>>784-785 そういえば今週の週刊現代に「女子プロレス集団脱走」って記事があったね。
吉本興業によって創られた現・JDスターで先日の経営陣交代を機に、
所属レスラー7人が団体を離脱、かつての師・ジャガーの元に駆け込んだっつう。
社長(“経営陣”になってたかも)のコメントが非常に興味深くて、いわく
「多くのお客さまに楽しんで頂かなければいけないし、テレビの地上波放送に
耐え得るものにしていかなかればならない。そのへんを理解してもらえなかったのは
残念だが、我々は女子プロレスは現状のままじゃダメだと思っている」と。
なんというか実に含蓄に富んだお言葉なわけでw
で、記事によると現体制は技の展開やストーリー性を重視して選手たちに試合前の
リハーサルを強要、これを受け入れがたい選手たちがジャガーを頼って離脱した、と。
まあ客観的にみればさきの社長のコメントは頷ける部分も多いけど、これは女子に
限らず昨今のプロレス界の混迷ぶりを端的に象徴してる現象だなあなんて。
ちなみに記事は「現役最古参のジャガーがもっとも有名なレスラーというのが今の
女子プロレスの一番の問題点では?」みたいに結んでた。それはもうそのとおりだけど、
こういう一般誌に「リハーサルを強要」みたいな本来は暗部であるべき部分を実に
サラリと書かれちゃうあたりのほうがよっぽど根が深いっつうか。
それよりなにより42歳にして寿退職を許されないジャガーが気の毒だなあとw