批判があんまり凄いからタナカの『日本プロレス帝国崩壊——世界一だった日本が米国に負けた真相』(講談社)を読んでみた。
ターザンや浅草キッドも「面白い」と絶賛していたし
内容はPRIDEをはじめとするシュートファイトビジネスが成功して、プロレスが低迷している現状を打破するには、
WWEのように舞台裏の“秘密”を明かし、日本のプロレスを“格闘芸術”として建て直すしかないと提唱しているものだった。
書名は過激だけど、凄いポジティブなものだったよ。
読んでいて、確かに「そうだよなぁ〜、うんうん」と頷く場面も多かったし、日本プロレス界は過去カミングアウトするチャンスがありながらも逃してしまっている感は確かにあるもの。
たださ、団体、マスコミ含めて日本のプロレス界がWWEのような方向転換をするのは難しいんじゃないかな。
タナカ氏のシュート活字には妨害も多いだろうし、本がバカ売れしない限りはなかなか変わらないだろうね。
プロレス界を変えるには、タナカ氏が専門誌の編集長となってシュート活字の専門誌をやればいいんじゃない?
ターザンが編集長時代だった週プロ並みに売れて巨大な影響力を持つ可能性はあると思う。
タナカ氏が新日本プロレスの社長(orブッカー)になるとか、ハッスルの相談役になってWWE並みに成功するとか
外からじゃなくて彼を取り入れて内部から変えていくくらいしないとダメでしょう。
タナカ氏の記事はどうか知らないけど、提唱するシュート活字という新しいビジネスは成功するんじゃない?
とにかく、本を買ってみるべきだと思う。まだ通販で売っているようだし。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062124122 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2124122&x=B