98話
「発進!ジャンボヒート」
新日レスラーのエキスを吸って巨大化し続けるチャイナ獣人に
新日本は手も足もでない。理由無しに出場停止を命じられた
ヒートは苛立ちを隠せず、藤波社長やケロ田中に食って掛かる。
ドラゴン「もう少しだ。もう少しだけ待ってくれ
君の出番はすぐに来る」
ついに本拠地の青山まで迫ってきたチャイナ獣人。
その時、東京ドームがせり上がり
巨大な人影が姿を見せた・・・・
ケロ「ヒート新形態、ジャンボヒート、入場!」
コクピットの中のヒート
「凄い!なんてパワーなんだ。これなら!」
誰かレスラー日記や新日バトルロワイヤルの時みたいなヒートホームページ作ってくれないかなぁ。
>>953 昨日の30代パワーがそのまま続けば「先行者」並になるかもな。
間違いなくものっっっすごく実際のヒートとかけ離れた現実逃避HPになるね。
でもこれがきっかけで2ちゃんの力でプロレス界が変わるかも。
ガチとかヤオとか論争するレベルじゃないもんな、これ(w
>>951 ごめんなさい。
セブン、大好きなんです。
>>953 スマン、バトロワの新作も書かず、HPの更新もせずに
昨日の「30代限定ヒート祭り」に参加しちゃったよ・・・
93話「ラスト・ダンスは私に」
Jr.とヘヴィーの垣根を超越した不思議な関係を築きつつあった
中西とヒート。全日へ戦場を移したカシンのことなど、すっかり、
忘れ去ったかのように幸せな笑みを浮かべる中西だったが..…
シングルのベルトを持っていても、インタビュアーの話題が
かつてのミルコ戦にしか向けられないことに業を煮やした永田の
都合のいいタッグ再結成の誘いに、気のいい中西は生返事。
加えて、Jr.とヘヴィーの壁を壊したのは俺が最初だと意地を
剥き出しにするライガーのマッチメイク委員会への差し出口で、
ヒートと中西の友情は引き裂かれてしまう。
「カシンなら、会社にでも、何でも、真っ向から批判してくれるのに」
と弱気になる中西と、「俺じゃなく、カシンならば、力ずくで
パートナーの座を奪い取ってくれたのかな?(例え、試合不成立に
なったとしても)」と疑うヒート。
揺れる二人の想いをよそに、ライガーの提案したカードがそのまま
発表された。ライガー&ヒート組VS中西&永田!
現在、非情のゴングが鳴り響く…。
>>954 先行者というよりはむしろビス・・・
ゲフンゲフン
なんか最近作家が1話毎に解説を入れ始めてくれてる。
分かりやすく面白く、とても良し!!!
最終回はどう落とすのかw激しく興味森森。。。
94話「失われた腕、失われなかった友情」
中西&永田の強烈なクロスボンバーによってヒートの右腕がちぎれとんだ。
無情にもドクターボンベはこう呟く。「骨が使い物にならん。人工の骨では
もうプロレスは続けることはできなくなってしまうだろう・・・」と。
そのときライガーが叫んだ。「俺の角を使ってくれ!!」
そして運命の手術が始まったのであった・・・
95話「アルゼンチンの彼方に」
一方、ヒートの失われた右腕は、その鋭く尖った骨の部分を中西の
左大腿部に突き刺した。ヒートの重傷に我を失っていた中西は応急処置を
怠り、左脚の壊死…ひいては、下半身不随という致命傷を負ってしまう。
失意の末、アルゼンチンへ旅立った中西を追って、ヒートも南半球へ
飛ぶ(彼の右腕にはライガーの角が埋め込まれている…が、ライガーの
真意をヒートはまだ知らない)。でっかい身体を小さい車椅子に窮屈そうに
詰め込んだ中西がそこにはいた…目の前には雄大なアンデス山脈。
「なあ、あれがアルゼンチン山脈(=中西にとってアンデス山脈の
ことらしい)や。大きいやろ。ワイも、あないに、大きなものに
なりたかったんや。あの大らかさをプロレスで表現したかったんや
…そやのに、ワイにはプロレスしか出来へんのに、もう出来へん
身体になってもうたんや」…女々しく泣きじゃくる中西の前で、
ヒートは慰めの言葉も浮かばず、うつむくばかり。
こんな時、あの男がいてくれたら…そう、その時、ソンブレロを
目深に被った観光客らしき男が、横を向きながら、独り言のように
語り始めた。「俺の現在、勤めている会社のライバル会社なんだ
けれど、小橋とかいう男が、膝がぼろぼろになって、ガンタンクと皆に
バカにされながらも、黙々と頑張っているんだ。どう思う?
転職したいなら、ハローワークに行け! そうでなければ…
中西学にしか出来ない、もの凄い、超プロレスを観せてくれ!」
ヒートと中西の二人が、あっ!と思う間もなく、ソンブレロの男は
背を向けて遠ざかりつつある。後頭部に、ひらひらとネクタイの
ような布切れが揺れていた。
「よっしゃ。上半身さえ利けば、ワイのアルゼンチンは無敵やさかい」
生まれたばかりの獣のように単純な中西は、喜色満面で、
傍に居たヒートをむんずと抱え上げた。
竹村?柴田?もしや田中稔?
だれやねん?
96話「悲しき宿命」
中西のアルゼンチンによって締め上げられるヒート。そのとき、ヒートの目から
涙がこぼれていた。「なぜや、なぜ泣くんや。あまりにも痛すぎるんかいな?」
「き・・きかぬ。きかぬのだ、中西よ・・・お前のようなレスラーが怪我に!
怪我さえなければ・・・このままレスラーとして再起が無理ならばいっそ我が手で
中西を!!」そして泣きながらヒートは中西にその右拳を振り下ろすのであった・・
あった・・・
97話「アンデスの風」
凄まじい爆風がアンデスの裾野を渡っていった。
「これは…」
呆然とするヒートの前で半死半生の中西が、己の死を
知らぬ無邪気さで優しく微笑んでいた。
「どうやら、図られたようやな。ワイも、ヒートも…全ての黒幕は」
ゴボゴボと吐き出された鮮血が中西の厚い胸板を染める。
「移植手術をした右腕に、高性能爆薬か、何か、仕込まれて
いたんや」 それが、何を意味するのかは、今や、ヒートにも
明らかだった。「ワイの常人離れした肉体がクッション代わりになって、大事は
免れたけどな…ヒート、これから、どうするつもりや?」
「勿論、新日マットに帰る!」
「ワイは、アステカイザーの実家に寄ってから、帰国したかったな…」
その時、ヒートのマスクに内蔵されている小型携帯電話の呼出音が
鳴った。 「大変だ! 道場に押しかけたチャイナ獣人が藤田(弱)の
エキスを吸っている。このままでは、うちの若くていい男たちが…」
(98話へ続く)
>>961 ソンブレロの男、去り際に「へばっ」って言ってなかったか?(w
99話「強力機械、出現!」
チャイナ獣人を紙一重の差で見事、葬り去ったヒートだったが、
その代償は大きかった。ジャンボヒートへの変形不能となって
しまったのだ。が、黒幕の正体をぼんやりと掴みかけている
ヒートにためらいは無い…あいつが真の敵ならば、これっぽっちも
巨大化する必要は無いのだから。
一方、ヒートとチャイナ獣人との戦闘中、ヒートの敵と睨んだ相手を
探して、車椅子ごとのマッケンローで高速移動を始めた中西の前に
明らかにデザインの手を抜いたマスクの男が現れた!
コスチュームは1ショルダー。 「ガガガガガ……」
凄いストーリーになってるな
最終回100話「さらばヒート!」
突然ヒートが姿を消した。
(主演男優の不祥事により、まことに残念ですが、打ち切りとなりました。)
106話「もう身長は隠さない」
「どうや、ワイの新型アルゼンチンは?」(→小指の角度が微妙に違う)
「もういい! 下ろしてくれ」 盟友・平田を自らの手で叩き潰さねば
ならなかったヒートは、自ら懲罰を受けるかのように、中西の技を
数時間以上、ぶっ続けで喰らっていた。
絶えず肉体を軋ませるかの如き苦痛を与え続けてもらわなければ、
ヒートの心は既に折れていただろう。新弟子時代からの道場での
しごき、マスクマンになることが内定してからの先輩としてのアドバイス
…平田を失くした哀しみが癒えれば、次に、あの人へのいくつもの
疑問符がヒートの心の中を埋め尽くすのは見えていたから。
マスクの下で流れる涙に視界がにじむ。中西が息を呑む音が聞こえ、
誰かが二人の傍にたたずんでいるのが分かった。ヒートは顔を上げた。
「…ケロさん。はじめから、ケロさんは知っていたんですか?」
哀しげに目を伏せたアナウンサー・ケロは、無言でヒートに書状を
手渡した。それは、あの人からの巌流島での果たし状だ。
「どうして同じマスクマン同士、新日・本隊同士で争い合わなきゃ
いけないんですか? どうして、あの人が…ライガーさんが…」
「…時は来た」 そう呟いて、ケロはよろよろと歩み去っていった。
>>969 100話「誰だお前は!?」 は、既に、書き込まれています。
HEAT 第2シリーズ
55話「最大のライバル クール参上」
56話「さらば強敵よ、クール死す」
57話「団地妻の悶々」
58話「さらば愛しき女よ、団地妻死す」
59話「奪われたヒートマスク」
60話「悪行三昧、ニセヒートマスク」
61話「さらば愚か者よ、ニセヒートマスク死す」
62話「大発明タイムマシン完成す」
63話「時をかけるヒート、風雲関ヶ原」
64話「歴史は変わるか 豊臣幕府誕生!」
65話「大坂城の秘密 どっこい、魔界は生きていた!」
66話「いちばん強いのは誰だ? 大阪篇」
67話「柳澤のトラウマ 囲め囲め、アクション・スター」
68話「帰還せよ! 故郷は新日」
69話「揺らぎ」
70話「不協和音」
71話「せめて人らしく・・・」
72話「一筋の光明」
73話「おめでとう。ありがとう」
74話「兄弟の絆 鬼軍曹の目に光るもの」
75話「平田の初恋」
76話「皇帝はひとりぽっち」
77話「ストロングベイビーの誤算 ヒート エピソードU」
78話「寒いぞ!寒いぞ!東北から挑戦。あ、サスケも飛んで来た!」
79話「マルチの恐怖 インターネットは悪魔の機械」
80話「AKIRA吼える! ヒートなんか金玉ヴァーンだ!」
81話「ヒーローは内弁慶 ポリスマンのいない新日」
82話「父さんの肩車」
83話「イナズマ継承!」
84話「ヒート元年」
85話「ヒート抹殺計画」
86話「西村修かく語りき」
87話「マスク屋稼業」
88話「決戦アキハバラ」
89話「アナグラム 贈られた言葉」
90話「固い絆」
91話「泣いた中西」
92話「野人ダンスをもう一度」
93話「ラスト・ダンスは私に」
94話「失われた腕、失われなかった友情」
95話「アルゼンチンの彼方に」
96話「悲しき宿命」
97話「アンデスの風」
98話「発進!ジャンボヒート」
99話「強力機械、出現!」
100話「誰だお前は!?」
101話「お前、平田だろ」
102話「なぜだ平田よ!?友情から遺恨へ・・・涙の激闘!!!」
103話「平田が残したメッセージ 迫りくる最終決戦・・・!!!」
104話「控室から聞こえる狂気の笑い」
105話「哀しきマスクマン」
106話「もう身長は隠さない」
(108話で第2シリーズ完結)
ヒートは小柄だな〜という印象だよ。
Jrでも通用しないんじゃない?
あとはラスト二話。107話と108話だけだね。
どうやって決着をつける?
俺はウルトラマンT方式がいいなぁ
この番組、週1の放映で3年くらいかかるぞ(w
>>975 漏れはタイガーマスクかズバット風がいい
と、言いつつもうすぐこのスレが尽きる罠
ラスト幻の二話になっても
それはそれでいいかも?
地方TVだけは放送枠の関係で流れて
裏でビデオが回っていたものの
近年になってDVD箱で出ました!など
新スレ作ろうか?
新日マスクマンヒート物語〜第3章〜
サード・シーズンまだか?
3部は外的からの侵略を受け、懸命に戦うヒートに、本人も知らなかった恐るべき
出生の秘密が浮かび上がってくる。
ヒートに流れる、呪われた血筋とは?
983 :
お前名無しだろ:02/08/27 11:58 ID:ekKf/qu1
ジャイアント馬場の隠し子だと面白いかも
>>983 それを元子が妬んでヒートを付け狙うとか・・・
1クールで放送が終わったら嫌だ。
990 :
お前名無しだろ:02/08/27 12:59 ID:8eWztttz
107話「憎しみの尽きる場所」
篝火として、松明が明々と焚かれていた。島の周辺は、すっかり
夕闇に覆われている。中西の漕ぐ舟に乗って、日の落ちる前に、
巌流島に早々と到着していたヒートは焦れていた。
敵よりわざと遅く現れて、先に会場入りしている相手を精神的に
追い込む戦法は、古くは宮本武蔵、最近では安田の常套手段
として分かってはいたけれど、逸る心は抑えられなかった。
…ライガーさん。何故、ぼくを敵視したのですか? 外敵に揺れる
新日を、更に内部から突き崩す必要が、どこにあったんですか?
「なあ、遅過ぎるんやないか?」 車椅子でにじり寄ってきた中西の
頭上に、暗黒の星が落ちてきた。シューティング・スター・プレス!
「ライガーさん!」
通常のコスチュームではなくブラック・ライガーとして見参してきた
ため、ヒートらの目に留まらなかったのだ。臨戦体勢を取るヒート。
「ヒート・チェンジ! タイガー・ヒート!」
が、ライガーは不敵に笑う。「アヒャヒャヒャ…ヒート、舐めんじゃねえぞ!
俺が何年マスクマンをしてきたと思ってるんだ? タイガーマスク
の相手も(2代目以外は)初代から4代目まで、こなしてきてんだ」
案の定、ヒートのタイガー殺法は、ことごとく、いなされてしまう。
いつでも抜く用意のある、と常日頃、ライガーの語っていた
「ナイフ」を自分自身に突き付けられて、後手に回るヒート…
「ヒート、フェニックス・ヒートや!」 車椅子の下から、中西が呻いた。
(次回・最終回、108話「ヒート、暁に散る」をどうぞ、お楽しみに!)
994
995
最高!
997 :
坊や ◆RHO.pAGE :02/08/27 13:01 ID:twZX9h2o
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坊や ◆RHO.pAGE :02/08/27 13:02 ID:twZX9h2o
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。