プロレスリングNOAH非公式掲示板PART396

１１/13、後楽園ホール。前回のホールで小橋からエネルギーを貰ったＫＥＮＴＡが、丸藤越えに挑む蹴
撃７番勝負の最終戦。期待感の高さを物語る、座席の埋まりの早さ。第二試合にして空席はほとんど無
くなり、バルコニーにも３列の立見。流石のノアでもｗ、普段はここまでの勢いは出ない。ノアジュニアへ
の信頼の高さを再認識。こういうのを見ちゃうと、前回の台風が何とももったいなかったことよ(つД｀)。

座席は今回も東側。東西席は尻が痛くなることさえ我慢すれば、ホントに見やすくて（･∀･)ｲｲ!　後楽園
ホールで買ったのに、オイシイ花道近辺が買えないのはどういうこった！？

＜第1試合 ×百田光雄 池田大輔 VS リッキー・マルビン○ SUWA＞
序盤、マルビンの動きに負けずについていく百田さんに大歓声。カレンダーにもノアジュニアの一員（？）
として登場するＳＵＷＡ、次シリーズになっても大人気。唯一のヘビーであるはずの池田が、ＳＵＷＡと
大して変わらない体格なのにちょっとビックリΣ(゜Д゜；）。互角の当たりしててどうするんだ。

＜第2試合 ○佐野巧真 田上明 VS リチャード・スリンガー× 井上雅央＞
ＧＨＣタッグ挑戦チームが第二試合…そう言えばＧＨＣジュニアタッグ挑戦チームが第一試合。一から出
直しという意味もあるんだろうけど、何とも贅沢というか層が厚いというか。試合としては田上が雅央の頭
をペチペチペチペチ叩いてた印象しか無いんですけどｗ。

＜第3試合 ○泉田純 VS 川畑輝鎮×＞ ※勝ったら軍団入り決定マッチ
隠れメインｗ。と言うか、この試合が丸藤対ＫＥＮＴＡに次ぐくらいの熱い試合になったら面白いのになぁ
と思ってた。泉田のセコンドに彰俊がついたのがショックだったのか、川畑からそれほど熱を感じなかっ
たのは残念だったな。意味合い的にはベルトのかかった試合と同等以上だろうに。思った以上の体重差
（15ｋｇ）もあるんだろうけど、泉田には最後まで余裕が感じられた。

寂しげに去る川畑を尻目に、天の（秋山の）声に従い体重を計る泉田。目の前だったけどホントに必死の
表情（　´∀｀）。テーピングやらベルトまで外しての合格。場内が感動で爆裂した瞬間でございましたｗ。

＜第4試合 ×モハメド ヨネ 力皇猛 VS ザ・グラジエーター スコーピオ○＞
グラジはさらに絞ってきて、しかも若干身体を厚くしてきた印象。ホントに身体の調子は良さそうだ。それ
にしては当たりにそれほど力強さを感じないのが少し気にはなるんだけど。力皇は好調を維持してるのは
いいんだけど、森嶋がいない今こそもっとアピールが欲しいな。ヨネも力皇と組む機会が増えて、ちょっと
キレが戻ってきた感じ。大ちゃんには悪いけど、Ｗ２＋ヨネ＋丸藤の組み合わせの方が魅力あるよなぁ。

＜第5試合 ×潮�ｱ豪 小橋建太 VS 菊地毅 本田多聞○＞
菊地が試合前にリングの外に向かって文句言ってる。何事かと思ったらグラジが戻ってきてリングサイド
に陣取っていた。試合の方は潮崎をバーニング総出で鍛える図…になるかと思ったら、予想以上の過保
護ぶりの小橋（*´∀｀）。潮崎がピンチと見るや、早過ぎるくらいの必死なカット。膝十字他で多聞に攻め
こまれて気合が入りすぎたか。その気合は既に菊地のエルボーでどうにかなるものではなかったｗ。

で、潮崎。まだ時々間合いが半端な時があるね。エルボー合戦でタイミングが狂ったりするし、ちょっと気
合が空回り気味か？　でも声も出てるし、身体もちょっとずつ大きくなってる。思いきりのいい攻めも悪くな
い。でも、ローリングクレイドルはまだまだ練習が必要ｗ。

＜6試合 ×鈴木鼓太郎 小川良成 三沢光晴 VS エース・スティール ドノバン・モーガン マイケル・モデスト○＞
エース、見事なイメチェン。精悍な風貌になってイケメンでも通るんじゃないのって感じ。試合ではモデモ
ガの暴走に隠れて一度を除いて全く目立たなかったけど。場外カウント１９ダッシュリターンも無かったしｗ。
で、モデモガ。入場から悲壮感すら漂う、気合入りまくりの表情。試合中もシビアな攻めを見せる。

フィニッシュは圧巻。エースのタイガードライバー式背骨折り（伝わるだろうか）を皮切りにモデストのエク
プロイダー、モーガンの後ろに倒れこむ背骨折り→ＳＡＹＯＮＡＲＡ、モデストのリアリティチェック→エプロ
ンからの雪崩式リアリティチェック…で鼓太郎をＫＯ。見事なまでの連携、そして集中攻撃。お見事でした。
惜しむらくは、これをせめて良成に食らわせてやってタイトル戦をアピールしてもらいたかったなぁ。

＜第7試合 ○丸藤正道 VS KENTA×＞ ※KENTA蹴撃七番勝負 第7戦（最終結果は1勝6敗）
試合開始前の丸藤はまだ余裕のある風を装っていたけど、その仮面は試合開始直後に剥がされたね。
場外からの戻り際、丸藤が珍しく苛立たしげにリングを蹴ってたのを見た時、試合が予想通りの、いや、
予想を越える熱い試合になるのを確信したよ。

張り合いからタックルに行って上から拳を振り上げる丸藤。ケブラーダに行こうとする丸藤の膝を、場外
からハイキックで薙ぎ払い蹴落とすＫＥＮＴＡ。場外への回転エビ固め式パワーボムを決める丸藤。掟破
りのFromコーナーtoコーナーを完璧に決めたＫＥＮＴＡ。コーナーからのフランケンシュタイナー狙いをジャ
ンピングパワーボムで返してみせた丸藤。ぶっこぬきで見事なタイガーＳＨを決めたＫＥＮＴＡ…etc.

まだまだ荒削り。まだまだ成長過程。それでもその攻防は、ファンの期待の少し上を常に狙い続ける。ラ
ストの不知火・改でフラついて二人して落下しちゃったのも、そこまでの過程を考えたら当然のことよ。不
知火へのこだわりも、ここまで極めれば良し！　…でも、そろそろ不知火以外のフィニッシュも欲しいかな。
代わりじゃなくて、並び立つフィニッシュ。ＫＥＮＴＡのブサ膝とGo 2 Sleepみたいな、ね。

＜第8試合 ×橋誠 金丸義信 秋山準 VS 杉浦貴○ 越中詩郎 斎藤彰俊＞
甲斐甲斐しくスターネスのセコンドにつく泉田の、なんと幸せそうなことよｗ。試合は秋山が越中さんの尻
に過剰反応してヒップアタックをしてみせたところから、ベクトルが狂い始める。スターネスの誰もが尻を
使い始め、それに越中さんが呼応。一種異様な盛り上がりを見せる後楽園ホールｗ。何でこんなに人気
あるんだ、越中さん（´∀｀　）。

熱く激しい試合の後で、熱く楽しい６人タッグで〆る。得てして最後の６人タッグが湿りがちだったりもする
んだけど、この日のメインは最後まで盛り上がったねぇ。第一試合からメインまで、完全なハズレが無い
良い興行でしたわ。ファンの期待を裏切らない興行、コレですよ、コレ(･∀･)。

>>960-962
…と言うわけで観戦記でした。丸藤とＫＥＮＴＡはノアの宝だねぇ(*´Д｀)…ﾊｧﾊｧ。あんだけ客の反応を引
き出せる奴が、まだまだ浅いキャリアというのが良いよね。こいつらがいる間はノアは安泰だよ。

それにしてもグラジ、必死なのはわかるんだけどアピール長杉ｗ。マイク無しでよく通る声だったけど、何
言ってんのかわからんので最後はお客さんも小橋も困ってた感じだったぞｗ。

さて、今日はディファ。社長対鼓太郎ですよ。必然的に丸藤戦ともＫＥＮＴＡ戦とも比較されてしまう一戦。
鼓太郎なりのモノを残せるかを大いに期待したい。