まとめサイト用原稿
◎ついに禁断のベールが解かれた・新日単独で負債額14億(流動負債11億)
債務超過額なんと8億6千万(しかもあくまで大本営発表ベース('A`)。。。)
・ユークスの決算を公認会計士に見てもらいました。以下はそのコメントです。
本件は、8億6千万円強の債務超過の会社を2億円以上の価格で購入したということです。
従って、購入した会社は新日本プロレスに10億円以上のプレミアム(暖簾・営業権と言わ
れるもの)を見出している訳です。実際、連結調整勘定(プレミアムのこと)が10億円以上
もあるため、毎年の償却が5千万円以上もあることになります(20年均等償却と注記され
ている)。このことは、毎年新日本プロレスから5千万円以上の利益が出ないと元が取れ
ない計算になります。
社長がプロレス好きなのか、他の業務との相乗効果が期待できるのか、何らかの理由が
ないと公開会社としては手が出せない代物と言えるでしょうね。
それにしても、相当の放漫経営をしていたことが伺われます。現金等が4千万円弱しかな
いのに、流動負債(1年以内に支払期限の到来する債務)が11億円以上あるのですから、
倒産寸前と言えるでしょう。どうしたらこんなことになるのか、私にはわかりません。債権を
有している債権者もよくもまあこんな会社に債権を持つよという感じです。
いやもうしゃれにならないね
まとめサイト用原稿つづき
・一年以内に支払わなければならない債務が「流動負債」
現金、あるいは一年以内に支払われる予定の売掛金、短期手形、商品在庫などが「流動資産」
新日の場合、流動資産が2億、流動負債が11億ある
これが何故問題かというと、個人の例で考えると話が早い
今現在、あんたが預金20万持っているが、デートやら冠婚葬祭やらの急な入用で、クレジットカード
やサラ金などのから110万円かき集めて賄ったとしよう
しかも、あんたは仕事が上手くいかず、毎月毎月赤字を垂れ流すかせいぜいトントンだとしよう
当然、短期の借金である110万円を返さなければ下手したら追い込みあるいは差し押さえを食らうのでマズイ
20万の現金は返済に回すとしても、残り90万はどうするか
自分で働いて黒字になった分で返していけば元本は減らしていけるが、上で言ったとおりそんな金はない
のだから、さらに金策に駆け回って借金して返済していく羽目になり、一向に元本は減らない状態どころか、
どんどん高利の金に頼らざるをえなくなる
・個人としての見解はもちろんあるが、迂闊には言えないな
いずれ市場かオーナー社長が決断を下すだろうとしか言いようが無い
ただ一つだけ言えば、昨年10月の買収話の時点から今に至るまで、俺の見方は全く変わっていない
ということかな 「迂闊に手を出すべきじゃない」ってことね
借金地獄、金利地獄から抜け出すには、誰かに肩代わりしてもらったりするものだが、○日の場合は親会社
であるユー○○がすでに多大に援助しているにも関わらず、△△な状態に追い込まれている
それどころか、親の方もよく見たら□□い状態になっている
で、この状態が今後どうなっていくのか、数字が分かる人は興味津々なわけ
想像以上の内容だったからねぇ