>>170 トップの座は実力で勝ち取るべき、という話の中で、
『かつての全日本は馬場が「スターにしたい、売り出したい」という選手がいても
ハンセン、ゴーディ、ダイナマイト・キッド、ウィリアムス、天龍、
そういう人間と闘って証明していかなきゃいけなかった。
我々も、そいつがメインイベンターの器かどうか試すために潰しにいった。
ある選手はそこから這い上がって来てトップになり、ある選手はそこでダメになった。
若いレスラーが上に上がるのはマッチメイカーの意向を越えたリアルストーリーだった』
というハンセンの言葉に、インタビュアーが小橋の名前をあげ、
小橋の人気もそういう姿を見て上がってきたから、と話を振り、
それに答えてハンセンが
「小橋とは何度も試合をして、何度も叩きのめしてきた。それでも小橋は
たとえケガをしても這い上がってきて、その中で彼は自分のキャラクターを
創ってきた。これは川田にしても同様に言えることで、彼も体が小さいのに
何回やられても立ち向かってきて、いつしか私からピンフォールを奪うようになった。
そういったものが今の人気を築き上げた大きな要因だと思う」
と言ってたわけです。