げる。
田村:『シューティングモードッ!』
落下して来たかかずに田村のスピニングヒールキックが直撃! 強烈な新技を受け、かかずは場外まで吹っ飛んで行った。
リング外でごろりと転がるかかず。カウントを取るまでも無く、レフェリーが試合終了を告げた。
○田村ゆかり(4分32秒 レイジングハート・シューティングモード)かかずゆみ●
矢野:『すっ、凄まじい強さです! 何というスピード! 何というパワー! そして鮮やかな技!』
谷山:『こいつは驚いた! シャレになってねーぞこの強さ! 綾子の王座は危ういかもな!』
興奮した口調の実況陣。観客からも盛大な拍手と歓声、そして『ウサギパンツ』チャント。
田村:『もー! ゆかり勝ったのにどうしてそういう事言うのーっ!?』
浅川:『ぷっ……あはははは! いいじゃないの、親しまれてる証拠よ人気者』
顔を赤くして怒る田村の周囲に、客席からプロシードαメンバー達が集まって来た。
観客のコールを聞き、全員笑いを噛み殺している。田村は振り返り、浅川の顔をじっと見つめた。
浅川:『……ん? 何よゆかり、怒ったの?』
田村:『悠、ゆかりがいるから、寂しくないからね。いっぱいいっぱい、楽しくしちゃうんだからねっ!』
浅川:『へ? あ、う、うん、ありがとう……』
27 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:24:58 ID:1BDy5acI0
田村にがしっと手を握られ、困惑気味に礼を言う浅川。
伊藤:『あ、あたしだっていますよ!』
広橋:『とーぜん私もっ!』
なば:『楽しい事されたいなら私にお任せ〜♪』
浅川:『うわっ!? ちょ、あんた達! お客さんの前だって……チチを揉むなーっ!』
一斉に浅川へ抱きつくメンバー達。響き渡る浅川の怒号、そして観客からの『プロシード』コール。
田村の復帰戦は、大盛況のまま幕を閉じたのだった。
【場面転換】
バックステージ、Aice5のロッカールーム。Aice5メンバーと坂本真綾が、モニターの前に集まっている。
田村の復帰戦を見終わり、全員が言葉を失っている。
浅野:『……強いとかの問題じゃないなこりゃ。化け物?ヽ(`Д´;)ノ』
神田:『私がやられた時より、また強くなってる様な……』
坂本:『今の田村さんに挑むのは、かなり勇気が必要ですね。どうです? 堀江さん。』
堀江:『うん……ゆかりタン確かにすごいし、強いよ……でも、慣れれば「見える」と思う』
モニターをじっと見つめ、ぽつりと呟く堀江。メンバー達は驚いて彼女を振り返った。
たか:『マジかYOリーダー! あれが見えるの!?』
木村:『わ、私、モニターでも全然見えなかったのに……』
坂本:『……わかりました。では堀江さん、これから田村さんの試合は全て観客席でチェックしましょう。
田村さんの動き、一瞬も逃さず「見て」下さい』
堀江:『うん、そうする。今はまだまだかなわないけど……一歩ずつでも、ゆかりタンに追いつきたいから』
ぐっと拳を握り締め、堀江は自分に言い聞かせる様に呟いた。
【番組終了】
アメプロさん乙
田村凄いなぁ
【フリルモンスター】
思わずこんな二つ名が浮かんでしまう
29 :
アメプロ好き:2006/05/25(木) 23:38:15 ID:1BDy5acI0
どーも皆さん、こんばんはです(*´∀`*) しかしなっがいなコレ……新スレ早々という事で、どうか一つお許しを(´・ω・`)
田村を『獲物を玩ぶ猫』っぽく書こうとしたら、何だかかかずの扱いがひどくなっちゃったな……ごめんなさいm(_ _)m
あと中原、清水のハレンチ行為に触発されて少々レズ度が上がってるカモ(;´д`)
矢野さんを、ベノワやHBKの実況してるJRっぽくしたりとか。矢野さん落ち着いた雰囲気の人なのに(;´д`)
新技はリリカルなのは興行からです。
レイジングハート・シューティングモード……(相手を頭上に放り投げ、落下中にスピニングヒールキック)
ぐふぅ……何だかすごく眠いのでぱたりといきマス。
皆様お休みなさいませ〜zzz
30 :
お前名無しだろ:2006/05/25(木) 23:46:08 ID:nDUfxx3zO
俺のかかずがまるでジョバー扱いだぜ。
だがこれだけの試合を魅せられちゃ認めざるを得ねぇ。
ウサーギパンツ! ウサーギパンツ!!
31 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 00:15:23 ID:BmYqoi8YO
アメプロさん乙です!まさにエンターテイメントプロレスな展開に奮えた!
かかずはちょっと可哀相だったけど、ゆかりんの強さをアピールするには効果的な演出だったかと。
ビックショーがタッグマッチに乱入して四人まとめて倒したりする感じですな。
今後も楽しみにしてます!
32 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 00:30:04 ID:VHwQ6HW10
ユアーユアー言ってる矢野さんがヘノワーベノワー言ってるJRそっくりでワロタw
つかもう田村は天井知らずに強くなっていいかもしんない
そんな相手にセコく計算して何とか防衛する魔王様が見たいw
33 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 00:32:52 ID:RcwPr0nkO
ゆかりんつぇぇぇぇぇ!
なのは興行から新技もってきたか。なのはにはまだ、超絶大な必殺技があるからな。今からガクプルだ・・
しかし、誰が勝てるんだww
34 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 07:53:11 ID:6oRlbds+0
いまさらながら新スレ乙です!
何気なく見てたこのスレがこんなに進むなんてちょっと感激( ´Д⊂
職人の皆さんこれからも期待してます!!
にしてもプロシードは最初ヒールだったのに、すっかり人気ユニットですね。
全日のRODみたいだ
35 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 11:49:06 ID:z0lRy9Ta0
プロシは人気ユニットになったけど、ゆかりんが黒いからなぁ…
今やまなこ対決が実現するなら、間違いなくベビーほっちゃんとヒールゆかりん
最終的にはピンクのフリルファンタジスタに戻った正統派ゆかりん状態でGHVを取らなきゃダメでしょ
で、王座を賭けてのやまなこシングル対決が終わったら、その先の展開は…どうなるんだろう?
36 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 12:33:10 ID:0Yxr4M9IO
つ【世代闘争】
>>35 田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part1085787892548
『もうひとりのMEGUMI?』
【勝手なこれまでのあらすじ】
魔王軍は川澄の王座転落で軍団としての機能を失い、
男固め組は、Ace5との抗争に破れ解散した。
そして、ついに迎えたやまなこ対決。
長い戦いの末に、中立の立場としてレフリーを務める緒方恵美の手が
マットを3回叩き、試合は終わった。
お互いを讃えあうほっきゅんとゆかりん。
が、そこで急に東京ドーム会場が闇に包まれ、謎の一団が現れる。
元・男固め組の宮村優子らだ、CDUの三石琴乃らもいる。
宮村:『バカシンジ! 落ちぶれてレフリーとはいいザマね!』
三石:『緒方さん……あなたの役目は終わったのよ。
これからは「あのお方」がVOWを支配する……』
緒方:『あのお方とはいったい……! ま、まさか……
“もうひとりのMEGUMI”……!』
その時、ドームのオーロラビジョンに映し出されたのは、
90年代最強と言われたKINGofKINGSの姿だった……
38 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 16:53:42 ID:/lzGwOZRO
>>37 大原めぐみクル━━(゜∀゜)━━
…もう出てる?じゃ、
小島めぐみクル━━(゜∀゜)━━
…違う?
小林恵美クル━━(゜∀゜)━━
…コレも違う?
豊口めぐみクル━━(゜∀゜)━━
…いつか出そう?
わかんねぇ。あと誰がいるってんだよ?wwww
39 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 16:57:04 ID:/lzGwOZRO
それ以上に
【田村ゆかりのVoice Of Wrestling Part1085787892548】
って何だw
兆かよw
wjスレでも無理だろそれはw
マジワロタ。
40 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 18:24:12 ID:8qXpMAUY0
>>38 緒方…はもう出てるか
つ 浦和めぐみ、那須めぐみ
41 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 18:27:15 ID:BmYqoi8YO
>>35 VOWゆかりんは黒いけど仲間思いってギャップが良いと思うのだがどうか。
もう5スレ目だし、そろそろほちゃ、ゆかりんの対決をちゃんと見たいな。王座戦ならなお良。
>>37 じらしすぎワロタw
42 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 19:29:49 ID:0Yxr4M9IO
豊口めぐみをわすれてないか?
43 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 19:30:24 ID:Vgo6Ztnu0
44 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 20:01:43 ID:24wpMXpX0
::::::::::::::::::::::::...... ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ )ヽ
( 、 , ヾ )
................... .......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........
:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
_....,,. .-ー;''.! i;;;〜−ヽ_
γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ ヾ
( ( |l | ) )
∫ ヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\. ""'''ー-┬ーr--〜''""
/\ \ / | | |
| | (゚) (゚) | ノ 从 ゝ
(6-------◯⌒つ| /⌒v⌒\
| _||||||||| |ノ ノ )
\ / \_/ /^\ |
\____/ | | ノ |
| |__三___| |_/| |
| | ヽ| ト' | |/^ヽ
| | | |_/ ヽ__人_ノ
⊆, っ とーっ
45 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 20:56:06 ID:kFruVlq70
46 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 21:41:42 ID:/lzGwOZRO
47 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 21:46:54 ID:QpZ3dQmL0
>>41 俺も田村の「敵には容赦無く仲間(主に浅川)は大事」ってスタンスが好み
能登を精神的に追い詰めてる黒いやり口も、浅川への愛情ゆえってのがいい
堀江VS田村運命の王座戦をやるために、その後の展開を今から考えておいた方がいいかもな
17歳教教祖、林原閣下等復帰したレジェンドとの抗争
またはVOWとオリコンアニソンリーグとの団体抗争とか
水樹や椎名をメインで書ける様になるけど話が大きくなりすぎるかな
48 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 21:52:23 ID:/lzGwOZRO
>>46 言っちゃった〜てのはさておいてw
ゆかりんとほちゃが対戦するのは最終的には王座戦が理想だろうけど、するとどちらかがまず王座になる必要があって…。
ゆかりんが最近強いけど一応挑戦したばっか、ほちゃも挑戦するならなんか伏線が無いとなかなかなぁ。
ひとまず魔王vs後藤のタイトル戦、そんでどのタイミングで智秋の挑戦か。
この辺りが最初の見所になるのかな?
49 :
お前名無しだろ:2006/05/26(金) 21:52:25 ID:AqW4bjT4O
50 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 00:00:22 ID:890ttFIa0
>>1 質問だがこのスレはプロレス板と、どういう関係があるのですか?
全く関係ないと思いますが…
魔王軍ロッカールーム
前回の田村戦でのダメージでかかずは休場。能登はまだ怯えた様子。川澄は能登の隣に座り手を握っている。
田中は浮かない顔で壁に寄りかかり、折笠は呆れたような顔で二人を見ている。
折笠「麻美子ちゃん、何をそんなに怯えているの?」
能登「愛さんだって見たじゃないですか!田村は本気で私たちを1人ずつ潰していくつもりなんですよ!」
折笠「あなたねぇ、その程度のことで怖気づくぐらいなら、なんであいつらを裏切ったりしたの?
はっきり言わせてもらうけど、腰抜けに用はないわよ」
川澄「ちょっと愛さん!そんな言い方ないじゃないですか!麻美子は私たちのことを心配してるんですよ!
ああ、かわいそうな麻美子…あなたは私が守ってあげるからね」
折笠「アホくさ。百合くさいのはプロシードだけで充分だわ」
田中「愛さぁん。そこまで言うのならぁ、田村への対策は考えてあるんですよねぇ?」
折笠「対策?必要ないでしょ」
川澄「…ずいぶん強気ですね。その自信はいったいどこから?」
折笠「ふふふ……プロレスは身体能力だけでするものじゃないってことよ」
??「そこまでいうのなら、今日は君にゆかりちゃんと戦ってもらおうかな」
声の聞こえた方を見ると、そこにはピンク色の例のドア。ガチャリと開いてGMが登場。
折笠「あら、盗み聞き?趣味のおよろしいことで」
GM「う〜ふ〜ふ〜。昨日の田村ゆかり復帰戦、おかげさまで大好評だったよ。
だから今日もゆかりちゃんVS魔王軍でカードを組もうと思ってね」
折笠「それで私?」
GM「自信、あるんでしょ?」
折笠「ええ」
GM「じゃあ決まりね。よろしく」
GM、例のドアの向こうに消える。折笠はやれやれといった表情。能登は心配そうに折笠を見ている。
能登「愛さん……」
折笠「そんな顔するんじゃないの。ちょうどいいわ。ああいうバケモノとの戦い方、
あなたたちに教えておいてあげる」
田中「へぇ…おもしろそう」
川澄「…勉強させてもらいます」
【場面転換】
『月のTRAGEDY』が流れ折笠愛入場。会場内がしっとりしたムードに包まれる。
リングインすると、コーナーにもたれて田村を待つ。
会場内の照明が消え『ゴーン…』と鐘の音が響く。続けて入場ゲートが青く照らされ『きらら時間旅行』が流れる。
般若面に漆黒のドレス姿の田村ゆかり登場。大歓声の中入場、リングイン。
田村「今日は折笠さんかぁ。昨日のゆみちゃんよりは持ってくれますよね?」
折笠「期待に添えるようにがんばるわ」
【シングルマッチ 30分一本勝負】
田村ゆかりVS折笠愛
折笠は低く構える。対して田村は自然体。何気ない足取りで折笠に近づく。折笠はスッと前に出ると
田村に組みつきバックを取る。グラウンドに持ち込もうとするが田村はビクともしない。
田村は腰投げで折笠を振り払う。折笠が立ち上がると田村は一気に間合いを詰めてエルボー。
強烈な一撃に折笠は腰砕けになる。田村は折笠をコーナーへ振る。猛烈な勢いでコーナーに叩きつけられて
折笠はその場に尻餅をつく。田村は折笠を引き起こし、コーナーに括りつけてバタフライキック!
田村「あはははははっ!!」
田村は笑いながらキックを叩き込む。折笠はズルズルと崩れ落ちる。田村はキックを止めるとしゃがみこんで
ダウンした折笠をツンツンとつつく。
田村「もう終わりですかぁ?つまんな〜い」
不満そうにツンツンする田村。しかし折笠はその田村の指をつかんで捻り上げる!
田村「いたたたたっ!」
折笠「ふふん、あなたがどれだけ常人離れした力を持っていようと、関節の可動域は変わらないわよねぇ」
折笠は指をつかんだままドラゴンスクリューのように回転!田村も一回転、指を押さえてうずくまる。
田村「いったあ〜い!もう、怒ったぁ!!レイジングハート!」
田村、立ち上がると同時にダッシュ、折笠に組みつき放り投げる!
田村「シューティングモード!!」
しかし折笠はこれを読んでいたのか、スピニングヒールキックを両腕でガード!しかし勢いは殺しきれず
場外へ吹っ飛ばされる!かかずはここで試合を止められたが、レフェリーは折笠の様子をうかがうと
試合続行を指示。田村は折笠を追いかけて場外へ。しかし折笠は立ち上がるとスルスルっとリング内へ戻る。
田村はそれに気づいてリングへ戻ると折笠は再び場外へ。2、3度これを繰り返す。
田村「もーっ!!やる気あるの!?」
折笠「吠えてないで捕まえてごらんなさいな」
折笠の挑発に怒った田村は物凄い勢いで折笠に駆け寄り捕まえる。場外フェンスに叩きつけて追い撃ちのブート!!
折笠は客席へ転げ落ち、そのまま奥へと逃げ込む。田村も折笠を追いかけて客席へ。
客席で激しくやりあう二人。リング上では圧倒的な力を見せていた田村だが、ほぼ互角の攻防に持ち込まれる。
折笠「客席じゃ思うように動けないでしょ?」
折笠はサミングからヒートショーテル!そして階段上でブレーンバスターの体勢。
しかし持ち上げられず、逆に田村が折笠をスナップスープレックスで叩きつける!
場外カウントはすでに12。田村は折笠を引きずってリングへ戻ろうとする。が、折笠は抵抗。
田村は一撃入れて大人しくさせようとするが、折笠はカウンターで何かを吹きつける!
田村「な、なにこれー!目がいた〜い!!お酒くさ〜い!!」
折笠「どお?酒霧のお味は?目は鍛えようがないわよねぇ」
折笠は田村の背後に回りこみ『殺女』!田村は一瞬にして落とされる!
ここで場外カウントは15。失神した田村を放置し、折笠はゆうゆうとリングへ戻る。
場内は大『Wake up YUKARI』コール。場外カウントは続く。カウント18で田村蘇生。
猛ダッシュでリングへ戻ろうとするが、客にまぎれて隠れていた能登が横から『ヒットをねらえ!』を発射!
完全に不意を突かれた田村はモロに食らって吹っ飛ぶ!この間に場外カウント20が数えられてしまう。
●田村ゆかり(16分48秒 リングアウト)折笠愛○
折笠「超人もルールには勝てない、と。さ、麻美子ちゃん、速やかに撤収よ!」
折笠はリングに上がってきた能登を連れて走って退場。後に残された田村は完全にブチ切れ、般若の子モード。
田村「うあああああもおおおおおお!!!なんなのよ!あいつら!!
もう絶対!絶対!!ぜぇぇぇぇったいっ!!許さなぁぁぁいっ!!」
プロシ−ドメンバーが慌てて入場。田村をなだめる。
浅川「落ち着け、ゆかり!!」
広橋「そうですよ、こんなの負けた内に入らないですよ!」
伊藤「でも見事にやられちゃったね…」
なば「ねぇ。今のゆかりんなら誰が相手でも負けるはずないと思ってたんだけど」
田村「うがああああああああ!!!」
浅川「おまえら煽ってんじゃねぇ!!」
【場面転換・魔王軍ロッカールーム】
戻ってきた折笠と能登をメンバーが出迎える。
川澄「お見事でした!今の田村に黒星をつけるなんて、やっぱり愛さんをスカウトして正解だったわ」
田中「でもせこい勝ち方ぁ」
折笠「ふふ、真正面からやり合うだけがプロレスじゃないのよ。私は元祖17歳とも戦ってるからねぇ。
アレに比べれば手玉に取りやすいわ」
能登「愛さん素敵…ってゆーか才色兼備…」
川澄「麻美子、浮気はダメよ」
折笠「要するに頭を使えということよ。じゃ、あとよろしくね」
川澄「は?」
田中「なにそれぇ?」
折笠「あたし8月に歌謡ショウがあるのよねぇ。だからこれから稽古稽古でこっちにあんまり顔出せなくなるから」
能登「えええぇ〜!」
川澄「そんなぁ!」
折笠「あのねえ、今のVOWの主流はあなたたちでしょう?老兵はただ消え去るのみよ」
田中「…そんなつもりないくせにぃ」
折笠「あら、そんなことないわよ。少なくともベルトに興味はないわね。引っ掻き回すのは面白いけどv」
川澄「そうなるとさすがにウチも手薄になるわね。プロシードの事をバカにしてられないわ」
折笠「じゃあだれか助っ人呼びましょうか?」
川澄「だれかって誰ですか?」
折笠「高田由美ちゃんとか」
川澄「謹んでお断りします」
折笠「あら、なんで?彼女は素晴らしいヒールよ?」
川澄「なんてゆーかその、あの…」
折笠「下品なところがダメ?そういうのがファンに受けるのに」
川澄「え、エッチなのはいけないと思います!!」
折笠「ま、綾子ちゃんはヒロイン声優だものね。ああゆうのはダメか」
川澄「はい、ダメです!」
折笠「だからこその後藤さんよ。綾子ちゃん、あの子は使えるからうまくこちら側に取り込んでね」
川澄「と言いますと?」
折笠「ああいうタイプはちゃんと力の差を見せつけないと屈服しないわよ」
川澄「ああ、そういうことですか。了解です」
折笠「そ。じゃあよろしくぅ〜」
折笠、ひらひらと手を振ってロッカールームを出ていく。
【番組終了】
いきなりゆかりんに黒星つけてごめんなさいm(_ _)m
でも、今のゆかりんだと悪魔将軍が相手でも勝てそうなんだもん(´・ω・`)
愛さんを退場させちゃってごめんなさいm(_ _)m
だって愛さん強いんだもん(´・ω・`)
パワーバランスを考えるとこんな感じになりました。
じゃ、寝ます。ノシ
58 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 08:11:29 ID:lgIgB1orO
ゆかりんは悪魔将軍にも勝ちそうなままで良かったと思うが…
一応スレの主役だし、ほちゃ戦に向けて盛り上がり始めてたし
59 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 08:37:05 ID:7ScrmXbv0
指折りと聞いて思い出すのはアポロ菅原VS鈴木みのる。
シュート仕掛けた現世界一性格の悪い男に、
アポロが前蹴りと指折りでキッチリ返し、
仕掛けた鈴木が何もできなかった、イレギュラーな試合。
折れのなかで、この折笠とアポロや今の田村と鈴木が、ちょっとダブって見える。
60 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 09:14:12 ID:wcz2/qin0
あれゆかりん負けちゃったか
これから猛威を振るって盛り上げるかと思ってたんだが
イエロー氏にはアメプロ氏のゆかりんキャラが合わなかったのかな
感じ方は人それぞれだし書かれた試合は受けるのがVOWの流儀だから有りっちゃ有りだが
携帯から見る方法を学んで数日。
諸事情あり、大体ある程度分かって来たので書き込んでみる。
名無しイエローさん乙です。
強すぎるゆかりんの敗退はちょいと驚いたけど、まぁ折笠愛なら…無くも無いか、とか。
むしろ魔王軍だとこの人くらいしか…てな感じも。
いつか王者になるモノにとって適度な敗北は、メインディッシュ前のスパイシーエッセンスですかと。
62 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 09:41:51 ID:n9p8pBzz0
うーん、アメプロさんがやり始めた事をつまづかせてしまったのでは。
最近出番が増え始めていた折笠の退場もちょっと「?」です。
>>50 一応「声優がプロレスをやる」っていうプロレス関係のネタスレなので、何とか許してもらえないもんでしょうか。
63 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 10:08:24 ID:IC/2CDY80
今回の黒星は、ゆかりん本気モードの布石だと思うからアリ
>>62 50は「お約束」
あら、概ね不評な感じ?
私的にはやまなこ対決はまだ早いと思うんですよね。まだまだほちゃはゆかりんに届いてないし
ストーリー的にはプロシVS魔王軍が先だし、魔王軍は面白いメンツが揃ってるのに
一方的にゆかりんに潰されちゃうのももったいないし。
アメプロさんのキャラが合わないということは全くないです。ただ、ほちゃ以外でもやり方しだいで勝てるんだぞ、
というのを提示しておきたかったんです。また、愛さんのような戦い方を克服すれば、
いよいよゆかりんには突ける隙は無くなるんだぞ、というのも。
あと愛さんは『一時退場』です。ポジション的には緒方や三石と同じような、魔王軍の後見人的な所に
持って行きたかったんです。なんせキャリアがキャリアですから。
ただ、魔王軍はあんまりベタベタしない関係なので、ふらっと現れて助言して消えるきまぐれな感じにしようかな、と。
うん、まあ、アレだ。反省はしてる。後悔はしてない(´・ω・`)
65 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 12:13:18 ID:GBoEd9x30
自分としては今回の試合は充分アリだと思ったけどね
ここのところ、ゆかりんとほっちゃんの超人化が著しくて、魔王川澄やレジェンドクラスの選手でも二人の世界に入れそうだしし
メイン話はアメプロさんの考えたとおりに進行しなきゃダメってこともないし、予想外の方向に転がっていくのが複数職人制のいいところだと思うよ
ちなみに俺はゴールドバーグvsロード・スティーブン・リーガルの試合を思い出した
連勝記録を伸ばす超人類GBをリーガルが圧倒して、結果的に干されたというアレ
66 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 12:15:35 ID:GBoEd9x30
× 魔王川澄やレジェンドクラスの選手でも二人の世界に入れそうだしし
○ 魔王川澄やレジェンドクラスの選手でも二人の世界に入れなさそうだし
しかし結果として折笠がゆかりんを怒らせるだけ怒らせて退場となると
魔王軍の残ったメンバーはひどい目に合わせられそうだな…
67 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 12:55:21 ID:Hi+HRH5H0
>>65 まあGBは作られたチャンプだったからなあ。
リーガルの真意は分からんままだけど。
今回のゆかりん敗退は全然ありでしょ?逆に言えば愛さんの戦法使っても
ゆかりんが圧倒するようになったら、それこそほっちゃんとかレジェンドくらいしか相手にならん気がするし。
68 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 13:10:53 ID:DNelnrhB0
まぁ、リングアウトだし、能登の乱入アリだったからねぇ。
なんつーか、ヒロ斉藤相手ならリングアウトも止む無しって感じ?
69 :
まとめサイト@携帯:2006/05/27(土) 14:01:55 ID:jORSrYcoO
個人的には今回のありですよ
VMがコジ相手にリングアウト勝ちよくやるけどそういうレベルにみてる
これが何回もあると田村の価値が落ちちゃうけど
70 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 15:08:59 ID:K152LsnwO
パワーバランスって大事だろ?田村が他の連中より一歩抜きんでているのはいいとしても
これ以上はやり過ぎだと思うんだ。プロレスじゃなくなるよ。だから今回の結果はアリだと思う。
怪物をプロレスのルールで封じ込めた折笠の頭脳勝ち。いいじゃん、実にプロレスらしい。
71 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 15:24:11 ID:oRvpa2c9O
キモスレ乙!
72 :
アメプロ好き:2006/05/27(土) 18:20:15 ID:eowGeL0v0
えー……俺が調子乗って色々書いたせいでごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。
議論の元を作ってしまってあわわあわわですΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
や、イマイチ空気読めない子なもので、思いつくとそのまま書いちゃうんですよね(´・ω・`)
田村は負けたっていいんです。
敗北から何かを学んで成長すればいいんです。
なんて言葉で一つ丸め込まれて……くれない? ダメ?(´・ω・`)
73 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 19:23:33 ID:LqBu1aBE0
最近、スレ内でも職人の名前がちょっと前に出過ぎてた感はあるかも
レスラーも職人もゴチャゴチャ言わずに試合で語ればいいじゃないか
今回の試合に不満があるなら、それを超える試合を魅せるべし
74 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 19:41:39 ID:7QCw09DWO
ゆかりんが負けるのは無問題
魔王軍が三下ヒールになり下がってる件
75 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 19:45:14 ID:LqBu1aBE0
三下ヒールといえばCDUの十八番だしな
今後の展開は川澄vs田村の再戦次第か
…個人的には相変わらずL/Rの出番が少ない件
いや、人気がないし実力者が少ないのも分かってるんだ、ラムズだし
76 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 20:40:36 ID:oRvpa2c9O
糞共、他でやれよ!
しばらくIC路線を放置したままですみませんでしたorz
ずっとパソコンが壊れていて、今日やっと直せました。
遅れを取り戻していく次第です
78 :
お前名無しだろ:2006/05/27(土) 22:41:52 ID:7qd9n72e0
会場通路にて
夏に行なわれる歌謡ショウの稽古に向かう折笠を能登が追いかけて来る
能登「折笠さ〜ん」
折笠「ん?どうしたの?」
能登「送っていこうと思って」
折笠「そう、ありがと」
そういうと歩き出す二人、その後ろに何やら人影があるが・・・
能登「折笠さんしばらくいなくなっちゃうんですね、なんだか不安だな」
折笠「まぁたまには様子見には来るから、それにやり方しだいで、勝てる相手だって事は判ったでしょ」
能登「そうですね、それにしても今日は気分良かったぁ、こないだの仕返しできて最高でした。」
??「そんな気分良かった?」
能登「そりゃもぅ、てゆーか気分爽快、・・・え?」
折笠では無い別の存在に気付き、振り向こうとした時、即頭部にラリアットが!!
もろに喰らった能登は壁まで吹っ飛び、気を失う
折笠「試合に負けた腹いせに襲いに来たって訳?」
田村「あれはあれ、結果として負けだしそれは認めてる、けど
力の差ははっきしさせておかないと、いなくなるなら尚更」
折笠「ふふっ、真っ向勝負なら絶対に負けないと言いたいみたいね」
そういうと折笠の目つきが変わる
折笠「ふざけんじゃないよ小娘が!!こっちはあんたがガキの頃からやってんだ
格の違いを思い知りな!!」
そういうと折笠が田村に襲い掛かる
10分後
79 :
まとめサイトの者です:2006/05/27(土) 22:46:23 ID:7qd9n72e0
気を失っていた能登が目を覚ます
能登「っつ、頭が・・・」
頭をさすりながら目を開けると、目の前に折笠が倒れている
能登「折笠さん!!」
あわてて駆け寄り声を書ける能登
能登「折笠さん!!折笠さん!!、・・・酷い、何でこんな事に・・・」
泣き出す能登の背後に気配が
田村「言ったでしょ、麻美子ちゃんのチームメイト、みぃんなゆかりがやっつけちゃうって、
試合でとは限らないんだよ」
背後から首に抱きつき、耳元でささやく
田村「後二人、もうすぐ一人ぼっちになっちゃうね」
そういうと田村は去っていった、残された能登がなにやらつぶやいているが
震えていて聴き取れない
コナミジムへと向かう田村、頭上かはら血が
田村(強かった、正直流血させられるとは思わなかった、けど後二人、待ってて悠、
もうすぐ終わるから)
上のコテ入れ忘れた
イエローさんの試合読んだ後に思いついたんで書いてみました。
80 :
お前名無しだろ:2006/05/28(日) 02:21:45 ID:hhBHTLHG0
ゆかりんだけでなく、プロシードは強いなあ。とはいえ、前スレ666を見ても個人的には広橋涼が過小評価気味に見えてしまいます。
メイン、メイン級を張った興行も多くこなしてきても、チーム戦力が充実しているあまりチーム内の序列で損をしている感じ…
技に使い易いカレイドもあるし、大原(さやか)共々もう1、2グループ上でも納得なのですが…VOWでの実績さえ積めば。
。でもさやか女史はモコナと組んでさくら記憶喪失ギミック絡みになりそうなのかな?
ついでに前スレラストの669
大物(?)級では、待ち望まれている折笠(富)だったり、川上とも子、雪乃五月あたりもまだ出場暦無いんですね。他選手との絡みようもありそうです。
松岡由貴、こやまきみこ、若手では小清水亜美、稲村優菜あたりも絡んでいけそう。
本当はもう少しベテラン格のスポット参戦を妄想するのですが、WWEよろしく選手飽和になりそうですし…(苦笑
81 :
お前名無しだろ:2006/05/28(日) 17:43:17 ID:/GeCL2u70
82 :
お前名無しだろ:2006/05/28(日) 17:51:07 ID:gxRZj1zi0
>>81 出そうと思って何回かスキットを組んでみたがどうもしっくり来ない。
俺のキャラ付けが間違ってるからだと思うが、フィンリーっぽくするのは難しいなあ。
My name is Miyummiyu, and I love to Girl!誰か使ってくれんかのう・・・。
83 :
お前名無しだろ:2006/05/28(日) 20:27:16 ID:HXJaHR860
前スレ埋まりました
これからの試合予定
6/17 浅野真澄 vs 平野綾
覚えてたら誰かお願いします
前スレ
>>669 登場人物増やすのもいいけど登場スキットだけで試合する前に田村復帰で
忘れ去られちゃった桑島を何とかしてほしい
自分でも書いといてアレだけど
最近暴走気味の田村を止めるのに
桑島はどうかと思ってる、
個人的にはスキルで劣ってる面は無いと思うんだけど
85 :
お前名無しだろ:2006/05/28(日) 20:57:38 ID:aVsXAtlt0
強すぎると言われてるゆかりんだが
俺は今のまま暴走して欲しいなんて思う
ちょっとワガママに突っ走るのがゆかりんっぽい
試合すると勝ちすぎそうだから折笠の時みたいに裏で暴れたりとか
ちょっと諸事情あり現在PCが使えないのですが、実は桑谷復活ストーリーを考えていて、
その一端に桑島を使うつもりなんですが…ちょっと書けないのが申し訳ない…。・゚・(ノд`)・゚・。
名無しの部屋さん
しばらく離脱ですか、残念
復帰楽しみにしてます
>>77 特殊試合好きさん、試合楽しみにしてます、頑張ってください
>>87 まとめサイトさんどうもです。
離脱といっても、自身の生活環境の変化でPC移動中、というのが正確な状況でして…。
そこまで長引くことはないと思います…思いたい。
再び繋がるようになり次第、早い内に桑谷同様復活したいと思います。
89 :
名無しイエロー:2006/05/29(月) 18:04:04 ID:RKUHoaHmO
現在、プロシvs魔王軍の第4ラウンドを書いてます。
田村の怪物性はそのままに、なんとか五分の抗争に持ち込みたいと思ってます。では。ノシ
IC王座を思い出したように自分もアレしてみる。
神田がダンボールに入った大量の茄子を持って歩いている。横には木村まどかが。
と、前から門脇と水田が歩いてくる。CDUの二人は遮るように立ち止まる。
門脇:「試合前なのに随分と余裕っすね。そんな気持ちの選手は王座なんて無理っすね。
まぁ、安心して見てればいいっす…なんなら最初の防衛相手は神田さんでいいっすよ?」
水田:「それとも茄子を抱えて筋トレかな?そんな練習じゃあ駄目だね。
今日の試合の後に辞退して、誰か別の人に挑戦権を譲るがいいさ。」
神田:「試合前からご苦労なことです…まどか、行くよ。」
立ち去ろうとするAice5の二人。そこにまた水田が話し掛ける。
水田:「おや、図星だったかな?これはこれは申し訳ない。
そこの細いのも、パートナーを間違えたね。
なんだったらウチに来て1から鍛えなおしてもいいんだ…」
とそこに話を遮り、木村がまくし立てる。
木村:「神田先輩はそんなんじゃありません!凄い選手です!
今日の試合もCDUなんて倒してやるんだから!」
水田:「…ふん、威勢だけは買うよ。ただ!リングの上では別だ。門脇、行くよ。」
そういい残すと去っていくCDU。IC王座路線に再び火が灯る。
next【神田朱未 木村まどかvs水田わさび 門脇舞】
【タッグマッチ30分一本勝負 神田朱未 木村まどかvs水田わさび 門脇舞】
先に神田組が入場。木村は気合がいつも以上に入っている様子。
続いて水田組が入場。観客にアピールしていると木村が単身襲撃!
場外で水田をタックルで倒すと上から殴りまくる。
門脇が引き離して鉄柵に投げようとするも返されて門脇が衝突。
そこに神田が参戦。門脇に場外でエルボーからDDT。木村はリングに水田を入れて試合開始。
倒れている水田に木村がストンピング。すぐにフォールもカウント2。
そこから帰ってきた神田にタッチ。ダブルで蹴りをお見舞いしてからロープに振ってダブルショルダー。
ボディスラムで叩きつけると何か神田が水田に叫んでいる。
と、コーナーに置いてある箱から茄子の漬物を出すと水田の口にねじ込む。
これで回復したのか、水田は立ち上がってチョップ、エルボーを連打。
ロープに振ってドロップキック!立ち上がりにチョップとドラパンチのコンビネーション。
これでフラフラになった神田。カウント2で返すも交代にいけない。
タッチした水田は門脇とサンドイッチラリアット。崩れ落ちる神田。
門脇は見栄を切ってからブレンバスターに移行するとこれを神田が重みでリバース。
着地後バックドロップを放ってなんとか木村にタッチ。
入った木村、門脇にラリアット、コーナーの水田を蹴落とす。
走りこんできた門脇をジャンプで避けてレッグラリアットで撃墜。
気合を入れているとここでCM。
CM明け。木村は門脇をコーナーに振ってソバットからアサイDDT。
立ち上がり向かってくる門脇にパワースラムを決めてフォールしに行く。
これを水田にカットされると神田に交代。太ましいレッグドロップを一発。
Real Tsundereは門脇に回避され、門脇のサミングからスモールパッケージ!
返されると今度はスクールボーイ!門脇は挑戦権を持つ神田からフォールを奪いたい。
焦る門脇はメガパンダを狙うも掴んだところで神田のヒザが一閃。
ラリアットで回避し、木村に再びタッチ。門脇も水田にタッチ。
決着をつけに行く両者。疲れが見える木村がフォアアームで何度も水田にアタック。
受けきった水田はロール・ザ・ダイス。さらにドライガーボムを発射。
が、カバーに行かない。その間門脇は神田をコーナーから落下させる。
合図を送ると門脇はCOSMOS DRIVEの態勢へ。
水田は木村にドラリアート!その勢いのままCOSMOS DRIVEを決行。
叩きつけられる木村。カバーする水田をカットしにいく神田を門脇は空のシズク。
3カウントをCDUが奪った。
【21分29秒 ○ 水田わさび 合体攻撃から体固め ● 木村まどか】
試合後リング上で門脇がマイク。
門脇:「これでアタシがIC王座に一番近いっすよ!
植田さん!リングを今のうちに業者にクリーニングに出しておくっすよ!
それをこの私が…」
ここで神田がマイクを叩き落としにらみ合う。と、清水のテーマが鳴り響く!
堂々とリングインする清水。その間に割って入る。
リングは私のものとアピールする清水。そしてマイクを持つ。
清水:「舞ちゃん、あなたには絶対に負けられないの。
あなたを待ってる人がいるの。だから負けられない。
勝って、あなたをこっち側に戻してみせる。」
門脇:「この王座を取って一気にのし上がるっす…
こんな未熟者がVoWでのし上がるにはこの王座が必要なんすよぉ!」
神田:「はいはいお涙頂戴はそこまでにして。私はTLCマッチ優勝者として実力を見せつける。
こんなところで立ち止まって入られないの!」
三人が言い合い、にらみ合ったところで終了。
特殊試合氏の構想の邪魔になったら申し訳ないという気持ちはあるんですよ。
またCDUのバカコンビの試合に戻るとします…
前回の試合後、清水・神田・門脇の3人がリングに登場したリプレイが流れる。
更に、本日は清水vs神田vs門脇のトリプルスレッドマッチが組まれていて、勝者は”IC王座戦で自分の好きな試合形式を選べる”特典付きとのこと。
CDU会議室
メンバー達はミーティングをしている
三石:「今日の試合に勝つと王座戦の試合形式を決められるようだ。門脇の為にもこの権利は欲しい。そこでだ」
水田:「わかってますよ。今日の試合、門脇が危なくなったらリングに向かいます。レフェリーが見てないうちにガツンと…」
三石:「さすがだ水田。しかし今回はお前1人では頭数が足りない。それに、レフェリーに見つかれば本末転倒だろう」
水田:「だ、大丈夫ですよ!相手はナスと豪腕ツインテール。敵じゃありません」
三石:「念には念を、だ。バニラ!いるか?!」
呼ぶと山崎バニラが部屋に入ってくる。
三石:「よし。話は聞いていたな?門脇が危なくなったらお前も水田に加勢するんだ」
山崎:「わかりました〜。乱入は得意分野ですから〜」
三石:「よし。あとは門脇の健闘を祈るだけだな」
山崎が部屋の外に出ると大原めぐみがそこにいた。
大原:「アンタまで門脇の擁護か?ご精が出るこった」
山崎:「いえいえ〜。内心、まったく賛成していません。しかしここで門脇に貸しを作れば後々使えますよ〜。
例えば…彼女がIC王座になった時の初防衛相手をあなたにするとかですね〜」
大原:「…まったく。頭の切れる相棒だ」
2人は笑いながら去っていく。
果たしてCDUの作戦は成功するのか?!
>>89のプロシvs魔王軍できました。しかし、コレがスゴイ長い…。
たぶん10レス前後使うと思うんですが、投下おkですか?
>>88 部屋さん、復帰お待ちしてます。
>>93 乙です。ああ、まどかが負けた…。
そういえば自分、まどか押しでこのスレに来たのに
全然まどかの試合書いてない…。
96 :
お前名無しだろ:2006/05/30(火) 18:00:54 ID:B6i0k9B50
【試合形式決定権マッチ 神田朱美vs清水愛vs門脇舞】
清水の入場時に背後から門脇が奇襲をかける。神田も出てきて3人で場外乱闘になる。
神田が清水を鉄階段に投げつけて門脇をリングに入れるとようやくゴング。
清水は神田をパワースラムで叩きつけると素早くフォールに行くが、門脇がカット。
これが清水の怒りを買い、門脇は特大クローズラインを喰らう。清水は丸め込むが神田がカット。
神田は清水にスープレックスを狙うが、清水は着地。そして神田の足を取るとシャープシューターをガッチリ極める!
と、蘇生した門脇がシャープシューターを極める清水の顔面にソバットキックを放つ。そしてふらつく清水に「ヒャクマンボルト」!
しかし背後から神田がブルドッキング!そして神田は「N・A・S・U」と叫びながらリング内をスキップし、門脇に「太ましいレッグドロップ」!
するとここでエントランスにCDUのメンバーが登場。神田はそれに気をとられていると門脇が丸め込むもカウント2.9!
門脇はエントランスのCDUとアイコンタクトを取ると、レフェリーに「COSMOS DRIVE」!レフェリーがダウンするとCDUメンバーがリングになだれ込む。
大原はイスで清水を殴ろうとするが、かわされて「愛アンボム」を喰らう。しかし清水が振り返るとバニラが大正琴で一撃!
もう一撃狙うバニラを神田が大正琴の上にスパインバスター葬!すると今度は水田がローブロー!水田はレフェリーを呼ぶが、出てきたのは”超監督”平野綾!
平野はリングを一掃するも「COSMOS DRIVE」を喰らってダウン。ここで代理レフェリーが登場するが、大原がイスでブン殴る!
場外では門脇と神田がやりあう。大原は門脇をサポートしようとイスを振りかざすが門脇に誤爆!更に神田からDDTを喰らう!
神田がリングインすると清水は対角線に走りこんで「愛ックスボンバー」を狙う。しかし神田はそれをかわして「Real Tsundere」を極めるとカウント3!
【○神田朱美vs清水愛×vs門脇舞(Real Tsundere・神田が権利獲得)】
試合後神田はマイクを持つ。
神田:「いやぁ〜疲れた!試合形式決めてさっさと戻ろう。試合形式は…ラダーマッチにしようと思う!」
こんばんは。イエローさん、若手さん、特殊試合さんどもです。
PC使えるようになりました。ので、予告どおり桑谷夏子復活編第一回を。
イエローさん、先失礼しますYO。
〜清水・門脇戦を終えた後のAice5控え室〜
木村 「やっぱ神田さんは強いです。こないだはすみません、私が足引っ張っちゃったみたいで」
神田 「まどかちゃんそんなこと無いって。水田さんだって全国的に有名な興行をやってるんだし、
舞ちゃんとのタッグチームもかなり馴染んでるんだもん。」
木村 「やっぱり経験の差ですかね」
神田 「実戦経験の差は否めないかも知れないけれど、
そんなのはこれからまだまだ積み上げられるよ。あの試合はあの試合。
IC絡みでは幸先良くきてるしまだまだ私も頑張るから、引き続きバックアップよろしくね。」
木村 「はいっ。」
たかはし 「佳奈の持つICも賑わってきたね。アタシも狙ってみようかな」
神田 「ちあきさん、同士討ちなんて嫌ですってばw」
たかはし 「ゴメン×2。冗談だYO」
浅野 「しかしVOR参加組はずいぶん活発になったね。ちあきちゃんも大会MVPなんか
貰っちゃって、ナンダヨー羨ましいぞ!ヽ(`Д´)ノ」
たかはし 「いや、あれは私だけの物じゃないって。戦った沙緒里、佳奈、静、理恵、夏子・・・
あとAice5みんなで貰ったMVPだと思ってるYO」
浅野 「チクショーヽ(`Д´*)ノかわいいこと言うじゃねーか。豆乳ミルクまんのクセに〜。」
たかはし 「それやっぱり引っ張られちゃうのかなぁ……(^_^;)」
堀江 (なっちゃん、か。)
そこへノック
堀江 「どうぞ」
桑谷 「失礼します」
浅野 「!!ヽ(`Д´)ノついに私のハードコアベルトを奪いに来たな!?
よーし待ってろ本気モードの浅野真澄がお相手してやる」
神田 「浅n・・・ますみん、桑谷さんは違うみたいですよ?」
浅野 「?じゃあどうした?わざわざ一人でAice5んトコに乗り込んでくるなんて?」
桑谷 「突然で申し訳ない。ほっちゃん、私と試合をしてもらえませんか?」
浅野・神田・たかはし・木村 「!?」
浅野 「・・・おいおい、曲がりなりにもリーダー対決だ。それをこんな非公式で
AIのメンバーは知ってるのか?」
桑谷 「外野は黙りやがれです」
浅野 「Aice5の控え室内で外野はそっちだーヽ(`Д´)ノ」
たかはし 「夏子?どうしたんだYO、しばらく治療に専念して試合に出なかったのかと思っていたけど」
桑谷 「あたしはAIのリーダー・・・だったけど、自信が無くなった。
あたしなんかで本当にAIを引っ張っていけるのか不安になった。」
木村 「そんな、桑谷さんは十分凄いじゃないですか。どんな試合展開もうまくやりこなせて羨ましいです。」
桑谷 「でも現実はVORグループCただ一人の勝ち点1、そこにいるたかはしにも負けた。」
たかはし 「あれはたまたまだYO。私は対戦順に恵まれてただけで・・・」
桑谷 「それでも!怪我した箇所への攻撃は無かった。正々堂々で、私は敗れた。」
たかはし 「・・・」
桑谷 「あたしがいなくてもAIには斉藤さん、沢城さん、チームを引っ張っていけるメンバーはいる。
だから、このままじゃそんなみんなに顔向けが出来ない」
浅野 「お前、そこまで・・・」
桑谷 「今の私の力を知りたい。 ほっちゃん、どうか、お願いします」
堀江 「・・・わかりました。それじゃ、準備ができたら練習場のリングで。」
【VOW非公式 練習試合30分一本勝負】
堀江由衣vs桑谷夏子
お互い序盤は静かに相手の出方を伺うも、
堀江 「こんな試合をやりに来たんじゃない・・・よね?」
の一言から桑谷が仕掛ける。吼えながら『「お兄ちゃん、大好き!」式スピアー』を連射するが
堀江は見透かしたようにくるくる回る。
浅野 「あの技は一発入るとかなり効く。そんな一撃性が桑谷の怖いトコなんだよな」
神田 「ただ、あれは堀江さんも技の開発したての初期の頃から見てます。
恐らく回る時間はそんなに長くなくても・・・分かるでしょう。」
その一言通り、しばらくすると堀江は目をすっと細め、回転することなくスピアーを回避する。
たかはし 「それでもあのスピアーは状況に応じて威力を落としスピード重視にしたり、
夏子の実力も相まって幅広く対応をしてくるから厄介なのに・・・」
木村 「・・・もう完全に、見切りましたね。」
堀江 (違う。この程度のスピアーじゃない。本来はもっと・・・・)
桑谷 「何で?何で当たらないの?」
堀江 「・・・今度はこっちから、行きますよ。」
そう言うと堀江はタックルに来た桑谷をいなし、横から接近すると下からかちあげるように
エルボーを放つ。
桑谷 「この程度のスピード?それ位、なんとでも・・・」
堀江 「・・・避けてね?」
桑谷は余裕を持ってスウェーバック・・・したつもりがまともに顎にヒット。
思わず片膝の桑谷に向かい堀江はダッシュ。
桑谷 (『沢近式閃光魔術』ね!)
膝がまだがくつくダメージをうけた桑谷だが、いままでの流れから次に何が来るかを読み、瞬間的に前をガード。
しかしいつまでたってもこない一撃。
少しづつ前を見る桑谷だが目の前に堀江はいない。
そぶりを全く見せず、ぎりぎりまで何を出すかを読ませない『おにぎり in フルーツバスケット』(1つの技からフェイントで別技に移行する移動技。)で背後に立つ堀江。
堀江 「いつも『沢近式閃光魔術』だけじゃばれちゃうからね・・・」
桑谷 (!! 心を、見透かされてる?)
その一言から間髪いれず『ALL MY LOVE』(チョークスリーパースイング)でコーナーに叩きつけ、
前を向いた桑谷に『【お兄様ラブ】LoveDestiny』(不知火)敢行。
叩き付けた桑谷に上から乗っかり、そのままフォール。
○堀江由衣 (8分10秒 LoveDestiny→体固め) 桑谷夏子●
終了後桑谷に手を貸す堀江。その手を取る桑谷に堀江が声を掛ける。
堀江 「何か、悩んでる?」
桑谷 「壁・・・、いや、なんでもないよ」
堀江 「チームは違うけど、相談があったら言ってね。解決は出来るかわからないけど」
桑谷 「・・・息1つ乱してないんだ。その力の源は何?」
堀江 「私を待ってる親友が・・・ううん。私を待ってるライバルがいる。その期待を裏切らないために。」
桑谷 「田村ゆかりちゃんね。」
堀江 「あとAice5のみんなともっと高みに行きたい。これからもっと大きなAice5になれるように頑張る。そんな気持ちが力の源だよ。」
桑谷 「そう・・・。ありがとう、今日は。」
堀江 「いいえ。どういたしまして。って何もしてないんですけれど。」
リングを下りる2人。自然と堀江の周りに輪ができる。そんな姿を後ろにチラッと見ながら桑谷は静かに部屋を去った。黙って思案しながら歩を進める桑谷に、遠くから聞こえる
「せっかく来たんだからお茶くらい飲んでけよーヽ(`Д´)ノ」の声は耳に入っていなかった。
浅野 「全く。なんだったんだ?」
木村 「完勝、ですか?」
堀江 「ううん。ただ、霧がかかってた。」
神田 「霧?」
堀江 「なんか、もやもやしてて、だから攻撃が単調で、だから勝てたんだと思う」
たかはし 「確かに、単調だったかも。何か吹っ切りたかったのかな」
浅野 「あいつの力はこんなもんじゃないハズなんだ。でもほっちゃんもゆかりんクラスの特訓してるんだ。そう易々は負けないって事だ。」
堀江 (なっちゃん・・・頑張って。)
〜番組終了〜
はい。
桑谷復活戦兼、技表に技名の無かった奴を補完がてらw
・『おにぎり in フルーツバスケット』(1つの技からフェイントで別技に移行する移動技。)
・ALL MY LOVE(チョークスリーパースイング)
『おにぎり in フルーツバスケット』は名前が気に入って派生技にしたかったのでこうしてみました。
初出は自分が書いたのではないvs能登戦で、違うイメージがあったとしたらすまんです。
あの試合はフェイントで翻弄し徐々にペースを握ったって言うことで。
まとめサイトさん技修正よろしくたのんます(´∀`)
あ、そういえばこのスレでまだコレ言ってなかった。
新スレ乙です(遅)
IC戦が賑わってきたぞ。
得意分野と語る乱入でいつもコケてるお約束チックなバニラ、
次は何してくれるかなw
バックステージ・魔王軍ロッカールーム
川澄をはじめとして、かかず、田中、能登とメンバーが勢揃いしている。
川澄「田村め、試合後を狙うなんてやってくれるわね」
かか「愛さんはこのまま欠場か。私もまだ本調子じゃないし…厳しいわね」
田中「そぉ?どうせ休場する予定だったんだから変わんないんじゃなぁい?」
川澄「あなたなんでそんなに余裕たっぷりなの?」
かか「そうよ。田村の次の狙いはあなたよ?」
田中「ビビり過ぎぃ。勝てない相手じゃないっていうのは愛さんが証明してくれたじゃなぁい。
バックステージで狙われるのは厄介だけど」
かか「あっそう、どうせ私は何もできずに負けましたよ」
川澄「まあそう拗ねないで。ゆみさんのおかげで田村の能力はある程度把握できたし、
愛さんのおかげで対抗策も考えつきそうだし……て、麻美?どうしたの?ずっと黙ったままで」
能登はうつむいて黙っている。川澄の声も聞こえていないようだ。
川澄「ちょっと、麻美子!」
能登「……さない」
川澄「え?なに?」
能登「許さない!!」
能登はいきなり立ち上がる。その勢いでイスが後ろに倒れて大きな音を立てる。
能登はゆっくりと顔を上げる。その瞳には怒りと憎しみの炎が揺れている。
川澄「ま、麻美…?」
能登「綾ちゃん、GMに連絡とって。今日は私が田村とやるわ」
かか「落ち着きなさい、能登さん。あなたじゃ到底田村には敵わないわ」
能登「それでもやるの!このまま舐められたままでなんていられない!」
川澄「麻美、ゆみさんの言う通りよ。今あなたまで失うわけにはいかないの!」
能登「でも!このままだと最後には綾ちゃんが狙われるんだよ!?」
川澄「麻美…私のことを心配して…?」
田中「なに感動してんのぉ?バカじゃなぁい?」
川澄「理恵ちゃん…今なんか言った?」
田中「別にぃ。でもまあ……うふふ、いい面構えになったじゃなぁい?こっちに合流してから
また癒し系に逆戻りしてたみたいだけど、あなた今、浅川と戦った時みたいなイイ顔してるわよぉ」
田中は能登の顎先に指を添えて自分の方を向かせ、潤んだ瞳で見つめる。それを見て川澄は口をパクパクさせる。
川澄「ちょ、なにしてんの!麻美子は私のモノよ!」
田中「ねぇ魔王さまぁ……この子貸して?」
川澄「ダメ!絶対ダメ!!」
かか「なにか考えでもあるの?」
田中「まぁね。どぉ?能登さん、私と組まなぁい?」
能登「……あいつに復讐できるなら」
川澄「ダメーっ!!ダメったらダメ!!」
かか「あなたは少し黙ってなさい!」
田中「決まりねぇ。ふふ、面白くなってきたぁ」
【場面転換・プロシードαロッカールーム】
いつも通りメンバーは勢揃い。しかし今日はGMが訪問中。
浅川「魔王軍から対戦要求?」
GM「うん。タッグマッチで。あちらは田中・能登組だって。あと必ずゆかりちゃんを出せって言ってる」
田村「ふぅん。ゆかりはいいよ。手間が省けるし」
浅川「手間って、なんの?」
田村「それは…ひ・み・つ♪」
浅川「なによ、きもちわるい」
田村「あー、今のキズついたぁ」
浅川「はいはい、悪かったわね」
GM「で、だれが出てくれるのかな?」
浅川「じゃあ私が…」
田村「悠はダメ」
浅川「なんでよ?」
田村「悠にはじっくり見てて欲しいんだぁ。あいつらをボコボコにするところ♪」
浅川「あんた言い方は可愛いけど、言ってる事は物騒よ?」
なば「あのぉ〜…」
浅川「なに?仁美」
なば「あたしが出ていい?」
浅川「…やれるのね?」
なば「もちろん!」
浅川「そう。ならいいけど…ゆかりは?仁美でいい?」
田村「いいよ。ってゆうか、なばちゃんは立ってるだけでいいよ。二人ともゆかりがやっつけちゃうから」
浅川「今のあんたが言うと冗談に聞こえないわね」
田村「冗談じゃないも〜ん。本気だもん!」
GM「決まりだね。じゃあよろしく」
GMが帰ると、ロッカールームは試合の準備でにわかに騒がしくなる。そんな中で伊藤が生天目の近くに移動して話しかける。
伊藤「本当に大丈夫なの?」
なば「静さん、あたしを疑ってるの?」
伊藤「そうじゃないけど…だって相手は能登さんだよ?」
なば「平気。麻美子とはいつかまた仲良くなれるかもしれないけど、今は敵だよ」
伊藤「わかってるならいいけど…」
なば「なぁにぃ〜?静さん、心配してくれてるの?」
伊藤「まあ、古女房ですから」
なば「かわいい〜!もう胸もんじゃお」
伊藤「こ、こら!やめろ!」
浅川「あんたたちなにやってんの!早く準備しな!」
なば「は〜い。静さん、続きは帰ってきてからね」
伊藤「うっさい!バカ!」
【CM】
【CM明け】
会場内の照明が消え『ゴーン…』と鐘の音が響く。続けて入場ゲートが青く照らされ『きらら時間旅行』が流れる。
般若面姿の田村ゆかりと豹のマスクをかぶった生天目が登場。大歓声の中入場、リングイン。
田村「なばちゃん、なにそのマスク?」
なば「え?だってゆかりんと一緒なのに普通に入場したら目立たないじゃん」
照明が再び消える。流れてきた入場テーマは『禁じられた遊び』。ミッドナイトブルーの照明に照らされた入場ゲートに
姿を現したのは“水銀燈”田中理恵。そしてその後ろから、田中と同じコスチュームに身を包んだ能登が現れた!
客席が驚きと歓声でどよめく。その中を『W水銀燈』が堂々と入場、リングイン。
田村「麻美子ちゃん、衣装変えたぐらいでゆかりに勝てるとでも思ってるの?」
能登「あらぁ、それが前回無様にリングアウト負けした人の言うことかしらぁ?」
田村「…そんな口きいて、あとで後悔してもしらないよ?」
田中「後悔するのはどちらかしらねぇ?」
なば「麻美子…きれい…」
田村「なばちゃん!」
なば「ごめんごめん。大丈夫、ちゃんとやるから!」
【タッグマッチ 45分一本勝負】
田村ゆかり・生天目仁美VS田中理恵・能登麻美子
先発は能登と生天目。ジリジリと間合いを詰めるとロックアップ。生天目は一気にロープへ押し込もうとするが
能登はビクともしない。能登は生天目にヘッドロック。生天目は能登をロープに振ってそれを外す。ロープから返ってきた能登は、
その勢いでショルダーブロック!しかし生天目は倒れない。今度は生天目がロープに飛んでショルダーブロック!
しかし能登はそれを受けずカニバサミで生天目を倒すと後頭部へレッグドロップ!そして無防備な脇腹へサッカーボールキック!
強烈な一撃に、生天目は脇腹を押さえてのた打ち回る。能登は生天目を起こすとビンタ!ニヤニヤと笑いながら
2発3発と侮辱的な攻撃を加える。しかし生天目は5発目のビンタをキャッチすると、お返しのビンタ!
強烈な1発に能登の足元がふらつく。この決別の1発に場内は大歓声、『Let`s Go Naba』コールが起こる。
生天目は能登をロープに振ってカウンターのパワースラム!カウントは2。生天目は能登を起こすとパワーボムの体勢。
軽々と能登を持ち上げるが、能登は持ち上げられた頂点の所で生天目の顔面をパンチで乱打。体勢を崩して着地、
ガットショットからロープへ飛んで『ヒットをねらえ!』!生天目は敵コーナー近くへ吹っ飛ばされる。
ここで能登は田中とタッチ。二人掛りで生天目にストンピング。田村がカットに入ろうとするが、レフェリーに注意されて
自コーナーから離れられない。能登は生天目をコーナーに寄りかからせるとパンチの嵐!田中はコーナーへ上ると生天目の頭を
掴み『Voice of heart』!生天目は顔面からマットに打ちつけられる。うつ伏せでダウンした生天目を仰向けにすると
田中は踏みつけてフォール。しかし生天目はカウント2で返す!
生天目は立ち上がると田中にヘッドバットを連打、田中の頭を両手で掴み正面から打ち込む。
大きく飛び上がり脳天にヘッドバットを叩き込むと田中はダウン、能登が救出に入るが、生天目はスクラン興行で会得した
上段回し蹴りで迎撃。さらにカカト落しを狙うが、能登はこれを避けてブート!生天目はダウンするも転がって
自コーナーへ戻り田村にタッチ!満を持しての田村の登場に場内は大歓声!
しかし田中と能登は田村のリングインと同時に場外へ降り、入場ゲートへ向かう。
田村「どこ行くの!まさか逃げるの!?」
田中「そぉよぉ。あなたみたいなバケモノとマジメに試合すると思ったぁ?」
能登「さよならぁ、ゆかりん♪」
田村「逃がすわけないでしょ!!」
田中と能登は入場ゲートからバックステージへ姿を消す。その後を田村が猛烈な勢いで追いかける。
しかし田村がバックステージへ駆け込むと、死角からイスが振り下ろされる!
田村はこれに鋭く反応して横っ飛びでかわすが、そこにはスプレーとライターを構えた田中の姿が!
田中「ふふっ、死んでぇ?」
田村に向かって炎が延びる!田村は転がって避けるが、立ち上がったところに能登が『ヒットをねらえ!』を発射!
隙を突かれた田村は直撃を食らい入場ゲートまで吹っ飛ばされる。ダメージが回復して追いついてきた生天目が
田村を助け起こしていると、W水銀燈が再び入場ゲートに姿を現す。二人が手に持っているのは…消火器!
まだ体勢が不十分な田村・生天目に消化剤を吹きつける!視界を奪われた二人にW水銀燈は消火器で殴りかかる!
生天目は額を割られてダウン。田中は田村にタックル、入場ゲートの鉄柱に叩きつける。田村を鉄柱に押しつけたまま
田中は田村の両腕を取り、鉄柱に巻きつけるように後ろに回す。
そこへ能登が、チェーンの無い小さな手錠のような物で田村の親指と親指を繋ぎ留める。
田村「な、なにコレ!」
田中「ソレねぇ、ちっちゃいけどすごぉく丈夫にできてるの。あなたの力でも外せないわよ。
無理に外そうとすれば、あなたの綺麗な指が千切れちゃうかもしれないわねぇ」
W水銀燈は田村を放置、生天目を連れてリングに戻る。レフェリーは田中に田村を解放するように命令。
しかし田中の返答はパンチ!レフェリーはダウンしながらゴングを要求。
○田村ゆかり・生天目仁美(17分16秒 反則)田中理恵●・能登麻美子
【場面転換・プロシードαロッカールーム】
試合をモニターで見ていた浅川・伊藤・広橋はこの事態にあわててロッカーを飛び出し、リングへ向かう。
しかし、その通路を塞ぐように立つ人影がある。
川澄「あら、どこかへお出かけ?」
浅川「川澄…どけっ!お前に構ってる暇は無い!」
川澄「はい、どうぞ…なんて言うわけないでしょ?」
伊藤「1人であたしたちを相手にできると思ってるの?」
川澄「もちろん。でも、この狭い廊下じゃ数の有利は意味がないと思うけど?」
浅川「……静、涼、こいつは私が抑える。ゆかりたちを頼む」
伊藤と広橋がうなずくと同時に浅川は川澄にタックル、川澄は真正面から受け止める。そこへ広橋が浅川の背中に手をついて
二人の頭上を飛び越える!川澄がそれに驚いた隙に、浅川は川澄を壁に叩きつけて通路を空ける。
伊藤はそこを通ってリングへ向かう。
川澄「あ〜あ、通しちゃった」
浅川「残念だったな」
川澄「別に。まだ手は打ってあるもの」
浅川と川澄は互いに本気モード。距離をとって睨み合う。
【場面転換・VOWアリーナ、リング上】
田中はレフェリーを引き起こすと『おばかさぁん』でマットに突き刺す!これでレフェリーは失神。
さらに生天目を起こして『水銀党』!!生天目はピクリとも動かなくなる。
ゴングが引き続き打ち鳴らされ試合終了を知らせる。能登はリングを降りてゴングを鳴らしているスタッフに近づくと、
木槌を取り上げスタッフを一撃!ゴングを持ってリング内へ戻る。
生天目は顔を血で真っ赤に染めてダウン中、田村は入場ゲート上でなんとか戒めを解こうと暴れている。
能登はリング中央にゴングを置くと、生天目に近づき引き起こす。
能登「なば、生きてる?」
なば「……麻美子……」
能登「よかったぁ。でも、ごめんね。もうさよならなんだぁ」
能登は生天目を抱え上げ、『おばかさぁん』の体勢。そのまま生天目をリング中央、ゴングの上へ運ぶ。
そこへ田中が生天目を挟んで能登と抱き合うような体勢になり、二人同時にジャンプ!
合体式『おばかさぁん』(変形Pd9)で生天目の頭をゴングに打ちつける!!
田村「なばちゃぁぁぁん!!」
田村の叫びも虚しく、生天目は失神K.O。そこへ伊藤と広橋が姿を現す。
広橋「間に合わなかったっ?!」
伊藤「……涼ちゃん、ゆかりさんをお願い」
広橋「し、静さんは?」
伊藤「あたしは仁美さんを助けるっ!!」
伊藤はダッシュしてリングイン、能登をエルボーで薙ぎ倒し、田中にジャンピングニーを決める!起き上がった能登に
遠野秋葉式ネックブリーカーを決めて再びダウンさせると、田中を捕まえて『放課後ア☆ライブ』を狙う!
が、田中を抱え上げようとした伊藤の動きがピタリと止まり、次の瞬間ぐにゃりと崩れ落ちる。
田中「こんな物も用意してあるのよねぇ」
田中の手に握られているのはスタンガン!田中はグッタリしている伊藤を引き起こすと、無理やり『おばかさぁん』の体勢に
持ち込む。そこに能登も加わり、今度は伊藤を合体式『おばかさぁん』でゴングに打ちつける!!伊藤は頭から出血、失神。
田村「涼ちゃん、早く外してっ!!」
広橋「だ、ダメです!鍵か、せめてなにか道具がないと…」
かか「鍵ならここにあるわよ」
悪戦苦闘する広橋と田村の前に現れたのはかかず。指に引っ掛けた鍵をクルクルと回している。
広橋「それ、もらいますっ!!」
広橋は素早い動きでかかずへ襲い掛かるが、かかずはヒラリと身を翻してかわす。
かか「手負いでもあなた如きに遅れは取らないわよ!」
かかずは鋭い踏み込みからエルボーで広橋のアゴを打ち抜く!!ふらついた広橋を捕まえると『哀天使剣』で床に叩きつける!
かかずはダウンした広橋を肩に担ぎ田村を振り返る。
かか「この前は世話になったわね。麻美子ちゃんに話は聞いたわ。あなたこそ、そこで自分が
1人ぼっちになるところを見ていなさい」
田村「くっ…!!外せ!外せぇぇぇ!!」
かかずが広橋を運びリングに入れると能登が広橋を引き起こす。
能登「あなたで最後ねぇ」
広橋「まだ…悠さんがいるよ…」
能登「あなた、あの人が綾ちゃんに勝てるなんて本気で思ってるの?笑わせるわぁ」
能登と田中は三度合体式『おばかさぁん』の体勢。広橋をゴングに打ちつけようとしたその時、
大音量で『Ray of Light』が鳴り響く!W水銀燈とかかずは何事かと入場ゲートの方を見るが、誰も現れない。
しかし、その背後から大原さやかが急襲!W水銀燈を広橋ごとランサルセで薙ぎ倒すと、
返す刀でかかずにクローズライン!広橋を救い出す。
大原「涼さん、大丈夫?」
広橋「さぁや…グッドだよ、グ〜ッド…」
田中「1人で助けに来るなんて、感心ねぇ」
能登「でも、おばかさんだわぁ」
大原「あら、だれが1人だなんて言ったの?」
かか「なに?」
大原「あれを見なさい!」
大原は入場ゲートを指差す。そこにはいつの間にか開放された田村と、桑島法子の姿が!
かか「そんな!?鍵はここにあるのに!」
桑島「ふふん、こんな錠なんて、この神風怪盗にかかればちょちょいのちょいよ!!」
田村「あんたたち…覚悟はいい…?」
田村はマジ切れ、般若の子モード。リングに向かって猛烈な勢いでダッシュ!
田中「どうやらここまでみたいねぇ」
W水銀燈とかかずは素早くリングから降りると客席に乱入、客にまぎれて逃走を図る。
田村は逃がすまいと自分も客席へ入ろうとするが、その時、タイタントロンに川澄の姿が映し出される。
浅川と戦っているはずの川澄が健在な姿でいることに、客席からはどよめきが起こる。
川澄『そこまでよ、田村ゆかり』
田村「川澄……悠は!悠はどうしたの!?」
川澄『悠?……ああ、あそこに倒れてる人のこと?』
川澄がアゴで後ろを示す。カメラは川澄の背後にズームアップ。するとそこには血溜りの中に倒れている浅川の姿が!
田村「悠!!」
川澄『見てもらえたかしら?あなたたちのリーダーの無様な姿』
田村「おまえぇっ!!」
川澄『リーダーがクズならメンバーもクズね。簡単にK.Oされるクズ、無策で敵に突っ込んで返り討ちにあうクズ、
そしてせっかくの力をこの大事な場面で発揮できないクズ!』
田村「……っ!!」
川澄『永遠の17歳だか25歳だか知らないけど、あなたたちは所詮人間。でも私は違うわ。
I am Demon King……そう、魔王。人間が魔王に敵うはずないのよ!!』
田村「……殺してやる……!!」
川澄『どうぞ、できるものなら。楽しみにしてるわ』
川澄が姿を消す。タイタントロンには倒れている浅川の姿のみが映される。田村はうつむき、リング上で怒りに打ち震える。
大原「田村さん、気持ちはわかるけど、まずはみなさんを病院に運びましょう?」
田村「…………うん」
桑島「…ごめんなさい。あなたたちの護衛を買って出たくせに、田村さんがあんまり強いんで、油断してた」
田村「ううん、それはゆかりも一緒だよ。ゆかりも、自分の力を過信してた……」
担架が運ばれ、生天目・伊藤・広橋が乗せられ運ばれてゆく。タイタントロンに映された浅川の元にも救護班が駆けつけている。
田村・桑島・大原も退場。
【場面転換・魔王軍ロッカールーム】
川澄以外のメンバーはすでに帰還。そこに川澄が入ってくる。
川澄「あー、疲れた…」
能登「綾ちゃん、お疲れさま」
田中「よかったわぁ、無事に帰ってきてくれて」
かか「ほんと。もしあなたが浅川に負けてたら、せっかくの作戦が締まらないものね」
川澄「あのさ、なんかおかしくない?私、魔王よね?偉いのよね?
なのになんで私が一番キツイところを受け持たなきゃいけないの?」
かか「あなた以外に浅川を抑えられる人がいる?」
田中「そうよぉ、私と能登さんだって、命がけで田村をハメたじゃなぁい」
川澄「それはそうだけど……」
能登「でも綾ちゃんはやっぱりスゴイね。あの浅川をK.Oしちゃうなんて。しかもあんな血まみれで…うふふ、いい気味…」
川澄「ふふん、余裕よ…て言いたいところだけど、さすがに手こずったわ」
田中「どうやってやっつけたのかしらぁ?興味あるわねぇ」
川澄「それは秘密。私の奥の手だもの。そこまで教えられるほど、あなたたちの事を信用しているわけじゃないのよ」
能登「そうなの…?」
川澄「も、もちろん麻美は別よ?麻美の事は信用してるし、愛してるわよ?」
田中「バカねぇ」
かか「ええ。バカね」
川澄「うるさーい!とにかくこれでプロシードは壊滅寸前、田村の自信も木っ端微塵!私の計算通りよ!」
田中「今回の作戦考えたの、私なんだけどぉ?」
川澄「細かいことは気にしない!残すは田村のみよ!」
かか「その田村が問題なんだけどね」
田中「助っ人も現れたみたいだしねぇ」
川澄「大丈夫、田村は私が1対1で潰すわ。あなたたちは周りの雑魚を片付けて」
能登「は〜い」
かか「了解」
田中「うふふぅ…じゃあ能登さん…うぅん、麻美子ぉ。私たちのコンビネーションも、もっと磨かなくちゃねぇ…?」
川澄「……だから麻美子は私のモノだって言ってるでしょうがあ〜!!」
【番組終了】
全部で12レスか…。10じゃ収まんなかったorz
五分どころか一気に魔王軍優勢になりましたが、今回の田村は檻の中の虎でしたから、この次から大暴れです。
この抗争の終着点は、やっぱりVOWヘビー王座戦になるでしょうねぇ…。
特殊試合さん、部屋さん、まとめさん、乙です。
IC王座戦、盛り上がってきた!ラダーマッチと聞いて、つい最近レザーラモンvsHBKを見た自分はもうwktkですよ!
桑谷完全復活にはまだなにかきっかけが要りそうですね。それが桑島になるのかな?
イエローさん乙です
魔王軍の逆襲ですな、プロシードαはしばらく
田村広橋桑島でふんばる事になるかな?
> チェーンの無い小さな手錠のような物で田村の親指と親指を繋ぎ留める。
ところでこれはバキのアレかな?
イエローさん乙でした。
なんて熱い試合。堀江桑谷戦かすんじゃったw
指の錠ロックは近い所でバキが頭に浮かんだ。
実際のプロレスでこういうのってあったんでしょうか?
国内メジャー団体ではあまり記憶に無い。
海外プロレス系はまだまだ知識不足なんで、知ってたら教えて欲すいです。
桑谷完全復活へはもう少し入れます。その中に桑島絡みも。
Aice5参りをさせたのでプロシード参りも、と考えていますが今の試合から
ストーリーぶち壊さないよう持っていきますわ。
>>117-118 ご明察。指錠(こんな言葉ないけど便宜上)は刃牙からいただきました。
手錠だと、ゆかりん鎖を引きちぎりそうなんでw
そういやWM前くらいにHBKが手錠でロープにつながれてビンスにやられてたっけ。指のじゃないけど。
魔王軍は層が厚いな。プロシは田村、浅川の強さが目立ってるがそこを押さえてしまえば魔王軍有利。
しかしプロシはどうやって立て直すんだろう。
>>120 本当にあるんだw知らんかったw
>>121 ゆかりんが無傷ってだけで脅威です。ガクブルですよ。
これでゆかりんには油断がなくなりましたからね。
1980円であなたもゆかりんを封じ込められます。ってワロス。
>>121 手錠はやっぱりあるのか。鎖だとちぎりそうって話だけど実際は無理だろうなぁw
そんなところがこのフィクションスレの面白い所だ。
こうなると次は何を使ってゆかりんを封じるかも楽しみになってきた。
楽しみ方が違う方向向いてる俺w
今後ゆかりんを捕獲するには勇次郎捕獲するぐらいの
準備が必要になるんじゃ・・・
WWEだとパワーキャラは手錠やチェーン引きちぎったり自動車ひっくり返したりと無茶苦茶し放題w
だから今の田村くらいは十分プロレスの範囲内だなw
Aice5オリコン7位あげ
>>126 ほっちゃん個人名義だと5位だっけ?
まさに総合で金星あげてのVOW凱旋って感じだな
実現はしないだろうけど、少年漫画展開なら魔王軍を倒すために
普段は敵同士のやまなこが夢の再結成を果たしたりするんだが…
それをやられたらオレはガッカリだな
復帰戦やったばかりのほちゃのCDが素晴らしい売り上げとは何とも縁起がいいな
Aice5も大健闘だしVOWでも旋風を巻き起こすか?
やまなこ再結成まではいかないまでも、一人で頑張るゆかりんをほちゃがつい助けちゃうってのはあるかもしれない
まとめ氏
堀江vs桑谷が抜けてますよ。
パルフェPS2版キャスト
風美由飛:宮崎羽衣
花鳥玲愛:野川さくら
杉澤恵麻:千葉紗子
雪乃明日香:稲村優奈
涼波かすり:中原麻衣
夏海里伽子:新谷良子
川端瑞奈:庄子裕衣
沢崎美緒:斎藤桃子
沢崎都:井ノ上菜々
PC派には悪いが、酒井を除いて見事にL/R勢揃いでちょっとグッときた俺
そろそろ庄子と井ノ上を加えてのクローバー参戦も観たい、8人タッグはシンドイだろうけど
リングにIC王者・植田佳奈が登場し、ラダーマッチについて話し始める。
植田:「ラダーマッチ。これは私にとってはすっごく不利なことだって皆は言ってる。でもそれは違う!
ラダーマッチは初体験だけど勝つ十分に自信がある。それに、このラダーマッチは私に新しい道を開いてくれる気がするんだよね。
王座戦ではラダーマッチを選んだことを後悔させる自信もある。!そして最後に王者として立つのは…」
と話しているとGMのぶよ登場!
のぶよ:「やぁぼくGM。キミの王座戦には期待してるよ。試合ももうすぐだしねぇ。ところで…王座戦が近いのに、最近キミは試合をしていない。
これでは王座戦にかかわるだろうから、試合を組んだよ。対戦相手は…王座戦でも顔を合す神田朱美ね。」
植田はリング上でうなずく。そしてGMのテーマが流れ、植田もリングを降りようとする。
のぶよ:「ちょっとちょっと。音楽を止めて。話にはまだ続きがあるんだ。う〜ふ〜ふ〜。この試合はタダでは行われない。
この試合ではキミはその王座をかけて戦うことになる。つまりこの試合は…IC王座戦だ!」
そう言うとGMはピンクのドアに消えていく。植田はリング上で呆然としている。
果たして王座の行方は!?
試合は後ほど…
エエェェ(´Д`)ェェエエ
どうなるんだコレ!植田の真価が問われるな!
>>138 ?
植田神田の王座戦2連戦ってことかね?
第一戦が通常試合、第二戦がラダーマッチって意味かな?
Aice5の中でもずば抜けて対軍団の外敵試合及び特殊試合が豊富な神田
vs
力のあるところを見せたVORの準決勝から、原点回帰で再浮上を狙う植田
VOWの流れからすると意外にも結構好カードなんだよな。楽しみ。
まず植田vs神田で、植田が勝てば王座戦2連戦、
神田が勝てば植田は脱落、神田は3wayラダーマッチで防衛戦、てことじゃない?
>>138の試合でどちらが勝っても、植田vs神田vs清水vs門脇の4WAYで王座戦を行うつもりです。
この
>>138の試合で遺恨を残そうかと思っていたんですが、かえって混乱させてしまいましたねorz
説明不足スミマセン
最新の峠のラジオ聞いてみ、あやちーの格ヲタ話すごいぞw
前回も敗れてしまったCDUの大原とバニラ。
今回こそはと控え室で選手名鑑から選手をリストアップ中。
大原:「今まで私が選んだ選手には全敗ね…今回はバニラさんが選んでみる?」
バニラ:「いいんですか!んじゃあ失敬して…
そうだ!体格で劣る選手を選べばいいんですよ!
相沢舞、板東愛。この二人なんてどうですか!」
大原:「うん、いいんじゃない!これなら楽勝ね!
よーし、勝った後マイクも考えようっと。バニラ!行くよ!」
意気揚揚と出て行く二人。ドアを開けた時の風圧で名鑑のページがめくれる。
開かれたページには対戦相手の二人について書かれている。
「…主戦場であったネギま!興行は秋頃に再び開催されるので
選手のモチベーションは上がっているのであなどれない…」
【タッグマッチ20分一本勝負 大原めぐみ バニラ山崎vs相沢舞 板東愛】
既にリングの上には大原とバニラが立っている。
バニラ:「この試合をさっさと終わらせて私たちは食事に行きたいの!
相沢と板東!さっさと出て来なさい!
この私、バニラとサブミッションマスター大原めぐみが
あなた達を恐怖のどん底に落としてやるわよ!」
大原:「この(ピー)がっ!悲鳴を聞かせてやる!」
と、テーマがかかってエントランスに相沢と板東が現れる。
ハイタッチをするとリングへダッシュ!スライディングでリングイン。
相沢がバニラにグーパンチでダメージを与えると板東は大原をドロップキックで場外へ。
バニラをロープに振ってショルダー。が、体格の差で倒れない。
逆にバニラがリフトアップして叩きつける。
ストンピングでいたぶっていると、場外では大原が板東をケーブルで反則チョーク。
バニラは相沢を立ち上がらせてカンフーキックを二発。
すかさずフォールにいくとカウント2。ここで大原が場外から復帰。
相沢に合体ブレンバスターを放ち、大原がバタフライロック。
空いた顔面にバニラが低空ドロップキック!カバーするも返される。
ならばと一度交代して大原に権利を移行してから決めに行く。
バニラが大正琴をマットに設置し、大原はパワーボムの態勢へ。
これをヘッドシザースで返した相沢は大原にエルボー、走ってきたバニラにはキチンシンク。
リングの上には三人が寝ている状態でCM
CM明け、相沢がランニングフォアアームで大原にぶつかっていく。
これを受けきった大原。走りこんできた相沢にラリアット一閃。
そこからあやとり野比流ギャラクシーで勝負を決めに行く。
と、場外から復活した板東がカット。そしてその場で頭部にキック!
あわててバニラが駆け込んでくると相沢の蟹バサミで転倒。
倒れたバニラに相沢の背中を使って板東がフットスタンプ!
悶絶するバニラ。大原を守れず場外にエスケープ。
フラフラと立ち上がる大原に板東がもの凄いスピードでロープを往復。
そして大原を、いたひがしじありません!(スリングブレイド)で叩きつける。
相沢は倒れた大原にスパークフレイム(ヨシタニック)!再度叩きつけられる大原。
弱った大原に相沢が追い討ちを掛けるようにパースマジック(キャトルミューティレーション)
たまらず大原タップアウト。新技連発で若手軍が勝利をもぎ取った。
【12分10秒 ○相沢舞 (パースマジック→ギブアップ) ●大原めぐみ】
とりあえずもいもい&ばんちゃん勝利おめ!
CDUのダメっぷりには感服だ
>>147 乙、バビラ達の連敗はどこまで続くんだろうw
この調子だとゆりしーとハンディキャップマッチやっても負k(
だんだん試合相手探すのが難しくなってきたりして
若手さん乙です。
>>150 いや逆に普段がショボーンだから、いざふと勝利したりすると、それがすごく驚異になるかも。
雅央みたいに。
ん?まさにのび太そのもの(vsギラーミンby宇宙開拓史、他)じゃんΣ(゚ロ゚;)!!
で、たまに周りをビビらせてもしばらくして結局またいつものに戻るw
…頑張れ。
まだ出先なのでPC開いてないが週プロも早く見なきゃw
152 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 20:58:10 ID:Qa6IZxJo0
VOW選手かかりつけの総合病院内、入院患者用病室。
広い個室のベットに浅川悠が寝ている。その傍らには涙目の田村ゆかり。
田村:『ごめんねごめんね……ゆかりが調子に乗っちゃったせいで、みんなに迷惑かけて……』
浅川:『あんたのせいじゃないわよ。相手の計画を見抜けなかった私も悪いんだから』
田村:『でも!』
浅川:『私達は大丈夫だから、今はあんたが気を付けなさい。あんたがどんなに強くても、相手は色んな手を使ってくる。
あんたの「力」を削ぐためにね。気を抜いちゃだめよ』
田村:『うん……うん』
浅川:『ほら、もう面会時間終わるから帰りなさい。寂しいからってトレーニングさぼっちゃだめよ』
田村:『……はぁい。お大事にね、悠』
浅川に頭をなでられ、田村は涙を拭いながら病室を出て行った。
一人になり、浅川が大きく溜め息をつくと午後六時の時報が病院内に響く。面会終了時間だった。
浅川:『やれやれ……ほんと、川澄にしてやられたわね』
浅野:『あれはあやちーじゃなくって理恵ちゃんの計画らしいけどねヽ(`Д´)ノ』
浅川:『うわっ!?』
独り言に返事をされ、浅川は驚きの声を上げた。
慌てて振り返ると、病室の入り口に浅野真澄が立っている。
浅川:『ちょっ、あんた何やってんのよ!?』
浅野:『しーっ! しーっ! 面会時間終わってるんだから大声出さないの!ヽ(`Д´;)ノ』
小声で抗議すると、浅野は廊下から見えない様にベットの傍らに座り込んだ。
浅川:『……何しに来たのよ。寝込みでも襲うつもり?』
浅野:『ナンダヨー感じ悪いなー。せっかくお見舞いに来たってのにさヽ(`Д´)ノ』
浅川:『あんたに見舞われる覚えなんて無いわ。私があんたと堀江にやった事、忘れた訳じゃないでしょ』
浅野:『……まあね。でもさ、それはきっと色んなすれ違いとかのせいだと思うんだ。
涼ちゃんとも静ちゃんとも試合したけど、みんな気持ちいい試合するもんヽ(`Д´)ノ』
153 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:00:13 ID:Qa6IZxJo0
笑顔でそこまで言うと、浅野は少し照れた様な表情になる。
浅野:『それにさ、その、なっちゃんも何かヘコんでるし、あんたまでこんな事になっちゃって……
ライバルが元気無いのって、ちょっと寂しいなって』
浅川:『……バカね』
呆れた様に、けれど優しい口調で呟くと、浅川はベットから降り立ち上がった。
浅野:『あ、あれ? あやちーにやられて起きれなかったんじゃ……ヽ(`Д´;)ノ』
浅川:『急所は全部外したわ。もちろん結構やられたからあちこち痛いけどね。ホント、嫌な戦い方よ』
浅野:『……あやちー、そんなに強かった?』
浅川:『そうね……強かったし、見事だったわ。あいつ、相手の良さを「殺す」のが抜群に上手いのよ。
戦いの場に狭い廊下を選んで、「永遠」の力でアップした私の機動力を殺された。強いくせに……ムカつく戦い方』
浅野:『リングで正面から戦ってたら勝てた?ヽ(`Д´)ノ』
浅川:『……接戦にはなると思うけど、勝つのはキツいでしょうね。だからあの時は、
少しでも川澄の実力を見極めたくてやられたフリをしてたの。そこに気づかない所がイマイチ間抜けなのよね』
浅野:『それがあやちーの萌えポイントだからヽ(`Д´)ノ』
浅川:『私がやられる事で、ゆかりも気を引き締めて欲しいと思ったんだけど……結果的に静も涼もなばもケガさせられたわ』
浅野:『そっか、ゆかりんのためにベットから起きれないフリしてたんだヽ(`Д´)ノ』
浅川:『まあね。でもダメージがあるのも本当。静達よりは軽傷だけど、完治するまで少しかかるわ。
法子とさやかのお陰で最悪の結果は避けられたけど……私は、また仲間を守れなかった』
沈痛な面持ちで俯く浅川。しかし浅野が笑顔で浅川の背中を叩いた。
浅野:『じゃあ、私がゆかりん守ったげる!ヽ(`Д´)ノ』
浅川:『……は?』
浅野:『あんた達が復帰するまで、私がそれとなくゆかりんをサポートする!
さやさやとほーちゃんに私が加わればカンペキ!ヽ(`Д´)ノ』
154 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:01:23 ID:Qa6IZxJo0
浅川:『何言ってんの。大体ゆかりは気まぐれで神出鬼没だから、サポートなんてなかなか出来ないわよ』
浅野:『だから目の届く範囲内でそれとなく、だってば。正面から「協力するよー」何て言っても受け入れないでしょ?』
浅川:『……本気なの?』
浅野:『とーぜん! だから安心して体を治しなさいヽ(`Д´)ノ』
自信たっぷりと言い放ち、大きな胸を張る浅野。浅川はしばし呆然とし……無言のまま浅野の手を握った。
浅川:『……この借りは必ず返すわ』
浅野:『そんなのちょいとその豊かなチチを自由にさせてくれればヽ(`Д´)ノ』
浅川:『あら? 「そっち」の勝負がお望みなら受けて立つけど?( ゚Д゚)y━・~~~』
浅野:『……やっぱいいヽ(`Д´;)ノ』
【場面転換】
バックステージの廊下を田中理恵が歩いている。先日プロシードを上手く陥れたせいか上機嫌な様子。
ふと田中が足を止めた。正面から歩いてくる人物……堀江由衣が目に入ったからだ。田中に気づき、堀江も足を止める。
田中:『あらぁ由衣ちゃん今晩はぁ。最近調子良さそうじゃなぁい?』
堀江:『こんばんは、理恵ちゃん……あの、少しお話できる?』
田中:『へぇ? いいわよ、何かしらぁ?』
堀江:『どうしてこの間、プロシードαの人達にあんな事したの? あれ、理恵ちゃんの考えなんでしょ?』
大きな瞳で真っ直ぐ田中を見つめ、堀江は問いかけた。田中は一瞬ゾクリと寒気を感じたが、すぐに冷たい笑みを浮かべる。
田中:『当然「敵だから」よ。ゆかりちゃんは強敵だから、彼女を倒すためにはまず周りを潰さないと、でしょぉ?
先にやってきたのは彼女なんだから』
堀江:『あんな指錠まで使って?』
田中:『もちろん。冴えてたでしょ?』
堀江:『……VORで智秋ちゃんが必死に伝えたかった事、伝わってないんだね』
155 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:02:25 ID:Qa6IZxJo0
悲しそうな堀江の声。たかはしの名を聞き、田中の顔から笑みが消えた。二人の視線が交錯する。
堀江:『理恵ちゃん、あなたに試合を申し込みます。ローゼンメイデン興行以来、理恵ちゃんおかしくなった。
私は、前の優しい理恵ちゃんに戻ってほしい』
田中:『貴女までたかはしみたいな事を言うのね……いいわぁ、受けてあげる。
私にはこのスタイルが一番なんだって、体で理解しなさぁい』
田中が再び笑みを浮かべると、堀江は目を伏せ歩き去って行った。
堀江の姿が見えなくなると、入れ替わる様に川澄、能登、かかずが田中の背後に現れる。
川澄:『厄介な相手とやる事になったわね』
田中:『そうねぇ。あの「目」はちょっと面倒だわぁ』
川澄:『攻略法、聞きたい?』
川澄の言葉を聞き、田中は驚いて振り返った。川澄はニヤリと自信に満ちた笑みを浮かべた。
【スキット終了】
谷山:『Wellcome to the Sunday night VOW!!』
矢野:『皆さんこんばんは、日曜夜のVOWへようこそ! 今夜のメインは激戦必死です!』
谷山:『オリコンランキングで大活躍した由衣が、何と理恵にシングル戦を挑んだ! 由衣は今ノッてるぜ!』
矢野:『しかし田中は先日のプロシードに対する暴行の首謀者です。今日も何か企んでいるかもしれません』
谷山:『プリティーな由衣とビューティーな理恵に見惚れてるヒマは無いかもな。試合はこの後すぐだぜ!』
【シングルマッチ 30分一本勝負】
堀江由衣 VS 田中理恵
田中:『うふふ。その可愛い顔が赤く染まったら、さぞ素敵でしょうねぇ』
堀江:『理恵ちゃん……ううん、もう話はやめる。いい試合をしよう』
156 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:03:27 ID:Qa6IZxJo0
リング中央、短い言葉を交わす二人。観客席からは『Let's go YUI!!』の大合唱。
堀江のコーナーにはAice5メンバー、田中のコーナーには魔王軍メンバーが集まっている。
能登:『綾ちゃん、理恵ちゃん本当に大丈夫?』
川澄:『大丈夫よ。ゆみさんもよく見てて』
川澄が言うと同時にゴングが鳴った。リング上の二人は腰を落とし構える。
川澄:『由衣ちゃんも最初から相手を見切ってる訳じゃない。必ず何度か回転して受け流し、相手の動きを「見る」時間があるわ。
逆に言えば、その時間は由衣ちゃんも相手を完全には見切れていないって事。だから……』
その瞬間、田中がいきなりのトップスピードで堀江にタックル!
堀江は何とか回転して受け流す。が……
川澄:『こっちは様子見なんてせず、いきなり全速で攻め込めば由衣ちゃんは驚くはず。そこに隙ができるのよ』
何と田中はピタリと動きを止めた。回転する堀江が田中の方へ向いた瞬間、待ちかまえていた田中のボディーブローが炸裂!
前屈みになる堀江の顔面へエルボー! 堀江は吹き飛ばされ、リング中央でダウンした。
川澄:『……ね? こういう事』
能登:『綾ちゃんすごーい! やっぱり天才!』
かか:『なるほど……さすがよく見てるわね』
能登とかかずが感心する中、田中が堀江を抱え上げ垂直落下式ブレーンバスターの体勢を取る。
しかし堀江は田中の首をロックすると逆にスイングDDT!!
川澄:『あ、あら?』
頭を押さえながら立ち上がる田中に堀江のドロップキック!
ロープに振られ跳ね返って来た田中は、怒りの形相でクローズライン! しかし堀江は寸前で避けベリートゥーベリー!
その勢いで田中は場外へ転がって行く。
157 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:04:29 ID:Qa6IZxJo0
能登:『ね、ねえ綾ちゃん、ぐるぐるしてないのに、もう見切ってるみたいだけど……』
川澄:『あ、あれ? なんで? どうして?』
堀江:『川澄さん、一つだけ思い違いをしてます』
堀江は場外の田中に視線を向けながら、川澄に語りかけた。
堀江:『確かに「見切る」には少し時間がかかります。私は痛いのが怖いから、回転受け流しの間に相手を見る様にしてました。
でも本当は、攻撃を「受ける」のが一番なんです。相手の攻撃を受けて、その強さや筋肉の動きを「感じる」……
それが「見切る」ための最短距離なんです』
能登:『綾ちゃん……計算違い?』
川澄:『え、えっと、途中までは合ってたの! だから間違いじゃないの!』
堀江の説明を聞き、慌てる能登と川澄。しかし田中は場外で立ち上がり、堀江を睨み付けた。
田中:『わざわざそんな説明するなんて……余裕ってヤツかしらぁ?』
堀江:『ううん。私は正面から戦いたいだけ。隠し事なんて無く、お互いの全部をぶつけ合いたい。
智秋ちゃんは……そういう風に理恵ちゃんと戦ったはずだよ』
田中は小さく舌打ちすると、リングに上がりニヤリと冷たい笑みを浮かべた。
田中:『ほんと、うざったいわぁ……貴女も、たかはしも。心ごとへし折ってあげるわぁ』
言うやいなや田中は突進し打撃の連打! 先刻よりも速く、嵐のような打撃を堀江は必死に避ける。
全てを避ける事はできず、両腕も使いながらガードしていた。
だが次の瞬間、堀江は緊迫した表情でリングサイドの川澄を振り返った。
堀江:『危ないっ!』
叫ぶと同時に田中のパンチが堀江の顔面を直撃! そして何と川澄も吹き飛んだ。
堀江はリング中央でダウン、田中は驚いて足を止める。
田村:『綾ちゃん油断しちゃダメなんだぁ』
158 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:05:31 ID:Qa6IZxJo0
リングサイド……魔王軍が集まるすぐ背後に、漆黒のドレスと般若面を纏った田村の姿があった。
何とかガードしながらも10m近く吹き飛ばされ、川澄は驚愕の表情を浮かべる。
田村は能登のすぐ隣に立っているのだ。
能登:『ひっ……』
川澄:『ま……麻実に手を出さないで!』
浅野:『おーっと! そっちこそゆかりんに手は出させないぞーヽ(`Д´)ノ』
狼狽する川澄の前に、何と浅野が立ち塞がった。
川澄:『どいてよますみん!』
浅野:『やだね! あやちーこそ反省して良い子になれ!ヽ(`Д´)ノ』
組み合う二人の様子を見て、田村は獲物を見つけた猫の様に笑った。
田村:『うふふぅ……綾ちゃんは助けに来ないよ』
能登:『い、いやあぁーっ!!』
かか:『くっ……調子にのるなっ!』
突進して来るかかずをかわし、田村は逃げ出す能登を捕まえた。
そして川澄に見せつける様に、能登の顔面へ右拳を叩き込む! 客席まで吹っ飛ぶ能登。
川澄:『ま、麻実ーっ!!』
浅野:『おわっ!?ヽ(`Д´;)ノ』
凄まじい力で浅野を振り払い、川澄は田村へ飛びかかった。しかし田村はリングに上がり川澄の突進を避ける。
川澄は田村を睨み付けながらも、客席に突っ込んだ能登を助けに向かった。
浅野、堀江以外のAice5メンバーは突然の出来事に戸惑っている。
田村:『り〜えちゃん、この間は楽しい事してくれたねぇ』
田中:『……一人になったら大人しくなるかと思ったら、しつこいわねぇ』
159 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:07:43 ID:Qa6IZxJo0
田中が呟いた瞬間、田村のミドルキックが腹部を直撃! 悶絶する田中を見て、レフェリーがゴングを要請した。
●堀江由衣(5分47秒 田村ゆかり乱入による反則裁定)田中理恵○
ゴングなど関係無く、田村は田中の背後を取り投げっぱなしジャーマン!
リング中央の堀江を飛び越え、田中は反対側のコーナー近くまで飛んで行く。
再び田中に歩み寄る田村……しかしその前に堀江が立ち塞がった。
田村:『どいて』
堀江:『ダメだよゆかりタン。仲間に酷い事されて怒ってるのはわかるけど、こんなのダメ』
田村:『……どうして? どうして理恵ちゃんの味方するの?』
堀江:『違う! 理恵ちゃんの味方してるんじゃないの!』
リング中央で言い争う堀江と田村。その隙に田中はリングを降り、能登を抱えた川澄、かかずと共に足早に退場して行った。
それに気づき、田村は堀江を睨み付けた。
田村:『……ゆかりのジャマした』
堀江:『ね、ゆかりタン聞いて。怒ってるのはわかるけど、一人で無茶したらダメだよ。
プロシードαのメンバーが戻って来るまで、私達と一緒に……』
田村:『やだっ!!』
堀江:『ゆかりタン……そんなに、そんなに私がイヤ? そんなに……私が嫌い?』
申し出を拒否され、悲しげな声で堀江は問いかけた。それを聞き、田村は更に怒った表情になる。
田村:『相手の動きはわかるくせに……ゆかりの気持ちはわかってないんだね』
言うやいなや、田村は堀江が避ける間も無く平手打ち! 慌ててAice5メンバー達がリングに上がる。
田村:『あなたを嫌いだなんて、ゆかり一度も言ってないっ!』
涙声で叫ぶと田村はリングを降り、足早に入場ゲートへ消えて行った。
心配そうに堀江を見つめるAice5メンバー達。打たれた頬を押さえ呆然とする堀江。
【番組終了】
おぉ物語が動いてきてる
リアルタイムでみててこのワクワク感はたまりませんな
161 :
アメプロ好き:2006/06/04(日) 21:25:56 ID:Qa6IZxJo0
皆様こんばんはですー(*´∀`*) 相変わらず長いですがそのへんはご勘弁下さい(´・ω・`)
堀江、田村の話はある程度考えていたんですが、どうも今の流れだと使えないので新たに何か思いつくまで読者になります。
今の流れ面白いので、皆さんの試合を楽しみにしていますね(*´∀`*)
うーむ我ながら頭の回転が遅い(;´д`)
うぐぐ……疲れたのでもう寝ます(_ _)zzz
>>まとめサイトさん
色々と画像アップ乙です! いいなぁCDUTシャツ(*´∀`*)
週プロのたかはしキレイだなぁ……なんて思って見てたら、伊藤がノア道場行ってて何か笑ったw
>>161 アメプロさん乙です
伊藤のノア道場訪問は
まぁ三沢さんに逢いに行こうってだけの企画なんだけど
そこから伊藤が感じ取ってくれたらいいなぁとか勝手に思っております
失礼名前忘れてました
アメプロ氏乙です!
ますみんと姐さんが歩み寄ってるし、ほちゃとゆかりんもからんでるし今後が楽しみ
ゆっくり休んでいい案が浮かんだらまた戻って来て下さい
ちょっとひねくれたゆかりんが激しく萌えるのですが
浅川姐さん軽傷でヨカタよ。
プロシがゆかりん以外入院だと少々さびしい。
また姐さんのおしおきが見たいっすw
プロシードα、Aice5、魔王軍が上手いことからんでますね
浅川が今後どんな形で借りを返すのか色々想像してしまいます
そういえばPRIDEが放送中止とか
ライバルが減って総合団体ORICONが活発になるんですかね
〜キングレコード内スターチャイルドAice5練習場〜
練習場兼控え室でもあるこの部屋だが、落ち込んでいる堀江と浅野・たかはし・木村の間に少し距離がある。
田村:『相手の動きはわかるくせに……ゆかりの気持ちはわかってないんだね』
『あなたを嫌いだなんて、ゆかり一度も言ってないっ!』
堀江 「私、どうすればいいの・・・?」
たかはし 「さすがに堪えてるなぁ。あの試合以来ずっとだね。」
木村 「でも、これだけは2人の間でしかわからない何かがあるんだと思いますし・・・」
浅野 「ほっちゃんもだけど、ゆかりんも素直じゃないんだから。『好きだけど今はいっしょには組めません。ゴメンねブチュー』位すりゃいいのにヽ(`Д´)ノ」
木村 「なんでそんな発想が出るんですか・・・;」
神田 「こんにちはー。IC戦に向けて練習してきましたー。」
浅野 「おかえりー。ごめんね今日は練習付き合えなくて。」
神田 「いいんですよ。それに話をしてきたかったので。」
木村 「いいアドバイスもらえました?」
神田 「それはもう色々と。ってゆーかついでに来て貰っちゃいました。」
國府田 「どーもです〜。」
たかはし 「國府田さん!いらっしゃいませ。」
國府田 「智秋ちゃんVOR優勝おめでとう!!どの試合も凄く良かったよー。」
たかはし 「いえいえ。Aice5みんなのサポートのおかげですYO。」
國府田 「ジューシーポーリーYEY!!・・・もだいぶ知名度上がってきたね。
そのうち駅の待合板に書かれちゃうかもよ。気をつけてねー。」
たかはし 「ジューシーポーリーYE〜Y(^_^)v」
國府田 「えっとね。喫茶Fantasianお手製クッキーを持ってきました。由衣ちゃんもこっちで一息入れましょ?」
テーブルを囲み話始める6人。話は次第にこの間の田村-堀江のやりとりの件へ。
國府田 「あの試合は見てたんだ。途中ゆかりちゃんが入ってきて、えっ?と思ったらあれよあれよと言う間に・・・
由衣ちゃんは平手打ちだしゆかりちゃんは涙目だし、綾ちゃんは消えちゃうし・・・」
堀江 「私、なんか酷いこと言っちゃったんでしょうか?」
國府田 「そんな事はないと思うけど、置かれている立場から言ったらああなっても仕方ないのかな?とは思う」
堀江 「置かれている立場?」
國府田 「そ。由衣ちゃんはAice5のエース、ゆかりちゃんはプロシードαのエース。今はやっぱり相容れないんじゃないの?」
堀江 「それはそうかもしれないですが、私はゆかりタンを心配して、」
國府田 「きっとそれね。」
堀江 「?」
國府田 「貴方たちにしかわからない事があると思うけど、ゆかりちゃんは由衣ちゃんに心配をしてもらいたくないんじゃない?」
堀江 「そんな・・・」
國府田 「う〜ん、うまくいえないんだけど、由衣ちゃんも、ゆかりちゃんも意外と負けず嫌いじゃない。
そんな性格だとやっぱり自分が一番のライバルと認めてる人に心配されるのって嫌じゃない?」
浅野 「難しいな〜。プロシードには浅川みたいにそれはそれで恩に感じる義理堅い奴もいるからなーヽ(`Д´)ノ」
神田 「・・・ゆかりさんはツンデレ?」
國府田 「ま、深く考えすぎるのも良くないわよ。ただね、励ます方法は『元気出して』だけじゃないって事。
時にはいじわる言うのもありなんだよ。由衣ちゃんとゆかりちゃんくらいなら尚更。」
堀江 「!?」
國府田 「今全部分からなくたっていいんだよ、ゆっくり時間をかけて答えを探せば。
大丈夫。あなたとゆかりちゃんは誰がどんなに引き離しても、いつか必ず時が来るから。きっと何度でも。」
堀江 「・・・うん、私頑張ります。改めて胸を張ってゆかりタンの正面に立てるように。少し気が楽になりました。」
浅野 「おーし。それじゃほっちゃん、その時はこう言おう。 『時は来た!それだけだ。』ヽ(`Д´)ノ」
神田・木村・たかはし (苦笑)
浅野 「あ、あれ?ヽ(`Д´;)ノ」
國府田 「さ。由衣ちゃん。一段落した所でIC戦のお手伝い少し付き合ってね。朱ちゃん、試合するよー。」
神田 「えー?堀江さんとですかー?」
神田がクッキーを口いっぱいに頬張ってむせる所で場面転換
〜コナミジム内プロシード練習場〜
場内には田村ゆかりと広橋涼、そして広橋の傍らに付く大原(さ)。
広橋 「寂しいわね。」
田村 「うん。」
広橋 「私、まだまだ力が無いんだなぁ・・・」
田村 「そんなこと無いよ。みんな入院しちゃった中、涼ちゃんだけでもジムに来てくれて、
ゆかりすっごく嬉しいんだよ。ひとりだったら練習なんて気にならなかったもん。」
広橋 「さぁやが救援に来てくれたおかげで、私だけ致命打を受けなかった。でも・・・」
大原 「しみったれてもしょうがないよ。とりあえず、涼さんだけでも長期入院にならなかったのを良しとして。」
田村 「そうだよ。悠の分も借りを返すんだから。涼ちゃん、力貸してね。」
広橋 「・・・はい。(悠さんがホントは長期入院じゃなくてもいい事は黙っておこう。)」
大原 「そういえばこないだはますみんも援護してたけど、やっぱ思う所あったんだろうなぁ・・・」
田村 「ますみんは嫌いじゃない。ときどき邪魔するけど、悠に似てるから・・・。」
大原 「ますみんもそう思ってるんじゃないかな。ゆかりちゃんの事きっと心配してるような気がする。」
広橋 「堀江さんもそうなのかな・・・」
田村 「ゆいタンは・・・。」
大原 「?」
田村 「心配してくれてるのはすっごくわかる。でも、私はゆいタンにしてもらいたい事はそんな陳腐な慰めじゃないの。」
広橋 「・・・堀江さん・・・嫌いですか?」
田村 『そんなわけ無いじゃん!!私ゆいタンの事すっごく、すっごく、すっごく大好きだもん!!!』
あまりの大声での告白に顔を真っ赤にする広橋・大原。それを見て慌てる田村
田村 「あ、え、えっとね。違うの。うん。好きなんだ。好きなんだけど、嫌いなの。ゆかりの事ちっとも分かってくれないから。」
そこへノック
広橋 「はい。どうぞ?」
桑島 「ただいまー。頼まれたもの買ってきたぜ〜。あとお客様。」
田村・大原 「?」
椎名 「こんにちは。」
田村 「へきるさん!?」
椎名 「ゆかりちゃん元気〜?陣中見舞いにきたよ。ウォンチュ!」
桑島 「偶然入り口で会って。ここに来るつもりだったらしいんだけど迷っちゃったそうで。」
椎名 「そういう余計なことは言わないでよろしいw」
そういって買ってきた荷物から色々取り出し始める桑島、椎名
椎名 「喫茶Fantasianお手製クッキーを持ってきたのだ。」
大原 「何か色々ありますけど」
椎名 「味に当たり外れはあるけど、栄養はぎっしりだよ。
いっぱい持ってきたから余ったら悠ちゃんや他のメンバーにもどうぞ」
田村 「(一枚口に含む)・・・変な味の引いた。」
椎名 「気にしない気にしない。」
大原 「すみませんメンバーでもないのに貰っちゃって。」
広橋 「それ言ったら桑島さんはもうかなり頬ばってるんですが・・・」
椎名 「悠ちゃんも心配なんだけど・・・・とりあえず。ゆかりちゃん?由衣ちゃんに平手打ちしちゃったって?」
田村 「・・・・」
椎名 「あ、責めてるんじゃないよ。びっくりはしたけど、嬉しかったんだ。うわ、大胆って思ったよ。」
田村 「大胆・・・ですか。」
椎名 「モニターで見ててこの2人だと絵になるなーって。ドリカン時代からさらに磨かれたなーとか思う」
田村 「それは・・・1人じゃそんな大胆になれないけど、何を出してもゆいタンと2人だと不思議と怖くないって言うか。」
椎名 「相手をよっぽど信頼して無いとできないわよ、それ。いいライバルじゃない。
組んで良し、相対して良し。いいなぁそんな関係。」
桑島 「へきるさんも國府田さんがいたじゃないですか。」
椎名 「そうだね〜、マリ姉とは色々あったなぁ。私もお世話になったし、向こうも私から色々学んだとか言ってくれるし。
ライバルって世間は言うけど、私たち自身ではギスギスしたものじゃないってのがやっぱ嬉しいんだ。」
田村 「それは総合に行ってもですか?」
椎名 「うん。今も連絡取ってるし・・・このクッキーもそれなんだけどね。」
広橋 「関係が悪くなった事とか無いんですか?」
椎名 「マリ姉とガチンコで真っ向勝負ってのはそんなに無かったからね。むしろファンの人同士が『実際やったらどっちが強い?』ってのばかりで」
大原 「VOWのシングルベルトをかけて一戦しましたよね。」
椎名 「うん、負けちゃったけどね。でも負けても悔しくない・・・って言ったら変なんだけど、またいつかの楽しみが残るって言うのかな。
マリ姉との試合はいつもそんな感じだからいいんだ。次やりたいと思ったとき、絶対そこにいてくれるから。」
田村 (次やりたい時、絶対そこにいてくれる・・・)
ここでノック
広橋 「お客さんが多いわね。はい、どうぞ。」
桑谷 「失礼します。」
広橋 「桑谷さん?」
桑谷 「この間の試合を見て、見舞いに。コレちょっとしたお菓子だから食べて。」
田村 「ずいぶん沢山の・・・・・プリッツ・・・。ありがと。でも直接病院行けばいいのに。」
桑谷 「浅川さんと一対一で面と向かうのは・・・ちょっと気恥ずかしい。」
田村 「それなのにここに来るってのは何か別の用があるの?」
桑谷 「田村さん、私と試合をしてくれませんか?」
田村 「突然、どうして?」
桑谷 「今の私の力を知りたい。このままじゃAIのみんなに顔向けが出来ない。リーダーなんて名乗れない」
広橋 「VORで田中・たかはし戦をやって、尋常じゃないキズを負いながらあの粘り強い静さん相手に約15分の試合。
あなたが弱いなんて誰も思ってないと思うわよ?悠さんもあなたは侮れないって・・・」
桑谷 「どんなに言われても結果が全て。私はAIにプラスになることは何も出来てない。そんなリーダーに、みんなついて来る?」
広橋 「・・・・」
大原 「ますみんから聞いたよ。堀江さんにも挑んで何かを掴みたがってるって。」
田村 「ゆいタンにも?」
桑谷 「今現在、私の力はトップクラスからどれだけ遠いのか、それを知るにはコレしかないの。だから・・・」
田村 「ふ〜ん。ゆいタンもあなたとやったんだ。・・・いいよ。やったげる。」
桑島 「ちょっと待ったー」
田村 「何?」
桑島 「あのさ。その相手、私じゃダメかな?」
田村 「え〜?だってゆかりを指名してるんだよ?」
桑島 「いやでもさ、今ここでゆかりんに何かあったら浅川にどんな顔すりゃいいのさ」
田村 「ゆかりの力見くびってるの?」
桑島 「いやいやいや。強いのは良く分かってる。護衛を買って出た私が、たった数回の練習を見て『そんな必要ないや』って思ったくらいだから」
田村 「じゃあゆかりやる。」
軽くステップを踏みリングに上がろうとする田村。慌てる桑島。
桑島 「んーと、だから、そう。私の試合まだ見てないでしょ?あと、えーと、えーと、うん。プロシード5人がまた万全な状態で戻れるのを浅川も願ってる。
きっとそう。絶対。だから疲れるだけにしろゆかりんに負担をかけないように」
田村 「だから疲れないって。」
桑谷 (・・・私は放置?)
桑島 「えーと、とにかく、急な試合しちゃうと浅川が心配しちゃうから (無茶な事しないか)」
田村 「悠が心配する?」
桑島 「そう!それ!浅川が心配して胃がキリキリして入院期間が長引いちゃうかも。嫌でしょ?そんなの。」
田村 「・・・うん。」
桑島 「練習終わったら病院いくんでしょ?人の試合見るのも勉強になるからさ、ね?浅川のためにも。」
田村 「わかった。悠のためならゆかり我慢する。」
広橋 (QMAの時もそうだったけど、桑島さんもなんか時々おっちょこちょい・・・)
大原 (確かに・・・。)
桑島 「そーいうことだから。桑谷、勝負だ。」
桑谷 「なんか釈然としないんだけど・・・」
桑島 「私じゃ役不足か?そんな事言ってると痛い目見るぞー。」
椎名 「うーん。なんかの縁だし、じゃあ私がレフェリーをするよ〜。」
【VOW非公式 練習試合30分一本勝負】
桑島法子vs桑谷夏子
試合開始から、いきなりの「お兄ちゃん、大好き!」式スピアー。
桑島は勢いでコーナーまで押されるが真正面から受け止めきり、
肩を掴んで押し戻しそのままヘッドバッド。
桑島 「へっ。ガードの強さは伊藤静に負けないつもりだぜ。
その昔は極寒の精密機械とも呼ばれてたんだからな。」
と声をあげると桑谷をプッシュし間を取り、攻めて来いよと挑発。
桑谷は張り手、チョップ、張り手、チョップと繰り返しダメージを与えに行く。
これを桑島は全て受ける。ダメージが無いかのように、効かないよと挑発を繰り返す。
これで頭に血が上った桑谷は猛牛のごとく足で地面をこすり、
力を溜めて「お兄ちゃん、大好き!」式スピアーからデイジーブーケ(シュバイン)
後ろで垂直落下する桑島だが、頭を押さえながらも表情は平然として立ち上がる。
桑谷 「効いて・・・ないの!?」
桑島 「イイ攻撃だね、でも、重みが無いかな。」
桑谷 「なんですって?」
桑島 「私を打撃で倒すには早くて威力が無いと駄目だゼッ!!」
田村 「へぇ。うたれ強いじゃん。」
広橋 「確かに静さんばりに、受けがうまいわね。特に、受身が柔らかい。」
桑島 「もう終わり?技が少ないんじゃないの?ならこっちから行くよ!」
そういうと桑島は桑谷の顔面をウオッシュ。これはうまく桑谷もひっぺがすが、桑島も張り手、グーパンチと連打。そして
桑島 「ゆかりんとやりたいって言ってたよな。さすがに本家には及ばないが、
こんなことも出来るんだぜっ。『ゼルク!!』」
そう言うと桑島の表情が変わり、体勢が前屈みに低くなる。
広橋 「ゆかりさんの般若の子!?」
桑島 「・・・ソコマデ・・・ジガヲウシナッテハイナイケドネ・・・。」
田村 「何それ?それじゃまるでゆかりがバケモノみたいじゃん!!」
ぷーっと頬を膨らます田村。それにあわせるように桑谷に突進する桑島。
みぞおちにタックル一発、そして桑谷の頭にチョップを当て前傾姿勢にしてから持ち上げ、
『解き放て!(飛行機強奪背骨折り/ハイジャックバックブリーカー)』
大原 「こりゃまたエグイ技を・・・」
マットに叩きつけられた桑谷を休ませる間もなく桑島は後ろから片腕を取り、
ねじってから『Flores〜死者への花束(デストルネード)』
なおも『somewhere(アルゼンチンバックブリーカー)』と大技のオンパレード。
桑島 「サイゴハ・・・ワタシラシク・・・」
そういうと桑島の表情が元に戻る。肩で息をしている桑島だが
桑島 「AIのリーダーに敬意を表して、最後まで手加減しねーぞ。」
と一言、マットに叩き付けた桑谷にストンピング一発、
ふらつく桑谷を無理矢理立たせるとコーナーに上り、
桑島 「トドメです 塵と化しなさい これで、終わりです! 緋焔滅焦陣!!」
思い切ってジャンプをして桑谷の頭に脳天唐竹割り!!
ばったりと倒れた桑谷に覆いかぶさりそのままフォールで3カウント。
○桑島法子 (21分21秒 緋焔滅焦陣→体固め) 桑谷夏子●
田村 「ふぅん。一撃の威力はVOWでも5本の指に入るかも・・・でも、隙も多いね。」
桑島 「そう言うなよ〜、なんとなく華やかでバーッとしたのばっか練習し続けたら
こんなスタイルになっちゃったんだから」
椎名 「なんにせよお疲れ様。総合ではとても見られない豪快な技堪能させてもらいました。」
田村 「総合じゃ隙だらけでやられちゃうもんね」
桑島 「だから〜(泣)」
桑谷 「・・・わたしには何が足りない?」
桑島 「?」
田村 「実戦経験じゃない?」
桑谷 「実戦を積んだら、あなたのようになれる?」
田村 「さぁ。」
桑島 「おいおいゆかりん、そんな無責任な・・・。」
椎名 「はい。まず2人はシャワー浴びてきなさい。桑谷さんも。せっかくだから少し話でもしましょ?
ゆかりちゃん、もう少しいてもいい?」
田村 「へきるさんなら全然問題ないです。」
椎名 「ありがと。」
桑島桑谷の2人がシャワーを浴びて戻ってくる。
椎名・田村・広橋・大原の四人はすっかり打ち解けて談笑している。
椎名 「さてと。まずはお疲れ様。桑谷さんも。」
桑谷 「どうもです。」
椎名 「それじゃいきなり本題聞くわね。桑谷さんはAIのリーダーになって何したいの?」
桑谷 「ん、みんなを守って、みんなと一緒にベルトを目指したい。VOWで一番になりたい」
椎名 「AIはその目標に向かうために桑谷さんがリーダーじゃなきゃダメ?」
桑谷 「!?どういうことですか?」
椎名 「斉藤さんもいる、沢城さんもいる、森永さんも成長してる、
あなたがリーダーである必要性って何?」
桑谷 「それは・・・」
椎名 「あなたの攻撃に重みがないってのはきっとそこよ。」
桑谷 「?」
椎名 「桑島さん、プロシードの練習見て、もしくは参加して、何を感じた?」
桑島 「うーん、うまく言えないんだけど、誰とぶつかっても一人を相手にしてる気がしなかった。
試合の中での一発一発はそれほどでも無いんだ。でも向かってくるとき、技が来るときにオーラみたいなのを凄く感じた。
一人を相手にしてるのに、四人の気持ちが凄い乗ってくるんだ。プロシードα愛みたいなの。
痛いとか以上にだんだん怖くなって来るんだ。」
桑谷 「プロシードα・・・愛?」
桑島 「まぁそれはAice5も見てて感じるんだ。強い軍団って、そういった技とかじゃないところが強いんだと思う。」
桑谷 「技とかじゃないところ・・・」
桑島 「な〜んて、どこにも所属してない奴がいっても説得力無いけどな。」
椎名 「でも、そんな所じゃない?プロシードもAice5も仲間同士の結束力が凄いと思うな。
形の上ではリーダーっているけど、みんながみんなをすごく想ってる。特に悠ちゃんはその気持ちが強いみたいだけどね」
田村 「そうだよ。悠のおかげで、どれだけ気持ちが楽になったか。すっごい感謝してるんだから。」
椎名 「今の桑谷さんはまだチームのみんなも想いが一緒の方向を向いてないんじゃない?
というより、桑谷さんだけ別向いちゃってるとか。」
桑谷 「え?」
椎名 「VORで負けたこと、チームの誰かは責めた?」
桑谷 「いえ。・・・でも私はみんなに顔向けできない!!」
椎名 「って事を思い込みすぎなんじゃない?」
桑谷 「!?」
椎名 「だってさ、ダメならダメで、また立て直そう。頑張ろうオーッ!てのがチームじゃない?」
広橋 「そうです!ベルトを取ったこと無いけど、プロシードのみんなはいつもその心意気です。」
椎名 「これはチームだけじゃないわよ。ライバルにも言えること。ゆかりちゃん、由衣ちゃんともう戦えなくなったら・・・どう?」
田村 「そんなの絶対イヤ!!」
椎名 「本気で戦える相手がいる、自分の前に、いつでもいてくれる。これが一番幸せな事なんじゃない?」
田村 「うん。由衣タンにはそうでいて欲しい。そうじゃなきゃ許さない。」
椎名 「自分で言ってて歪んだ愛の形みたいに思えてきた・・・。」
大原 「さっきの告白にはびっくりでしたよ。『ゆいタンの事すっごく、すっごく、すっごく大好きだもん!!!』って奴」
桑島 「なに?そんな事いったの?聞きたかったー」
みんな笑い出す。田村一人だけ顔を真っ赤にしている。桑谷もそんな空気に思わずほっとする。
桑谷 (AIには無かった感じかもしれない・・。)
田村 「もう、なんで笑うの!ゆいタンも好きだし、悠も大好き。プロシードのみんなもすっごく好き。おかしい?」
椎名 「いや。そうじゃないけど。言ってる事とやってることがあまりにも違うから・・・」
田村 「ゆいタンは絶対私の前に来る。だからゆかりももっと強くなるの。悠やプロシードのみんなとずーっと。
きっとゆかりが強くなっても強くなっても、ゆいタンは絶対私の前に来る。絶対。
そしてそんなゆいタンをゆかりがやっつける。うん、それから、ゆかり以外に無様な負けは許さない。
ゆかりもゆいタンに負けないようにプロシードの障害になるものを全部どけていくんだから。
桑谷さんのAIもね。」
広橋 (ゆかりさん楽しそう。悠さん、私プロシードにいれて良かった。)
椎名 「さ、そろそろお開きにしましょうか。ゆかりちゃん、私も悠ちゃんの病室までお見舞いに行っていい?」
田村 「もちろんです。」
桑谷 「・・・いろいろありがとうございました。」
椎名 「あとは自分で切り開いてね。由衣ちゃんや、ここにいるゆかりちゃんはみんな何度か経験してることだから」
桑島 「さ、それじゃ私らも付いていきますか」
大原 「そうね。せっかくだし。」
桑谷 「私はここで失礼します。・・・浅川さんに宜しくお願いします。」
見舞い組と分かれた桑谷、一人空を見上げる
桑谷 「みんな、元気かなぁ。」
〜番組終了〜
11レスも行ってしまった・・・。本当は桑谷桑島戦だけのつもりで作ってたのが、
魔王軍・プロシードα・Aice5の流れ見ててどうしても組み込みたくなってしまった。
>>161 アメプロさん乙です。見ててマジでぐっと来たですよ。
乗れそうな流れ見つけたらまたぜひ雪崩込んできてください。
お待ちしてます。
>>168 PRIDEの放送中止。コレ、テレビ見るだけオンリー(地上波のみで)の格板住人とか
同思って見てるんだろう。プロレスが深夜で不遇を味わっているとはいえ、
ちょっとかわいそうな気はする。
あと桑島の選手紹介。
【極寒の精密重機】
桑島法子
(フリー・プロシード寄り)
タイトル歴:なし
得意技:緋焔滅焦陣(コーナーのトップから高くジャンプして脳天唐竹割り)
解き放て!(飛行機強奪背骨折り/ハイジャックバックブリーカー)
somewhere(アルゼンチンバックブリーカー)
Flores〜死者への花束(デストルネード)
ゼルク (一時的に気力を爆発させ一撃の威力を高める=田村ゆかりの般若の子モード劣化版)
私らしく (上のモード解除)
入場曲:Believe
備考:浅川と戦いたいという一念からVOW参戦。プロシードへ加勢中。
何気に1スレ目では世代的に田村・堀江と並ぶ三銃士と言われてた。
イメージは
【鉄壁の防御から一撃系の大技一発という戦い方のパワーファイター。
そのため同タイプ(見極めてくる堀江)や、高速の上威力が高い打撃を持つ(田村)
のような相手は分が悪い。ただし決め切れないと疲れたところへ重い一撃。
殴り合いの泥仕合にめっぽう強い。
ほーちゃんだから技のメインは中西学w 後は重みのある斉藤彰俊】
名無しの部屋さん乙です!
これで桑谷が吹っ切れてAIも活性化となるか?
桑島が中西スタイルって何か納得w
あと重箱の隅をつつく様で申し訳ないが…マリ姉が「ゆかりちゃんは涙目だし」って言ってたけどゆかりん仮面かぶってるから見えないんでは
アメプロさんの方は「涙声」ってなってたもんで
きっとゆかりんは、ほっちゃんと試合する時に仮面を外すんだろうな
>>181 名無しの部屋さん乙です
桑島、プロシードαはとんでもないのがサポートに入りましたな
今後の活躍が楽しみだ
>>168 PRIDEはアレだなぁ、ヲタじゃないライト層なファンがかわいそう
フジもあんだけやってたんだから、あっさりと放送予定を無かった事にしないで欲しい
もんだなぁ
おぉ〜くわほーかなり頼もしげですね! プロシ復活まで頑張ってくれそう
魔王様の王座に挑戦するのは、後藤、たかはしの順でしたっけ?ゆかりんはその後かな
たかはし戦でほちゃとも因縁できそうだし、魔王様は今後大忙しかもw
後藤が魔王軍入りすると活躍の場も増えそうですね
軍団入りといえば植田はどうなるんだろう
植田はIC戦の結果待ちだお
桑島→中西かあ
このスタイルだと「春と修羅」とか「銀河鉄道の夜」(たぶん寝技系)
の出番は無さそうですね
…こっそり裏技として期待(
グラヴィティーブラスト(ヘラクレスカッター)とかどーよ?
188 :
お前名無しだろ:2006/06/06(火) 23:56:52 ID:NXsA0oM2O
桑島がホーちゃんで中西になるのなら
三瓶由布子は永田さんになるのかと思ったら
さん《べい》だったのね。
189 :
お前名無しだろ:2006/06/07(水) 00:01:24 ID:JRKPX41E0
キモすぎ
ポーリーと御前でハーディーボーイズ
いやDXか?
>>190 DXは浅川と浅野で。
あの二人ならDXチョップも平気でやりそうだしw
>>182 あ、やば・・・「涙声」だった。
ゆかりんは『試合として来た訳ではないので仮面なしだった』
・・・って事でダメですか?w
>>183まとめサイトさん
超監督キャップ、アイテムとしてすごいお手頃な感じ。
リストバンドとかもあると良さそう。
ストパニで中原清水のタッグ復活とか見てて、
『チームの枠を超えた』タッグトーナメントとかやりたいなぁとかふと思った。
VOW内に参戦してるメンバーで、現状チームが違うけど組めそうなのをいくつか抽出してみて
すぐ浮かんだのは【沢城&真田組】や【しゅびっち・ぱよのエクセル組】、【門脇・福圓組】
あと、
VOW内で組んで試合をやった中では【伊藤静・たかはし智秋】
【浅野真澄・斉藤桃子組】【生天目仁美・落合祐里香組】
それに【中原・清水】と見つくろっていくと
8〜12チームくらいなら挙がりそうだなぁとかかってに妄想。
・・・スレの本筋とは違うことになりそうだけどw
新コンテンツで入場曲リストと販売予定の無いグッツ達を追加しました。
名無しの部屋さん
リストバンドは俺も欲しいなぁ、もしかしたらその内作るかもw
http://www.megg.jp/ ここのツール使って画像作ったんですけど、他にもポスターとかポーチ、時計など
作れるようです、皆さんも機会があれば試してみてはどうでしょう?
タッグトーナメント
面白そうだけど今のストーリーがひと段落しないと厳しいかな?
シングル、タッグ、いた黒、防衛戦が止まってるからそろそろ動かさないとあれかな?
まずは川澄対後藤のシングル戦かな?
タッグトーナメントかぁ……
やっぱりニセ富士山の頂上に刺さってる
マイクを引き抜くとかになるのかなw
男固め組の練習場。
タッグ王者ユカナ*ハルナが氷上&手塚とスパーリングに励んでいる。
ゆかな「ふぅ、この辺で休憩にしましょうか」
池澤「疲れたー! ティータイムにしよう、お菓子お菓子っ」
ゆかな「もうハルナったら。…ねぇ、恭ちゃんは私達の仕上がりどう思う?」
氷上「うん、正直なところを言わせてもらえば、万全とは言い難いわね。
タイトルマッチの日程も決まらないままじゃ調整もままならないし
そもそも現段階で組まれている試合数が絶対的に少な過ぎるのよ」
手塚「試合前に虎の子のベルトに傷がつかないようにって司令の気遣いなんだろうけど…」
ゆかな「くっ…そんな心配は無用なのに。私達はチャンピオンなのよ!?」
緒方「威勢がいいな、その調子で防衛戦も頑張ってくれよ」
練習場に現われた緒方司令。その後ろには岩男の姿が。
池澤「お疲れ様で〜す、それで病院の方はどうだったんですか?」
緒方「ああ、宮村の脚はそれほど深刻でもないようだ。じきに復帰できるだろう」
氷上「そうですか、それでさくらちゃんは…」
岩男「肉体的な損傷は既に完治しています。ただ、記憶障害の方は…」
緒方「はっきり言えば医者も匙を投げている状態だ。明日治るかも知れないし」
手塚「…治らないかも知れない?」
緒方「今のままではな。何らかの打開策が必要だ、何か…」
池澤「記憶を失ったときと同じショックをドーンと与えるってのは?」
岩男「それはあまりにリスクが大き過ぎます!
今のさくらちゃんは受け身を取れるかどうかも危ういんですから」
緒方「…荒療治だがやってみるか」
岩男「司令!」
緒方「私達はリングの上でしか輝けないんだ。その奇跡にかけてみよう。
池澤、防衛戦の調整もかねて、さくらとタッグを組んでくれ。
さて、後は対戦相手か。こちらは私に任せてもらおうか」
谷山「Wellcome to the Wednesday night VoW!」
矢野「皆さんこんばんは、水曜夜のVOWへようこそ!」
今日は丹下桜の復帰戦ですが、 いまだ彼女は記憶を失ったままという話です」
谷山「なんてこった! 俺とのセクシーな夜の想い出も忘れちまったってのか!?」
矢野「冗談はほどほどに。おっと対戦チームの入場のようですよ!」
入場してくるのはL/R。フリルのガウンを着た新谷良子と、シンプルな黒Tシャツの千葉紗子。
千葉の両手にはオープンフィンガーグローブが装着されている。
矢野「一見似ても似つかぬ二人ですが、タッグチームとしての実力は折り紙付きです!」
谷山「紗子は貧乳を隠すならTシャツよりも派手なガウンの方がいいんじゃねえか?」
千葉「うぉーい! テメ、ブッ殺すぞ!」
対する男固め組は池澤春菜とさくら。セコンドには緒方司令と岩男がつく。
岩男「ホントに大丈夫なんですの?」
緒方「危険だと判断したらタオルを投げる。さくらの底力に賭けてみよう」
さくら「ここ…なに? 怖いよ…」
緒方「さくら、お前は一人じゃない。みんながお前の帰還を待っているんだ」
【タッグマッチ30分一本勝負】
池澤春菜・さくら vs 新谷良子・千葉紗子
まずは池澤と新谷で試合開始。
新谷はトリックスター(水面蹴り)で足元を狙うが、池澤はジャンプでかわす。
低空ドロップキックで吹き飛ばすと、いっけ〜!!マグナ〜ム!!(ランニングエルボー)で追い討ち。
自軍コーナーにダウンした新谷に変わって千葉が入る。
じりじりと距離を詰める千葉は低い体勢のタックルでテイクダウンを奪うとサイドポジションへ。
アームロック狙いは池澤が力任せに振りほどき、スックと立ち上がる。
ミドルレンジで千葉はサイドキック。だが池澤はキャッチするとドラゴンスクリューで返す。
逆エビ固めで腰を下ろし、さらにHA*LUNApark(ルナ=腕極め逆片エビ固め)の体勢に。
リング中央でガッチリと決まるが、新谷がカット。ここまではタッグ王者・池澤のペース。
池澤は恐る恐るさくらとスイッチ。対する千葉も新谷と変わる。
完全に棒立ち状態のさくらに詰め寄ると、新谷は首相撲のポジションからヒザを連打。
ガードのできていないさくらを首投げで放ってサッカーボールキック。
覆い被さってカウントに行くが、さくらは既に戦意喪失しており、池澤がカット。
さくら「もういやだよ、怖いよ…助けて…」
池澤「さくらちゃん、早くこっちへ!」
あわてて四つん這いで自軍へ逃げ帰ろうとするさくらを背後から捕える新谷。
場内のあちこちからはその戦いぶりに失笑が起こり始めた。
新谷の投げっぱなしのジャーマン、変わって千葉がボディスラムに抱え上げる。
千葉「ベテランの三味線かと思ったけど、どうやら本当に素人さんに成り下がったみたいね」
そのままエスカリボルグ(エクスカリバー)でマットに叩き付けるが、さくらは受け身が取れずに首から落下。
客席からは「もう終わりかー」「どうした元チャンピオン」と冷ややかなブーイングと嘲笑が向けられる。
さくらの髪の毛を掴んで引きずり起こす千葉。フラフラと立ち上がったところに左右のビンタ。
岩男「司令、もうこれ以上は無理です! 」
緒方「クッ、ここまでか…」
千葉「ははっ、もうおしまい?」
さくら「笑うな…」
千葉「あ?」
さくら「私を…笑うなっ!」
千葉のビンタにカウンターの右フック! 千葉の口元からは鮮血がほとばしる。
千葉「な、なめんなっ!」
さらに大振りのナックルを狙うさくらだが、千葉は交わして胴タックルの体勢へ。
マットに引き倒してマウントポジションを取ると、さくらの顔面へ撲殺(マウントナックル)!
だが、パンチを振り下ろした千葉の顔が歪む。
千葉「ぐあっ! こ、こいつ…拳を…」
さくら「ううう、許さない、絶対に許さない」
千葉の拳に噛み付いて止めると、一気にオープンフィンガーグローブを噛みちぎるさくら。
岩男「あの華麗なファイトスタイルのさくらちゃんが…」
緒方「眠っていた獣が目覚めたか、だが…」
追い討ちを狙い勢いよく千葉に組み付いたさくらだが、背後から新谷がスレッジハンマー。
新谷が羽交い締めで掴まえたところに千葉のデュラン(飛びヒザ蹴り)
カットに入ろうと飛び込んだ池澤はグレコローマン式のスープレックス。
だが新谷もCANDY☆POP☆SWEET☆HEART♪(ブックエンド)で返す。
池澤を場外に放り投げて、新谷も場外戦を挑みかかる。
リング上には孤立したさくらと、血を滴らせる千葉のふたり。
ブレーンバスターを仕掛ける千葉。堪えたさくらは獣のような咆哮を上げながら、ボディブローを連打する。
さらにマットにヒザをついた千葉にストンピングの嵐。観客席もヒートアップするが、緒方司令が声を上げる。
緒方「さくらァッ! 殴る蹴るだけがプロレスじゃあないぞ」
さくら「でも…でも…みんな喜んでくれてるのに」
千葉「試合中によそ見してんなよっ!」
千葉の低空タックル。だが超反応でタックルを切ったさくらはダブルアームの体勢に。
そのまま千葉の身体を垂直に抱え上げると、旋回式フェイスバスターCherry A La Mode(エンジェルズウイングス)
まさかの新技に受け身を取り損ねた千葉は返せず、さくらが3カウントを奪取した。
池澤春菜・○さくら(12分3秒 Cherry A La Mode)新谷良子・千葉紗子●
観客から巻き起こる大さくらコール。
さくら「今の…何?」
池澤「凄い凄〜い! さくらちゃん復活!?」とさくらに抱きつく池澤。
さくら「わ、わたし…痛っ…たた」
池澤「あ、ご、ごめ〜ん」
緒方「ブランクもあるし、まだ完全復活とは行かないようだな、だが…」
さくら「体中痛いし、まだよく思い出せないけど、何だか…気持ちいいね。えへへっ」
岩男「さくらちゃん、おかえりなさい…ですわ」
緒方「銀河の平和を守ろうとする魂に火が灯れば、復活の日も遠くはないさ。
さあ、次はユカナ*ハルナが気合いを入れる番だ!」
池澤「はいっ!」
一応、丹下桜→さくらの決着を。
王者なのに影が薄いユカナ*ハルナも大変だなぁ…
【いたずら黒うさぎ王座戦 植田佳奈vs神田朱美】
植田は腕を取ったりのグラウンド戦法を使うが、神田はこれを嫌って距離を置く。
しかし植田は走りこんでエルボー!打撃ならばと神田もパンチで応戦してどんどん押して行く。
神田は植田をロープに振ってパワースラム。そして珍しくコーナートップへ上がるが、植田も追いかける。
危険なポジションで両者は殴りあうと、神田がヘッドバッドで植田を落としトップから太ましいレッグドロップ!
さらにもう一発狙うが植田はドロップキックで神田を場外に落とす。神田は顔面からセキュリティーフェンスに激突!
更に神田を鉄階段に投げつけようとするが、切り返されて逆に投げつけられる。神田は植田をリングに投げ入れて押さえ込むもカウント2。
神田は手を休めずに攻めるが、植田も蘇生してやり返す!神田はスキをついてスープッレックスを狙うが植田が切り返して「シンデレラエスカレーション」!
しかし植田はカバーにいかずにコーナーを登り、ムーンサルトプレスを敢行するも神田は立て膝で回避。そして植田にブルドッキング!
神田は「N・A・S・U」と叫びながらリング内をスキップし、植田の左胸めがけてエルボー!カバーにいくもカウント2!神田は悔しそうな表情で頭を抱える。
ここで神田が不用意に立ち上がると、植田が電光石火の「地球Merry-Go-Round」!更に素早くコーナーへのぼりムーンサルトプレスを極めるもカウント2.99!
植田は信じられないといった表情でもう一度カバーするもカウント2!あきらめた植田はコーナーへ行き、仕上げとばかりに神田が起き上がるのを待つ。
そして本日2度目の「シンデレラエスカレーション」の体勢に入るが神田はブロック!そして角度のあるベリー・トゥ・ベリー!
植田が起き上がると勝利をアピールして「Real Tsundere」を狙い植田を担ぐが植田は切り替えし、神田のタイツを掴んで強引に丸め込んでカウント3!
この結果には観客も呆然としている。
【IC王座戦 ○植田佳奈vs神田朱美×(ロールアップ・植田の防衛)】
試合後植田が入場ランプで勝利をアピールしていると背後から門脇がやって来てイスで植田をボコボコにする!そしてリング上の神田に目をやる。
と、今度は清水が登場して振り向いた門脇に「愛ックスボンバー」!ランプ上の清水とリング上の神田が睨み合って番組終了。
>>196-200 ナナとアンジェラ組んだ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━
本当タッグチームの豊富な軍団だ。ユカナハルナが存在感が無いのではなくて、周りが存在感ありすぎるんだと弁解してみる。
>>200 乙です、記憶はまだアレなのかな?
ユカナ*ハルナは影が薄いというか周りの抗争が
最近激しかったからなぁ
防衛戦の相手が決まれば、男固め組の動きも活発になるでしょう
>>201 特殊試合好きさん
IC戦乙です
次はいよいよ4WAYかな?
さくら復帰戦、
地獄帰りのウォーズマン(VSザ・マンリキ)思い出した。
いぬがみ興行に林原が参戦してた、こないだ千葉繁が参戦してた時も
思ったんだけどやっぱり最近の選手達と違いを感じるのは自分だけなんだろうか?
何がどう違うかっていうのはうまく言えないんだけど・・・
206 :
200:2006/06/08(木) 01:37:18 ID:Fa2iBRrO0
>>204 まぁぶっちゃけアレにインスパイアされたというナニは否定しないわけですが…
ムチを振るう緒方指令に「イエッサ、指令!」と応える場面や、
さくらが「氷の精神!」と目覚める場面を入れようと思ったけど無理だった
>>205 なんというかXディビジョンの若い選手と、昭和のプロレスが絡むような違和感がある
どちらがいいとか悪いとかは別問題としてね
ラブゲ、きらレボ出演の野沢御大まで行くともう違和感も感じようがないんだが
こばんわ。
この時間はいぬかみ興行から来た人が多いかな。
京田さん⇔林原閣下による
幻海師範にびっくりしたので明日早いというのに書き込みに来た。
> Xディビジョンの若い選手と、昭和のプロレスが絡むような違和感がある
おぉ判りやすい例えだ、なんか今日の見て昔の試合が見たくなってきたから
手持ちのビデオをあさってみるとしよう
野沢さんはドラゴンボール興行のイメージが強すぎるから
今あぁいうのが見れるのは逆に新鮮にも感じる
>>208 自分は一番近い記憶でデジモンテイマーズかも。>野沢さん
これを挟んでいたから悟空のイメージがやや薄くなったなぁ。
若手軍平野《超監督》綾の主戦興行ではAIリーダー桑谷も来てたねぇ(対戦はしてないけど)
VOWでも今後ありうるカードでちょっと笑った。
>>206 緒方指令がモップ被ってバラクるのかw
さくらは魔法の杖をポイポイ投げつけたりしてw
いぬかみ切ったのは失敗だったか……
よもや千葉繁や林原閣下が出たとは……
GMオフィスに呼び出され一人向かう川澄、
到着すると同じく呼び出された模様の後藤が部屋の中にいる
GM「やぁ、そろったね」
川澄「後藤もいるって事は防衛戦の事ですか?」
GM「そう、VORのダメージも抜けただろうし、そろそろいい頃でしょう」
後藤「お気遣いどうも」
川澄「けど、どのみち私の勝ちは変わらないんだしすぐにやってもよかったんじゃない」
後藤「・・・どういう意味」むっとした表情で言う
川澄「ヤング黒うさ杯にVOR、どっちも成績はいいけど、所詮私の敵じゃ無いって事よ」
後藤「たいした自信ね」
川澄「当然でしょ」
後藤「その自信打ち砕いてやる」
そういうと出て行こうとする後藤
川澄「負けたら魔王軍入り、忘れてないでしょうね」
後藤は何も言わず出て行く
GM「ふ〜ふ〜ふ、試合は今夜、楽しみにしてるよ」
GHVヘビー級選手権
王者 川澄綾子 VS 挑戦者 後藤沙緒里
後藤は一人川澄のセコンドには田中が着いて試合開始
ゴングと同時にダッシュする後藤、ランニングエルボーを叩きこむ
コーナーに追い込むとストンピングを連打、少し距離を取って串刺しドロップキック
即効で決めようとする後藤はデスバレードライバーです〜、G.G.Fと連続攻撃からフォール
しかしそれをカウント1で返す川澄、場内どよめく
川澄「この程度?やっぱりVORは小粒ぞろいのリーグ戦だったみたいね
この程度で準優勝だもの」
後藤「なんだとーー!!」
怒りの形相でつっ込んでくる後藤にカウンターで濃縮還元まほろDEATH(高速スピアー)
ダウンする後藤に川澄はキャメルクラッチ
川澄「まったく、軽く挑発しただけで熱くなって大技叩き込むだけの試合になるなんて、
やっぱりあなたは魔王軍に入るべきね、0から鍛えなおしてあげる」
そういうと技を解いて後藤を立たせ、Love! Love! Chuっ Chuっ!(打撃での高速ラッシュ)
ガードしてダメージ軽減するもコーナーまで追い詰められる、そのままショルダータックルを
三発決めると距離をとって串刺し濃縮還元まほろDEATH、悶絶する後藤を担ぎ上げると
リング中央に叩きつけるとフォール、しかしカウント2で後藤は返す
川澄「大人しくい寝てればいいものを」
後藤を立たせるとLove! Love! Chuっ Chuっ!から垂直落下式『だよもん星人』(サンダーデスドライバー)
で試合を決めた。
【王者】○川澄綾子(7分34秒垂直落下式『だよもん星人』)後藤沙緒里●【挑戦者】
試合後勝ち名乗りを受けると、はやばと引き上げていく川澄、一日残された後藤は田中に担がれて
退場していった。
王座戦書いてみました。
川澄たかはしの王座戦はどなたかお願いします
川澄vs後藤のシングルタイトル戦(川澄4回目の防衛)後
VOW控え室簡易ベッドに寝かされる後藤。横には担いでいった田中。
田中 「ま、コレが今のあなたの位置って事ね」
後藤 「・・・」
田中 「ヤング黒うさは私から見ればたいしたこと無いわ。でもVORは準優勝。
一応、私も参加した大会で私よりいい順位なのに所詮はその程度。
C組なら全敗ね。」
後藤 「・・・そのC組を勝ちあがれなかったくせに・・」
田中 「あらぁ、まだそんな減らず口きけるなら大丈夫ね。その程度で私が怒るとでも?
おばかさぁん・・・でもコレだけは言っとくわ。今のあなたのままなら桑谷夏子はおろか
伊藤静にでも恐らく勝てないわよ」
後藤 「・・・」
田中 「C組で当たった奴らを少しは認めてるわ。でも、私は負け続ける事は無いわ。
あなたは・・・また負けるでしょうけれど。」
後藤 「・・・・」
そこへ魔王でなくまほろ衣装の川澄が入ってくる。
川澄 「どう?後藤さん、自分の非力さを分かったんじゃない?」
後藤 「私の技なんて全く効いてないって言いに来たの?」
川澄 「そう言って欲しいの?・・・・そうよ。ちっとも効いて無いわ。」
後藤 「くっ・・・」
川澄 「悪いけど、今の私が一対一で怖い・いやらしいと思うのは数えるほどよ。
他の軍団では田村ゆかり、浅川悠、堀江由衣、ますみん・・・
そうね、広げて名前を挙げても沢城さん、清水愛ちゃん、
老獪さでは男固め組の上位陣・・・まぁ策士としては私は負けて無いけれど。」
田中 (策士・・・ねえ)
川澄 「理恵ちゃん何か言いたそうね。」
田中 「・・・別に。」
川澄 「とにかく後藤さん、あなたの名前はいつまでたっても出ても来なけりゃ怖くも無いわ。」
後藤 「・・・」
川澄 「あなたなりの戦い方、そういうのが無いのよね。
田村には圧倒的な力と速さ、堀江には特出した洞察力とバランス、
あの2人にはずば抜けたものが2つ3つとある。その点では私は策で勝負するしかない」
田中 (・・・)
川澄 「理恵ちゃん何?」
田中 「イヤ別に」
川澄 「あとは私には相手を見て戦い方を変える豊富な引き出しがあるつもり。
魔王も、まほろも、その1つよ。このへんすら分からないのなら、あなたと私の差は
・・・・決定的ね。」
後藤 「・・・・」
川澄 「折笠さんとの約束よ。あなたの所属、魔王軍が預かるわ」
後藤 「私は・・・誰かの軍門には・・・」
田中 「物分りが悪いわね。・・・所詮はジャンクかしら。」
川澄 「あら、私たちと組めばVOWのトップどころとガンガン戦えるわよ。
あなたにプラスになると思うけど?」
後藤 「・・・」
川澄 「大丈夫よ。あなたを手下にして使おうなんて思って無いわ。
(すっと目に睨みを入れて)っていうかあなたなんか・・・使えないわ。」
その目に少し寒気を覚えた後藤
川澄 「(睨みを解く)OK?」
後藤 「・・・あなた達、VOWトップのいい所を盗ませてもらう、そのために利用させてもらうわ」
川澄 「どうぞご自由に。なんなら寝首をかいたっていいわよ。出来るものなら。」
田中 「さ、話は完了ということで、後藤さんのタッグパートナーの話をしなきゃね。」
〜番組終了〜
川澄-後藤戦の後はこんな感じにするつもりだったのですが、
試合を作る余裕が無かったのでありがたかったです。
>>211-212まとめさん乙です。
とりあえず後藤正式に魔王軍入りです。
あとはタッグですが、ここで確定は見送りました。
さてと、いた黒王座戦もまずは植田防衛ながら再び神田は挑戦
こっちも熱くなってきたぞ〜。
男固め組も動きがあったし、こっちもそろそろ再始動させたいな。
・・・時間があれば・・・つД`)
久しぶりに来たら、いろいろ進んでてワクテカですw
>>147 若手さん
大原・バニラおいしすぎwフロブラになる前の岩佐のようだw
>>161 アメプロさん
あー…オイラ、アメプロさんの邪魔しちゃったかしら……。ごめんなさい(´・ω・`)復帰お待ちしてます。
>>166 GJ!
>>181>>217部屋さん
乙です。桑島がなかなかおもしろい選手になりそうで、こちらも試合の考えがいがあります。
>>200 ユカナ*ハルナの影が薄いのは王座戦が停滞してるからでしょうね。
いま挑戦権持ってるのは後藤沙緒里か…。相方で悩むなあ…。
>>201 特殊試合さん
IC戦キタ!まずは植田の防衛ですか。次のラダーマッチが楽しみです。
>>212 まとめさん
久々のGHVヘビー王座戦、乙です。誰も書かないなら自分が書こうかな〜と思っていたところでした。
さ、自分もプロシvs魔王軍第5ラウンドに取り掛かりますかね。
>>217 名無しの部屋さん乙
なんと言うか川澄たかはし戦とユカナ*ハルナの防衛戦が見たいがために
書いちゃいましたw
上にも書いたけど次のシングル防衛戦はどなたか、お願いします
自分にたかはしは書けないっス
さて後藤のパートナーは誰になるかな?
水銀燈×薔薇
>>218 水晶って事で田中後藤とかありそうだけど
コテ忘れたし、しかも途中で送ってしまった
イエローさん
プロシvs魔王軍楽しみにしてます
221 :
アメプロ好き:2006/06/09(金) 02:22:13 ID:FOsqStL00
深夜にこんばんはです。ちょいと多めに筋トレしたら筋肉痛が二日後に……歳はとりたくないもんです(´・ω・`)
最近動きが活発なECW。そういえばこのスレ見るまではポーリーといえばポール・ヘイマンだったなぁ。
もうあの頃には戻れませんw
>>166 おぉ田中の水銀燈コスプレ! 噂には聞いてましたが見たのは初めてです。GJ!
>>168 地上波オンリーのPRIDEファンだったんで、このニュースは痛いです(つд`) 再開しないかなぁ……
>>名無しの部屋さん
試合&スキット乙です! なるほど桑島はこういうスタイルか……パワーキャラ好きなんで嬉しかったり。
浅川、浅野を書いてる時も思いましたけど、桑島、桑谷も間違わない様にするの大変ですね。
あ、田村は
>>158で仮面を被ってると書きましたが、すっかり忘れて
>>159で『怒った表情』とか書いてます(;´д`)
なので涙が見えてても無問題ですw
>>190>>192 うはそのタッグ超ミタス! ブラックライトに照らされて頭を振るたかはし、伊藤。二人でDXチョップする浅川、浅野。
WWEでDX再結成間近らしいし夢が膨らみますな。
ちなみに『DXチョップ』とは↓の映像の10秒くらいにやってる動きです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=Q62DyGR7nUk&search=HHH >>196 丹下復活まで秒読みですね。なにげに千葉が良いキャラしてて嬉しい。
>>201特殊試合さん
植田の容赦無き丸め込みワロスw 4wayIC戦に向けてヒートアップしてますね。これは本戦が楽しみです。
>>218イエローさん
邪魔なんてとんでもない! 俺の考えてた方向と違っても、楽しく盛り上がってるのが一番です(*´∀`*)
222 :
お前名無しだろ:2006/06/09(金) 11:17:35 ID:NWbZcO6S0
222
Aice5スレにこんなの張ったの誰だw笑いすぎてはらいてーww
572 名前: 声の出演:名無しさん [sage] 投稿日: 2006/06/09(金) 02:55:52 ID:WwOk/JBN0
パープル たかはし智秋からの質問
Q255.あなたの一番好きなアメプロ団体とレスラーは?
神田朱未 A.TNA、クリスチャン・ケイジ。ピープスです。
たかはし 智秋 A.モチWWE!エッジ様!R指定の技を受けたいYO!
堀江 由衣 A. う〜ん…WWEのシナくんとオートンくんで悩みます。
木村 まどか A. ブロック・レスナー。ごめんなさい新日しか見てないです。
浅野真澄 A.ECW、テリー・ファンク。彼のファイトスタイルを参考にラジオのトークしてる。
木村新日ですかw
浅野はやっぱりハードコアなのねw
ちょwカンチピープスww
ほちゃのイケメン好きはプロレスでも健在だなw
>>221 DXチョップの動画を見てこのますみんAAを思い出したw
(`Д´) (`Д´)
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((ヽ(`Д´)ノ ((ヽ(`Д´)ノ
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もう負けるのが前提になってきてしまった大原とバニラ。
今日もロッカールームで何やら話し合っている様子。
大原:「結局この前も変な技で負けちゃうし、なんでかしらねぇ…」
バニラ:「…なんでですかねぇ。」
大原:「おかげで今日は試合は組まれてないんだけど、どうしようか?」
バニラ:「試合しないと勘が鈍りますよ!どこかに入れてもらいましょうよぉ。」
大原:「といっても今日あるのは後藤邑子vs相沢舞の試合しかないのか…」
バニラ:「なんていうんですかね、ハンデがあればいいんですよねぇ。
最初から相手がフラフラとか。そしたら楽勝じゃないすか!
そんなゲームみたいな話あるわけな…」
大原:「それよ!相手が弱ってればいいのよ!
つまりかくかくしかじかで、うまうまで…」
バニラ:「おおっ!それなら!やりましょう!」
大原:「とりあえず準備しましょ。これにもっと早く気付いていれば…」
本日の試合
【シングルマッチ20分一本勝負 後藤邑子vs相沢舞】
【シングルマッチ20分一本勝負 後藤邑子vs相沢舞】
若手軍提供試合。久々の後藤はウエイトレス姿。試合前にはお互いが握手。
試合開始早々に後藤は力比べを要求。それに応じる相沢。
体格に優る後藤は一気にコーナーまで押して一度ブレイク。
再度組み合ってヘッドロック、これを足を取って倒す相沢。
そこから足四の字を狙うと後藤がキックアウト、一度息を入れる。
今度は相沢が組みに行くと後藤は腹にトーキック。
両手を組んで背中に数発喰らわせるとロープに振ってラリアット!
たまらず相沢がエスケープ。そこへ後藤がパタタタ・ルン♪を敢行。
先に後藤が帰ってカウント18で入ってきた相沢をフォールもカウント2。
決めたい後藤はバックドロップを狙うとここで相沢が蘇生。
回避後に後藤に張り手からエルボー一閃。腹にヒザからブレンバスターを狙うも耐える後藤。
ならばとサミング!そこから豪快に後藤をブン投げていく。
立ち上がった後藤にランニングフォアアームをぶつけスパークフレイム!
フォールしにいくと1で返され今度は後藤が復活。
ヨロシク・トゥモローを連発し、フラフラの相沢に恋のミクル伝説を狙う。
ゆっくりとコーナーに上ったところで相沢に落とされパースマジック!
これを回避しお互い丸め込み合戦へ。最後のほうはヘロヘロになる両者。
と、突如CDUのテーマが!入場してくる大原とバニラ。
ニヤニヤしながら入場してくる。
リングインするとまず後藤に大原がラリアット!
バニラは大正琴で相沢に一撃食らわせる。
大原:「レフリー!大原・バニラvs後藤・相沢の試合に変更だ!ゴングを鳴らせ!
ルールは…ストリートファイトマッチだ!」
そう言い放つと大原はマイクを投げつけ後藤にパワーボム!
バニラは倒れている相沢に蹴りを連発している。
二人で勝利を確信し、同時にフォールすると何故か2で返される。
今度は相手を入れ替えてフォールするもやはり2で返される。
そうこうしてるうちに"超監督"平野と板東がリングイン。
平野は入って早々バニラにBreakthrough!
板東は延髄蹴りからいたひがしじありません!と繋いで最後はフットスタンプで大原を撃沈。
そこを平野が後藤を乗せて3カウントを奪った。
【ルール変更後 5分10秒 ○後藤邑子 フットスタンプ→覆い被せる ●大原めぐみ】
試合後にバニラがレフリーに抗議するも通らず。
平野:「あんたたち今度は試合中の選手を襲撃して勝とうとしたの?相変わらずしょぼいわね。
そんなんなんら一生勝てないわよ。CDU最弱、いやVoW最弱ね。」
大原:「くっ…」
平野:「なんなら次は私が一人で戦ってあげてもいいわよ?余裕なんだからね!
あなたたちが勝つチャンスなんじゃない?」
バニラ:「(チャンスですよ大原さん!受けちゃいましょうよ!)」
大原:「…条件がついてるんだろ?そう簡単にいくわけがない。どんな条件だ?」
平野:「お察しの通り。私が勝ったら…その格好でハルヒダンスでも踊ってもらいますか。
そして暫くはハレ晴れユカイで入場してもらうわ。」
大原:「んー…わかったわ。でもこっちも条件つけさせて。
勝ったら何かするんじゃなくて、メンバーの話よ。
あなた側のセコンドは一切介入禁止。これよ!
さっきみたいなのがあるとたまったもんじゃないわ。」
平野:「そこまでして負けたら大恥ね。いいわ、オッケーよ。
負けて恥をかくのはあなたたちよ!」
バニラ:「初勝利の予感ですよぉ!」
大原:「この(ピー)が!次回はリングの上でお寝んねさせてやるよ!」
>>227-
>>230 乙です。
壮絶な負けフラグがwww
ガイシュツとは思うが、ECWはモモーイ大好きなんだよな
親友のますみんもモモーイから影響を受けた、と思えばまんざらネタじゃないのかも
魔王軍ロッカールーム
後藤のタッグパートナー選出(及びしごき)の為スパーリングが行われた後の休憩中。
田中にじっくりと絞られた後藤は、タオルを顔にして天井を見上げ微動だに出来ずにいる。田中はさも『こんなものでバテちゃうのぉ?』と言いたげな顔をして少しも息も切らすことなく傍に立っているが、後藤の瞳は未だ力を失っていない。
一方、川澄の調整相手を務めていた能登は動きに精彩を欠いていた。
川澄(麻美子…もう吹っ切れたかとも思ったんだけど、やっぱり田村の件が尾を引いているのね…後藤と組ませてタッグタイトル取らせてあげたかったけど、これじゃ…)
そこへかかずが入ってくる。
かかず「ちょっと、今日の試合なんだけど…」
川澄「ゆみさん、GMは何か?後藤のタッグ王座戦はまだパートナーを決めてないし、まさか私のたかはし戦じゃないでしょう?」
かかず「それが、麻美子ちゃんのシングルマッチだって…」
能登「…私の?」
田中「あら、相手は誰かしらぁ?」
かかずの差し出した紙には、こう記されていた。
『能登麻美子 対 X:ストリートファイトマッチ無制限一本勝負』
川澄・田中「…はぁぁぁ!??」
かかず「GMを問い詰めたんだけど、『君にもお客さんにも内緒』の一点張りで…」
川澄「ちょっと麻美子!こんなわけのわからない試合呑めないわよ!GMに訴えてやるわ!!」
能登「綾ちゃん…」
田中「あらあら、心配性さんねぇ」
GM室
『X』らしき人物の後姿と、GMが話している。
X「いやあ、VOWに参戦できて、しかもあの『能登選手』とやれるなんて光栄です」
GM「そんなかしこまらなくていいよ〜。能登くんとも長い間やっているだろう?」
GMは暗にXの興行の事を指摘した。
X「…あー、いえだからそのー…、こちらの興行を春のCDU記念興行にわざとぶつけたわけじゃないですよ?」
GM「ぐ〜ふ〜ふ〜。別にそんなことは言ってないよ〜。君には実力派フリーとしていい試合を期待してるんだから」
X「ええ、ストリートファイト戦とはいえ麻美子ちゃんとは手も合いますし、いい試合をお見せしますよ」
GMは満足そうにうなずき、「では」とXは部屋から出て行く。間も無く入れ替わりで魔王軍がなだれ込んでくる。
川澄「GM!このふざけたマッチメイクは何!?」
GM「ん〜、お気に召さなかったかい?」
川澄「とぼけないで!ストリートファイト戦はともかく、この『X』というのは何よ!…まさか田村じゃないでしょうね!」
能登「…!!」
GM「いやいや、そんなことはしないよ〜。今組んだらゆかりちゃんがどう暴走するかわからないでしょ?身に覚え、あるんじゃない?」
魔王軍面々「…」
GM「大丈夫さ、ゆかりちゃんや由衣ちゃん、浅野、ユカナハルナみたいな各エースやチャンピオンとやらせるわけじゃない。あ、CDUでもないよ。まあでも、実力は折り紙付きだから頑張ってね〜」
川澄「だからって何で隠すような真似を…!」
GM「いや〜、プロシードの面々が一部療養中だったりして、どうカードを組むか悩みどころだったんだよね〜。僕も面白いマッチメイク組むのに苦心したよ〜」
釘を刺すGMにさしもの魔王川澄も口ごもる。
GM「そうそう、魔王軍のみんな乱入とかしちゃ駄目だよ〜。能登くんも、ICやハードコアの王座戦線から離れたくないだろう?」
そうすると能登が、
能登「…やりますよ」
と呟き、踵を返しGM室を出て行く。
あっけにとられた川澄をはじめ魔王軍は逡巡しながらも続いて出て行く。
GMは含みのある笑みを浮かべている。
かかず「本当に大丈夫?GMに嵌められている気がして仕方がないんだけど…」
能登「大丈夫ですよ。私は、田村にだって誰にだって負けません。それにストリートファイト戦だったらこっちのものです。相手を完全に潰してやります」
川澄「麻美子…」
田中「あらあら、ちゃんと気合入ってるじゃないのぉ。せいぜい私達の顔に泥を塗るような試合はしないでねぇ」
川澄「理恵ちゃん、」
田中「やだ、怖い怖い」
後藤「じっくり観させてもらいますよ。魔王軍の『先輩』の戦いぶりを」
能登「……」
場面転換、バックステージのモニター前
試合が始まるのを今かと待っているのは、広橋涼。
そこに声をかける影。
??「熱心ね、涼ちゃん」
広橋「…千和ちゃん」
斎藤「やっぱり、麻美子ちゃんのこと、気になるの?仲間もやられてるし…」
広橋「それも少しはあるけど…、いや、私が麻美ちゃんに勝てないようじゃ、いくらゆかりさんが強くてもプロシードは魔王軍に勝てない。少しでも戦いを観ておかないと…」
斎藤「…付き合うよ」
リングでは『かりぬい』をバックに能登が入場済みである。
観客共々「X」が誰であるか、固唾を呑んで待っている…ところにリングアナのコールがかかる。
『VOW初参戦。硬軟自在。稀代の悪女。子供達の人気者。今夜はそのどちらの面が観られるのか。唯一無二、小橋健太にある意味抱かれた声優、X、入場!!』
会場が暗転し、雷鳴が鳴り響く!…かと思うと会場がきらびやかにライトアップ!そして流れるはなんと『ケロッと!マーチ』!
エントランスに出てきたのは渡辺久美子!!
客席からは大歓声!リング上の能登は唖然としている。
そのまま上機嫌でリングに上がった渡辺は能登に手を振って愛想を振りまきすらした。
バックステージの川澄「やられた…麻美子がヒールとして一番やりづらい相手じゃない!」
【ストリートファイトマッチ無制限一本勝負 能登麻美子 VS 渡辺久美子】
渡辺「黙っててごめんね〜。でも、いい試合を見せようではありませんか、モア殿」
と渡辺はまず手を差し出す。能登は未だ戸惑っているが、それに応じ…寸前で手を払、いや、読んでいたかのように渡辺は手を引き、隙だらけの能登に容赦なく膝を叩き込む!
渡辺は苦悶の表情を浮かべる能登に容赦なくウッドペッカー・ヘッドバッド!(頭突き連打)
能登はたまらず場外へエスケープ。間断なく渡辺も能登を追う…がそこを狙って能登のソバット一閃、渡辺を捕らえて実況席にフェイスバスター!
立ち上がれない渡辺を尻目に能登は場外のマットを剥がしだす。そしてリング周囲を物色し…何故か置かれていたケロロプリント缶を剥き出しの床に設置する。
が、その間に渡辺が復活、何か大きい物で能登は痛烈に殴りつけられる!
渡辺「まったくもう、あんたはなにやってんの!」
手に握られていたのは中がずっしり重く詰められた買い物袋!観客からは「母!母!」チャント。
「わったしは荒野の〜運び屋さん〜」と呟きつつ、能登を軽々と肩に抱え再リングイン。
そしてそのままの体勢からマックスブレイカー!(カナディアンバックブリーカー)
試合は渡辺ペースで進む。トミノ興行でも見せたその実力・テクニックを如何なく発揮し、能登を圧倒。
能登は反撃の「ヒットをねらえ!」を試みるが、渡辺にガードされてしまう
渡辺「まみまみ、私に押されてるようじゃ駄目だなあ。やっぱりヒールは向いていないんじゃない?」
能登「?!!」
渡辺「お客さんも生天目さん達を潰した『能登麻美子』に、ある意味期待してヒートしてくれているうちはいいけどさ、田村さんはともかく私に軽くあしらわれてる様じゃヒールのあなたを見限るわよ?」
能登「そんなこと…!てゆーか迷惑千万?」
この試合で初めて闘志を見せた能登がラッシュ!ありとあらゆるキックの嵐を見舞う!
渡辺は「しまっちゃうおじさんにしまわれちゃう」式ガードポジションで耐え続けるが、ダメージが重なりガードが下がる。そこへ頭部への膝、渡辺は流血、ダウン。
能登は場外で凶器を物色し…鉄パイプを手に戻る。
コーナーでうつ伏せになる渡辺を見下ろし、狂気の瞳で「イッペン、死ンデミル?」と叫び、鉄パイプを振り下ろす!客席からは悲鳴!
しかし渡辺は直前で振り向き、能登に対して「アフロ軍曹」!!(火炎放射)
続けざま渡辺はとっておきのゴトラタン!(回転エルボー)
苦悶する能登を引き連れ、場外でラリアット2連発!動かない能登を、能登自身が剥がした剥き出しの床に設置する。
そしてリングに戻った渡辺はコーナーに上り、観客に「行くでありますよ〜、こんなんどっすか〜」とアピール。観客、「ケロロ」チャント。
声援を背に渡辺は場外の能登にフロッグスプラッシュ!!しかし能登は回避、渡辺はケロロ缶上に壮絶に自爆!
能登はおぼつかない足取りながらも、微動だにしない渡辺をリング中央に連れ戻す。
そして止めとばかり、鉄パイプ上に「Scoop!!」!!3カウント。
親交も深く、VOWでもその実力を十分に見せ付けた渡辺久美子をも、能登麻美子が容赦ない戦法で下した。
○能登麻美子 (16分39秒 鉄パイプ上へのScoop!!→体固め) 渡辺久美子●
試合終了後も能登はぐったりした渡辺にストンピング。
能登「あはははは!てゆーか優勝劣敗?」
そこにモニター観戦していたチワ斎藤、広橋涼が駆けつける!
斎藤「能登…アンタの好き放題にはさせない!この『監獄先生』が相手になってやるぞ!!」
能登「あら何…?AIとプロシードで組んで私を潰す気?でも…」
広橋「!」
試合終了するや否や、魔王軍は能登のもとへと来ていた!
ダメージのある能登に川澄が肩を貸し、かかず・田中・後藤が二人を取り囲み攻撃を仕掛ける!
かかず「ウフフ、広橋さん、また私にやられに来たの?」
広橋「く…!(私はまた…助けに来たっていうのに…!)」
圧倒する魔王軍だったが、一陣の風が後藤を薙ぎ払う!
池澤「いっけ〜!!マグナ〜ム!!」
ランニングエルボー一閃、タッグチャンピオン・池澤春菜が救出に駆けつけた!
あっけにとられる田中はもう一人の乱入者に気が付かない。
金田「わたしもいますよ〜」
と久々に登場した金田が田中にセントーン!
斎藤も隙を付いてかかずに「こんのボケガエル!」!たたみかけるように広橋がコーナーより小雪プレス!(コークスクリュー)
ケロロ興行での仲間達が、リング上に集結した!
優勢でないと見るや、川澄は落ち着いて能登を連れリングから降りる。
川澄「小物達が集まって何をするかと思えば…。あら、タッグチャンピオンさんもいたかしら。ごめんなさいね〜、じきに『挨拶』に行くから」
池澤「後藤、それに誰とでも!ユカナハルナは負けはしないわ!なんたって…」
しかし広橋がそこでマイクを取る。
広橋「…魔王軍!!私は…プロシードは…、いや、AIも、男固め組も、本隊も、他のユニットも!あなた達の暴虐を野放しにはしない!私は!こんな争いの無い…VOWにしてみせる!」
リング上へ大声援。魔王軍にはブーイング。
斎藤「涼ちゃん…」
川澄「ふん、今日のところは麻美子の吹っ切れた戦いだけで十分な収穫よ…。全王者達!そして全ユニット!前に立ちはだかる物の全ては魔王軍の前に散ることになるのを覚えておくのよ!」
リング上を睨みつけて魔王軍が退場。
すぐに出血の激しい渡辺は金田と斎藤に抱えられ救護室へと連れていかれる。
救護室
到着するや否や、
渡辺「ああ〜、きつかった〜!」
全員「!!?」
渡辺「いやあ運んでもらって済まないでありますなあ」
池澤「…平気なんですか!?」
渡辺「まさか!最後のはすごい効いたよー」
斎藤「相変わらずタフですねぇ」
渡辺「まあね、VOWもハードだけど、うちの興行も小さい子が相手なのが多いし、ごまかし効かないからさ。自然とこうなるわよ。まあでも悪女としてまみまみに負けるとは思わなかったけどなあ(苦笑)」
広橋「ははは…」
渡辺「でもさ、まみまみは強いよ。田村さんや川澄さんに及ぶかはわからないけど、GMの計算づくだったのかな、あのスタイルで吹っ切らせちゃったみたい。春菜ちゃん、タッグ王座に出てくるかもしれないし気をつけてね」
池澤「はい」
渡辺「それに涼ちゃん」
広橋「…はい」
渡辺「あなたのしたいことは、きっと大変で難しいことよ。その為には、強くなりなさいね。体も、技術も、心も」
広橋「なります!仲間を守れる、そしてお客さんと心が通い合える、そういう存在に!」
渡辺「ふふ、よ〜しであります。…さすがに疲れたなあ。私は休んでいくから皆は戻っていいよ。あ、朋子ちゃんちょっとガーゼ取ってくれる?」
金田「わかりました。じゃあ皆、私が看ていくから」
斎藤・広橋・池澤が退場。救護室は二人だけになる。
渡辺「ぐあ〜、やっぱもう駄目…」
金田「もう、無理しすぎですよ」
渡辺「だってさあ、仕方ないじゃん。…やっぱりGMに嵌められてたのかなあ、私CDUに声掛けられてたっておかしくないのに…」
―番組終了―
244 :
お前名無しだろ:2006/06/11(日) 15:34:24 ID:EUWeJ74A0
>>233-243 乙!ナベクミキタ!ケロロはなにげに豪華メンバーだな
「○○であります」口調はゆりしーよりケロロだと思う俺
ナガ杉ました…
能登関連、ゆかりんの復讐が終わったわけではないでしょうが、
ゆかりんの影に怯えるままだけでなくヒールとして一本通したかったのと、
本来さあやの出番だったのでしょうけど、戦力減退中(桑島の加勢があるとはいえ)の
プロシにおいて広橋を一本立ちさせる係としてケロロ軍曹ラインで攻めてみました。
そんなわけで広橋のとび技レパートリー追加です
小雪プレス (コークスクリュー)
出番があるかはわかりませんが、渡辺久美子の二つ名誰かお願いします…
>>245 乙
いや〜渡辺久美子きたか
ケロロ関係でタッグ組んだりしたらえらく強力なチームが出来そうだな
バックステージ
各選手がラダーマッチに準備をしている。
そしてなんと、今回の試合のためにGMは"いたずら黒うさぎ王座ベルト"を作ったとのこと!
【シングルマッチ 水田わさびvs宮崎羽衣】
*この試合は王座戦の前に行われました
試合は水田が有利な展開で進んで行き、宮崎は立ちあがるのがやっとの状態。
水田は重い打撃を宮崎の背中に何度も打ちつけ、チョークで弱らせてからボディスラム。
更にコーナーに上ってフライング・クロスボディ!しかし宮崎は落下の瞬間を睨み、水田を丸め込んでカウント2。
宮崎は盛り返して水田のみぞおちにパンチをお見舞いするも「ドラパンチ」を喰らって吹っ飛ぶ!
水田はカバーに行くが、カウント2で自らを離れる。そして宮崎を無理やり起こして「ドライガーボム」!
当然宮崎は返せずカウント3。
【シングルマッチ ○水田わさびvs宮崎羽衣×(ドライガーボム)】
果たして植田は初体験のラダーマッチでIC王座を防衛できるのか!?
PPVのお申し込みはお早めに!
(PPV直前のHEAT)きたか!
っPPV申込用紙
>>248 あれ?むしろTNA方式だと思ったんだがWWEなの?
いたずら黒うさぎ王座フェイタル4WAYラダーマッチ
【植田佳奈vs神田朱未vs門脇舞vs清水愛】
挑戦者3人が出揃った所で乱闘開始!植田もダッシュで登場し、ゴングが鳴る。
清水が植田を場外に落としプランチャを狙うが、植田はリング下から素早くイスを出し、清水の脳天に振り下ろす。
更に清水を鉄階段に叩き付け、リングにラダーを入れて早速登り始める。植田の登り方は危なっかしいカンジ。
ここは当然門脇が追っていき、ラダー中段からエレクトリックチェアで植田を撃沈!今度は門脇がラダーを登り始めると神田がカット。
神田は門脇をラダーから下ろすとクローズライン!ラダーをリング下に落とし、植田に「太ましいレッグドロップ」2連発!
ここで清水がラダーを持ってリングインして神田にラダーアタック!更に門脇にも一撃をかまし、神田にもう一撃加える。
と、植田が清水にスピンキック!すると清水はラダーに潰される形で倒れる。これを見た門脇はコーナーへ登り、ボディプレス!
更に門脇は神田をラダー上に投げようとするが持ち上げられず、逆に蘇生した神田が門脇にスパインバスター!
神田は門脇を場外に投げ捨てるとラダーを立てて登ろうとする。しかしここでリングでダウンしている植田に目をやる。
すると次の瞬間ラダー頂上から植田に向かって「太ましいレッグドロップ」!しかし体力を温存していた植田は余裕でかわして神田は自爆。
植田が悠々とラダーを登ると反対側から清水も登ってくる。2人はラダー上で殴り合うが、力で勝る清水が重いパンチで押して行く。
なんとか植田は踏ん張るが、門脇がイスを持って別のラダーを登ってくる。そして植田を殴ると植田はリング下へ落下。
そして門脇は清水と同じラダーに飛び移り、ラダー中段からサンセット・フリップパワーボムで清水をリング上に叩きつける!
全員がダウンしているところでCM。
果たしてIC王座の行方は!?
(CM明け)
門脇がラダーに登ろうとすると背後から神田が強襲!そして門脇の頭をラダーに叩きつけ、コーナーへとセット。
神田は対角線から強烈なスプラッシュで門脇を押し潰す。すると背後から植田がイスアタック!続けて「地球Merry-Go-Round」!
と、ここで水田&大原&バニラが乱入してくる!3人がかりで植田をボコボコにすると、水田はリング下から特大サイズのラダーを取り出す。
水田は門脇に登るように促すが、門脇は弱っていて登れない。すると水田は門脇を肩車してラダーを登っていく!
しかし蘇生した清水が水田の股下に潜り込み、担がれている門脇ごとパワーボムで投げ捨て、大原&バニラも排除してラダーを登り始める。
着々とラダーを登りベルトまであと少しになった所で神田がカット。そして起死回生の「Real Tsundere」で清水を轟沈!しかし神田もその場に倒れ込む。
全員ダウンの状態から植田が立ち上がり、場外から戻ろうとする門脇をエルボーでカット。リング内は植田と神田だけになる。
植田は立ち上がった神田に露骨なローブロー→「シンデレラエスカレーション」のコンボを極めるとコーナートップを目指す。
フィニッシュとばかりにムーンサルトプレスを狙うが、読んでいた神田は空中で植田をキャッチ。体勢を整えてスパインバスター!植田はリングに大の字に倒れる。
すると神田は「N・A・S・U」と叫びながらリング内をスキップし、植田の左胸めがけてエルボードロップ!植田は激痛のあまり場外エスケープ。
リングに誰もいなくなると神田はラダーを登りベルト奪取!TLCに引き続き、特殊試合に強い神田が新王者に輝いた!
いたずら黒うさぎ王座フェイタル4WAYラダーマッチ
【○神田朱未vs植田佳奈×vs門脇舞×vs清水愛×(ベルト奪取・植田が防衛に失敗。神田が第2代王者に)】
カンチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
おとボクにAice5メンバーのフル参戦も決まったし、調子は上向きだな
(おとボク原作派としては微妙な心境ではあるけれど…)
そういや植田の軍団入りはどうなるんだろ?
最近動きのないハードコア王座も気になるかも
おとぼく関連でAice5スレが荒れてるな
今回の事でAice5自体の好感度が下がらなきゃいいけどな
スタチャのゴリ押しのせいでAice5ヒールターンなんて事だけはカンベン
バックステージ・プロシードαロッカールーム
田村、広橋、大原、桑島がウォームアップの最中。そこへピンク色の例のドアが現れる。ドアが開いてGM登場。
GM「こんばんは、ぼくのぶよGM」
桑島「見りゃわかるよ」
GM「おや、手厳しいね」
田村「なんの用なの?」
GM「うん、今日の試合なんだけど、また魔王軍と組んでもいいかな?」
広橋「望むところです!……と言いたいところだけど、きっとまたなにか罠を用意してくるだろうし……どうします?ゆかりさん」
田村「う〜ん……いまはゲリラ的にあいつらを叩いていきたいんだけど…」
大原「やるべきよ」
広橋「さぁや」
大原「この前のゆかりんの奇襲と涼さんの啖呵で多少勢いを削いだとはいえ、あいつらを放っておいては不利になる一方だわ。
手駒も増えたみたいだし、能登さんも完全にヒールとして覚醒してしまったようだしね」
桑島「ゆかりんが復帰戦の勢いを止められたように、奴らの勢いも殺してしまおうってわけか」
大原「これはもうプロシードと魔王軍の喧嘩よ。一歩でも退いた方が負けるわ」
田村「……そうだね。悠たちが戻ってくる前に魔王軍を潰すくらいの気持ちじゃないとね。
ほーちゃん、さやかちゃん、ゆかりたちに力を貸してくれる?」
桑島「あったりまえ!!」
大原「全力でやらせてもらいます」
田村「ありがとう!」
広橋「ありがとうございます!」
GM「決まりだね。で、試合形式はどうしようか?この前はあちらが試合形式を指定してきたから今回はキミたちが決めるといい」
大原「ずいぶん気前がいいですね。いつもの理不尽ぶりはどこへいったのかしら?」
GM「うふふ〜。キミたちぐらいの選手になると、こちらで手を出さなくてもいろいろ考えてやってくれるからね」
桑島「楽な仕事だな。で、どうする?」
大原「策は必要ないわ。単純に力をぶつけましょう」
広橋「でもでも、向こうは絶対なにか仕掛けてくるよ」
大原「魔王軍が警戒しているのはゆかりんだけよ。私たちのことは見下しているわ」
田村「じゃあ、みんなとは普通に試合をするってこと?」
大原「ええ。その慢心が付け入る隙よ。そして私達には向こうが知らないことが2つある」
広橋「2つ?」
大原「そう。1つは桑島さんのファイトスタイル…つまり懐の深さと引き出しの多さね。もう1つは…」
桑島「あんたと涼ちゃんの絆の強さ、だな」
大原「ええ!この2つのアドバンテージを最大限に生かす方法は、ズバリ、タッグマッチよ」
田村「ゆかりとほーちゃん、さやかちゃんと涼ちゃんで組むの?」
大原「そう。桑島さんならどんな罠でも解除できるから、この前みたいにゆかりんが捕まる心配は無いわ。普通の試合になれば
あなたたちに勝てる人はそうはいない。そして私と涼さんは、タッグマッチなら誰にも負けない自信がある!」
広橋「さぁや…うん!!誰が相手でも勝てるよ!!」
大原「あえて策を使わず、実力で押し切れば、向こうの勢いを完全に止められるわ」
桑島「なるほどな。そのやり方、気に入った!」
田村「うん。それで行こう!ゆかり、今度こそ全力全開で暴れられそうだよ!」
広橋「ゆかりさん、勝ちましょう!!私たちが勝てば悠さんたちだって安心して治療に専念できますし!!」
田村「うん!」
【場面転換/バックステージ・魔王軍ロッカールーム】
能登、田中、かかず、後藤の前で川澄が今日の予定を発表中。
川澄「さ、今日もプロシード潰しよ。今度は向こうから仕掛けてきたわ。
タッグマッチ2試合、相手は広橋・大原組と田村・桑島組。こちらとしては好都合ね」
かか「助っ人もまとめて潰そうってわけね。でも、正直強敵ね。大原・広橋組はタッグチームとしての実績があるし
田村は言わずもがな、桑島も実力者だわ」
田中「あら、弱気ねぇ」
かか「失礼なこと言わないで。私は冷静に分析しているだけよ」
能登「かかずさんの言うとおりですよ。今回はどうやって田村を封じればいいのか……桑島がついてるから指錠も使えないし」
川澄「それは私に任せてちょうだい。ちゃんと作戦を用意してあるから」
田中「……大丈夫かしら」
川澄「理恵ちゃん、なにか言った?」
田中「別にぃ」
かか「で、こちらのオーダーは?」
川澄「大原・広橋組の相手は、ゆみさんと理恵ちゃん。田村・桑島組は私と麻美でやるわ」
田中「えぇ?なんでぇ?私のパートナーは能登さんでしょぉ?」
川澄「だ・か・ら!麻美は私のパートナーだって言ってるでしょうが!」
田中「せっかくおそろいの衣装用意したのにぃ」
川澄「ダメ!私、麻美がこっちに来てからまだ一度も組んでないんだから!」
かか「呆れた…100%私情ね…。それで戦力的に大丈夫なの?特に能登さん、あなた、田村相手でおびえずにちゃんと戦えるの?」
能登「大丈夫です。もう、怖くない」
田中「うふふぅ、たのもしい」
川澄「心配ないわ!麻美は私が守るから!」
かか「…はいはい、一生言ってなさい」
田中「で、この子はどうするの?」
田中はずっと黙ったままの後藤を指差す。後藤は反抗的な目つきで田中を見るが、田中は無視。
川澄「後藤さんは私たちのセコンドよ。あなたには少しやってもらうことがあるの」
後藤「……わかったわ」
川澄「さ、いきましょうか」
【CM】
とりあえずスキットまで。広橋・大原組vsかかず・田中組は今夜にでもやります。
田村・桑島組vs川澄・能登組は明後日以降になります。
>>230 大原また負けたw次はどんな負け方すんだろw
>>245 能登のキャラがこれで固まりますかね。私的には田中並みにふてぶてしくしたいんですが…。
>>251 やったー!カンチ初戴冠!!これは嬉しい!防衛戦も夢が膨らみますよ。vs野中とかvs白石とか。
あと、植田がこれでストーリー的にも完全フリーになりましたね。さ、どう動くか。
>>254 ソレはここでは触れないでいきましょう。荒れるのはイヤです。
どもです。外からなので試合でなく失礼。
>>230若手さん
大原(め)・バニラ組対平野めっちゃ楽しみです。
徐々に菊タローみたいなポジションを確立しつつあるバニラ組。
負けてもそんなところがVOWの名物試合って風格が・・・w
プロシ広橋が思ってた以上に広い交友範囲だったのを
>>233-243や
>>255-257イエローさんので再認識。
現状表立って動けるのが広橋・田村だけのプロシだったけど、
結果的には意外な形で広橋格上げのきっかけになるかも・・・。乙です。
さぁどう戦うよ?
そういや、池澤春菜はケロロにもいたんだなぁ。
こう考えると男固め組っぽくない引き出しもまだまだありそうだ。
>>245の二つ名
『カウント2.9の侵略者』とかどうでしょ?
特殊試合さん
Aice5━━━ヽ( `Д´)ノリ‘∀‘)(┃ヮ┃)('∇'* )(O朱O )━━━!!
カンチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ラダーマッチの実力者、本領発揮ってな感じで乙です。
さて防衛ロードはどうなるよ?wktk。
【CM明け】
かかず・田中組入場。場内は大ブーイング。しかし両者はそれをまったく意に介さずリングイン。
『リボン』が流れて広橋・大原組入場。場内は打って変わって大歓声!二人は自信に満ち溢れた表情でリングイン。
【タッグマッチ 45分一本勝負】
広橋涼・大原さやかvsかかずゆみ・田中理恵
先発は広橋と田中。お互いに距離をとって睨み合う。
田中「この前、ずいぶんと威勢のいいこと叫んでたじゃない?かっこよかったわぁ」
広橋「……」
田中「でも、ああいうことは自分の実力をわきまえて言うべきじゃなぁい?
少なくとも、本調子じゃなかったゆみさんにあっという間にK.Oされるような人が言っていい言葉じゃないわ」
広橋「……それなら、今日、この試合で、あれが口先だけじゃないってことを証明してみせる!」
田中「…できるかしらねぇ」
両者一気に距離をつめロックアップ。広橋踏ん張るが田中優勢。広橋をロープに押し込む。ブレイクが指示されると
田中はあっさりと広橋から離れる…と見せかけて腹部へトーキック!広橋の髪をつかんでヘアーホイップで投げ捨てる。
広橋は素早く立ち上がるが、田中はすでに目の前。パンチを連発して自コーナーへ広橋を追い込む。コーナーに釘づけにすると
顔を踏みつけながらかかずにタッチ。かかずはリングインすると田中と一緒に広橋の顔を踏みつける。客席からは大ブーイング。
レフェリーのチェックが入って田中はエプロンに下がる。かかずは広橋の頭をつかむとスナップメアからスリーパーホールド。
ジワジワとスタミナを削る。広橋が暴れて体勢が崩れるとグラウンドに移行、スリーパーで絞め続ける。
それでも広橋は少しずつ移動してなんとかロープへ。ブレイクが指示されると、かかずはすぐに立ち上がり広橋にストンピング。
広橋を起こしてボディスラムでマットに叩きつけると肩口にニーを落としてカバー。カウントは2。
かかずは広橋をヘッドロックに捕らえて自コーナーへ。田中がかかずにタッチしてリングイン。かかずがスナップメアで
広橋を投げると、田中は正面からサッカーボールキック!広橋ダウン。田中は広橋を起こしてブレーンバスターの体勢。
軽々と持ち上げるが、広橋は体を捻って背後に着地。後頭部へのドロップキックで田中を倒すと前転して自コーナーへ。
大原とタッチ。大原はリングインすると猛然とダッシュ!立ち上がった田中をクローズラインで倒してレッグドロップ、
チンロックとつなぐ。しかし田中は大原の頭を蹴り上げて脱出、立ち上がると大原に襲い掛かる。強烈なパンチを2発3発と
叩き込むが大原は怯まずやり返す。互角の殴り合いに客席からは声援が飛ぶ。
大原は田中のパンチをかわすとガットショットからDDT!田中を起こしてロープに振ると、バックボディドロップ狙いで
上半身を屈める。が、田中は直前でストップ。思い切り大原を蹴り上げると、腕を取ってルミナス・ハーティエルアクション!
危険な角度で大原をマットに叩きつけると、腕を取ったまま三角絞めへ移行。
しかしこれは広橋が田中の頭部への低空ドロップキックでカット。怒った田中はコーナーへ戻った広橋に襲い掛かるが、
広橋は冷静に田中の攻撃をガード、逆に張り手を1発入れると田中の頭をつかんでエプロンからリング下へ飛び降りる。
田中は喉をロープに引っ掛けられ、その反動で後ろに下がる。大原は田中に飛びついてエビ固め。
しかし田中は後転して立ち上がると大原の顔面目がけて低空ドロップキック!大原ダウン。田中は大原を起こして
自コーナーへ振る。そしてコーナーにもたれた大原へ、串刺し式のランニングブート!腕を引っ張って大原をリングに転がすと
かかずにタッチ。かかずはエプロンからコーナーに上り、ダイビングニードロップ!カバーするがカウントは2。
かかずはすぐに大原を起こしてリボンミントエコーを狙う。しかし大原はこれをフランケンシュタイナーで切り返し、
立ちあがったかかずにランサルセ!自コーナーのターンバックルに叩きつけて広橋にタッチ。大原がかかずをボディスラムで
叩きつけると、広橋はエプロンからトペ・アトミコ!かかずを起こしてロープに振ると自身も反対側のロープに飛ぶ。
広橋は勢いをつけると、ロープから返ってきたかかずへスピニングヒールキック!しかしかかずはこれを前転でかわすと
そのままロープへ。さらに勢いをつけて広橋へフライングエルボー!だが広橋は側転で回避し、かかずへローリングソバット!
かかずはこれを捌くとお返しのトラースキック!しかし広橋は回転してかわす。そして両者同時にドロップキック!!
華麗な攻防に客席からは大きな拍手が起こる。かかずと広橋は距離をとって睨み合う。
かか「やるじゃない。少しは練習してきたみたいね」
広橋「この前のようにはいきませんよ!」
かか「そう、ならこれはどうかしら!」
かかずは鋭い踏み込みからショートアッパーで広橋のアゴをかち上げると『哀天使剣』の体勢!しかしなんと広橋は空中で
体を捻って着地、ヘルメットバット、鈴音チョップと連続で叩き込むとかかずをコーナーへ振って串刺し式のアシタヘストライク!
前のめりに倒れるかかずをリングに寝かせると、広橋は『そらの すごい ムーンサルト』(BME)を敢行!!
そのままカバーするが、すぐさま田中がカット。田中は広橋に猛烈なストンピング。大原が救出に入ってくるが、蘇生したかかずが
それをカット。田中は広橋を場外へ蹴り落とすと大原の方へ向かう。かかずと揉み合う大原を背後から襲い、
高角度のバックドロップでマットに叩きつける!田中は大原を引きずり起こすと腹部へ膝蹴りを入れて前屈みにする。
そして、かかずとアイコンタクト。田中とかかずは大原を挟んでお互い逆方向のロープへ飛ぶ。ロープのリバウンドで勢いを
つけると、田中はシザースキック、かかずはルナティックアーチェリーで大原を上下から挟み撃ち!大原は前のめりにダウン。
田中は大原を引きずって場外へ。広橋が蘇生してエプロンへ上がってくるが、かかずがエルボーで再びリング下へ落とす。
かかずも場外へ降りると、広橋を鉄柱に叩きつける。レフェリーは田中と大原の方に気を取られ場外カウントを数えない。
田中は大原をフェンスに叩きつけ、鉄階段に叩きつけ、外国語実況席のテーブルに叩きつける。田中はテーブル上のモニターを
どけると、大原を連れてテーブルに上がる。
田中「プロシードに肩入れなんかしなきゃ、こんな目に会わなかったのにねぇ。さようなら、おばかさぁん!!」
田中は大原を『おばかさぁん』でテーブルに突き刺す!テーブルは破壊され、大原はダウン。ピクリとも動かない。
田中はVOWスタッフが座っていたイスを奪うと広橋の方へ。かかずは広橋を田中の方へホイップ、田中はカウンター気味に
イスでブッ叩く。広橋ダウン。田中はリングに戻り、レフェリーを引きつけて場外カウントを止める。その隙にかかずは
広橋を鉄階段にぶつけると、リング下からテーブルを引きずり出してセット。広橋をテーブルに乗せるとエプロンに上がり
助走をつけてトペ・コン・ヒーロ!広橋ごとテーブルを破壊するとリングへ戻る。すると今度は田中が場外に下りて
再びテーブルをセット。かかずがレフェリーを引きつけている隙に広橋を捕まえてエプロンに上がると、テーブルへの
チョークスラムを狙う。しかし広橋はロープをつかんで抵抗、膝蹴りで田中の動きを止めると、田中の頭を捕らえて
エプロンから飛び降りDDT!田中を場外に落としてエプロンに上がると、レフェリーと揉み合うかかず目がけて
スプリングボード・ミサイルキック!ダウンしたかかずを起こしてボディスラムで叩きつけると広橋はトップロープへ。
一気に勝負を決めるべくSSSP!しかしかかずはこれを転がって避け、広橋は自爆。かかずは広橋の立ち上がりざまに
ルナティックアーチェリーを発射!広橋ダウン。かかずは広橋を無理やり起こすと、たっぷりと溜めを作ったリボンミントエコーで
マットに叩きつけてフォール。しかしカウントは2.5。かかずは首をかっ切るポーズを見せると『大和魂!!』の体勢へ。
しかしここで広橋蘇生。手首のロックを振り解き、リバースフランケンシュタイナーでかかずを脳天からマットに突き刺す!
だが、ダメージが大きく次の攻撃に移れない。かかずは自コーナーまで転がって、戻っていた田中にタッチ。
田中はリングインすると、すでにフラフラの広橋を捕まえ、パンチとストンピングでいたぶる。
田中「なかなかがんばったけど、ここまでねぇ。頼みの綱のパートナーさんも場外でオネンネしてるし、もうあきらめたら?」
広橋「……ってない……」
田中「なに?なんて言ったのぉ?」
広橋「あなたたちは、さぁやのすごさをわかってない。私があきらめなければ、さぁやは絶対に帰ってくる。
そして、最後に勝つのは私たちだっ!!」
田中「……そう。じゃあ今すぐに終わらせてあげる!」
田中は広橋を『水銀党』でマットに突き刺しフォール。しかし広橋はカウント2.9で返す!場内は大歓声、客のストンピングで
会場が揺れる!田中は舌打ちをして立ち上がると、広橋を無理やり引き起こして、今度は『おばかさぁん』でマットに突き刺す!
だがフォールにはいかず、広橋をコーナーと平行にしてトップロープへ上る。『乳酸菌、とってるぅ?』を狙い、今まさに
ダイブしようとしたその時、大原が蘇生!イスを片手にエプロンに上がり、田中の腰を思いっきりブッ叩いた!!
大原は素早くリングイン、今度は正面から田中をブッ叩く!かかずが大原を排除しようと入ってくるが、これもイスで迎撃!
場内は歓声が大爆発!『SAYAKA』コールが巻き起こる。大原は広橋を助け起こす。
大原「涼さん、1人にしちゃってごめんね」
広橋「さぁや…信じてたよ。絶対戻ってくるって」
大原「さあ、一気に決めましょう!」
広橋「うん!!」
大原はイスをコーナー上の田中にぶつけて動きを止めると、田中に背を向けて立つ。広橋は田中のいるコーナーの
対角線上のコーナーへ下がると、大原に向かってダッシュ!大原は走ってきた広橋をカタパルトのように打ち上げる!
広橋はそのまま田中に飛びつき、スイングフランケンシュタイナーで田中を場外へ、先ほど田中自身がセットしたテーブルへ
投げ落とす!!田中はテーブルをクラッシュしてダウン、広橋は落ちる前にトップロープをつかみエプロンに着地、
そして場内は『Holy shit!』の大合唱!!
ここでかかずが蘇生、大原に襲い掛かるが、大原はカウンターでランサルセ!そのままかかずをマットに叩きつけると、
そこへ広橋がスプリングボード・小雪プレスで追い撃ち!
二人はかかずを引き起こすと『そらとレイラの すごい ブレーンバスター』(Wブレーンバスター)
『同バックドロップ』(Wバックドロップ)、『同パイルドライバー』(ハイジャック・パイルドライバー)と畳み掛けて
かかずを戦闘不能にして場外に落とす。しかしここで田中が復活。テーブルの破片を手にリングに戻ると、まず広橋に一撃!
そして大原の頭を思いっきり打ち抜く!テーブルの破片は衝撃で二つに割れたが、大原は仁王立ち。
田中は大原を捕まえて『水銀党』!!しかし大原はユラリと立ち上がる。その手には先ほど田中に投げつけたイスが握られている。
田中「なんで……なんで立ち上がれるのよぉっ!!『おばかさぁん』も『水銀党』も完璧に決まったのにぃぃぃ!!」
大原「あら、知らないの?フェニックスは蘇るのよ……何度でもね!!」
大原はニッと笑うとイスを田中へ軽くトスする。田中は反射的に受け取るが、そこへ広橋がスピニングヒールキック!!
イスごと田中の顔面を打ち抜く!!
大原「涼さん、後はお願いね」
広橋「うん、任せて!」
大原はコーナーへ向かってダッシュ、場外で立ち上がったかかず目がけてウンディーネでダイブ!勝負を広橋に託す。
広橋は田中を引き起こすが、ここで田中が蘇生。広橋を殴り飛ばすとイスを拾い、メッタ打ちにする。
田中「調子に乗るんじゃないわよぉ!!あんたなんかが!プロシードのおまけのあんたなんかが!!
この私を倒すって言うのぉぉぉ!!」
広橋「そうだよ!!さっきも言ったじゃん!私たちが勝つって!!」
広橋は田中が振り上げたイスをトラースキックで叩き落すと、田中の脳天に鈴音チョップ!
ふらついた田中を両腕をつかむと、回転してゴリースペシャルのように田中を背中に乗せ、そして高々と持ち上げる!
広橋の新技『コヨーテ』(レーザーズエッジ)が炸裂!!田中は大の字でダウン。広橋はコーナートップに上り、
大きく両腕を広げる。観客は大歓声で応える。広橋は声援を全身に浴びながら、必殺のカレイドスター・スプラッシュ!!
完璧に決まったこの一撃で3カウントが入る。
○広橋涼・大原さやか(32分34秒 カレイドスター・スプラッシュ)かかずゆみ・田中理恵●
【場面転換/バックステージ・】
田村と桑島がモニターで試合を見ている。画面の中では広橋と大原が抱き合って勝利を喜んでいる。
田村「……勝ったね」
桑島「ああ、あいつらやるなぁ!あいつらとも戦ってみたくなったぜ!」
田村「次はゆかりたちの番だね。……ほーちゃん」
桑島「なんだよ?」
田村「ゆかりの背中、預けるよ」
桑島「…ああ。ちゃんと守ってやるよ」
田村「うん、よろしくね。それじゃあ、行こう!!」
で、できた……。疲れた……。試合をわざわざ一から十までかくから長くなるんでしょうけど、
ちゃんと序破急のあるプロレスが好きなもので。これはやっぱりプオタのサガかしら。
田村・桑島組vs川澄・能登組は……今週中に書ければいいなあ。以下新技です
広橋 『SSM(そらの すごい ムーンサルト)』(BME)
『コヨーテ』(レーザーズエッジ)
広橋+大原 『そらとレイラの すごい ○○』(広橋と大原のオーソドックスな合体技全般。○○には技名が入る)
田中+能登 合体式『おばかさぁん』(変形Pd9)
『コヨーテ』はコヨーテラグタイムショーから。広橋ヒロインオメ!んで、レーザーラモンことスコット・ホールの
デビュー当時のリングネームがコヨーテなので、それと絡めてレーザーズエッジを当てました。
あと広橋には投げ技が無かったので。
ロッカールームで一人、長イスに腰掛けている植田。
植田「負け…たなぁ、これで完全に丸腰か」
中原「その割にスッキリした顔してるじゃない」
植田「麻衣…」
フラリと現れた中原は植田の隣に座る。
植田「うん、なんだろうね。ようやく肩の荷が下りたってカンジ? それにここ数試合でプロレスの奥深さが分かってきた…ような気がする」
中原「そっか、もう佳奈は大丈夫だね」
植田「………ん」
中原「…なーんて言うと思った? ヘコんでるのがバレバレだっての」
植田「麻衣…ちゃん、麻衣ちゃん、う、えぅっ、う、うわぁああん」
中原の胸元に顔を埋めて泣き出す植田。
中原「佳奈、今まで一人で頑張ってきたんだよね。だから今は、今だけは…」
植田「うわぁぁああん、麻衣ちゃぁん」
・・・・・
植田「ごめん、取り乱しちゃって…」
中原「あはは、可愛いやつめ」
植田「でも、吹っ切れたってのはホントだよ。あの王座はいつか取り戻す。
それに、麻衣…あなただって平気な顔をして私を慰めてくれているけれど、決して現状に満足してるわけじゃないんでしょ?」
中原「はは、流石に佳奈が相手じゃ私の演技もバレバレってことね。
愛ちゃんとのタッグ解消後は、みっくすJUICEの仲間とも離れて、L/Rに参加してみたり、また一人になってみたり、色々とやってみた」
植田「……」
中原「だけど、強くなるためにこれ以上、何をすればいいのか分からないの。それにお客さんだって次第に私という存在を忘れかけてる…」
植田「そんな、そんなことないよ!」
中原「この深い闇から抜け出したい、だけど…」
清水「一人で抜けられない闇なら、仲間と手を取り合って歩けばいい」
唐突に現れたのは清水愛。周知の通り、二人とは関係浅からぬ仲である。
中原「愛ちゃん…」
二人の別離の瞬間がフラッシュバックする。
中原『しばらくタッグはお休みにしよう』
清水『え?』
中原『私も考えてたんだ、今の私達じゃシングルもタッグもベルトには届かない』
清水『・・・』
中原『だから、しばらく離れて、お互い強くなったらまた一緒にやろう』
清水『・・・うん』
中原『それじゃ。愛ちゃん、もし愛ちゃんがベルト巻いたら、私が奪いにいくから覚悟しといてね』
清水『私も、麻衣ちゃんがベルト巻いたらこの右腕でとりにいくから』
複雑な表情で見詰め合う中原と清水。そして声をかけられないままでいる植田。
やがて清水の口からゆっくりと言葉が紡がれる。
清水「あのね、あれから正規軍の若手選手と組んで、ずーっと頑張ってきたんだっ。
だけど、あの頃みたいな熱くてヒリヒリした試合は出来なかった。
“お互い強くなったらまた一緒にやろう”って麻衣ちゃん、言ってくれたよね。
でも、でも私が強くなるために一番必要なのは…隣で一緒に笑ってくれる、
強くて、頼りがいがあって、だけど何処か抜けてる、麻衣ちゃんなんだ」
中原の瞳から溢れる涙。
中原「もう…いつの間にか立派なお姉さんになっちゃって…」
ゆっくりと寄り添うと抱擁する中原と清水。
その様子を見て笑顔で頷く植田。その瞳にもまた光るものが。
清水「それにね、佳奈ちゃんだって一人じゃないよ!
私が、麻衣ちゃんが、それにファンのみんなが復活を願ってるんだから。
さっきの王座戦で戦ってみて分かったの。佳奈ちゃんはこれで終わる選手じゃないって!
みんなで一緒にやろう。私は佳奈ちゃんに若手軍の旗を振って欲しいの!」
植田「愛ちゃん…ありがとう」
中原「それじゃ佳奈も私たちと一緒に!?」
植田「…もう少しだけ返事は待って。今の私には片付けなきゃいけない宿題があるんだ」
GMルームにて対峙するGMと植田。
GM「さて、約束どおりいずれかの軍団入りを決定しなくてはいけないんだけど…」
植田「ちょっと待って!」
GM「おや、まだGMであるボクを待たせようっていうのかい?」
植田「GM子飼いのユニットCDU、そのリーダーである水田とシングルで再試合をやらせて欲しい。
彼女もVOR予選の結果には納得していないはずでしょ?」
GM「君なりのケジメってわけ? …ふん、いいだろう。だけど、もちろん只でその要求を飲むワケには行かないね」
植田「敗者引退マッチでも、髪切りマッチでもお好きにどうぞ」
GM「おやおや、大事な大事な商売道具にそんなことはさせないよ。
そうだな、君が負けたらCDU加入…と言いたいところだが、それもうまくない。
こちら側に引き込んでも飼い犬に手を噛まれるのは目に見えてるからね」
植田「……」
GM「それじゃ、中原君の身柄をCDUで預かることにでもしようか。
一時は彼女が新ドラえもん興行に参戦するという話もあったからね」
植田「な!? 麻衣は関係ないじゃない!」
GM「ノーとは言わせないよ、これはGMの決定だ。さあ出て行きたまえ!」
GMルームから追い立てられた植田。拳を握り締めて必勝を誓う。
植田「絶対にこの試合は負けられない、私の未来のために、そして麻衣のためにも…!」
>>251 戴冠おめー。王者二人(+NO.1コンテンダー)を抱えるAice5…いつのまにか磐石に。
>>259 いただきます。そして選手紹介。
【カウント2.9の侵略者】
渡辺久美子(フリー)
タイトル暦:無し
得意技:ウッドペッカー・ヘッドバッド(頭突き連打)
マックスブレイカー(カナディアンバックブリーカー)
「しまっちゃうおじさんにしまわれちゃう」式ガードポジション
(キン肉マンにおける肉のカーテン)
ゴトラタン(回転エルボー)
フロッグスプラッシュ(ケロロ式)
―邪道技―
アフロ軍曹(火炎放射)
「母」の買い物袋(凶器代わり)
入場曲:「ケロッと!マーチ」
備考:元祖悪女のお茶の間声優。
飛び技からパワーファイト、邪道戦闘、コメディマッチ何でもござれ。
小橋健太にお姫様抱っこをされた(本人HPに写真あり)
ことに歓喜する生粋のプロレス好き。
望月成晃のファン。
取り留めのない技レパートリーに加え、大日本臭漂う試合ぶりになりましたが…
237の入場曲前の雷鳴は勿論「サンダーストーム」、エルボーはVガンのカテジナさんの載るトンファーっぽいのを使うMSより。
>>260-266 おお、スゲー!かかず・田中相手に勝っちゃった!
これで正規チーム内でのタッグじゃないというのだからまた。
そういえば桑島・広橋といえば「魔法少女隊アルス」で普通に競演していたのを思い出しました。
まあ、まず小島幸子ありきなので膨らませるのはまだ難儀ですが…
そろそろハードコア戦線あたり考えてみようかなぁ
皆さん乙です
IC戦は神田か、Aice5は今だタイトルの無いプロシと真逆な位置にいますな
植田水田の再戦、これは楽しみ中原の身柄がかかってるし植田も負けられないな
俺も久しぶりに何か書こうかなぁ
GMルーム。植田が立ち去ってから15分後。
超スピードで駆け込んでくる一人の選手。
GMルームのドアをバンッと開くや否や
「ちょっと!あれはどー言うこと???」
GM 「やあ。最近元気な平野綾ちゃん。大原バニラ組との試合宣言の撤回に来たのかな?」
平野 「そんなんじゃないわ。むしろそっちは勝つ気満々よ。そうじゃなくて、中原麻衣さんCDU預かりですって?」
GM 「情報が早いね。どこからそれを?」
平野 「さっき清水愛ちゃんが電話で話してたのを一部始終聞かせてもらったわ。」
GM 「いやぁ、つい今さっきの事なんだけれどねぇ」
平野 「私の情報網をなめないで欲しいわね。」
GM 「で?何で若手軍のあなたが、中原君を気にかけるのかな?AIでもL/Rでも無いのに。」
平野 「私のSOS団、いや、若手軍の更なる上昇のために彼女には愛ちゃんともう一回タッグを組んでもらいたかったのよ。」
GM 「へぇ。GHVタッグにも挑戦した事のあるそのタッグが復活したら楽しみだね。」
平野 「へぇ。じゃないわよ!私がCDUの2人をやっつけて、さらに勢いに乗って、
若手軍ここにありって行きたかったのに!」
GM 「で、そのまんま取り込んじゃおうと。」
平野 「さすが未来人のGM様。良くおわかりで。」
GM 「未来人ねぇ。ぼくは人でもタヌキでもなくて猫型だったんだけど。」
平野 「とにかくっ!つべこべ言わず、中原さんを返して頂戴。」
GM 「GMに物怖じしないその姿勢は結構だけど、それはできないね。」
平野 「何でよ?」
GM 「こちらとしては植田さんを大いに買ってるんだよ。
極端な話、あの子がどこに所属しようが自分でチーム立ち上げようが
こちらとしてはどうでもいい。お客さんが盛り上がるのが一番だし。
ただ、選手が持っている力を引っ張りだしてあげるためには私は何でもする。
それがGM。・・・超監督なんだよ。」
平野 「私を前に超監督を名乗るなんてやるじゃない。
今の私はヤング黒うさ一回戦敗退の時の私とは違うわよ。」
GM 「元気があってよろしい。でも、中原君は渡せない。」
平野 「・・・どうすれば返してもらえるのかしら?」
GM 「返すって、若手軍所属じゃないでしょ。」
清水 「じゃあ勝負しましょう。」
平野 「のわっ!!」
GM 「若手軍エース登場だね。最近イキイキしてきてるみたい。あの飯塚戦の時からもう一皮むけたかな?
で、どうするの?」
清水 「はい。私も麻衣さんと久しぶりに組みたいです。復活後の軍団の扱いは置いておいて、一試合組んで欲しいです。」
平野 「ちょっとー!若手軍として正式復活してもらうわよー!」
GM 「VOWのカードとしては大いに結構。して相手は?」
清水 「んー、AIなんてどうでしょ?」
GM 「いいよ。どうせならガツンと選んでごらん」
清水 「植田さんも試合が決まった、私と麻衣さんも仮復活・・・となれば相手は」
平野 「斉藤・森永組よ!!AI屈指の試合巧者とVORベスト4、
若手軍アピールの大チャンス!!相手に不足は無いわ!!」
GM 「だから中原君は若手軍じゃ・・・」
平野 「よーし。盛り上がってきたわ。このシリーズから若手軍進軍開始よ!!」
GM 「やれやれ。たいした娘だ。じゃあAIには連絡しておくよ。」
清水 「宜しくお願いします。」
平野 「そう、私たちの時代はこれからよ!!いい?ただの選手は興味ないわ。
VOWの中の、Aice5・プロシードα・その他腕に自信のある人がいたら、あたしのところに来なさい。
相手してあげるわ。以上」
そういって平野、清水はGMルームを去っていった。
GM 「一丁前に締めのセリフまで考えて。・・ま、がんばりなね。」
おはようございます。スキッドだけ。
魔王路線から少し離れてる若手軍・L/Rをちょっと賑やかしたい気がしてて。
ちょうどどちらにも絡めるAIと1つくらい接点をと思い、
若手さんの得意カテゴリーに顔だしてしまいました。
これにAIスキッドつけて一試合書いてみようかと。
まぁできれば夜にでも。
>>260-266イエローさん乙です。
タッグ戦はこの魅力があるんだよなぁ。
個々の実力なら勝ち目無いのでも組むとやっつけられるってのの典型。
1+1が3にも4にもなるとかならないとか。
・・・その意味では次の川澄能登vs田村桑島は逆になるかな。
たぶん個々での合計値なら田村桑島だが、川澄能登の連携は並じゃないぞ、と。
>>267-269 きれいなストーリーの流れで思わず
>>272-273を書きたいって思いましたよ。
・・・もし中原絡みで何か派生させる予定があったんだとしたらスマソ。
>>274 名無しの部屋さん乙
休みなんで徹夜してたらスキットがこんな時間に上がってきて
ビックリ、皆さんが書いてるの読むと自分も書きたくなってくるな
>>275 まとめさんどうもです。
自分はこれからもう少ししたら出発なのでこんな時間だったんですが、
レスがきてビックリw
ぜひ時間を見て試合書いてくださいな。スレが進んでると外でも楽しめるので。
ハードコアが停滞中って話題が出たときに、
実は清水とベルトを失い再出発の植田で浅野へ乗り込みって事を考えてたけど、
2人揃えてだと今ひとつハードコアってイメージが練れず、そんなうちに
>>267-269と。
中原が出てきたから、じゃあ・・・とかそんな流動的な感じでしたw
さてと。準備しつつ試合展開をかんがえるかな。
今後の流れとしては…
・川澄vsたかはし
・川澄・能登vs田村・桑島
・ユカナ*ハルナvs後藤・X
・植田vs水田
・清水・中原vs斎藤・森永
・平野vs山崎・大原
・神田の初防衛戦
後は桃井vs新谷が近く実現するのかな? ちょっとしたPPV並みのカードがならんでるカンジですね
AIの斎藤と森永は、植田、中原とはみっくすJUICEの仲間だったし、清水もワンダバスタイル興行に参戦してた仲とあって微妙な心境かも
GMルーム。GMに対峙するのはAice5の浅野真澄。
GM「来たね。それじゃ早速だが、本題に入ろうか。
知っての通り、VOR終了後は各タイトル戦線が賑わって来ている。
唯一の例外、すなわち君の持つハードコア王座を除いて…だがね」
浅野「む…」
GM「24時間挑戦可能なのに、君が相手では寝込みを襲おうとする選手もいないんだよ」
浅野「そんなことは私には関係ない。いつ何時誰の挑戦でも受ける用意はあるんだ」
GM「…ほぅ? それでは早速タイトルマッチを組ませてもらおうか。
とは言っても、最近はVOWも選手数が急増していてね。
GMとしては出番のない選手にも多少のスポットを当てなくちゃいけないんだ」
浅野「……」
GM「試合はロイヤルランブル形式で行い、最後にリングに残った者を王者とする。
もちろん現チャンピオンの登場順は……一番だ」
浅野「な、ナンダヨー、そのルール! 明らかに私には不利じゃないか!」
GM「いつ何時誰の挑戦でも受ける、だろう?」
浅野「くっ、それで挑戦者は? 5人? 10人?」
GM「それじゃしばらく挑戦者を募るとしようか。このルールなら手を挙げる選手もいるだろう。
君には期待しているんだ。是非ともチャンピオンらしく盛り上げてくれよ。うふふ」
浅野「チッ」
無謀なタイトルマッチを強いられた王者は果たしてベルトを守り切ることができるのか!?
ということで次回、ロイヤルランブル式ハードコア王座戦の開催です。
こうでもしないと、王者・浅野に対して勝算のある選手がいないんですよね。
新王者誕生なるか、それともチャンピオンが奇跡の全員抜きを達成するのか?
しかし、実はまだ誰を挑戦者候補にするのかも考えていません。
流石に30人登場させるのは無謀だろうか…。
とりあえず現在は抗争状態にない選手を招集する予定です。
なんかスゴい企画きたな。
ロイヤルランブルを名乗る以上、最低でも10人は欲しいな。
プロシと魔王軍は全面抗争中だから抜くとして、Aice5、AI、L/R、CDU、若手、本隊…
くすぶってる連中のステップアップにもなりそうだ。
池澤「G〜M〜」
GM「ん?今日は客が多いな、どうしたの?」
池澤「何時になったらGHVタッグの防衛戦やるんですか?」
GM「ん〜後藤君が魔王軍入りしたからそこからパートナー決めるけど、魔王軍はプロシードαと
抗争入っちゃってるからもうちょっとかかるね」
池澤「モチベーション下がっちゃいますよ、他のチームでもいいから防衛戦組んでくださいよ」
GM「そうは言っても急に出てこれるチームもいないし」
池澤「だったらシングルでもいいから試合組んでください」
GM「も〜ちょっと待ってて相手探すから」
そういうとなにやら資料を見始めるGMのぶよ、そこに新たな訪問者が
日高「お邪魔しまぁす、あら、先客?」
GM「おぉ珍しい人が来たね、どうしたの?」
池澤「ちょっとGM、私の相手は」
GM「だから待ちなさいって」
そういわれると顔を膨らましてブツブツ言いだす
それをよそに話し出すGMと日高
日高「出直したほうがいいかしら?」
GM「ふ〜ふ〜ふ、気にしないでいいから、で、どうしたの?」
日高「実はアサミちゃんの事で」
GM「真田君の?」
日高「えぇ、前のGHVタッグ戦で負けてから私の所でトレーニングしてたんですけど
結構いい感じに仕上がったんで試合組んで貰えないかと思って」
GM「おぉ、それはいい所に来てくれた、池澤君、対戦相手決まったよ」
池澤「へ?」
【シングルマッチ30分一本勝負】
池澤春菜VS真田アサミ
えぇ試合の方は後程
ロイヤルランブル式ハードコア王座戦の前に組まれたシングルマッチ。
まずはTLCマッチ以来の試合となる榎本温子が入場。対する赤コーナーからはゆかな。
希代の名タッグとうたわれたプリキュアのオリジナルメンバーに2代目が挑む。
【シングルマッチ30分一本勝負】
ゆかな vs 榎本温子
序盤こそ勢いよく押していく榎本だが、その動きはすべてゆかなに押さえ込まれる。
焦って放った「今はアイムじゃねえ!」もDDTで切り返され、
決め技であるスプラッシュ☆スター☆スプラッシュも避けられてしまう
最後はゆかながホワイトサンダー(ブルーサンダー)で危なげなく完勝。
○ゆかな(6分2秒 ホワイトサンダー)榎本温子●
ゆかなは「何アレ? 防衛戦前の肩ならしにもならないじゃない」と辛辣なコメント。
見栄えのする試合にこだわる彼女には不満の残る試合となったようだ。
一方の榎本はノーコメントのまま退場。このままで終わるとは思えないが…。
神田をIC王座にしましたが、ストーリー展開の激しさから絡ませることのできる選手が限られてきますね。
ところで今現在魔王軍・田中はフリー状態でしょうか?
それならばIC戦線に絡ませていこうかと思っているのですが…いかんせん単独のヒールが少ないですからねorz
>>279 うっお、シンパシー来たというか、
バトルロイヤル挑戦者決定戦でも考えてみようかと思ってたら
一気にランブル王座戦来たか!
本隊辺りの出場機会少ない組にとってここが面目躍如の機会。
Aice5から出すのは流石に難しいかもしれないけど…
さてどんな選手が…どんな順で…
(一瞬坂本真綾とか考えた)
現在サバイバーシリーズ04を観戦中。
>>283 田中はまだプロシとの抗争に必要なのでちょっと待っていただきたい。
勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
ヒールが少ないというのは確かに納得。いっそのことヒールを増やすのもいいかもしれない。
選手が増えるのがアレなら現在参戦中の選手の中から誰かヒールターンさせるとか。
ヒールが少ない今こそリアルヒール社長率いるL/Rが目立てる時では!
実力派ヒール魔王軍とヘタレヒールCDUがいるから、どんなスタンスにするか難しいが
>>285 優勝者ベノワだっけ?いっそのことのぶ代が優勝しちゃえよw
>>286 すっかり忘れていたL/Rの存在w
人数的にもokなのでヒール優勢の試合は作れそうですね。
ちょっとストーリーを考えてみます。
谷山「Wellcome to the Thursday night VoW!」
矢野「皆さんこんばんは、木曜夜のVOWへようこそ! 今夜はハードコア王者・浅野真澄がロイヤルランブルに挑みます!」
谷山「代わる代わる襲い掛かる美女・美女・美女! 出来れば変わってもらいたいもんだ」
矢野「しかし過酷な試合形式ですよ。絶対王者も万事休すなのでしょうか」
谷山「おっと、真澄の入場だぜ!」
ベルトを肩にかけて入場する浅野。その表情は不安よりも期待にあふれているようだ。
リング中央に陣取ると2人目の選手の入場を待つ。そこへ鳴り響くのは…GMのテーマ!
矢野「ま、まさかGMが現役復帰するということでしょうか!?」
谷山「おいおい、そりゃいくらなんでも無茶だろう」
浅野「はっ、まさかGM直々にお相手してくれるとはね」
GM「勘違いされちゃ困るな、ボクはこの試合に関するアナウンスをしに来ただけだよ。
今回の王座戦、選手数はチャンピオンである浅野真澄を含めて30人だ!
当然、29人抜きを果たさない限り、現王者は防衛にはならない」
浅野「30人か、上等だ…」
GM「また今回10人ごとにスペシャルな選手を用意した。まぁ後は見てのお楽しみだね。
それじゃ2人目の選手の入場だ。ゴングを鳴らしてもらおうか!」
ゴングと同時に会場に響き渡るのは『オトメロディー』AIの高橋美佳子の入場だ。
浅野「まずはおまえか…」
高橋「よーし、今日はやってやるぱよ!」
広々としたリングでじっくりと手首を取り合う浅野と高橋。次いで正規軍の佐藤利奈が入場し三つ巴に。
高橋に握手を求めて協力体制を取ろうとする浅野。高橋も笑顔で応える…と思いきやガットショット。
佐藤と共にWブレーンバスターで浅野を投げつける。4番手は同じく正規軍の野田順子。
これで一気に劣勢に立たされた浅野。高橋らは3人掛かりでオーバー・ザ・トップロープを狙う。
ほとんどギリギリでロープを掴んで、エプロンで堪える浅野。そこへL/Rの斎藤桃子が5番手で入場。
斎藤「ますみーん、助けにきたよー!」
浅野「よぅし、でかした!ヽ(`Д´) ノ」
斎藤は背後から佐藤を掴まえるとCROSS OVER(ゴリースペシャルボム)で叩き付ける。
次いでラリアットを狙う高橋の攻撃を避けると野田にドロップキック。場内は大きな拍手に包まれる。
6番手には斎藤のタッグパートナーでもあるL/Rの宮崎羽衣。これに斎藤は困惑の表情。
宮崎「ういっすー! 桃ちゃん、まずはチャンピオンの浅野さんを落とそう」
斎藤「え…え…いや、あの」
慌てる斎藤の背後から野田がスレッジハンマー。さらに高橋のぱよぱよカッター!
高橋は斎藤をフォールするが、ここは浅野が先程の礼を返す意味でカットに入る。
7番手で氷上恭子が入場。佐藤と野田がダブルのラリアットに行くが氷上は繋いだ腕を切る。
そして佐藤の後頭部へスーパーキック。氷上が押さえ込むと貫禄の3カウント。初の退場者は佐藤。
ひとり正規軍で残された野田は高橋に狙いを付ける。ここで8番手の板東愛が入場。
エプロンぎわの高橋を狙って猛ダッシュからレッグラリアットに行くが誤爆。野田がOTR退場。
野田「な、何すんねんっ!」
板東「い、いやぁ何のこと? 全然身に覚えがねーッスわ、あはは」
一方、王者・浅野は斎藤を働かせて自分はコーナーの上に座って高見の見物。
9番手で小清水亜美が入場。リングの中を高速で駆ける板東は氷上に不意打ちを狙う。
「かそくそーち!」と叫んで、三角飛びミサイルキックに行くが、氷上はキャッチ。
キャプチュードでトップロープごしに場外に放り投げる。これで板東も退場。
注目の10人目は…異色のファイトスタイルで魅せる犬山イヌコ!
リングに上がり、氷上と睨み合ったかと思うと、唐突に猫だまし! さらにチンクラッシャー!
フラついた氷上をスモールパッケージホールドで丸め込んで、あっという間に3カウント勝利。
犬山「ニャハハ、ざっとこんなものなのニャー!」
高橋、小清水、宮崎が小競り合いをしているところに11番手の野川さくらが入場。
L/Rの宮崎は早々に野川と合体。だが斎藤は浅野と野川の間でどちらにつくか迷っているようだ。
斎藤「ううぅ、どうすればいいか分かんないよー」
宮崎「桃ちゃん、何言ってんの! 早くこっちへ…」
だが二人が揉めているのを見た高橋が奇襲をしかけた。斎藤、宮崎と次々と場外に放り投げる。
12番手でCDUの大原めぐみが入場。平野戦前のウォーミングアップと言ったところか。
斎藤が消えて孤立した浅野へ襲い掛かるがカウンターのブーツを顔面に喰らって大原は悶絶。
リング上に残るのは浅野真澄、高橋美佳子、小清水亜美、犬山イヌコ、野川さくら、大原めぐみ。
この辺りから中盤戦。綱掛裕美、小林ゆう、バニラ山崎が順に入場してリングは混戦模様。
バニラは復活した大原と再度浅野を狙うが、あっさりとWショルダースルーで場外へ落下。
16番手で男固め組の望月久代がパタパタと入場。オドオドした望月に狙いをかけて綱掛が掴み掛かる。
慌てて身を屈めた望月に躓いて綱掛はボトムロープでひとりスタンガンを決めてしまう。
これで気絶してしまった綱掛を押さえて、望月がまさかの3カウント奪取!
順を追って相沢舞、手塚ちはるが入場。そして19番手で復活の宮村優子が入場してくる。
万全の体調を整えてきた宮村は、相沢に右フック。さらに小清水にハイキックと大暴れ。
ぱよぱよカッターを狙って飛びかかった高橋にはカウンターで顔面へナックルをブチ当てる。
宮村は流血した高橋を場外へ放り投げる。長く粘った高橋だったが遂に退場。
さらに宮村は近くにいた小林、相沢をOTRで次々と片付けて行く。その勢いにドヨめく客席。
野川を落とそうとする宮村だが、野川は空中でバランスをとってエプロンに着地。
リング上は浅野真澄、小清水亜美、野川さくら、犬山イヌコ、望月久代、手塚ちはる、宮村優子。
圧倒的に男固め組優勢の中、20番手で入場してくるのは、皆川純子!
場内から巻き起こる野太い純子コール。掴みに来る手塚を華麗に交わすと、雪広流合気柔術「雪中花」
マットに叩き付けられた手塚は起き上がれずに退場。皆川は「まだまだだね」と余裕の表情。
次いで後藤邑子、菊地美香が入場。ガルベローデが揃ったところで、菊地は野川に舞乙式エクスプロイダー。
浅野にモコナプレス。さらに犬山には乙女はDO MY BESTでしょ!を決めてピンフォールを奪う。
一方、ロープ際では望月と後藤が互いの前髪を掴んで場外に落とそうとし合っている。
後藤「放してくださ〜い、痛いです〜」
望月「やだぁ、そっちこそ放してよぉ〜」
そこへ宮村がつかつかと歩み寄る。恐怖でおののく後藤。にぱぁっと笑顔が零れる望月。
だが宮村は後藤もろとも望月まで場外へ。これで二人まとめてOTR。
23番手はAIの志村由美。野川に向かって不意打ちのピチカートを投げつけて視界を奪う。
そこへ浅野がhappyend(パンプハンドルスラム)で叩き付けると、L/Rのリーダー野川もフォール負け。
24番手には正規軍の金田朋子が入場。何故かリングインせずにグルグルとリングサイドを駆け回る。
金田「ぐふふ〜、ハードチビ朋先生の出番ですよ、ふぉ〜!」
レフェリーに促されてようやくリングに上がった金田に宮村が襲い掛かる。
グニャグニャと脱力した金田を相手になかなか思うように技がかからず焦る宮村。
背後から皆川が小手返しでダウンさせると、さんざん場を荒らしまくった宮村もタップアウト。
25番手にCDUの門脇舞が入場してくる。これで残りの入場もあと5人。
リング上は浅野真澄、小清水亜美、皆川純子、菊地美香、志村由美、金田朋子、門脇舞。
まずは小柄な志村をOTRで落とそうとする浅野。ドサクサにまぎれて乳を揉むことも忘れない。
絹を裂くような志村の悲鳴に男前の皆川が助けに向かう。リング中央で浅野と皆川の小競り合いが始まった。
気を取られた皆川の背後から門脇がエルボー。強引に後方回転エビ固めて皆川を退場させる。
26番手に入った若手軍の福圓美里が門脇と睨み合う。そのスキを突こうと殴り掛かる菊地と小清水。
無言のアイコンタクトでガルデローベの強襲をかわした門脇と福圓。一夜限りのTAMAGO復活だ。
期せずしてリングではタッグマッチが展開される。その脇では金田と志村がダダッ子のように腕を振り回して殴り合い。
27番手で酒井香奈子が入場。金田と志村の間に割って入ろうとするがWのカニ挟みで倒されると、押さえ込まれて即退場。
一方、久しぶりに3D HEARTを爆発させたTAMAGOが小清水から3カウント奪取。
28番手はL/Rの千葉紗子。掴みに来た志村の頭を掴まえると出足払いでダウンさせ、アームロックで志村はタップアウト。
孤立した菊地に門脇&福圓がこの日、2発目となる3D HEART!
菊地をフォールに行く福圓だが、裏切りの門脇は菊地の身体を引っくり返して福圓を退場させてしまう。
29番手は正規軍から落合祐里花。「ゆりしーがチャンピオンであります〜(*><)」とジャンピングリングイン。
だがトップロープに足を引っかけて脳天からマットに落下して失神KO。そのままタンカに乗せられて退場となった。
いよいよ最後の選手が入場。注目の30番手の選手は…白鳥由里!
リング上に残ったのは浅野真澄、菊地美香、金田朋子、千葉紗子、白鳥由里の5人。
ここまで出ずっぱりで肩で息をしている浅野だが、夢の29人抜きもようやく見えて来た。
3D HEARTを喰らって虫の息の菊地に狙いを定めた千葉。
「まずはアンタから消えてもらうよッ!」と大振りのフックに行くが、菊地をかばうように白鳥が正面に。
「そんな遅いパンチじゃ当たりませんよ〜?」と捌くと、スルリと背後に回ってチョークスリーパー。
キャリアの差を見せる白鳥が千葉を締め落として残るは4人。死力を振り絞った浅野の円刃の告死鳥で金田がダウン。
門脇は金田を引きずり起こすと、デリシャスタイフーン(ハリケーンドライバー)で追い討ち。そのままフォールに行く。
カットに入った白鳥はミドルキック。だが門脇は捕えるとドラゴンスクリュー。白鳥は自分から飛んで避ける。
片足を掴まれたままの状態から飛びつき三角締めに行く白鳥。一瞬で門脇の顔色が変わるが、両肩を押え付けてカウントを迫る。
カウント2で返す白鳥。三角締めのダメージでフラつく門脇に、菊地が不意をついてスーパーキック。
ダウンしたところへ菊地と白鳥がモコナプレス(ヒップドロップ)の波状攻撃。カバーに入った白鳥だが、門脇は下から目潰し。
隙を突いて丸め込むとまさかの3カウント。これでベテラン・白鳥も退場となった。
フラフラの浅野、菊地、門脇。まずは浅野が門脇におおきなあたま。門脇は菊地にメガパンダ(大外刈り)
何とか起き上がった菊地は浅野に舞乙式エクスプロイダー。ダウンした浅野に門脇がエルボードロップで追撃。
コーナーへと昇った菊地はマイスター☆フロッグスプラッシュで浅野の上に落下!
カウント2まで入ったところで、門脇が菊地をバックから掴まえてCOSMOS DRIVE(ジャーマンスープレックス)
菊地はバク宙で着地したかと思うと、片膝立ちで起き上がる門脇の顔面に低空ドロップキック。力ずくで押さえて門脇も退場。
満身創痍の浅野と菊地の熱視戦。そして既に技らしい技もなく互いに殴り合う。
そのままロープ際でOTRを狙ってもつれる2人。浅野がトップロープを超えて落ちそうになるもエプロンに着地。
菊地を掴まえると、場外に向けてブレーンバスターを放つが、菊地は空中で体勢を変えて浅野を押しつぶす。
そのまま同体で落下する浅野と菊地。
谷山「おい、最後に残った2人が同時に落ちちまったぜ!」
矢野「こ、これは一体どうなってしまうんでしょうか…あ、VTRが出るようです」
スローモーションのリプレイで見ると、ほぼ同時ながらギリギリで菊地の右手が場外に触れている。
矢野「…と、と言うことは」
谷山「つまりハードコア王者である浅野真澄が防衛ってことだ!」
浅野「よっしゃあ! 29人抜き達成!」
会場を埋め尽くす客席から巻き起こる怒濤のような歓声。だが…
金田「うぅ〜ん、う、うるさいなぁ〜、眠れないじゃないれすか」
いつの間にか姿を消していた金田がリング下からゴソゴソと現われた。
浅野「………は?」
谷山「お、おい、これは一体…」
矢野「金田選手…そ、そうです。金田選手はまだ退場していません!」
浅野「な、なんだとー!? だいたいオマエ、今までどこに行ってた!ヽ(`Д´) ノ」
金田「えーと、門脇さんに投げられて…気を失ったところまでは覚えてるんだけど…」
矢野「リプレイを見てみましょう!」
門脇のデリシャスタイフーンを喰らいフォールされる金田。そこへ白鳥がフォールに入る。
気持ち良さそうに昏睡している金田はゴロゴロと寝転がったかと思うとボトムロープを潜り、リング下へ落下。
さらにエプロンマットをくぐってリング下へと転がって行ってしまった。
金田「あー、そか。朋先生は明るいとこじゃ眠れないんだ!」
浅野「オイ! こんなんアリか!ヽ(`Д´) ノ」
金田「まー、そういうこともあるんじゃないですかねー」
GM「いやぁ、お疲れお疲れ」
浅野「おい、どうなんだ、この裁定は!」
GM「まぁ面白かったしいいんじゃないかな? 今回は金田君の勝ちってことで」
浅野「そんな適当なんでいいのかよ! ナンダヨー!ヽ(`Д´) ノ」
○金田朋子(42分53秒 オーバー・ザ・トップロープ)浅野真澄●
※金田が第2代GHVハードコア王者に。
入場順…浅野、高橋、佐藤、野田、斎藤、宮崎、氷上、板東、小清水、犬山イヌコ
野川、大原、綱掛、小林、山崎、望月、相沢、手塚、宮村、皆川純子
後藤、菊地、志村、金田、門脇、福圓、酒井、千葉、落合、白鳥由里
退場順…佐藤、野田、板東、氷上、斎藤、宮崎、大原、山崎、綱掛、高橋
小林、相沢、手塚、犬山、望月、野川、後藤、宮村、皆川、酒井
小清水、志村、福圓、落合、千葉、白鳥、門脇、菊地、浅野
浅野「あ、ありえねえ…」
金田「ぐふふ〜、二階からボタモチだね〜」
浅野「どんなボタモチだよ!ヽ(`Д´) ノ」
勢いに任せてタイトルを移動させた、今は反省している。
まぁ金朋なら好き勝手に挑戦したり、タイトル移動してもアリだし、ベルトの活性化ということで…。
>>292に抜けがあったよ…
× 背後から皆川が小手返しでダウンさせると、さんざん場を荒らしまくった宮村もタップアウト。
○ 背後から皆川が小手返しでダウンさせると肩固め。これで、さんざん場を荒らしまくった宮村もタップアウト。
乙
いや〜新王者金田かタイトル移動の仕方が
なんとも金田らしい
>>297 乙
さすがにオーバーザトップロープオンリーだときついのかな?
でも面白かった。
ロイヤルランブル・ハードコア王座戦後のバックステージ
野川が試合に負けたことで落ち込んでいる。と、そこへGMのぶよが登場!
GM:「どうしたの、そんなに暗い顔して」
野川:「どうして私はこうも王座に縁がないのか考えていたのよ。どの王座戦に出ても王座は遠のくばかりでもうイヤになる…」
そう愚痴をこぼすと、GMは野川にビンタ!
GM:「王座が欲しい?笑わせるな!バックステージで愚痴をこぼしているような奴は王座にはなれない。
王座が欲しければ行動するんだ!そして内なる野獣を解き放て!」
野川:「内なる野獣…」
GM:「そういえばこの後に新IC王者が登場するんだよね。キミがどうするかは…キミ次第だ」
そういい残してGMは去っていく。野川は頭を抱えてイスに座り込んだかと思うと、突然笑い出してどこかへ行ってしまった。
〜AI練習場〜
沢城 「ふーん。強気にもこう来ましたか。」
斎藤 「まぁ、組まれた以上は仕方ないが・・・やりづらいのは否めないな」
森永 「佳奈ちゃんもだけど、こうなるなら麻衣ちゃんもうちに来て欲しかった。」
沢城 「一度はL/Rに、でもそんな中高橋さんに加勢してくれたりなんかもあって、どこからも参戦しづらい感じになっちゃったんでしょうねぇ」
森永 「やっぱそうなのかなぁ」
斎藤 「うーん、その辺は関係ないだろ。どっちにしろ力はあるんだ。こうしてでてきたのは、復活にむけて自分なりのメドが立ったんだろう。」
沢城 「AIから3人、ハードコアランブル王座戦に連れてかれたし、桑谷さんがまだ戻らない以上、とりあえずセコンドには私が付きますわ。」
斎藤 「あぁ。頼む。」
【タッグマッチ30分一本勝負】
斎藤千和・森永理科 vs 清水愛・中原麻衣
先に入場して相手を待っていた斎藤森永組とセコンドの沢城。そこへ流れてきたのはなんと『冒険でしょでしょ?』
あわせて平野綾を先頭に、清水愛、中原麻衣が登場
平野 「AIの皆さん。こういう場でははじめまして。私は若手軍『超監督』平野綾。今日はあなたたちをやっつけに来ました。」
斎藤 (なんだかすごい娘ね。)
森永 (VOW内ではまだそんなに活躍してないんだけど、あの自信は何なのかしら)
平野 「さて。われらが若手軍部長と新入部員の中原麻衣さんでお相手するわ。」
自信満々の平野、苦笑いの中原。
平野 「この2人はすごいわよ〜。なんせタッグの実績は折り紙つき。やまとなでしこ相手にベルトも挑んだ事があるんだから。
チーム名の・・・え〜と、ぽ、ぽ、・・・なんだっけ?」
斎藤 「PoppinS。」
平野 「そう!!それ。謎の宇宙人ユニットってのがいいわ。私が求めていた2人組よ!」
清水 (ホントにそんな理由だけじゃないでしょうね・・・)
中原 (苦笑)
平野 「いい試合をしましょう。」
斎藤 「言われなくても。」
お互いの選手、セコンドが握手を交わして試合開始。
先発は森永と清水。2人はじっくりと様子を見てお互いのコンディションを確かめながらロックアップ。
森永がやや押されるも大きく力を削がれることなく応じる。
それぞれが相手の動きに納得したところで両者は分かれ、ほぼ同時にパートナーにタッチした。
代わって入った斎藤・中原。中原の入場に観客が大いに沸く。
斎藤 「みんな待ってたみたいだね。お帰り、麻衣。」
中原 「そういってもらえると嬉しいね。勝ち星プレゼントみたいな手抜きはいらないからね。」
斎藤 「上等!」
その言葉を合図に2人は手を合わせ力比べ。ほぼ互角ながら背丈の対格差でやや斎藤が押し込まれる。
しかし押し込まれながらローキック。
そこから体をつかんでいきなりの『こんのボケガエル!』(ベリー・トゥ・ベリースープレックス)
さっそく大技で復帰の祝福。
すぐさま中原も低空ドロップキックで斎藤の体勢をくずし、そこから『あまえないでよっ!』(サマーソルトドロップ)でお返し。
お互い立ち上がって一発づつ水平チョップを当て、間をとる。斎藤はそのまま、中原はスッと清水とタッチをしてチェンジ。
清水は入ってそのままの勢いで斎藤にラリアット。斎藤は小さい体をさらに屈めて回避するが、
清水の方向に振り向いた瞬間中原が斎藤をつかまえる。そのまま中原組のコーナーへ連れ込み斎藤は中原に羽交い絞めにされ、
清水の愛ックスボンバー乱打を喰らう。
何発目かの愛ックスボンバーというときに森永がカット。しかしそこへ中原がミドルキックで清水と森永の間を割る。
中原から解かれた斎藤だが愛ックスボンバーをかなりの数受けたからかその場でダウン。
清水がフォールに行くが斎藤はカウント2で返す。
パートナー中原がもう少し試合を楽しみたいと清水に目配せ。それを見た清水は了解とばかりに斎藤を森永のいるコーナーに投げ出した。
受け止めて斎藤とタッチをして出てくる森永。
タッグの質の高さをうかがわせ、引き続き2対1の構図を作る清水中原組。
今度は森永に照準を合わせ、左右からチョップ。
そして中原主体での『ふたりぼっち』(ツ−プラトンブレーンバスター)
ところがこれを受けても森永は立ち上がる。
中原 「理科もVORを経てうたれ強くなったね」
森永 「みんな元気なみっくすJUICEあがりで取り残されるつもりは無いからね!」
そういいながら森永は反撃を開始。ここまでのうっぷんを晴らすかのように
『ロケットガール』(ジャンピング式回転エルボー)を清水に合わせペースを一気に握る。
タイミングよく復活した斎藤も中原を封じ場外へ。
清水対森永の真っ向勝負、
自慢の右腕をとにかく叩き込み愛ックスギロチンドライバーや愛アンボムとマットに叩きつける。
しかしこれらを受けても立ち上がる森永。
お返しに『recursive call』(フロントネックロック)と腕っぷしではなくテクニックで応じる。
お互いに体力を削りあいふらふらになる。
一方場外で斎藤と中原、こちらも真っ向勝負。打撃での殴り合いから絞め技・極め技の応酬で
斎藤の『先生だぞぉ!』(監獄固め)と中原の『ミリオン・ラブ』(ミリオンダラードリーム)の競演。
地味ながらそのまま決め技にもできる技で最後は共に場外で大の字に倒れる。
斎藤 「お前相変わらず粘り強いな」
中原 「これだけやってまだそれだけいえるそっちこそ」
斎藤 「ちくしょー。復帰戦とは・・・思えないぞ」
中原 「・・・勝たせてもらうよ。」
そういって立ち上がった中原は斎藤を立たせると新技『Mr. Linesman』(ムーンサルトフットスタンプ)
完璧に決めて斎藤を場外に置き去ると、ふらつきながらリング内へ。
リング内ではフラフラになりながら戦う二人。
一発が重い清水がやや押し気味でいたが一瞬の隙を見てついに森永から『function code( );』(高速DDT)が放たれる。
森永が清水にのしかかるがここに中原がギリギリ間に合ってカウント2・9でカット。そのまま森永を仰向けにし、清水と目配せをすると合体技『行くよ?Lucky Wave』(エストレージャ)
ウラカン・ラナでダメージを蓄積して、大きくアピール。
沢城 「まずいわ。理科ちゃん、それだけは何とか避けて!!」
中原 「そっと開いた扉」
清水 「2人だけの秘密」
中原 「いくよ必殺!!」
2人 『秘密ドールズ!!』
その声と同時に中原の腰の上にセットされた森永めがけて清水のレッグドロップ。
セコンド沢城の声も届かずクリーンヒット。
川澄・能登にも負けてない威力の同技 『秘密ドールズ』(キス・オブ・デス)が決まって清水がそのままフォール。
3カウント入って勝利のゴング。
【タッグマッチ30分一本勝負】
斎藤千和・森永理科● vs 清水愛○・中原麻衣
森永を起こす中原。観客から拍手が起こる。
斎藤 「理科の知らない技で決めに来たんだな」
中原 「じっくり練習してきたからね。ちょっと自信作よ。」
斎藤 「参った。・・・でも今回だけだ。次はきっと勝つ。」
清水 「ええ。またやりましょう。」
改めてお互いの選手は握手を交わして退場。
そんな中リングサイドには沢城と平野が残る。
平野 「いいわいいわ。非常にいいわ。若手軍最強でしょでしょ?
これでさらに弾みがつくんじゃない?」
沢城 「悔しいけど正々堂々だったし、しょうがないわね。」
平野 「超監督としての私のリーダーシップも抜群!!次も頑張るわよー!!」
会場からは『お前は何もしてねーぞー』との暖かい掛け声
そんな声に平野も手を振りながら応じて退場。
残った沢城。
沢城 「・・・リーダー・・か。」
>>289-296 すげぇぇぇぇぇぇ!!
なんじゃこりゃぁぁぁ!!
逆に言えばここまでしないと浅野真澄は倒せないのかwww
VOW史上最大人数の参加人数試合乙でした。すごい笑った。
ちょっと前に書いた林原20周年試合の借りを返せた形になるんだなぁ。
野川のこの後も気になるし。さてさて。
>>281で池澤の試合が決まり、
>>282でゆかなの試合があったってのがびっくり。
すごいいいタイミングで王者タッグ動いたw
中原の技、名前だけだった奴を少し補完しました。
『あまえないでよっ!』(サマーソルトドロップ)
『ふたりぼっち』(ツ−プラトンブレーンバスター)
『ミリオン・ラブ』(ミリオンダラードリーム)
以下新技
『Mr. Linesman』(ムーンサルトフットスタンプ)
『秘密ドールズ』(キス・オブ・デス)←前スレ最後のリクエストより。
そういや中原って選手紹介なかったのか・・・。
307 :
297:2006/06/16(金) 00:51:28 ID:PSBg8kPE0
ごめん、
>>295にもミス発見
× 門脇のデリシャスタイフーンを喰らいフォールされる金田。そこへ白鳥がフォールに入る。
○ 門脇のデリシャスタイフーンを喰らいフォールされる金田。そこへ白鳥がカットに入る。
>>300 遂にL/R動き出したか…個人的にはもっと押したいんだが、どうにも小粒感があって困る
【シングルマッチ30分一本勝負】
池澤春菜VS真田アサミ
真田のセコンドに日高、池澤には試合を終えたばかりのゆかなが付いて試合開始
序盤、池澤のマグナム封じに徹底的に腕を攻める真田
10分過ぎ池澤が流れを変えるべく「今週の調合」を放つ、もろに受け視界を奪われた真田は
たまらず場外へ、そこへ池澤がエルボースイシーダ、さらに場外でパワーボムを狙うも
フランケンシュタイナーで切り替えされ両者ダウン、場外カウントが進む
カウント6真田が起き上がり、池澤をリングに戻すとそのままフォール、しかしこれはカウント1
起き上がろうとする池澤に真田はWELCOME(葉隠れ)、無理やり起こしてビタミンD(タイガースープッレクス)
で投げるもこれは形が崩れカウントならず、池澤立ち上がるも足がふらついている
どどめとばかりに新技でじこ「ど〜んとやっちまうにょ」(豪腕ラリアット)を放つも
寸前でかわされ高角度バックドロップ、池澤フォールには行かずマッコウスペシャル(冬木スペシャル)
真田を絞り上げる、リング中央で決まりロープまで距離がある
何とかロープに行こうと動くも途中で動きが止まる、ここで技を解きフォールに
しかしカウント2.9
会場からは真田コールが
両者起き上がるとロープに飛んでエルーボ合戦、なん往復かした所で
池澤がフルパワーで「いっけ〜!!マグナ〜ム!!」を放つも序盤の腕攻めの影響で威力が半減
決定打にならず、ここで真田ロープに飛んでラリアットを狙うも切り返されツームストンの体勢へ
決まれば万事休すと思われた時、真田は180度回転し池澤をマットに突き刺しそのまま3カウント
●池澤春菜(22分35秒真田デストロイからの体固め)真田アサミ○
見たことの無い技に何が起こったのか理解できない観客達、リング状に上がってきた日高とともに
真田が勝ち名乗りを受けると大真田コールが発生
起き上がれない池澤にゆかなが駆け寄ると、真田がマイク
真田「池澤さん、ゆかなさん、次の防衛戦必ず勝ってください、私とみゆきちゃんであなた達に挑戦します」
試合後インタビュー
真田「マイクであぁは言ったけど、実はみゆきちゃんには何にも話しとうして無いんです、
今、AIにいるみたいだから私がAIにサポートで入るのもいいかと思ってる、まぁ向こうが受け入れて
くれればだけど」
池澤サイド
ゆかな「大丈夫?」
池澤「強くなってた、今日は不覚を取ったけど次、絶対に負けない」
ゆかな「じゃぁまず後藤との防衛戦クリアしないとね」
池澤「何時までもパートナー決めないようなら、真田沢城からやっちゃうからね」
浅野ならHBK並みに一人目で優勝するかと思いきや、朋先生おいしすぎw
がんばれちっこいハードコアチャンプ!
>>304訂正
【タッグマッチ30分一本勝負】
斎藤千和・森永理科● (21分2秒 秘密ドールズ) 清水愛○・中原麻衣
>>309アサ姉復活キタ!!
その結果沢城をどう動かすべきか悩み始めた俺ガイルw
使い道の多い実力者だからなぁ。
今日は試合多いw・・・イングランド戦の観戦してる人が多いのだろうかw
【ノンタイトルマッチ 神田朱美vs菊地美香】
菊池は素早さを生かして神田を翻弄しようとするが、ことごとく神田に叩き落される。
それでも菊池は神田の膝にドロップキック!ここから膝を重点的に攻め、神田をダウンさせる。
素早くカバーにいくが神田は菊池を抱え、ロールスルーで体勢を入れ替えると菊池を持ち上げてランニング・パワースラム!
更に倒れこむ菊池に「太ましいレッグドロップ!」神田はカバーするが菊池が辛うじて返す!すると神田はコーナーを登りだす。
神田は菊池めがけてフライング・クロスボディを狙うが、蘇生した菊池はカウンターのスーパーキックを神田の顎に極める!
更にダウンした神田を持ち上げて「舞乙式エクスプロイダー」!勝利を確信した菊池は再びコーナートップに駆け上がる。
しかし神田が突然起き上がってコーナーを駆け上がり、菊池にベリートゥ・ベリー!菊池は吹っ飛び、神田もダウンする。
両者は同時に立ち上がって殴り合いを開始。神田が押していくが、菊池はスウィングDDT!神田は大の字に倒れる。
菊池は三度コーナートップに駆け上がり「マイスター☆フロッグスプラッシュ」の体勢に入る。と、ここで野川さくらが登場!
野川はトップロープから菊池を落とすとレフェリーはゴングを要請!
【×神田朱美vs菊地美香○(野川乱入による反則裁定)】
試合後も野川はアナウンス席からICベルトを強奪してリングイン。そして神田が起き上がると同時にベルトアタック!
さらにイスを持ち出し、神田の右足首をイスで挟み込むとコーナーに上る。そしてイスで挟んだ足首めがけてレッグドロップ!
谷山「なんてこった!神田が壊れちまった!」
矢野「そんなバカな!誰か助けを呼んで!」
野川は一度リングを降りて退場しようとするが、再びリングに戻って「SAKURAマジック」!
ここでAice5のメンバーが救出に登場すると、野川は逃走。
谷山「野川はどうしちまったんだ!?」
矢野「わかりません。ただひとつわかるのは、神田が確実に負傷したということです!」
ども〜
今日は本当に試合が多いw
真田をAIのサポートにと思って、真田沢城でタイトル挑戦を
思いついたqんだけど
AIと男固め組は結構友好関係なんだった、けどまぁ友好関係だからって
戦っちゃいけなくもないかお互い凌ぎ合って強くなってけばいいんだし
今日の試合数の多さは異常だと思うw
榎本、菊地、金朋、野川、中原、真田…
微妙に燻ぶってた中堅選手、特にVORに出られなかったような人が動き始めた感じだねぇ
おおっ!もの凄く試合が進んでる!
>>イエロー氏
乙ですー。広橋はこのまま出世しそうな感じで。
人脈あるわ技は豊富で末恐ろしいってことですよ。
>>お前名無しだろ氏 名無しの部屋氏
超乙!若手軍はどんどん動かしてあげてください。
自分以外が書いた若手の話を見るとちょっと新鮮です。
そしてますみん陥落と若手軍に新メンバーで、職人様大集合…って追いつかないって!
次回はバカコンビvs超監督やりますんで、今日は選手紹介を久々にしまっす。
【レトロスタイラー】相沢舞(若手軍)
タイトル歴:
得意技
各種フォアアーム
キチンシンク
スパークフレイム(ヨシタニック)
パースマジック(キャトルミューティレーション)
入場テーマ:
備考:低身長。トカゲの如くすばしっこい。女子プロ大好き。
【ハイスピードガール】板東愛
タイトル歴:
得意技
いたひがしじゃありません!(スリングブレイド)
サッカーボールキック
フットスタンプ
入場テーマ:
備考:坂東ではない。
あと平野の技に冒険でしょでしょ?
(サスケスペシャルIver10.2セグウェイ(物まね禁止))
の追加をお願いしますです。
>>311 乙です。面白い試合だったんですが、ちょっと気になる箇所があります。
愛ックスボンバー乱打とか相手を立たせてムーンサルトフットスタンプとかっておかしくないですか?
あとエストレージャってウラカンラナまで込みなら6人タッグじゃなきゃ成立しないはずです。
お気を悪くされたら申し訳ないんですが、自分技マニアなものでどうしても気になってしまうんです…。
>>317 名無しの部屋さんじゃないけど
> 愛ックスボンバー乱打
これは別におかしくないと思います
清水は開始早々愛ックスボンバーやったりしますから
個人的にはアックスボンバーじゃなくてリキラリアートに近いと思ってます
> 相手を立たせてムーンサルトフットスタンプ
これは確かにおかしい、タイプミスかな?
しかし中原もえぐい技をw
リアルの方で今使い手いるんだろうか?
もう一つのは見たこと無いんでなんとも
>>317 ごめんなさい、エストレージャについて。
股裂きにしたかったんですけれど、技表で確認したの(技名も含め)を
そのまま書いちまいました。完全にミスです。
ムーンサルトフットスタンプ。
これは・・・消し忘れです。はじめ違う技だったんですよ。
ただワンダバのひまわりから、月面うんぬんが浮かび、
ムーンサルト系の技に変更して・・・そのままΣ(゜Д゜|||)
やっちまった・・・。
愛ックスボンバー。
名前上はアックスボンバーからなんですが、清水の右腕を強調した結果
ああなってしまってます。
確かにアックスボンバーとしたら使い方としてはまずいんでしょうけど・・・。
乱発できる右腕ってので、やっぱリキラリアットや小島のラリアットの感じです。
スミマセンデス(⊃д`)
自分自身は頭の中でこんな試合って感じがあるんですが文にすると色々
変更があったりで、後々見ると理論上なりたたねぇってミスを結構やっちゃいます。
むしろ指摘どうもです。
>>319 あの〜急ぎませんので出来たら今度ムーンサルトフットスタンプの部分だけでも
修正文欲しいんですけど
サイトのに乗せるとき直したいので
×中原は斎藤を立たせると新技『Mr. Linesman』(ムーンサルトフットスタンプ)
○中原は斎藤を一瞥すると気合をいれて新技『Mr. Linesman』(ムーンサルトフットスタンプ)
回避できない斎藤。 →完璧に決めて〜
×ウラカン・ラナでダメージを蓄積して、大きくアピール。
○ダブルの股裂きでさらにダメージを蓄積して、大きくアピール。
これでお願いします。お手数かけます(⊃д`)
なんか今夜は、もの凄い興行戦争が勃発してますな……。
しかもゆかりん、ほっきゅん、魔王軍抜きってのがまた凄い。
>>319 大森さんとかWWFホーガンのアックスボンバーなら連発もOKでしょ。
みなさん乙です。今日はハイペースで試合が上がっててスゴイな!
>>289-296 すごい。ホントにすごい。あなたの筆力に感服です。
途中ハードチビとかゆりしーで吹いたw
朋先生は確かにハードコアだなあ。防衛戦が楽しみです。
>>308-309 真田デストロイ=正田デストロイですな。またスゴイ技キタ!
>>312 神田負傷ですか。いきなり前途多難だなぁ。
>>319 ちょっと調べてみたんですが。
エストレージャ=股裂きで合ってます。星型股裂きが和名になるのかな?
ただ日本で使われる場面としては、6人タッグで、最後に股裂きの中心でウラカンラナを決める
というパターンが多いみたいです。あと
>>317さんが愛ックスボンバー乱打が気になったのは
羽交い絞めにした所に乱打、というが気になったのかな〜なんて思いました。
あとあと、
>>318ムーンサルトフットスタンプは現在JWPの宮崎有妃が使ってるらしいですよ。
>>322 >ゆかりん、ほっきゅん、魔王軍抜き・・・そういやそうですねw
そう考えるとすごいなぁ。
>>323イエローさん
ムーンサルト系の技、見栄えがよくて好きなんです。
もうたぶん10年近く前の試合をなんかの機会で見た事があって
女子プロの福岡晶が使っていたのを見て『エグっ!』と思ったのが残ってて
それ以来この技は頭にあったんです。
ただ、使いどころとしては
よっぽどかける相手を信頼できないと出来ないなぁとは思ってて。
今回の斎藤中原の仲ならOKかな・・・と。
今も使い手いるんですか。女子プロを生では見たこと無いんデス実は。
やるほうもかけられる方も怖そうだよなぁ・・・。
・・・そういや股裂きって洋名はないのかな?
>>324に自己レス
エストレージャ=股裂き
ってイエローさんが書いてあるやん・・・orz
あれ?ウラカンラナを決めるところまでがエストレージャで1セット?
ああもうっ!! 股裂き単独でお願いしますッw
ゆかりん、ほっちゃん、浅川姐さん、ポーリー、魔王軍
この辺の人気選手を使わずにこの盛り上がり、VOWの選手層も厚くなりましたね
しかしこうなってくると本筋がより楽しみになってきます
アメプロ氏が書かれないのが残念 ですが
普通はウラカン・ラナを決めるところまででエストレージャですね
ルチャ技だからスペイン語です(スペル・エストレージャ=スーパースター)
股裂きの洋名はそのまま直訳でレッグスプレッドでいいのでは?
ロイヤルランブルすばらしすぎですw
あと一応ツッコミを
落合祐里花ではなく祐里香です
>>289-297 凄い!そして金朋おめでとう!
「仕事人」ぽい犬山、
トップ戦線すらいけそうな皆川、
レジェンド級の白鳥…、と
一癖二癖ありそうな新規参入選手もいるときてるし。
ヒールが少ないという案件で、
ガチヒールタッグチームのデビュープランとか考えているのですが…
やっぱり誰かをターンさせて補った方が無難ですかね
野川が動き始めてるし、L/Rが活性化すればヒールもだいぶ充実してくるのでは
モモーイとふぃんふぁには抗争中だがどっちもヒールでいけそうだな
そういや朋先生はベビー?ヒール?
もうすぐ七月
夏改変ですよ、春が微妙だっただけに今回楽しみ
中原が急性胃炎で不調なのを期に清水愛と植田佳奈が中原を一気に抜いたもより>すとぱに・たくろあ
333 :
お前名無しだろ:2006/06/17(土) 11:55:48 ID:yLtpluEL0
333
このスレってやたらと試合が重なる時と、試合のない時の落差がすごい
昨日ハッスルエイド観てきたけど、ついついVOWに活かせるネタはないか考えてしまう自分って…
皆さん執筆とW杯に集中されてるんでしょうw
展開が白熱すると共に入り組んでもいますから、
ちょっと遠慮しあいというか、様子見あい?
【場面転換/バックステージ・魔王軍ロッカールーム】
川澄と能登がウォームアップ中。
川澄「まさか理恵ちゃんとゆみさんが負けちゃうなんてね」
能登「そうだね。でもいいんじゃない?結局、信じられるのは私たち二人だけってことだよ」
川澄「そうね。今日、田村を潰せば、プロシードとの抗争も終わり……頼りにしてるわよ、麻美」
能登「うん、任せて。あの綺麗な顔、血まみれにしてやるわ……ふふふ」
【CM】
【CM明け】
場内暗転、厳かに鐘の音が鳴り響き、入場ランプが青く照らされる。そして流れる『きらら時間旅行』!
般若面姿の田村と桑島が登場。場内は大『YUKARI』コール。田村・桑島は真っ直ぐにリングイン、静かに川澄・能登組を待ち構える。
場内再び暗転、能登が歌う『かごめかごめ』が流れる。1コーラスが終わると、入場ランプが真っ赤に照らされる。
『……to you』が流れて川澄・能登組登場。後藤を引き連れてゆっくりと入場、リングイン。
田村は般若面を外すと、ツカツカと川澄に歩み寄る。両者、至近距離で視殺戦。レフェリーが両者を分ける。
【タッグマッチ 45分一本勝負】
田村ゆかり・桑島法子vs川澄綾子・能登麻美子
先発は田村と能登。
田村「麻美子ちゃん、川澄に代わってよ。言ったでしょ?麻美子ちゃんは一番最後だって」
能登「もうあなたの脅しなんか怖くないわ。綾ちゃんと戦いたいなら、まず私を倒しなさい」
田村「そう…なら、いっくよぉっ!!」
田村は一瞬で距離をつめ能登にエルボー!強烈な一撃に能登は場外転落、田村も場外へ。能登をリングに戻すべく近づくが、能登は
リング下から鉄パイプを取り出し田村を一撃!完全に不意をつかれ、田村はダウン。その田村を、能登は鉄パイプで殴り続ける。
そこへ桑島がカットに入る。能登を蹴り飛ばして田村を救出。しかしその背後から川澄が急襲!場外での大乱闘に発展する。
収拾のつかない状況に、レフェリーは試合終了のゴングを要請しようとするが、その背後から後藤がスリーパー!レフェリーを
絞め落とす。すぐに代わりのレフェリーが数名駆け込んでくるが、いずれも後藤がK.O、無法状態と化す。
田村は能登と、川澄は桑島と乱闘中。能登は鉄パイプで田村を攻撃するが、田村はその超人的身体能力で全て回避、
カウンターでパンチを叩き込み攻守逆転。能登は鉄パイプを投げつけて田村の隙を作ると客席に逃げ込む。
田村は般若のような恐ろしい表情で能登を追いかける。
川澄と桑島は互角の勝負を展開。川澄が桑島を鉄階段に向かってホイップするが桑島が切り返す。
自分がつけた勢い+桑島のパワーで階段に叩きつけられ、川澄は悶絶。桑島は追い撃ちを狙って川澄に近づくが、背後から後藤が
イスで襲い掛かる。強烈な一撃を食らうも桑島は平然と後藤を振り返る。後藤は唖然とした表情。桑島は後藤を殴り飛ばすが
その背後で川澄が復活、桑島の後頭部にクローズラインを当てて倒すとイスを拾い上げ、立ち上がろうとした桑島の脳天に
振り下ろす!さすがにこれは効いたのか桑島の足元がふらつく。川澄は桑島を入場ランプの方へと連れて行く。
客席内では能登と田村が真っ向から殴り合い。田村は周りの観客が邪魔なのか、思うように動けず、能登の攻撃を食らってしまう。
が、一撃の威力で勝る田村が次第に押し始める。己の不利を悟ると、能登は再び客席の奥へと逃亡。田村は追いかける。
しかし能登は逃げると見せかけて、近くにいた観客を捕まえると田村に向かって投げつける。田村は観客を受けとめるが、
その隙に能登は田村にクローズライン!田村を捕まえDDTで床に突き刺すと、三角絞めで田村を絞め上げる。
川澄は桑島を入場ランプへ連行、鉄柱へ叩きつける。桑島も反撃を試みるが、その度に後藤の邪魔が入りペースを取り返せない。
そのまま川澄は桑島を連れてバックステージへ移動、川澄はフラフラになった桑島を壁に叩きつけようとするが、
桑島は足を壁に突いてこらえ、逆に川澄を壁に叩きつける。介入しようとした後藤をゼルセン(デス与座)で撃退すると
ゼルクでパワーアップ。川澄にもゼルセンを食らわせると、後藤と川澄を連れて駐車場へ移動。後藤をパワーボムで
車のボンネットに叩きつけダウンさせると、同じく川澄もパワーボムで車に叩きつける。
桑島「オマエラハココデネテロ。…ワタシラシク」
桑島は元に戻るとダウンしている川澄と後藤を置き去りにしてリングへ戻ろうとする。しかしその瞬間、川澄が蘇生!
『そ・れ・い・ゆ』を桑島の後頭部に決めると、お返しとばかりにスナップ・スープレックスでコンクリートの床に叩きつける。
川澄「あの程度の攻撃で、この私が動けなくなるとでも思った?」
桑島「そーかい……なら今度は気絶させてやるよ!ゼルク!!」
桑島と川澄は手四つの体勢で組み合う。力自慢の桑島は一気に押し切ろうとするが川澄はビクともしない。
桑島「クッ…!」
川澄「こうやって組み合えばわかるでしょう、私の力が。これが魔王の力よ!!」
桑島「クッソォォォ!!」
川澄「それに、あなたは大事なことを忘れているわ」
桑島「ナニ!?」
川澄「もう1人連れてきたでしょう?うちの新メンバーを」
桑島「ガッ……!」
急に桑島の体から力が抜け、膝から崩れ落ちる。桑島の背後に立っていたのは後藤。そしてその手にはスタンガンが握られている。
川澄「油断したわね。あなた、隙が多すぎるわ」
後藤「……」
川澄「あら、不満そうね」
後藤「こんなことしなきゃ勝てないの?」
川澄「勝てるわよ。でもね、私は計算高い女なの。今日の目的は田村1人よ。こんな奴にかまってられないの。
さ、わかったら仕上げよ」
川澄と後藤は桑島を担ぐと、駐車場の一角へと移動する。そこには、一台のワゴン車が後ろのドアを開いた状態で止まっている。
桑島をその中に放り込みドアを閉めると、ワゴン車は会場の外に向けて走り出す。
川澄「これでよし…と。怪盗だかなんだか知らないけど、走っている車から飛び降りることはできないでしょ。
できたとしても、その時には会場は遥か彼方…どれだけ急いで戻っても手遅れよ。後藤さん、戻るわよ」
川澄と後藤は車を見送るとリングへ向かう。
能登は三角絞めで田村を絞め上げる。しかし田村は力任せに能登を持ち上げ、床に叩きつけて脱出。能登を引きずってリングへ戻る。
能登をリングに入れると、田村はトップロープへ。立ち上がった能登の後頭部めがけて『Spiritual Garden』!あまりの威力に
能登は反対側のコーナーまで転がる。田村は能登を立たせてコーナーに括りつけるとバタフライキック!20発近いキックを能登の
胸元に叩き込むと、客席に向かって「いっくよ〜!」とアピール、さらにキックを叩き込む。
田村がキックを止めると、能登は前のめりに倒れる。田村は能登の髪をつかんで上を向かせる。
田村「どう?わかった?麻美子ちゃんじゃどうやったって私にはかなわないよ」
能登「……その傲慢さが浅川たちを欠場に追いやったって、なんでわからないの?」
田村「やったのは麻美子ちゃんたちでしょ!?」
能登「学習能力がないのね…。じゃあ、なんで桑島さんは戻ってこないの?」
田村「え…?」
田村がひるんだ隙に能登は体勢を整えると、田村を蹴り飛ばして素早く立ち上がる。ロープに飛んで勢いをつけると
『ヒットをねらえ!』を発射!田村は吹っ飛ばされてリング下に転落。能登はリング上から田村を見下ろす。
能登「個々の能力を考えれば、あなたは綾ちゃんと戦うべきだった。本当に勝つつもりなら、桑島さんと離れるべきではなかった。
なのにあなたは私の挑発に乗せられて、むざむざ戦力を分断してしまったのよ」
田村「それはそっちの方でしょ!ほーちゃんは絶対戻ってくる!麻美子ちゃんは私に勝てない!」
能登「そうね。だけど、綾ちゃんが戻ってくるまで持ちこたえることはできるわ」
田村「……やってみなよっ!!」
田村はリングに戻ると物凄いスピードで能登に組みつき、レイジングハート・シューティングモード!!能登は大きく
吹っ飛ばされるが、ロープをつかみ、かろうじてリング内に残る。田村は立ち上がりダッシュ、『Lovely Magic』を狙うが、
能登はカウンターでルシファースピア(低空スピアー)!!田村の足を刈ってマウントを取りパンチを乱打!田村はブリッジで
無理やりマウントを返すと素早く立ち上がり、アクセルシューター(高速フットワークからの高速フリッカージャブ)でけん制、
しかし能登はパンチをものともせずに田村に接近。能登から得体の知れない力を感じた田村は能登と距離を取る。
田村「麻美子ちゃん…なんなの、その力…!」
能登「さあ、自分でもよくわからないわ。でも、あなたのおかげよ。あなたが与えてくれた恐怖のおかげで、私は強くなれた。
ああ、あと久美さんのおかげもあるわね」
田村「わけわかんないよっ!」
能登「じゃあ、名前でもつけようかしら。そうね、綾ちゃんが魔王様だから……私は『恐怖の大王』でどう?」
田村「そんなのどうでもいいっ!!」
能登「自分で聞いておいてつれないわね。ってゆーか、切歯扼腕?」
田村はさらにアクセルシューターのスピードを上げる。しかし能登はパンチの雨を掻い潜り、再びルシファースピアで
田村の足を取る。今度はジャイアントスイングのように田村を振り回し、ターンバックル目がけて放り投げる。
田村は空中で姿勢を整え着地、しかしそこへ能登が『ヒットをねらえ!』で追い撃ち!田村はガードするがコーナーまで
押し込まれる。能登は後転して立ち上がるともう一度『ヒットをねらえ!』。田村は能登を飛び越えて回避、着地と同時に
向きを変え、能登にサッカーボールキック!だが能登は蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー!両者、距離を取って立ち上がる。
能登「どう?これでも役不足?」
田村「やるじゃん。ちょっと見直したよ」
能登「そんな軽口を叩ける余裕はもうないわよ……ほら」
能登が入場ランプを指差す。そこには……
田村「……川…澄……」
能登「ね?言ったとおりでしょう?」
そこにはゆうゆうと入場してくる川澄と後藤の姿。田村は愕然としてそれを見ている。
能登はそれを見てニヤニヤと笑い、川澄はうすら笑いを浮かべながらリングイン。
川澄「麻美、ご苦労さま」
能登「綾ちゃん、うまくいったんだね」
川澄「ええ、大成功よ」
田村「……なにしたの」
川澄「なぁに?聞こえないわ」
田村「ほーちゃんになにしたのっ!?」
川澄「安心なさい、そう酷いことはしてないわ。ただ退場してもらっただけよ。ちょっと遠いところまでね」
田村「どこ!?」
川澄「知っても意味がないわ。あなたはこれから私たちに潰されるんだから」
田村「川澄ぃぃぃぃ!!!」
田村は般若の子モードに移行、川澄に襲い掛かる。だが川澄は冷静に回避、ガットショットから『かえりみち』!
能登はダウンした田村の足を捕らえてジャイアントスイング。川澄がそこにドロップキックを合わせる!
ふらふらと立ち上がった田村へ、川澄と能登はサンドイッチ・ジャンピングハイキック!田村は膝から崩れ落ちる。
能登は田村を引き起こしてペンデュラムバックブリーカー。そのまま膝の上に固定する。川澄はトップロープに上り、
田村へダイビングギロチンドロップ!『7 days after』が完璧に決まり、田村は虫の息。
川澄「今日はこれで終わりじゃないの。あなたを完全に潰さなくちゃいけないから」
能登は田村を無理やり立たせると、肩車をして立ち上がる。川澄はコーナー最上段へ。能登は田村を肩車したまま川澄がいる
コーナーに近づく。川澄はコーナーからジャンプ、田村の首を捕らえてエースクラッシャー!
川澄・能登の最強合体技『まるなびっ!?』(スカイハイ・エースクラッシャー)が炸裂!!田村は完全にダウン。
川澄「さてと、こっちも仕上げが必要ね。後藤さ〜ん、イス持ってきて〜」
エプロンから田村の処刑の様子を見ていた後藤は、川澄の指示に従いリング下からイスを取り出そうとした、その時。
入場ランプ横のパイロが大きな音と共に火柱を上げる。炎に間から姿を現したのは、桑島法子!!
桑島は猛ダッシュでリングへ。行きがけの駄賃とばかりに後藤をエルボーで蹴散らしてリングイン、
川澄、能登をそれぞれローエングリン(スピアー)で排除して田村を救出。
川澄「あなた……いったいどうやって!?」
桑島「いや〜、車が走り出したときはどうしようかと思ったけど、今ここらへんスゴイ渋滞しててさ。全然進まなかったんだよ。
で、体が動くようになってからすぐに脱出して走ってきたってわけ!」
川澄「そ、そんな……」
桑島「へへん、確かに私は隙が多いかもしれない。でも、お前はかなり間が抜けてるな!」
川澄「う、うるさーい!ふん、戻ってこない方がよかったと思わせてやるわ!!後藤さん、あなたもやるのよ!」
??「ちょっと待ったー!!ヽ( `Д´)ノ」
後藤がリングインしようとしたその時、何者かの声が響き渡る!入場ランプから駆け込んできたのはレフェリー服姿の浅野真澄!
後藤を『円刃の告死鳥』で吹っ飛ばしてリングイン。
川澄「ますみん、なんのつもり!?」
浅野「この試合、私が裁く!!」
川澄「はぁ?」
浅野「GM直々の依頼だよ!この荒れた試合をちゃんと成立させろってさ!レフェリーは後藤がみんなK.Oしちゃったから
私が特別レフェリー!私が法律!私に従え!!ヽ( `Д´)ノ」
川澄「そんなバカな話に従えるわけないでしょ!」
浅野「じゃあここで試合終了、あやちーたちの反則負けだ。それがイヤならコーナーに下がって!」
川澄・能登は渋々コーナーに下がる。浅野は田村に近づいて状態をチェック。
浅野「ゆかりん、大丈夫?戦える?」
田村「……」
浅野「落ち込むのは後でもできるよ。私、お客さん連れてきたんだ。あっち見て」
田村は浅野が指差した先、客席の最前列を見る。そこには広橋と大原、そして浅川・伊藤・生天目の姿があった!!
田村「悠……みんな……」
川澄「あいつら…!もう退院したの!?」
浅川「ゆかり、まだ戦える?」
田村「……うん!」
浅川「よし、なら立って。あんたの本当の力を、あいつらに見せてやりな!」
田村「うん!!」
魔王軍側は能登、プロシ側は桑島が出て試合再開。桑島はすでにゼルクモード。
両者リング中央でロックアップ、どちらも一歩も引かない。互角の力比べから、次第に桑島が押し始める。能登は桑島の力を
逸らして体勢を崩すとボディに膝蹴り、桑島を捕まえて『忘却の旋律』(フォーゲット・アバウト・イット→肩固め)!
一気に絞め落とそうとするが、ここは田村がカット。能登は桑島を捕まえて自コーナーに戻り川澄にタッチ。
二人掛かりでストンピング。しかし桑島は二人まとめてローエングリンで薙ぎ倒すと田村にタッチ。田村と川澄が対峙する。
田村「ようやく真っ向勝負だね」
川澄「前にも言ったでしょう。あなたでは私に勝てない!!」
田村「勝つよ!!勝ってみんなと一緒に帰るの!」
田村は鋭い踏み込みからエルボー!しかし川澄はこれをかわして袈裟斬りチョップ!田村はガードして川澄の腕を取ると
一本背負いでマットに叩きつけ、レイジングハート・シーリングモード(A.T.ロック)を極める!
すぐさま能登がカット、田村にストンピングをくわえるが、桑島が飛び出してきて能登にエルボー。能登を連れて場外へ。
川澄は先に立ち上がり、田村が立ち上がる瞬間に合わせて『濃縮還元まほろDEATH』で突撃!しかし田村はこれを
馬跳びのように飛び越えると、すぐさま川澄を捕まえて『Little Wish』(首相撲からのニーリフト)!川澄のアゴを膝で
カチ上げると、『17歳』でマットに突き刺しフォール!しかしこれはカウント2.5で能登がカット。田村は能登を捕まえて
『Little Wish』を狙うが、能登は自分の膝で田村の膝をガード、サミングで田村の動きを止めるとガットショットから
『能登かわいいよ能登』(雷)!能登はダウンした田村を抱え上げウィッチブレイドを狙うが、桑島がラリアットでカット。
再び能登を場外へ落とそうとするが、能登は桑島の顔面をかきむしって脱出。逆に桑島を場外へ落とそうとする。
しかし桑島はゼルセンを能登に叩き込むと、飛来骨(マッケンロー)で能登の足をすくう。桑島は能登を引き起こすと
『somewhere』で担ぎ上げ、そこから勢いをつけて旋回、グラヴィティブラストでマットに叩きつける!!
桑島はダウンしている能登を引きずって場外へ、『春と修羅』(獣神鬼殺し)を極めて動きを封じる。
リング上は川澄と田村。両者ダウン中。レフェリー・浅野がダウンカウントを数えていると、背後から後藤がミサイルキック!
浅野を『デスバレードライバーです〜』でマットに突き刺すと、田村を引き起こしてGGFの体勢。しかしその背後で浅野が
すっくと立ち上がる。浅野は後藤の後頭部に『円刃の告死鳥』!そして『happyend』で叩きつけて後藤を排除。場外に蹴り落とす。
川澄と田村は、ほぼ同時に立ち上がる。田村はダッシュして『Lovely Magic』!しかし川澄はこれをかわしてガットショットから
『かえりみち』の体勢に入る。だが田村は川澄を突き飛ばして回避。川澄の振り返りざまに『Lovely Magic』を叩き込むと
ブレーンバスターの体勢。しかし川澄はこらえて、逆に『垂直落下式だよもん星人』を田村に決める!
川澄「これで終わりよっ!黒き極光の剣!!」
川澄はふらふらと立ち上がった田村に超高速逆袈裟斬りチョップ!食らった田村は一瞬棒立ちに。その田村を川澄は肩に担ぎ上げる!
しかし田村は体を捻って着地、バレルショット(超高速ストレート)で川澄の動きを止めると、ブレーンバスターで持ち上げる!
田村「ディバイン!!バスタァァァァァッ!!!」
田村は川澄を『ディバインバスター・エクステンション』(リアル・ブレーンバスター)でマットに突き刺す!!
くの字になってダウンした川澄を、田村は必死にエビ固め。レフェリー・浅野がマットを3回叩く。
○田村ゆかり・桑島法子(41分17秒 ディバインバスター・エクステンション→エビ固め)川澄綾子●・能登麻美子
3カウントが入ったと同時にプロシードメンバーと桑島・大原がリングに駆け込んでくる。
リング下では能登が川澄を介抱、肩を貸して退場していく。
浅野「ゆかりっ!!」
田村「悠!みんな!」
広橋「勝っちゃった〜!ゆかりさん、川澄に勝っちゃった!!」
なば「すごいよゆかりん!!」
伊藤「ホントすごい!びっくりした!」
桑島と大原は、抱き合って喜ぶプロシードをちょっと離れたところで見ている。
大原「私たちの役目は終わりみたいですね」
桑島「いいじゃねーの?ライバルに戻るだけさ」
田村「ほーちゃん!さやかちゃん!」
田村が二人に抱きつく。
田村「ありがとう!!二人のおかげだよ!」
大原「いいえ、私は涼さんを助けたかっただけですから」
桑島「礼を言われるどころか謝んなくちゃな。ごめんな、ちゃんとあんたを守ってやれなくて」
田村「ううん、ゆかりこそごめんね。また暴走しちゃって、ほーちゃんを危ない目に会わせちゃった」
桑島「まあ、私も最後はきっちり仕事したつもりだし、おあいこってことで」
田村「うん!」
浅野「あー、ちょっといいかな?」
三人の間に浅野が割って入る。
田村「ますみん。ますみんにもお礼言わなくちゃね」
浅野「私はGMの命令を聞いただけだよ。それよりゆかりん、ほーちゃん。まずはお客さんに応えてあげてよ」
場内は大『YUKARI』コール。浅野は田村と桑島の腕をつかんで高々と掲げる。観客は割れんばかりの拍手で応える。
そこにいきなりGMのテーマ曲が流れる!入場ランプ上にはいつの間にか例のドアが。ドアを開けてGM登場。
GM「こんばんは。ボクのぶよGM。いや〜、おもしろい試合だったよ。没収試合にしなくて本当に良かった。
真澄ちゃん、よくやってくれたね。そしてゆかりちゃん!ヒールターンして以来、無敗だった綾子ちゃんを倒すなんて
やっぱりキミはすごい子だね〜。ご褒美になんでも1つ言うことをきいてあげるよ。なにがいい?」
浅野「あたしにはご褒美なしかよー!ヽ( `Д´)ノ」
田村「ホントに?なんでもいいの?」
GM「もちろん。ただ、ボクにできる範囲の事でお願いね」
田村はプロシードメンバーの顔を1人づつ見る。田村の言わんとしていることを察して、みんな力強くうなずく。
田村「GHVヘビー級王座に挑戦させて!!」
GM「ふぅん……うん、お安い御用だよ。じゃあ、綾子ちゃんvs智秋ちゃんの後に……」
田村「それじゃダメ!ゆかりはすぐに川澄綾子に挑戦したいの!」
田村の言葉に、観客は大声援で支持を表明。GM少し考えるそぶりを見せた後、ニヤリと笑う。
GM「うふふ〜、その言葉を待っていたんだ。実は次回PPVでプロシードvs魔王軍の決着戦を予定していてね。
綾子ちゃんvsゆかりちゃんの王座戦となれば、そのメインに相応しいカードだ。まずは智秋ちゃんの意見を
聞いてみなくちゃいけないけど、ゆかりちゃんのその決意は胸にとどめておくよ。それじゃあね」
GM、ドアの向こうに消える。プロシードはリング上で改めて結束を固める。
浅川「決着戦か…。私たちも復帰したし、魔王軍にダメージも与えられた。いいタイミングかもね」
伊藤「そうですね。今度こそ田中に詫び入れさせてやる!」
なば「麻美子とも、ちゃんと決着つけなくちゃね」
広橋「この勢いであいつらをやっつけちゃいましょう!」
田村「みんな、ゆかりは勝つよ!絶対チャンピオンになるからね!」
浅川「やっぱりあんたはそれくらい元気があった方がいいわ」
田村「みんな、がんばろうね!!」
伊藤「はい!」
なば「おう!」
広橋「はいぃ!」
【画面フェードアウト・番組終了】
ワールドカップを横目で見ながら書いてたら、えらい時間がかかった。あと、連投規制にやられた。
どうやらハッスルも盛り上がったみたいでよかったよかった。
しかし私的には、NOSAWAボンバイエの和田カラスとか東京愚連隊vsブゥードゥーマダーズ、
BMLでのクレージードッグス復活(今回はマッドドッグスだけど)の方が気になってたり。
さて、試合の方はこんな感じでゆかりんが川澄から3カウントを奪いました。
この勢いにのってプロシvs魔王軍の決着・ゆかりんの王座挑戦と進めて行きたいんですが、みなさんの意見も聞きたいです。
決着にはまだ早い!とか、田村より先にたかはしだろ!とか。なんでもいいんでよろしくお願いします。
>まとめさんへ
今回の試合は前の広橋・大原vsかかず・田中戦とリンクで繋げて欲しいです。続けて2試合放送、というつもりなので。
よろしくお願いします。
以下、新技リストです。
田村ゆかり
Little Wish(首相撲からのニーリフト)
レイジングハート・シーリングモード(A.T.ロック)
アクセルシューター(高速フットワークからの高速フリッカージャブ)
バレルショット(超高速ストレート 威力は低く、相手の動きを止めるのが目的)
ディバインバスター・エクステンション(リアル・ブレーンバスター)
桑島法子
ゼルセン(デス与座)
飛来骨(マッケンロー)
ローエングリン(スピアー)
春と修羅(獣神鬼殺し)
能登麻美子
能登かわいいよ能登(雷)
ルシファースピア(低空スピアー)
忘却の旋律(フォーゲット・アバウト・イット→肩固め)
ハルマゲドン(ツームストン・パイルドライバー)
アポクリフ・ハルマゲドン(雪崩式ツームストン)
川澄+能登
『まるなびっ!?』(スカイハイ・エースクラッシャー)
>>336-348 乙でした
田村のGHV挑戦は…すんなり決定してしまうとVORの意義を問われてしまうので
ワンクッション置いた方がいいんじゃないかと
挑戦の順番を変える場合はアイマス1周年興行の為にたかはし短期離脱、
といった感じで挑戦権持ったまま欠場してもらうのが無難かな
ゆかりんは元々王座戦の再戦権持ってたし、そろそろ王座に再挑戦してもいいんでは。
たかはしが挑戦した後の方が盛り上がるかな?
乙。田村の勝ちは意外じゃないな。プロシも復活したし、そろそろ抗争決着&田村初戴冠くるか?
能登もなにげに怪物キャラ開眼か。川澄・能登組はまだまだ拡げようが有りそうだな。
挑戦順の話なんだが、VOR以来、たかはしの活動がパッタリ途絶えてるんだよな。まずそこから何とかしないと。
個人的には田村が先でもアリだな。VOR優勝特典の挑戦権は、たしか一年間有効だったはず。
様子見もアリだと思うし、たかはしならよりジューシーな方とやりたがるだろうな。
たかはしプッシュの旗手だったアメプロ氏がお休み中だからな
他の職人さん達も自分のプッシュしたい選手を書いてるし、仕方ないのかも
プロシVS魔王軍はそろそろ一段落してもいい頃では
ゆかりん戴冠でも魔王様がセコく防衛でも先が楽しくなりそうだ
> ゆかりんは元々王座戦の再戦権持ってたし
この話がどこで出たか思い出せない
まぁVORの優勝者の権利はベルトの挑戦権で時期挑戦権じゃないわけだから
田村の挑戦はいいと思う
>イエローさん
リンクの件了解しました
>>355 久々にまとめサイトの試合を読み返しててきづいたんだけど
伊藤たかはしvsなばゆりしー戦のスキットでゆかりんが「反則で防衛だったから再戦権ある」って言ってたのと
ゆかりんvsかかず戦のスキットで魔王様が「再戦権を持ってる厄介な相手」って言ってる
反則で防衛だと再戦権があるのはWWEだとよくある話だから納得してたんだが
日プだと違うのか…
いやこちらこそ日プ音痴なんで申し訳ない
ランキングでギリギリベスト100を逃したほちゃに萌え
日本だとタイトルマッチで反則決着ってのが
ほとんど無いですね
勉強になります
チーム全体で魔王軍に立ち向かうプロシと比べて、Aice5は負傷者やベルトを落とした直後の選手もいて、ちょっとバックアップ体制に難アリか
ここまでに、たかはしが全く表に出て来てないし、川澄vs田村の勝者に挑戦権を持つたかはしが挑むって形でもいいかもね…
もしかしたら田村vsたかはしという形から、最終的にはやまなこ対決に繋がって行くかも知れないし
それに加えて、後藤のタッグ挑戦も軍団対抗戦が終わらないと無理だな…
野中白石、清水中原、真田沢城、挑戦者には事欠かないんだけど
軍団対抗の図式で言うと、植田vs水田、平野vs大原・バニラの流れから、若手軍vsCDUがもう一展開ありそう
植田や中原が加入するなら「若手軍」って名前は変えた方がいいかもしれない…
それにヒール化が進行するL/Rと他軍団との抗争も期待できる、神田vs野川、桃井vs新谷
まさに次回PPVはサバイバーシリーズっぽい展開になりそう
>若手軍
いっそSOS団でいんじゃね?
>>360 たかはし智秋VS田村"チェケラッチョな服が似合うよ"ゆかりは、
確かに見たい対決。
若手軍控え室。アップ中の植田と、その様子を見守る清水&中原。
清水「今日の試合、GM命令で私達はセコンドにつけないけど…」
植田「大丈夫だって! まっかせときなさい」
中原「佳奈…」
植田「ほらほら、そんな顔しない! 麻衣は大船に乗ったつもりで見ててよ」
中原「私のため、とか考えないで。佳奈は佳奈のために…勝ってね」
植田「自分のために、麻衣のために、そしてVOWの未来のために、勝つよ。
私、意外と欲深いんだよね。ふふ。よっし、それじゃ行きますか!」
一人で花道へと続く廊下を歩く植田。
植田「あ…」
森永「はぁい♪ ちょっとライバルにエールを贈ろうと思ってさー」
植田「りっちゃん、せっかくAIにも誘ってくれたのにゴメンね」
森永「僕のことはイイってば。組むよりも戦う方が楽しいかもしんないしね。
VORで果たせなかった一騎打ち、期待してるよ。それと…」
森永の背後から斎藤千和の姿。
森永「ほらほら、伝えたいことがあるんでしょー」
斎藤「ば、バッカ! そんなんじゃないって…」
植田「千和…」
斎藤「佳奈、麻衣、お前らは昔っからホントに仲が良かったもんな。
他所に行くにしても、たぶん一緒に行動するだろうと思ってた。
麻衣のこと…頼んだぞ。次に顔を合わせる時はタッグ王座戦だ」
植田「ん、サンキュ」
森永「みっくす4人でタイトルマッチかぁ」
斎藤「だからそのユニット名は出すなっての!」
植田「あはは、相変わらずだね、千和は」
斎藤「うっせ! とっとと行っちまえ!」
植田「ん、それじゃもう行くね」
森永「よーし、それじゃ久々にやりますか、ワンダバスタイルゥ〜…」
森永・斎藤・植田「A GO!」
再びゆっくりとリングに歩みだす植田。その背中を見つめる斎藤と森永。
森永「千和、意外とノリいいんだね。ホントは再結成したかったんじゃない?」
斎藤「ふん、さぁな…」
【シングルマッチ30分一本勝負】
植田佳奈 vs 水田わさび
植田はセコンドの帯同を禁じられたにも関わらず、水田サイドには門脇が付く。
ボディチェックを終えて各自コーナーに戻るが、ここで植田が仕掛けた!
背中を向けた水田にドロップキックで急襲すると、投げっぱなしのジャーマンで放る。
さらに引きずり起こすと対角線コーナーに振ってラリアットで追い討ち。
トップロープを掴んだ状態でストンピングを連打して一気に押し込むと顔面ウォッシュ。
反対側のロープに走り込んでの一発を狙う植田だが、場外の門脇が足をすくってダウンさせる。
レフェリーが門脇をチェックしているうちに、水田は植田を場外へ放り投げた。
まずはスチール製の階段に向かって植田をホイップ。場内には大きな音が響き渡る。
さらに起こすと、今度は鉄柵へとスルー。だが植田はモルタルを切って水田の背後へ着地。
後頭部にドロップキックを叩き込むと、そのまま水田は顔面から鉄柵に激突した。
植田がリングへ投げ入れると、水田の額からは著しい量の出血が見える。
流血で視界の悪い水田に対して、植田は優勢に立つとブレーンバスター。
マットに大の字になった水田の姿を見て、コーナーに登る植田。
だが水田はスクッと起き上がるとコーナーへ駆け上がり、植田に組み付く。
雪崩式ブレーンバスターを狙う水田。一方、何とか引き離そうとする植田。
植田が優位なポジションを取ったかと思った瞬間、水田は自身の出血を利用して血の毒霧。
これで不意をつくとハンマーパンチを一発当てて、雪崩式サイドスープレックスの体勢に。
何とか堪えようとする植田を強引に引っこ抜くと、身体を捻りながら雪崩式ドクターボム!
中途半端な技の仕掛けながら、逆に受け身の取りづらい形で落下した植田の身体がバウンドする。
水田は悶絶する植田を起こすと、頭を掴んだ状態からショートレンジのドラリアット!
さらにもう一発ドラリアットを決めると、三度目の正直とばかりに立たせてロープに駆ける。
ランニング・ドラリアットが決まったと思った瞬間、植田は水田の腕を軸にして逆上がりのようにクルリと回転して着地。
そのまま脇固めで引き倒すと水田は前転して逃げる。植田は腕ひしぎ逆十字固めに移行。さらに逃げる水田を三角締めで捉える。
完全に三角締めが決まったかと思われたが、水田は植田の身体をそのまま抱え上げるとコーナーに乗せてしまう。場内からはどよめき。
ここでレフェリーが二人を分ける。紳士的に離れる水田。
だがレフェリーの注意が逸れた瞬間、場外の門脇が椅子を植田に放り投げる。
肩口に椅子をぶつけられた植田はそのままマットに落下。
ロール・ザ・ダイス(ツイスト式ネックブリーカー)を狙った水田がネックロックの体勢を取った。
しかし植田もハンマーロックで切り返すと水田のバックに回る。
取った腕を引いてグルリと水田の身体を反転させると組み付いてシンデレラエスカレーション!(エクスプロイダー)
見事に投げきった植田だが、椅子のダメージが大きくガックリと膝をついてしまった。
その隙を逃さず、水田がパワーボムの体勢から一気に引っこ抜く。ウラカン・ラナで切り返そうとする植田。
そこを水田も力ずくで堪えると、再びパワーボム…と思いきやジャンボ・スープレックスで後方へ投げる。
起き上がり際に猛ダッシュからのドラリアット。避けてシンデレラエスカレーションを狙う植田。
水田は更に堪えてボディにニーリフト。横から組み付いてドライガーボムが炸裂! カウントは2。
水田が大きく首を掻き切るポーズからコーナーに登った。一気にフィニッシュへ行くつもりだ。
ちきゅうはかいばくだん(ダイビングセントーン)を投下するが、ここは植田が転がって回避。
ジャックナイフ固めでフォールを狙うが、水田はカウント1でハネ返す。
息も絶え絶えの両者だが、水田がドラちゃんドライバーを狙って持ち上げる。植田は自分からジャンプして水田の背後に着地。
振り向かせてガットショット。ひるむ水田を持ち上げるとOver The Fantasy(ノーザンライトボム)で叩き付ける。
追い討ちのムーンサルトプレスを決めると、流石の水田も返せずに無念の3カウントを聞いた。
○植田佳奈(18分26秒 ムーンサルトプレス)水田わさび●
植田「か、勝ったぞぉ〜!」
雄叫びを上げる植田に駆け寄る清水と中原。門脇に抱き起こされた水田がフラフラと歩み寄る。
清水「ま、まだやる気!?」
水田「フン、やればできるじゃないか、植田佳奈」
植田「そう言うアンタもね、水田わさび」
水田「何時までもお笑いヒールだと思われていては心外だからね」
植田「総出でかかってきなよ、今度は私が…いや、私達が相手だ」と清水と中原の方を親指で示す。
納得した顔でリングを降りた水田が退場すると、入れ替わりでGMが入場ゲートに登場。
GM「上出来だよ、それじゃ約束どおり中原君はお返ししよう」
清水「やったぁ!」
GM「ただし! ボクの大事な部下にあそこまでやったんだ、このまま終わらせはしないよ」
植田「…言ったはずよ、総出でかかって来いってね」
GM「いいだろう、それじゃ今日だけは勝利の美酒に酔うがいいさ」と去る。
平野「よーし、これでSOS団のメンバーも無事に取り戻せたってわけね!」
清水「うわぁ、い、いつからいたの!?」
平野「いつだってこのリングの中心にいるのはあたしよ!」
植田(このコとも組まなきゃいけないのか…失敗したかなぁ)
中原(まぁまぁ、そう言わずに)
平野「それじゃいよいよSOS団の進軍の時ね! ただの選手には興味ないわ。
魔王軍・CDU・L/R、その他、腕に自信のある人がいたら、
あたしのところに来なさい。相手してあげるわ。以上」
会場中から「S・O・S」の大コール。
満足げに胸を張る平野と、互いの肩を抱いて微笑む、植田、中原、清水の3人。
そして、入場ゲートで見つめるのは斎藤と森永の姿。
乙です
植田が勝って一安心
試合直前、控え室でテーピングをしているCDUの大原とバニラ。
そこにスタッフが現れ何か渡そうとしている。
スタッフ:「これをですね、平野という方から預かってますので、どうぞ。」
バニラ:「まさか毒入りお菓子とかじゃないですかね!注意ですよぉ!」
大原:「いや、開けたら煙が出てきて眠ってしまう…かもしれない。
バニラ!試しに開けてみて。」
バニラ:「そんなぁ!んー、でもパカッっとな。よいしょ。」
開けると中には一本のビデオが。再生する二人。
平野:「…電源入ってるの?(入ってまーすという女性の声)よし始めるわよ。
これを見てるバカ二人!"超監督"平野綾よ。
今日はあなた達との試合前に見てもらいたい物があるの。
負けてその場で踊るのに、知らなかったらまずいでしょ?
だから今からハルヒダンスの振り付けを教えてあげる。
紹介者は後藤さんよ。ホラ早く!」
後藤:「えぇ〜、いやですよぉ〜。恥ずかしいです〜。」
平野:「ゴチャゴチャ言わないでホラ早く!ミュージックスタート!」
ハレ晴れユカイが流れる中、半べそで踊る後藤。
その映像を流し見する大原。じっと見てるバニラ。
平野:「どう?なかなか激しい振り付けでしょでしょ?
どうせこのあとやるんだからしっかりマスターしときなさい!」
テープを止めてテーピング作業に戻る大原。その横でバニラがドタドタ踊っている。
大原:「何やってるの!それさっきの踊りじゃない!」
バニラ:「だってー、ノリノリなんですよぉーあの曲。」
大原:「さっさとテーピングして準備準備!」
【ハンディキャップマッチ 時間無制限一本勝負 平野綾vs大原めぐみ バニラ山崎】
リング上で解説の矢野さんがルール説明をしている。
矢野:「ルールは事前に決められていた平野選手側のセコンドの介入禁止に加えて、
時間無制限、エニウェアフォール、凶器の使用可、レフリーストップ無し、
その他一切の反則事項を全て許可するとします。
なお、CDUチームは、対戦権に関係なくどちらがフォールしても可、
また、どちらかの選手がフォールを取られたら
その時点で試合終了となります。それでは選手入場です。」
先にCDUの二人が入場してくる。今日はマイク無し。両者頭からタオルを被っている。
バニラがロープを開けて大原を入れる。まだ被ったまま。
そして平野が一人で入場。一通りハルヒダンスを踊ってリングにダッシュ!
弱そうなバニラにトーキックからネックブリーカーを狙おうとすると、何故か大原が目の前に。
両者の衣装が逆になっていてバニラではない!いきなりの幻惑殺法に驚きを隠せない平野。
後ろからバニラが襲撃してまずは竹刀で一撃。
ロープに振って竹刀をフルスイング!さらに竹刀を使ってロシアンレッグスイープ。
畳み掛けて一気に勝ちを狙ったがここはバニラがキックアウト。
なおも攻めつづけるCDU。合体ブレンバスターから同時にエルボー。
たまらずエスケープ平野。追う二人。
リングの周りをグルグル回っていると平野がさりげなく椅子を手に取る。
逆方向に走り二人に椅子をフルスイング!その上に椅子を大量にばら撒く。
コーナーポストに登ってそこからダイビングボディープレス!三人に大ダメージ。
三人ともそこから動けない。
CM明け、平野が大原をロープに振ってドロップキック。
ロープで反動をつけてラリアットを狙うもバニラが後ろから足を引っ張る。
倒れた平野にバニラがストンピング。そして顔面にステップキック。
大原が後ろからインディアンデスロックで援護。
悶絶する平野。ここでバニラがマイクを持ってきて平野に近づける。
バニラ:「もう痛いでしょ?ギブアップいかかですかぁ〜。」
平野:「このクソバカがぁ!」
叫ぶと強引に技を解いて倒れたまま大原の頭部に蹴りがクリーンヒット。
立ち上がってバニラに張り手連発、地獄突きで動きを止めて一度ロープへ。
そこからスワンダイブ式Breakthroughを後頭部へ!
決着を狙うも大原が寸でのところでカット。そのままジャーマンを狙う。
エルボーで回避し体を入れ替えて逆に投げっぱなしジャーマン!
気合を入れてコーナートップへ。スペルキャスターを狙う。
これを避けられた平野。再び悶絶してしまう。
ふらふらと立ち上がったところにバニラが大正琴で一撃!
場外に蹴り落として実況席に平野を設置。
そこに合体技、バニラの魂(鬼嫁殺しNo.3)を発射!
そこでカウント3を狙うが僅かに肩が動いてなんとか返していく平野。
大原がスリーパーで失神させようと近づくと平野は隠していた小麦粉を投げつける。
目の前が真っ白になる大原。平野は倒れていたバニラを大原に押し付ける。
間違ってバニラにスリーパーをしてしまう大原。その隙にリングに戻る平野。
やっと気付いた大原。バニラが戦闘不能になってしまったので平野を探してフラフラ。
そこに平野の冒険でしょでしょ?が直撃。そして丸め込み!
返された平野。大原はそのままどうにか丸め込もうとしている。
それを見切った平野は足を取って掟破りの逆あやとり野比流ギャラクシー!
頭を抱えて痛みに耐える大原。勝ちを確信した平野。
が、バニラが力を振り絞って椅子をスローイング。見事に平野に直撃。
この時点で二十分経過。
脱出した大原。足が痛くてなかなか立てない。
先に立ったのは平野。大原にヒザを連発。
今度こそと再度スペルキャスター狙いへ。登る平野。
ここでバニラが突き落とす!顔面から転落する平野。
上からバニラのダイビングエルボー!これは見事にヒット。
あえてフォールせず、リング下から何か探している。
ゴミ箱のフタを発見し、持ち帰るとリング上に誰もいない。
周囲を見渡すと平野が背後からバニラにBreakthrough!
大原にはタップダンスキックからソバット!
二人を重ねてコーナーに上る平野。
最後に新技、ふわぁっとエレガント(ムーンサルト式ギロチンドロップ)で二人まとめて圧殺。
二人の上でポーズを取ってそのまま3カウントを聞いた。
【31分20秒 ○ 平野綾 (ふわぁっとエレガント→ハルヒ固め) ●CDU二人(大原めぐみ バニラ山崎)
試合後、行き絶え絶えながらも平野がマイク。
平野:「あんた達!やっぱり負けたわね!
公約通り、踊ってもらうわよ!最後に一言いいたいことは?」
大原:「私たちにヒールなんて出来ませんでした!すいませんでした!」
バニラ:「まったくですぅ〜。」
平野:「分かればいいの!なんならアタシも踊るわ!ミュージックスタート!」
大音量のハレ晴レユカイが流れ踊る平野。
が、二人は踊らずにパイプ椅子を手にとって同時に平野に一撃!
大原:「こんなのやってられるか!覚えてろよバカ監督め!」
走って逃げるCDU。倒れながら平野がマイク。
平野:「だまされたぁー!覚えてなさい!!」
〜Aice5練習場〜
片足負傷の神田は松葉杖。横には木村が付く。
中央のリングでは果敢に動く堀江と汗だくだくのたかはしがスパー中。
堀江 「うん。それじゃちょっと休もっか。」
たかはし 「はぁ、はぁ、リーダー・・・も少しお手柔らかに。σ(^◇^;)。。。」
堀江 「VORで優勝決まった直後の折笠さんの突っかかりから少し空いたけど、これなら大丈夫だね。」
たかはし 「うん・・・あの時はついカッとなっちゃったからね。」
木村 「しかし由衣ちゃんがこんなに積極的に攻めたのも珍しいね。」
堀江 「うん。私は本当はまずはじっと見てから、にしたいんだけど。
現王者の川澄さんやVOWには速攻でガンガン攻める人も多いから。」
たかはし 「アタシの挑戦を見据えていろいろと。
手を変え品を変えなリーダーにはやっぱりビッくりだ\(◎o◎)/」
堀江 「でもゆかりタンの打撃スピードは・・・まだまだこんなものじゃない」
浅野 「それでもやっぱりゆかりんか。ほっちゃんらしいよ。チクショー萌えるなーヽ(`Д´*)ノ」
神田 「いいなぁ。そんな関係。私もそういう人現れるといいなぁ。」
堀江 「ふふ。ゆかりタンだけは・・・特別だからね。」
すごく嬉しそうに語る堀江を見て笑いあうAice5のメンバー。
浅野 「ちあきちゃんのVOR優勝、カンチがいた黒王座に着いたのに、
そう考えると悔やまれるのはハードコアだなぁヽ(`Д´)ノ」
木村 「いや、あれだけ抜けるのはますみんだけですって。
逆に言えばこうでも無いとますみんのベルトは獲れないって事ですよ。」
浅野 「まどかちゃん、イイ事言った!!ヽ(`Д´)ノ・・・・でもなぁ。」
神田 「ますみんならまたチャンスありますって。」
浅野 「うを。なんて優しい。王者の風格が!!・・・足を怪我してる・・・襲うなら今しか!!ヽ(`Д´*)ノ」
神田 「え?え?」
たかはし 「やばい。朱chan逃げとけ〜(*^_^*;)」
浅野 「いただきま〜す!」
神田 「え〜っ!!?」
そこへノック。
堀江 「どうぞ〜」
國府田 「どーもです〜。」
神田 「國府田さん!」
國府田 「朱ちゃんやったね〜!いた黒ベルトおめでとう!!」
神田 「そんな・・・直前の練習やアドバイスのおかげです。」
國府田 「ううん。朱ちゃん強くなってるよ。ただ王者ってのはいつでも狙われるからね。
これからが本番だよ〜。あ、足は?」
神田 「はい、幸いそこまでひどくは無いです、あと二日もあれば。念のためガチガチにテーピングして杖を補助にしてるだけで。
・・・頑張ります。頼りになる仲間もいますから。」
浅野 「あ!國府田さん!金朋に伝えておいて下さいよ。
あんなのゆるさねーぞ。次は覚悟しとけ・・・ってヽ(`Д´)ノ」
國府田 「・・・直接どうぞ」
といって苦笑いの國府田の後ろから金田朋子が現れる。
浅野 「あ!コノヤローヽ(`Д´)ノあんなのでこの私に勝ったと思うなよー」
金田 「なんでもありのハードコアだからあんなのでも勝ちは勝ちなのです。」
浅野 「ヽ(`Д´#)ノよーし今ここで完全決着だ!ハードコア王者決定戦あんた対私。反則ものまね胸もみ絡みつきなんでもありの1対1だ!」
堀江 「まぁまぁ・・・浅野さん」
浅野 「浅野って呼ぶなーヽ(`Д´)ノ」
國府田 「ハイ。(パチンと手を叩く)真澄ちゃん、今日は私に免じて抑えてちょうだい。ね?」
浅野 「うーん、そう言われましても。」
國府田 「私が来たのはGMからのメッセージも持ってきたからなの。だから。ね?」
浅野 「わかりました。でもその代わり条件があります。」
國府田 「なぁに?」
浅野 「國府田さんの胸揉ませてくださいヽ(`Д´)ノ」
凍りつくその場の全員
浅野 「あ、う、うそです。ちょっと調子に乗りましたーヽ(`Д´;)ノ」
國府田 「しょうがないわね・・・ハイ、どうぞ」
Aice5 『!!!!!!』
國府田 「・・・とはさすがに言えないわよ。」
堀江 「すすすすみません!!」
國府田 「いやいや。ハードコアベルト失っても元気ね。良かったわ。朋先生へいつでも挑戦に来てあげてちょうだい。」
金田 「え〜?」
浅野 「はい。(金田の方を向く)命拾いしたな。」
金田 「別に怖くなんてないのだ。」
浅野 「ナンダトーヽ(`Д´)ノ」
部屋から逃げる金田。追いかけて部屋を出て行く浅野
國府田 「ふふっ。やっぱりあの子あってのハードコアなのね。」
神田 「そういえば國府田さん、GMからのメッセージって?」
國府田 「あ、そうそう。智秋ちゃんへのメッセージなんだけど。」
たかはし 「アタシですか?」
國府田 「智秋ちゃん、すぐGHVヘビー挑戦したい?・・・ほら、こないだの試合でゆかりちゃんが挑戦を表明したじゃない。それも出来るならすぐってので。
それでもう一人の挑戦権保持者智秋ちゃんに確認を取りに来たのよ。」
たかはし 「アタシは・・・」
國府田 「ふふっ。故障明けですぐは、って言う所?大丈夫よ。智秋ちゃんの心のこもった戦い方は、
少々のブランクくらいどうって事無くしちゃうわよ。あなた自身で。」
たかはし 「そういって貰えると嬉しいです。V(^-^)V」
國府田 「ま、でも納得いけるコンディションまでもう一絞りするってのもいいと思うよ。
アイドルマスター・・・だっけ?そこの1周年興行に短期修行もまた智秋ちゃんの幅を広げるかもよ。」
神田 「あ、そっか。ちあきさんは他にもレッスン中のジムがあるんだよね。」
木村 「川澄さんか田村さんと必ず戦える権利・・・すごいなぁ。」
たかはし 「わかりました。自分が納得できるだけのジューシーさを身につけて、最上のベルトに挑みます。國府田さん、GMにそう伝えてください。」
國府田 「うん。頑張ってね。」
たかはし 「よ〜し。それじゃあもっともっと頑張るゼィ!!ジューシーポーリーYE〜YV(^-^)V」
〜金田朋子を追いかけた浅野〜
浅野 「・・・逃がしたか。ま、いいや。まだまだこれからってねヽ(`Д´)ノ」
大原(さ) 「それなりに元気なようね。ますみん」
浅野 「さぁや。・・・プロシはもういいの?」
大原 「みんなにはいっしょに祝勝会だー!って誘われたけどね。
今日くらいはチーム5人で水入らずでどうぞって言ってきた」
浅野 「そっか。」
大原 「さっきまで桑島さんとも一緒だったけどちょっと前に別れてね。」
浅野 「寂しそうだな。何だかんだでプロシードに愛着が沸いてるんだろヽ(`Д´)ノ」
大原 「ふん。ベルト失って寂しそうにしてる奴に言われたくはないよ」
浅野 「ナ、ナンダヨーヽ(`Д´*)ノそんな事ないけどよー・・・」
しばらく無言で歩く2人、そこへ突然走ってきた新谷登場。浅野たちの顔を見てストップ。
浅野 「良子ちゃん。・・・あんたのとこの野川がうちのカンチが世話になったね」
新谷 「あはは。さくにゃんの意気込み、すごかったね〜」
浅野 「良子ちゃんも、あーいう方向になるのかい?」
新谷 「さくにゃんがヒールになるなら、良子もヒールになります。よろしくっっ!!!」
浅野 「よろしくっっ!!!・・・・って。なにその微妙にご丁寧なヒール。」
大原 「あれ?あの奥から走ってくるのは・・・」
桃井 「新谷〜!!待ちやがれ〜!!」
新谷 「あ、もう追いついてきた。えーと。L/Rは野川さくらを筆頭にヒールに手を出してみようと思うからよろしくっっ!!!
・・・・て伝えてきたら怒って追いかけてきた。それじゃ!!」
走って去る新谷。
すこし後に桃井登場。
桃井 「なんなのよあれ。挨拶に来たわよ彼女。」
大原 「丁寧でいいじゃん。・・・間抜けだけれど。」
桃井 「あ!ますみんベルト失冠おめでとー!」
浅野 「ぶっ飛ばすぞお前ーヽ(`Д´#)ノ」
桃井 「あ〜あ逃しちゃった。」
浅野 「全く。なんかどっと疲れた。帰る。」
大原 「そうね。この三人が揃ってもすることないし。」
桃井 「ぽぽらじのうたでも歌う?」
浅野・大原 『結構。』
桃井 「あれ?せっかくなのに。せっかくついでにこの三人で対L/Rハードコア同盟組まない?」
浅野 「私Aice5あるんだけど?」
桃井 「知らない。んじゃ決まり。なんかあったら2人呼ぶから。それじゃ。」
浅野 「あ!おい」(桃井立ち去る)
大原 「・・・・・」
浅野 「面倒だなぁヽ(`Д´)ノ」
大原 「面白そうって顔してるけど?」
浅野 「あんたもな。」
大原 「ま、様子を見てますか。」
浅野 「何もなきゃそれならそれでいいし。」
大原 「そだね。」
桃井 「よーし。強いの取り込んだっと。さあ足掛かりにしていくわよー」
〜番組終了〜
申し訳ない。スキットだけ。
智秋の順序変更のお話とベルトを失った浅野の使い勝手の関係を広く。
たかはし智秋の挑戦権はヤング黒うさの優勝特典みたいな感じで、
いつでも可っていう所のほうがいいって言う意見っぽいので。
当面は川澄と田村(現状では)のどっちかから選べる贅沢な権利って事で。
>>312特殊試合さん話繋げさせてもらいましたぜ。
>>327さん
ありがとうです。勉強になりました。
>>336-350イエローさん乙です。
田村やっぱ強いなぁ。今度こそ、今度こそなのかな・・・。
ただ川澄にはまだまだ難攻不落の砦でいて欲しい気も・・・。
>>360さんのコメントみると、ここから若手軍=SOS団とCDU、L/RさらにAIも含めた
次世代抗争ももっとほじくりたくなるw
Aice5プロシードに次ぐ軍団争い妄想だけは熱い。
>>363-367さん
乙です。ワンダバ組が二手に分かれたけど再戦を誓ったさわやかな決別ってのが格好良い。
これですよ。このライバル物語ですよ。
運命の邂逅はゆかりんほっちゃんだけの物では無いですよ。
>>369-372 僕らの大原バニラ組キタ─wwヘ√レvv〜(゜∀゜)─wwヘ√レvv〜─!!!
でもだんだんタッグの質が高くなってると感じるのはなんかの魔法だろか?w
新谷「……というワケで各ユニットに宣戦布告してきましたぁ〜☆」
千葉「ば、バッカじゃないの、アンタ!」
新谷「あれ? ダメだった?」
千葉「はぁ…まぁいいや。私もヒールの方が素でやれるから楽だし」
宮崎「そういえば、さくにゃんは欠席なんですか〜?」
新谷「うん、色々と考えがあるみたいで今は一人で動いてるよ。
すぐに合流してユニットで活動していくことにはなると思うけどね」
酒井「ヒール活動を始めるに当たって目標とかあるんですか?」
新谷「お、ナイスな質問だね。まずはIC、タッグ、ハードコアのベルトを狙って行こうかと」
宮崎「ん? GHVヘビー級は?」
千葉「魔王・川澄とやり合うのはまだ時期尚早ってことでしょ。
田村やたかはしとの防衛戦を終えて消耗したところを狙えばいい」
酒井「流石にナチュラルヒールですね〜、あくどいっ!」
千葉「…おい」
ヒール宣言をしたL/Rだが、控え室はいつものように明るい。
そんな中で唯一、暗い表情をして俯いている選手が…
宮崎「桃ちゃん? どしたの?」
斎藤「ほぇ!? う、うぅん、何でもないよ!」
宮崎「そう? ならいいんだけど…」
新谷「それでね、さっそくシングルが組まれてるから出場選手を選出しないといけないの」
酒井「相手は?」
新谷「えーっと、カード表にはAice5としか書かれてないなー」
斎藤「!」
千葉(フン、そういうことか…)
千葉「よし、それじゃ桃子に行ってもらおう」
斎藤「あ、は、はい…」
宮崎「それじゃ私がセコンドにつくね」
リングへと向かう斎藤と宮崎。
控え室に残されたのは、新谷、千葉、酒井。
新谷「今のAice5相手に桃ちゃんはキツイんじゃないの?」
千葉「大丈夫だよ。香奈、ちょっと耳を…」
酒井「にゃ? ふむふむ」
【シングルマッチ30分一本勝負】
斎藤桃子 vs 木村まどか
斎藤のセコンドには宮崎羽衣、木村には浅野真澄がついている。
浅野「よぉ、桃ちゃんもヒール転向なんだって?」
斎藤「あの、ある意味ヒールですけど、広い意味では今まで通りというか…」
宮崎「(斎藤を遮って)L/Rは極悪非道に生まれ変わるんですっ!
浅野さんだろうが、木村さんだろうが逆らうと血祭りですよ〜」
斎藤「あわわわ、羽衣ちゃん、そんなこと…」
木村「お喋りはそこまでにしましょう。私は試合ですべて証明してみせますから」
ヒール転身のL/R・斎藤だが、試合自体はこれまで同様ベーシックな攻防で展開していく。
軽やかなステップで木村を幻惑する斎藤、一方の木村もVORでの経験が活かされた試合運び。
セコンドの介入もないまま迎えた終盤、花道を歩いてきたのは酒井香奈子。
酒井「千葉さんが、そろそろ試合を終わらせろと…」
宮崎「大丈夫! やっと桃ちゃんにもエンジンがかかってきたみたいだから」
酒井「いえ、そうじゃなくって(ひそひそと耳打ち)」
宮崎「あ、そういうことね、ういっす!」
宮崎がエプロンを駆け上がる。慌ててチェックに入るレフェリー。
斎藤「え? え? なに?」
レフェリーの死角をついて反対のエプロンから酒井がリングに乱入する。
何時の間にか持ち出した椅子を大きく振り上げると木村に向かって放り投げた。
木村「なんのっ!」
自分に向かってスローイングされたパイプ椅子を腕で払う。
その一瞬の隙をついてダッシュで駆け込んできた酒井のREC(RKO)が木村にヒット!
酒井の不意打ちでKOされた木村。そこへ酒井と宮崎はストンピングで追い討ちする。
慌てて浅野がリングに上がるが、ここでようやくレフェリーが試合をストップした。
斎藤桃子(12分31秒 両者セコンド乱入によりノーコンテスト)木村まどか
怒りの形相で襲い掛かる浅野に椅子を投げつけると、慌てる斎藤の手を引いて宮崎と酒井は撤退。
ブーイングを浴びせるファンに対してエントランスゲートでマイクを握ってアピール。
酒井「見たかぁ、私たちはヒール! どんな手を使っても獲物を狩るのがお仕事なのよ」
宮崎「この調子でAice5に限らず、ういういっと潰してあげちゃいますよぉ〜」
浅野「野郎…完全にアタマに来た。桃ちゃん、いや、斎藤桃子! アンタもまとめてぶっ飛ばす!」
斎藤「そんな…ますみん…ひどいよぉ」
送っちまった。
今回のL/Rの正式ヒール化で今までより光が当たるかも。
いまひとつパッとしてなかったから。
どうやら野川をエースに新谷がアホなマイク屋(もちろん試合も)、
千葉が作戦部長みたいな割り振りでいい具合かもな。
なんかヒールの格的に
上級:魔王軍(強者揃いのトップヒール軍団)
↓
中堅:L/R(曲者揃いのナチュラルヒール)
↓
前座:CDU(ずっこけジョバーヒール)
ってな感じに上手く住み分けされそうだなぁ。
誰とでも絡める(誰にでも噛み付きそうな)L/Rは、
今後活躍の場が増えそう。
おぉL/R活性化でヒールの層がグッと厚くなりましたな
あとヒールになり切れてない桃が今後どう動くかもキーになりそう
あとはあのリアルヒール社長かw
>>384 ベビー側も
上級:Aice5
↓
中級:AI
↓
前座:本隊若手・SOS団(?)
プロシード・男固め組は相手によってどっちも出来るし
バランス取れ始めたんじゃね?
【次回PPVプロモ】
(川澄vs氷上、vsかかず、vs清水の映像が流れる)
『正統派ヒロインから、突然のヒールターン』
(川澄vs田村、vsたかはしの映像)
『悪虐非道の限りを尽くす魔王に』
(浅川を踏みつけるシーン、血まみれの浅川、桑島を車に押し込むシーン、田村に『まるなびっ!?』を決めるシーン)
『今、裁きの時が訪れる!』
(川澄が田村に3カウントを奪われるシーン)
VOW presents PPV
『Judgment Day』
川澄綾子vs田村ゆかり
coming soon…
プロモのみ投下。
軍団抗争の終着点ならサバイバーシリーズにすべきなんでしょうが、遺恨決着ならジャッジメントデイかなと思ったので。
>>355 まとめさん
確認しました。いつもありがとうございます。
>>363-367、
>>369-372 乙です。植田、中原、清水の加入で若手軍は勢づいてますね。
平野も元気いいし、若手軍vsCDUは明るい抗争でいいなぁ。
>>373-378、
>>379-381 乙です。こっちも活気づいてますね。L/Rは野川vs神田と新谷vs桃井に巻き込まれた浅野のラインで
Aice5とも絡んできそうですね。Aice5も個々には活躍してても、ユニットとしては最近あまり目立ってなかっただけに
楽しみです。
ラムズの浅野派、桃ちゃんまでついにますみん先生と対立か!?
ま、ラジオも終わるタイミングでもあるし、これを期に戦うのも面白いかも。
斎藤桃子薄幸だw
CDUってかなり面白いユニットになりつつあるな。
エース水田は正統派、補佐する三石も実力者。
なのに取り囲むバニラ・大原が雰囲気をいい意味でぶち壊す。
こういった違うタイプがそれなりに揃ってると混ぜる門脇も使い勝手よくなるな。
【コナミジム・プロシード練習場】
田村と浅川がリング上でスパーリング中。グラウンドで動き続ける二人を、伊藤・生天目・広橋が真剣な表情で見ている。
と、急に田村が動きを止めて浅川から離れる。
浅川「ゆかり、どうした?」
田村「んー…飽きちゃった」
田村の言葉にズッコケる他三人。浅川は呆れた表情。
浅川「あんたはホントに飽きっぽいわね。ま、いいわ。あれだけ動ければ充分でしょ」
田村「じゃあ休憩しよ、休憩!」
なば「さんせ〜い」
伊藤「って、あたしらは見てただけじゃん!」
広橋「まあいいじゃない。作戦会議ってことで」
ドアをノックする音が響く。広橋が応対に出る。
広橋「は〜い」
椎名「こんにちは〜。また来ちゃった。ウォンチュ!」
田村「へきるさん!」
椎名「ゆかりちゃん、試合見てたよ〜。川澄さんに勝っちゃうなんて、流石だね」
田村「ありがとうございます」
椎名「ついに魔王軍との決着戦かぁ。みんな調子はどう?」
広橋「バッチリです!」
椎名「そう。それはよかった」
浅川「今日はどうしたんですか?」
椎名「ん?ああ、そうそう。今日は私、GMのお使いできたの」
浅川「GMから?もしかして、カードが決まったんですか!?」
椎名「半分当たり。ゆかりちゃん」
田村「はい」
椎名「川澄さんとの試合、正式にGHVヘビー級タイトルマッチに決定したわ」
田村「!」
浅川「本当ですか?」
椎名「うん。たかはしさんは、もっと力をつけてからチャレンジしたいんだって」
田村「そうですか…。わかりました。GMにもそう伝えてください」
椎名「了解!これでお使いはおわりっと。で、ここからは私的な用事なんだけど……」
田村「はい?」
椎名「ゆかりちゃん、これから私と試合しない?」
田村「はいぃぃ?」
浅川「へきるさん、本気ですか?」
椎名「もちろん!実は久しぶりにアニメ興行への参加が決まってね、ちょっと勘を取り戻しておこうかと思って」
浅川「それはわかりますけど、相手がゆかりっていうのは…」
椎名「ダメ?私じゃ相手にならない?」
田村「そうじゃないですけど…」
椎名「それとも……私に負けるのが怖い?」
田村「!…どういう意味ですか?」
椎名「そのまんまの意味だよ。川澄さんとやる前に私に負けて、自信なくしたくないんでしょ?」
田村「……やります!」
浅川「ゆかり!」
椎名「そうこなくちゃ!じゃ、着替えてくるからちょっと待っててね」
リング上には田村と椎名。田村は静かに椎名を見据え、椎名はアップ中。
椎名「よし、やろうか!ゴングお願いね!」
【VOW非公式試合 30分一本勝負】
田村ゆかりvs椎名へきる
両者リング中央でロックアップ。田村が椎名をロープへ押し込む。レフェリーを任された浅川が両者を分ける。
再びロックアップ。椎名は首投げからグラウンドでヘッドロック。田村はグリップを外そうとするが外れない。
田村は椎名の腰に腕を回して外側へロール、マットに椎名の両肩をつける。しかし椎名はカウントが数えられる前にさらに体を
外側へロール、ヘッドロックの体勢に戻る。田村は少しずつ体勢を変えて、ヘッドロックを決められたまま立ち上がる。
椎名をロープに振ってヘッドロックを外そうとするが、ここは椎名がこらえ、再びグラウンド・ヘッドロックに持ち込む。
田村は少しずつ移動、足を伸ばしてロープブレイク。椎名はクリーンブレイク、コーナーへ下がり田村が立ち上がるのを待つ。
田村が立ち上がると同時に椎名はタックルを狙う。しかしこれは田村がジャブで牽制、そのままアクセルシューターへと移行、
椎名を近づけさせない。椎名はガードを固めつつ移動、田村の様子をうかがう。田村は足を止めずにフリッカーを打ち続けるが、
なにかに気づき、急に動きを止める。
なば「あれ?攻めてる側のゆかりんがコーナーに追い詰められてる。なんで?」
伊藤「ガードしつつ移動、プレッシャーをかけてゆかりさんの動きを制御した…?」
広橋「はー、やっぱ総合が主戦場の人はスゴイね」
伊藤「総合っていうよりボクシングね。『碧く流れる拳』の二つ名は伊達じゃないわ」
椎名は田村をコーナーに詰めパンチを放る。ガードさせて田村を固めると、組みついてベリー・トゥ・ベリー!
すぐさま田村の腕を取って極めにいく!しかしこれには田村も鋭く反応、逆に椎名の腕を取りにいく。
リング中央でめまぐるしいグラウンドの攻防を展開、椎名が腕を極めかけるが、田村は椎名を蹴り飛ばして脱出。
立ち上がると同時にダッシュして『Lovely Magic』!しかし椎名はこれをカウンターの脇固めで切って取る!
田村はたまらずエスケープ、浅川がブレイクを指示する。両者立ち上がると、お互い間合いを計りながら睨み合う。
と、椎名が左手を上方に差し出し力比べに誘う。田村もそれに応じて、リング中央で手四つの体勢。
やはりパワーでは田村に分があり、椎名を押し込んでいく。椎名はブリッジでこらえる。田村はブリッジした椎名の上に乗るが、
ブリッジは潰れない。椎名はブリッジから起き上がり左足で左手のクラッチを切ると、田村の左手を捻ってアームホイップ、
ショートアームシザースと繋ぐ。田村は無理やり椎名を持ち上げて移動、椎名をコーナーに乗せてブレイク。
浅川が二人を分けて田村をリング中央まで下げる。椎名はコーナーを降りると、打撃の構え。応じるように田村もガードを上げる。
椎名が前に出ると田村がフリッカーで牽制。しかし椎名はこれをかわしながら一気に距離を詰める!
ワンツーで田村を固めて必殺の右フック!田村はかろうじてガードするが、あまりの威力に一瞬動きが止まる。
そこへ椎名は両足タックルからテイクダウン、腕ひしぎ逆十字固めを狙う。田村は必死に両腕をクラッチ、ロープへ逃げる。
広橋「ゆかりさん、押されっぱなしだね」
なば「ほんと、どうしたんだろ。先輩だから遠慮してんのかな?」
伊藤「んなわけあるか!よく見ろ!」
なば「えー?」
広橋「あ、わかった」
なば「うそ!涼ちゃんわかったの?」
広橋「打撃とグラウンド、だよね?」
伊藤「そ。ロックアップしたりブリッジしたり、へきるさんの戦い方は一見プロレスだけど、要所要所で出すパンチとか、
パンチをかわす動きとか、グラウンドでの体捌きとか、総合仕込みの部分がかなりあるの。
さっきゆかりさんをコーナーに追い詰めたのもそう」
広橋「ゆかりさんはそれに翻弄されてるんだね」
なば「へー」
伊藤「さっきフリッカーかわして前に出たじゃん?あれ、多分速すぎて見えてなかったと思うんだよね。でもかわした。
きっと長年の勘だよ。そういう総合で磨いてきた部分とプロレスを上手く融合してる」
広橋「ハイブリッド・レスラーだぁ!」
なば「すげー」
伊藤「『すげー』じゃないでしょ、あんたは!ちゃんと見て勉強しなさいよ!」
なば「わかってるよー。でもさ、そろそろゆかりんもやる気だよ」
伊藤「え?」
田村はなんとかロープにたどり着き、ブレイク。椎名はすぐに離れ、リング中央まで下がる。
田村はゆっくり立ち上がると、突然、超人的なスピードで踏み込み、椎名を捕まえてレイジングハート・シューティングモード!
椎名はモロに食らってコーナーに叩きつけられる。田村はあっという間に距離を詰めて椎名の首をつかむと『Little Wish』!
腹、アゴと蹴り上げて、さらにもう1発狙うが、椎名はクリンチのように自分から田村に抱きつくと、
そのまま足を絡めてテイクダウン。ガードポジションからパウンドを叩き込んでいくが、田村はその腕をキャッチ。
体勢を入れ替えると一気に腕をねじり上げてレイジングハート・シーリングモードへ!しかしロープが近かったため
椎名の足がロープに届いてブレイク。田村は椎名を起こすと、スナップ・スープレックスを4連発!さらにブレーンバスターで
高々と持ち上げるが、椎名は田村の頭に膝を入れて脱出、着地。背後に回って投げっぱなしジャーマン!
田村は危険な角度でマットに叩きつけられるが、すぐに立ち上がる。しかし椎名はそこへグラディエーター(飛び膝蹴り)!!
ダウンした田村へ『MOON LIGHT』(ムーンサルトプレス)、『風が吹く丘』(スカイツイスター・プレス)と連続で投下して
フォール!しかしカウントは2.5!椎名は田村を起こして背後から胴をクラッチ、ジャーマンスープレックスで投げる!
高角度で決まったがホールドはせず、そのままドラゴンスープレックス、タイガースープレックスと連続で投げてホールド!
椎名の昔のフェイバリットホールド、レイアース・プレックスが完璧に決まった!しかしカウントは2.9!
椎名は立ち上がると、ダウンしている田村を一度見てコーナーへ上る。しかし田村が蘇生、椎名のいるコーナーに駆け上がる。
コーナー最上段でエルボーを打ち合う両者。打ち勝ったのは、一撃の威力で勝る田村!
ブレーンバスターで椎名を持ち上げて一旦停止、長い長い滞空時間から、ゆっくりと後方へ投げ落とす!
マットに叩きつけられた椎名は一度大きくバウンド、そこを田村が押さえ込んで3カウント。
○田村ゆかり(27分31秒 スターライトブレイカー→体固め)椎名へきる●
両者リング上で大の字。プロシードメンバーが駆け寄って介抱する。
浅川「もう、二人ともなにやってるんですか!ゆかりはタイトルマッチ前、へきるさんは復帰前だっていうのに、
調整試合どころか、それこそPPVのメインでもおかしくないような試合して!!」
椎名「ごめんね〜。ついつい熱くなっちゃって」
田村「でも、楽しかったよ」
浅川「バカ!」
なば「なんか得したね」
広橋「そうだね」
伊藤「バカ!そんなこと言ってたら後で悠さんにおしおきされるよ!」
浅川「……聞こえてる。お前らまとめておしおきな」
伊藤「あたしもですかぁ〜!?」
浅川たちがワイワイやってるのを見ながら、田村と椎名は話を続ける。
椎名「やっぱり、ゆかりちゃんは強いねぇ」
田村「へきるさんこそ、復帰前なのにこんなにできるなんて」
椎名「いやいや、実は前からプロレス用のトレーニングはしてたんだ。それなりに自信あったんだけどな」
田村「へきるさんの戦い方って独特だから、ゆかり、びっくりしちゃいました」
椎名「んー、まあこれが総合を経験した上での私のスタイルかな。それよりゆかりちゃん、今日苦戦したのはなんでだと思う?」
田村「え?だからびっくりして……」
椎名「うん。そこ、気をつけてね」
田村「?どういうことですか?」
椎名「川澄さんは、今でこそ魔王とか名乗っていろいろ悪だくみをしてくるけど、元々は超がつくような正統派で、
技や戦い方の引き出しもたくさんある人だよ。そんな人とベルトをかけてやるんだから、なにが出てくるか
わからないじゃない?」
田村「はい」
椎名「この前の試合も、その前の試合も、折笠さんとやったときも、ゆかりちゃんは相手に翻弄されて、力を出し切れなかった。
でも、今度はそんなこと言ってられない」
田村「はい」
椎名「相手に合わせて戦うファイトスタイルの人もいるけど、ゆかりちゃんは違うでしょ?
ゆかりちゃんはゆかりちゃんらしく、相手がなにをしてきても堂々と、ね?」
田村「はいっ!」
椎名「うん、いい返事!ゆかりちゃんといい、由衣ちゃんといい、悠ちゃんたちといい、私は良い後輩を持てて幸せ者だわ!」
いつの間にか追いかけっこに発展した浅川たちを見ながら、椎名と田村はにこにこと微笑む。
【画面暗転・テロップ】
次回PPV『Judgment Day』メインイベント
GHVヘビー級選手権
川澄綾子vs田村ゆかり 決定!!
【番組終了】
椎名へきるのアニメ復帰を知って書いてみました。
さあ、PPV書くどー!!以下、選手紹介と新技です。
新技
田村 スターライトブレイカー(雪崩式長滞空ブレインバスター)
【碧く流れる拳】
椎名へきる
(フリー)
タイトル歴:なし
得意技:グラディエーター(飛び膝蹴り)
MOON LIGHT(ムーンサルトプレス)
風が吹く丘(スカイツイスター・プレス)
レイアース・プレックス(ジャーマン→ドラゴン→タイガーの三連続スープレックス)
碧く流れる拳(右フック)
入場曲:未定
備考:初代GHVヘビー級王者・国府田マリ子の運命のライバル。現在はORICONを主戦場にしている。
乙
PPV書く気満々のところに水差すようだけど
毎回新技増やす事無いと思うんだが
ニーリフトやら雪崩式ブレインバスターにまで名前付けると
他の人か書くとき書きづらいし
イエロー氏乙。
でも確かに
>>399氏の言うのも一理ある。
それでこんがらがって部屋氏もミスってた過去もある。
まとめサイトの技表の穴の空いてる所を補うとか程度にしといた方がいいかも。
ごもっとも。以後気をつけます。
ただ、雪崩式ブレインバスター(notブレーンバスター)だけは
こだわらせてもらいます。私が敬愛するハンサムJOEの必殺技なので。
エントランスにピンクのドアが現れてGMのぶよ登場!
GM:「やぁぼくGM。熱烈な歓迎に感謝するよ。しかし、IC王者が破壊された映像は衝撃的だね。ドラ焼き吹いたよ。
L/Rのリーダーでもある彼女はぼくの助言通り彼女の中の野獣を開放した。そしてIC王者を破壊した!
これは実に素晴らしいことだよね。なにかご褒美をあげなくちゃいけないね。さてどうしようか…」
GMはしばらく黙り込むと、顔を上げて言い放つ。
GM:「う〜ふ〜ふ〜。ご褒美はIC王座に挑戦できる権利にしよう。つまり…野川さくらはIC王座のNO1コンテンダーだ!
ぼくはこの権利を直接彼女に伝えたい。もちろん賞賛の言葉もあるよ。さぁ、出てきてくれたまえ!」
浅野:「ちょっとまったぁ〜!!ヽ(`Д´)ノ」
と、野川ではなく浅野真澄が登場!浅野はリングに向かって歩き出す。
GM:「これはこれは"元"王者さん。一体何の用かな?」
浅野:「うるせ〜!ヽ(`Д´)ノ用件はふたつ!このご褒美の取り消しだと、あの女のカンチに対する謝罪だぁ〜!」
GM:「残念だけどそれはできないんだよね。なぜなら彼女は実力で権利を勝ち取ったからね。彼女はIC王者を恐れずに試合に乱入し、王者を破壊した。
これは賞賛に値する。だからこのご褒美をあげるんだよ。妥当でしょ?」
そう言うと浅野は笑いながら下を向く。
浅野:「つまりアンタの言うところ…誰かを襲えばNO1コンテンダーになれるって事か?その理論ならアンタを襲えば私もNO1コンテンダーだ。
今私の目の前にいるF××KなGMをぶっ飛ばしても良いと思うヤツは叫べ〜!!ヽ(`Д´)ノ」
観客大歓声!GMは笑っている。
浅野:「ナンダヨ〜!ヽ(`Д´)ノ何がおかしいんだよ!」
GM:「残念だけどぼくを襲ってもNO1コンテンダーにはなれないよ。いや!ちょっと待った!キミはNO1コンテンダーになれる。キミがぼくを襲えば…
クビのNO1コンテンダーになれる!これは栄誉なことだ!」
浅野:「…笑えない。なんならホントにアンタをぶっ飛ばしてもいいんだぞ!ヽ(`Д´)ノ」
GN:「どうやらキミは誰かをぶっ飛ばしたいみたいだね。よし。それならばその要求を飲もう。今夜浅野真澄は1対1で戦う!相手は野川さくらだ!」
浅野:「バッチコーイ!ヽ(`Д´)ノ」
GM:「もしキミがこの試合に勝てば、要求通りNO1コンテンダーの権利取り消しと謝罪をさせよう。ただしキミが負ければこのご褒美は採用させてもらうよ。いいね?」
浅野:「意義な〜し!ヽ(`Д´)ノ」
そういうとGMはリングから降りて退場する。と、急に立ち止まって
GM:「そうそう。言い忘れてたけど、この試合は反則裁定ナシで行うよ。だからこういうこともアリなんだよね」
と、浅野の背後から野川がイスでアタック!そして立て続けにジャーマン3連発を放ち浅野をリング下に投げ捨てる。
GMは笑いながらピンクのドアへと消えていく。
果たして浅野は野川に勝つことができるのか!?
404 :
お前名無しだろ:2006/06/26(月) 21:21:18 ID:2V4ZG86GO
腐女
また今回の巫女ラジはここで使えそうなネタだなあw
野川はマジカノの魔宮さんとか、
舞乙のキンゲみたいな感じのヒールになるのかな?
L/R控え室。宮崎、斎藤、酒井がテーブルを囲んでいる。
酒井「やぁ〜ん、こないだの私達って超かっこよくなかったぁ?」
宮崎「だよねだよね。この調子でどんどんステップアップして……
あれ? 桃ちゃん、どうしたの? お腹いたいの?」
斎藤「ん、うぅん。なんでもないよ、大丈夫」
宮崎「こないだから何だかヘンだよ? ねぇ、かなっぺ」
酒井「そんでぇ、主催興行を日本武道館でやってぇ! 総合でも活躍してぇ!」
宮崎「あはは、全然ひとの話を聞いてないね…」
井ノ上「はいはい、いつまでも遊んでないでお仕事お仕事」
控え室に現れたのはクローバーの井ノ上奈々と庄子裕衣。
酒井「いやぁ〜ん、私の奈々ちゃんだぁ〜♪」と井ノ上に抱きつこうとする。
井ノ上「ウザい。香奈子とは後で遊んであげるから黙ってて」
酒井「ひ、ひどい…でもそんなクールなところも愛してるの、ぽっ」
宮崎「それでなっさん、どーしたの?」
井ノ上「どーしたの、じゃないでしょ。私達、社長の命令で来たのよ」
庄子「今の業界はヒール選手の方が人気があるからバンバンやれってさ」
酒井「やだな、ゆっこさん。言われなくてもやってますよー」
井ノ上「ひとりだけ気が抜けてる人がいるようだけどね」と斎藤を一瞥。
斎藤「あ、あの…やっぱり私達にヒールは向いてないんじゃないかと…」
井ノ上「桃はヒールはやりたくない?」
庄子「というよりも彼女の反対のコーナーに立ちたくないってこと感じかな?」
斎藤「そんなことは、ないけど」
酒井「ねぇねぇ、なんのこと?」と宮崎に尋ねる。
宮崎「さぁ、よく分かんないけど」と応える。この二人だけ現状を把握できていない。
井ノ上「ま、揉め事はリング上で決着ってのがVOWのルールだから」
庄子「ん、クローバーの4人でタッグ組まれてるからよろしくね」
斎藤「え? え? えぇ〜!?」
【タッグマッチ30分一本勝負】
井ノ上奈々・庄子裕衣 vs 宮崎羽衣・斎藤桃子
「風紀委員」の腕章をつけて日本刀を片手に入場してくる井ノ上。
その後からパートナーの庄子とセコンドの酒井が続く。
明るい宮崎・斎藤組とは違う物々しい雰囲気ながら、酒井だけは相変わらずの笑顔。
対する羽毛布団(宮崎・斎藤組)は宮崎の入場曲『ココロドキドキ』に乗って入場してくる。
試合は庄子と宮崎でゴング。流石に勝手知ったるチームメイトの間柄とあって技の読み合いに。
ロープワークの攻防から宮崎がアームドラッグ、庄子は一旦場外にエスケープ。
宮崎もここは追わずに斎藤とスイッチ。対して井ノ上がリングに入る。
フィンガーロックから斎藤を捕らえた井ノ上は力比べで押し込む。
ブリッジで堪えた斎藤はモンキーフリップで井ノ上を放り投げるとヘッドスプリング。
立ち上がって襲い来る井ノ上のラリアットを身を屈めて避けた斎藤。
背後からフライングニールキックを叩き込んでおいて、宮崎と交代する。
ふら付く井ノ上にダッシュで駆け込む宮崎だが、ここは井ノ上のブラフ。
カウンターのパワースラムで叩き付けて庄子にタッチ。庄子はトップロープに登る。
背面式ダイビングエルボードロップが宮崎に決まるが、カウントは1。
庄子が追い討ちのパイルドライバーの体勢に抱え上げるが、宮崎は自ら飛び上がると、
マジカルちょーだいっ(高速ウラカン・ラナ)で丸め込む。速攻で井ノ上がカット。
宮崎に変わって斎藤がリングイン。馬飛びの要領で庄子を飛び越えると、
そのままCROSS OVER(ゴリースペシャルボム)のポジションを取るが、
庄子はこれを力ずくで持ち上げるとハイジャックバックブリーカーでギブアップを迫る。
粘る斎藤に対してそのままgift(高角度パワーボム)で叩き付ける。
連続して腰にダメージを蓄積した斎藤は動けないが、これを尻目に庄子が地団太を踏むと、
ロープに走って、Horison of the universe(アースクエイクドロップ)で追い討ち。
重量感のある庄子の全体重が斎藤の腰を襲う。悶絶する斎藤は場外エスケープ。
慌ててリングに入った宮崎に井ノ上のカウンターでのACCESS(クローズライン)
一回転してマットに落下した宮崎、再びHorison of the universeを狙う庄子が走る。
庄子の重爆をすんででかわした宮崎は、尻餅をついた庄子の顔面に低空ドロップキック。
井ノ上には再びマジカルちょーだいっを狙うが、カウンターのパワーボムを喰らってしまう。
完全にグロッキーの宮崎だがカウント2.9ギリギリで斎藤がカットに入った。
斎藤の背後から庄子が羽交い絞めに捕らえたところに、井ノ上のACCESSが発射!
ここは斎藤がギリギリでよけて庄子は自爆。慌てた井ノ上にはフェイスクラッシャー。
ふたり並んでダウンしている井ノ上&庄子の上に斎藤がセントーンを落とす。
さらにエプロンから宮崎がスワンダイブ式ボディプレスで波状攻撃だ。
宮崎が庄子にココロドキドキ(ファイナルカット)を決めて場外に転がり落とすと、
リング上には斎藤と井ノ上の一騎討ち。井ノ上の腹に一発ヒザを叩き込んでおいて、
斎藤は隠し技のSoltyRei(ダブルリストアームサルト)しかしカウントは2つ。
再びSoltyReiを狙うが、井ノ上も堪えるとサイドスープレックスでホイップ。
これは斎藤が自分から飛んでマットに着地。体勢を崩した井ノ上に飛びついてCROSSOVER。
完璧に決まったが、惜しくも井ノ上の足がボトムロープに届いている。ロープブレイク。
ならばと3度目のCROSSOVERを狙った斎藤を空中でキャッチした井ノ上。
グルリと斎藤の身体を反転させてWISH(ツームストンドライバー)でマットに突き刺した。
宮崎が入ろうとしたが庄子のカットで動けず、斎藤は無念の3カウント負けを喫した。
○井ノ上奈々・庄子裕衣(10分6秒 WISH)宮崎羽衣・斎藤桃子●
井ノ上「桃、これで納得した?」
斎藤「うぅぅ、負けちゃったぁ…」
庄子「別にヒール転向って言っても、そう悲観することないでしょ」
宮崎「そーだよね、私達だってこれだけ熱い試合が出来るんだもん。
桃ちゃん、これからも一緒に頑張ろうよ、ね?」
宮崎「う…うん…でもでも」
井ノ上「わかんない子ねー、それなら仕方ない…ゆっこ!」
庄子「ほいほい」と斎藤を羽交い絞め。
斎藤「な、なになになに!?」
井ノ上「制裁っ!!!」と重いローキックが斎藤の向こう脛に決まる。
斎藤「いいい、いたい痛いイタイ!」
井ノ上「まだやられたい?」
斎藤「や、やだ!」
庄子「それじゃみんな仲良くね」
宮崎「ひ、ひどい…」と苦笑。
酒井「やぁ〜ん、みんなばっかり仲良くしてズルイぞぉ〜!」
井ノ上「はいはい、それじゃみんな行くよ」と退場。
斎藤「うぅぅ〜、酷いよぉ」
名鑑用に簡単に技まとめ。
全員クローバーホールド(テキサスクローバーホールド)は共通で。
【四葉の炎】井ノ上奈々
・WISH(ツームストンドライバー)
・ACCESS(クローズライン)
・制裁!(ローキック)
【四葉の風】庄子裕衣
・gift(高角度パワーボム)
・Horison of the universe(アースクエイクドロップ)
【四葉の花】宮崎羽衣
・マジカルちょーだいっ(高速ウラカン・ラナ)
・Girl Meets Boy(ツイスター)
・ココロドキドキ(ファイナルカット)
【四葉の雫】斎藤桃子
・CROSSOVER(ゴリースペシャルボム)
・SoltyRei(ダブルリストアームサルト)
連投規制で繋ぎ直し
L/Rの出番が増えそうなので、クローバーを一気に全員出場させてみた
桃のヒール転向はまだ完全に決着したわけではないので、今後もますみんとの絡みなどあれば
しかしクローバーのメンバー同士の呼称、どっか間違ってるかも知れないけどめんどくせーです
冷静なリーダー井ノ上、地味なパワーファイター庄子、派手なジュニア宮崎、苦労人でオチ担当の斎藤という感じか?
ラムズは桃しか知らない俺だけど、何となくクローバーの役所がわかった感じ。
これからもL/Rを盛り上げて下さい。
>>407にミス発見、以下修正で
× 庄子「というよりも彼女の反対のコーナーに立ちたくないってこと感じかな?」
○ 庄子「というよりも彼女の反対のコーナーに立ちたくないって感じかな?」
>>412 このスレで言うと、人気あるのは青二とアーツあたりですかね?
あえてラムズを押してみる奇異な私です。しかしあの社長は書きたくねぇなぁ…
ちなみにクローバーの役どころは
・井ノ上=アイドルっぽくない性格で声も地味、基本ツッコミ
・庄子=他の3人に比べて出番が少ない、話題の中心はおっぱい
・宮崎=社長一押しのアイドル路線、基本的に頭が悪い
・斎藤=ラムズ内では異色の存在、いじられて受けを取る
す、救われないな
場面は
>>372の後のCDUのロッカールーム。
大原とバニラが、まだ激戦の傷跡が残る身体で話している。
大原:「にしてもこの前の試合、結構好評だったらしいよ。」
バニラ:「ホントですかぁー。実は私たち名勝負製造機なんじゃないですか〜。」
大原:「このままタッグ王座でも狙っちゃう?初勝利が王座戦なんて漫画みたいじゃない!」
バニラ:「いいっすねぇ〜。なんだったら今すぐGMに話しつけて…」
そこにガチャッとドアが開いて三石、水田、門脇が入ってくる。
二人は三石以下二人に挨拶だけすると再び話し始める。
数分後、のんきに話している二人に門脇が割って入る。
門脇:「二人とも悔しくないんすか?どうしてもう一度再戦させろと言わないっすか!
ハンディキャップマッチで負けてるんすよ?
それなにに王座戦の話とは…パンダでもしないっすよ。
立場的には新人や経験不足の選手のかませ犬になってるんすよ?
若手軍、いや、今は名前が変わったらしいっすけど…舐められてるっす。
先輩達が行かないなら……自分が行くっす。」
そう言うと立ち上がって外に出て行ってしまう。
同意を求めようと水田に視線を向ける大原とバニラ。
水田:「…私も門脇と同感だな。ちょっと負け続け過ぎだろ二人とも。
門脇一人で行かせるわけにはいかないね。」
そう言って水田も出て行ってしまう。
三石:「これが結果だ。二人とも頑張っているのはわかる。
が、このままじゃ負け犬CDUになるのはわかるだろ?もう一度やり直そうじゃないか。」
そういい残して三石も外に出て行く。取り残された二人。
大原:「…門脇…か。」
なお、本日は"超監督"平野綾勝利記念パーティーが開催されるとのこと。
会場は既に準備が出来ている。
リングには赤い絨毯が引かれ、平野の肖像画が。
さらには多くの飲食物とオーケストラがスタンバイしている。
平野、後藤以外のSOS団メンバーは散らばって飲み食いしている。
と、オーケストラの演奏が始まり、矢野さんにスポットライトが当たる。
矢野:「お待たせしました。それでは本日の主役の入場です!」
そう言うと、オーケストラバージョンのハレ晴レユカイが流れる。
そこに平野と後藤がエントランスに現れる。平野の腕には金色の腕章が。
平野:「今日は私がCDUに勝った記念パーティーよ!褒め称えなさい!
飲み食いし放題だからね!経費は上様でつけておいたわ。
さぁ、ジャンジャン食べちゃって!」
そして各選手歓談しながら食事等をしている。
と突然、門脇のテーマが流れ、門脇が単身乗り込んでくる。
リング上で遊んでいた平野の前に進んでくる。
門脇:「ウチのメンバーから勝利、おめでとうっす。これは事実っすからね。認めるっす。
ただ、たった一勝でこのバカ騒ぎっすか?超監督さん。
前回、CDUが対抗戦で勝った時は、次の日練習でしたっすよ。
結局頑張っているのは、昔からいる、私と愛ちゃんと…鹿野とかが頑張った時の、
あの時のメンバーが支えてるんっすよ。
平野さんが超監督になってから何か変わったっすか?名前が変わっただけっすよ?
結局誰も平野さんを頼らない、いや頼れないんすよ。私が直接あなたを倒して名前を戻すっすよ。」
平野:「あらあらお祝いの言葉でもくれるのかと思ったら…これはどうも。
最近は雑魚相手で退屈してたからね、生きのいい相手さんは大歓迎よ。ただの選手は興味ないわ。
でもこの状況で、そんな大口叩いて大丈夫かしら?周りにはSOS団の選手で一杯よ?」
門脇:「そんなんだから選手がついてこないんすよ?」
というと平野の後ろから水田がドラリアート!そして肖像画で一撃!
リング外にいた選手は大原とバニラが蹴散らしている。
リング上では三石が清水に虹色月心激!後藤には強烈なラリアット!
立ち上がろうとする平野に門脇は強引に持ち上げてCOSMOS DRIVE!
大原を呼び入れて0.93セカンド・マジック!
門脇:「パーティーめちゃくちゃにされて悔しいっすか平野超監督さん!
CDUがぬるま湯だと思ったら大間違いっすからね!」
引き上げる際に救出に来た福圓と水樹にニアミス。
一瞬目が合うも観客席からさっさと引き上げていく。
鳴り止まないCDU Sucksの声。平野と門脇の対戦はあるのかっ!
乙っす
やべぇ、平野よりも舞太を応援したい俺ガイル
まさかCDUやL/RがVOWの話題の中心に立つ日が来るとは…
(本当の中心はプロシvs魔王軍だが)
平野ってハルヒ入ってるから、何気にナチュラルヒールな所あるなぁ。
SOS団の助っ人で、めがっさ鶴屋キボン
その前に長門がいないがいいのか?
まあ、そのまま長門ギミックで出てきたら強すぎて扱いに困るが。
そもそも茅原実里って他になにやってた?
【反則裁定なしマッチ 浅野真澄vs野川さくら】
ゴングと同時に浅野は野川を倒し、マウントポジションで殴りまくる。野川は早くも額から流血している。
野川は場外に逃げるとリング下の凶器をリング内にどんどん投げ入れていく。そして自分はイスを持ってリングインし、浅野をブッ叩く!
これにキレた浅野は、近くにあった竹刀で野川をメッタ打ち!ここでカバーに行くもカウント1で弾き飛ばされてしまう。
立て続けに野川を無理やり立たせて「happyend」を狙うが、持ち上げたところで野川が抜け出し、背後に回って露骨なローブロー!
そしてイスを手にして悶絶している浅野を叩きまくる!更に神田を破壊したときと同じようにイスを足首に挟み込む。
しかし危険と判断したレフェリーがこのイスをはずす。すると野川はレフェリーに猛抗議!野川は納得した素振りを見せるが、次の瞬間レフェリーにローブロー!
レフェリーをリング下に投げ捨てる間に浅野が蘇生し、「駐車禁止」の看板で野川の頭をブッ叩く!続けてその看板の上目掛けてダブルアームDDT!
素早くカバーにいくがレフェリー不在でカウントが入らない!すると浅野はリングを降りて鉄階段をリングに投げ入れ、鉄階段目掛けて「happyend」を狙う!
ここでレフェリーの服を着た酒井香奈子がリングインしてくる。浅野はこれに気づいて酒井に詰め寄るが、酒井は"自分はレフェリーだ"とアピールして浅野を追い払う。
と、浅野が背を向けた瞬間酒井は「シャイニング☆ドリーム」!モロに喰らった浅野はダウンしてしまう。それを見た野川は浅野を抱え上げ、鉄階段上でパイルドライバー!
野川がカバーすると酒井は高速カウントでカウント3!
【○野川さくらvs浅野真澄×(鉄階段上でのパイルドライバー)野川が次回PPVでのIC王座戦のNO1コンテンダーに】
試合後、酒井はズボンのポケットから手錠を取り出すと野川に渡す。野川は不敵な笑みを浮かべると、完全ダウンの浅野へと歩み寄る。
そして手錠で浅野の右手をトップロープに固定する。野川と酒井は浅野に罵声を浴びせる。すると野川は鉄階段を持ち上げて浅野に振り下ろそうとする!
と突然神田のテーマがヒット!神田は故障した足首をガチガチに固定しながらも早歩きでリングイン!これを見た野川は鉄階段を投げ捨ててリングから降りる。
神田と野川がにらみ合いをしていると背後から酒井が「R・E・C」を狙うが、神田は余裕でかわしてスパインバスターを極める!
入場ランプの野川とリング上の神田がにらみ合っているとGMのぶよが登場!
GM:「おやおや。どうやらIC王者はもう回復したようだ。それならば早速次回戦ってもらうよ。対戦相手は酒井香菜子だ!
これはボクからのお祝いだから、快く受け取ってよね」
そういうとGMはピンクのドアへと消えていく。
リング上の神田は複雑な表情をしたあと、浅野の手錠を外して番組終了。
今更なんだが、榎本温子は魔王軍向けの人員じゃないかなーと思った
微妙に後藤さんと同じ匂いがするというか…ナチュラルにヒールというか…
>>419 wikiによると、天上天下の棗亜夜とかやってるね
あとはマリ姉GMのアシスタント、おしゃ木のパーソナリティーなどなど
何となく舞太との共演作が多い気がする
>>420-421 VoWにおける野川のポジションって結構微妙だったから頑張って欲しい
負傷中のカンダさん相手なら何とかIC王座も獲れそうだ
あと一箇所「酒井香菜子」になってるけど「香奈子」のミスですね
白鳥「あ、ここにいたんだ、探したわよ〜」
菊地「白鳥…さん、どうして白鳥さんみたいなベテラン選手がわざわざ私を?」
白鳥「ベテランとか熟練って言い方は遠慮してね(ビキッ」
菊地「す、すいませんっっ! それでどうしたんですか?」
白鳥「菊地美香……若年層向けのルチャ興行でデビュー後、VOWへ移籍。
ヤング黒うさ杯一回戦、後藤沙緒里との対決は事実上の決勝戦と呼ばれ、
激戦の末に勝利を収めたものの負傷により準決勝を欠場。
その後、敗者復活戦を経て同トーナメントを制した後藤沙緒里は
GHVへビー級に挑戦し、現在は最強ユニット魔王軍の一員として活動中」
菊地「う…」
白鳥「その後、菊地美香はTLCマッチに出場して注目を集めるも惜しくも敗退。
この試合に勝利した神田朱未は、これを機に特殊試合で連勝。
現在はIC王者として幾多の挑戦者が彼女の前に連なっている」
菊地「うぐ…」
白鳥「久しぶりの試合出場となったロイヤルランブル形式ハードコア王座戦。
出場順にも恵まれた菊地美香は時の王者・浅野真澄との一騎打ちを果たすも、
肝心の王座は金田朋子に奪われる、と」
菊地「うぐぐ…」
白鳥「何ていうか…運のない人よね」
菊地「わざわざソレを言うためだけに私を探してたんですか?」と怒り顔。
白鳥「違う違う。何て言うかね、以前の私を見てるようで歯痒くって…」
菊地「歯痒い?」
白鳥「そ、貴方に足りないもの、わかる?」
菊地「そんなもの、実力も経験も、それに運も、何もかも足りませんよ!」
白鳥「違うんだな〜。貴方は半ば鳴り物入りで特撮という派手な世界からVOWに移籍した。
飛んだり跳ねたりはできても、基礎的なレスリング技術が欠落してるんじゃない?」
菊地「それは…それは分かってます。だけど…」
白鳥「だけど、どうすればいいのか分からない、でしょ?
そういう時はね、ベテランに教えを乞うものなの」
菊地「それって…」
白鳥「私の知ってる選手にね、試合数が少なくて困ってるコがいるの。
良かったら私と組んで、そのコたちと試合してくれないかな?」
菊地「…やります」
白鳥「お、即答ね〜」
菊地「この前のロイヤルランブルで見せた白鳥さんの動き、あれが盗めるのなら…」
白鳥「盗めるって、そういうことは思っていても口にしちゃダメよ〜?
まぁいっか、それじゃこの後すぐに試合が組んであるからよろしくね」
菊地「はい、それで相手っていうのは?」
白鳥「えーっと、野上さんって知ってる?」
菊地「? いえ、勉強不足で…」
白鳥「あ、そっか。今は違うんだっけ。ユカナ*ハルナって言えば分かるかな」
菊地「はい、それなら……って、えーっ!?」
白鳥「そういうこと、それじゃ後でね」と歩き去る。
菊地「ちょっと…現タッグチャンピオンじゃないですか…」
とりあえずスキットだけ〜。モコナ繋がりで白鳥&菊地組。
一時期はかなり目立ってたのに最近は地味な菊地に光を…。
お久しぶりです
久しぶりに来たら色々動いてますね、俺も真田の続き書かなければ
>>422 榎本温子を魔王軍に入れると田中もいるしSTEEL ANGELSが出来ますな
>>413 > あの社長は書きたくねぇなぁ…
社長がうざくなってきた野川たちが内紛起こして社長追放とかどうでしょう?
SOS団に啖呵を切ったとはいえ、三石に負け犬呼ばわりされたことでやる気を失いかけている
大原とバニラに次の試合の詳細が書かれた紙を受け取る。
【.....タッグマッチ30分一本勝負】
大原めぐみ・山崎バニラ vs α・β
バニラ「試合が組まれるのはいいことなんですが、SOS団との抗争が始まるのこんなことしてていんでしょうか」
大原「その前に、なにこのマッチメーク? 対戦相手がαとβでタッグマッチの前に小さくてよく見えない文字が書かれてるし」
更にもう一枚紙を渡される。所用で不在の三石からの手紙のようだ。
『今回の試合はSOS団の抗争にあなたたちを出すかどうかテストするためにGMに頼んで組んでもらったわ。
万人が納得する試合ができればSOS団との試合に出してもいいわ。できなかったらSOS団との試合には出さないわ』
大原「SOS団と戦うためにはこの試合をクリアしなきゃだめってことか」
バニラ「でも、今日のはただののタッグではなさそうですね」
大原「そうなのよね、そこがちょっと気になる…」
バニラ「あのにっくき平野率いるSOS団と戦うためには今日の試合で認められなければなりませんよ!」
大原「……」
GM室
所用で不在の三石はここにいた。
三石「手紙を出して思ったのですが、今回の対戦相手はあの二人には荷が重すぎるのでは?」
GM「ぐ〜ふ〜ふ〜。今回呼んだ二人はあの団体でレジェンド中のレジェンド達に揉まれてかなり
の実力をつけてはいるけど、昔は「負け犬」って呼ばれていたから多分大丈夫」
三石(もう一人の方は今では大負け犬って呼ばれていた気が…)
GM「それに、『負け犬』って呼んだのは君じゃないか」
三石「あれはまぁ、言葉のあやというかなんというか」
そこにαとβらしき人物が入ってくる
α「こんにちは」
β「XXつXわ!」
GM「よく来てくれたね、ようこそVOWへ。歓迎するよ」
α「ところで約束は…忘れていませんよね?」
GM「ぐ〜ふ〜ふ〜。君たちの方の特別興行のためにこちらの選手を何人かかして欲しいって話なら
ちゃんと守るから安心して。だからってウチの選手の引き抜きは御法度だから」
β「それは…αが関係ない能登麻美子を欲しがっているのでちょっと心配ですが」
α「ボクはのとまみが欲しいですよ。まーたんはボクのものです、誰にも譲らないです」
αの強引さにGMもタジタジ
GM「…」
三石(ほんとに大丈夫なのかしら、この二人…)
(ショートレンジラリアットの名手)来たか。
実は俺も某大阪の人と組ませて出そうとしたことがあった。
しかし「大負け犬」が誰のことか分からなくて懸命に調べちゃったよ。
必見!黒うさぎの徒然日記
今日、相方が三国志について勉強していた。
難しい勉強をしているなと思い、聞いてみた。
ゆかり「三国志のアニメかなんかにでるの?」
相方「出ないよ。」
ゆかり「じゃあ、なんで?」
と聞くと、PS2のゲームで三国志というゲームがあって、そのゲームから三国志に興味を持ったらしい。
とくに、諸葛亮が好きらしく、ゲームではかなりの二枚目なキャラクターになっていて、そのキャラクターが好きらしい。
それで、ゆかりがインターネットから諸葛亮の肖像画を取り出しプリントアウトして見せてあげた。
すると、相方が「こんなんじゃない!」とかなり機嫌が悪くなった。
確かに、ゲームとは似ても似つかない顔だった。三国志に興味を持ったのか二枚目キャラに
興味をもったのかいまいち不明だが勉強するという事はいい事だ。
明日、イベントでで勉強の成果を発表するらしい。
なので「諸葛亮の肖像画も 持っていけば?」と言うと、
相方は「絶対に嫌だ!」
以前の職人さんとは違いますが作ってみた
今回のスキットがわからないひとのためにヒントを兼ねた解説。
αはご存知のあの人。
βは第三次αの中断メッセージのなかの漫才でそう呼ばれてた方。
間違ってるとアレなんで検索してみた。
αは一人称で、βは挨拶でピンと来たが、ビンゴだったか
(最近の某大戦はプレイしてない)
α、「生天目や川澄綾子の溺愛振りには負ける」って書かれちゃってるし……
そんなことまで公式データ?になっているとは……
で、プオタ的には夏スタートの新番組では何が期待作なの?
ハチクロ
>>433 赤ずきん見逃した……OTL
面白かったですか?
あちこちでストーリーをゴソッと動かした割に、忙しくてなかなか試合が書けません…
ということで他職人さんに期待、まずはプロシvs魔王軍の決着戦と、αβの参戦か?
>>433 今夏は全体的に小粒っぽい
貧乏姉妹に期待してたが、ちょっと微妙…
後は個人的にちょこシスのキャストは何か惹かれるものがあるな
でもやっぱり今期は赤ずきんでしょうねえ
【次回PPVプロモ】
(川澄vs田村の王座戦の映像が流れる)
『魔王の罠によって王座奪取に失敗』
(コナミジムでのトレーニングの様子)
『永遠の力に負けない身体を造り上げ』
(vs折笠、vsW水銀燈の映像)
『復帰した彼女を待っていたのは、暴力と策略の嵐』
(vs川澄・能登組の映像、川澄から3カウントを奪ったシーン)
『しかし今、復讐の時は来た』
VOW presents PPV
『Judgment Day』
GHVヘビー級選手権試合
川澄綾子vs田村ゆかり
PVが終わると、田村の入場テーマが流れる。入場ランプにプロシードα登場、観客の大声援に応えながらリングイン。
今度は川澄の入場テーマが流れ、魔王軍が登場。場内大ブーイング。それをもともせずに魔王軍入場、リングイン。
プロシードと魔王軍は真正面から睨みあい、一触即発のムード。そこにGMのテーマが流れる。
タイタントロンにGMの姿がでかでかと映し出される。
GM『こんばんは、ぼくのぶよGM。みんな、よく集まってくれたね』
川澄「GM、これはいったいどういうこと?こいつらまで呼ばれてるなんて聞いてないわ」
浅川「それはこっちのセリフ。なんだったら、今すぐここで決着をつけようか?」
GM『まあ落ち着いて。わざわざ集まってもらったのは他でもない、PPVのカードが決定したから、
みんなまとめてお客さんの前で発表しようかと思ってね』
田村「ふぅん。それで、カードは?」
GM『それじゃあ早速発表しようか。プロシードαvs魔王軍の対抗戦は、5vs5シングルマッチで行うよ。
まず第一試合、広橋涼vs後藤沙緒里!』
川澄「妥当なところね。後藤さん、取りこぼしは許されないわよ」
後藤「……」
浅川「涼、勝てるよね」
広橋「はい!」
GM『第二試合はハードコアマッチ、生天目仁美vs能登麻美子!』
能登「なばかぁ…楽勝ね」
伊藤「仁美さん…」
なば「大丈夫だよ、静さん」
GM『第三試合はラストマン・スタンディング・マッチ、伊藤静vs田中理恵!』
なば「静さん…」
伊藤「任しときなさいって!ボッコボコにしてやるわ!」
田中「うふふぅ……ジャンクが1つ、増えるわねぇ」
GM『第四試合・セミファイナルは、浅川悠vsかかずゆみ!』
浅川「なんで私とかかずなの?」
川澄「ゆみさん……今度は本気でお願いしますね?」
かか「……わかってるわ」
GM『そしてメインイベントは、GHVヘビー級選手権試合、王者・川澄綾子vs挑戦者・田村ゆかり!!』
田村「今度こそ、ゆかりがベルトを貰うからね!」
川澄「1回勝ったぐらいで調子に乗らないで。あなたではチャンピオンに相応しくないということを教えてあげるわ!」
GM『5vs5ということで、勝敗は勝ち星の数で決まるよ。負けたユニットにはペナルティがあるから』
川澄「なにソレ!聞いてないわよ!」
GM『今はじめて言うから、当然だね。負けたユニットは向こう3ヶ月、各王座への挑戦を禁じるよ。
ああ、沙緒里ちゃんのタッグへの挑戦権は別ね。アレは魔王軍に入る前に決まったことだから』
浅川「また思い切ったペナルティね。私たちはもちろん、認めたくはないけど魔王軍だってVOWの主流よ。
そのどちらかをストーリーから外そうっていうの?あなたの手腕が問われる事態にならなきゃいいけど」
GM『心配ご無用。我がCDUをはじめ、若手、L/R、AIとみんな元気だからね。
むしろ負けたらキミたちのポジションがなくなるかもしれないということを心配するべきだね』
浅川「上等……!」
GM『さあ、ぼくからの話はこれでおしまい。キミたちは練習なり作戦会議なりに励んでね。
VOWファンのみんなは、次回PPV「Judgment Day」を楽しみに待っててね〜』
【番組終了】
あげるお
今日は平野綾が総合の試合に参戦するね。敵地フジテレビでどんな戦いを見せるんだろう
いかん、録画忘れてた!ようつべに期待するか…
フジの総合は演出は派手だが、試合はあまり重視してないからな
むしろ客いじりを絡めてのスキットに終始するんじゃないか
一応録画中
水樹の時と大差ない気がするが
445 :
タムラ様のイタズラ黒メガネ:2006/07/03(月) 21:21:46 ID:+GP+6RVE0
サンダーレイジとスターライトブレーカーの合体攻撃マダー?
ハマティス少尉とマツモティーヌ大佐、で予定通りの反則負けで堂々退場、な試合なのかな。
>名無し@イエローさん
広橋涼vs後藤沙緒里も伊藤静vs田中理恵も楽しみなカード。
そして浅川vsかかずは、アキハバラ電脳組でのデビュー直後の相手じゃないか!?
メイン以外も楽しみ。
そして、生天目仁美vs能登麻美子のなばが、ものすごく不安だw
448 :
427:2006/07/04(火) 01:38:55 ID:hD0lf7np0
お待たせしました。大原バニラ対αβ戦です。初めてなのでぎこちないですがよろしくです
【.....タッグマッチ30分一本勝負】
大原めぐみ・山崎バニラ vs α・β
先に入場した大原とバニラを待っていたのは、観客の「負け犬」コールだった。
大原「ちょっと!なんで負け犬って呼ばれなきゃいけないのよ!!」
バニラ「きっと誰かが漏らしたんですよ、三石さんに私たちが負け犬だって言われたことを」
二人がリングに上がるとエントランスにピンクのドアが現れてGMのぶよが登場
GM「やぁぼくGM。熱烈な歓迎に感謝するよ。おやおや?大原とバニラは不機嫌だね」
バニラ「GMさん質問です、誰が観客にうちらが負け犬だって事を漏らしたんですか?」
大原「そうよそうよ!おかげでこっちはいきなり屈辱的な仕打ちを受けたんだから!!」
GMはニヤニヤした顔をしながら
GM「う〜ふ〜ふ〜。それは今日の対戦相手かも知れないよ〜。真実は君たちの手で掴むんだね。
今日の試合は君たちタッグの真価が問われるんだから」
GMはピンクのドアから消えていき、そのドアが消えた途端、リングアナのコールが始まった。
『VOW初登場、かつて負け犬だったα・β組入場!!』
『流星、夜を切り裂いて』が流れる中、現れたのは銀を纏った渡辺明乃と緋色を纏った長沢美樹。
まさかあの二人がここに来るとは思わず、驚きを隠せない一部の観客。
二人はリングに上がると、早速マットとロープのの感触を確かめる。
レフリーから今回の試合内容の発表が行われた。
【敗北即負け犬命名タッグマッチ30分一本勝負】
大原めぐみ・山崎バニラ vs 渡辺明乃・長沢美樹
449 :
427:2006/07/04(火) 01:41:13 ID:hD0lf7np0
大原「ちょっと!負けたら負け犬って酷いじゃない!」
明乃「そういう減らず口もいいけどボク達を倒してからそういうことは言うです」
長沢「それともあたし達が怖いの? 自分から負け犬だって事を認める?」
激昂した大原と長沢がリングに入り試合開始。
開始早々大原は負け犬と呼ばれた屈辱を晴らそうと長沢に対してキックの嵐。長沢はキックに
耐えながらもビンタを一発お見舞いするチャンスを伺い、大振りになったミドルに合わせてビンタを一発。
カウンターとして入ったため膝を着けてしまう大原。勢いを殺した長沢はそのまま往復ビンタ。
大原は無様に頭から倒れる。それを見て観客も「負け犬」コールを止めない。
無様な姿を見せている大原を無理矢理起き上げてビンタを一発。ロープへ送ってクリームパンダのパー(掌打)
を狙うが大原に読まれてしまい、背後を取られてバックドロップ。そのままバニラにタッチ。
バニラは起きあがった長沢に大正琴の一撃を食らわせるとそのままカンフーキックをクリーンヒット。
続けざまにアームブリーカーを仕掛けようとするがGファルコン(フライングクロスチョップ)で勢いを止める。
そのままベガリオン(ブードゥーロック)で足を締め上げてギブアップを狙うがバニラがロープを
掴んでギブアップ負けを逃れる。しかし、長沢はバニラをコーナーに押し込んで態勢を上下逆に。
そのまま反対側のロープからCTM−09セイファート(KENTA版from コーナー to コーナー)で
バニラの顔面を突き刺す。
長沢「あんたたちもう終わり?負け犬だって認める?」
観客は負け犬コールを止めない。双方の技量の差から一方的な試合になりつつあった。
バニラ「(もう、負け犬でもいいかな…こんな風に無様な姿を見せられてGMやみんなにに合わせる顔がないよ)」
大原「ちょっとバニラ!しっかりしなさいってば! あたしは諦めないよ…負け犬だって呼ばれても、
GMから見捨てられても、CDUから追放されても、歯を食いしばってしぶとく生きてやるんだ!!」
バニラ「(おおはら・・・さん)」
リングには長沢のタッチを受けた明乃が入っていた。
450 :
427:2006/07/04(火) 01:43:22 ID:hD0lf7np0
明乃「よく言ったです。ボクも大原さんを全力で倒すです。負け犬と言ってごめんなさいです」
伝家の宝刀CHIBI-RARI(ショートレンジラリアット)を放ちフォールするがカウント2.9で起きあがる
そこに明乃は追い打ちをかけるようにウィッチハンター(ストラングルホールドγ)で締め上げていく。
バニラ「おおはらさーーーーん」
バニラは先ほどのベガリオンで受けた足のダメージが酷かったが、大原を助けるために這いずりながら
救助に向かう。長沢はそんなバニラに対して吸血鬼美夕(STF)で救助を阻止する。
大原「こんなところで負けたくないから、あんたを、倒して、SOS団の連中を全員倒してやるんだー!!」
普段では見られない大原とバニラの鬼気迫る姿は、いつしか観客は大原バニラ組へ大きな声援を送り始める。
ロープに逃げることができた大原は明乃にトラースキックで逆襲を開始。ミドルキックで体勢を崩したあと
パワーボムで追撃。そのままあやとり野比流ギャラクシーで足を締め上げるがロープで難を逃れる。
明乃「大原さん、あなたは凄いです。決して諦めないところは尊敬するです。でも、これで終わりです」
もう一つの伝家の宝刀CHIBI-RARI 2006(かち上げ式ラリアット)で立つことすらままならない大原。
続けて大原に対して合体技のHYPER77(タッチ・ザ・スカイ)で長沢のラリアットが喉元をえぐる。
息の根を止めるべく明乃が必殺技を出す。
明乃「マニューバーGRaMDs…フィニーッシュ!!」
マニューバーGRaMDs(go 2 sleep)で明乃の膝は大原のみぞおちに入り、そのまま立ち上がれずカバーに
入られカウント3を聞く…。
【10分31秒 ○ 渡辺明乃 (マニューバーGRaMDs→片エビ固め) ●大原めぐみ】
これにより、大原・山崎タッグは負け犬タッグと改名
451 :
427:2006/07/04(火) 01:45:34 ID:hD0lf7np0
終了直後のエントランスに現れたのは今日、総合に出て戻ってきた超監督平野綾。
平野「あんたたち無様ね。こんなんでSOS団と戦おうとしてたの。GMお気に入りのCDUが聞いて呆れるわ
あ、そうか。今からあんた達は「負け犬タッグ」だったっけ。ねえ負け犬さん、一生ワンワンワ
ンワン吼えているだけの負け犬に…いっ!?」
平野の背後から水田がドラリアート。そのままドライガーボムに繋げて平野をK.O.。
水田「そこの糞監督、あんた必死で戦った二人に酷いこと言ってくれているけど、あんたにそんな酷い
事を言う資格なんてないんだよ! 観客もそう思っていることわからないのか?」
観客は死闘を終えた二人対して死体に鞭を打つ言動で冒涜した平野に対してブーイングで返す。
失神した平野を後藤が救出してそのまま退場。
CDUロッカールーム
バニラ「ぐやじぃでず…」
大原「今までさ、調子よくこのままベルト取っちゃえ、とかなんか言ってたうちらが馬鹿馬鹿しく
なったね…。でもさ、今日のこの試合はやってよかったと思うよ」
門脇「負けたことは仕方ないです。次勝ちましょう」
大原「ごめん門脇、ちょっとあたし達だけにしてくれないかな」
門脇「わかったっす」
門脇が出て行った後、CDUのロッカールームからは大原とバニラの悔し涙が止まらなかったという。
GM室のモニターで一部始終を見ていた三石は呟く。
三石「これでSOS団への切り札が揃えられそうね。あとはあの二人が今日の敗北を忘れなければ…」
場面は切り替わってSOS団ロッカールーム。
総合のダメージに加えて水田の制裁で失神、ようやく目覚めたが立つことすらままならない平野と
それを介抱する後藤。
平野「あーもう腹立つわ。折角あいつらの無様な姿を罵って今日も気持ちよく眠ろうと思ったのに」
後藤「あの〜、今日のあれは平野が悪いんじゃ…」
平野「後藤さん、何か言った?」
後藤「いえ、なにも」
平野「でもあの二人が化けるかも知れないってことは今日身をもって知ったわ。こっちもそろそろ
切り札を使わないと。茅原に連絡しておいて、時は来たって」
後藤「え〜!!茅原を使うんですか!?」
平野「そうよ、我がSOS団の最終兵器にしてジョーカー、茅原実里を出すから」
CDUの大原バニラが目覚める一方、SOS団は最終兵器を用意する。どうなるCDU対SOS団!!
GM室
明乃「なんかやりすぎたですかね」
GM「むしろあそこまでやってくれて嬉しいよ。これであの二人も心を入れ替えてくれることを願うよ」
長沢「それではあたし達はこの辺で失礼します。OGS興行の件、よろしくお願いします」
GM「それはだいじょうぶだからたのしみにまっててね〜」
GM室を出て行った二人。そこに現れたのは…??
??「おふたりさぁん、今の試合凄かったわぁ。ほんと、あなたたちが居てくれたら百人力なんだけど」
453 :
427:2006/07/04(火) 01:50:23 ID:hD0lf7np0
以上です。
ネットが途切れるわいろいろあるわでやっと投稿できたんですが、稚拙で申し訳ないです。
以下プロフィールなんですが長いので分けます
【ちびらりの他称『女帝』】
渡辺明乃(フリー)
タイトル暦:
得意技
チョップ系
韋駄天翔(プランチャ)
フレイムカイザー(ショルダータックル)
ウィッチハンター(ストラングルホールドγ)
CHIBI-RARI(ショートレンジラリアット)
CHIBI-RARI 2006(かち上げ式ラリアット)
情け無用のガンファイター(北尾ドリラー)
マニューバーGRaMDs(go 2 sleep)
マニューバーGRaMXs(逆水平チョップ→CHIBI-RARI 2006→情け無用のガンファイター)
入場曲:流星、夜を切り裂いて
454 :
427:2006/07/04(火) 01:52:07 ID:hD0lf7np0
【ナチュラルツンデレ】
長沢美樹(フリー)
タイトル暦:
得意技
ブレイク・ターン(アイル・ビー・バック)
張り手
クリームパンダのグーチョキパンチ(グー:パンチ チョキ:非公開 パー:掌打)
関への仕返し(マシンガンビンタ)
Gファルコン(フライングクロスチョップ)
ベガリオン(ブードゥーロック)
吸血姫美夕(村正)
CTM−05プレアディス(不知火)
CTM−09セイファート(KENTA版from コーナー to コーナー)
パターン青・使徒(豪州式原爆固め)
ラジオビッグバン(ミストクラッシュ)
入場曲:未定
合体技
HYPER77(タッチ・ザ・スカイ)
マニューバーGRaMXs HYPER(長沢:クリームパンダのグーチョキパンチ→渡辺:両腕ロック→長沢:関への仕返し…???)
455 :
427:2006/07/04(火) 01:55:14 ID:hD0lf7np0
ミスorz
×吸血姫美夕(村正)
○吸血姫美夕(STF)
OGSにアイビスとスレイってでるんだっけ?
出るよ。
GHVベルトを提案した者だが、もう5スレ目かよw
正直ここまで続くとは思ってなかった。みなさん、これからも頑張ってくれ
459 :
427携帯:2006/07/04(火) 23:34:46 ID:0r1rK2JRO
ごめんすっかり忘れてたところが一つ。
大原二度目のリングインはバニラがセイファートをくらったあと、大原がハッパかけたときにバニラが立ち上がれない状態でした。運よくそこに大原がいたのでタッチしてます。
ノンタイトルマッチながら、唐突にタッグ王者との対戦が決定した菊地、緊張した表情で入場の時を待つ。
白鳥「ほらほら、そんなに固くなってどうしたの〜?」
菊地「まさか、いきなりチャンピオンとだなんて…」
白鳥「王座戦じゃないんだから、軽い気持ちで行きましょ。さ、出番よ」
菊地「は、はいっ!」
純白のロングガウンをまとった白鳥は愛犬のコタを連れて入場。その後ろから菊地が続く。
続いて『スイートマジック』に乗ってユカナ*ハルナが花道を悠々と歩いてくる。
観客に向かって不敵な表情で腰のベルトをアピール。
白鳥「ふーん、ちょっと先手を取らせてもらっちゃおうか?」
菊地「…へ?」
白鳥「よし、遅れずについてきてねっ!」
白鳥はガウンを脱ぎ捨てて猛ダッシュすると、スワンダイブ式プランチャでゆかなに突っ込む。
慌てた菊地も池澤にトペ・スイシーダ。ユカナ*ハルナは両者とも強襲に対応しきれずに花道にダウン。ここで試合開始のゴング!
【タッグマッチ30分一本勝負】
ユカナ*ハルナ vs 白鳥由里・菊地美香
白鳥はベルトを奪うと、ゆかなの脳天に振り下ろす。ゆかなは場外でダウン。
一方、リングに戻った菊地は池澤にブレーンバスター。起こしてアイリッシュホイップ。
カウンターのカニ挟みで倒して、菊地は逆エビ固めでグイグイと締め上げる。
パートナーのカットが欲しい池澤だが、ゆかなはまだ白鳥に捕まったままだ。
池澤は自力でエスケープ、腰を押さえながら立ち上がった背後から菊地がドロップキック。
追い討ちのSPシューター(サソリ固め)を極めてギブアップを迫る。
何とか白鳥を振り払ったゆかながカットに入ると、両陣タッチ交代。
一瞬で距離を詰めたゆかなはロックアップからアームロックで背後に回る。
白鳥も負けじと腕を取り返すと、ゆかなはヘッドスプリングで逃れてアームドラッグで返す。
グラウンドを狙って近づいたゆかなに、白鳥がヘッドシザースで捕まえてホイップ。
起き上がったゆかなが逆に白鳥の足を払って体固め、カウントはひとつ。
リズムに乗って攻めるゆかなだが、白鳥は抱え上げて、とんでぶーりん(フラップジャック)
互いの手をよく知るベテランならではの高度な攻防には会場が大きく沸き返る。
白鳥が代わって、リング上は菊地とゆかな。猛然と走り込む菊地に、ゆかなはカウンターのナパームシュート(ソバット)
怯んだところをキャッチしてゼロキャノン(フィッシャーマンDDT)と波状攻撃だ。
さらにロープに振ると、池澤と共にWクローズラインでダウンを奪う。
池澤はコーナーに控える白鳥にマグナム(ランニングエルボー)を叩き込み、場外に落とす。
パートナーを肩車で抱えてからの合体DDT=スイートマジックIIが菊地を狙う!
池澤のフロントネックロックに捕えられた菊地だが、水車落としでカウンター。
ゆかなにはフライングニールキックを決めて、ピンチから脱出。
激しい攻防の末、試合は終盤。スタミナを切らした池澤に決め技のゴーストバスター(垂直落下式ブレーンバスター)を決めると、
勝負を菊地に託した白鳥はゆかなを標的に幸せのカウベル(コブラクラッチ)で絞め上げる。
肩で息をする池澤を捕えて舞乙式エクスプロイダー狙い。だがここは池澤が堪える。
一瞬、気が緩んだ菊地の隙を見逃さず、池澤が超至近距離からの今週の調合(毒霧)!
呼吸困難に陥った菊地にマッコウスペシャル(冬木スペシャル)の追い討ち。
菊地「諦めたら…諦めたらそこで試合終了だって、ばっちゃが言ってた!」
完全に死に体だった菊地だが、ギリギリでロープエスケープ。
これで決まったと思った池澤に顔面ドロップキック一閃、そしてコーナーに昇る。
菊地「ハァ…ハァ…ばっちゃが、言ってたよ、みにくいアヒルの子も白鳥になれるって!」
リング中央の池澤に菊地のマイスター☆フロッグスプラッシュが完璧な形でヒット!
そのまま押さえ込んだかと思いきや、ギリギリで池澤が首固めで引っくり返してカウント3。
ユカナ・○ハルナ(21分8秒 首固め)白鳥由里・菊地美香●
菊地「勝てると思ったのに…勝てると思ったのに…」
池澤「あー、もうこんな試合じゃ負けたようなもんじゃなーい!」
本隊なんて眼中になかったけど、撤回! 今度やったら絶対に完勝するから!」
ゆかな「薄氷を踏む思いって、こういうことでしょうね」
菊地「そんな、試合には勝ったのに…」
ゆかな「誇り高きチャンピオンってそういうものよ……ハルナ、行こう」
池澤「ん、それから由里さん、ありがとね」
白鳥「こちらこそ。久しぶりにいい試合が出来たわ」
退場するユカナ*ハルナ。客席からは大きな拍手。
白鳥「さて……美香ちゃん、そこに正座」
菊地「は?……は、はいっ!」
白鳥「今日の敗因が何だか分かる?」
菊地「それは…経験の差ですか?」
白鳥「飛んだり跳ねたりはできても、基礎的な技術が欠落してるって言ったでしょ。
最後の最後にもっとも大切な押さえ込みの甘さが出たってとこかな」
菊地「はい…」
白鳥「ま、及第点かな〜。確かにみにくいアヒルの子も白鳥にはなれる。
だけどベテランの白鳥だって水面下では必死に努力してるんだからね。
まだまだこれからだよ。ほら、顔を上げて! お客さんに挨拶して!」
菊地「はいっ!」と立ち上がると、四方に深々と礼。
白鳥「よしよし(と頭を撫でる)それじゃ本隊の小清水亜美ちゃんたちと頑張ってね」
菊地「え、白鳥さんは…」
白鳥「また困った時にでも呼んでくれれば助けに来るから、ね。
モコナプレス、大事に使ってくれなきゃ怒っちゃうよ?」
菊地「ありがとうございましたっ!」
【蒼天を舞いし乙女】
菊地美香(本隊)
ディースティック(クロスヒールホールド)
SPシューター(サソリ固め)
モコナプレス(ヒップドロップ)
舞-乙HiME式原爆固め
舞乙式エクスプロイダー
マイスター☆フロッグスプラッシュ
【華麗なる白鳥】
白鳥由里(フリー)
ゴーストバスター(垂直落下式ブレーンバスター)
とんでぶーりん(フラップジャック)
幸せのカウベル(コブラクラッチ)
モコナプレス(ヒップドロップ)
各種スワンダイブ技
実は菊地“アリンコ”美香って名鑑データ入ってなかったのね。
しらたりさんフランス好きということで、レネ・デュプリのイメージで技設定してみた。
乙です
いや〜池澤あぶねぇ〜
こりゃ王座転落近いかも
GMオフィスに向かう通路
チワ斉藤、沢城みゆき、真田アサミの三人が歩いている
どうやら前回ぶち上げた真田、沢城組によるタッグ王座挑戦、そして真田のAI入りについて
当人達で話がまとまった様だ。
そこでさっそくタッグ王座挑戦の交渉に来た様子
オフィスに入るとさっそく交渉に入る三人、しかし以外にもGMの答えはNO
真田「何でですか?私この間池澤さんに勝ってるんですよ」
沢城「もしかしてトーナメントの時いわれた、私達二人で挑戦するの禁止って言うのがまだ生きてるとか?」
GM「ふ〜ふ〜ふ、さすがにそれは時効」
チワ「じゃぁ挑戦権持ってる後藤が優先ってことですか?」
GM「それも違う、後藤はプロシードとの抗争が終わるまで挑戦は無いと思っていい」
真田「それじゃあ何で・・・」
GM「まぁこれ見て」
【GHVタッグ王者決定トーナメント準決勝第1試合】
○清水香里・しほの涼(11分03秒、 ダイビング・ニードロップ→スモールパッケージホールド)●真田アサミ・新谷良子
【GHVヘビー級タッグ王者決定戦、準決勝第二試合 45分一本勝負】
沢城みゆき・斉藤千和△ (45分 フルタイムドロー) △生天目仁美・伊藤静 GM裁定により決勝進出は生天目・伊藤組》
【GHVタッグ王者決定トーナメント 決勝戦】
●生天目仁美・伊藤静(スイートマジックからの体固め)○ユカナ☆ハルナ
【王者組】○ユカナ☆ハルナ(28分50秒、スイートマジックからの体固め)沢城みゆき、チワ斉藤●【挑戦者組】
【王者組】○ユカナ☆ハルナ(25分15秒スイートマジックUから体固め)●真田アサミ・日高のり子【挑戦者組】
GM「君たちが王座を返上してから行われたタッグ王座関連の試合は、トーナメントをふくめて5試合
君たちはばらばらだけどその内4試合に出ていて負けている、はっきし言うけど君たちは挑戦しすぎ
同じ選手にばかり挑戦認めるわけにはいかないんだよ」
沢城「・・・・・どうすればいいですか」
GM「ん?」
沢城「私達にはあのベルトが必要なんです、どうすれば挑戦させて貰えますか」
そう言いながら迫ってくる沢城、GMはしばし沈黙した後
GM「こないだある選手がタッグ王座に挑戦背させてくれってやってきてね」
真田「ある選手?」
GM「選手が多くて試合からはあぶれちゃってるんだけど実力は問題ないと思ってる、パートナーも
王座に恥じない人物を用意すると言ってて、その選手についてもさっき連絡があって挑戦者決定戦を
組もうと思ってたところだ」
沢城「その試合に勝てば」
GM「大サービスだからね、この試合に負けた場合、ユカナ☆ハルナがタッグ王座についている
間は真田沢城両名のタッグ王座挑戦を禁止にするよ」
GHVタッグ次期挑戦者決定戦
真田アサミ・沢城みゆき VS X・X
今日はここまでで、明日か明後日には出したいと思います
シングルに比べてタッグ王座は動きが激しいやねェ
あ、ちなみにゆかなと池澤春菜のタッグは「ユカナ*ハルナ」ですよ、アスタリスク
星マークの「カナ☆ルナ」はあくまでマスコットキャラの方ね
時間を遡って大原バニラ対渡辺明乃長沢美樹の試合前、魔王軍ロッカールームで何か考えている田中理恵。
今部屋にいるのは彼女だけ。
田中(PPVの相手があの女ならジャンクにさせ甲斐があるけど、向こうも何か新しい技を用意してくるかも
しれないわねぇ)
そんな中モニターで大原バニラ対明乃長沢の試合を見始める。開始早々から大原バニラに目もくれず、明乃長沢の
動きに注目し、何かを思いつく
田中(……あの女をジャンクにする為の新技を思いついたわぁ)
よからぬ事を企みだしたその時、能登が部屋に入ってくる。
能登「理恵ちゃん、ちょっと相談してもらいたいことがあるんだけど」
田中「あらぁ、麻美子どうしたのぉ。もしかして魔王様がかまってくれないからって私に鞍替えするのかしら」
能登「綾ちゃんはちゃんとかまってくれてるからご心配なく。理恵ちゃんの相手の静ちゃんのことなんだけど…」
そういうと耳元で能登が囁く
能登「静ちゃんを○○したいの、もちろんPPVの後で。PPVが終わった後どうなるかわからないけど、あの田村と浅川を
ゆっくりゆっくりじわじわと追いつめていきたいの。」
田中「…それは面白そうねぇ。でも何で静ちゃんなのかしら」
能登「なばじゃあっさりしすぎて面白味に欠けるから」
田中「……それもそうね」
大原バニラ対明乃長沢の試合が終わって、GM室から出てくる明乃と長沢に偶然を装って出会うことに。
田中「おふたりさぁん、今の試合凄かったわぁ。ほんと、あなたたちが居てくれたら百人力なんだけど」
長沢「あら、魔王軍とか言うところの田中理恵じゃない、がっつんわ!」
明乃「魔王軍…ボクののとまみが居るところですよ、スレ…じゃなかった長沢さん」
田中「よくご存じねぇ。四方山話や世間話はなしにして、単刀直入に言おうかしら。スパーリングしてくれなぁい?」
明乃「それは突然ですね。初対面なのにいきなり練習相手になって欲しいなんて、何考えてるですか」
長沢「アンタなら別にあたし達と練習しなくてもやっていけるじゃない」
田中「私はあの団体では有名なチームTDのお二人とスパーしてもらいたかっただけなのにぃ。【関さんに捨てられた女】は
酷い人だわ」
この時、長沢の中で何かが弾けた。
長沢「あんた今なんて言った?【関 に 捨 て ら れ た 女】って…ふざけんじゃないわよコラー!!」
明乃「ああ、またやっちゃった。長沢さんにその言葉は禁句です」
長沢「あたしマジで怒った!!あんたとのスパーリングはお断りよ!!」
長沢は怒り心頭のままその場を去った。
田中「あらあら、図星を突かれたからってそんなに怒ることないのに」
明乃「……田中さん、あなた何を考えているですか」
田中「PPVに向けて新技を開発しようと思ってねぇ、あなた達と練習すれば何かひらめくんじゃないかなと思って。
もちろんタダでとは言わないわぁ。報酬は……そうね、あなたの大好きな能登麻美子を一日貸してあげるってのは
どうかしら」
明乃「やるです」
田中「即答ね…それじゃぁ試合後で辛いかも知れないけど、今から練習に付き合ってくれなぁい?」
田中(ヴァルハラの舞が完成すれば、ウフフフフフフ…)
>>468-469で
>>452からの続きを勝手に妄想してしまいますた。
魔王軍借りてごめんです。早いうちにやっておかないとPPVの分が来ちゃうので。
渡辺明と田中は爆裂天使で共演しているので使えそうなネタだったのでつい、というのもある。
渡辺明乃の備考
備考:寺田公認のスパロボ廃人。wikipediaによると能登麻美子への溺愛は3番目。
建前上OGS興行のために参加したと公言しているが、本当は能登を自分のものにしたいらしいためにらしい。
長沢美樹の備考
備考:「関智一に捨てられた女」は禁句。試合中で言ってしまうと村上和成張りのプッツンモードで試合が目茶苦茶に…
関とよりを戻したいと考えているようで、関智一激ラブのたかはし智秋とは犬猿の仲になることは免れない…?
大原・バニラ組が惜敗するも、一皮剥けた感のある二人。
CDUに好材料が増えた一方で、SOS団は茅原を投入する事を決定。
長期に渡って繰り広げられてきたこの抗争も新たな局面を迎えた。
門脇:「茅原さんがついに参戦らしいっすね。これで役者が揃ったと。
水田さんは茅原さんと関係は…」
水田:「んーないね。何処の馬の骨か分からないけどやるだけだよ。」
門脇:「そうっすね。あっ、そういえばさっきGMが呼んでたっすよ。
シューズとか試合道具も持ってきてだとか。」
水田:「そうか、じゃっ行って来るよ。この後試合入ってるのになぁ。」
水田:「で、GM、話ってなんですか。この後試合なのですが…」
のぶよ:「ぐふふぅ。まぁいいからリングのど真ん中に立ちなよ。
…今度SOS団に茅原が入ったらしいね。話は聞いたよ。
前回は門脇の引き抜きで勝ったけど、今度はどうなるかわからないよ。」
水田:「何が言いたいんですか?つまりこのままでは負けるとでも。」
のぶよ:「うーふーふー。そうとは言ってないよ。でもいい機会だ。
私の昔の技を伝授してあげるよ。ぐふふぅ。」
水田:「えっ…ありがとうございます。相当の大技なんですかね?」
のぶよ:「ぐふ、それはやってみてからのお楽しみだよ。ささっ、さっさとやるよ。」
【タッグマッチ 30分一本勝負 水田わさび 門脇舞vs相沢舞 板東愛】
相沢・板東組はすでにリングの上で待っている。
と、門脇が一人でエントランスに登場。水田の姿は無い。
暫く待った後、一人でリングイン。ハンディキャップマッチで試合開始。
門脇と相沢で試合開始。ロックアップでガッチリ組み合うと門脇が押していく。
ロープ際でクリーンに離れ、もう一度ロックアップ。
再び門脇が押すも上手く相沢が体を崩してテイクダウン。
上から力いっぱい顔面を張っていく。門脇はガード。
数発喰らった後、今度は門脇が腕を取って一気に腕ひしぎ!
ここは板東がカットしてさらにストンピング。相沢も加わっていく。
二人でロープに振ってダブルドロップキック!さらに相沢の背中を使ってのフットスタンプ!
二人で重なってカバーするもロープを掴んででカウントを止める。
現在試合権を持つのは相沢。相沢は交代して権利を板東に移動させる。
板東好機とみるや座っている門脇の胸板にサッカーボールキック!再びフォールも2で返していく。
もう一度、気合を入れて蹴りに行くも門脇の逆襲のラリアット。
ここで水田がやっと到着。走ってコーナーへ。
門脇はヒャクマンボルトを放つ。まだ水田に気付いていない。
もう一発狙うが板東にリバースされて蟹ばさみ。板東再び交代。
相沢のコーナーからのミサイルキックを避けてメガパンダをヒットさせる。
ここでやっと気付く。門脇やっと交代。
リングインする水田。どんな技を覚えたのか。
ボディスラムで叩きつけニードロップ。
ロープに振ってのドラリアートは避けられランニングフォアアーム。
よろめく水田にフォアアームを連発していく。
七発目でダウンした水田に板東がフットスタンプ投下でアシスト。
相沢のスパークフレイムから板東のいたひがしじゃありません!で決めにいくが
ロープに走った板東を門脇がリング下から足を引っ張ってストップ。
そのまま場外に連れ出してサミング。見えなくなった板東を門脇は実況席にCOSMOS DRIVE葬。
孤立した相沢にロール・ザ・ダイス、ドライガーボムで一気にラッシュ。
カバーに行かず、相沢を捕らえるとクロスフェースの態勢へ!不意をつかれた相沢はギブアップ。
【11分30秒 ○ 水田わさび クロスフェース・オブ・DORA→ギブアップ ● 相沢舞】
ギブアップ技を得た水田。この技で抗争の決着を加速させる。
まさか他の職人様がCDUや若手をネタに書く日が来るとは。
GJな仕事ぶりのままこれからもお願いします。
GHVタッグ次期挑戦者決定戦
真田アサミ・沢城みゆき VS X・X
PARTY☆NIGHTが流れる中入場してきた真田沢城組、青コーナーに付くとつづけて流れてきたのは、
「勇気の神様」意外な選手の登場にどよめく客席
沢城「野田さん・・・」
真田「GMが言ってた選手は野田さんとなるとパートナーは一体?」
野田の入場が終わると場内が暗転、タイタントロンには巨大な樹がそして流れてくる「伝説の樹の下で…」
観客席から「おぉぉ〜!!」と歓声が上がる中、曲が切り替わり流れてきたのは
大音量の「もっと!モット!ときめき」
場内大歓声の中手拍子にのり金月入場
GHVタッグ次期挑戦者決定戦
真田アサミ・沢城みゆき VS 野田順子・金月真美
先発は真田、野田で試合開始
組み合わず鋭い蹴りで攻撃を仕掛けてくる、野田
真田は蹴り足を取るとそこにエルボーを落とし脚攻め、何発か入れた所で野田が延髄切り
間髪いれずにミドルキックを放つがこれはかわされる
ここで真田は沢城と交代
野田は蹴りでコーナーに追い詰めると掌打を連打、沢城をコーナーに釘付けにするが
大振りになったところで体を入れ替えられ逃がしてしまう。
ここで野田は金月と交代
金月「沢城さんの方がよさそうかしら?」
野田「真田は日高さんに鍛えられたみたいですから、隙があるとすれば」
そこから二人は沢城に標準を絞り、徹底した脚攻め
10分過ぎまで沢城だ捕まる展開が続き、ようやく真田にタッチ
WELCOMEを金月に決め、セントーンを二連発、起き上がってきたところにラリアットを狙うも
トラースキックで迎撃されバックドロップを喰らう、たまらず場外へエスケープした真田
しかし金月は逃がさんとばかりにプランチャを放つもなんと真田がこれをキャッチ、場外叩きつけ
リングへ戻る
場外カウントギリギリでリングに戻ると野田とタッチ
蹴りを数発放ってからロープに振ってレッグラリアット、何とかこらえた真田は野田にWELCOMEを
決めると沢城とタッチ
さっきのお返しとばかりに攻め立てるも下半身に攻撃を受け動きが止まってしまう
片膝を付いている沢城にサッカーボールキックを一撃、フォールにいくもこれはかえさらる
上半身のみ起こしている沢城の後頭部に崩(阿吽)さらにもう一撃、顔面に崩
そこでフォールにいくも今度は真田がカット、真田は無理やりジャーマンで投げようと
するが金月がスワンダイブ式ドロップキックでこれを阻止
真田をスリーパーで取れえると勝負を野田に託す
ジャーマンを狙う野田、沢城はエルボーでこれを外し、振り向き様に口からバズーカ、spicygirl
と繋げ、ちいさなまほう(ストレッチプラム)で勝負をかけるが何とか野田はロープに逃げる
立ち上がった野田はコンビネーションキックからバックを取り
ときメモ式ジャーマンスープレックス(二段式ジャーマンスープレックス)を決め3カウント
GHVタッグ次期挑戦者決定戦
真田アサミ・●沢城みゆき (20分51秒ときメモ式ジャーマンスープレックス) ○野田順子・金月真美
コーナーに上がりベルト取りをアピールする、野田と金月
その後ろで悔しがる真田と沢城、
それをモニターで見ていた池澤
池澤「何やってんのよ・・・」
不機嫌な形相でつぶやくと壁を殴りどこかへ消えていった・・・
GHVタッグ選手権試合
ユカナ*ハルナ VS 野田順子・金月真美
決定
沢城がいいとこ無しでなんだか申し訳ないっス
ランブル戦に出て以来の再登場で王座挑戦決定、
いよいよ野田順子プッシュ来たかー
引き出し多そうな選手ので楽しみです。
金月真美もそのまま男固め組に対抗しうるクラスだろうから
王座戦の動向が気になりますね。
初代・2代目メインヒロインの躍進を尻目に、
3代目の方の王座はどうなっていきますか。
とりあえず野川浅野戦後でしょうけど…
さすがにあの試合を途中からは書けない;
ロイヤルランブル戦で勝利を収め、第2代GHVハードコア王者の座についた金田朋子。
しかしファンの間では「実質的には浅野の勝ちだ」「実力は浅野が上だ」との声もあり、真にハードコアナンバーワンを決める試合を求める声が上がり始めていた。
その声を受けてGMもついに重い腰を上げ、金田朋子の最初のハードコア王座防衛戦の相手に、前王者浅野真澄を指名した。
これに対し金田は「え〜だれでもいいですよぉ〜ぐふぇふぇ。」とコメント。タイトルマッチは承認され、浅野にとっては願ってもないチャンスが到来した形となった。
【ハードコア王座選手権試合 ハードコア棺桶マッチ60分1本勝負 王者/金田朋子VS挑戦者/浅野真澄】
先日の衝撃的な結末を迎えたロイヤルランブル戦においてハードコア王者となった金田朋子。
しかし勝ち方が勝ち方だっただけに、実力に疑問符がつくのは避けられない。自らの実力を証明し初の防衛戦を勝利で飾れるか?
一方の浅野は、先日行われた野川とのIC挑戦権試合に荒れ試合の末敗れている。「太く短くハードコア」を身上としているだけに、今回だけはなんとしても王座奪還を狙いたいところ。
雪辱に燃える浅野真澄は試合前から気合が入りまくっている様子。花道をダッシュでリングイン。
ミニミニミクロ幼稚園園歌をバックに金田朋子が入場。腰に巻かれたブカブカのベルトをセコンドの白石涼子が支えながらの登場。
両者がリングインしたところで、棺桶が登場。今回のルールは、ノーDQ&ノーレフェリーに加え、VOWでは初の棺桶マッチ。南側リングサイドに棺桶がひとつ設置され、そこに選手を入れて蓋を閉じた者が勝者となる。
序盤から試合をリードしたのは意外にも金田。ロックアップからのチェーンレスリングの末、ロープへ振りウラカンラナで浅野をリング下へ落とすとプランチャーで追撃、さらに場外柵へ投げ飛ばす。
しかし場外戦は浅野の本領。倒れながらもイスを手にした浅野は金田の腹部を痛打。さらに背中に一撃し、観客席になだれ込んで金田を引きずりまわす。観客の中を揉みくちゃになりながら、浅野はイス、消火器、ゴングなど手当たり次第に凶器を使って金田をいたぶる。
逃げるようにリングに戻る金田を、更にドラム缶で追撃しようとする浅野。
なんとか両手で受け止め阻止した金田だが、力で振り回されドラム缶ごと投げ飛ばされる。
凶器攻撃と力技を織り交ぜ、ラフファイトで圧倒する浅野を前に防戦一方の金田。やはり実力では浅野が一枚上か。
フラフラの金田にhappyend(バンプハンドルスラム)をきめると、「フィニーッシュ!ヽ(`Д´) ノ」の声とともにフライング・おおきなあたま(フライング・ヘッドバッド)の予告。
コーナーへ上ろうとする浅野だが、金田がなんとか足元にしがみつく。浅野は金田を引き起こすと、反対側コーナーへ叩きつけスピアーを狙うが、金田はロープを掴んで飛び上がり回避。そのままタランチュラへ引きずり込む。
悶絶しダウンする浅野を見て、金田はコーナーによじ登ると渾身の大技ミニミニミクロ・スタープレス(シューティング・スタープレス)を命中させる。思わぬ大技にどよめく観客、ヨレヨレと立ち上がる金田。ピクリとも動かない浅野。
完全にノビた浅野を見て、金田が棺桶を指差し観客にアピールすると、会場からは大声援が。金田が蓋を開けようと棺桶に手をかける。しかし棺桶の中には、ギターを抱えた覆面男が横たわっていた…あっけにとられる金田。
覆面男はのそりとリングにあがると、状況を掴めない金田をギターで一撃!金田は失神、アコギは粉々に。
大ブーイングが吹き荒れるなか、覆面男は浅野を無理やり叩き起こすと、金田を引き起こして二人がかりの合体技デッドリー・アニスパ・ドロップ(3D)で止めを刺す。浅野がなんとか金田を棺桶に沈め、ハードコア王座を奪還した。
覆面男が覆面を取る。浅野にベルトをもたらしたのは、「相方」こと鷲崎だった。浅野と鷲崎は「MILK-RINGS」の垂れ幕を広げ観客にアピール。大音響のCarnivalが流れるなか、浅野が再びハードコア王座のベルトを巻いた。
○浅野真澄(20分48秒 棺桶葬)金田朋子●
※浅野が第3代GHVハードコア王者に
(バックステージ、白石の肩を借りて控え室へ戻る金田、そこに國府田が通りがかる)
國府田「やられたわね」
金田「えーと…負けちゃいました〜うふぇふぇ」
白石「(あんまり悔しくなさそうだ…)」
國府田「真澄ちゃんの何が凄いかわかった?」
金田「…えーーっと…何でしょうねぇ?」
國府田「真澄ちゃんの強みは、確固とした自分のスタイルを持っていることよ。彼女はハードコアスタイルに命を懸けているの。だから凶器攻撃一つとっても説得力があるし、ダーティファイトでも会場を声援の渦に巻き込むことができるの。」
金田「な〜るほど〜…」
國府田「あなたに必要なのは、本当に自分に合ったファイトスタイルよ。そこで、あなたに会わせたい人がいるんだけど…」
金田「ふぇ?誰でしょう〜」
そこに現れた後ろ姿の男。
金田「あ!あなたは…!」
(番組終了)
つ420 >477
まあICはハードコアと共に活性化はして欲しい。
…させる案を考えつけばよいのだが…
484 :
お前名無しだろ:2006/07/09(日) 11:16:16 ID:phArJJ5v0
落ちる落ちる
落ちないから落ちないから
落ちはしないけどそろそろ容量がアレかな?
今何KBだろう?
今、395KB。あと100レスくらいは行けるんじゃないの?
谷山「Wellcome to VOW!!」
矢野「皆さんこんばんは。VOWへようこそ。解説は私、『いたりやーの』こと矢野了平と」
谷山「ごめん!先やってた!谷山"スター"紀章の二人でお送りするゼ!」
矢野「今夜はここVOWアリーナより、特番、『Judgment Day』をお送りします!」
谷山「今夜ついにプロシードαと魔王軍の抗争に決着がつくゼ!おい矢野、オレはもう胸がドキドキ、キュンキュキューンだ!」
矢野「意味がわかりません。それでは対戦カードをおさらいしましょう。この対抗戦は、すべてシングルマッチで争われます。
第一試合は、30分一本勝負、
プロシードα・『ハイフライング・カレイドスター』広橋涼vs魔王軍・『ナチュラルボーン・クリップラー』後藤沙緒里!」
谷山「第二試合は、ハードコアルール45分一本勝負、
プロシードα・『アンタッチャブル・パンサー』生天目仁美vs魔王軍・『恐怖の大王』能登麻美子!」
矢野「第三試合は、ラストマン・スタンディング・マッチ45分一本勝負、
プロシードα・『ドランク・スネーク』伊藤静vs魔王軍・『水銀燈』田中理恵!」
谷山「第四試合・セミファイナルは、60分一本勝負、
プロシードα・『神魔覆滅』浅川悠vs魔王軍・『大和の獅子王』かかずゆみ!」
矢野「そしてメインイベントは、GHVヘビー級選手権試合、60分一本勝負!
挑戦者・プロシードα・『無垢なる悪魔』田村ゆかりvs王者・魔王軍・『輝ける闇』川澄綾子!!」
谷山「今夜、団体史上初のユニット抗争完全決着!」
矢野「どの試合も激戦は必至!」
谷山「野郎ども、一瞬たりとも目を離すな!」
矢野「それでは試合をはじめましょう!!」
『Blanc et Noir』が流れ、入場ランプに広橋涼登場。パシーン!と自分の両頬を叩いて気合を入れると
ダッシュしてリングイン、コーナーに駆け上って客席へアピール。観客は大声援で応える。
曲が変わり『ANGEL CHARGE』が流れる。後藤沙緒里登場。広橋を睨みつけながら入場、リングイン。
広橋「後藤さんとはVOR以来だね。あの時は負けちゃったけど、今日はそうはいかないよ!」
後藤「敵に『さん』付け?プロシードは本当に甘ちゃん揃いね。いくら粋がったって結果は同じ、今日も私の勝ちよ。
……ううん、今度はその足、へし折ってあげるわ」
広橋「できないよ、そんなこと。この足は、高く高く飛ぶための翼なんだ。
夢や仲間を抱えて飛ぶこの翼は、誰にも折れやしない!」
後藤「ふん、天使の羽とでも言いたいの?エンジェル隊である私に対してよく言えるわね。
いいわ。その羽がイカロスの羽だって事を思い知らせてあげる!」
【シングルマッチ 30分一本勝負】
広橋涼vs後藤沙緒里
睨み合い、間合いを計りながら、リング内をグルグルと回る両者。この均衡を破ったのは後藤。
低いタックルで広橋に組みつき、グラウンドに持ち込む。後藤の狙いは左足。広橋をレッグロックに捕らえる。
広橋は後藤の顔をかきむしってレッグロックを外そうとするが、その度に後藤が絞め上げる。広橋は無理をせずロープブレイク。
しかし後藤はブレイクせず、広橋を引っ張ってロープから離すとアキレス腱固め。広橋は悲鳴を上げつつ必死にロープへ逃げる。
なんとかロープにたどり着くが、やはり後藤はブレイクせず、再び広橋を引っぱってロープから離そうとする。
広橋はロープをつかんで立ち上がると、後藤へエンズイギリ!しかし後藤はこれを読んでいて、頭を下げてかわす。
だが広橋は蹴り足で着地すると今度は逆回転。ヒールキックで後藤のこめかみを蹴って脱出、ロープへ走る。
後藤はロープから返ってきた広橋をマットに伏せてやり過ごし、広橋が再び返ってくるとリープフロッグ、
さらに返ってきたところをバックボディドロップで高々と投げ飛ばす。
だが広橋は空中で一回転して着地、振り向いた後藤にスピンキック→ローリングソバット→ドロップキックと連続で決める。
広橋はダウンした後藤を起こすとコーナーへホイップ、勢いをつけて串刺し式のジャンピングバックエルボー!
さらにスナップメアから後頭部への低空ドロップキック、スリーパーと繋ぐ。
しかし後藤はあっという間にスリーパーをハンマーロックで切り返し、逆に広橋にスリーパー、さらにフェイスロックに移行。
広橋は激痛に悶えながらも後藤の頭を蹴り上げて脱出、距離をとる。
両者、間合いを計りつつ接近。互いに手を出し徐々に絡ませると手四つの体勢へ。
そのまま力比べに入るかと思いきや、広橋はモンキーフリップの要領で後藤を投げると、立ち上がった所に鈴音チョップ!
ふらついた後藤をドロップキックで場外に落とすと、後藤が立ち上がるのを見計らって反対側のロープへ飛ぶ。
広橋は高速トペ・スイシーダで後藤へ向かってダイブ!しかし後藤はいつのまにか持ち出したイスで広橋を迎撃!
ダウンした広橋をイスで滅多打ちにする。レフェリーのチェックが入って後藤は渋々イスを捨てると、広橋を連れてリングへ戻る。
後藤は広橋の左足をつかんで膝へレッグドロップ、後頭部を踏みつけながらの逆片エビ固めで痛めつける。
しばらく絞め上げると逆片エビを解除、広橋の左足をつかんだままコーナーまで引きずる。
後藤は場外に降りると、そこから広橋の両足を引っ張ってコーナーの鉄柱を股に挟む形で両足だけをリングの外に出す。
左足を持って2、3度鉄柱に打ちつけると、今度は鉄柱を使って足4の字固め!広橋の悲鳴が場内に響く。
レフェリーは後藤へ反則カウントを取る。後藤はカウント4で足4の字を解くとリング内へ戻る。
広橋を起こしてコーナーにもたれさせると、両足をセカンドロープに絡めて固定、左足だけを執拗に蹴る。
レフェリーが反則カウントを取るとすぐに広橋から離れる。レフェリーは広橋の足をロープから外そうとするが、
その背後から後藤が広橋の左足へドロップキック!悶絶する広橋をロープから外してマットに転がすと
リング中央まで引きずって移動、左足を持ち上げ膝裏へキック、そして両足をクロスさせてシャープシューターの体勢へ!
ステップオーバーさせまいと広橋は必死に抵抗、後藤の首を捕らえてインサイドクレイドル。しかしカウントは2。
両者ほぼ同時に立ち上がると、広橋が後藤にカサドーラで飛びつき、前方回転エビ固め!しかしこれもカウント2。
広橋は先に立ち上がり、足の痛みをこらえてロープへダッシュ、スピニングヒールキックで後藤をダウンさせると
転がってエプロンへ。そしてスプリングボード式のSSSPを決める!しかしカウントは2.5!
広橋は後藤を起こしてコーナーへホイップ、言う事を聞かない左足を数回叩いてからダッシュ、
側転からのジャンピングハイキックで後藤の顔面を打ち抜く!
前のめりに倒れた後藤を起こし、ボディスラムでマットに叩きつけると、広橋はカレイドスター・スプラッシュを狙って
コーナーを上る。しかし左足のダメージのせいでいつものように素早く上ることができない。
その隙に後藤が蘇生、背中を向けている広橋に組みつくと、コーナー2段目からジャーマンスープレックスで投げ捨てる!
広橋はエグイ角度で落下、後藤はふらつきながらも立ち上がり、広橋に近づく。『デスバレードライバーです〜』を狙って
広橋を肩に担ぎ上げるが、広橋は背後に着地。スクールボーイで丸め込むがカウントは2。
両者ほぼ同時に立ち上がるが、ダメージが大きい分広橋が出遅れる。後藤は広橋にエルボーを連打、広橋をふらふらにすると、
距離を取って思い切りエルボーを打ち込む!が、広橋はカウンターでヘルメットバット!後藤の鼻っ面に叩き込むと、
続けて鈴音チョップ!そしてコヨーテの体勢へ!
高々と持ち上げるが、後藤は広橋の胴に足を絡めて前方回転、左足を取って『platinum*』!
広橋はロープに逃げようとするが、後藤は広橋を引っ張ってリング中央へ移動、マットに倒れこんで膝十字固めへ移行!
広橋は悲鳴を上げながらも必死に耐える。客席からは大『RYO』コール。広橋はジリジリとロープに近づく。
後藤は立ち上がって広橋を引きずり戻そうとするが、広橋は後藤の足を取ってうつ伏せに倒す。後藤の腕から足を抜くと
前転して移動、後藤の腕を取ってラ・マヒストラル!カウントは2.9!観客のストンピングで場内が揺れる。
広橋は足を引きずりながらも後藤を引き起こそうとする。しかし後藤は起こされた瞬間に『緑のささやき』を噴射!
広橋の視界を奪うと、ガットショットからG.G.F!しかしフォールにはいかず、クリップラー・クロスフェイスで絞め上げる!
広橋は声も上げられずに悶絶、身動きも取れない。レフェリーがギブアップを迫るが、広橋は指を振って否定。
しかし次第に腕の力が抜けていく。場内はさらに大きな『RYO』コール。レフェリーが広橋の腕を持ち上げて意識を確認する。
1回目、力なく腕が下がる。2回目、同様に腕が下がる。3回目、拳を握って応える!
広橋は少しずつ体をずらして移動、なんとか足をロープにかける。
後藤は広橋を開放すると立ち上がってストンピング。広橋はダメージの大きさとスタミナの消耗で動けない。
後藤はゆっくりと首を掻っ切るポーズを見せると、広橋を引き起こす。
広橋をデスバレーの体勢で担ぎ上げるとリング中央へ移動、四方の客に見せつけるようにゆっくりと回転、
『デスバレードライバーです〜』でマットに突き刺してフォール!しかし広橋はカウント2.9で肩を上げる!
後藤は信じられないというような表情をしながら、レフェリーにカウントを確認。忌々しげに顔を歪めて立ち上がると、
広橋の足を取りにいく。しかし広橋は下から後藤を蹴り上げて突き放し、ヨロヨロと立ち上がる。
後藤は広橋にパンチの連打から左足への強烈なローキック!広橋は耐えられずダウン。後藤は広橋の頭をつかんで引き起こすと
後頭部へエルボーを落としてG.G.Fの体勢。高々と持ち上げるが、広橋が足をバタつかせて抵抗、着地。クルリと体を反転させると
逆にコヨーテの体勢で後藤を持ち上げる!後藤は先程と同じように広橋の胴に足を絡め前方回転を狙うが、
広橋は腕のクラッチを離して後藤の足をホールド、そして開脚ジャンプ!ゴリーボムで後藤を顔面からマットに叩きつける!
広橋はうつ伏せでダウンしている後藤を仰向けにしてコーナーへ。一段上るごとに歓声が大きくなっていく。
コーナー最上段に立った広橋は超満員の客席を見渡し、にっこり笑ってカレイドスター・スプラッシュ!!
そのまま押さえ込んで3カウント。広橋の『天使の技』が、堕天使・後藤を打ち破った。
○広橋涼(23分05秒 カレイドスター・スプラッシュ)後藤沙緒里●
広橋はヨロヨロと立ち上がり観客の大歓声に応える。後藤はマットに寝たまま。広橋は後藤に近づくと、手を差し伸べる。
後藤「……なんのつもり?」
広橋「いい試合だったから。私もお客さんも満足してるよ」
後藤「私は満足してない」
広橋「うそだよ、お互い全力でやったんだもん。負けて悔しいのはわかるけど、充実した気分なのは一緒のはずだよ」
後藤「……本当に甘いわね」
後藤は寝たまま広橋の左足を軽く蹴る。痛みにうずくまる広橋を置いて、後藤はリングを降りる。
後藤「今日もし魔王軍に勝てても、その甘さがあなたたちの足を引っ張るわよ」
広橋「うん、憶えとく」
後藤退場。広橋はその後姿を微笑みながら見送る。
広橋「素直じゃないなあ」
プロシードαvs魔王軍 5vs5全面対抗戦
プロシードα 1勝 vs 魔王軍 1敗
みなさん乙です。まあ、こんな感じで一日一試合ずつやってきますわ。ではノシ
野川:「調子はどう?今日の相手はIC王者は強力だけど…片足が使えないんだから深く考えることはないわ」
酒井:「でもやっぱ緊張するなぁ〜。いくら怪我してるとはIC王者だし、ナス食べたら1日で怪我治りそうな人だし」
野川:「ナスだか何だか知らないけど怪我が治りかけてる可能性があるわね。今日の試合には念を入れるわよ。」
そう言って2人が耳打ちをし始めると酒井のテーマがヒットしたため2人はリングに向かう。
【ノンタイトルマッチ 神田朱未vs酒井香奈子w/野川さくら】
神田が入場すると野川がちょっかいを出し、その後ろから酒井が奇襲をかけて試合開始。
酒井はテーピングでガチガチに固定してある神田の足首を狙い済ましてストンピングやエルボーを落としていく。
たまらず神田は場外にエスケープするが、背後から野川がローブロー!素早くリングに投げ入れて酒井にフォールを促す。
しかしレフェリーは野川の妨害を見抜いて野川を退場処分にする!ところが野川は抗議もせずにすんなりとバックステージに戻る。
酒井もセコンドの野川が退場になったというのに焦っている様子もない。
相変わらず酒井の足首攻撃が続いて劣勢に立たされる神田。調子に乗った酒井は神田に罵声を浴びせたりしてなかなかフォールに行かない。
そして肩膝をついて立ち上がろうとする神田にビンタ!酒井はカバーに行くが、神田は酒井を掴んでロールスルーで体勢を整えパワースラム!
不意の一撃を喰らった酒井だが何とか2.9で返す!
そしてフラフラ状態の酒井を捕まえた神田は不完全ながら「Real Tsundere」を極める!
神田がカバーに行こうとするが、突然天井から金網が降りてくる!
困惑の表情でレフェリーに詰め寄る神田を尻目にエントランスに野川が登場。
野川:「始めに言っておくけどこの金網が降りてきたのは事故じゃないわ。私が王座戦を想定して下ろしたのよ。
さっきGMに許可をもらったの。この私とあなたのIC王座戦は金網戦に変更したわ!そして金網に慣れる為の練習は…ここでやるわよっ!」
そういうと野川はマイクを投げ捨ててリングに走っていく。神田も臨戦態勢で野川を迎え撃ち、野川がリングインすると激しい殴り合いを開始!
野川は足首をストンピングで攻めるが、神田は気合で耐えて野川を金網に投げつける!そして跳ね返ってきた野川にスパインバスター!
そして神田は「N・A・S・U」と叫びながら倒れた野川の上を往復し、野川の左胸めがけてエルボードロップ!野川はたまらずエスケープする。
野川は酒井の肩を借りて退場していくが、その最中神田がマイクを持って
神田:「金網?!そんなモンがあろうがなかろうが、野川さくらブッ飛ば〜す!」
そうアピールすると神田は金網に登って頂上でベルトを掲げる。
【-神田朱未vs酒井香奈子w/野川さくら-(ノーコンテスト)】
お知らせ
PPV、長くなりそうだから
別ページにしました。
このスレも残り約90KBか、
保守
矢野「さあ、谷山さん!第一試合は後藤選手のサブミッションを耐え抜いた広橋選手が勝利しました!
プロシードにとっては幸先の良いスタートになりましたね!」
谷山「ああ、初戦を取ったのはデカいな!このまま一気にプロシードが勝負を決めそうだゼ!
…といいたいところだが、次はアヤシイな」
矢野「第二試合は生天目仁美vs能登麻美子、ハードコアルールで争われます」
谷山「プロシードと魔王軍の対立、その直接の原因になったのは、麻美子がプロシードを裏切ったことだ。
そしてその時の被害者が仁美。普通に考えりゃあ、この試合は遺恨まみれのダーティーマッチになりそうだが…」
矢野「生天目選手は能登選手にベタ惚れ、というのは、いまや業界の常識ですからね」
谷山「ああ。前にタッグマッチで当たった時には仁美も戦う姿勢を見せていたが、いったいどうなるか…」
矢野「谷山さんは生天目選手を疑っているんですか?」
谷山「仁美は事務所の後輩だし、信じてやりたいのは山々だがな〜……矢野、お前仕事とはいえ惚れた女を殴れるか?」
矢野「それは…難しいですね」
谷山「女を取るか、仲間を取るか。究極の選択だな」
矢野「う〜ん…」
谷山「まあいいさ!その答えはすぐに出る!」
矢野「そうですね。第二試合はまもなく開始です!」
入場ランプに生天目仁美登場。『おひさまとおさんぽ』に乗って力強い足取りで入場、リングイン。
気合の入った表情で能登を待ち受ける。
場内暗転、能登が歌う『かごめかごめ』が流れ、入場ランプが紅く照らされる。ゆっくりとした動きで能登麻美子登場。
曲が『かりぬい』に切り替わり、能登が入場、リングイン。不気味な薄笑いを浮かべて生天目を見ている。
なば「麻美子…」
能登「なば……死なないように気をつけてね」
なば「死なないし、負けないよ」
能登「へえ……楽しみ。ふふふ……」
【シングルマッチ・ハードコアルール45分一本勝負】
生天目仁美vs能登麻美子
ゴングと同時に能登が生天目に襲い掛かる。パンチの連打で生天目をコーナーへ押し込もうとするが、
生天目はガードを固めた状態から一歩も下がらない。逆に能登が大きく振りかぶって打ち込んだパンチを止めて、
お返しの一発を叩き込む!グラついた能登をコーナーにホイップしてボディスプラッシュ!そのままコーナーに釘づけにして
腕パンチの乱れ打ち!生天目の猛攻に場内もヒートアップする。
生天目は能登の頭をつかみ、ターンバックルに何度も何度も打ちつける。ふらふらになった能登をロープ際に連行すると、
ブレーンバスターで場外へ投げ捨てる!能登はエプロンの角に背中を強打してダウン。生天目も場外に下りる。
生天目は能登を起こすと鉄階段に向かって全身を使ってホイップ!能登は大きな音を立てて鉄階段に激突!
あまりの衝撃に鉄階段は下段と上段に分離、生天目はその上段を拾い上げて大きく振りかぶると、
ダウンしている能登へ思い切りぶつける!能登は悶絶、生天目は女豹のポーズで観客を煽ると、能登を引き起こして
スナップ・スープレックス、セントーンと追い撃ち。能登がダウンしている隙にリング下からテーブルを2台取り出して
リング内へ入れ、さらにイスを一脚持って能登に近づき、一撃喰らわせるてからリングに戻す。生天目もリングに戻ると、
ダウンしている能登を放置して対角線上の二方向のコーナーにテーブルを立て掛ける。生天目は能登を起こして
テーブルへ向かってホイップ!能登は背中からテーブルに激突、前のめりにダウン。生天目は再び能登を起こすと、
反対側コーナーのテーブルへホイップ!能登は再び背中からテーブルに激突、ダウン。生天目は能登を引きずってリングの中央に
寝かせると、能登の腕側、ややロープよりの位置にイスを広げてセット。そこからロープに走り助走をつけると
イスをステップに使って飛び上がり、ボディプレス!そのまま押さえ込むがカウントは2。生天目はすぐに立ち上がり、
コーナーに立て掛けていたテーブルの脚を広げてコーナー前にセット、能登を起こしてその上に寝かせトップロープへ。
ダイビングボディプレスで能登ごとテーブルを破壊!そのままフォールするが、カウントは2。
生天目は立ち上がり、能登を引きずって反対側のコーナーへ。コーナーに立て掛けたテーブルを先程と同じようにコーナー前に
セットすると、能登を担ぎ上げてコーナー最上段に乗せる。生天目もコーナーを上り、能登をガットレンチの体勢に捕らえる。
そして能登を高々と持ち上げると、リング側を振り向きながらコーナーを飛び降り、雪崩式パワーボムで能登をテーブル葬!
真っ二つに割れたテーブルの間でダウンしている能登を片エビ固めでガッチリ押さえ込む。
カウント1…2…2.9!能登はカウント3寸前で肩を上げる!それどころか覆いかぶさっている生天目を弾き飛ばすように退かして
ムクリと上半身を起こす。客席は驚きの声でざわめく。生天目はテーブルの破片を持って立ちがり、能登を睨みつける。
能登もゆらりと立ち上がり、薄く笑いながら生天目を見る。
なば「やっと本気になった?」
能登「……気づいてたの」
なば「あたしは麻美子の事をずっと見てたから。あたしたちを裏切った後も、ずっと。
麻美子が本気かどうかも、麻美子がすごく強くなったことだってわかってる」
能登「そう…。それじゃあ、これから自分がどうなるか、わかるよね?」
なば「もちろん……あたしが勝つ!」
生天目は手にしたテーブルの破片で思いっきり能登の頭をブッ叩く!しかし能登は何事もなかったかのように仁王立ち。
ガットショットで生天目を前屈みにして『能登かわいいよ能登』!生天目は一撃でダウン。
能登はダウンした生天目を引きずって場外へ降りると、無理やり立たせて、お返しとばかりに鉄階段へホイップ!
今度は生天目が大きな音をたてて鉄階段に激突、ダウン。能登は生天目を引き起こすと、頭をつかんでコーナーポストの鉄柱に
何度も何度も叩きつける。これで生天目は額が割れて出血。能登は生天目を引きずりまわし、フェンスや鉄柱、
リングの縁に叩きつける。外国語実況席前まで来ると、生天目をボディスラムで床に叩きつけ、ダウンしている間に
実況テーブル上のプレートやモニターを退ける。それが済むと生天目を引き起こしてテーブルの上へ。
パイルドライバーを狙って生天目を持ち上げようとするが、生天目も必死にこらえる。生天目は腰を落としてローブロー!
能登の動きが止まった隙にパイルドライバーの体勢から脱出、能登の頭を両手でガシッとつかみ、大きく仰け反ってヘッドバット!
これは流石に効いたのか、能登の意識が一瞬飛ぶ。生天目はその隙にパワーボムの体勢。ジャンピングパワーボムで能登を
叩きつけテーブルクラッシュ!一歩も引かない生天目のファイトに場内は『Let`s GO NABA』チャント。
生天目はフラフラと立ち上がると、能登を引きずってリングに戻る。
能登をボディスラムでマットに叩きつけると、生天目はトップロープへ。『でこちん』を能登の肩口に落としてカバー。
しかし能登はカウント2で返す。ならばと生天目は能登を引き起こし、左右の腕パンチから上段回し蹴り!
さらにボディソバットで能登を前屈みにさせて、延髄へカカト落とし!!うつ伏せでダウンした能登をひっくり返してカバー!
しかし能登はカウント1で返す!能登はムクリと上半身を起こすが、生天目は出血と攻め疲れで立ち上がれない。
能登は立ち上がり、なんとか上体を起こした生天目の顔面を蹴る!生天目は仰向けでダウン。能登は生天目の額の傷口を
グリグリと踏みつける。場内はブーイングの嵐。能登はぐるりと客席を見回して、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべる。
能登はリング上に転がっていたイスを拾い、立とうとしている生天目の頭をイスでブッ叩く!生天目は再びダウン、
能登は生天目をコーナーと平行に寝かせ、イスを持ったままコーナーに上る。イスを掲げて観客を煽ると、トップロープからダイブ!
生天目の顔面にイスギロチン!!この一発で額の傷が大きく開き、生天目の顔面が真っ赤に染まる。客席からは悲鳴が上がる。
能登は生天目の上に馬乗りになって首を絞めるようなポーズでカバー。客席からは盛んに生天目への声援が飛ぶ。
それが聞こえたのか、生天目はカウント3寸前で肩を上げる!場内には歓声とドドドドド……という観客のストンピング音が響く。
能登は生天目に馬乗りになったまま、本当に首を絞める。客席からは大ブーイングが起こるが、ハードコアルールのため
反則裁定はなし。レフェリーは能登を注意するが能登は無視。生天目の首を絞め続ける。生天目は口に入った自分の血を
毒霧のように能登に吹きつけて脱出。しかしダメージが大きく次の行動に移れない。能登は顔についた血をぬぐうと、
鬼のような形相で生天目に猛烈なストンピング。無理矢理引きずり起こすと『Scoop!!』でマットに叩きつけてフォール!
しかし生天目はこれもカウント2.9で返す!会場が歓声とストンピングで揺れる!
能登は転がってリングから降りると、リング下からテーブルを引きずり出し、コーナーの下に設置してリング内へ戻る。
ダウンしたままの生天目を引きずってコーナーまで移動。無理矢理コーナー最上段に座らせると、能登もコーナーを上り
右手で生天目の喉をつかむ。能登が狙っているのは、コーナー最上段から場外テーブルへのチョークスラム!
それを察知した客席からは怒号と悲鳴が飛ぶ。能登は生天目の首をつかんだままコーナー最上段に上る。座らせていた生天目を
無理矢理立たせて、いよいよ奈落へ投げ落とそうかという段階で生天目が蘇生。必死で抵抗する。
能登「なば!いま楽にしてあげるから抵抗しないで!!」
なば「いやだよ!ここで諦めたらみんなに顔向けできない!」
能登「そうやって仲間、仲間って!私はプロシードのそういうところが嫌いなのよ!!」
なば「麻美子があたしたちのことを嫌いでも、あたしは麻美子が大好きだよ!!」
生天目は能登の背中に両腕を回して抱き寄せ、唇にキス!そしてそのままコーナー最上段から場外へダイブ!
能登と生天目は同体でテーブルに落下、テーブルは割れ、その破片の中で両者ダウン。場内騒然。
レフェリーは二人の様子をうかがい、試合続行は不可能と判断。試合終了のゴングを要請しようとする。
しかしその時、能登がムクリと起き上がる!レフェリーは動きを止めて生天目の様子を見る。
しかし生天目は一向に起き上がる気配がない。リングドクターが駆け寄って生天目の状態をチェック、失神と多量の出血により
試合終了をレフェリーに要求。レフェリーはそれを受けてゴングを要請、ここで試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
●生天目仁美(18分16秒 T.K.O.)能登麻美子○
すぐに担架が用意され、生天目は担架に乗せられて退場。能登はそれを無表情で見送ると、勝ち誇りもせずに淡々と退場。
プロシードαvs魔王軍 5vs5全面対抗戦
プロシードα 1勝1敗 vs 魔王軍 1勝1敗
2戦目終了。
>>496 まとめさん乙です。あと3戦、よろしくお願いします。
バニラ:「PPV盛り上がってますねー、見に行かないんですか?」
大原:「いいよ。見たって出れる訳じゃないし。
"プロシードαvs魔王軍 5vs5全面対抗戦!"きっと会場は満員ね。
今更若手軍との対抗戦じゃあ新鮮味薄いしねぇ、
私たちも何か企画とかないかしらね、何かアイデアとかある?」
バニラ:「んんー…ちょっと待っててくださいねぇ…」
大原:「そうだ、今日の試合に向けて、何か参考になるような情報があったら印刷しておいてね。」
バニラ:「了解でーす…ん?これなんてどうでしょう?
"ドキっ!マスクマンだらけのワンマッチ!"どうでしょ!」
大原:「おーいいじゃない!さっそくこれを三石さんに…」
三石:「いや、もういるんだが。気付かなかったの?」
大原・バニラ:「うわっ!お疲れ様です!」
三石:「試合前ってのに…まぁでもいいアイデアじゃない、うん。
丁度色々やりたかったしね。この企画やろうじゃないの。
とりあえず至急どこか小さな会場押さえといてね。来場人数少ないだろうし。
間違っても横浜アリーナなんて大会場は抑えないでよ。」
大原:「了解で−す。バニラもわかった?」
バニラ:「了解ですぅ。カチカチっと…」
三石:「じゃあ私はPPV見に行ってくるから。よろしく。試合もね。」
大原:「行っちゃったね。で、試合に行かなきゃ行けないけど何かあった?」
バニラ:「大原さん!凄いですよ!タッグで200連勝してるチームがありました!」
大原:「なんですって!早くその試合内容をプリントアウトして!」
バニラ:「はいはいはいー!っと、どれどれ…」
大原:「ふんふん…ほほー、でもこれは今手元に無いから代わりの物でいいかな。
んじゃあ行くよ!今日の相手は誰よ!」
バニラ:「後藤邑子・成田紗矢香組ですね。」
大原:「てことは平野も来るね…まとめて叩き潰してやる!」
【タッグマッチ30分一本勝負 後藤邑子 成田紗矢香vs大原めぐみ バニラ山崎】
SOS団にはセコンドに当然のように"超監督"平野が陣取っている。
平野:「今日の試合も圧勝よ!さぁ来なさい負け犬!」
アナ:「続きまして、"負け犬コンビ"の入場です!」
と大音量のハレ晴レユカイが流れる。満足そうな平野。
大原:「ちょっと!何よこれ!平野の仕業でしょ!」
抗議しているとSOS団が先制攻撃!場外乱闘へ発展していく。
が、凶器の扱いでは一歩秀でるCDU。形勢を逆転させる。
大原が鉄柵に成田を投げてからバニラの椅子攻撃!
そして後藤にも一撃お見舞いして、地面に椅子をばら撒いて大原はパワーボム狙い。
後藤を抱え上げたところで平野が妨害する。バニラがカット。
再び抱えあげるが後藤がウラカンラナで切り替えして大原ダウン。
成田がバニラを鉄柵にスルーして動きを止めて大原をリングに入れる。
ここでやっとゴングが鳴る。この時点で既に十分が経過。
成田のボディスラムからフォールでカウント2。しつこく連続でフォールも全て2で返される。
大原を自軍まで連れて交代。後藤がストンピング。さらに平野が後ろからチョーク。
バニラがカットして平野を突き落とす。成田にメソウサファイト。
後藤にエルボーを数発放ってから大原がパワーボムを発射!
そのままあやとり野比流ギャラクシーを決めタップアウトを狙う。
ギブアップしない後藤にバニラは椅子で一撃お見舞いしようとする。
ここは成田が意地で止める。リングでもみ合う両者。止めようとするレフリー。
と、レフリーに椅子が直撃!倒れるレフリー。
その間に平野が乱入しカット。大原にタップダンスキックからBreakthrough!
さらにふわぁっとエレガントを決め後藤を乗せる。
が、レフリー不在なのでサブレフリーが到着遅く叩くもカウント2で返される。
フラフラの大原とバニラ。椅子に手を伸ばす。バニラはサブレフリーに抱きついて邪魔。
勝利を確信しそれを眺めているSOS団の三人。
と大原が椅子を成田に放り投げる。無意識に受け取る成田。
そしてやられたふりをする大原。気付いたレフリー。
ここで反則裁定のゴング!SOS団まさかの反則負けという結果に終わってしまった。
【8分10秒 ○ 大原さやか (反則勝ち) ● 成田紗矢香】
いけねっ、大原さやかにしちまっただ!掲載時には修正お願いします…
レフリーに抗議をする平野。勿論受け入れられない。
平野:「なによ!反則勝ちじゃないの!こんな結果受け入れられないわ!
次は完璧なフォールを…」
話の途中で門脇が背後から急襲!花道に連れ戻す。
花道上で平野にヒャクマンボルト!倒れる平野。
と、三石がここで現れ久々にマイク。
三石:「敗北してしまった平野君。君たちにいいお知らせだよ。
次回、我々CDUは単独でイベントを開催することにしたよ。
その対戦相手に君たちを指名してあげるよ。
メンバーは六人。我々は一人追加するから。
君たちもメンバーを揃えるがいいさ。どうだい?平野君。」
門脇:「ほらほら答えるっすよ平野さん。聞こえないっすよ?」
失神している平野の口元にマイクを突きつける門脇。
門脇:「あっ、オッケーだそうでーす。しっかり揃えてっすよ平野さん!」
マイクを投げ捨ててCDU全員でアピールする。
次回のイベントとは一体どうなるのかっ。
フロリダ乙w
バニラ達がフロリダ化するとはw
乙です
三戦目を書こうと思ったんですが、
>>468-469の流れがあるんでストップしときます。
>>470さんがどうされるかによってこちらのバンプの取り方も変わってくるので。
せかすわけではありませんが、470さんにはなにか一言いただけると助かります。
511 :
470携帯:2006/07/11(火) 21:54:10 ID:11fNnkuaO
タイタントロンに映し出されたのは、辺り一帯に撒き散らされている血と倒れている渡辺明乃。それを見下すマイスターローブを纏った田中理恵らしき女。
田中「・・・・・・」
田中はカメラに気付いたようだ。
手を伸ばし、カメラを―――
映像はここで途切れた。
イエローさん申し訳ないです。後は自由にやってください
【CDU祭りのプロモ】
CDU「今VoWで一番COOLなグループはどこだ!叫んでみろ!」
CDU「We Are C・D・U!」
大原:「こう見えても、相手を絞めるのには自信あるんですよ。」
(vs若手軍で平野を絞め落とす映像)
バニラ:「自分わぁ、振り回すのが好きなんですよぉ!」
(vs平野戦での竹刀ぶん回し、大正琴で一撃放っているシーン)
門脇:「一番COOLなチームに来た。今回も満足できる試合を提供する自信がある」
(裏切って鹿野をCOSMOS DRIVE葬しているシーン)
水田:「この名にかけて、しょっぱい試合は許されない。それがCDUだ。」
(乱入してドライガーボムを放っているシーン)
三石:「今最高のユニットCDU。スペシャルマッチを見て、正気のまま帰れるか!
これを見ずに何を見るか。見ない奴はSuck Itだ!」
決定済カード
マスク・ド・CDU-M&マスク・ド・CDU-W&マスク・ド・CDU-K&
マスク・ド・CDU-O&マスク・ド・CDU-V&マスク・ド・CDU-S
vs
SOS団選抜選手六名("超監督"平野綾は決定済)
話は野田・金月戦後
AI練習場
ここ数試合は負けが続くAI。明るい雰囲気ではない。
特に沢城はかなり重い表情。
斎藤 「ま、仕方ないさ。あの田村ゆかりが所属するコナミの代表的な興行で、伊達にメインは張ってないってことさ。」
沢城 「それにしても、GMの言うとおり、ここぞってトコで勝ちきれてないのも事実。まして今回の相手は
かなりのブランクからの復帰だったのに・・・。」
斎藤 「実力のある選手にはブランクはそれほど大きく影響しない。ってことでしょ。」
森永 「麻衣ちゃんも・・・そうだったしね。」
斎藤 「そ。アサミちゃんだって久しぶりの試合で池澤さんを倒してる。」
真田 「それでもあれだけ大きな事言っただけに、ちょっと残念ね、挑戦権」
斎藤 「まぁ言ってもしょうがない。アサミちゃんはまだAI入りして間もないし、しばらくはチームの質を高めましょ」
沢城 「そう・・・・ね。」
そんな重い空気の中突然ピンクのドア、GMが登場。
GM 「こんばんは、ぼくのぶよGM」
沢城 「・・・GM」
GM 「みゆきちゃん。残念だったね。まさかの相手に少しびっくりしちゃった?」
沢城 「それはそうよ!まさかあんな・・・」
GM 「あんな挑戦者候補が現れるとは・・・かな?」
沢城 「・・・」
GM 「何を甘ったれたことを。元王者らしくもない。VOWのベルトは常に誰かが狙い続ける崇高なベルトだよ?」
真田 「仕方ないと思ってるわ。私の池澤さんとの試合も向こうにしてみれば突然の挑戦。それでもあちらは不満を何も言わない。
今回は純粋にタッグ復活から準備不足、何よりも力不足でした。」
GM 「2人をはじめ、AIにも期待の声は多いんだよ。この間言ったのもその表れ。
考えてごらん?だからこそあれだけ挑戦も多いんだし、事実、挑戦に見合うだけの実力は誰もが認めてるのさ。
そろそろ期待に応えなきゃ。」
真田 「・・・」
GM 「さ、あの試合に負けた場合、ユカナ☆ハルナがタッグ王座についている間は真田沢城両名のタッグ王座挑戦を禁止にするよ・・・と言ったよね」
沢城 「・・・はい。」
GM 「しっかり人気に見合う実力を増やしておいで。素材では文句無く、ポスト田村堀江になれるんだから。」
沢城 「・・・頑張ります。」
斎藤 「GM、わざわざそれを言いにこちらへ?」
GM 「ここまでは激励。もう一件はお話がしたいって言う人がいてね。仲介に来たんだ。ちょっと待っててね。」
ここで携帯電話を取り出し電話を始めるGM。
GM 『やあぼくのぶよGM。・・・うん。・・・そうそう。・・・・それで今AIの所に来てるんだ。・・・・!!・・・・わかったわかった。
そんなに大声出さなくても大丈夫だって。・・・・うん。ちょっと待っててね。』
GM 「・・・そうだねぇ、斎藤さん。電話変わって。」
斎藤 「?・・・もしもし?」
池澤 「ちょっと!あのざまは何なのよ」
斎藤 「池澤さん?」
池澤 「あれ?真田さんか沢城さんじゃないの?」
斎藤 「GMから指名で私にって。そちらの指名じゃなかったんですか?」
池澤 「私が感情的にわめき散らすとでも思われたのかしら。・・・ま、いいわ。」
斎藤 「わざわざご連絡とは、何かあるんでしょうか?」
池澤 「んーとね。私負けたままっての悔しいのよ。少なくとも真田さんとは再戦したかったのね。
なのにさ、肝心の挑戦者決定戦で負けられちゃってGM裁定でしばらく対戦できないのよ。」
斎藤 「(少し考えて)それはベルトを持ってる間で、陥落してからでもいつでもそれは・・・」
池澤 「ん?言ってくれるじゃない(笑)。陥落しろって?そうは行かないわよ」
斎藤 「諦めません。男固め組との数回の練習で現物を見て、ベルトへの気持ちは強くなってますから。」
池澤 「それが聞ければいいわ。でね、私たちユカナ*ハルナがその2人と試合が出来ないなら少しひねってみようかと思って。」
斎藤 「と言いますと?」
池澤 「オーバーザトップロープ式バトルロイヤルしない?男固め組vsAIで。」
斎藤 「・・・決着つけたいんですね(苦笑)」
池澤 「そっちからは沢城真田の2人は絶対出すこと。こちらもユカナ*ハルナは絶対出る。あとはそちらの好きな人数でいいわ」
斎藤 「そうですね(沢城・真田・森永を見る)・・・4人づつでお願いします。」
池澤 「いいわ。こちらからのお願いだし、こちら提供試合扱いで準備して最終的にGMには伝えるわ。
そちらは心置きなく準備に専念してちょうだい。」
斎藤 「はい。よろしくお願いします。」
池澤 「じゃ、GMに替わって。」
電話をGMに返す斎藤。GMもGOサインを出す。
GM 「決まり。次回AIと男固め組のバトルロイヤル。あんまりない珍しいカードだからOK。
アサミちゃん、みゆきちゃん存分に戦っておいで。」
〜次回・AIvs男固め組バトルロイヤル開戦〜
・・・なんかすごくブランクがあった気がする。
お久しぶりです。近いうちにこれを仕上げるつもりで先行編だけ。
いろいろチームに動きが入ってすごく賑やかになってるVOWなんだけど
なかなか書きに来る暇が無かったなぁ。
ただでさえ残り70k切ってるのに
俺の長くなるクセは気をつけよう・・・。
次スレになるかもなぁ。とりあえず作ってから考えよう・・・(^ω^;)
ではまた。
PPV&CDU対SOS団、両方乙。
イエロー氏には悪いですが、PPVの方に便乗して流れ壊さない程度(のつもり)スキット…
【PPV会場救護室】
担架退場した生天目仁美。案ずるプロシードの面々が急ぎ足で、
左足をアイシングしている広橋も田村に肩を借り、駆け込んでくる。
…が、包帯も痛々しい生天目の傍には先客が居た。
L/R・千葉紗子である。
浅川「千葉…!?」
千葉「あら皆さん、遅いじゃないですか」
伊藤「なんで、あんたがここに居る?」
千葉「やだなあ、これでも“妹”なんですけど?心配して来たのにそれは無いんじゃないかなあ」
広橋「そう…なんだ」
千葉は溜息一つ。
千葉「信じられてないなあ。まあいいわ。
見ての通り、“お姉ちゃん”確かにダメージが大きいけど、病院直行はしなくて済みそうみたいよ。
…本人の会場に残りたい強い希望で、ドクターから粘り勝ちした感はあるけどね」
田村「なばちゃん…」
生天目「ごめんね、みんな…。負けちゃった…」
浅川「気にしなくていい。いい試合だった。それに皆にも負けられない理由が増えたさ。なあ?」
伊藤「仁美さん…! 次の試合、あなたに捧げるからね!」
生天目「静さん…、ありがとう…」
生天目は涙声気味。プロシードメンバーも沈痛かつ力の入った表情。
しかし、千葉がパンと手をたたいてその場の空気を切り替えさせる。
千葉「はいはい、感動の場面もよろしいけど試合の方はいいのかな?
第3試合が待ってる人もいるんじゃない?」
浅川「…そうだな。伊藤、行ってくれ。ゆかりと涼は入場まで付いてやってくれ。
生天目には私がもう少し付いているよ」
3人、特に伊藤はまだまだ心配そうな表情で生天目を見るも、
弱々しいながらも生天目がサムズアップ、それに応えるように表情を固め、部屋を出る。
室内には、生天目、千葉、浅川。
喧騒が去ると、わざとらしく千葉が一言。
千葉「はあ…それにしてもお姉ちゃんは甘すぎだなあ…」
生天目「……」
浅川「どういう、意味だ」
千葉「やだなあ、そんな怖い顔しないでくださいよ…言葉の通りの意味ですから。
試合の最後、確かに疲弊してまともに動けなかったかもしれない。
でも、サミングでも決めてそこから相手だけ突き落とす、そういう戦法も採りえたはずなのに、
この人ときたら自分の気持ちを伝えることを優先したようなもの。甘くなければなんだというのかしら」
浅川「よく見てはいるな。だが、お前に卑下できるような試合ではないだろう」
千葉「手厳しいわね。でも私ならそんな判断ミスはしないわ。
リーダーとしても甘いんじゃない? 負ければ王座戦線から遠のいてしまうというのに」
浅川「…承知の上だ」
千葉「だとしても。あなた達は忘れているわ。VOWの全選手がこの対抗戦に注目していることを。
…そりゃ注目もするわよね。GHVヘビー王座が動くかもしれないのに加え、片方のユニットが王座戦線から遠のくことになる。
ひとしずくがタッグ戦線から絡まなくなるかもしれないし、ICにおいて能登・後藤あたりが絡んでこれなくなるかもしれない。これは楽になるわ。
対抗戦で両方の手の内を研究して、結果如何で片方は切り捨てる。ユニットひとつ考えなくて済むなら作戦も立てやすい。
そこを狙って誰もが王座に近寄ってくる。勿論、私達がその筆頭よ」
浅川「よくもまあ頭を回すものだな…。川澄よりも回っているかもしれん」
千葉「お褒めに頂き、光栄にございます」
浅川「だがな。お前達が何を考えようとだ。魔王軍との決着はきっちりとつける。
必ず私達が勝つ。プロシードは今後もVOWの中心であり続ける。
それは絶対だ! It’s damn true!!」
千葉は肩をすくめる。
千葉「はいはい、別に決意の程を冷やかすつもりはありませんってば…。
これはただのお見舞い。まあ頑張って下さいよ。
じゃあお姉ちゃん、お大事にねー」
千葉が退場。
黙って話を聞いていた生天目と浅川、真直ぐ瞳を向けあい、がっちりと手を取り合う。
浅川「絶対に勝つ、勝つんだ…!」
二人の顔がアップになったところで暗転、スキット終了。
な、流れを削ぐつもりは無かったんです…ただ便乗したかっただけ…
今後の展開にもちょっとだけ目を向けたかったので…
だらだら長いスキットをはさむことは悪いとは思ってるんですが。
みなさん乙です。
こんな時間に目が覚めたのでチェックしてみたら、いろいろ動いてますね。
>>511 いいんだね?やっちゃって。(永田さんの顔で)おし、いいバンプを取れるようにがんばります。
>>512 CDU祭りキタコレ!最後の1人誰だ?
>>513-515 AIvs男固め組もキタコレ!ユニットで見ると、Aice5以外はみんな何らかの動きがありますね。
>>517-520 GJです!正直舞台裏まで書いてる余裕がないので非常にありがたいです。
皆さん乙です
マスク・ド・CDU、最後の一人が誰なのか気になる
> 名無しの部屋さん
お久しぶりです
いや〜ッ沢城負けさしたものの決着戦をどうしようか悩んでたんで助かります。
タッグの防衛戦は今週中にでも仕上がると思いますので
CDU祭キタコレ! Sってのが新顔ですかね。
しかしほとんど全軍が動いてるよ、凄ェ!
プロシードα vs 魔王軍、浅野派閥 vs L/R
神田朱未 vs 野川さくら、AI vs 男固め組、CDU vs SOS団
本隊では、金田朋子、菊地美香、野中&白石も動いてるっぽい
それじゃここから漏れた選手で何か組んでみますか。
残るは本隊、Aice5木村、AI若手、L/Rクローバー辺りか?
矢野「……」
谷山「……」
矢野「谷山さん、なんか凄いものを見た気がするのですが…」
谷山「……ああ。無理心中を見せられたようなもんだな」
矢野「しかし結果はT.K.O.で能登選手の勝利です」
谷山「オレは後で仁美に謝らなくちゃいけないな。あいつは立派に戦った!」
矢野「そうですね。この仇は次の選手が取ってくれるでしょう!
第三試合は伊藤静vs田中理恵、この試合はラストマン・スタンディング・マッチです。
谷山さん、このラストマン・スタンディング・マッチというのは、どういうルールなんですか?」
谷山「まあ平たく言えばオンリーK.O.ルールだな。VORを通じて因縁が深まった二人にはベストなルールだとは思うが、
どちらも尋常じゃないタフネスだからな。時間内に決着がつくかどうか」
矢野「確かにそうですね。そしてこちらも壮絶な試合になりそうです」
谷山「それだけは間違いないな!」
矢野「それでは第三試合の開始です!」
『スパルタンX』のイントロが流れると観客は手拍子、そして響き渡る『しっずっかっ!』コール!
入場ランプがエメラルドグリーンに照らされて伊藤静登場。険しい顔つきで入場、リングイン。
『ニンギョヒメ』が流れ田中理恵登場。雨のように降り注ぐブーイングの中をゆうゆうとリングイン。
田中「あらぁ?あなた、こんなところにいていいのぉ?大事なパートナーがあんなことになったっていうのに」
伊藤「……」
田中「ま、あなたもこれからああなるんだけど……ううん、もぉっと酷い目に……」
伊藤「黙れ」
田中「……なぁにぃ?よく聞こえなかったんだけど」
伊藤「黙れっつったんだよ。あたしは今、はらわたが煮えくり返ってるんだ。黙んなきゃテメーを墓場送りにすんぞ!!」
田中「へぇ……やってみなさいよぉぉぉっ!」
【ラストマン・スタンディング・マッチ45分一本勝負】
伊藤静vs田中理恵
両者、ゴングを待たずに殴り合いを開始。田中のパンチと伊藤のエルボーが交錯する。
はじめは互角の勝負を展開するが、徐々に伊藤が押し始める。伊藤は三沢光晴ばりのエグいエルボーを田中の首筋に打ち込む!
この一撃で田中の体勢が崩れる。伊藤はその隙を逃さず、エルボー→バックエルボー→ローリングエルボーと打ち込んで田中を倒す。
伊藤は田中を起こしてロープに振り、追いかけるようにダッシュしてジャンピングニー!ロープ際で喰らった田中は場外転落、
伊藤も後を追って場外へ。伊藤はうずくまっている田中を立たせようとするが、田中はローブロー!
伊藤の頭をつかんでコーナーの鉄柱に打ちつける!さらに鉄階段を使ってフェイスクラッシャー!伊藤がダウンしている隙に
リング下からイスを取り出し、起き上がった伊藤の頭に一撃!伊藤は額から出血。二試合続けての流血戦に、客席からは悲鳴が上がる。
田中は伊藤を連れてリングに戻る。伊藤をロープに振って、カウンターのスパインバスター!ダウンした伊藤に馬乗りになり
傷口を殴る、殴る、殴る!しかし伊藤は田中が振り下ろした拳を左手でキャッチすると、右手で田中の顔面を鷲づかみ!
タマ姉式アイアンクローで絞め上げる!そのまま馬乗り状態を押し返して立ち上がるが、田中も左手で伊藤の首をつかみ、絞め上げる。
VOR公式戦の再現のような展開になるが、ここは伊藤が大外刈りのような形で田中の後頭部をマットに叩きつけて制する。
伊藤は右手首に左手を添えて、さらに田中の顔面を絞め上げる!すると田中の額が割れて流血!伊藤の握力の凄まじさに観客がどよめく。
田中の動きがピタリと止まったため、レフェリーは意識の確認のために田中の片腕を持ち上げる。一回、二回と力なく腕が落ちる。
しかし三回目で田中はレフェリーの胸倉をつかんで引っ張り、伊藤にぶつけて脱出する。
田中は立ち上がり、額から流れてきた血を舌を伸ばして一舐めすると、凄絶な笑みを浮かべる。
伊藤も立ち上がり、血で紅く染まった顔で田中を睨みつける。両者、至近距離での睨み合いから同時にビンタを一発!!
どちらも一歩も引かずビンタ合戦に突入。30発近いビンタの応酬から、田中が伊藤の傷口をかきむしり、動きを止めてDDT!
伊藤を起こしてコーナーに振ると、串刺し式のランニングブート!さらにスナップ・スープレックスでマットに叩きつけてから
ロープを上り、ダウンしている伊藤の頭部目掛けてミサイルキック!そして伊藤の頭を踏みつけ観客を煽る。
田中は場外に降りるとリング下からイスを複数取り出し、投げ入れてリングに戻る。イスを拾い、起き上がろうとしている伊藤に
近づくと、大きくイスを振りかぶる。今まさに振り下ろさんとしたその時、伊藤の右手が田中の腹部をつかむ!
腹筋をむしり取るような強烈なストマッククローに、田中は悲鳴を上げてイスを落とす。伊藤はそのまま立ち上がると、
田中をロープに押し込み反動をつけて反対側のロープに振る。返ってきたところを
『ロサ・フェティダ』(投げっ放しベリートゥーベリー)で投げ飛ばし、イスを拾って立ち上がる。
田中もすぐに立ち上がりイスを拾う。伊藤が田中に向かってイスを振り下ろすが、田中はこれをイスで受けとめ、押し返す。
二人は一瞬睨み合うと、同時にイスを振るう!イスとイスがぶつかり合う音が場内に響く!
おもむろに始まったイスチャンバラに場内はヒートアップ、レフェリーは身の危険を感じて場外へ避難する。
このイスチャンバラを制したのは伊藤。イスを振ると見せかけてガットショット、動きの止まった田中の脳天をイスで一撃!
グロッキーになった田中の頭にイスを広げて引っ掛け、新たにイスを拾うと、マンモスホームランで田中の頭部をイスごとかっ飛ばす!!
この一発で田中はダウン、ダウンカウントが数えられる。伊藤は勝利を確信して両腕を上げるが、田中はカウント9で立ち上がる!
伊藤「ホントにしぶといな、テメーは」
田中「今のは流石に効いたわぁ…」
伊藤「そうかよ…じゃあこれで終わりだ!」
伊藤はイスを振りかぶるが、田中はカウンターでトラースキック!さらに腕を取って『ルミナス・ハーティエルアクション』!
ほぼ脳天から伊藤をマットに叩きつける。田中は伊藤を起こしてコーナーに連行、寄りかからせてパンチを連打!
グロッキー状態の伊藤をそのままにして、田中はイスを拾いに行く。コーナーから少し離れた場所にイスをたたんだ状態で置くと、
田中はコーナーを上り、伊藤の頭を捕らえて『Voice of heart』!伊藤の顔面がイスに叩きつけられる!さらに田中は伊藤を
引き起こし『水銀党』の体勢!客席に向かってゆっくり首を掻っ切るポーズを見せてから、伊藤の頭をイスに突き刺す!
田中は立ち上がり、ニヤニヤと笑いながらコーナーに寄りかかる。レフェリーはカウントを開始。
場内は大『しっずっかっ!』コール。大声援を受けて、伊藤はカウント9で立ち上がる!
田中は一つ舌打ちをすると、ダッシュしてクローズライン!倒れた伊藤を引き起こし、『おばかさぁん』でマットに突き刺す!
客席からは『あぁ…』と諦めのため息が漏れる。しかし伊藤は再びカウント9で立ち上がる!
田中「バカねぇ。大人しく寝ていればこれ以上酷い目にあわなくてすむのに」
伊藤「うるせえ!あたしは、絶対に負けられないんだ!」
田中「へぇ、それは生天目さんのため?それともプロシードのため?……ふ、ふふふっ、あはははははは!」
伊藤「なにがおかしいっ!!」
田中「素敵よ、素敵なほど愚かだわ!あなた、なんのためにリングに上がってるの?トップに立つためでしょう!
なのにあなた達ときたら、やれパートナーのため、やれ仲間のため……甘すぎて反吐がでるわ!」
伊藤「テメェにだって仲間がいるだろうが!」
田中「勘違いしてもらっちゃ困るわぁ。あの人たちは、私がより高いステージへ進むための道具よ。
ホントはねぇ……『魔王軍』なんて一まとめにされるの、迷惑なの」
伊藤「…腐ってやがる…!」
田中「おしゃべりはもう終わり。さあ……ジャンクにしてあげるわぁぁぁっ!」
田中はダッシュしてクローズライン!しかし伊藤はこれをかわすと、ワンツーエルボーからローリングエルボー!
ふらついた田中を抱え上げて、イスの上へ『放課後 ア☆ライブ』!これで決まったかと客席は沸き返る。
レフェリーはカウントを開始、伊藤は荒い息を吐きながらロープに寄りかかって田中を見る。
田中はカウント5で動き始め、カウント9でふらふらと立ち上がる。伊藤はそれを確認してロープへダッシュ、
全身全霊を込めたランニングエルボーを打ち込む!エルボーは田中の左アゴにヒット!しかし田中は倒れない!
田中は歯を食いしばってその場に踏み止まると、伊藤の顔面にナックルパート!
さらに顔面ニーリフト、水面蹴りと繋いで伊藤に尻餅をつかせるとロープへダッシュ、蒼魔刀で伊藤の顔面を打ち抜く!!
伊藤は額から血を飛び散らせながらダウン。田中はふらつきながらも、ロープにつかまりなんとか立ち上がる。
レフェリーは伊藤の状態をチェック。失神しているのを確認してゴングを要請、試合終了。
田中が『ヴァルハラの舞』(ナックルパート→顔面ニーリフト→水面蹴り→蒼魔刀)で伊藤を仕留めた。
●伊藤静(27分43秒 K.O.)田中理恵○
伊藤は担架に乗せられて退場。田中は大ブーイングの中をふらふらとしたおぼつかない足取りで退場。
バックステージに戻った途端にバッタリと倒れこむ。
田中「痛ぁい……あんな奴に、こんなに手こずるなんて……」
川澄「まだまだね〜、理恵ちゃん」
いつのまにか川澄が田中を覗き込むようにして立っていた。
田中「あらぁ、魔王様みずからお出迎え?光栄だわぁ」
川澄「うん。理恵ちゃん、がんばってくれたからね」
川澄が肩を貸して田中を立たせ、控え室に向かって歩き出す。
川澄「でも、これでよくわかったでしょ?」
田中「……なにが?」
川澄「私とあなたの力の差。わたしなら、あんなの5分で片づけちゃうけど」
田中「……」
川澄「理恵ちゃんがなにを考えているかぐらい、私にはお見通しってこと。ま、今はまだあなた達の力もあった方がいいから
うるさく言わないけど、もし私を裏切ったりしたらどうなるか……わかるよね?」
田中「……わかってるわ」
川澄が放つ殺気に、田中は冷たい汗が背中を流れるのを感じた。
プロシードαvs魔王軍 5vs5全面対抗戦
プロシードα 1勝2敗 vs 魔王軍 2勝1敗
3戦目終わり。
>まとめさんへ
田中 『ヴァルハラの舞』(ナックルパート→顔面ニーリフト→水面蹴り→蒼魔刀)
伊藤 『ロサ・フェティダ』(投げっ放しベリートゥーベリー)
以上の2つを技表に追加お願いします。
ヴァルハラの舞は
>>469から。自由にやっていいとのことなので、どんな技なのかも考えてみました。
ロサ・フェティダは以前VORで使われていたんですが、技表から抜けていたので。
よろしくお願いします。
SOS団選抜選手決定のため平野が選手を選んでいる。
平野:「負け犬CDU相手にフルメンバーで行くなんて、ありえないわ。
私・後藤・福圓・相沢・板東・成田。これで出撃ね。
にしても、マスク・ド・CDU-Sは誰なのかしら…
いや、考えるより行動ね。後藤!奴らの最後を拝みに行くわよ!」
後藤:「はぃぃ〜待ってくださいですぅ〜。」
福圓:「あー、誰が誰だか全然わかんね…舞ちゃんいるのかな?」
成田:「美里さん!アルファベットで判別できますよ!」
相沢:「でもさ〜、マスクマンってあこがれるよねぇ…いいなぁ…」
板東:「今日マスクマンで出ちゃう?SOSマシン一号って感じで!」
平野:「早く!初っ端から遅刻なんて最悪よ!」
CDU-M:「ふふふ、なかなかマスクマンもいいじゃないか。」
CDU-O&CDU-V:「ありがとうございます!今日も頑張ります!」
CDU-W:「で、今日の名前はCDU-Sなわけだけど…どうです?ご気分は?」
CDU-S:「いいよ。今日は初登場だからね、バシッと決めないと。」
CDU-K:「…試合前から顔だけ暑いっす…眼鏡が曇るっすよ…」
CDU-M:「なに、すぐに慣れるさ。さて、そろそろ出撃いたしますか。
あくまでも今日は感謝デーだからね。熱く楽しく激しくいくよ!」
全員:「We Are C・D・U!」
マスク・ド・CDU-M&マスク・ド・CDU-W&マスク・ド・CDU-K&
マスク・ド・CDU-O&マスク・ド・CDU-V&マスク・ド・CDU-S
vs
"超監督"平野綾・後藤邑子・福圓美里・相沢舞・板東愛・成田紗矢香
【スペシャルマッチ 時間無制限一本勝負】
ルール:今回はオーバーザトップロープ方式(OTR)を採用。
その他のピンフォール・ギブアップでも敗退となる。
また、キャプテンフォールマッチとして、
あらかじめ各チームが決めたキャプテンがフォール・ギブアップ・OTR等をした場合
その時点で勝負は決定される。
反則・危険物の持ち込みは今回は可、とされている。
お客さんはほぼCDUのファンで埋め尽くされている。
しかも普通の会場よりも小規模なので声援が直で聞こえてくる。
完全なアウェーの雰囲気にSOS団は立ち向かえるのか、いよいよゴング!
SOS団が先に入場してくる。もの凄いブーイング。
平野を筆頭に全員がリングの上に立つとさらにブーイング。
続いてCDUチームが入場。大歓声で迎え入れられる。
M・W・K・O・V・Sの順番でリングインし、戦闘態勢。
先発は平野とMでスタート。まずはロックアップ。
Mがロープに振ってショルダータックル。耐える平野。
今度は平野が走って同じくショルダー。軽々と受けるM。
Mが平野に走るように挑発すると平野は乗ってロープにダッシュ。
反動で帰ってくるとMの強烈なラリアット!1回転して倒れる平野。
あまりの衝撃に観客大興奮。驚く平野のアップでCMへ。
CM中にMはKと交代して平野にストンピング。
ロープに振ってラリアット狙いは避けられ平野にドロップキック。
平野は福圓に交代してSOS団の態勢を整える。
福圓いきなりラリアット、さらに起き上がりにKに顔面ハイキック!
カウント2で返されるがロープに寄せて一気に落とそうとする。
これはCDU総出でカットし福圓のその場でボコボコにする。
今度はSOS団が全員出てきて乱闘になる。
平野はMに、福圓はKに、後藤はWに、相沢はOに、板東はVに、成田はSとやりあう。
が、マスクマンになったからか、力が倍増しているマスクドチーム。
Mは無双を平野に放ち、Kは垂直落下ブレンバスター、Wはライガーボム、
Oはパワーボム、Vは大正琴でぶん殴り、Sはエルボースマッシュ連打。
CDUが完全に流れを支配していく。
福圓はブレンバスターを切り返すとKにクロジ☆固め(STF)!
それを見たCDU。対戦権のある福圓に狙いを絞り、一気に攻め立てる。
OがVを抱えて技をかけている福圓に向かって自爆覚悟のジャーマン!
そのまま全員で覆い被さってまずは一人目を撃破。
【8分20秒 福圓美里 イリミネイト】
黙っていられないSOS団。平野がKにBreakthrough!
さらに後藤がヨロシク・トゥモローで周りにいるCDUを次々と撃破。
成田がKをロープに振ってドロップキック。カウントは2。
再度フォールに行こうとするがソバットで回避。Vに交代してKは一休み。
Vは成田に大正琴で一撃お見舞いしようと駆け出すが避けられる。
ロープで反動をつけてクロスボディ!カウント1。
大正琴を確認し、ロープに走ってランニングネックブリーカー!琴に叩きつける。
上から平野がスペルキャスターで降ってきて追撃。成田がフォールしてVも失格。
【11分30秒 マスク・ド・CDU-V イリミネイト】
対戦権はWに移動。成田は相沢に交代。
相沢は懐からマスクを取り出すと装着!希望通りマスクマンに。
組み合ってからWが足を取ってテイクダウンすると上から殴っていく。
相沢はそれを切り返してワキ固めに移行。ロープに足を乗せるW。
さらに素早く動いてからのフォアアーム!そこから足四の字!
コーナーからSが飛んできてダイビングエルボー!相沢撃沈。
そこをWがタイガードライバーで叩きつける。が、フォールはしない。
Sと一緒に運んでトップロープ上から落としてイリミネイト完了。
【16分45秒 相沢舞 イリミネイト】
後藤に対戦権が移動。Wにヨロシク・トゥモローを叩き込む。
ロープに振ってドロップキックでWを転落させるとパタタタ・ルン♪
場外でさらに後藤がWにDDT。頭から叩きつけていく。
悠々とリングに戻ってじっとWを待っている後藤。
カウント18で戻ったWを後藤がカバーするがカウント2で返される。
後藤はここで成田に交代。成田のミサイルキック!
ロープに振ってパワースラムを狙うが崩れてしまう。
逆にライガーボムで叩きつけられるが2で返していく。
Wは交代してMへ。Wがツイスト式ネックブリーカー、Mが抱えて無双!
足で踏んで成田もアウト。
【21分00秒 成田紗矢香 イリミネイト】
怒った平野がリングイン。Mに向かっていくがスカされてOに交代。
Oは平野を馬鹿にしながら近づいて行くが平野の張り手!
ヘッドロックからヒザで腹に一発。さらにDDT。
うずくまっているOにタップダンスキック。さらにもう一撃。
ボディスラムからコーナーに登ってミサイルキック狙いも寸前で避けられ自爆。
Oがヒールホールドで一気にタップを狙うがここは自力でロープへ。
Oのスープレックス、さらにエルボー投下。カバーするもカウント1。
後ろから後藤が援護をしに恋のミクル伝説を狙ってOにジャンプ!
が、これはパワーボムで切り返されて失敗。見栄を切るO。
と下からスクールボーイ!不意をつかれたOは失格。
【25分20秒 マスク・ド・CDU-O イリミネイト】
対戦権はKへ。平野は板東に交代。
板東いきなりいたひがしじゃありません!を炸裂させる。
さらに起き上がりにジャンピングラリアットで攻め立てる。
ロープに振ってエルボー、動きの止まったKに低空ドロップキック。
倒れたKにダイビングフットスタンプ!上半身起こしたKにサッカーボールキック!
フォールはCDUに邪魔されるが確実に攻め込んでいく板東。
ボディスラムから再びサッカーボールキックは避けられる。
そこをジャーマンで投げられる板東。それを着地、トラースキック。
トップロープからスイングDDTを狙うが、Kがそのまま抱えてロープ付近へ。
Mが押して板東転落。SOS団あと二人。
【34分50秒 板東愛 イリミネイト】
後藤がリングイン。KはここでSに交代。
Sは後藤を軽く挑発。そしてまずは挨拶代わりにエルボースマッシュ。
ロープに振ってドロップキック。起き上がりに強烈なシャイニングかかと落とし。
Mに交代してムーンサルトプレス!後藤もここで消えてしまった。
【38分10秒 後藤邑子 イリミネイト】
追い詰められた平野。突っ込んでいく。
SはWに交代。平野をロープに振ってサンシローズライン。
場外に出た平野にドラゴンロケット!が避けられ鉄柵直撃。
リングに戻り、場外へ冒険でしょでしょ?!
そのままWを場外に置いてカウントアウト勝ち。
【45分40秒 マスク・ド・CDU-W イリミネイト】
勝ち誇る平野が振り向くとSがRKO!沈む平野。
それを三人がかりで放り投げて平野もイリミネイト。
【46分50秒 平野綾 イリミネイト マスク・ド・CDUチームの勝利】
試合後、Mがマイクでお客さんに感謝の言葉を述べている。
完敗したSOS団。次回はフルメンバーでの参戦か。
536 :
お前名無しだろ:2006/07/15(土) 11:12:24 ID:45yy9yVI0
age
CDU祭の後、惨敗した平野は本腰を入れてCDU退治のためにある決断を下した。
平野「悪いけど今後SOS団から出すつもりでいるのはあたし以外では後藤と茅原だけ。
あとこっちで依頼してきてもらえる人が一人、これから拉致する人が二人。後はクビ」
いきなり後藤茅原と他一人以外はクビ宣告されたSOS団のメンバーは怒りを顕わにする。
中原「ちょっと! 何の説明もなくあたし達をクビどういう事よ、それに茅原だって
まだ見てもいない、あんた"超監督"だからってふざけたことやらないでくれる」
平野「そのこと? 最初のはあんた達じゃ間違いなくあの負け犬共にも負けるだろうから。
それに、あんた達はあんた達でやることあるんでしょ。だから"SOS団としては"出さない。あと、
茅原なら"さっきから"そこにいるし」
後藤「ほら、そこにいますよ、茅原」
茅原の存在に気付いたのは平野と後藤だけだった。
茅原「…気付かなかったんですか?」
中原「あんた…いつの間に」
間髪入れずにSOS団のロッカールームにやってくる一人の女性。
??「平野ここに居ったんか」
中原「あなたは…!!」
PPVが盛況の最中、L/Rには鹿志村が激励に来ていた。
鹿志村「声優はルックスで決まるもんだ…ていうかお前ら、折角のPPVだっていうのに
試合組まれてないんだ」
庄子「そんなこと言われても困るんですけど、社長」
斎藤「…マスミン…ナカナオリシテヨ……」
鹿志村「どうした桃子、ぶつぶつ言って」
井ノ上「あ、それはちょっとうちらがヒールターンしたときに浅野と一悶着あって、
その時に桃が浅野から宣戦布告されたショックを引きずっているだけです」
鹿志村「こら桃子、お前はルックスで売り出せばいいんだ。あんなヨゴレの荒鷲と
付き合おうなんて思わなくていいんだ、わかったか?」
斎藤「…マスミン…マスミン…」
鹿志村「仕方ない、こうなったらラムズの穴で桃子を鍛え直してくる。お前らは
しばらく…野川のサポートに回るんだ。ベルトを取るためにな」
宮崎「は〜い。ういういっと、さくにゃんさんのサポートに回ります」
AIでは、結果が出せない試合も組まれない高橋美佳子が現状打破のために
修行に出ることを告げ、長沢が主戦場とする団体に参戦できるよう直談判に入った。
PPVを終えた後、VOWの勢力図が大きく変わることになろうとは、この時GMですら
わからなかった…かもしれない。
PPVを早く終わらせなきゃと思ってるんですが、ここ数日、新日本が最強すぎて手につきませんw
とりあえず今日は月寒に逝ってきますw
いくんかいw
昨日の武道館とは違った意味で凄いものが見れそう
楽しんできてください
レスナー来ないんだよねぇ…
見所はタッグ王座のホーフィアーですよ。
イエローさんは北海道の人なのかな?
いい観戦ができるといいですね……
行ってきましたよ、月寒大会。
詳しくは…たこ焼きスレの前スレを見ていただければわかると思います…。
>>539-540は急展開だなぁ、SOS団、AI、L/Rも一波乱か
で、L/Rの試合でも組もうかと思って、いま気付いたけど、
まとめサイトに
>>407からの試合が載ってない気がする
ありゃ?
のってなかったですか、すいません
夜にでも修正しときます
保守
549 :
お前名無しだろ:2006/07/21(金) 00:17:57 ID:4iD4+ddG0
age
伊福部崇を天井から吊るしての山本まりあと田村ゆかりの争奪マッチは無いの?
それはもう山本の勝ちが決まってるからなぁ
職人はいずこへ
ただの夏休みだと信じたい...
名無し職人だけど、どの選手も動いてる最中だから下手に試合が組めないんだよね…
勝手にストーリーを展開させて思わぬ方向に転がるのも、このスレの醍醐味と言えば醍醐味だけど
GHVタッグ選手権
【王者組】ユカナ*ハルナ VS 金月真美・野田順子【挑戦者組】
20分経過
リング上は池澤が金月と野田の連携攻撃にやらている
レフリーに注意されコーナーへ戻る金月
野田はグロッキー状態の池澤にミドルキックを浴びせる
リング下、ゆかなが脚を押さえながら倒れている所にセコンドの
氷上が応急処置をしている
何が起こったのか、
試合序盤は両チーム互角の攻防を繰り広げていた、スピーディな試合展開の中
金月ブレインバスターを切り替えしたゆかなが着地ので脚を痛める
そこから動きが悪くなったゆかなが金月組みから脚攻めで痛めつけられるも
何とか脱出、池澤とタッチ、そこから池澤は約10分間、一人で戦っている
戦っていくにつれ徐々に相手チームにペースを握られる池澤
ふらふらながら何とかこらえ20分地点にいたる
池澤を蹴りでダウンさせるとフォールにいかずダウンカウントを要求する野田
場内池澤コールが起きる中
ロープに捕まりつつ起き上がろうと池澤、しかしセカンドロープに体をあずけた
ところで野田が619、リング中央まで戻され、すぐさまフォールにいくも
カウント2
池澤を起こし、ときメモ式ジャーマンの体制の野田、沢城を沈めたこの技
喰らってはやばいと、必死にこらえる
しかし金月が現れ池澤にトラースキック、そこから一気にときメモ式ジャーマンスープレックスを
決め万事休すと思われたその時、ゆかなが足を引きずりながらカットに成功
それを見た金月、ゆかなに突っ込んでいくもかわされ、場外に転落
野田もゆかなに向かっていくが池澤が後頭部に「いっけ〜!!マグナ〜ム!!」を一撃
つづけてゆかなが「聖パンデュール・デイジーブリザード」
池澤すぐさまフォールにいくもカウントは2
間髪いれずにマッコウスペシャルへ入り野田を絞りあげる
場外からカットに入ろうとする金月、しかしゆかながロープ越しに脚を取り
受身の取れないドラゴンスクリュー、金月は悶絶しながら場外に落ちていく
野田は何とかロープに逃れ、マッコウスペシャルから脱出、しかし今ので
かなり消耗した模様でなかなか立ち上がれず
王者組、スイートマジックを狙うもゆかながコーナーに上がれず断念、
逆に野田が丸め込むもカウント2
池澤立ち上がると、「いっけ〜!!マグナ〜ム!!」「マグナムトルネード」とエルボーでたたみかけ
3カウントを奪った
GHVタッグ選手権
【王者組】ユカナ*ハルナ ○(マグナムトルネードからの体固め)金月真美・野田順子●【挑戦者組】
※マグナムトルネード=ワン、ツーエルボーからローリングエルボーの連続攻撃
試合後インタビュー
ゆかな「怪我で途中抜けちゃって、春菜にかなり負担かけてすまないと思ってます」
池澤「いや〜、さすがにきつかったけど勝てて良かった、AIとの対抗戦もあるし
負けるわけにはいかなかった」
ーー(今後の防衛戦について)
池澤「AIとの試合が終わってから考えます」
挑戦者チームはノーコメント
まとめさん乙です。
てゆーかすんません…GHV前に書き込もうと思ってたのですが…。
試合は出来上がったんだけど、長くなりすぎて何レス使うかわからない(;´Д`)
帰宅したら再接続しながら書き込みますわ。
青コーナー入場口からAIの4人が登場。入場曲はNeko Mimi Modeで斎藤が先頭、後ろに森永、沢城、最後尾から真田。
4人が青コーナー側に陣取り、赤コーナー入場口を見る。
少しずれた七夕の時期に緒方恵美の 「Drive on the Milkyway」(男固め組所属の選手が複数登場時のテーマ) が流れ、
赤コーナーから選手が入場。池澤・ゆかなが先頭を切り、さくら(丹下)・氷上・宮村の順で登場。そのまま5人が赤コーナーに陣取る。
それを見て斎藤がマイクを持つ。
斎藤 「ちょっと!4人づつって言ったじゃない?そっちは誰がセコンドに行くの?」
池澤 「へ?電話先で5人って言ったじゃない。」
斎藤 「うそ!4人って言ったわよ」
池澤 「うーん。電話先で聞き間違いしたのかしら・・・みんな準備できてるし・・もう変更きかないわよ。」
リングアナ 『これより男固め組vsAI、オーバーザトップロープ式5−5バトルロイヤルを開始します!!
なお、今回はその他のピンフォール・ギブアップでも敗退となり退場、最後に選手の残った・・・・・』
沢城 「そんな!あと一人どーするのよ」
斎藤 「(セコンドにいる網掛・志村に)しょうがないわ、美佳子に連絡して!」
網掛 「は、はい!!」
志村 「とりあえずは私が入るしかないかしら」
斎藤 「さすがに怪我明け何も準備無しでそれは無謀よ。裕美といっしょに美佳子を連れてきて。」
志村・網掛 「ラジャー。」
池澤 「こっちの勘違い、悪かったわ。最後の一人が揃うまで私は試合に出ないわ。4−4でやってちょうだい。」
【男固め組vsAI、時間無制限オーバーザトップロープ式5−5バトルロイヤル】
池澤がリング外にて待機。8人がリング内に。ゴングと共に全員が動く。
特に真田沢城はゆかな一人に集中攻撃。
ゆかなを左右からのチョップでコーナーに釘付けに。これを見た宮村がカットに向かい、赤コーナー側はこの4人で乱打戦。
一方、氷上・さくらのコンビは青コーナー側で森永・斎藤と対峙。
斎藤 「理科、あの2人はタッグ王者がどうしても気になるみたいだから、こっちはこの2人をたたむよ。」
森永 「元シングル王者2人、相手に不足は無しッ」
と気合を入れ、ロックアップ開始。氷上と組み合った斎藤は徐々に体を屈め、一瞬の隙から後ろに回り込もうとする。
しかしこれを読んだ氷上が『うさだってよぶなーっ!!(スーパーキック)』で斎藤にクリーンヒット、そこからリストロックスローへ。
森永と組み合ったさくらはそれを見て奇襲気味にその場から『あなたのハートにときめきラブ(ジャンピングニー)』で森永をぐらつかせ、
タイミングを合わせ投げ飛ばして正面衝突させる。
さらにぶつかった2人を追いかけ、氷上が斎藤・さくらが森永へ『C・H・O・C・O(2人同時のダイヤモンドカッター)』
斎藤・森永が顔からリングに叩きつけられる。すぐさま氷上は森永を仰向けにしてフォール。カウント2で斎藤が転がってぶつかりカット。
しかし2人はまだ仰向けのまま。氷上が斎藤の上に森永を乗っける。その隙にさくらはコーナーへ昇る。
それを見た氷上、ゆかな宮村のいるコーナーへ。
さくらが『汝のあるべき姿に戻れ(フライングクロスチョップ)』と声をあげる。
これを聞いて真田・沢城が慌てて助けに向かおうとするが氷上・宮村に遮られる。
さくらが飛ぶ・・・が、この瞬間を待っていたとばかりに
森永がすっと立ち上がる。 飛んできたさくらに『ロケット・ガール(ジャンピング式回転エルボー)』で迎撃。
撃ち落した先がたまたまサイドロープでダメージは消えるもさくらは腰から山なりに反ってしまう。
今度は逆に慌てた宮村が向かうが間に合わず、さくらが体勢を立て直し顔をリングに向けた瞬間、
森永のラリアットがタイミングよくヒット。
サマーソルトキックを放つかのように一回転してさくらがロープから落下。
【6分15秒 丹下さくら オーバーザトップロープ退場】
ラリアットを放ち一人追い出して、顔をリング中央に向けた森永の振り向きざまに宮村が頭突き。
森永再びダウン。宮村がフォールに入るが斎藤がカット。
沢城・真田が森永の救助に行くがその前にゆかなが立ちはだかる。
ゆかな 「さっきはやってくれたわね。」
この一言を皮切りに真田へ『ゼロキャノン(フィッシャーマンDDT)』、そして沢城へ『ナパームシュート(ソバット)』から
『HA*LUNApark(カナ=腕極めジャストフェイスロック)』2人を足止めする。
一方宮村はコンビを氷上と組み、ダウン中の森永から斎藤にターゲットを絞り、縦横無尽に飛び回る。
正面から宮村の『あんたバカぁ?(フラッシングエルボー)』、後ろからは氷上のハイキックで斎藤はガード一辺倒。
ある程度打った後、宮村・氷上がせーので声を合わせエルボーとハイキックでサンドイッチ。
斎藤大きくぐらつきダウン。すかさず宮村がファイヤーバードスプラッシュを斎藤に見舞い、氷上がアイドルクラッチ(=デルフィンクラッチ)で
変形エビ固めへ。
宮村 「我ながら完璧な連携ね。技名は『未来型アイドル』・・・でいいわよね、きょーちゃん?」
斎藤に余裕で技名を語りかける。が、
ゆかな 「みやむー後ろ!!」
宮村 「え!?」
リング内ゆかなが沢城、氷上が斎藤を捕らえ、真田はダウン中。
一方的になりつつある展開だが、一瞬森永が頭から抜けおちた宮村。
チャンスと見た森永が後ろから足元にタックル、そのまま反対側ロープに勢いのまま押し込みさらにもう一回ロープに振る。
そして戻ってきた所を捕まえ必殺の『function code( );(高速DDT)』
隙をつかれ完璧に喰らった宮村。スピードの乗った会心の一発が入った森永、そのまま宮村をフォール。
風神雷神も唖然の電光石火のフォール劇で3カウント。
【11分06秒 森永理科○ function code( );→体固め ●宮村優子 3カウント退場】
なんと森永が立て続けに2人を蹴落とし、男固め組は残り2人。そのまま森永は氷上・ゆかなに蹴りを入れ斎藤・沢城を救助。
池澤 「ちょっと!!圧倒的に攻めてるのになんでこんなことになるのよ!?もういいわよね。私も入る。」
外の池澤が慌てて参加。一旦ゆかなと氷上が池澤と並ぶ。
ゆかな 「なめてたわ、キーマンは森永さんね。あーいうのは勢いに乗ると厄介だわ。」
その間にAIも逆コーナーへ。斎藤・沢城は少し足を引きずる。
森永が2人を気遣った後リング中央の真田も立たせて連れ戻そうとする。が、
池澤 「おっと、真田さんは渡さないわよ〜?」
そう言ってにやっと笑った後、『いっけ〜!!マグナ〜ム!!(ランニングエルボー)』と吠えながら走り、森永と真田同時にエルボーを当てる。
沢城斎藤が救助に向かうも、氷上・ゆかなが立ち塞がりブライダルキック(ウエディングピーチチームが使う蹴り。ただの蹴り。)で迎撃。
そして氷上・ゆかなの合体技、『ラブリーオペラシオンタンピード(ラブインパクト)』で沢城、斎藤に連続でダメージを与える。
氷上の連続抱え式バックドロップに、雪城流合気柔術仕込みの無駄な力が抜けたゆかなのダイビングギロチンドロップが
沢城、斎藤をマットに強烈に叩きつける。
そんな間に、ハイスパートでさすがに疲れの見え始めた森永を池澤はひたすら攻め、
『サイキックスルー(一本背負い→サイキック)』で太股に一撃を入れ、首固めの体勢へ。
が、カウント2の瞬間、森永が一瞬の隙に体を入れ替え逆に池澤へ首固め!
池澤びっくりするも再び返し首固め。3カウントが入る。
【18分51秒 池澤春菜○ サイキックスルー→首固め ●森永理科 3カウント退場】
森永 「あーもう、あと少しだったのにー!!」
池澤 「びっくりしたー!!何あの子、すっごい策士じゃない」
ゆかな 「ハルナ・・・びっくりさせないでよ」
池澤 「ゴメンッ、でもこれで3−3。さぁ、次はあなたよ」
池澤はそう言うとダウン中の真田を起こし『今週の調合(毒霧)』をかける。
そして張り手を・・・というところで真田の『ど〜んとやっちまうにょ(ラリアット)』の反撃。
カウンターで喰らわせ池澤が面食らった所へ、『ビタミンD(タイガースープッレクス)』
綺麗に決まり池澤悶絶。
真田が吠える、その勢いのままラリアットをゆかなに向ける。
ゆかなはかわすが、かわし際を立ち上がった沢城に後ろから捕らえられ、
真田の『WELCOME(葉隠れ)』をまともに喰らう。
氷上が気を取られる隙に斎藤も氷上を後ろから捕らえ、『Neko Mimi Mode(捻り式高角度バックドロップ)』。
ただダメージも多い斎藤も氷上を投げた後、そのまままた仰向けにダウン。
沢城はうしろからゆかなを掴んだまま。そのゆかなに向かって真田は『WELCOME』を放ち続ける。
抑えている沢城もかなり苦痛の表情。しかしゆかなにも確実にダメージ。
何度目かの『WELCOME』でゆかなが崩れ落ちる。そこにのしかかるように沢城がフォール。
さらに上から真田もかぶさる。
が、これは回復した池澤がカット。
池澤 「アサミちゃんは私がやっつけるまで逃がさないよ!!」
真田と沢城を引き離すと真田をひたすら張り手。
池澤 「すごく強くなってるのは認めるけど、こっちもまだ負けないから!
前回新技でやられたお返しは新技でさせてもらうよ!!」
と言うと背後に回り、新技『シークレットキャンディbyルナ(だるま式ジャーマンスープレックス)』
を真田に放つ、そのままホールド。3カウント。
【26分39秒 池澤春菜○ シークレットキャンディbyルナ ●真田アサミ 3カウント退場】
これで形勢逆転、AIはあと2人になる。リング内池澤だけが立っている。
ビタミンDのダメージから首を回して少し肩で息。
斎藤沢城氷上ゆかなはダウンして息を整えている。倒れこんでた4人だが、ゆかなが一番に立ち上がる。
ゆかな 「ハルナ新必殺技出しちゃった・・・。ま、隠してもしょうがないしね。
じゃあ、こっちもまだ練習中だけど、見せちゃうよ」
そう言って沢城の髪を持ち上げ共にコーナー頂上に昇る。
そしてそこからハルナの新技『シークレットキャンディbyカナ(雪崩式ノーザンライトスープレックス)』
沢城は背中にダメージ。ゆかなはフォールへ。しかしこれをカウント2.9で返す。
沢城はまだ立ち上がれないも意地でフォール負けは回避。
ゆかな 「すごいシブトイね。王者になるだけの子だわ。でもっ!!」
沢城を認め、コーナーに上りもう一度『シークレットキャンディbyカナ』の体勢をとる
ゆかな 「時間の問題ってね。行くよ!」
沢城 「・・・お姉ちゃんゴメン、後、よろしく。」
ゆかな 「え!?」
沢城はゆかなの首に手を回すとそのまま場外に自分ごと落ちに行く。ゆかなも道連れにされて場外へ。
【32分44秒 沢城みゆき・ゆかな オーバーザトップロープ退場】
池澤 「・・・・ただじゃ終わらないってのは大したものね。でもこれで2−1よ。」
リング上は斎藤、氷上、池澤。立ち上がってる池澤が声を掛ける。
池澤 「一人少ない状態でここまで追い詰めるなんて。AI、侮れないわね。
でも斎藤さん、後はあなた一人。きょーちゃんもいっぱいいっぱいみたいだし、
私があなたをやっつけて、そっち最後の一人が来たら私がリタイアすればハンデ無しでしょ。」
氷上 「・・・ちょっと・・・ハァハァ、春菜ちゃんひどい・・・」
池澤 「・・・さ、決めに行くわよ!!」
とその瞬間場内に大音量の「オトメロディ」が流れる。池澤が青コーナーAI入場口を見る。そこへ高橋を筆頭に網掛・志村が入場。
斎藤 「・・・・おっせーよ、美佳子。」
マイクを握った高橋
高橋 「ファンの皆さん、男固め組の皆さん、AIのみんな、遅くなってゴメンなさい。だけど聞いて!」
静まる会場
高橋 「私はこの試合に参戦できません!」
会場がざわつく
斎藤 「ちょ、どういうこと?」
高橋 「私は現状打破のため、少し外部へ修行に行こうと思うぱよ。」
斎藤 「で、でもそれじゃ」
高橋 「うん。空いた枠はどうするのか、でしょ?大丈夫。それはちゃんと用意してるぱよ。」
場内の曲が「愛(忠誠心)」に切り替わる。
斎藤 「まさか?復帰したの?」
高橋 「あ、曲間違えた。」
場内の曲が「Sakura Revolution」に切り替わる。
高橋 「復帰・・・うん。というより復活。」
斎藤 「え、しゅびっちじゃないの?」
高橋 「・・・・・私よりも、その場所にふさわしい人ぱよ。」
一瞬会場が真っ暗に。そして場内の曲が「恋をしようSoしよう」に切り替わる。
AI側入場口が照らされ、そこから桑谷夏子が走ってくる。
桑谷 「みんな・・・ただいま。」
森永 「姉さん!!」
斎藤 「戻ってきたな!!」
桑谷 「話は後。・・・男固め組の皆さん、お待たせして申し訳ありません。」
池澤 「全く。ずいぶん派手な登場じゃない。小休止貰えたからいいけど。」
桑谷 「AIリーダー、桑谷夏子、行きます!」
試合が再開。一人立っている池澤に向かい猛烈なダッシュ。
そのまま「お兄ちゃん、大好き!」式スピアーの動き。
池澤 「開始直後のその技は譲れないってトコ?もう見慣れたわよ」
桑谷 「見慣れた?違うわよ」
池澤 「!?」
そう言うとスピアータックルでなく、顔に向かってフライングボディーアタック!!
そしてそのまま首につかまりのっかかりテイクダウン。
顔を覆う池澤の顎に一撃膝を当て、再び立ち上がらせる。
パワーボムの体勢にして上に持ち上げるが足元に氷上がタックル。
バランスを崩し池澤もこの隙に回避。桑谷の右足に氷上がしがみつく。
氷上はそのまま低い体勢から無理矢理桑谷の足をねじり込み、変わった形のドラゴンスクリュー。
倒れた桑谷に間髪入れず池澤はストンピング。そして立ち上がらせたらすかさず氷上に投げる。
氷上がこれを受けてネックブリーカードロップ。
さらに追撃をかけようとした池澤氷上に斎藤が両手を広げラリアット。
2人が同時に打ち付けられ、斎藤はセントーンで追い討ち。
斎藤は桑谷を立たせると、顔を見合いうなずく。そして氷上を立たせコーナーに振ってぶつける。
コーナーと正面衝突した氷上の背中へ『君の背中(同時にケンカキック)』
喰らった氷上、膝から崩れる。
今度は池澤へ・・・と桑谷は氷上同様池澤もコーナーへ投げる。
池澤もコーナーへ衝突するも向かってきた二人に何とここで『今週の調合(毒霧)』
カウンターで喰らうかと思われた次の瞬間、桑谷も『毒舌(毒霧)』で迎撃!!
2人ともどこで仕込んだか!というこのタイミングの毒霧の噴きあいで場内に異様な匂いの霧が立つ。
たまらずむせる両選手。そこに斎藤が
斎藤 「不快な異臭禁止!!」
とさらに毒霧!!ジュースの香りの甘い霧を噴く
斎藤 「みっくすJUICEミスト・・・って名付けとこうかな」
完全に視界を奪われた池澤に、桑谷のInvitation(フィッシャーマンズスープレックス)が入る。
そのままフォールで3カウントか!というところでい池澤も意地を見せ肩をあげたちあがる。
そして桑谷にラリアット一発。桑谷を倒し、さらに近くの斎藤へボディソバットから、
『ビクトリーマグナム(絶縁)』で斎藤の頭にクリーンヒットさせ吼える。
池澤は斎藤をフォールするがカウント2・9で起き上がる。
そして間をあけず斎藤が『ぱにぽにX(クロスチョップ)』を連射。
池澤がついに大の字に倒れる、それを見た斎藤も糸が切れたように倒れる。
この2人にはレフェリーがストップを入れた。
【43分58秒 池澤春菜 斉藤千和 レフェリーストップ退場】
斎藤 「・・・私もタッグ戦の借り、返したからな。」
池澤 「ちくしょー。抜かった。きょーちゃん後よろしく」
桑谷 「氷上さん!?」
あわてて桑谷が立ち上がり氷上の方を見る。氷上もふらつきながら立ち上がろうとしている。
氷上 「私、開始からずっといろんなコンビで動き回ってたんだけど・・・」
桑谷 「氷上さん!失礼します!!」
立ち上がりきる前に桑谷が氷上の前に立ちふさがり、
新技『Jade Stern(ベイダーハンマーからローリングストーン)』の連携を放つ
疲労のピークの氷上、成すすべも無く、そのまま桑谷が3カウントを奪った。
【45分01秒 桑谷夏子○ Jade Stern→体固め ●氷上恭子 決着】
一人残りで対抗戦はAIの勝利となった。
参戦者及び退場順
丹下・宮村・森永・真田・沢城・ゆかな・斎藤・池澤・氷上 桑谷残り
試合が終わりAI側で桑谷を中心に輪ができる。
そこにマイクを持った池澤
池澤 「あー負けた。うん。さっぱりした。強かったよ。」
桑谷 「すいませんでした。今回は体力有り余ってたから勝てただけです」
池澤 「そうね。まともにやったら負けないよ。」
桑谷 「・・・そんなあっさりと(苦笑)」
池澤 「な〜んてね。まぁ、冗談抜きでAI強くなってきたじゃない」
桑谷 「これからまたAIはもっと上を目指します。みんなと一緒に。もう迷いません。」
池澤 「結構。その元気なコメント聞ければいいや。じゃみんな帰りましょ。」
桑谷 「肩お貸ししましょうか?」
池澤 「いらない。男固め組はそんなやわじゃないよ。」
桑谷 「・・・スタミナは切れやすいみたいですけどね。」
池澤 「言うじゃないw・・・ユカナハルナはタッグベルト防衛できた。
私たちがチャンピオンの間はアサミちゃん、みゆきちゃんは挑戦できないってのは、正直に残念よ。」
斎藤 「真田は池澤さんに、みゆきちはゆかなさんと相打ち、池澤さんは私がやっとの思いで落として・・・
勝ち逃げは許しませんよ。」
斎藤が割って入る。ゆかなもマイクを持つ
池澤 「今日勝ったのそっちじゃん。」
斎藤 「いつかは私たちが、挑戦者に指名する側になって見せますから。覚悟しといて下さいよ」
ゆかな 「あなた達ならいつかまた返り咲けるはず。でも、すぐには譲らないから。」
池澤 「せいぜい結束を固めて、もっと強くなっておいで。私たちは負けないわ・・・ってね。」
男固め組が引き上げる。 「きょーちゃん最後手抜いたでしょ!!」とか聞こえてくる
残ったAI
桑谷 「みんな、ごめんね。」
森永 「そんな。ずっと待ってたんだよ。」
斎藤 「まったく、心配かけやがって。」
沢城 「まったくですわ。」
桑谷 「ずっと迷ってた。私なんかがリーダーなんて偉そうにしてていいのかなって」
沢城 「あら、わたくしはあなたをリーダーって認めてはいないわよ」
真田 「みゆきちゃん(^ω^;)」
沢城 「ただ、あなたがいないとAIのピースは全部揃わないってのはわかったわ。」
桑谷 「・・・」
沢城 「私が所属するからには、無様なチームにはならないわよ。リーダーとかそんなのはどうでもいいわ。
だから、また、よろしく。」
沢城と桑谷ががっちり握手する。そこへ斎藤、森永も手を乗せる。
高橋 「よーし。これでAI四天王が復活ぱよ」
網掛 「なんですかそれ」
高橋 「ライバルのL/Rにランティス三銃士がいるから・・・なんとなく。」
沢城 「私はアーツでもアイムでもないんですけれど。」
志村 「何言ってるのかしら。もう十分心はAIです。」
桑谷 「リーダーなんて偉そうなこと言わない。でもAIのために全力で力を出すわ」
斎藤 「そうだな。うちは誰かがリーダーなんて柄じゃないしな。
夏子・みゆきち・理科、アサミちゃんや美佳子、裕美・由美、みんなでトップを目指すんだ。」
沢城 「四天王ね。悪くないわ。ま、頑張りましょ。」
真田 (・・・・・すごく嬉しそう。)
高橋 「これで心置きなく修行にいけるぱよ。私も力になるため、頑張ってくるから。」
桑谷 「今日は本当にありがとう。由美子ちゃん、
水樹奈々さんからも立て続けに連絡を貰ったときはびっくりした。」
高橋 「男固め組の望月さんにも声をかけてずっと探してもらったんだよ」
桑谷 「もっちーも!?」
高橋 「うん。結局試合に顔出さなかったけど・・・まだ気付かないで探してるのかな?」
桑谷 「・・・・・まあいいわ。今度お礼を言っておく。」
斎藤 「よし。AI全員勢ぞろい。せっかくだからみんなで閉めよう。」
AI全員の勝どきに観客全員が一緒になって声をあげる。
そのまま番組終了。
AI使い・男固め組使いの方待たせました。長すぎた。。。12レス・・・これ入れて13レス。
反省はしていない・・・いやっほんとスマンですよw 新技を出しすぎてしまいましたタッグ限定ってことでご勘弁。
氷上&さくら 『C・H・O・C・O(2人同時のダイヤモンドカッター)』
宮村&氷上 『未来型アイドル(片方がファイヤーバードスプラッシュ、
そこへもう一人がアイドルクラッチ(=デルフィンクラッチ)への連携)』
氷上&宮村&ゆかなの内2人 『ラブリーオペラシオンタンピード(ラブインパクト)』
池澤 『サイキックスルー(一本背負い→サイキック)』
池澤 『ビクトリーマグナム(絶縁)』
池澤 『シークレットキャンディbyルナ(だるま式ジャーマンスープレックス)』
ゆかな 『シークレットキャンディbyカナ(雪崩式ノーザンライトスープレックス)』
桑谷&斉藤 『君の背中(2人同時に背中へケンカキック)』
斉藤 『みっくすJUICEミスト(毒霧。甘い匂い)』
桑谷 『Jade Stern(ベイダーハンマーからローリングストーン)』
【テーマソング追加】
「Drive on the Milkyway」(男固め組所属の選手が複数登場時のテーマ)
「恋をしようSoしよう」(AI桑谷・斎藤タッグ入場テーマ)
銀ほえといえば自分は個人的には「Drive on the Milkyway」なんですよ。
この機会に使わせてもらおうとか思って。
あとランティス三銃士に対してAI四天王ってつけたいとずっと思ってたんだけど
選考で悩んでて時間食ってしまった。
力的には森永と真田が迷いどころだったんだけど、AI外で沢城いるし、真田は入りたてだしでこうしました。
真田ファンの方すまん。
日プロの方が見る身としては、やはり四天王と三銃士どっちが強いか・・・
(どっちにも良さがあるから不毛な討論なんだけど)
こういった形が好きなんだよなぁ。と。長く練られてゆくライバルストーリー大好きです。
三沢川田やテンコジ、最近ではノアのモリシ力皇丸藤ケンタの4人、
小島とケアも中々流れではお気に入り。
ただ棚橋中邑にはあまり・・・。次代を担う二人なのにこんな所が
新日の最近の客離れの原因を感じる。あくまでも自分の勝手な思いですけどねw
名無しの部屋さん乙です
いや〜桑谷の復活お見事,
読み応えありました、
池澤使いとしてはオリジナルの投げ技がなかったんで
『シークレットキャンディbyルナ(だるま式ジャーマンスープレックス)』
は今後活躍しそうでありがたい技です
AI 、真田沢城がいるし『AI+』とか名前変えてみます?
さてこのスレも残り約20KB、スレ立て出来そうな方いましたら
立候補お願いします、自分は多分無理かと思うんで・・・
立ててきます
立てられませんでスタ
スレ立て挑戦してみます。
577 :
576:2006/07/23(日) 22:21:44 ID:/mo/3ITo0
おいらもスレ立てダメでした。次の人おながい
原作でもここのエピソードが好きなスクラン2学期(ほちゃなば競演中)を横目に
こんばんはw
スレ立て行ってみます。
駄目でもともと
行ってきます
>>581 乙です、とりあえず即死回避のために雑談でもいいから、ある程度レス付けときましょう
まとめさんGJ!!
テンプレはそんなに多くないから立ちさえすれば問題無しですね。
とりあえずこっち埋めよーぜ
まとめさん、まとめサイトの魔王軍vsプロシ、第三試合がなばvs能登になってますぜ
とりあえずどっちも停滞気味だけど、こっちは雑談しながら埋めましょうか
今シリーズはプロシvs魔王軍がメインだったけど、個人的にはCDUが化けたのが良かったな
次にL/R辺りがブレイクしてくれると嬉しいんだが、さて…?
なんか田村が戴冠したらすぐvs堀江に流れが行っちゃいそうだが。
俺個人は永遠にカチ合わない三沢武藤な関係であってほしいんだよな。
ある意味今の川澄がベルトを持ってるってのがすごくバランスの取れた位置付けの気もしてきた。
589 :
お前名無しだろ:2006/07/26(水) 13:53:58 ID:dpfN7g8LO
田村対堀江はみたいけどみたくないカードかなぁ
それじゃなんで対立してんの?てことになるよ。
個人的にはゆかりん絶対王者路線希望。最強最後の挑戦者がほちゃ。
俺もゆかりんVSほちゃをちゃんと見たい派なのだが
こう意見が分かれると職人さんも書きづらいだろうなあと思ってしまう
まぁ、ヘタすると実現=最終回になりかねない“宿命の対決”だしね
武藤vs三沢的な交わらない方が幸せな夢のカードでもいいけど、
三沢vs川田や、三沢vs小橋みたいな関係もアリだと思うんだ
俺、GHVヘビーに絡む試合は書いたことないけど、確かに今のあの戦線は書くの大変だと思うよ
とりあえず浅野派の試合でも組んでみっかな…
埋め
ますか。
私用で今帰宅。まじありえん。
>>595 スレイヤーズ好きだったものとして、今回の閣下は外せない。
ガチではまってたあの作品からもう10年か。…俺も老いたな(;´Д`)
閣下のニューシングルだ、というだけで震えてしまい視聴もできない有様。
痛いとはわかっていますが、正直なところそんなくらいなのですよ。
田舎だからか水曜日に行ったら売ってなかったけど、寝て起きたら買いに行きますよ。
>>596-597 やっぱ閣下は偉大だよな。
オレはスレイヤーズ→ロストユニバース→トライゼノンの流れで、
あらいずみるいの絵に乗った閣下の声がイヤになっちゃったんだ。
それでつい最近まで閣下の声が、なんか受けつけなかったんだけど、いぬかみ見てやっぱスゲーなあって思った。
VOWにも降臨しないかな?扱いが難しいから無理かなあ。
ロスト・ユニバースはあらいずみるいじゃないよ(´・ω・`)
まあスレ違いなんでこのへんで。
キングの猛プッシュ最盛期だった頃だよね。
この辺りで閣下好きとアンチが明確に別れた気がする。
ただ、アンチも確かな実力ってのは認めはしてたんだよね。
一時期は叩かれても、結局最後は実力に見合うちゃんとした評価になっていくってのは、
ある意味健介のプロレス人生を見るような感じかも。
ちょっと無茶かw
閣下は俺のオタはじめのベースになってる人だな
こないだ久しぶりにラジオ聞いたら昔と変わらずやっててなんか嬉しかったな
ブギーナイトは不思議にもいつ聞いても変わらない、何か独特の空気が流れてるんだよなぁ。
俺も時々、車の中でたまたまカチ合ったりすると、つい聞き入ってしまう。
昔のようにラジオと面合わせてじゃなくなったけどね。
どんなゲスト・相手だろうと閣下ワールドへ引っ張るというか(黒柳徹子にもこの力がある。)
相手が誰でも自分のスタイルを貫ける。今の日本のレスラーにここまでできるのいるかね?
せいぜい蝶野とか武藤とか三銃士世代までなんだろうな。そう思うと淋しいもんだ。
>>602 男色ディーノとか思いついたけどリアルママ相手には微妙だったしなぁ
> 相手が誰でも自分のスタイルを貫ける。今の日本のレスラーにここまでできるのいるかね?
つ【井上 雅央】
なんか微妙なとこで止まってるな、埋めよう
こっちのスレにもう1試合くらい投下できるかな?
あと12KBだから短いのならいけるかな?
いぬかみスレ見て来たッス
若本さんや千葉さんも出たのか、見りゃよかった
昔セイバーJでで子安が歌ってた「いよかん」「栗拾い」を思い出した
多分サントラにこのバージョン入るんだろうなw
>>612 また懐かしいw
歌詞も持ってきた。
あれも これも みんな 欲しくなるの
恋も 夢も 望むものはかなえたくなるの
鏡 越しに ポーズ 決めてみたり
覗く 縛る 騒ぐ 日々の スケジュールが一杯
料理は板前してたし お掃除もメイドに負けない 肌のこんがり サロン焼け
なのにモテナイの
たいへんたいへんたいへんと 放送禁止で走れば
止まらなくなって楽しんじゃってる 男前よ
たいへんたいへんたいへんと みんなで酒盛りしてると
悲しいことも忘れちゃうくらい 暴れちゃうんです
オーレオーレファイトだ 心はみんなで一つ
強く結ばれた絆 友情
616 :
お前名無しだろ:2006/08/04(金) 05:28:13 ID:7CK3fXqfO
保守
このクソ暑い時期にクリスマスな件について。
真夏のイブですか
なんつーか、声優イベントとかライヴ行くと、その人の試合書きたくなるよね…
さて、久しぶりに一試合組んでみるか
このへんは皆2学期勢かw
【シングルマッチ15分一本勝負】
井ノ上奈々 vs 井ノ上ナオミ
満を持してVOWマットに登場したクローバーのリーダー、井ノ上奈々。L/R復活のためにも負けられない。
対する青コーナーは宮崎羽衣とのシングルマッチがCDUの乱入でノーコンテストに終わって以来、久しぶりの登場となる井ノ上ナオミ。
L/Rと若手軍の井ノ上対決を制するのは一体どちらなのか!?
ゴング早々、勢いよく肩から突っ込んで行くナオミ。
奈々も正面から受け止めると、反対コーナーを指差して再度のショルダータックルを促す。
2発目のタックルも堪えた奈々に対して、ナオミは3度ロープに走る。
そこへカウンターで奈々のACCESS(クローズライン)が決まると、ナオミはもんどり打ってダウン。
頭を掴んで引きずり起こすと客席に向かって「なっさん具だくさーん!」とアピール。
対する観客の「大盛り!」のチャントに応える様にもう一発ACCESS!
奈々はグッタリと倒れるナオミをカバー。あわや秒殺かと思いきやギリギリのカウント2で返す。
ここから中盤までは奈々のジックリしたグラウンドを中心に試合が展開していく。
執拗なネックロックで極められたナオミの顔が苦痛に歪む。そのまま逆エビ固めに捉えるが、ナオミはロープへエスケープ。ここを勝機と見た奈々は立ち上がったナオミの足めがけて全体重を乗せての、制裁!(ローキック)
しかし、奈々の蹴り足を自分のヒザで受けたナオミは、その足でニーリフト。
怯んだところへ追い討ちの、とらんじすたー(変型フェイスバスター)を決める。
さらにD-Splash(フライングボディプレス)を狙ってコーナーを登るナオミだが、やはり足へのダメージが大きく動きが鈍い。
立ち上がった奈々は背後から組み付くと高角度の投げっぱなしジャーマンでマット中央へリリース。
奈々はコーナー付近でナオミが立ち上がるのを待ちつつ、マットをドン! ドン!と踏みしめる。
フィニッシュムーブへの動きを予感した観客席からも大きな足踏みの音が響く。
井ノ上奈々「万物尽く切り刻め!地獄蝶々!」
片膝立ちのナオミに向かってダッシュすると、完璧な形で地獄蝶々(稲妻レッグラリアット)が炸裂。
そのまま押しつぶす様にフォールすると、3カウントが入った。
○井ノ上奈々(13分45秒 地獄蝶々)井ノ上ナオミ●
井ノ上奈々「今のウチは勢いに乗ってるからね。まずは金網マッチで野川さくらが新王者になる。
あとは羽衣と桃がタッグ、私はハードコアでも取らせてもらうよ。ゆっこ? ゆっこは…えーと。
とにかくタッグだか6メンだかのトーナメントにもクローバーで出るからよろしく」
井ノ上ナオミ「ちょっと久しぶりの試合で勘が狂っちゃいましたね〜。正規軍の若手も浮き足立ってるし…
最近は浅野さん達と組んでるみたいだけど、近く桃井さんとのタッグも復活させたいです」
井ノ上奈々の技に地獄蝶々(稲妻レッグラリアット)を追加。
つよきすは原作ゲーム派なんで、なっさん演じる乙女さんは微妙なんですが…。
【E-Dynamite!】
井ノ上ナオミ
(本隊、若手軍)
得意技:
D-Splash(フライングボディプレス)
Eカップど〜ん!(ボディスプラッシュ)
とらんじすたー(変形フェイスバスター)
備考:
ネギま興行で本格デビューを果たした若手だが、インディー系の格闘技イベントに出場するなど活動の幅は広い。
身長147センチと小柄ながら、ダイナマイトな体躯を活かしたスタイルを得意とする。決めフレーズは「ファオッ☆」
井上対決乙!
クローバーは桃が目立ってるが、これを期に他のメンバーも活躍してくれると嬉しい。
井ノ上ナオミとの試合を勝利で飾り、バックステージを引き上げる井ノ上奈々。その後ろには酒井香奈子がついてくる。
酒井「流石は奈々ちゃんだね〜、惚れ直しちゃったぁ〜!」
井ノ上「さて、桃がしばらく特訓中となると、今すぐに動けるのは羽衣とゆっこだけか…」
酒井「奈々ちゃ〜ん、私もいるよ〜? お〜い」
井ノ上「千葉さんも色々と画策中みたいだけど、何だか信用できない気がするな…」
酒井「ねぇってば! 無視しないでよ!」
井ノ上「あん? ……あれ、アンタ何時からいたの?」
酒井「もぉ〜、ひどい〜!」
井ノ上「ゴメンゴメン、ちょっと考え事しててさ」
酒井「トーナメント出るんでしょ? 香奈子も一緒に出たいの!」
井ノ上「ん、ああ、そのことか。それはないな」
酒井「エェー! なんでェ〜ッ!?」
井ノ上「いちいち声がデカいよ……って、あれ? あそこにいるのは」
バックステージの片隅で新聞を読みながら不機嫌そうな顔をしているのは宮村優子。
酒井「こ〜んに〜ちはァ〜!」
井ノ上「ども、先日のRAT興行ではお世話になりました…」
宮村「ああ、アンタらか。最近、色々と無茶やってるみたいね」
酒井「えへへ〜、おかげさまですゥ〜。みやむーさんは何読んでるんですか?」
宮村「ほら」と井ノ上に新聞を手渡す。
井ノ上「あぁ、声スポですか。見出し以外はデマばっかりらしいですけど」
酒井「私にも見せてよ〜、ね〜ね〜」
井ノ上「ん? これは……」
宮村「噂のチーム戦について無責任な憶測が飛んでるみたいね。まだ今シリーズさえ終わってないのに」
井ノ上「宮村さんのことも書いてありますね。えっと『男固め組よりFURIL参戦か!?』か。ホントなんですか?」
宮村「さてね。別に誰と組もうが構わないけどさ、その先まで読んでみな」
井ノ上「はぁ…『元GHV王者である氷上と、現タッグ王者ゆかなの実力は折り紙つき。このユニットの成否は現在低迷を続ける宮村次第』と」
宮村「………」
井ノ上「……」(こりゃヘタなことは言わない方がいいかな)
酒井「香奈子も読む〜」と新聞を横から取り上げると熱心に自分の記事を探す。
宮村「なぁ、忌憚ない意見を聞きたい。アタシは低迷してると思う?」
井ノ上「………90年代に一時代を築いた“レジェンド”宮村優子の現状としては」
宮村「そうか…手厳しいね」
井ノ上「………」
酒井「あ〜、さくにゃんが大きく載ってる! ほらほら、奈々ちゃん!」
井ノ上「ば、バカ! 香奈…」
宮村「(フッと鼻で笑うと)アンタらの大将か」
酒井「浅野さんにハードコアマッチで完勝して、次はIC金網戦なんですよ」
宮村「ハードコア、金網ね、フン。……さて、それじゃアタシは行くわ」
井ノ上「宮村さん!?」
酒井「あ、声スポ、忘れてますよ〜?」
宮村「あげるよ。お礼だ」と振り向かずに立ち去る。
酒井「??? お礼って…何の? 奈々ちゃん」
井ノ上「香奈、こいつはちょっと…ヤバい人が目覚めちゃったかもしんないよ…」
おぉ宮村が動き出すか
もう一試合書いたけど、次スレに投下します
仕事がヒマだと筆が進むw
>>629 乙です
久しぶりにマンガの改造をやろうかと思ったんだけど
苦戦中・・・
つーことで向こうに投下。
クローバー絡みで軽く1試合と思ったら、自分でも予想外な方向に転がってしまいました。
次の試合の結果、片方は怪我人だったからと納得して下さい。
さて、もうこのスレも終わりでしょうか?
乙です
宮村獲りましたねぇ、なんかこれからデンジャラスに暴れて欲しい
試合を終えて戻ってきた井ノ上ナオミ。控え室前で中原麻衣と鉢合わせる。そのまま二人で控え室の扉を開けると…
植田「え〜、第一回チキチキ若手軍決起集会〜!」
清水「わ〜(ぱちぱちぱち)」
中原「……何やってんの?」
植田「あ、お疲れさ〜ん。平野たちの離脱以降、足元がおろそかになってるみたいだからさ」
清水「若手軍の結束を高めようと思って集会してるんです」
井ノ上「あの、すいません、久々の試合だったのに負けちゃって…」
清水「大丈夫大丈夫、次に勝てばいいよ!」
中原「平野と後藤が抜けて控え室も広くなったもんだね…あれ、福圓は?」
相沢「水樹さんの総合の試合が近いそうで、今日は欠席ですね」
植田「さて、ここからが本題。これまで若手軍を引っ張ってきた平野が抜けたわけだけど、
今からでも向こうに付きたいって選手がいるなら私は止めないよ。どうなの?」
清水「私と麻衣ちゃんは…ねぇ?」
中原「言うまでもないな」
植田「ふふ、ありがと。みんなは?」
相沢「若手軍にいるから今の私たちがいるんです。借りを返すまでは抜けられませんよ」
板東「同じく。まだまだ未熟なタッグ屋ですけど、よろしくお願いします」
井ノ上「わ、私もです!」成田「はい!」と挙手。
植田「鹿野さんは?」
鹿野「いやいやいや、そんな聞くまでもないっすよー(*´ ∀ `)
あんな売れっ子と組んだら、私なんて噛ませ犬もいいとこじゃないですかー」
中原「なんか一人だけ返答が生々しいな…」
鹿野「もう若手軍でドーンと売れて見返してやりますよ。そんでおっぱいもドーンと…」
清水「あの…鹿野さん、キャラ変わってない?」
鹿野「そうですかねー? そうでもないですよ?」
植田「ともかく福圓も加えて9人、頑張っていこう!」
全員「おーっ!」
鹿野「いつか堀江由衣vs鹿野優衣のゆいゆい対決やりたいですねー(*´ ∀ `)」