健介(大森!)
怒鳴るように制止する健介。そのオーラはまさにプロレスのチャンピオンだけが
撒き散らすことのできる王者の威厳そのものだ。二人はそれ以上は居られないと
いう様子車を発進させる。主のいない運転手だけのベンツだ。
去ってゆく二人に大森は絶叫した。
大森「俺は待ってますから。二人の家族を探してきて、この村に家建てて
待ってますから、絶対また来て下さいよ。プロレス、、、しましょう。
二人が戻ってきたらプロレスしましょうよ。ここで!」
越中(絶対負けないって!)
健介(チャンピオンの座はまだまだ譲らないヴァ!)
二人の叫びが大森に届くことは無かった。だが、大森は待つと決めていた。