小川直也、暴走王スタイルで復活!!
ついに、“暴走王”が復活する!!
ハッスル3以来、ポスターそっくりの孫悟空スタイルでハッスルの普及活動に命を
かけてきた“キャプテン・ハッスル”だが、今回ばかりはその名を一時返上しなけ
ればならなくなった。
11日のハッスル7では、試合前の控え室で名古屋の観光ガイドを読みふける
など余裕をかましていたため、モンスター軍の乱入に遭い女性であり、試合を
するのは初めてという、いわばド素人のインリン様にフォール負けを喫してしま
ったのだ。
高田総統には「革命的なショッパさだな」と罵られ、インリン様にはM字ビターン
で名古屋のプロレスファンを洗脳されてしまった。おまけに試合後にハッスル・ポ
ーズを決めた直後、川田からは怒りの張り手と顔面蹴りを食らってしまった。自
らも認めているように「どん底」へ落ちた。
川田を控え室まで追いかけ、通路で大乱闘を繰り広げた両者。もはやハッス
ル軍の分裂は決定的だ。高田総統の術中にハマリ続けて迷走続きのハッス
ル軍を率いる小川は、「インリンに借りを返す前にやらなきゃいけないことがある」
とコメント。まずはハッスル軍の平定に全力を傾ける構えだ。
次回のハッスルは、高田総統がプロデュースする両国国技館大会「ハッスル8」
だが、ここで両者の一騎打ちが行なわれる可能性が高いものの、高田総統が
全てを仕切っているため、これがすんなり認められるかどうか予断を許さない状
況が続いている。
(つづく)
(つづき)
「ハッスルのために」とPRIDE GP参戦を決意してから約1年。試合のたびに高
田総統からは試合とマイクを「ショッパい」と罵られ、最近はファンもその意見に
洗脳され始めている。落ちるところまで落ちた小川は、一度原点に戻ることで
本来の自分を取り戻そうとしているのか?
「ハッスル軍同士の戦いは、いつもと同じコスチュームのキャプテン・ハッスルであ
る必要はない」と断言する小川は、ハッスル以前の黒いパンツにオープンフィン
ガー・グローブを着用した姿に戻ることになるのか?
となれば、これは2003年12月にZERO-ONE両国大会で行なわれた小川vs
川田の決着戦となる。小川史上最も評価の高い川田とのシングルマッチとな
ったあの試合が、ハッスルのリングで蘇るのか!?注目だ!!