大映ドラマプロレスリング

片平なぎさが「ヒロシ・・・」と手袋を噛んで外し、風間モリオを挑発するアングルは有名だが
実は同じ年にこれと同じ事を先にやった、別のメジャー団体があったんだよな・・・。


それは、名作シリーズでおなじみの日本アニメーションという団体。

過去、ハイジなどのベビーフェイス名レスラーを売り出してきた
この団体にしてはかなり珍しく、
この年はヒール系のアンネットというレスラーを団体のエースとして
売り出す試みをしていたんだよね。

アンネットは元々、弟であるダニーというレスラーと、
もう一人仲間のルシエンというレスラーと共に
3人タッグを組んでいて最初はベビーフェイスだったのだが、これはギミッック。
ある試合でルシエンがダニーを誤爆攻撃してしまい、
ダニーの足を大ケガ（これはブックなのかガチなのか不明）させて
再起不能にしてしまった為、
アンネットが暴発して試合中に仲間のルシエンを制裁。（この試合は無効試合に）
そのまま仲間割れし、アンネットは以降ヒールに転向。

仲間割れの後は、ルシエンと対峙する時は事あるごとに
　「ダニーの足はもう治らないの！」
という決めセリフで、ルシエンをサドスティックに挑発しまくっていた。
日本アニメーションという団体らしからぬカラーがウケたのか、
この年は結構な観客動員があったそうだ。