WWFソープオペラを日本団体キャストで

[廊下]
中西「（カメラを見つけて睨みつける）お、ワイの出番やな」
フレームインしてくる越中
中西「（カメラを見たまま）おい、越中！長州の調子はどないや？」
越中「テメッ！中西、コノヤロッ！！
先輩呼び捨てにすんなって！
それにそのでかい態度はなんだって！
俺がぶっ潰してやるって！」
中西「（カメラを見たまま）なんや、お前は！かかってこいや、ロートル！」
越中、近くにあった箱に飛び乗り中西の背後からヒップアタック！
中西、カメラマンごと転倒
カメラは天地が逆になったままで、
大の字になった中西と会場に歩いていく越中を映し続ける
越中「器が違うということですよ」

真鍋「さあ、中西が足を踏み鳴らす！越中はフラフラだ！
立ちあがった越中にジャンピングニー！！
さらに中西が両手をぐるぐると回しているぞ！
来るのか、スピアーの態勢か、立ちあがった越中に、行ったー！
しかし、ここに越中のケツ！！中西、身体を反転させた越中にスピアー！
顔面を痛打してもんどりうちます！」
高橋「越中ほど大臀部を鍛えているレスラーはいませんからね
中西も油断してしまいましたね」
真鍋「さあ、越中自らロープに飛んでジャンピングヒップアタック！！
打点が高ーい！中西、もんどりうってリング下！
越中が走った！リング下の中西に、ケツ・スイシーダ！！」
高橋「背面からロープの間を抜ける難易度の高い技です
本当に越中は臀部に目があるようですね」

真鍋「場外、両者ノックダウンか。両者立ちあがる！
中西のエルボー！そして！ここで担いだーっ！！
アルゼンチンバックブリーカーだ！！
越中、ジタバタしてもびくともしない」
高橋「中西の怪力はプロレス界でもナンバー１でしょうね」
真鍋「そして中西、なんと越中を担いだまま、鉄の階段を登っていきます！
エプロンに立った中西！どうするんだ？！放り投げるのか？！
リングの中を見つめている！越中は担がれたまま！
あーっと！中西が前転！トップロープ越えのファイヤーマンキャリーだ！！
越中、大の字！カウントが入る！そのままカウントは３つ！！
中西、ベテランの越中を破りました！！」

真鍋「舞台の上には健介だ！中西、ここまで来てみろと言わんばかりに仁王立ち！
次週のスマンカッタダウンも、どうぞお楽しみに！」