【テレ朝のやさしさ】wj総合1455【斤に届かず】
ゴタゴタ続きの新日にまるでトドメを刺すように、ノアが三くだり半を突きつけた。
「もうかかわることはない」。
マット界のイニシアチブを握ったノアを仕切る仲田取締役が新日プロとの関係を洗いざらい告白しながら、絶縁を宣言したのだ。
一時は蜜月関係にあったノアと新日に微妙な亀裂が入ったのは昨年の5月のこと。サイモン社長就任と時を同じくする。
それ以降は昨年のノア7・18東京ドーム大会で力皇猛と棚橋弘至のGHCヘビー級戦が行われただけだ。一年近くも関係が途絶えていた理由を仲田取締役はこう説明する。
「(新日との対抗戦には)日本テレビさんとテレビ朝日さんの間に覚書があり、いわゆるバーターがある。日テレ側にまだ解消されていないことがあるのにサイモン社長は就任会見で"ノアとやるつもりはない"とおっしゃった。日テレに対してウチの立場もない」