【TNA】アメリカインディー総合5【新日と提携?】
★TNA Unbreakable
○3LK vs ダイヤモンド・イン・ザ・ラフ●
サイモン・ダイヤモンドがデビッド・ヤングとのタッグにスキッパーを
加えて新結成したチームを相手に、3LKが最初のBGのマイクから
最後までペースを掴んで圧倒。
○オースチン・羊ーズ vs ロデリック・ストロング●
スタンドで関節を取り合うレスリングから美しいドロップキックや逆水平など
打撃戦に発展し、その後大技の魅せあいに。TNAチャントが起こるも、
これROHだろと違和感。垂直落下式のブレインバスターからの450で羊勝利。
プリティグッドマッチ。
【一見さん】アメリカインディー総合6【お断り】
○モンティ・ブラウン&キップ・ジェームス vs ホイット&シアキ●
終始ホイットチャント。アルファメールをコーナーに詰め、セカンドロープに
登ったホイットが顔面にパンチしまくった際、観客がパンチにあわせて
「ホイッ!ホイッ!ホイッ!ホイッ! ウ〜……、ホイット!」と新お笑いチャント。
アルファメールがロープ越しにシアキを羽交い締めにした際、キップの
ビッグブーツがアルファメールの顔面に誤爆してしまい、ふたりの間の
亀裂はまた少し広がった。最後はやられていたキップを叩き出したアルファ
メールが、シアキをパウウウウンス!で一発しとめ、なんとか勝利。
○クリス・セービン vs ピーティー・ウィリアムズ●
カード発表の段階から、好試合が保証された試合。そして実際に好試合。
二度のシャープシューターで飛び技を封じようとしたピーティーだったが、
クレイドルショックに担がれた体勢からコーナーに連続して頭を叩きつけられ、
劣勢に。いったんは目をかきむしって視覚を奪い、レフェリーを替わりに
クレイドルショックの体勢に持ち上げさせるも、誤爆ならず、自分がクレイドル
ショックされてピン。
試合後、契約切れで出場していなかったマット・ベントレイ(マイケル・シェーン)が
乱入し、セービンにスーパーキック! 「TNAは俺のホームだ。次回PPVでは
アルティメットX戦を見せてやるぜ」と衝撃告知。マイク後、去り際に襲いかかろうと
したピーティーにも、カウンターでスーパーキック。やっぱXディビジョンは最高だ!
○アビス(w/ジェームス・ミッチェル) vs サブゥー●
椅子を持ち込んだサブゥーが、それを立てて踏み台にしたダイブでアビスごと
場外に転落。場外で攻守を入れ替えながらテーブルをセッティングする。
が、ロープを背にしていたアビスに突進してきたサブゥーを、アビスが場外に
ベリートゥベリーでテーブル送り。アビスはリング内にテーブルを入れる。が、
このテーブルはサブゥーのレッグドロップでアビスの顔面と共に粉砕。その後
画鋲入りズタ袋を持ち込んだアビスは、それを例によって地面に撒く。
サブゥーは椅子を踏み台に、ロープへのスプリングボードから、アビスにDDTを
しかけようとするも、逆にカウンターのブラックホールスラムを画鋲上に食らわされ、
背中に画鋲刺さりまくり状態でのピンフォール負け。これもすごい試合。
○ボビー・ルード(途中からw/ピーティー) vs ジェフ・ハーディー●
途中介入したピーティーがホッケースティックと国旗をルードに渡すも、ルードは
凶器攻撃できず、ジェフのツイスト・オブ・フェイトで場外に落とされた上、コーナー
からの場外ダイブでふたりまとめて潰される。が、さらにJJ乱入。チームカナダを
ヘルプしてカナダ国旗でジェフを殴打し、リング上に戻されたジェフがピン負け。
・NWAタッグ王座戦(エリミネーション形式4way)
○ナチュラルズ(w/ジミー・ハート) vs ●AMW vs ●チームカナダ(A-1&ヤング)
vs ●ショーン・ウォルトマン&アレックス・シェリー(キャンディード杯優勝組)
キャンディード杯優勝組、続いてAMW退場。残ったのは王者組とチームカナダ。
その後、アラバマスラムを食らって後ろに跳ね飛ぶバンプ、最後ジミー・ハートに
コーナーからのダイブを阻止され、ロープ上に股間を打ちつけて痙攣など、
バンプで徹底していい仕事をしたヤングこそが真の勝ち組。ちと人数大杉。
・NWA世界王座戦
○レイヴェン vs ライノ●
入場時、ショッピングカートで竹刀を山盛り差したスチールバケツやらチェーンやら
鉄製松葉杖やら何やら、凶器を大量に持ってきたレイヴェンは、それらのアイテムを
全部リング上に放り込んで試合開始。しばらくはそれらで殴りあい、さらにレイヴェン
はエプロン下からラダーを出す。ライノはドラム缶攻勢。レイヴェンはアンクルロック
にこだわり、ゴアの突進力を奪おうとし、ライノは大型ホッチキスでレイヴェンの額に
2発パッチン。両者グロッキー状態になったあと、ライリーがレイヴェンの応援に
現われるも、レフェリーがライリーを制止している隙にレイヴェンはフォールの
チャンスを逃してしまう。その後、ライノが椅子に立てかけたラダーの上にブレーン
バスターをし、鉄製ラダーがくの字に曲がり、使用不能に。最後はライノが
投げ入れた最終兵器、ショッピングカートを巡る戦いとなるも、そこにまたJJが乱入!
が、JJはさっき試合を邪魔されたジェフの乱入で背中を殴られ、被レイヴェン
エフェクト。さらにレイヴェンはライノにも叩き込み、3カウント。ゴアなし。
Xディビジョン王座戦(3way)
クリストファー・ダニエルズ(X王者) vs サモア・ジョー(Xカップ優勝者)
vs AJスタイルズ(前ヘビー王者)
世界王座戦をセミに落とし、メインイベントとなったX王座戦。エリミネーション戦では
なく、最初にピンかタップを取ったやつが勝ち。いきなりダニエルズに襲いかかる
AJとジョー。ふたりは「俺の獲物だ」と主張しあい、交互に背中にキックを叩き込み、
破壊力を競い合う。立ち上がって文句を言ったダニエルズに胸へダブルキック。
直後AJがジョーを丸め込み、さらにジョーがAJをチキンウィングに極める。
実力的には完全に拮抗。今の米インディーではこの3人が3強だと思う。
場外で戦っていたジョーとダニエルズに、なんとAJはダッシュから
スプリングボード式のSSPを場外に向けて放ち、クリーンヒットさせる!!!!
神だ! ああ、だめだ、この試合は文章で説明し切れねえ。どうにかして
映像を見てくれ!! ああ、今、AJがスパイラルタップじゃなくて、旋回式で
頭から突っ込む魚雷式スパイラルタップ!!
全員が持ち技を出しつくし、最後に残っていたあのフィニッシングムーブの
リバースによる決着。マッチ・オブ・ザ・イヤー。