プロレス人気回復への具体論

このエントリーをはてなブックマークに追加
525お前名無しだろ
新日の道場幻想について。

もともとはさ、ゴッチ→猪木から始まった幻想だよね?
グラウンドに入ればサブミッションで空手家をきりきりまいさせる。
つまり関節技&締め技幻想だ。昔の猪木信者がいかにゴッチイズムを
信仰していたかは、当時の夢枕獏の小説とか読むとよくわかる。
「寝技になればこっちのもんだ!」っていう幻想だな。

そして、当時の猪木および新日ヲタたちは、
「グラウンドができない奴ら」ということで全日やアメプロをバカにしていた。
でも、長州や谷津やマサはゴッチイズムをバカにしていた。
アマチュアスポーツで実績のある彼らからしてみれば、
スパーリングやれば自分たちのほうが上だっていう強烈な自負があったんだろう。

アマチュアの実績のないゴッチ信者たちはUWFを旗揚げし、
新日の道場は長州が仕切るようになった。ゴッチは前田や木戸や船木を
可愛がっていて、UWFの後見人のような立場になった。
この時点で「ゴッチ式=猪木式」は新日道場から駆逐される。

このイデオロギー対決の最終地点が長州新日本による
Uインターとの対抗戦、ここで長州は憎きゴッチイズムを
叩き潰すことに成功した。ラリアットや四の字でゴッチ式関節技の
連中をやっつけてヲタの喝采を浴びたわけ。この時点では長州の勝利だな。

新日vsUインターのときに長州に乗ってた連中がいまさら
「新日の道場幻想はゴッチイズム」とか言ってるのはちょっと滑稽だ。